JPH07315170A - 車両用盗難防止装置 - Google Patents

車両用盗難防止装置

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JPH07315170A
JPH07315170A JP11559594A JP11559594A JPH07315170A JP H07315170 A JPH07315170 A JP H07315170A JP 11559594 A JP11559594 A JP 11559594A JP 11559594 A JP11559594 A JP 11559594A JP H07315170 A JPH07315170 A JP H07315170A
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combustion engine
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Takeshi Yamazaki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両が盗難に遭っているか否かの判定を高精
度に行う。 【構成】 送信機41から送信される識別コードを表す
信号を受信することによって、ドアロック制御部6がド
アロック用のアクチュエータ43を制御するようにし
た、いわゆるキーレスエントリーシステムを備える車両
制御装置1において、内燃機関制御部3がスタータモー
タ15を制御する。制御部6は、制御部3からの送信要
求に応答して、送信機41からの識別コードと、メモリ
60内の自車の識別コードとが一致するときには、駆動
許可信号を出力する。これに応答して、制御部3は、イ
グニションキースイッチ65がST接点に導通される
と、スタータモータ15を駆動する。したがって、スタ
ータモータ15の駆動中に、前記駆動許可信号を受信す
るのではなく、受信後にスタータモータ15を駆動する
ので、電源電圧低下などの影響を受けることなく、高精
度な判定を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の盗難防止のため
の装置に関し、特に内燃機関の始動を不能とする装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の盗難を防止するための方法とし
て、たとえば車内への侵入を防止する方法、ハンドルを
ロックして操舵を不能とする方法、内燃機関の始動を不
能とする方法などが挙げられる。しかしながら、前記車
内への侵入を防止する方法では、ドアをこじ開けたり、
ガラスを割るなどして車内に侵入することを、たとえば
ガラス割れセンサなどを用いて検知して、警報を発し、
阻止するのであるけれども、ドアが開いてしまうと、簡
単に乗逃げされてしまう恐れがある。
【0003】このような乗逃げを防止するための方法と
して、内燃機関の始動を不能とする方法が効果的であ
る。このような方法の第1の従来技術では、運転者がキ
ースイッチを操作するなどして入力した暗証番号、また
はドアロック制御用に運転者が携帯している送信機から
送信された識別コードと、予め定める基準コードとが比
較され、両者が一致したときにのみ、たとえば内燃機関
制御装置が制御動作を行うように構成されている。
【0004】一方、第2の従来技術として、前記暗証番
号入力を必要とせず、またドアロック制御装置とは独立
して、イグニションキーシリンダに関連して盗難防止機
能を実現するようにしたキー装置が、たとえば特開昭6
3−93649号公報で示されている。この従来技術で
は、キー孔にキーを差込むと、該キー孔の周縁部に形成
されている磁気回路とキー内の磁気回路とが磁気結合
し、車両側が周波数を走査して発生した高周波信号に対
して、キー側がどの周波数で共振するかによってキーの
認識を行うようにし、電気的接点を不要として信頼性を
向上するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来技術では、
イグニションキーシリンダへキーが差込まれて角変位操
作され、内燃機関の点火回路への通電が可能となると、
内燃機関制御装置が、前記暗証番号や識別コードの判別
手段から前記暗証番号や識別コードが一致しているとき
に出力される駆動許可信号を受信したときにのみ内燃機
関の運転を可能とする。したがって、前記キーの角変位
操作が瞬時に行われて前記内燃機関制御装置への通電開
始とほぼ同時にスタータモータが起動されてしまうと、
電源ラインの電圧低下によって内燃機関制御装置は前記
駆動許可信号を誤判定してしまう恐れがある。
【0006】また、第2の従来技術でも、キー孔にキー
が差込まれて瞬時に角変位操作が行われてスタータモー
タが起動されると、上述のような電源ラインの電圧低下
とともに、オルタネータなどからのノイズも共振信号に
重畳されてしまい、誤判定を生じる恐れがある。
【0007】本発明の目的は、盗難に遇っているか否か
を正確に判定することができる車両用盗難防止装置を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め定める操
作によって識別信号が入力される入力手段と、前記識別
信号と予め定める基準信号とを比較し、両者が相互に一
致するときには、内燃機関制御装置へ駆動許可信号を出
力する判別手段とを備える車両用盗難防止装置におい
て、前記内燃機関制御装置は、スタータモータを制御す
るようにし、内燃機関制御装置は、前記駆動許可信号が
入力されているときにのみ、イグニションキーの所定の
スタート操作に応答して、スタータモータを起動するこ
とを特徴とする車両用盗難防止装置である。
【0009】また本発明は、キー孔にキーを差込むこと
によってキーが識別信号を送信し、車両側の受信手段で
受信された識別信号と所定の基準信号とが判別手段で比
較され、両者が相互に一致しているときには前記判別手
段が内燃機関制御装置へ駆動許可信号を出力し、前記キ
ー孔内でのキーの所定の変位操作によってスタータモー
タが起動されるようにした車両用盗難防止装置におい
て、前記スタータモータを前記判別手段によって制御す
るようにし、判別手段は、識別信号が基準信号と一致し
ているときにのみ、キーの前記所定の変位操作に応答し
て前記スタータモータを起動することを特徴とする車両
用盗難防止装置である。
【0010】さらにまた本発明の前記識別信号の送受信
は、車両側がキーの差込みに応答して、周波数を走査し
て高周波信号を発生し、キー側の共振回路がその高周波
信号によって生じる誘導電流に対して、識別を可能とす
る予め定める周波数で共振し、車両側で前記共振による
高周波信号のレベル変化から、共振周波数を識別するこ
とによって実現されることを特徴とする。
【0011】また本発明の前記判別手段は、前記識別信
号が受信されるべき期間中は、ラジオ受信機によるラジ
オ放送の音響化を停止させることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明に従えば、暗証番号が入力されるキース
イッチやワイヤレスドアロック装置における識別コード
の受信機などの入力手段へ識別信号が入力されると、そ
の識別信号は判別手段で予め定める基準信号と比較さ
れ、両者が相互に一致しているとき、すなわち入力され
た識別信号がその車両に固有の識別信号であるときに
は、判別手段は内燃機関制御装置へ駆動許可信号を出力
する。これに応答して、内燃機関制御装置は燃料噴射量
や点火時期などの制御を開始する。
【0013】一方、本発明では、スタータモータは前記
内燃機関制御装置によって制御されるようにしており、
イグニションキーシリンダへキーが差込まれて角変位操
作されるなどの所定のスタート操作が行われても、前記
内燃機関制御装置は、前記駆動許可信号が入力されるま
でスタータモータの起動を猶予する。
【0014】したがって、スタータモータの起動による
電源電圧低下時に前記駆動許可信号が入力されているか
否かの判定を行うのではなく、スタータモータを起動す
る以前に前記判定を行うので、誤判定を防止することが
できる。
【0015】また本発明に従えば、キー孔にキーを差込
むことによってキーが識別信号を送信し、その識別信号
を車両側において受信手段で受信し、判別手段で所定の
基準信号と比較して両者が相互に一致しているときに
は、内燃機関制御装置へ駆動許可信号を出力するように
した盗難防止装置において、スタータモータを前記判別
手段によって制御する。
【0016】判別手段は、キー孔に差込まれたキーの角
変位操作などの所定の変位操作が行われても、識別信号
が基準信号と一致していないときにはスタータモータを
起動せず、一致しているときにのみスタータモータを起
動する。
【0017】したがって、判別手段において前記識別信
号と基準信号との一致判定が行われてから、キーの変位
操作に応答したスタータモータの起動が行われるので、
スタータモータが起動されてから一致判定を行う場合に
比べて、電源電圧低下や、点火ノイズなどによる影響を
抑えて、正確な判定を行うことができる。
【0018】さらにまた好ましくは、車両側にはキー孔
の周縁部などに高周波信号の発生手段を設け、これに対
応してキー内には所定の周波数で共振する共振回路を設
ける。キー孔にキーを差込むことによって、前記高周波
信号の発生手段が周波数を走査して高周波信号を発生
し、これによってキー側では前記高周波信号によって誘
導電流が生じ、この誘導電流は前記共振周波数でピーク
となり、高周波信号発生回路側でも前記共振によって信
号レベルが増加する。したがって、高周波信号のレベル
変化から前記共振周波数を識別することができ、その共
振周波数が車両に固有の周波数であるか否かから、キー
が車両に一致しているか否かを判別することができる。
【0019】したがって、非接触でキーが一致している
か否かの判別を行うことができ、接点の汚れなどによる
誤判別の恐れがなく、信頼性を向上することができる。
【0020】また好ましくは、前記判別手段は、識別信
号が受信されるべき期間、すなわち高周波信号が送信さ
れている期間中は、ラジオ受信機の電源を遮断するなど
してラジオ放送の音響化を停止させる。これによって、
前記高周波信号によるノイズの音響化を防止することが
できる。
【0021】
【実施例】図1は、盗難防止機能を備える本発明の一実
施例の車両制御装置1の電気的構成を示すブロック図で
ある。この車両制御装置1は、大略的に、内燃機関2を
制御する内燃機関制御部3と、ドアロック制御部6とを
含んで構成されている。
【0022】前記内燃機関制御部3は、大略的に、吸気
圧検出器11によって検出された内燃機関2の吸気圧お
よびクランク角検出器12によって検出された内燃機関
2の回転速度などに基づいて燃料噴射量および点火時期
を演算し、燃料噴射弁13およびイグナイタ14を駆動
する。内燃機関制御部3は、入力インタフェイス回路1
6〜19と、アナログ/デジタル変換器8と、マイクロ
コンピュータなどで実現される処理回路7と、消去再書
込み可能ないわゆるEEPROMなどで実現されるメモ
リ20と、出力インタフェイス回路21,22となどを
含んで構成されている。
【0023】前記吸気圧検出器11からの出力は、アナ
ログ/デジタル変換器8でデジタル値に変換されて、処
理回路7に読込まれる。またクランク角検出器12から
のクランクパルスは、入力インタフェイス回路17で波
形整形された後、前記処理回路7に入力される。入力イ
ンタフェイス回路16は、前記ドアロック制御部6から
の信号を受信するために設けられている。
【0024】処理回路7にはまた、ニュートラルスイッ
チ9およびスタート検出器10からの出力が、入力イン
タフェイス回路18,19でそれぞれ波形整形されて入
力される。ニュートラルスイッチ9は、自動変速機の変
速段がパーキングまたはニュートラル位置となると導通
する。またスタート検出器10は、イグニションキース
イッチ65がスタート接点STに導通されていることを
検出する。
【0025】処理回路7は、前記ニュートラルスイッチ
9および検出器10,11,12の検出結果などに基づ
いて、メモリ20に記憶されているマップデータなどを
参照しながら、前記燃料噴射量および点火時期などを演
算し、パワートランジスタなどで実現される出力インタ
フェイス回路21を介して、燃料噴射弁13の開弁時間
を制御するとともに、イグナイタ14を介して点火プラ
グ23の点火時期および点火時間などを制御する。さら
にまた処理回路7は、出力インタフェイス回路21を介
して、後述するようにスタータモータ15を駆動する。
【0026】ドアロック制御部6は、大略的に、送信機
41からの信号に応答して、受信機42がドアロック用
のアクチュエータ43を駆動する。また、前記受信機4
2は、スイッチ44,45によって盗難を検出すると、
ホーン46を吹鳴させるとともに、停止表示灯47を点
滅させる盗難防止動作を行う。
【0027】前記送信機41は、押釦スイッチ51と、
送信回路52と、メモリ53とを含んで構成されてい
る。押釦スイッチ51が操作されると、送信回路52
は、リードオンリメモリなどで実現されるメモリ53か
ら、該送信機41に固有の識別コードを読出し、その識
別コードを表す信号を、周波数変調波または振幅変調波
もしくは赤外線で受信機42へ送信する。
【0028】前記受信機42は、受信回路54と、入力
インタフェイス回路55〜59と、処理回路50と、メ
モリ60と、出力インタフェイス回路61,62とを含
んで構成されている。受信回路54で受信された前記識
別コードを表す信号は、入力インタフェイス回路55で
波形整形された後、マイクロコンピュータなどで実現さ
れる処理回路50に入力される。処理回路50は、その
識別コードが、EEPROMなどで実現されるメモリ6
0に記憶されている自車の識別コードと一致しているか
否かを判断し、一致しているときには、出力インタフェ
イス回路61を介して、電磁ソレノイドなどで実現され
るアクチュエータ43を駆動する。すなわち、ドアおよ
びトランクなどが施錠されているときには解錠動作を行
い、解錠されているときには施錠動作を行う。
【0029】前記処理回路50にはまた、スイッチ6
3,44,45からの出力が、それぞれ入力インタフェ
イス回路56,57,58で、チャタリング成分などが
除去されて入力されている。セットスイッチ63が導通
されて盗難防止機能が選択されている状態で、ボンネッ
トの開閉を検出するフードスイッチ44またはドアの開
閉を検出するカーテシスイッチ45によって、前記ボン
ネットまたはドアが開かれたことを検出すると、処理回
路50は、前述のようにホーン46を吹鳴させるととも
に、停止表示灯47を点滅させる。こうして盗難防止動
作を行う。
【0030】なお、この処理回路50からはまた、内燃
機関制御部3の出力インタフェイス回路22からライン
68を介して該ドアロック制御部6の入力インタフェイ
ス回路59に、後述するように駆動許可信号の送信要求
が入力されると、出力インタフェイス回路62およびラ
イン64を介して内燃機関制御部3の前記入力インタフ
ェイス回路16へ、前記識別コードを表す信号を出力す
る。
【0031】前記各制御部3,6には、それぞれ定電圧
回路67,69が設けられており、定電圧回路67へは
イグニションキースイッチ65がIG接点またはST接
点に導通されるとバッテリ66からの電力が供給され、
また定電圧回路69へはバッテリ66からの電力が常時
供給され、各制御部3,6内の各回路が電力付勢され
る。
【0032】図2は、上述のように構成された車両制御
装置1の盗難防止動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。図2(1)で示されるように、時刻t1に
おいてイグニションキースイッチ65のIG接点が導通
されると、定電圧回路67から内燃機関制御部3内の各
回路へ電力供給が開始される。図2(2)で示すように
時刻t2において、前記イグニションキースイッチ65
のST接点が導通されたことをスタート検出器10によ
って検出すると、図2(3)において時刻t3で示すよ
うに、処理回路7は出力インタフェイス回路22からラ
イン68を介して、ドアロック制御部6の入力インタフ
ェイス回路59から処理回路50へ駆動許可信号の送信
要求を出力する。
【0033】これに応答して、処理回路50は、ドアロ
ック制御時に送信機41からの識別コードとメモリ60
に記憶されている自車の識別コードとが一致していたと
きには、図2(4)において時刻t4で示すように、出
力インタフェイス62からライン64を介して、内燃機
関制御部3の入力インタフェイス回路16から処理回路
7へ駆動許可信号を出力する。この駆動許可信号を受信
すると、処理回路7は前記イグニションキースイッチ6
5のST接点への導通に応答して、図2(5)で示すよ
うに、時刻t5からスタータモータ15を起動する。し
たがって、前記時刻t5から図2(6)で示すように、
内燃機関2は回転を開始することになる。
【0034】これに対して、ドアがこじ開けられるなど
して処理回路50で識別コードの一致判定が行われてい
ない状態で、イグニションキースイッチ65のST接点
が導通されて処理回路7から送信要求が出力されても、
処理回路50は駆動許可信号を出力せず、したがってス
タータモータ15は起動されず、こうして内燃機関2の
始動を確実に阻止することができる。
【0035】図3は、上述のような処理回路7の制御動
作を説明するためのフローチャートである。イグニショ
ンキースイッチ65のIG接点が導通されるとステップ
n1に移り、後述するスタートフラグF0のリセットな
どの初期化処理が行われる。ステップn2では、スター
ト検出器10の検出結果からイグニションキースイッチ
65のST接点が導通されいるか否かが判断され、そう
であるときにはステップn3で前記フラグF0が1にセ
ットされてステップn5に移り、そうでないときにはス
テップn4で前記フラグF0が0にリセットされた後、
ステップn5に移る。ステップn5では、ニュートラル
スイッチ9が導通しているニュートラル状態であるか否
か、あるいは吸気圧検出器11およびクランク角検出器
12の検出結果の入力処理などの他の入力処理が行われ
る。
【0036】ステップn6では、前記フラグF0が1に
セットされているか否かが判断され、そうである内燃機
関2の始動時にはステップn7に移り、ライン68を介
して駆動許可信号の送信要求を出力する。ステップn8
では、その送信要求に応答した駆動許可信号の受信が行
われ、ステップn9では受信されたデータが駆動許可を
表すデータであるか否かが判断され、そうであるときに
はステップn10でスタータモータ15が駆動される。
【0037】これに対して、ステップn6においてフラ
グF0が0にリセットされているとき、およびステップ
n9において受信されたデータが駆動許可を表すもので
ないときにはステップn11に移り、スタータモータ1
5は停止されたままとなる。前記ステップn10または
n11からはステップn12に移り、前記ステップn5
で求められた入力結果に対応して燃料噴射量や点火時期
などの他の制御出力が行われた後、前記ステップn2に
戻る。
【0038】このように本発明に従う車両制御装置1で
は、スタータモータ15を内燃機関制御部3によって制
御するようにし、イグニションキースイッチ65のST
接点が導通されても、直ちにこのスタータモータ15を
起動することはなく、ドアロック制御部6からの駆動許
可信号が入力されてからスタータモータ15を起動する
ので、スタータモータ15の起動後に駆動許可信号を通
信する場合に比べて、バッテリ66の電圧低下などの影
響を受けることなく、ライン64を介して入力されたデ
ータが駆動許可信号であるか否かを正確に判定すること
ができる。
【0039】図4は本発明の他の実施例の車両制御装置
101の電気的構成を示すブロック図であり、前述の実
施例に類似し、対応する部分には同一の参照符を付す。
この実施例では、前記内燃機関制御部3およびラジオ受
信機40が電源制御部4によって制御されるとともに、
この電源制御部4はまた前記スタータモータ15を制御
する。電源制御部4は、イグニションキーシリンダのキ
ー孔25へのキー5の差込みおよびその角変位操作に応
答して、後述するような動作を行う。
【0040】電源制御部4は、定電圧回路69と、コー
ド検知器71と、挿入検知器72と、検出器31〜33
と、入力インタフェイス回路34〜36,73と、処理
回路37と、出力インタフェイス回路39,62と、メ
モリ60とを備えて構成されている。挿入検知器72は
キー孔25へのキー5の挿入を検知し、アクセサリ検出
器31はキー5が角変位操作されてAcc位置に設定さ
れたか否かを検出し、イグニション検出器32は前記キ
ー5がIG位置に設定されたか否かを検出し、スタート
検出器33は前記キー5がST位置に設定されたか否か
を検出する。前記挿入検知器72および検出器31〜3
3の検出結果は、入力インタフェイス回路73および3
4〜36をそれぞれ介して処理回路37に入力される。
処理回路37は、各検出器31〜33の検出結果に応答
して、後述するように出力インタフェイス回路39を介
して、ラジオ受信機40、内燃機関制御部3およびスタ
ータモータ15を電力付勢する。
【0041】前記コード検知器71は、前記キー孔25
の挿入口付近に配置された円環状のコア26において一
直径線上に対向配置された一対のコイル27a,27b
に発振・検知回路38から周波数を走査した高周波信号
が与えられ、この高周波信号に対するキー5の共振信号
を該コイル27a,27bで検知することによって、前
記共振周波数をキー5に固有のコードとして読取る。し
たがって、発振・検知回路38は、周波数を走査して発
振を行う発振回路とともに、コイル27a,27bを流
れる電流レベルを読取るための電流/電圧変換用抵抗お
よびアナログ/デシタル変換器などを備えている。発振
・検知回路38の検知結果は、前記処理回路37に入力
されている。
【0042】またキー5には、前記キー孔25に差込ま
れるべきキー本体75の基端部付近に前記コア26と磁
気結合する軸状のコア28が設けられており、このコア
28の外周面にはコイル29が巻回されている。コイル
29の両端子は、該キー5に固有の共振周波数を有する
共振回路30に接続されている。
【0043】したがって、キー5がキー孔25に差込ま
れたことが挿入検知器72によって検知されると、発振
・検知回路38はコイル27a,27bに周波数を走査
した発振電流を与え、これによってコア26に磁気結合
したコア28に巻回されているコイル29に生じる起電
流に対して共振回路30が共振すると、コイル27a,
27bを流れる電流も変化し、こうして前記共振周波数
を検出することが可能となる。
【0044】処理回路37は、こうして検出された共振
周波数と、メモリ60に記憶されている共振周波数とが
一致している状態で、各検出器31〜33の検出結果に
応答して、ラジオ受信機40、内燃機関制御部3および
スタータモータ15を駆動する。
【0045】すなわち、キー5が角変位操作されてAc
c位置にあるときには、ラジオ受信機40を電力付勢
し、IG位置にあるときには前記ラジオ受信機40およ
び内燃機関制御部3を電力付勢し、ST位置にあるとき
には前記ラジオ受信機40の電力付勢を停止するととも
に、内燃機関制御部3およびスタータモータ15を電力
付勢する。
【0046】図5は、処理回路37の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。キー孔25に差込まれ
たキー5が角変位操作され、図5(1)で示すように時
刻t11においてAcc位置となったことがアクセサリ
検出器31によって検出されると、処理回路37は図5
(4)で示されるように、時刻t12において発振・検
知回路38に送信要求を出力する。これに応答して、発
振・検知回路38は、高周波信号を発振し、キー5の共
振周波数を読込む。その読込んだ結果を図5(5)にお
いて時刻t13で示すように処理回路37へ送信し、処
理回路37ではその入力された共振周波数がメモリ60
に記憶されている共振周波数と一致しているときには、
図5(6)において時刻t14で示すようにラジオ受信
機40を電力付勢する。
【0047】また図5(2)で示すように、キー5がI
G位置となったことがイグニション検出器32によって
検出されると、前記図5(4)および図5(5)におい
てそれぞれ時刻t12,t13と同様に、t16,t1
7で示すようにして再び共振周波数の読込みが行われ
る。その読込まれた結果がメモリ60に記憶されている
データに一致しているときには、図5(7)で示すよう
に時刻t18から内燃機関制御部3へ電力供給が行われ
る。
【0048】さらにまた図5(3)において時刻t19
で示すように、スタート検出器33によってキー5がS
T位置に角変位操作されたことが検出されると、時刻t
20,t21で処理回路37はそれぞれ送信要求の出力
および共振周波数の読込みを行い、一致しているときに
は図5(8)において時刻t22で示すように、出力イ
ンタフェイス回路62から内燃機関制御部3へ駆動許可
信号を出力するとともに、図5(9)に示すようにスタ
ータモータ15を起動する。これによって、図5(1
0)で示すように内燃機関2は回転を開始する。
【0049】なお、ラジオ受信機40は、時刻t14に
おいて電力付勢が開始されるけれども、時刻t17〜t
18間およびt21〜スタータモータ15が停止される
時刻t23間はその電力付勢が停止され、これによって
コード検知器71による高周波信号および内燃機関2の
点火ノイズなどが音響化されることを防止している。
【0050】図6〜図9は、上述の処理回路37の動作
を説明するためのフロチャートである。キー5がAcc
位置に角変位操作されると、図6で示される割込処理動
作を開始し、ステップm1で発振・検知回路38へ送信
要求が出力され、ステップm2ではそれに応答した共振
周波数の読込みが行われる。ステップm3では、その読
込み結果がメモリ60の記憶内容と一致しているか否か
が判断され、そうであるときにはステップm4において
ラジオ受信機40への通電を許可することを表すフラグ
F1が1にセットされた後、図9で示すメイン処理動作
に復帰し、そうでないときには直接メイン処理動作に復
帰する。
【0051】また、キー5がIG位置まで角変位操作さ
れると、図7で示す割込処理動作を開始し、ステップm
10で前記フラグF1が一旦0にリセットされ、ステッ
プm11では前記ステップm1と同様に発振・検知回路
38へ送信要求が出力される。ステップm12では、そ
れに応答した共振周波数が読込まれ、ステップm13で
はメモリ60に記憶されているデータと一致しているか
否かが判断され、そうであるときにはステップm14で
内燃機関制御部3への通電を許可することを表すフラグ
F2が1にセットされ、さらにステップm15で前記フ
ラグF1が1に再セットされた後、メイン処理動作へ復
帰し、そうでないときには直接メイン処理動作へ復帰す
る。
【0052】さらにまた、キー5がST位置まで角変位
操作されると、図8で示される割込処理動作を開始し、
ステップm20〜m23では前記ステップm10〜m1
3と同様に、フラグF1のリセット、発振・検知回路3
8への送信要求、共振周波数の受信、比較が行われ、そ
の比較結果が一致しているときにはステップm24でス
タータモータ15を駆動すべきことを表すフラグF3が
1にセットされた後、ステップm25で前記フラグF1
が1に再セットされる。
【0053】前記図6〜図8で示す割込処理動作によっ
てセットまたはリセットされたフラグF1〜F3に従っ
て、図9で示すメイン処理動作が行われる。先ず、ステ
ップk1で前記各フラグF1〜F3のリセットなどの初
期化処理が行われる。ステップk2では、フラグF1が
1にセットされているか否かが判断され、そうであると
きにはステップk3でラジオ受信機40への通電が行わ
れた後、ステップk4に移り、そうでないときには直接
ステップk4に移る。
【0054】ステップk4では、フラグF2が1にセッ
トされているか否かが判断され、そうであるときにはス
テップk5で内燃機関制御部3への通電が行われた後、
ステップk6に移り、そうでないときには前記ステップ
k2に戻る。ステップk6では、フラグF3が1にセッ
トされているか否かが判断され、そうであるときにはス
テップk7でスタータモータ15が駆動された後、ステ
ップk2に戻り、そうでないときには直接ステップk2
に戻る。
【0055】このように本発明に従う車両制御装置10
1では、電源制御部4によってスタータモータ15を制
御するようにし、スタータモータ15の駆動中にキー5
が固有のキーであるか否かの判別を行うのではなく、判
別後にスタータモータ15を駆動するので、スタータモ
ータ15の駆動による電源電圧低下などの影響を受ける
ことなく、正確な判定を行うことができる。また、この
車両制御装置101では、発振・検知回路38によるキ
ー5の共振周波数の検出時およびスタータモータ15の
駆動時にはラジオ受信機40の電力付勢を停止するの
で、内燃機関2の点火ノイズや、発振・検知回路38か
らの高周波信号が音響化されてしまうことを防止するこ
ともできる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スタータ
モータを内燃機関制御装置によって制御するようにし、
イグニションキーシリンダへキーが差込まれて角変位操
作するなどの所定のスタート操作が行われても、前記内
燃機関制御装置は、入力された識別信号と基準信号とが
一致している、すなわち入力された識別信号がその車両
に固有の識別信号であることを表す駆動許可信号が入力
されるまでスタータモータの起動を猶予するので、スタ
ータモータの起動による電源電圧低下時に前記駆動許可
信号が入力されているか否かの判定を行うのではなく、
スタータモータを起動する以前に前記判定を行うので、
誤判定を防止することができる。
【0057】また本発明によれば、キー孔にキーを差込
むことによってキーが識別信号を送信し、その識別信号
を車両側で受信し、判別手段で所定の基準信号と比較し
て両者が相互に一致しているときには、内燃機関制御装
置へ駆動許可信号を出力するようにした盗難防止装置に
おいて、スタータモータを前記判別手段によって制御す
るので、前記識別信号と基準信号との一致判定が行われ
てからキーの変位操作に応答したスタータモータの起動
が行われるので、スタータモータが起動されてから一致
判定を行う場合に比べて、電源電圧低下や、点火ノイズ
などによる影響を抑えて正確な判定を行うことができ
る。
【0058】さらにまた好ましくは、キー孔にキーを差
込むことによって、車両側が周波数を走査して高周波信
号を発生し、これに応答したキー側の共振回路の共振に
よる高周波信号のレベル変化から前記共振周波数を識別
し、その共振周波数が車両に固有の周波数であるか否か
からキーが車両に一致しているか否かを判別するので、
非接触でキーが一致しているか否かの判別を行うことが
でき、接点の汚れなどによる誤判別の恐れがなく、信頼
性を向上することができる。
【0059】また好ましくは、識別信号が受信されるべ
き期間、すなわち高周波信号が送信されている期間中は
ラジオ受信機の電源を遮断するなどしてラジオ放送の音
響化を停止させるので、前記共振によってキーから発生
されるノイズの音響化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】盗難防止機能を備える本発明の一実施例の車両
制御装置1の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】前記車両制御装置1の盗難防止動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図3】図2のフロチャートである。
【図4】本発明の他の実施例の車両制御装置101の電
気的構成を示すブロック図である。
【図5】前記車両制御装置101の盗難防止動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【図6】前記車両制御装置101の盗難防止動作を説明
するためのフローチャートである。
【図7】前記車両制御装置101の盗難防止動作を説明
するためのフローチャートである。
【図8】前記車両制御装置101の盗難防止動作を説明
するためのフローチャートである。
【図9】前記車両制御装置101の盗難防止動作を説明
するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1,101 車両制御装置 2 内燃機関 3 内燃機関制御部 4 電源制御部 5 キー 6 ドアロック制御部 7,37,50 処理回路 25 キー孔 38 発振・検知回路 40 ラジオ受信機 41 送信機 42 受信機 71 コード検知器 72 挿入検知器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定める操作によって識別信号が入力
    される入力手段と、前記識別信号と予め定める基準信号
    とを比較し、両者が相互に一致するときには、内燃機関
    制御装置へ駆動許可信号を出力する判別手段とを備える
    車両用盗難防止装置において、 前記内燃機関制御装置は、スタータモータを制御するよ
    うにし、 内燃機関制御装置は、前記駆動許可信号が入力されてい
    るときにのみ、イグニションキーの所定のスタート操作
    に応答して、スタータモータを起動することを特徴とす
    る車両用盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 キー孔にキーを差込むことによってキー
    が識別信号を送信し、車両側の受信手段で受信された識
    別信号と所定の基準信号とが判別手段で比較され、両者
    が相互に一致しているときには前記判別手段が内燃機関
    制御装置へ駆動許可信号を出力し、前記キー孔内でのキ
    ーの所定の変位操作によってスタータモータが起動され
    るようにした車両用盗難防止装置において、 前記スタータモータを前記判別手段によって制御するよ
    うにし、判別手段は、識別信号が基準信号と一致してい
    るときにのみ、キーの前記所定の変位操作に応答して前
    記スタータモータを起動することを特徴とする車両用盗
    難防止装置。
  3. 【請求項3】 前記識別信号の送受信は、車両側がキー
    の差込みに応答して、周波数を走査して高周波信号を発
    生し、キー側の共振回路がその高周波信号によって生じ
    る誘導電流に対して、識別を可能とする予め定める周波
    数で共振し、車両側で前記共振による高周波信号のレベ
    ル変化から、共振周波数を識別することによって実現さ
    れることを特徴とする請求項2記載の車両用盗難防止装
    置。
  4. 【請求項4】 前記判別手段は、前記識別信号が受信さ
    れるべき期間中は、ラジオ受信機によるラジオ放送の音
    響化を停止させることを特徴とする請求項2または3記
    載の車両用盗難防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990062014A (ko) * 1997-12-31 1999-07-26 정몽규 무선 통신을 이용한 도난 방지 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR19990062014A (ko) * 1997-12-31 1999-07-26 정몽규 무선 통신을 이용한 도난 방지 장치

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