JPH07315130A - 自動車の荷室構造 - Google Patents

自動車の荷室構造

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Publication number
JPH07315130A
JPH07315130A JP13084294A JP13084294A JPH07315130A JP H07315130 A JPH07315130 A JP H07315130A JP 13084294 A JP13084294 A JP 13084294A JP 13084294 A JP13084294 A JP 13084294A JP H07315130 A JPH07315130 A JP H07315130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
folded
luggage
luggage compartment
back vertical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13084294A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Oga
誠 大賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP13084294A priority Critical patent/JPH07315130A/ja
Publication of JPH07315130A publication Critical patent/JPH07315130A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、後部荷室側部において折り畳み格納
及び箱状に引き出し展開可能であり、かつ容積可変式の
荷物収納箱を設け、走行中の荷物の揺れ動きを防止した
自動車の荷室構造を提供する。 【構成】奥縦板3の下辺に蓋板4をヒンジ5を介して水
平状態と奥縦板と平行状態に転回可能に連結し、前記奥
縦板3と蓋板4との両側に渡って折れ線7により中折れ
可能な両側板を結合し、前記蓋板4の水平状態において
蓋板4に設けた複数個のクリップ16に着脱可能であ
り、縦壁を形成する仕切り板8によって形成する荷物収
納箱2を後部荷室1の側部の空間部18に折り畳み格納
及び箱状に引き出し展開可能に取り付けた構成を特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、後部荷室側部において
折り畳み格納及び箱状に引き出し展開可能であり、かつ
容積可変式の荷物収納箱を設けた自動車の荷室構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の走行時に荷室内の荷物が少量又
は不安定な物の場合に、中で揺れ動いてしまい荷物が損
傷することがある。また、荷物が固く重い物の場合は、
揺れ動きによってクォータパネルに衝突してクォータパ
ネルが凹凸に変形する。
【0003】このような不具合の発生を防止するために
従来では、荷室の床にベルトを設け、ベルトにより荷物
を結束するようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、殆どの
車両には前記荷物結束用のベルトが装着されておらず、
また、不安定な物の場合はベルトによる固定が不可能又
は困難である。
【0005】本発明の目的は、上記従来の問題を解決し
た自動車の荷室構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、奥縦板と、この奥縦板の下辺にヒンジを
介して水平状態と奥縦板と平行状態に転回可能に連結し
た蓋板と、前記奥縦板と蓋板との両側に渡って結合され
中折れ可能な両側板と、前記蓋板の水平状態において蓋
板に設けた複数個のクリップに着脱可能であり、縦壁を
形成する仕切り板とからなる荷物収納箱を後部荷室側部
の空間部に折り畳み格納及び箱状に引き出し展開可能に
取り付けたものである。
【0007】
【作用】蓋板を奥縦板側に転回して奥縦板と平行状態に
することにより両側板が中折れし、仕切り板と共に両側
板と仕切り板とが奥縦板と蓋板との間に挾んで後部荷室
側部の空間部内に折り畳まれて格納する。この折り畳み
格納状態から蓋板を水平状態に倒すことにより両側板が
蓋板にによって引き出され、折り畳まれていた両側板が
開いて蓋板を底にして両側壁を形成する。仕切り板は水
平状態になった蓋板に設けられている複数個のクリップ
の所望にクリップに嵌合して縦壁を形成する。これによ
り、後部荷室内において、蓋板を底にし、四方周囲を奥
縦板、両側板及び仕切り板で囲んだ荷物収納箱が形成さ
れる。この荷物収納箱の容積は前記仕切り板を複数個の
所望のクリップに嵌合することにより拡縮変更すること
が可能である。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、1は後部荷室であり、2は前記後部
荷室1の側部の空間部に折り畳み格納及び箱状に引き出
し展開可能に取り付けた荷物収納箱である。4は前記荷
物収納箱2の蓋板、15は取手である。
【0009】前記荷物収納箱2の構成を図2乃至図5で
説明する。3は奥縦板であり、図5(A)で示すように
後部荷室1の側部のクォータパネル17によって形成さ
れている空間部18にブラケット19を介して固定され
ている。
【0010】この奥縦板3の下辺に前記蓋板4がヒンジ
5を介して水平状態と奥縦板3と平行状態に転回可能に
連結されている。この蓋板4には雄クリップ14が設け
られ、前記奥縦板3には前記雄クリップ14が嵌合する
雌クリップ13が設けられている。また、蓋板4には後
述する仕切り板8を位置決めする複数個のクリップ16
も設けられている。
【0011】前記奥縦板3と蓋板4との両側に渡って両
側板6が結合されている。この両側板6は方形である
が、その対角線上には折れ線7が設けられ、この折れ線
7によって中折れ可能にしてある。
【0012】8は仕切り板である。この仕切り板8には
図4で示すように、底板9が捩じりコイルバネ付のヒン
ジ10によって結合され、この捩じりコイルバネ付のヒ
ンジ10により仕切り板8は常に起立方向に付勢されて
いる。また、前記底板9と仕切り板8とに渡ってワイヤ
12が結合されており。このワイヤ12によって仕切り
板8の起立状態を規制している。
【0013】前記仕切り板8の両側には軸11が突設さ
れ、この軸11が前記蓋板4に設けた複数個のクリップ
16に着脱可能に嵌合される。
【0014】上記の構成による本発明の作用について図
2乃至図5によって説明する。図5(A)は荷物収納箱
2を後部荷室1の側部の空間部18内に折り畳み格納し
た状態である。すなわち、蓋板4を奥縦板3側に転回し
て奥縦板3と平行状態にすることにより両側板6が折れ
線7によって中折れし、仕切り板8はヒンジ20によっ
て底板9と平行に折り畳まれ、両側板6と仕切り板8は
奥縦板3と蓋板4との間に挾まれてコンパクトになって
後部荷室1側部の空間部18内に折り畳み格納する。こ
の時、蓋板4の雄クリップ14が奥縦板3の雌クリップ
13に嵌合して折り畳み格納状態が維持される
【0015】前記折り畳み格納状態から荷物を収容する
ための箱状に形成するには図5(B)で示すように、蓋
板4を水平状態に倒すことにより両側板6が蓋板4にに
よって引き出され、折り畳まれていた両側板6が開いて
蓋板4を底にして両側壁を形成し、仕切り板8はヒンジ
10のコイルバネにより起立し、ワイヤ12によって起
立状態を規制する。
【0016】これにより、図5(C)で示すように、後
部荷室1内において、蓋板4を底にし、四方周囲を奥縦
板3、両側板6及び仕切り板8で囲んだ荷物収納箱2が
形成される。
【0017】この荷物収納箱2の容積は前記仕切り板8
を複数個のクリップの所望にクリップに嵌合することに
より拡縮変更することができる。従って、収容する荷物
の大小の形態に応じて仕切り板8の位置を変更して容積
を拡縮して使用する。
【0018】尚、図1では後部荷室1はトランクルーム
であり、このトランクルームの側部に荷物収納箱2を折
り畳み格納及び箱状に引き出し展開可能に取り付けた実
施例であるが、本発明はバン型あるいはワゴン型等の後
部荷室にも適用することができ、また、片側だけではな
く両側に設置することも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によると、荷物収納
箱は後部荷側部に折り畳み格納及び箱状に引き出し展開
可能に取り付けられているため、折り畳み格納状態では
後部荷室を一杯に使用するような大型荷物を従前と同様
に収容することができ、小さな荷物では後部荷室内に引
き出し展開して荷物収納箱を形成し、収容する荷物の大
小の形態に応じて仕切り板の位置を変更して荷物の形態
に適切な容積とし、荷物を収容することができるので、
走行中に荷物が揺れ動きすることがなく、また、荷物の
揺れ動きによるボデーの変形が防止され、安心して荷物
を積むことができる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を装備した車両の一例を示す斜視図
【図2】本発明の斜視図
【図3】本発明の本体の斜視図
【図4】仕切り板の斜視図
【図5】本発明の作用説明図
【符号の説明】
1 後部荷室 2 荷物収納箱 3 奥縦板 4 蓋板 5 ヒンジ 6 側板 7 折れ線 8 仕切り板 9 底板 10 ヒンジ 11 軸 12 ワイヤ 13 雌クリップ 14 雄クリップ 15 取手 16 クリップ 17 クォータパネル 18 空間部 19 ブラケット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】8は仕切り板である。この仕切り板8には
図4で示すように、底板9が捩じりコイルバネ付のヒン
ジ10によって結合され、この捩じりコイルバネ付のヒ
ンジ10により仕切り板8は常に起立方向に付勢されて
いる。また、前記底板9と仕切り板8とに渡ってワイヤ
12が結合されておりこのワイヤ12によって仕切り
板8の起立状態を規制している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】前記折り畳み格納状態から荷物を収容する
ための箱状に形成するには図5(B)で示すように、蓋
板4を水平状態に倒すことにより両側板6が蓋板4
って引き出され、折り畳まれていた両側板6が開いて蓋
板4を底にして両側壁を形成し、仕切り板8はヒンジ1
0のコイルバネにより起立し、ワイヤ12によって起立
状態を規制する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 奥縦板と、この奥縦板の下辺にヒンジを
    介して水平状態と奥縦板と平行状態に転回可能に連結し
    た蓋板と、前記奥縦板と蓋板との両側に渡って結合され
    中折れ可能な両側板と、前記蓋板の水平状態において蓋
    板に設けた複数個のクリップに着脱可能であり、縦壁を
    形成する仕切り板とからなる荷物収納箱を後部荷室側部
    の空間部に折り畳み格納及び箱状に引き出し展開可能に
    取り付けたことを特徴とする自動車の荷室構造。
JP13084294A 1994-05-23 1994-05-23 自動車の荷室構造 Pending JPH07315130A (ja)

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JP13084294A JPH07315130A (ja) 1994-05-23 1994-05-23 自動車の荷室構造

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JP13084294A JPH07315130A (ja) 1994-05-23 1994-05-23 自動車の荷室構造

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JPH07315130A true JPH07315130A (ja) 1995-12-05

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ID=15043980

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001233136A (ja) * 2000-02-28 2001-08-28 Hayashi Telempu Co Ltd 自動車用ラッゲージエリアパーテーション
WO2002014107A1 (de) * 2000-08-16 2002-02-21 Johnson Controls Gmbh System zur unterbringung von ladegut in einem fahrzeug
EP1205355A3 (de) * 2000-11-13 2003-07-09 SAI Automotive SAL GmbH Klappbehältereinrichtung
JP2008230286A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Mazda Motor Corp 車両の車室内構造
JP2008230288A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Mazda Motor Corp 車両の車室内構造
JP2016011007A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 テイ・エス テック株式会社 収納容器

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