JPH07317679A - ベーンポンプのシール装置 - Google Patents
ベーンポンプのシール装置Info
- Publication number
- JPH07317679A JPH07317679A JP16570994A JP16570994A JPH07317679A JP H07317679 A JPH07317679 A JP H07317679A JP 16570994 A JP16570994 A JP 16570994A JP 16570994 A JP16570994 A JP 16570994A JP H07317679 A JPH07317679 A JP H07317679A
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- JP
- Japan
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- vane
- rotor end
- rotor
- vane pump
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡単で，漏洩も少なく、ローターの強
度を低下させる恐れのないベーンポンプのシール装置を
提供すること。 【構成】 ベーンポンプにおいて、ローター端面がその
外周の囲りに微小ギャップを有する如く嵌り込むロータ
ー端面穴１４をケーシング内側面８に形成する。そして
ローター端面穴１４に備えられたシール部材１１（１
６）をローター端面にバネ１２により押圧してローター
端面における漏洩を防止する様に構成する。
度を低下させる恐れのないベーンポンプのシール装置を
提供すること。 【構成】 ベーンポンプにおいて、ローター端面がその
外周の囲りに微小ギャップを有する如く嵌り込むロータ
ー端面穴１４をケーシング内側面８に形成する。そして
ローター端面穴１４に備えられたシール部材１１（１
６）をローター端面にバネ１２により押圧してローター
端面における漏洩を防止する様に構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はベーンポンプのシール装
置に関するものである。
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ベーンポンプは図１（イ）の如くベーン
２を出入り自在に嵌め込む溝３を有するローター１がケ
ーシング内壁面内でベーン先端部をケーシング内周面７
に接触させながら回転し、ローター１とケーシング内周
面７との密接部で吸入口５から分離された吐出口６へ吸
入気体を送り込むものである。この様なベーンポンプで
はローター端面における漏洩を防止する為、シール部材
４を備える構造が提案されているが（公開実用新案公報
Ｓ５１−１４３２０９号等）、各ローター端面にベーン
２の枚数だけ必要であり、構造が複雑であった。これに
対し図１（ロ）の如くシール部材４′をケーシング内側
面８側に備え、ローター端面にバネで押圧すれば、シー
ル部材４′はワンピース形のピストンリング状のもので
良く、構造が簡素化するが、シール部材４′とベーン２
とが衝突する危険が常にあり、ベーン２の側面とケーシ
ング内側面８とのギャップは，ローター端面とケーシン
グ内側面８とのギャップに加えてベーン２の側面とロー
ター端面とのギャップ８も必要な為、過大となり、漏洩
が増加する欠点がある。図１（ハ）のものにも同様の問
題がある。又，図１（ニ）の１枚ベーン形ではローター
側にシール部材４″を備えてもワンピース形で，構造は
簡単になるが、小容量機の場合はローターの幅や径が小
さくなる為、溝３の底部とシール部材４″を収納する溝
との間の強度が低下する恐れがある（例えば、シール部
材４″を収納する溝の深さはバネも含めて各々５ｍｍ位
は必要である、ローター幅が２０ｍｍの場合では強度的
に支える部分は１０ｍｍしかなく、強度不足に陥り易
い）。
２を出入り自在に嵌め込む溝３を有するローター１がケ
ーシング内壁面内でベーン先端部をケーシング内周面７
に接触させながら回転し、ローター１とケーシング内周
面７との密接部で吸入口５から分離された吐出口６へ吸
入気体を送り込むものである。この様なベーンポンプで
はローター端面における漏洩を防止する為、シール部材
４を備える構造が提案されているが（公開実用新案公報
Ｓ５１−１４３２０９号等）、各ローター端面にベーン
２の枚数だけ必要であり、構造が複雑であった。これに
対し図１（ロ）の如くシール部材４′をケーシング内側
面８側に備え、ローター端面にバネで押圧すれば、シー
ル部材４′はワンピース形のピストンリング状のもので
良く、構造が簡素化するが、シール部材４′とベーン２
とが衝突する危険が常にあり、ベーン２の側面とケーシ
ング内側面８とのギャップは，ローター端面とケーシン
グ内側面８とのギャップに加えてベーン２の側面とロー
ター端面とのギャップ８も必要な為、過大となり、漏洩
が増加する欠点がある。図１（ハ）のものにも同様の問
題がある。又，図１（ニ）の１枚ベーン形ではローター
側にシール部材４″を備えてもワンピース形で，構造は
簡単になるが、小容量機の場合はローターの幅や径が小
さくなる為、溝３の底部とシール部材４″を収納する溝
との間の強度が低下する恐れがある（例えば、シール部
材４″を収納する溝の深さはバネも含めて各々５ｍｍ位
は必要である、ローター幅が２０ｍｍの場合では強度的
に支える部分は１０ｍｍしかなく、強度不足に陥り易
い）。
【０００３】
【発明が解決しようとする問題点】本発明の目的は，構
造が簡単で漏洩も少なく、ローターの強度を低下させる
恐れのないベーンポンプのシール装置を提供するところ
にある。
造が簡単で漏洩も少なく、ローターの強度を低下させる
恐れのないベーンポンプのシール装置を提供するところ
にある。
【０００４】
【問題点を解決する為の手段】本発明は従来の欠点を解
決する為に、ローター端面がその外周の囲りに微小ギャ
ップを有する如く嵌り込むローター端面穴をケーシング
内側面に形成し、かつローター端面をローター端面穴に
嵌め込む如く備え、ローター端面穴に備えられたシール
部材をローター端面バネにより押圧し漏洩を防止する様
に構成した。
決する為に、ローター端面がその外周の囲りに微小ギャ
ップを有する如く嵌り込むローター端面穴をケーシング
内側面に形成し、かつローター端面をローター端面穴に
嵌め込む如く備え、ローター端面穴に備えられたシール
部材をローター端面バネにより押圧し漏洩を防止する様
に構成した。
【０００５】
【実施例】図２（イ）は本発明によるベーンポンプの一
実施例で（特にシール装置の一実施例で）、ケーシング
内側面８にはローター１のローター端面が嵌り込むロー
ター端面穴１４が形成され（ローター端面が嵌り込む深
さは浅くし、通常は０．２〜０．５ｍｍ以下が良い）、
ローター端面はその外周の囲りに微小ギャップ（０．１
ｍｍ以下）を有する如くローター端面穴１４に嵌り込
み、この底面とローター端面とのギャップも（０．１ｍ
ｍ以下）微小値とする。ベーン２は給油式では材質を問
わないが、無給油式ではカーボン系等の自己潤滑性のあ
る材料を使うものとする。シール部材１１（無給油式で
はテフロン系等の自己潤滑性のある材料で作る）は図２
（ロ）の如くワンピース形のピストンリング状のもので
あり、ローター端面穴１４に形成された溝内に組み込ま
れ、バネ１２によりローター端面に押圧され（できる限
り外周に近づけて押圧する）、バネ１３により外周は壁
面に押圧されている（接触が離れない様に十分なバネ力
とする）。シール部材１１はピンなどにより回り止めさ
れ、図２（ロ）の如く合い口１１′は吸入側や吐出側へ
通じない位置に来る様にするのが良い。但し、金属製で
合い口１１′がない形式のものはこの必要はないが、こ
の場合はシール部材１１の外周は（できれば内周も）非
常に精密な嵌合とする一方，バネ１３は不要である。追
隨性を良好にする為、一般にはシール部材１１の外周は
断面を円形（円弧）状とするのが良い。本発明ではシー
ル部材１１はローター１の外周近くに備えるだけで効果
は十分であるが、図２（ハ）の如く内側に小径のシール
部材１５を同様に備えれば，矢印方向の漏洩はなくなる
ので、若干の効果は期待できる。図２（ニ）はローター
１の外周から軸の囲りまでのローター端面に円板状のシ
ール部材１６を押圧してシールを強化したもので、１
２，１３は各々の壁面へ押圧するバネである。ところ
で、図２（イ）ではベーン２を嵌め込む溝３は各々のロ
ーター端面まで形成してあるが、図２（ホ）の如くケー
シング内側面８（図２（イ）参照）に相当する位置まで
形成するに止めておいても良い。次に図３（イ），
（ロ）はベーン２の側面に平行でない平面１７を有する
切断面によりベーン２を分割したもので、ベーン２の幅
は平面１７に滑りを生じさせれば変化するから（この構
造は公知である）、図２の本発明に適用すればベーン２
の両側面は各々のケーシング内側面８に常に接触する様
になり、漏洩なをくす事ができる。図３（ハ）に示す本
発明は、ローター１とケーシング内周面７との密接部に
おける各々の半径差を広い範囲で微小として面シール部
を構成し、この面シール部へ開口する通路１８を形成し
たもので（この面シール部へ開口する通路１８の開口部
は複数とするのが良い）、通路１８を吸入側との連通が
遮断された作動室９内へ開口させれば、この面シール部
を吸入側へ向かって流れてくる漏洩気体は通路１８を介
して作動室９内に回収されるから、真空ポンプとして使
用した場合は到達真空度が非常に高くなる。図３（ハ）
は給油式の場合は油が良いシール作用を行う為、無給油
式に適用される。尚，本発明ではシール部材１１（１
６）はローター端面の各々の側に備える事が望ましい
が、動力伝達を断続するクラッチを有するものにおいて
は図３（ニ）の如く一方のローター端面側にのみシール
部材１１を備える様にしても良い。他方のローター端面
はクラッチが接続すると、ローター１が移動してケーシ
ング内側面８に接触する為（強く接触するから、給油式
にのみ適用される）、漏洩は防止され、何ら問題はな
い。尚，図３（ホ）の如くローター端面に環状突起１９
を形成し、この環状突起１９がその外周面の囲りに微小
ギャップ（０．１ｍｍ以下）を有する如く嵌り込む環状
溝２０をケーシング内側面８に形成し、環状溝２０に備
えられたシール部材１１を環状突起１９にバネにより押
圧してローター端面における漏洩を防止する事も考えら
れる。この場合，環状突起１９の内周面も環状溝２０と
精密に嵌合する様にするのが良い。又、ローター端面の
環状突起１９より内側の部分とケーシング内側面８との
間のギャップはできる限り微小とするのが良い。図３
（ホ）ではローター端面穴１４は形成されていないが、
逆に図２のローター端面穴１４を有するものに環状突起
１９を形成する事も考えられるものである。
実施例で（特にシール装置の一実施例で）、ケーシング
内側面８にはローター１のローター端面が嵌り込むロー
ター端面穴１４が形成され（ローター端面が嵌り込む深
さは浅くし、通常は０．２〜０．５ｍｍ以下が良い）、
ローター端面はその外周の囲りに微小ギャップ（０．１
ｍｍ以下）を有する如くローター端面穴１４に嵌り込
み、この底面とローター端面とのギャップも（０．１ｍ
ｍ以下）微小値とする。ベーン２は給油式では材質を問
わないが、無給油式ではカーボン系等の自己潤滑性のあ
る材料を使うものとする。シール部材１１（無給油式で
はテフロン系等の自己潤滑性のある材料で作る）は図２
（ロ）の如くワンピース形のピストンリング状のもので
あり、ローター端面穴１４に形成された溝内に組み込ま
れ、バネ１２によりローター端面に押圧され（できる限
り外周に近づけて押圧する）、バネ１３により外周は壁
面に押圧されている（接触が離れない様に十分なバネ力
とする）。シール部材１１はピンなどにより回り止めさ
れ、図２（ロ）の如く合い口１１′は吸入側や吐出側へ
通じない位置に来る様にするのが良い。但し、金属製で
合い口１１′がない形式のものはこの必要はないが、こ
の場合はシール部材１１の外周は（できれば内周も）非
常に精密な嵌合とする一方，バネ１３は不要である。追
隨性を良好にする為、一般にはシール部材１１の外周は
断面を円形（円弧）状とするのが良い。本発明ではシー
ル部材１１はローター１の外周近くに備えるだけで効果
は十分であるが、図２（ハ）の如く内側に小径のシール
部材１５を同様に備えれば，矢印方向の漏洩はなくなる
ので、若干の効果は期待できる。図２（ニ）はローター
１の外周から軸の囲りまでのローター端面に円板状のシ
ール部材１６を押圧してシールを強化したもので、１
２，１３は各々の壁面へ押圧するバネである。ところ
で、図２（イ）ではベーン２を嵌め込む溝３は各々のロ
ーター端面まで形成してあるが、図２（ホ）の如くケー
シング内側面８（図２（イ）参照）に相当する位置まで
形成するに止めておいても良い。次に図３（イ），
（ロ）はベーン２の側面に平行でない平面１７を有する
切断面によりベーン２を分割したもので、ベーン２の幅
は平面１７に滑りを生じさせれば変化するから（この構
造は公知である）、図２の本発明に適用すればベーン２
の両側面は各々のケーシング内側面８に常に接触する様
になり、漏洩なをくす事ができる。図３（ハ）に示す本
発明は、ローター１とケーシング内周面７との密接部に
おける各々の半径差を広い範囲で微小として面シール部
を構成し、この面シール部へ開口する通路１８を形成し
たもので（この面シール部へ開口する通路１８の開口部
は複数とするのが良い）、通路１８を吸入側との連通が
遮断された作動室９内へ開口させれば、この面シール部
を吸入側へ向かって流れてくる漏洩気体は通路１８を介
して作動室９内に回収されるから、真空ポンプとして使
用した場合は到達真空度が非常に高くなる。図３（ハ）
は給油式の場合は油が良いシール作用を行う為、無給油
式に適用される。尚，本発明ではシール部材１１（１
６）はローター端面の各々の側に備える事が望ましい
が、動力伝達を断続するクラッチを有するものにおいて
は図３（ニ）の如く一方のローター端面側にのみシール
部材１１を備える様にしても良い。他方のローター端面
はクラッチが接続すると、ローター１が移動してケーシ
ング内側面８に接触する為（強く接触するから、給油式
にのみ適用される）、漏洩は防止され、何ら問題はな
い。尚，図３（ホ）の如くローター端面に環状突起１９
を形成し、この環状突起１９がその外周面の囲りに微小
ギャップ（０．１ｍｍ以下）を有する如く嵌り込む環状
溝２０をケーシング内側面８に形成し、環状溝２０に備
えられたシール部材１１を環状突起１９にバネにより押
圧してローター端面における漏洩を防止する事も考えら
れる。この場合，環状突起１９の内周面も環状溝２０と
精密に嵌合する様にするのが良い。又、ローター端面の
環状突起１９より内側の部分とケーシング内側面８との
間のギャップはできる限り微小とするのが良い。図３
（ホ）ではローター端面穴１４は形成されていないが、
逆に図２のローター端面穴１４を有するものに環状突起
１９を形成する事も考えられるものである。
【０００６】
【発明の効果】本発明ではシール部材１１（１６）はケ
ーシング内側面８側にある為、ワンピース形で良く、多
数分割形の従来よりも極めて構造が簡単である。従来で
も図１（ロ）の如くシール部材をワンピース形とする事
はできるが、漏洩が増加した。本発明ではローター端面
がローター端面穴１４内に嵌り込んでおり、従ってベー
ン２がシール部材１１（１６）と衝突する恐れは全くな
いので、ベーン２の側面とケーシング内側面８とのギャ
ップを極限まで縮小でき、漏洩は大幅に減少する。図２
（イ）の本発明ではベーン２の側面とローター端面との
ギャップは大であるが、図１（イ）の従来と同様に漏洩
気体はベーン２の側面とケーシング内側面８との微小ギ
ャップにより絞られてから流入する為、漏洩は従来と同
様に全く少ない。又，本発明ではローター１にシール部
材を収納する溝がない為、特にローターの直径や幅が小
さな小容量機ではローターの強度上、有利である。
ーシング内側面８側にある為、ワンピース形で良く、多
数分割形の従来よりも極めて構造が簡単である。従来で
も図１（ロ）の如くシール部材をワンピース形とする事
はできるが、漏洩が増加した。本発明ではローター端面
がローター端面穴１４内に嵌り込んでおり、従ってベー
ン２がシール部材１１（１６）と衝突する恐れは全くな
いので、ベーン２の側面とケーシング内側面８とのギャ
ップを極限まで縮小でき、漏洩は大幅に減少する。図２
（イ）の本発明ではベーン２の側面とローター端面との
ギャップは大であるが、図１（イ）の従来と同様に漏洩
気体はベーン２の側面とケーシング内側面８との微小ギ
ャップにより絞られてから流入する為、漏洩は従来と同
様に全く少ない。又，本発明ではローター１にシール部
材を収納する溝がない為、特にローターの直径や幅が小
さな小容量機ではローターの強度上、有利である。
【図１】従来のベーンポンプのシール装置の図。
【図２】本発明によるベーンポンプのシール装置の図。
【図３】本発明における各種実施態様を示す図。
１はローター，２はベーン，３は溝，４・４′・４″１
１・１５・１６はシール部材，５は吸入口，６は吐出
口，７はケーシング内周面，８はケーシング内側面，９
は作動室，１０は吐出弁，１２・１３はバネ，１４はロ
ーター端面穴，１７はベーンの側面に平行でない平面，
１８は通路，１９は環状突起，２０は環状溝，１１′は
合い口である。
１・１５・１６はシール部材，５は吸入口，６は吐出
口，７はケーシング内周面，８はケーシング内側面，９
は作動室，１０は吐出弁，１２・１３はバネ，１４はロ
ーター端面穴，１７はベーンの側面に平行でない平面，
１８は通路，１９は環状突起，２０は環状溝，１１′は
合い口である。
Claims (5)
- 【請求項１】 ベーンを出入り自在に嵌め込む溝を有す
ローターがケーシング内壁面内でベーン先端部をケーシ
ング内周面に接触をせながら回転し、吸入口から吸入し
た気体をローターとケーシング内周面との密接部で前記
吸入口から分離された吐出口へ送り込むベーンポンプに
おいて、ローター端面がその外周の囲りに微小ギャップ
を有する如く嵌り込むローター端面穴をケーシング内側
面に形成し、かつローター端面を前記ローター端面穴に
嵌め込む如くローターを備え、ローター端面穴に備えら
れたシール部材を前記ローター端面にバネにより押圧し
てローター端面における漏洩を防止する様にしたベーン
ポンプのシール装置。 - 【請求項２】 ベーンの側面に平行でない平面を有する
切断面によりベーンを分割し、ベーンの両側面が各々の
ケーシング内側面に常に接触する構成とした請求項１記
載のベーンポンプのシール装置。 - 【請求項３】 クラッチの接触時に一方の側のローター
端面がケーシング内側面に接触して回転する様にし、他
方の側のローター端面にはローター端面穴に備えられた
シール部材が押圧されている様に構成し、かつ給油式で
ある請求項１又は２記載のベーンポンプのシール装置。 - 【請求項４】 ベーンポンプが，自己潤滑性のあるベー
ンと自己潤滑性のあるシール部材とを有する無給油式ベ
ーンポンプである請求項１又は２記載のベーンポンプの
シール装置。 - 【請求項５】 ローターとケーシング内周面との密接部
における各々の半径差が広い範囲で微小である面シール
部に開口する通路を形成し、この通路を介して前記面シ
ール部を流れてくる漏洩気体を吸入口との連通が遮断さ
れた作動室内へ導入する様にした請求項４記載のベーン
ポンプのシール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16570994A JPH07317679A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | ベーンポンプのシール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16570994A JPH07317679A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | ベーンポンプのシール装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07317679A true JPH07317679A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=15817571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16570994A Withdrawn JPH07317679A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | ベーンポンプのシール装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07317679A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100398825C (zh) * | 2001-08-31 | 2008-07-02 | 尤尼西亚Jkc控制系统株式会社 | 变量泵 |
| CN104131976A (zh) * | 2014-08-18 | 2014-11-05 | 王喜来 | 一种旋转式空压机 |
| JP2016505769A (ja) * | 2013-01-25 | 2016-02-25 | 北京星旋世紀科技有限公司Ｂｅｉｊｉｎｇ Ｒｏｓｔａｒ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｃｏ．Ｌｔｄ． | 回動装置及びそれを用いたロータリー圧縮機ならびに流体モータ |
| CN108252909A (zh) * | 2018-04-16 | 2018-07-06 | 盐城中德劲博机电有限责任公司 | 直槽滑片式空气压缩机滑片导向端面密封结构 |
| CN112177929A (zh) * | 2020-08-27 | 2021-01-05 | 蚌埠翔云压缩机制造有限公司 | 一种吸附式天然气系统内的压缩机 |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP16570994A patent/JPH07317679A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100398825C (zh) * | 2001-08-31 | 2008-07-02 | 尤尼西亚Jkc控制系统株式会社 | 变量泵 |
| JP2016505769A (ja) * | 2013-01-25 | 2016-02-25 | 北京星旋世紀科技有限公司Ｂｅｉｊｉｎｇ Ｒｏｓｔａｒ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ Ｃｏ．Ｌｔｄ． | 回動装置及びそれを用いたロータリー圧縮機ならびに流体モータ |
| US10215025B2 (en) | 2013-01-25 | 2019-02-26 | Beijing Rostar Technology Co. Ltd. | Rotation device and rotor compressor and fluid motor having the same |
| CN104131976A (zh) * | 2014-08-18 | 2014-11-05 | 王喜来 | 一种旋转式空压机 |
| CN108252909A (zh) * | 2018-04-16 | 2018-07-06 | 盐城中德劲博机电有限责任公司 | 直槽滑片式空气压缩机滑片导向端面密封结构 |
| CN112177929A (zh) * | 2020-08-27 | 2021-01-05 | 蚌埠翔云压缩机制造有限公司 | 一种吸附式天然气系统内的压缩机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010731 |