JPH0613745Y2 - クランプ - Google Patents

クランプ

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JPH0613745Y2
JPH0613745Y2 JP1989070422U JP7042289U JPH0613745Y2 JP H0613745 Y2 JPH0613745 Y2 JP H0613745Y2 JP 1989070422 U JP1989070422 U JP 1989070422U JP 7042289 U JP7042289 U JP 7042289U JP H0613745 Y2 JPH0613745 Y2 JP H0613745Y2
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JP
Japan
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tube
clamp
pushing
curved surface
engaging
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JP1989070422U
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English (en)
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JPH039752U (ja
Inventor
正一 後藤
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Kawasumi Laboratories Inc
Original Assignee
Kawasumi Laboratories Inc
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、輸血液セット、輸血液バッグ、薬液バッグ、
体外循環回路等の医療用具を構成するチューブに装着さ
れるクランプの改良であって、特に確実にチューブのク
ランプ状態が維持でき、かつクランプ状態の開放が容易
なクランプに関する。
[従来の技術及び従来技術の課題] 第4図は、現在のクランプ40の概略図である。
該クランプ40は、チューブ挿絡路41に、チューブ4
2を通して取り付けるため、医療用具を構成するチュー
ブ42に後付けできないため、体外循環回路や輸液セッ
ト等の医療用具を組立てる際に、あらかじめ取り付けて
おかねばならなかった。
また係合部43を、複数形成された係合溝44に、スラ
イドさせながら係合し、チューブ42のクランプ程度を
調整できるため片手で、簡単にチューブ42をクランプ
することができるが、係合溝44が比較的浅く形成され
ているので、微弱な衝撃をあたえるだけで、クランプ状
態が解けるので不意にチューブ42が開放され、チュー
ブ42内の薬液や血液が漏出することがあった。
また形状が複雑なため、成形しにくなどの欠点もあっ
た。
また、第5図は現在使用されている板クランプ50の概
略図を示すが、該板クランプ50は、チューブ51を装
着するための切欠溝53が形成されているので、クラン
プ40と違い、チューブ51に後付けすることができ
る。
しかし、チューブ51をクランプする際は、両手でクラ
ンプを行うため、作業が繁雑になっていた。
また前記クランプ40と同様に微弱な衝撃によって、チ
ューブ51が切欠溝52から脱落し、クランプ50が脱
落することが多々あった。
そこで本考案者は以上の課題を解決するために鋭意検討
を重ねた結果次の考案に到達した。
[課題を解決するための手段] 本考案は、 医療用具を構成するチューブに装着して使用されるク
ランプ1であって、押部2と受部3がヒンジ部4を介し
て一体に成形されており、 前記押部2には、係合部8と先端部が湾曲面10aに
形成されたチューブ挟持部10が形成され、 前記チューブ挟持部10表面の縦方向には、先端部が
湾曲面11aに形成されたクランプ突起11が形成さ
れ、 前記受部3には把手5と先端部が湾曲面9aに形成さ
れたチューブ挟持部9が形成され、 前記把手5には係合部6が形成されたクランプ1を提
供するものである。
[作用] 押部2と受部3間に、チューブ12をおいて、押部2を
下方に押すと、チューブ12は挟持部10のクランプ突
起11と受部3の挟持部9に押圧され、係合部8と係合
部6がお互いに係止されると同時に、チューブ12の開
口断面は遮断され、液体の流れは完全にストップする。
また、チューブ12の遮断状態を開放するときは、受部
3の把手5を外方向に押し広げることにより、片手で容
易に行うことができる。
[実施例] 第1図は、本考案のクランプ1の概略図を示す。
クランプ1はポリプロピレン、ポリアセタール、硬質塩
化ビニル等の硬質の合成樹脂から形成されている。
該クランプ1は、押部2と受部3がヒンジ部4を介して
一体に形成されており、 前記押部2には、係合部8と先端部が湾曲面10aに形
成されたチューブ挟持部10が形成され、該チューブ挟
持部10の表面の、縦方向には先端部が湾曲面11aに
形成されたクランプ突起11が形成されている。
また前記受部3には、把手5と先端部の湾曲面9aに形
成されたチューブ挟持部9が形成され、該把手5には、
前記押部2の係合部8と対応する係合部6が形成されて
いる。
前記クランプ突起11の形状は、先端部の湾曲面11a
を除いて図示した曲面状のものに限定されるものではな
く、チューブ12を押圧できる形状であれば良く、例え
ば三角状、矩形状に形成することもできる。
また押部2と受部3に形成されたチューブ挟持部9、1
0とクランプ突起11は、前記湾曲面9a、10a、1
1aより長さ方向の先端部に行くにつれて、お互いにフ
ィットするようになっている。
次に本考案のクランプ1の使用方法について詳細に説明
する。
クランプ1を輸液、輸血チューブ12に取り付ける際
は、クランプ1の押部2と受部3との間にチューブ12
をおしこむことにより簡単にチューブ12に取り付けら
れ、受部3の把手5によってクランプ1がチューブ12
から脱落することがない。
また、押部2を手で押し広げるだけで、容易にクランプ
1をチューブ12から取り外すこともできる。
チューブ12をクランプする際は、第2図及び第3図に
示すように、押部2と受部3間にチューブ12を置いて
そのまま片手で押部2と受部3の係合部6と係合部8を
嵌合させることによりチューブ12が押部2のクランプ
突起11と受部3の挟持部9によって完全にクランプさ
れ、血液、薬液等が漏出することがない。
特にチューブ挟持部9の湾曲面9aとクランプ突起11
の湾曲面11aが密にフィットするので強固なクランプ
状態を維持することができる。
そして、クランプ状態から、チューブを開放する場合
は、受部3の把手5を外方向に押し広げることによっ
て、押部2と受部3は、湾曲面9a,10a、11aに
沿ってスムーズに開放方向に移動し、容易にチューブを
片手で開放することができる。
このほかにも一体形成のため大量に安価で生産すること
も可能である。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案では、 押部2と受部3に形成した係合部6と8が深く係合
し、同時にチューブ挟持部9とクランプ突起11がフィ
ットして、チューブを押圧するので、外部からの衝撃と
は無関係に、チューブのクランプ状態を確実に維持する
ことができる。
チューブのクランプ状態を開放するに際しては、把手
5を外方向に押し広げるのみで、押部2と受部3は、湾
曲面9a、10a、11aに沿って、スムーズに開放方
向に移動できるので、開放操作が容易である。
チューブ12への脱着が自由にでき、チューブ12に
一度装着した後は、チューブ12から脱落することがな
い。
等の効果を有する優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のクランプの概略図、第2図は本考案の
クランプを使用してチューブをクランプする際の概略図
で(a)はクランプする前、(b)はクランプ後の状態
図、第3図は第2図の一部拡大断面図、第4図は従来の
クランプの概略図、第5図は従来の板クランプの概略図
を示す。 図中、1はクランプ、2は押部、3は受部、4はヒンジ
部、5は把手、6は係合部、8は係合部、9、10はチ
ューブ挟持部、11はクランプ突起、9a、10a、1
1aは曲面を示す。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】医療用具を構成するチューブに装着して使
    用されるクランプ1であって、押部2と受部3がヒンジ
    部4を介して一体に成形されており、
  2. 【請求項2】前記押部2には、係合部8と先端部が湾曲
    面10aに形成されたチューブ挟持部10が形成され、
  3. 【請求項3】前記チューブ挟持部10表面の縦方向に
    は、先端部が湾曲面11aに形成されたクランプ突起1
    1が形成され、
  4. 【請求項4】前記受部3には、把手5と先端部が湾曲面
    9aに形成されたチューブ挟持部9が形成され、
  5. 【請求項5】前記把手5には係合部6が形成されたこと
    を特徴とするクランプ。
JP1989070422U 1989-06-16 1989-06-16 クランプ Expired - Lifetime JPH0613745Y2 (ja)

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JPH039752U JPH039752U (ja) 1991-01-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4335983B2 (ja) * 1998-09-17 2009-09-30 小林製薬株式会社 チューブクリップ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH024384A (ja) * 1988-06-14 1990-01-09 Terumo Corp クランプ
JPH0210853B2 (ja) * 1984-08-06 1990-03-09 Kawasaki Steel Co

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JPH0236520Y2 (ja) * 1986-03-17 1990-10-04
JPH0210853U (ja) * 1988-07-06 1990-01-24

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