JPH07317802A - クラッチ押圧組立体 - Google Patents

クラッチ押圧組立体

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JPH07317802A
JPH07317802A JP6118822A JP11882294A JPH07317802A JP H07317802 A JPH07317802 A JP H07317802A JP 6118822 A JP6118822 A JP 6118822A JP 11882294 A JP11882294 A JP 11882294A JP H07317802 A JPH07317802 A JP H07317802A
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wedge
plate
pressure plate
clutch
pressing
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直樹 富山
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    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
    • F16D13/75Features relating to adjustment, e.g. slack adjusters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D13/00Friction clutches
    • F16D13/58Details
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 付勢機構の組立時にコイルスプリングを正し
い姿勢で組み付ける。 【構成】 クラッチカバー組立体は、プレッシャープレ
ートと、レッシャープレートの押圧面と反対側に配置さ
れたベースカバーとダイヤフラムスプリングと付勢機構
25とベースカバーのダイヤフラムスプリング側への移
動を規制しかつクラッチディスクの磨耗量に応じてベー
スカバーの前記移動を許容する規制機構とを備えてい
る。付勢機構25は、プレッシャープレートとベースカ
バーとの間に配置されたリングプレート27と、リング
プレート27に支持されベースカバー20をダイヤフラ
ムスプリング側に移動させるためのコイルスプリング3
3と、リングプレート27に着脱自在でありコイルスプ
リング33をガイドするガイド部材34とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、出力側回転体に連結さ
れた摩擦部材を入力側回転体に押圧あるいは押圧解除す
るためのクラッチ押圧組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】クラッチ押圧組立体は、一般に、エンジ
ンのフライホイールに装着され、フライホイールとの間
でクラッチディスクを挟持してエンジンの駆動力を変速
機側に伝達するために用いられている。このようなクラ
ッチ押圧組立体及びクラッチディスクでは、長寿命化の
要請がある。そこで、クラッチディスクにおいては、フ
ェーシングをリベット等を用いずにクッショニングプレ
ートに固定することによりフェーシングの有効使用厚み
を増加させるようにしている。
【0003】また、クラッチ押圧組立体においては、特
開昭63−27092号公報に示されるように、フェー
シングが磨耗した場合にダイヤフラムスプリングのセッ
ト荷重を初期荷重に自動的に復帰できるようにしたもの
が提供されている。このクラッチ押圧組立体は、ダイヤ
フラムスプリングとプレッシャープレートとの間に配置
されダイヤフラムスプリングを支持するためのファルク
ラムリング(支持部材)と、ファルクラムリングをプレ
ッシャープレートから離れる方向に付勢する付勢機構と
を備えている。
【0004】付勢機構は、プレッシャープレートの溝内
に配置された円周方向に移動可能なスライド部材と、ス
ライド部材を円周方向に付勢するコイルスプリングとを
有している。ファルクラムリングとスライド部材とは互
いに当接するくさび面を有しており、フェーシングの磨
耗が生じた後にダイヤフラムスプリングの押圧が解除さ
れると、スライド部材がファルクラムリングを円周方向
に押して、ファルクラムリングがダイヤフラムスプリン
グの押圧部側に移動する。その結果、ダイヤフラムスプ
リングの押圧姿勢は変化せず、ダイヤフラムスプリング
のセット荷重は初期荷重に維持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
コイルスプリングはスライド部材とプレッシャープレー
トの支持部との間に圧縮状態で配置されている。コイル
スプリングをこの位置に配置するためには、コイルスプ
リングを所定位置に組み付けた後、コイルプリングを圧
縮しながらスライド部材をセットする。このコイルスプ
リングの圧縮時に、コイルスプリングがたわんでしま
い、正しい姿勢でセットされないことがある。コイルス
プリングの姿勢が狂うと、ファルクラムリングに対する
付勢力が変化する。
【0006】また、以上のセット動作はコイルスプリン
グの弾性力を受けながら行うために、組み付け作業性が
悪い。そのため、組み付け時間が長くなる。さらに、フ
ァルクラムリングは、セット後にはコイルスプリングの
弾性力によってプレッシャープレートから離れる方向に
移動しようとする。その移動を抑えるのには、特別な治
具が必要になり、作業が煩雑になる。
【0007】本発明の目的は、付勢機構の組立時に付勢
部材を正しい姿勢で組み付けることにある。本発明の他
の目的は、付勢機構の組立時間を短縮することにある。
本発明のさらに他の目的は、付勢機構の組み立て時に支
持部材の移動を抑えるのを容易にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るクラッチ押
圧組立体は、出力側回転体に連結された摩擦部材を入力
側回転体に押圧あるいは押圧解除するためのものであ
り、プレッシャープレートと支持部材と押圧部材と付勢
機構と規制機構とを備えている。プレッシャープレート
は、一側面に摩擦部材を押圧するための押圧面を有す
る。支持部材は、プレッシャープレートの押圧面と反対
側に、プレッシャープレートと相対回転不能にかつ軸方
向に移動可能に配置されている。押圧部材は、支持部材
を介してプレッシャープレートを入力側回転体側に押圧
する。付勢機構は、プレッシャープレートと支持部材と
の間に配置されたプレート部材と、プレート部材に支持
され支持部材を押圧部材側に移動させるための付勢部材
と、プレート部材に着脱自在であり付勢部材をガイドす
るガイド部材とを含む。規制機構は、支持部材の押圧部
材側への移動を規制しかつ摩擦部材の磨耗量に応じて支
持部材の前記移動を許容する。
【0009】付勢部材はコイルスプリングであり、ガイ
ド部材は前記コイルスプリング内に配置されているのが
好ましい。プレート部材はプレッシャープレートに当接
しており、さらにプレッシャープレートから離れる側に
切り起こされた係止部を有しており、ガイド部材は一端
が係止部に係合しているのが好ましい。
【0010】ガイド部材は、弾性部材が延びる方向に交
差する方向に突出する突出部を有しているのが好まし
い。付勢機構は、第1斜面と前記第1斜面に当接する第
2斜面とを有するくさび機構をさらに含み、付勢部材は
くさび機構を付勢することで、支持部材を押圧部材側に
移動させるのが好ましい。
【0011】くさび機構は、第1斜面を有しプレート部
材に固定された第1くさび部材と、第2斜面を有して支
持部材に固定された第2くさび部材とを含み、付勢部材
は、第2くさび部材がプレッシャープレートから離れる
方向に移動するように第1くさび部材と第2くさび部材
とを互いに付勢するのが好ましい。ガイド部材は他端が
前記第2くさび部材に軸方向に移動自在に係合している
のが好ましい。
【0012】付勢部材はくさび機構を円周方向に付勢す
るのが好ましい。プレート部材はリング状であり、付勢
機構はくさび部材と前記付勢部材とガイド機構とからな
る組をプレート部材上に円周方向に複数組配置してなる
ものであるのが好ましい。プレート部材は、複数に分割
されて円弧を形成するように配置されているのが好まし
い。
【0013】
【作用】本発明に係るクラッチ押圧組立体では、押圧部
材が支持部材を押圧すると、プレッシャープレートが摩
擦部材を入力側回転体に押し付ける。このクラッチ連結
状態において、摩擦部材が磨耗するとプレッシャープレ
ートが入力側回転体側に移動する。次に押圧体の押圧を
解除すると、付勢部材の付勢力により支持部材がプレッ
シャープレートから離れる方向に移動する。このとき、
支持部材の移動は規制機構により摩擦部材の磨耗量に応
じて許容される。その結果、押圧部材の押圧姿勢が初期
のセット状態に維持され、押圧荷重が初期の荷重に維持
される。
【0014】付勢部材を組み付ける際には、初めに付勢
部材をガイド部材に取り付ける。続いてガイド部材を用
いて付勢部材を圧縮させながらガイド部材をプレート部
材に係合させる。ここでは、プレート部材に着脱自在な
ガイド部材を用いることにより、付勢部材は正しい姿勢
で付勢機構に組み付けられる。さらに、付勢部材の組み
付け作業が容易になり、組み付け時間が短縮される。さ
らに、組み付け作業が容易になるため、支持部材を規制
機構で移動を規制した状態で付勢部材およびガイド機構
を組み付けることができる。そのため、組み付け時に支
持部材の移動を抑えるのが容易になる。
【0015】付勢部材はコイルスプリングであり、ガイ
ド部材はコイルスプリング内に配置されている場合は、
ガイド部材のための空間を省略できて付勢機構がコンパ
クトになる。プレート部材がプレッシャープレートから
離れる側に切り起こされた係止部を有しており、ガイド
部材の一端が係止部に係合している場合は、付勢部材を
プレッシャープレートから離れた位置でガイドする。そ
の結果、付勢部材がプレッシャープレートの熱による悪
影響を受けにくい。
【0016】ガイド部材が弾性部材の延びる方向に交差
する方向に突出する突出部を有している場合は、作業者
は突出部を持ってガイド部材および付勢部材を付勢機構
に組み付けることができる。そのため、組み付け作業が
簡単になり、組み付け時間が短縮される。付勢機構がく
さび機構をさらに含み、付勢部材はくさび機構を付勢す
ることで支持部材をプレッシャープレートから離れる方
向に移動させる場合には、付勢部材の向きの自由度が向
上する。
【0017】くさび機構が第1くさび部材と第2くさび
部材とを含み、付勢部材は第2くさび部材を第1くさび
部材に対して付勢する場合は、一対の部材を用いること
で支持部材を加工する必要がなくなる。ガイド部材の他
端が第2くさび部材に軸方向に移動自在に係合している
場合は、第2くさび部材が軸方向に移動する際にガイド
部材および付勢部材が第2くさび部材によっては姿勢が
変化しにくくなっている。
【0018】付勢部材がくさび機構を円周方向に付勢す
る場合は、入力側回転体の回転数により影響を受けにく
くなる。したがって、摩擦部材の磨耗量に応じて精度良
く押圧部材の姿勢を維持できる。プレート部材がリング
状であり、付勢機構が、くさび機構と付勢部材とガイド
機構とからなる組を前記プレート部材上に円周方向に複
数組配置してなる場合は、付勢機構の各組は円周方向に
同期して作動する。このため、支持部材の高さのばらつ
きが抑えられ、押圧部材の傾きが減る。
【0019】プレート部材が複数に分割されて円弧を形
成するように配置されている場合は、構成が簡単になる
とともに製造コストが下がる。
【0020】
【実施例】本発明の一実施例が採用されたクラッチを図
1に示す。このクラッチは、エンジン側のクランクシャ
フト1に連結されたフライホイール2から、トランスミ
ッション側から延びるメインドライブシャフト3にトル
クを伝達または遮断するための装置である。図の左側に
はエンジン(図示せず)が配置され、図の右側にはトラ
ンスミッション(図示せず)が配置されている。
【0021】クラッチは、主に、フライホイール2に固
定されたクラッチカバー組立体5と、クラッチディスク
6を含むクラッチディスク組立体(中心部図示せず)と
から構成されている。クラッチディスク組立体の中心
は、トランスミッション側から伸びるメインドライブシ
ャフト3にスプライン嵌合している。メインドライブシ
ャフト3の回りには、レリーズ装置7が軸方向移動自在
に配置されている。
【0022】本発明の一実施例としてのクラッチカバー
組立体5を図2に詳細に示す。この図において、クラッ
チカバー組立体5は、クラッチカバー10と、プレッシ
ャープレート11と、プレッシャープレート11のクラ
ッチカバー10側に配置された支持機構12と、支持機
構12を介してプレッシャープレート11をフライホイ
ール2側に押圧するためのダイヤフラムスプリング13
とを備えている。さらに、このクラッチカバー組立体5
は、磨耗調整機構14を備えている。
【0023】クラッチカバー10は概ね皿状の部材であ
り、外周端がフライホイール2に固定されている。クラ
ッチカバー10の外周壁には、図3に示すように、円周
方向に等間隔で開口10aが形成されている。各開口1
0aに対応する位置には、複数の鋼帯からなり円周接線
方向に延びるストラッププレート15が配置されてい
る。ストラッププレート15の一端はクラッチカバー1
0にリベット16によって固定され、他端は支持機構1
2の一部に固定されている。ストラッププレート15
は、プレッシャープレート11をクラッチカバー10と
ともに回転させるとともに、ダイヤフラムスプリング1
3による押圧が解除されたときにプレッシャープレート
11をクラッチディスク6から引き離すための部材であ
る。
【0024】プレッシャープレート11は概ね円環状の
部材であり、クラッチカバー10内に配置されている。
プレッシャープレート11には、フライホイール2との
間でクラッチディスク6を挟持するための押圧面11a
がフライホイール2側に形成されている。また、プレッ
シャープレート11のダイヤフラムスプリング13側
(プレッシャープレート11とは反対側)の側面外周部
には、環状の段差部11bが形成されている。また、プ
レッシャープレート11の外周部には、クラッチカバー
10の各開口10aに向かって突出する複数の固定部1
1cが一体形成されている。
【0025】支持機構12は、板金製のプレート部材か
らなるベースカバー20と、ベースカバー20とダイヤ
フラムスプリング13との間に配置された支持プレート
22とを有している。ベースカバー20は円環状に形成
され、プレッシャープレート11の外周部を覆うように
配置されている。また、ベースカバー20は、クラッチ
カバー10の各開口に向かって円周方向外方に突出する
フランジ20aを有しており、このフランジ20aに磨
耗調整機構14の一部が係止され、またストラッププレ
ート15の他端が固定されている(図3)。支持プレー
ト22は板金製プレート材で円環状に形成されており、
その半径方向中間部には、ダイヤフラムスプリング13
側に突出する環状の支持部22aを有している。この支
持部22aにダイヤフラムスプリング13の押圧部が支
持されている。ここで、支持プレート22は皿ばねとな
っている。
【0026】このような支持機構12では、ベースカバ
ー20が板金製であるので、加工が容易であり、しかも
軽量化が図れる。また、ここでは、ベースカバー20と
は別の支持プレート22を用いてダイヤフラムスプリン
グ13を支持しているので、ベースカバー20に孔を形
成して第2テーパ部材52(後述)を係合して固定でき
る。ここでは、固定するためのピン等の部材が不要とな
る。
【0027】ダイヤフラムスプリング13は、クラッチ
カバー10と同心に配置されている。また、ダイヤフラ
ムスプリング13は、図1に示すように、その外周端部
トランスミッション側がクラッチカバー10に支持され
ており、半径方向中間部にある押圧部が支持プレート2
2を介してプレッシャープレート11をフライホイール
2側に押圧している。ここでは、レリーズ装置7によっ
てダイヤフラムスプリング13の内周端をトランスミッ
ション側に引くと、ダイヤフラムスプリング13の押圧
部が支持プレート22から離れ、フライホイール2に対
するプレッシャープレート11の押圧が解除される。
【0028】磨耗調整機構14は、プレッシャープレー
ト11の段差部11b内に配置された付勢機構25と、
プレッシャープレート11の各固定部11cに配置され
た規制機構26とを含んでいる。次に、図4〜図7を用
いて付勢機構25について説明する。付勢機構25は、
リングプレート27と複数のくさび機構28と複数のス
プリング機構29とを備えている。
【0029】リングプレート27は、プレッシャープレ
ート11の段差部11b内に配置されている。リングプ
レート27は、複数の弧状プレートが全体で環状を形成
するように隙間なく配置されてなるものである。リング
プレート27は、段差部11bに当接しており、段差部
11bに対して円周方向に移動自在である。くさび機構
28は、リングプレート27とプレート部材21との間
に複数組配置されている。各くさび機構28は、第1テ
ーパブロック31と第2テーパブロック32とから構成
されている。図4に展開して示すように、第1テーパブ
ロック31は、一端面に形成された突起部31bがベー
スカバー20の孔に係合することでベースカバー20に
固定されている。第2テーパブロック32は、一端面に
形成された突起部32bがリングプレート27の孔に係
合することでリングプレート27に固定されている。第
1テーパブロック31は、リングプレート27に沿って
円周方向に伸びており、ベースカバー20側に向いて円
周方向に伸びる第1斜面31aを有している。各第2テ
ーパブロック32は、各第1テーパブロック31の円周
方向R2 側に配置されている。第2テーパブロック32
は、第1テーパブロック31と同様に、前記リングプレ
ート27に沿って円周方向に伸びている。第2テーパブ
ロック32は、リングプレート27側に向いて円周方向
に伸びる第2斜面32aを有している。第1斜面31a
と第2斜面32aとは互いに当接している。第2テーパ
ブロック32の端面には、軸方向に伸びる溝32cが形
成されている。
【0030】各スプリング機構29は、各くさび機構2
8の円周方向間に1つおきに配置されている。スプリン
グ機構29は、コイルスプリング33とガイド部材34
とから構成されている。リングプレート27においてス
プリング機構29が配置された部分には切り起こし部2
7aが形成されている。切り起こし部27aには孔27
bが形成されている。
【0031】ガイド部材34は、コイルスプリング33
内に配置された棒状部34aと、棒状部34aの一端に
形成され棒状部34aより軸方向に幅の広い幅広部34
bと、幅広部34bの先端側中央部から切り起こされて
半径方向内側に伸びる突出部34cとを有している。ガ
イド部材34がコイルスプリング33内に配置されてい
るため、ガイド部材34のための空間が省略されてスプ
リング機構29および付勢機構25がコンパクトにな
る。図7に詳細に示す組み付け状態で、ガイド部材34
は、切り起こし部27aと第2テーパブロック32との
間に配置されている。ガイド部材34の棒状部34a
は、切り起こし部27aの孔27bに挿入され、ガイド
部材34は切り起こし部27aに対して円周方向に移動
自在になっている。また、ガイド部材の幅広部34bの
先端は第2テーパブロック32の溝52c内に挿入され
ており、第2テーパブロック32はガイド部材34に対
して軸方向に移動自在である。
【0032】コイルスプリング33は、一端が切り起こ
し部27aに当接して、他端が幅広部34bに当接して
いる。コイルスプリング33は切り起こし部27aに支
持されているので、リングプレート27から距離を空け
て配置されている。組み付け状態でコイルスプリング3
3は圧縮されており、弾性力でガイド部材34を介して
第2テーパブロック32を円周方向R1 側に付勢してい
る。また、コイルスプリング33の弾性力は切り起こし
部27aを介してリングプレート27を円周方向R2
に付勢している。そのため、各第1テーパブロック31
には第2テーパブロック32側(R2 側)に移動しよう
とする力が作用している。すなわち、複数の第2テーパ
ブロック32は常に上方に移動させられるような力を受
けている。
【0033】規制機構26は、図2に示すように、プレ
ッシャープレート11の固定部11cに設けられてい
る。固定部11cには、軸方向に貫通する複数の孔11
dが形成されている。規制機構26は、主に、ウェッジ
カラー35と、ウェッジ36と、ボルト37とから構成
されている。ウェッジカラー35は円筒状に形成され、
孔11dに軸方向にスライド自在に挿入されている。ウ
ェッジカラー35には軸方向にスリット35aが形成さ
れており、径方向に拡縮可能である。ウェッジカラー3
5は、フライホイール2から離れるにしたがって縮径す
るテーパ状の内周面を有している。クラッチディスク6
がプレッシャープレート11とフライホイール2とに挟
持された状態においては、ウェッジカラー35の一端は
フライホイール2表面に当接している。また、ウェッジ
36は、ウェッジカラー35の内周面に嵌合するテーパ
状の外周面を有しており、内部にねじ孔を有している。
このねじ孔内に、ボルト37がねじ止めされている。ボ
ルト37はベースカバー20のフランジ20aに形成さ
れた孔を貫通しており、その頭部がフランジ24aのク
ラッチカバー10側に係止している。フランジ24aが
ボルト頭部に係止されることにより、支持機構12の軸
方向外方(図2上方)への移動が規制されている。
【0034】なお、クラッチカバー10には、ボルト3
7の頭部に対応する部分に孔が形成されている。次に動
作について説明する。クラッチ接続時においては、ダイ
ヤフラムスプリング13が支持機構12を介してプレッ
シャープレート11をフライホイール2側に押圧してお
り、これによりクラッチディスク6がプレッシャープレ
ート11とフライホイール2との間に挟持されている。
ここでは、フライホイール2からの動力はクラッチディ
スク6を介してトランスミッション側に伝達される。
【0035】レリーズ操作によってダイヤフラムスプリ
ング13と支持機構12との接触が解除されると、ベー
スカバー20に、ストラッププレート15によってベー
スカバー20をダイヤフラムスプリング13側に引き上
げようとする力が作用する。この力は、ベースカバー2
0のフランジ20aを介してボルト37の頭部に作用
し、さらにウェッジ36を介してウェッジカラー35に
作用する。ここで、ウェッジ36とウェッジカラー35
とはテーパ接触しているので、ウェッジ36がダイヤフ
ラムスプリング13側に引っ張られると、ウェッジカラ
ー35が径方向外側に拡張される。そのため、ウェッジ
カラー35がプレッシャープレート11に対して固定さ
れた状態となる。これにより、プレッシャープレート1
1がクラッチディスク6から離れ、クラッチの接続が解
除される。
【0036】クラッチディスク6が磨耗すると、ダイヤ
フラムスプリング13の押圧力によって、支持機構12
及びプレッシャープレート11がフライホイール2側に
移動する。このとき、規制機構26のウェッジカラー3
5の一端がフライホイール2表面に当接しているので、
ウェッジカラー35,ウェッジ36及びボルト37はフ
ライホイール2に対して移動しない。この結果、ベース
カバー20のフランジ20aとボルト頭部との間に、磨
耗に対応する隙間が生じる。
【0037】このような状況でレリーズ操作が行われる
と、ダイヤフラムスプリング13とベースカバー20と
の接触が解除されるので、コイルスプリング33の付勢
力によって第1テーパブロック31が第2テーパブロッ
ク32を押し上げる方向に移動する。この結果、第2テ
ーパブロック32、ベースカバー20及び支持プレート
22がダイヤフラムスプリング13側に移動する。この
移動により、ベースカバー20のフランジ20aがボル
ト37の頭部に当接する。当接後は、前述と同様に規制
機構26の動作によってボルト37がプレッシャープレ
ート11に対して移動不能であるので、ベースカバー2
0の移動は停止する。そして、プレッシャープレート1
1がフライホイール2から引き離される。なお、第2テ
ーパブロック32が軸方向に移動するときに、第2テー
パブロック32は溝32cによってガイド部材34に対
して軸方向に移動自在になっているため、ガイド部材3
4が第2テーパブロック32に連れられて移動しにく
い。そのため、コイルスプリング33の姿勢は一定に保
たれる。
【0038】以上のような動作によって、ベースカバー
20を含む支持機構12が、クラッチディスク6の磨耗
量だけダイヤフラムスプリング13側に移動し、停止す
ることになる。ここでは、ベースカバー20のフランジ
20aが規制機構26のボルト37頭部に当接している
ため、支持機構12(支持プレート21)の軸方向高さ
が初期高さに位置している。このため、クラッチディス
ク6が磨耗した場合でもセット時のダイヤフラムスプリ
ング13の押圧姿勢は変化せず、セット荷重が初期の荷
重に維持される。
【0039】ここで、前述の磨耗調整動作において、複
数のリングプレート27は全周にわたって隙間なく配置
されているので、コイルスプリング33の付勢力によっ
て複数のリングプレート27が同期して円周方向に移動
する。すなわち、複数の第2テーパブロック32は同量
だけダイヤフラムスプリング13側に移動させられる。
したがって、ベースカバー20及び支持プレート22は
傾くことなく均一の高さとなる。このため、ダイヤフラ
ムスプリング13におけるレバー部の高さのばらつきが
抑えられ、クラッチの切れ不良を減らせる。また、リン
グプレート27は、複数に分割されて円弧を形成するよ
うに配置されているため、構成が簡単になるとともに製
造コストが下がっている。
【0040】ベースカバー20を移動させる機構として
くさびを用いていることにより、コイルスプリング31
の向きを円周方向、径方向等に自由に設定できる(この
実施例では円周方向)。また、独立した一対の第1テー
パブロック31と第2テーパブロック32とを用いてい
るため、ベースカバー20に傾斜面を形成する必要がな
くなっている。さらに、くさび機構28は円周方向に作
用する構成であるため、フライホイール2の回転数によ
って悪影響を受けにくい。むしろ、第1テーパブロック
31および第2テーパブロック32が外周側に押しつけ
られて正確に位置決めされる。したがって、ベースカバ
ー20の移動量はより正確にクラッチディスク6の磨耗
量に対応し、ダイヤフラムスプリング13の押圧姿勢が
正確に維持される。
【0041】動作中における付勢機構25の利点として
は以下のものがある。 (a)コイルスプリング33はリングプレート27に直
接接触していないため、プレッシャープレート11から
の熱の影響を受けにくい。このため、熱による特性変化
を抑えることができる。 (b)第2テーパブロック32とガイド部材34は軸方
向に相対移動可能に係合しているため、第2テーパブロ
ック32が軸方向に移動する際にガイド部材34は第2
テーパブロック32に連れられて変形することはない。
すなわち、コイルスプリング33の姿勢が一定に保たれ
ている。
【0042】次に、付勢機構25の組み付け作業につい
て説明する。最初に、第1テーパブロック31が固定さ
れた各リングプレート27をプレッシャープレート11
の段差部11bに配置する。次に、各第2テーパブロッ
ク32が固定されたベースカバー20をリングプレート
27上に載置する。このとき、各第2テーパブロック3
2の第2斜面52aが各第1テーパブロック31の第1
斜面31a上に当接する。ここで規制機構26をセット
して、ベースカバー20を軸方向に移動不能にする。
【0043】そして、各コイルスプリング33にガイド
部材34を組み付けて、スプリング機構29を用意す
る。図8に示すように、スプリング機構29は、リング
プレート27およびくさび機構28に対して半径方向内
側から組み付ける。作業者はガイド部材34の突出部3
4cを持ってスプリング機構29を操作する。図に示す
ように、スプリング機構29を斜めにして、ガイド部材
34の棒状部34aを切り起こし部27aの孔27bに
挿入する。図8の矢印A方向にガイド部材34を押し
て、コイルスプリング33を圧縮する。ガイド部材34
の幅広部34cを第2テーパブロック32の溝32cに
挿入する。
【0044】以上のスプリング機構29の組み付け作業
には以下の利点がある。 (a)ガイド部材34がリングプレート27に対して着
脱自在であるため、組み付け作業性が大幅に向上してい
る。特に、コイルスプリング33の圧縮、ガイド部材3
4の係合が簡単にしかも確実にできる。組み付け作業性
が向上することで、組み付け時間が大幅に短縮されてい
る。
【0045】(b)ガイド部材34がリングプレート2
7に対して着脱自在であるため、ガイド部材34をベー
スカバー20を組み付けた後にスプリング機構29を組
み付けられる。そのため、スプリング機構29の組み付
け前に規制機構20でベースカバー20の移動を防止で
きる。すなわち、治具を用いずに組み付け時にベースカ
バー20の高さを一定にできる。
【0046】(c)ガイド部材34が半径方向内側に伸
びる突出部34cを有しているため、ガイド部材34の
操作性が向上している。前記実施例では、本発明をプル
タイプのクラッチ装置に適用したが、プッシュタイプの
クラッチ装置にも同様に適用できる。
【0047】
【発明の効果】本発明に係るクラッチ押圧組立体では、
プレート部材に着脱自在なガイド部材を用いることによ
り、付勢部材は正しい姿勢で付勢機構に組み付けられ
る。さらに、付勢部材の組み付け作業が容易になり、組
み付け時間が短縮される。さらに、組み付け作業が容易
になるため、支持部材を規制機構で移動を規制した状態
で付勢部材およびガイド機構を組み付けることができ
る。そのため、組み付け時に支持部材の高さを容易に一
定にできる。
【0048】付勢部材がコイルスプリングであり、ガイ
ド部材がコイルスプリング内に配置されている場合は、
ガイド部材のための空間を省略できて付勢機構がコンパ
クトになる。プレート部材がプレッシャープレートから
離れる方に起きた係止部を有しており、ガイド部材の一
端が係止部に係合している場合は、付勢部材をプレッシ
ャープレートから離れた位置でガイドするため、プレッ
シャープレートの熱による悪影響を付勢部材が受けにく
い。
【0049】ガイド部材が弾性部材の延びる方向に交差
する方向に突出する突出部を有している場合は、突出部
を持ってガイド部材および付勢部材を付勢機構に組み付
けるため、組み付け作業が簡単になり、組み付け時間が
短縮される。付勢機構がくさび機構をさらに含み、付勢
部材はくさび機構を付勢することで支持部材をプレッシ
ャープレートから離れる方向に移動させる場合には、付
勢部材の向きの自由度が向上する。
【0050】くさび機構が第1くさび部材と第2くさび
部材とを含み、付勢部材が第2くさび部材を第1くさび
部材に対して付勢する場合は、一対の部材を用いること
で支持部材を加工する必要がなくなる。ガイド部材の他
端が第2くさび部材に軸方向に移動自在に係合している
場合は、第2くさび部材が軸方向に移動する際にガイド
部材および付勢部材の姿勢が第2くさび部材によっては
変化しにくくなっている。
【0051】付勢部材がくさび機構を円周方向に付勢す
る場合は、入力側回転体の回転数により影響を受けにく
くなる。したがって、摩擦部材の磨耗量に応じて精度良
く押圧部材の姿勢を維持できる。プレート部材がリング
状であり、付勢機構がくさび機構と付勢部材とガイド部
材とからなる組を前記プレート部材上に円周方向に複数
組配置してなる場合は、付勢機構の各組は円周方向に同
期して作動するため、支持部材の高さのばらつきが抑え
られ、押圧部材の傾きが減る。
【0052】プレート部材が複数に分割されて円弧を形
成するように配置されている場合は、構成が簡単になる
とともに製造コストが下がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が採用されたクラッチの縦断
面概略図。
【図2】本発明の一実施例としてのクラッチカバー組立
体の縦断面部分図。
【図3】前記クラッチカバーの平面部分図。
【図4】付勢機構断面展開部分図。
【図5】図4の部分拡大図。
【図6】図5のVI─VI断面図。
【図7】付勢機構の部分斜視図。
【図8】スプリング機構を組み付ける動作を示す斜視部
分図。
【符号の説明】
5 クラッチカバー組立体 6 クラッチディスク 10 クラッチカバー 11 プレッシャープレート 12 支持機構 13 ダイヤフラムスプリング 14 磨耗調整機構 20 ベースカバー 22 支持プレート 25 付勢機構 26 規制機構 27 リングプレート 28 くさび機構 29 スプリング機構 31 第1テーパブロック 32 第2テーパブロック 33 コイルスプリング 34 ガイド部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力側回転体に連結された摩擦部材を入力
    側回転体に押圧あるいは押圧解除するためのクラッチ押
    圧組立体であって、 一側面に前記摩擦部材を押圧するための押圧面を有する
    プレッシャープレートと、 前記プレッシャープレートの押圧面と反対側に、前記プ
    レッシャープレートと相対回転不能にかつ軸方向に移動
    可能に配置された支持部材と、 前記支持部材を介して前記プレッシャープレートを前記
    入力側回転体側に押圧する押圧部材と、 前記プレッシャープレートと前記支持部材との間に配置
    されたプレート部材と、前記プレート部材に支持され前
    記支持部材を前記押圧部材側に移動させるための付勢部
    材と、前記プレート部材に着脱自在であり前記付勢部材
    をガイドするガイド部材とを含む付勢機構と、 前記支持部材の前記押圧部材側への移動を規制しかつ前
    記摩擦部材の磨耗量に応じて前記支持部材の前記移動を
    許容する規制機構と、を備えたクラッチ押圧組立体。
  2. 【請求項2】前記付勢部材はコイルスプリングであり、 前記ガイド部材は前記コイルスプリング内に配置されて
    いる、請求項1に記載のクラッチ押圧組立体。
  3. 【請求項3】前記プレート部材は前記プレッシャープレ
    ーに当接しており、さらにプレッシャープレートから離
    れる側に切り起こされた係止部を有しており、 前記ガイド部材は一端が前記係止部に係合している、請
    求項1また2に記載のクラッチ押圧体。
  4. 【請求項4】前記ガイド部材は、前記弾性部材が延びる
    方向に交差する方向に突出する突出部を有している、請
    求項1ないし3のいずれかに記載のクラッチ押圧組立
    体。
  5. 【請求項5】前記付勢機構は、第1斜面と前記第1斜面
    に当接する第2斜面とを有するくさび機構をさらに含
    み、 前記付勢部材は前記くさび機構を付勢することで、前記
    支持部材を前記押圧部材側に移動させる、請求項1ない
    し4のいずれかに記載のクラッチ押圧組立体。
  6. 【請求項6】前記くさび機構は、前記第1斜面を有し前
    記プレート部材に固定された第1くさび部材と、前記第
    2斜面を有して前記支持部材に固定された第2くさび部
    材とを含み、 前記付勢部材は、前記第2くさび部材が前記プレッシャ
    ープレートから離れる方向に移動するように前記第1く
    さび部材と前記第2くさび部材とを互いに付勢する、請
    求項5に記載のクラッチ押圧組立体。
  7. 【請求項7】前記ガイド部材は他端が前記第2くさび部
    材に軸方向に移動自在に係合している、請求項6に記載
    のクラッチ押圧組立体。
  8. 【請求項8】前記付勢部材は前記くさび機構を円周方向
    に付勢する、請求項6または7に記載のクラッチ押圧組
    立体。
  9. 【請求項9】前記プレート部材はリング状であり、 前記付勢機構は、前記くさび機構と前記付勢部材と前記
    ガイド部材とからなる組を前記プレート部材上に円周方
    向に複数組配置してなるものである、請求項1ないし8
    のいずれかに記載のクラッチ押圧組立体。
  10. 【請求項10】前記プレート部材は、複数に分割されて
    円弧を形成するように配置されている、請求項9に記載
    のクラッチ押圧組立体。
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