JP2520225Y2 - クランプ - Google Patents
クランプInfo
- Publication number
- JP2520225Y2 JP2520225Y2 JP5364690U JP5364690U JP2520225Y2 JP 2520225 Y2 JP2520225 Y2 JP 2520225Y2 JP 5364690 U JP5364690 U JP 5364690U JP 5364690 U JP5364690 U JP 5364690U JP 2520225 Y2 JP2520225 Y2 JP 2520225Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp
- transfer tube
- liquid transfer
- fitting
- female
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、血液バッグ、プラズマフェレーシス用バッ
グ、自家輸血セット、高カロリー輸液バッグ、輸液バッ
グ、輸血、輸液セット等の医療用具を構成する液体移送
チューブの途中に配置されるクランプの改良に関するも
のである。
グ、自家輸血セット、高カロリー輸液バッグ、輸液バッ
グ、輸血、輸液セット等の医療用具を構成する液体移送
チューブの途中に配置されるクランプの改良に関するも
のである。
［従来技術及び従来技術の課題］ 本願出願人は、実願平1-34051号（実開平2-123243
号）に、本体と封止部材を薄肉のヒンジ部を介して一体
に形成したクランプを提案した。
号）に、本体と封止部材を薄肉のヒンジ部を介して一体
に形成したクランプを提案した。
このクランプは、封止部材を上から押しただけで液体
移送チューブをクランプできるものであるが、医療用具
の組み立ての際、輸送途中、あるいは医療用具の使用前
に何らかの衝撃が加わっただけで、液体移送チューブが
クランプされてしまう恐れがあった。このような場合、
クランプを強制的に開いてから使用しなければならない
ので、操作が面倒であった。またこれらのクランプは、
一度閉じると二度と開かないように形成されているの
で、解放するのに相当の労力を要しなければならなっ
た。
移送チューブをクランプできるものであるが、医療用具
の組み立ての際、輸送途中、あるいは医療用具の使用前
に何らかの衝撃が加わっただけで、液体移送チューブが
クランプされてしまう恐れがあった。このような場合、
クランプを強制的に開いてから使用しなければならない
ので、操作が面倒であった。またこれらのクランプは、
一度閉じると二度と開かないように形成されているの
で、解放するのに相当の労力を要しなければならなっ
た。
そこで、本考案者は以上の課題を解決するために鋭意
検討を重ねた結果，次の考案に到達した。
検討を重ねた結果，次の考案に到達した。
［課題を解決するための手段］ 第１図は本考案のクランプ１の該略図を示す。
クランプ１はお互いに分離独立したオス型２とメス型
３から構成されている。
３から構成されている。
オス型２は複数の勘合突起部４と、凸状の挟持部６
と、装着溝７が形成されている。
と、装着溝７が形成されている。
前記勘合突起部４は、オス型２の端縁に下方に突設さ
れており、側面に突部５（5a、5b）が二段に形成されて
いる。
れており、側面に突部５（5a、5b）が二段に形成されて
いる。
前記凸状の挟持部６は、オス型２の長手方向でかつ下
方に突設されている。
方に突設されている。
前記装着溝は７は、オス型２の短手方向の両端に対に
形成されている。
形成されている。
前記メス型３は複数の勘合溝８と、凸状の挟持部９
と、装着溝11を有する保持部材10が形成されている。
と、装着溝11を有する保持部材10が形成されている。
前記勘合溝８は、前記突部5a、5bに対応してメス型３
の長手方向の両端に、二段の嵌合溝（8a,8b）となるよ
うに形成されている。
の長手方向の両端に、二段の嵌合溝（8a,8b）となるよ
うに形成されている。
前記の凸状の挟持部９はメス型３の長手方向でかつ上
方に突設されている。
方に突設されている。
前記装着溝11を有する保持部材10はメス型３の短手方
向の両端に対に形成されている。
向の両端に対に形成されている。
次に、本考案のクランプ１の医療用具への装着方法と
使用方法の一例について説明する。
使用方法の一例について説明する。
第１図に示すようにオス型２とメス型３を分離した状
態で、液体移送チューブ12を保持部材10の装着溝11に載
置する。
態で、液体移送チューブ12を保持部材10の装着溝11に載
置する。
続いて第２図（ａ）に示すように勘合突起部４の突部
5bを、勘合溝8aに勘合すると、クランプ１は液体移送チ
ューブ12の液体流路を遮断することなく、凸状の挟持部
６、９及び装着溝７、11により軽く保持することができ
る（第２図（ｂ））。
5bを、勘合溝8aに勘合すると、クランプ１は液体移送チ
ューブ12の液体流路を遮断することなく、凸状の挟持部
６、９及び装着溝７、11により軽く保持することができ
る（第２図（ｂ））。
このようにして、クランプ１は、可撓性の袋、点滴
筒、接続筒、混注部等の医療用具を構成する各液体移送
チューブ12に装着することができる。
筒、接続筒、混注部等の医療用具を構成する各液体移送
チューブ12に装着することができる。
使用に際しては、第３図（ａ）に示すように、勘合突
起部４の突部5bと勘合溝8b及び突部5aと勘合溝8aを勘合
すると、液体移送チューブ12は、凸状の挟持部６、９に
押圧された液体流路は完全に遮断される（第３図
（ｂ））。
起部４の突部5bと勘合溝8b及び突部5aと勘合溝8aを勘合
すると、液体移送チューブ12は、凸状の挟持部６、９に
押圧された液体流路は完全に遮断される（第３図
（ｂ））。
突部5bと勘合溝8b及び突部5aと勘合溝8aはおたがいに
密に嵌合しているので、一度嵌合すると故意に強力な力
を外部から付加しない限り二度とはずれなくなる。
密に嵌合しているので、一度嵌合すると故意に強力な力
を外部から付加しない限り二度とはずれなくなる。
液体移送チューブ12は保持部材10に固定されているの
で、クランプする際、オス型２とメス部材３の間から滑
りだすことなく確実にクランプすることができる。
で、クランプする際、オス型２とメス部材３の間から滑
りだすことなく確実にクランプすることができる。
［考案の効果］ 以上説明したように、本考案のクランプ１は 液体移送チューブの液体流路の一度閉じると二度と
開かないので液体移送チューブ12間の液体の流れを完全
に遮断することができる。
開かないので液体移送チューブ12間の液体の流れを完全
に遮断することができる。
オス型２とメス型３の二ピースにより構成されてい
るので、各部材の形状を簡易にすることができ、医療用
具へ組み立て工程が容易になりかつ自動組立機へ各部材
をパーツフィダーで送ることが容易になる。
るので、各部材の形状を簡易にすることができ、医療用
具へ組み立て工程が容易になりかつ自動組立機へ各部材
をパーツフィダーで送ることが容易になる。
オス型２とメス型３の勘合が二段式でおこなえ、第
一段目の勘合により、液体移送チューブ12の液体流路を
遮断することなく液体移送チューブ12に装着することが
でき、医療用具の組み立ての際、輸送途中、あるいは医
療用具の使用前に何らかの衝撃が加わっても、液体移送
チューブ12をクランプすることなく常に液体流路を常に
確保することができる。等の効果を有する優れた考案で
ある。
一段目の勘合により、液体移送チューブ12の液体流路を
遮断することなく液体移送チューブ12に装着することが
でき、医療用具の組み立ての際、輸送途中、あるいは医
療用具の使用前に何らかの衝撃が加わっても、液体移送
チューブ12をクランプすることなく常に液体流路を常に
確保することができる。等の効果を有する優れた考案で
ある。
第１図はクランプ１の概略図、第２図及び第３図クラン
プの使用状態図で、（ａ）は斜視図（ｂ）は断面図であ
る。 図中、１はクランプ、２はオス型、３はメス型、４は嵌
合突起部、５は突部、６及び９は凸状の挟持部、７は及
び11は装着溝、８は嵌合溝、10は保持部材、12は液体移
送チューブを示す。
プの使用状態図で、（ａ）は斜視図（ｂ）は断面図であ
る。 図中、１はクランプ、２はオス型、３はメス型、４は嵌
合突起部、５は突部、６及び９は凸状の挟持部、７は及
び11は装着溝、８は嵌合溝、10は保持部材、12は液体移
送チューブを示す。
Claims (1)
- 【請求項１】医療用具を構成する液体移送チューブ12の
途中に設置されるクランプ１であって、オス型２とメス
型３から構成され、 前記オス型２は二段の突部５（5a、5b）を形成した複数
の勘合突起部４と、凸状の挟持部６と、装着溝７が形成
され、 前記メス型３は二段に形成された複数の勘合溝８（8a、
8b）と、凸状の挟持部９と、装着溝11を有する保持部材
10が形成された、ことを特徴とするクランプ１。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5364690U JP2520225Y2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5364690U JP2520225Y2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | クランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0413149U JPH0413149U (ja) | 1992-02-03 |
| JP2520225Y2 true JP2520225Y2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=31575014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5364690U Expired - Lifetime JP2520225Y2 (ja) | 1990-05-23 | 1990-05-23 | クランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2520225Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3134511U (ja) * | 2007-06-05 | 2007-08-16 | 川澄化学工業株式会社 | クランプ及び医療用具 |
| KR102119041B1 (ko) * | 2019-08-16 | 2020-06-04 | 윤건우 | 수액점적통 고정 홀더 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56148244U (ja) * | 1980-04-04 | 1981-11-07 |
-
1990
- 1990-05-23 JP JP5364690U patent/JP2520225Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3134511U (ja) * | 2007-06-05 | 2007-08-16 | 川澄化学工業株式会社 | クランプ及び医療用具 |
| KR102119041B1 (ko) * | 2019-08-16 | 2020-06-04 | 윤건우 | 수액점적통 고정 홀더 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0413149U (ja) | 1992-02-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |