JPH0731490U - バスの乗降口用補助ステップ装置 - Google Patents

バスの乗降口用補助ステップ装置

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JPH0731490U
JPH0731490U JP6328093U JP6328093U JPH0731490U JP H0731490 U JPH0731490 U JP H0731490U JP 6328093 U JP6328093 U JP 6328093U JP 6328093 U JP6328093 U JP 6328093U JP H0731490 U JPH0731490 U JP H0731490U
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auxiliary
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step plate
pivotally supported
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明俊 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で小型且つ軽量な装置を得る。 【構成】 電動モータ32への通電に基づいて伸縮する
アクチュエータ27により、揺動腕21を揺動させる。
このアクチュエータ27は、電動モータ32に通電しな
い限り伸縮しない。主フレーム1の下方に吊り下げられ
た補助ステップ板8は、上記揺動腕21の揺動に伴っ
て、バスに設けた最下段のステップの下方に出入りす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案に係るバスの乗降口用補助ステップ装置は、バスの乗降口に設けて、 年配者や身体障害者がバスに乗降する事の容易化を図るものである。
【0002】
【従来の技術】
バスの乗降口には階段状のステップを設けて、床面が高いバスに乗降できる様 にしているが、最も下側のステップと路面との段差は40cm程度あるのが実情で ある。この程度の段差は、健常者にとっては特に問題とはならないが、年配者や 身体障害者にとっては大きく、バスへの乗降を困難にしたり、或は乗降時に転ん だりする原因となっている。上記ステップを低くすればこの様な問題を解決でき るが、単にバスのステップを低くすると走行時に車体が路面上の障害物に衝突し 易くなるので、採用できない。
【0003】 この為従来から、上記乗降口に補助ステップ装置を設ける事が提案され、更に は一部で実施されている。この補助ステップ装置は、バスが停車して乗客が乗降 する際にのみ床下から側方に突出する補助ステップ板を有する。この補助ステッ プ板は、やはり床下に設けられた油圧式のアクチュエータにより駆動される。バ スが走行する際には、この補助ステップ板は上昇して、上記床下に収納されるの で、この補助ステップ板が路面上の障害物にぶつかる事はない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の補助ステップ装置の場合には、補助ステップ板を出し入れす る為のアクチュエータとして油圧式のものを使用していた為、次のの様な面 倒がある。 油圧源が必要となり、装置全体が複雑化、大型化する。 補助ステップを使用状態、或は収納状態に移動させたまま動かなくする為の保 持機構が必要になる。
【0005】 本考案のバスの乗降口用補助ステップ装置は、上記の面倒を解消すべく考 えたもので、油圧源や保持機構を省略して、簡単な構成で小型に制作できるバス の乗降口用補助ステップ装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のバスの乗降口用補助ステップ装置は、バスの乗降口に設けられたステ ップの内、最下段のステップを構成する水平板の下面に水平方向に支持固定自在 な主フレームと、この主フレームの幅方向片側の互いに離隔した位置に設けられ た第一、第二の上側枢軸と、上記主フレームの幅方向他側の互いに離隔した位置 に設けられた第三、第四の上側枢軸と、上記主フレーム下方に、この主フレーム に対して平行に設けられた補助ステップ板と、この補助ステップ板の幅方向片側 の互いに離隔した位置に設けられた第一、第二の下側枢軸と、上記補助ステップ 板の幅方向他側の互いに離隔した位置に設けられた第三、第四の下側枢軸と、そ れぞれが同じ長さ寸法を有すると共に互いに平行に配置され、それぞれの両端部 を上記第一〜第四の上側枢軸と第一〜第四の下側枢軸とに枢支された第一〜第四 のリンク腕と、上記主フレーム後部の幅方向中間部に設けられた揺動枢軸と、こ の揺動枢軸にその中間部を枢支された揺動腕と、この揺動腕の下端部と上記補助 ステップ板後部の幅方向中間部とを、これら揺動腕と補助ステップ板との変位を 自在として連結した下側連結軸と、上記揺動腕の上端部に設けられた上側連結軸 と、上記主フレーム後部の幅方向中間部にその前端部を結合固定した補助フレー ムと、この補助フレームの後端部にその後端部を枢支し、その前端部を上記上側 連結軸に枢支したアクチュエータとから成る。
【0007】 このアクチュエータは、回転方向の変換自在な電動モータと、筒状のケーシン グと、このケーシングの中心部に回転のみ自在に支持され、上記電動モータによ り減速機を介して回転駆動される送りねじ杆と、上記ケーシング内に軸方向に亙 る変位のみ自在に挿入された伸縮筒と、この伸縮筒の端部に固定されて、上記送 りねじ杆と不可逆的に螺合した送りナットとを備える。そして、上記ケーシング の基端部と上記伸縮筒の先端部との一方を上記上側連結軸に枢支し、上記ケーシ ングの基端部と上記伸縮筒の先端部との他方を上記補助フレームの後端部に枢支 している。
【0008】
【作用】
上述の様に構成される本考案のバスの乗降口用補助ステップ装置の作用は次の 通りである。先ず、乗降の容易化を図るべく、最下段のステップの下側方に補助 ステップ板を張り出させる場合には、アクチュエータの全長を縮める。この結果 、揺動腕の下端部が補助ステップ板を、最下段のステップを構成する水平板の下 側方に押し出す。補助ステップ板は、上記最下段のステップと地面との間部分に 押し出されるので、年配者等もこの補助ステップ板に乗る事で、バスへの乗降を 容易に行なえる。
【0009】 又、走行時に上記補助ステップ板を収納する際には、上記アクチュエータの全 長を伸ばす。この結果、揺動腕の下端部が補助ステップ板を、最下段のステップ を構成する水平板の下側に引き上げる。
【0010】 上記アクチュエータを構成する送りねじ杆と送りナットとは不可逆的に係合し ており、電動モータが送りねじ杆を回転させない限り、上記送りナット並びにこ の送りナットを固定した伸縮筒が軸方向に変位する事はない。従って、特に保持 機構を設けなくても、上記補助ステップ板を使用時の状態、或は収納時の状態に 保持できる。
【0011】
【実施例】
図1〜9は本考案の実施例を示している。主フレーム1は、バスの乗降口に設 けられた複数のステップ2a、2b(図3)の内、最下段のステップ2aを構成 する水平板の下面に、水平方向に支持固定される。この主フレーム1は複数本( 図示の例では4本)のフレーム材3a〜3dを門形に組み合わせ、互いに溶接す る事で構成されている。
【0012】 この主フレーム1の幅方向(図4の上下方向)片側(図4の下側)に位置する フレーム材3aの幅方向外側面の前後2個所位置には、第一の上側枢軸4と第二 の上側枢軸5とを、互いに離隔して設けている。又、幅方向他側(図4の上側) に位置するフレーム材3bの幅方向外側面の前後2個所位置には、第三の上側枢 軸6と第四の上側枢軸7とを、互いに離隔して設けている。これら第一〜第四の 上側枢軸4〜7は、総て水平方向に設けられている。又、図示の実施例では、第 一、第三の上側枢軸4、6を同心に、第二、第四の上側枢軸5、7を同心に、そ れぞれ配置している。
【0013】 上記主フレーム1の下方には補助ステップ板8を、この主フレーム1に対して 平行に設けている。この補助ステップ板8の幅方向(図4の上下方向)両端部に はフレーム材9a、9bを設けている。そして、幅方向片側(図4の下側)に位 置するフレーム材9aの幅方向外側面の前後2個所位置には、第一の下側枢軸1 0と第二の下側枢軸11とを、互いに離隔して設けている。又、幅方向他側(図 4の上側)に位置するフレーム材9bの幅方向外側面の前後2個所位置には、第 三の下側枢軸12と第四の下側枢軸13とを、互いに離隔して設けている。これ ら第一〜第四の下側枢軸10〜13は、総て水平方向に設けられている。又、図 示の実施例では、第一、第三の下側枢軸10、12を同心に、第二、第四の下側 枢軸11、13を同心に、それぞれ配置している。
【0014】 上述した第一〜第四の上側枢軸4〜7及び第一〜第四の下側枢軸10〜13に は、第一〜第四のリンク腕14〜17の両端を、それぞれ枢支している。これら 第一〜第四のリンク腕14〜17は、それぞれが同じ長さ寸法を有すると共に互 いに平行に配置されている。この為に図示の実施例では、第一、第二の上側枢軸 4、5同士の間隔、第三、第四の上側枢軸6、7同士の間隔、第一、第二の下側 枢軸10、11同士の間隔、第三、第四の下側枢軸12、13同士の間隔を、総 て等しくしている。
【0015】 又、上記主フレーム1の後部に、この主フレーム1の幅方向に亙って設けられ たフレーム材3cの中間部後面(図3、6の右面)には、支持ブラケット18を 固定している。この支持ブラケット18は、それぞれが上記後面から突出する、 1対の支持壁19、19を有する。そして、これら1対の支持壁19、19に掛 け渡す状態で揺動枢軸20を、上記主フレーム1の幅方向に亙って設けている。 そして、この揺動枢軸20に揺動腕21の中間部を枢支している。この揺動腕2 1は、互いに平行な1対の板片22、22により構成されている。
【0016】 一方、前記補助ステップ板8の後縁部(図4の右縁部)に、この補助ステップ 板8の幅方向に亙って設けられたフレーム材9cの中間部後面(図3、4の右面 )には、押し引きブラケット23を固定している。この押し引きブラケット23 は、互いに離隔した1対の支持壁24、24を有する。そして、これら両支持壁 24、24の先端部(図2の右上部、図3の右部)同士の間に、下側連結軸25 を、上記補助ステップ板8の幅方向に亙って掛け渡している。そして、この下側 連結軸25に、上記揺動腕21の下端部を枢支している。又、この揺動腕21の 上端部には上側連結軸26を設け、この上側連結軸26に、後述するアクチュエ ータ27の先端部(図3、6の左端部)を枢支している。
【0017】 又、フレーム材3cの中間部後面で、前記支持ブラケット18を幅方向両側か ら挟む位置には、補助フレーム28の前端部(図2の左下部、図3、6の左端部 )を結合固定している。この補助フレーム28の後端部(図2の右上部、図3、 6の右端部)には、上記フレーム材3cと平行な取付板29を設けている。そし て、この取付板29の前面(図2の左下面、図3、6の左面)に固定した枢支ブ ラケット30に、上記アクチュエータ27の基端部(図3、6の右端部)を枢支 している。
【0018】 このアクチュエータ27は、図8に示す様に構成されている。基端部(図8の 右端部)に設けられたハウジング31の片面(図8の左面)には、回転方向の変 換自在な電動モータ32の出力軸側端部と、円筒状のケーシング33の基端部( 図8の右端部)とを固定している。
【0019】 上記ケーシング33の中心部には送りねじ杆34を、深溝型の玉軸受35によ って、回転のみ自在に支持している。この送りねじ杆34は上記電動モータ32 により、減速機36を介して回転駆動される。尚、上記送りねじ杆34の基端部 (図8の右端部)に外嵌され、上記減速機36を構成する歯車37とこの送りね じ杆34との間には、ボールクラッチ38を設けている。このボールクラッチ3 8は、上記アクチュエータ27を伸縮させる事に対して過大な力が加わった場合 にスリップして、歯車37と送りねじ杆34との間で回転力の伝達を断ち、上記 電動モータ32の破損を防止する。
【0020】 一方、上記ケーシング33内には伸縮筒39を、軸方向(図8の左右方向)に 亙る変位のみ自在に挿入している。この伸縮筒39の基端部(図8の右端部)に は送りナット40を固定し、この送りナット40と上記送りねじ杆34とを不可 逆的に螺合している。即ち、上記送りナット40の内周面に形成した雌ねじと上 記送りねじ杆34の外周面に形成した雄ねじとは、比較的ピッチの細かい台形ね じとしている。従って、上記送りねじ杆34が回転した場合には、上記送りナッ ト40はその軸方向に変位するが、この送りナット40に軸方向の力が加わって も、上記送りねじ杆34は回転せず、従ってこの送りナット40が軸方向に変位 する事もない。
【0021】 上記ケーシング33の基端部を固定した上記ハウジング31には円孔41を形 成しており、この円孔41に前記枢支ブラケット30に支持した枢軸を挿通する 。又、上記伸縮筒39の先端部(図8の左端部)に溶接固定した結合片42には 、上記円孔41と平行な円孔43を形成している。そして、この円孔43に、前 記上側連結軸26を挿通自在としている。尚、上記円孔41に上側連結軸26を 、円孔43に枢支ブラケット30に支持した枢軸を、それぞれ挿通しても良い。
【0022】 上述の様に構成される本考案のバスの乗降口用補助ステップ装置の作用は次の 通りである。先ず、乗降の容易化を図るべく、最下段のステップ2aの下側方に 補助ステップ板8を張り出させる場合には、アクチュエータ27の全長を縮める 。
【0023】 即ち、前記電動モータ32への通電に基づいて前記送りねじ杆34を、前記減 速機36を介して所定方向に回転させる事により、この送りねじ杆34と螺合し た送りナット40を、図8の右方に移動させる。この結果前記伸縮筒39が、前 記ケーシング33内に引き込まれ、上記アクチュエータ27の全長が縮まる。
【0024】 この様にしてアクチュエータ27の全長が縮まると、このアクチュエータ27 の先端部(図8の左端部)を枢支した前記揺動腕21が、図3に鎖線で示す状態 から実線で示す状態にまで、同図で時計方向に揺動する。この結果、この揺動腕 21の下端部が補助ステップ板8を、最下段のステップ2aを構成する水平板の 下側方に押し出す。補助ステップ板8は、図9(B)に示す様に、上記最下段の ステップ2aと地面との間部分に押し出されるので、年配者等もこの補助ステッ プ板8に乗る事で、バスへの乗降を容易に行なえる。尚、この様に補助ステップ 板8を使用状態に押し出すと、前記第二のリンク腕15の中間部に固定した衝合 片46が、前記フレーム材3aの前端部(図5の左端部)側面に固定したストッ パ47に衝合する。
【0025】 又、走行時に上記補助ステップ板8を収納する際には、上記アクチュエータ2 7の全長を伸ばす。即ち、前記電動モータ32を、補助ステップ板8の使用開始 時とは逆方向に回転させる事により、前記送りナット40を図8で左方に移動さ せ、前記ケーシング33から前記伸縮筒39を押し出す。この結果、上記アクチ ュエータ27の全長が伸びる。
【0026】 この様にしてアクチュエータ27の全長が伸びると、このアクチュエータ27 の先端部を枢支した前記揺動腕21が、図3に実線で示す状態から鎖線で示す状 態にまで、同図で反時計方向に揺動する。この結果、揺動腕21の下端部が補助 ステップ板8を、最下段のステップ2aを構成する水平板の下側に引き上げる。 この状態で上記補助ステップ板8は、図9(A)に示す様に、車体から突出する 事がなくなる。
【0027】 上記アクチュエータ27を構成する送りねじ杆34と送りナット40とは不可 逆的に係合しており、電動モータ32が減速機36を介して送りねじ杆34を回 転させない限り、上記送りナット40並びにこの送りナット40を固定した伸縮 筒39が軸方向に変位する事はない。従って、特に保持機構を設けなくても、上 記補助ステップ板8を使用時の状態、或は収納時の状態に保持できる。
【0028】 尚、図示の実施例の場合には、前記第一のリンク腕14の上部外側面にブロッ ク48を固定し、前記フレーム材3aの後端部に支持板50を、このブロック4 8を覆う様に固定している。そして、この支持板50に1対の検出センサ49a 、49bを支持している。近接スイッチ等により構成されるこれら検出センサ4 9a、49bは、上記補助ステップ板8が使用状態又は収納状態に移動した場合 に上記ブロック48と対向する。図示しない制御器は、これら各検出センサ49 a、49bからの信号に基づいて、上記電動モータ32への通電を制御する。
【0029】 但し、この電動モータ32への通電停止は、上記補助ステップ板8が使用状態 又は収納状態に移動した場合に直ちに停止するのではなく、短時間経過後に停止 する。これは、各状態で枢支部のがたを解消すべく、各リンク腕14〜17や揺 動腕21を一方向に押圧する為である。
【0030】 又、上記補助ステップ板8の前縁8aにはテープスイッチ(図示省略)を、そ の全長に亙って添着している。上記ステップ2aの下側からこの補助ステップ板 8が押し出される際にこのテープスイッチが押されると、図示しない制御器が上 記電動モータ32への通電を停止し、更に必要に応じてこの電動モータ32を逆 転させる。従って、バスの乗降口の側方に障害物があっても、上記補助ステップ 板8がこの障害物を強く押す事はない。
【0031】 又、上記補助ステップ板8の幅方向両端縁前端寄り部分には、警告灯44を設 けている。この警告灯44は、この補助ステップ板8が上記ステップ2aの下面 に完全に収納されている場合以外、点灯若しくは点滅する。従って、夜間、バス の側方を通り抜けようとするバイク、自転車、歩行者に、上記補助ステップ板8 の存在を知らせる事ができる。
【0032】 又、上記補助ステップ板8の上面前端寄り部分で、幅方向両端部には、左右1 対の表示灯45、45を埋設している。発光ダイオード等により構成される、こ の表示灯45、45は、上記補助ステップ板8が下降し切った状態(使用状態) で点灯し、この補助ステップ板8が存在する位置を表示する。この結果、この補 助ステップ板8を使用してバスに乗降する者が、この補助ステップ板8を踏み外 す事を防止できる。
【0033】 更に、上記補助ステップ板8の上面には、自動ドア等に使用される、重量を検 知して接点を開閉するスイッチを設ける。そして、このスイッチが、上記補助ス テップ板8上に人等が乗っている事を検知している状態では、前記電動モータ3 2に通電しない様にする。
【0034】
【考案の効果】
本考案のバスの乗降口用補助ステップ装置は、以上に述べた通り構成され作用 するので、簡単な構造で小型且つ軽量に構成でき、限られたスペースへの組付け が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の全体構成を示す斜視図。
【図2】駆動部分のみを取り出して示す斜視図。
【図3】図1のA−A断面図。
【図4】図3の左半部の平面図。
【図5】図4の左方から見た側面図。
【図6】図3の右半部の平面図。
【図7】図5のB−B断面図。
【図8】アクチュエータの縦断側面図。
【図9】補助ステップ板の収納時、及び使用時のそれぞ
れの状態を示す、バスの乗降口部分の斜視図。
【符号の説明】
1 主フレーム 2a、2b ステップ 3a、3b、3c、3d フレーム材 4 第一の上側枢軸 5 第二の上側枢軸 6 第三の上側枢軸 7 第四の上側枢軸 8 補助ステップ板 8a 前縁 9a、9b、9c フレーム材 10 第一の下側枢軸 11 第二の下側枢軸 12 第三の下側枢軸 13 第四の下側枢軸 14 第一のリンク腕 15 第二のリンク腕 16 第三のリンク腕 17 第四のリンク腕 18 支持ブラケット 19 支持壁 20 揺動枢軸 21 揺動腕 22 板片 23 押し引きブラケット 24 支持壁 25 下側連結軸 26 上側連結軸 27 アクチュエータ 28 補助フレーム 29 取付板 30 枢支ブラケット 31 ハウジング 32 電動モータ 33 ケーシング 34 送りねじ杆 35 玉軸受 36 減速機 37 歯車 38 ボールクラッチ 39 伸縮筒 40 送りナット 41 円孔 42 結合片 43 円孔 44 警告灯 45 表示灯 46 衝合片 47 ストッパ 48 ブロック 49a、49b 検出センサ 50 支持板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスの乗降口に設けられたステップの
    内、最下段のステップを構成する水平板の下面に水平方
    向に支持固定自在な主フレームと、 この主フレームの幅方向片側の互いに離隔した位置に設
    けられた第一、第二の上側枢軸と、 上記主フレームの幅方向他側の互いに離隔した位置に設
    けられた第三、第四の上側枢軸と、 上記主フレーム下方に、この主フレームに対して平行に
    設けられた補助ステップ板と、 この補助ステップ板の幅方向片側の互いに離隔した位置
    に設けられた第一、第二の下側枢軸と、 上記補助ステップ板の幅方向他側の互いに離隔した位置
    に設けられた第三、第四の下側枢軸と、 それぞれが同じ長さ寸法を有すると共に互いに平行に配
    置され、それぞれの両端部を上記第一〜第四の上側枢軸
    と第一〜第四の下側枢軸とに枢支された第一〜第四のリ
    ンク腕と、 上記主フレーム後部の幅方向中間部に設けられた揺動枢
    軸と、 この揺動枢軸にその中間部を枢支された揺動腕と、 この揺動腕の下端部と上記補助ステップ板後部の幅方向
    中間部とを、これら揺動腕と補助ステップ板との変位を
    自在として連結した下側連結軸と、 上記揺動腕の上端部に設けられた上側連結軸と、 上記主フレーム後部の幅方向中間部にその前端部を結合
    固定した補助フレームと、 この補助フレームの後端部にその後端部を枢支し、その
    前端部を上記上側連結軸に枢支したアクチュエータとか
    ら成り、 このアクチュエータは、回転方向の変換自在な電動モー
    タと、筒状のケーシングと、このケーシングの中心部に
    回転のみ自在に支持され、上記電動モータにより減速機
    を介して回転駆動される送りねじ杆と、上記ケーシング
    内に軸方向に亙る変位のみ自在に挿入された伸縮筒と、
    この伸縮筒の端部に固定されて、上記送りねじ杆と不可
    逆的に螺合した送りナットとを備え、 上記ケーシングの基端部と上記伸縮筒の先端部との一方
    を上記上側連結軸に枢支し、上記ケーシングの基端部と
    上記伸縮筒の先端部との他方を上記補助フレームの後端
    部に枢支している、 バスの乗降口用補助ステップ装置。
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