JPH0584102U - 電動カートのスイッチ機構 - Google Patents

電動カートのスイッチ機構

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JPH0584102U
JPH0584102U JP3039392U JP3039392U JPH0584102U JP H0584102 U JPH0584102 U JP H0584102U JP 3039392 U JP3039392 U JP 3039392U JP 3039392 U JP3039392 U JP 3039392U JP H0584102 U JPH0584102 U JP H0584102U
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JP
Japan
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switch
magnet
pipe
motor
attached
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JP3039392U
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English (en)
Inventor
志朗 白井
Original Assignee
北芝電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 起動時のスイッチ操作だけで走行中のスイッ
チ操作が不要で、電池の使用頻度を必要最小限にして消
費電力を少なくし、電池を小型化して軽量化を図ると共
に、スイッチ構造を簡略化して組立性と信頼性を高めた
ものである。 【構成】 ハンドル7を牽引又は押しながら移動させ、
負荷が大きくなった時に補助動力としてモーターが駆動
する電動カートにおいて、前記ハンドル7を取付けた可
側パイプ6を固定パイプ4内に伸縮自在に挿着し、前記
可動パイプ6内に磁石15を設け、固定パイプ4側に磁石
15により作動するリードスイッチ16を取付け、可動パイ
プ6の上部側にスイッチ操作部10を上下動自在に取付
け、このスイッチ操作部10にピアノ線14を介して前記磁
石15を上下動自在に吊下げて、スイッチ操作部10をスラ
イドさせて磁石15をリードスイッチ16の作動範囲に位置
させて遠隔操作により起動するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はショッピングカートのように路上で使用する電動カートに関し、特に モーターの始動停止を行なうスイッチ機構を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】
近年スーパーなど大型店が増え、一度に沢山の商品を買物するようになり、こ れを家まで運ぶのにショッピングカートが多く利用されるようになってきた。通 常の買物では家から店まで往復で2〜3Kmの範囲が多く、荷物が重く坂道が多い とショッピングカートも重くなり、力の弱い主婦や老人にとっては重労動であっ た。一方、生産現場などにおいては、バッテリーを電源とする電動運搬車が利用 されているが、これはバッテリーが切れても予備のバッテリーを直にその場で交 換できるので小型のバッテリーで十分であった。
【0003】 しかしながら一般道路上で使用するショッピングカートにバッテリーを搭載し て電動式にすると、路上でバッテリー切れを起さないで2〜3Km走行するために は大容量のバッテリーを搭載しなければならずバッテリー重量だけで2Kg程度に なり、車体全体で4〜5 Kg にもなってしまう。このため荷物の重い時や、坂道 を上る時など負荷が大きくなった時にだけスイッチ操作により補助動力としてモ ーターを駆動させるショッピングカートが開発されている。
【0004】 また従来のショッピングカートは、運搬物の重量もせいぜい2〜3 Kg 程度で あり、またバスや電車などに持ち込む場合に携帯が容易なように二輪車構造のも のが多い。このような二輪車を電動式にする場合、通常スタートやストップなど の操作スイッチがハンドルに取付けてあるので、歩きながらスイッチ操作をしな ければならず、しかも機械に不馴な主婦や老人が、自動車が行交う一般道路で頻 繁にスイッチ操作をすることは非常に危険である。しかも従来のスイッチ機構は 、ハンドルを取付けたパイプ内にリード線で配線してあるので、バスや電車を乗 り降りする時にハンドルを伸縮させるとリード線を損傷する恐れがあった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記欠点を除去し、起動時のスイッチ操作だけで、走行中のスイッチ 操作が不要であり、歩行速度に応じてモーターが始動停止を繰り返し、電池の使 用頻度を必要最小限にして消費電力を少なくし、電池を小型化して軽量化を図る と共に、スイッチ構造を簡略化して組立性と信頼性を高めた電動カートのスイッ チ機構を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1記載の考案は、ハンドルを牽引又は押しながら移動させ、負 荷が大きくなった時に補助動力としてモーターが駆動する電動カートにおいて、 前記ハンドルを取付けた可動パイプを固定パイプ内に伸縮自在に挿着し、前記可 動パイプ内に磁石を設け、固定パイプ側に磁石により作動するモーター始動スイ ッチを取付け、可動パイプの上部側にスイッチ操作部を上下動自在に取付け、こ のスイッチ操作部に連結部材を介して前記磁石を上下動自在に吊下げて、スイッ チ操作部をスライドさせて磁石をモーター始動スイッチの作動範囲に位置させて 遠隔操作により始動することを特徴とするものである。
【0007】 更に請求項2記載の考案は、スイッチ操作部を断面C形に形成して可動パイプ の外周に弾性力により嵌合して上下動自在に取付けられていることを特徴とする ものである。
【0008】
【作用】
上記構成をなす電動カートのスイッチ機構は、電動カートを運転しない状態で は、スイッチ操作部に連結部材を介して吊された磁石はモーター始動スイッチか ら離れた位置にあり作動しない。荷物を入れて電動カートを牽引する場合、可動 パイプに取付けたスイッチ操作部の操作つまみをスライドさせて吊された起動ス イッチとなる磁石をモーター始動スイッチと対向させてこの作動範囲に近接させ る。
【0009】 この状態でハンドルを持って電動カートを牽引して行くと、可動パイプが伸び て、この内側に吊下げた磁石がモーター始動スイッチに近接してスイッチが入り 、モーターが駆動して車輪が回転する。荷物が軽く、平坦な道や下り坂の道路で はモーターの負荷が少なく車輪の回転速度が使用者の歩行速度より速くなると、 可動パイプが縮んで、磁石が固定パイプに取付けたモーター始動スイッチから離 れてスイッチが切れて車輪はフリー回転になる。このようにモーター始動スイッ チはオン・オフを繰り返して、人の歩行速度に応じて車輪が回転して走行してい く。
【0010】 また荷物が重く、昇り坂の道路ではモーターの負荷が大きく車輪の回転速度が 使用者の歩行速度より遅くなるので、可動パイプは常時伸びた状態となって磁石 がモーター始動スイッチに近接しているのでスイッチが入ったままとなり、モー ターの補助動力により走行することになる。
【0011】 またスイッチ操作部を組立てる場合、弾性体で断面C形に形成した半割リング を可動パイプの外周に弾性力により嵌合させるだけでワンタッチで組立てること ができる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して詳細に説明する。図1乃至図4は 本考案の一実施例を示すもので、図において1はモーターボックスでこの内部に 図示しないモーターが取付けられ、このモーターに接続してモーターボックス1 の両側面に車輪2が取付けられている。またモーターボックス1の上部には底板 フレーム3が設けられ、ここを上下に貫通して左右の固定パイプ4、4が接続さ れている。この固定パイプ4、4を囲むように底板フレーム3の上部にシートで 形成された荷物入れ5が取付けられている。
【0013】 また平行に立設した固定パイプ4、4の上部内側には可動パイプ6、6が伸縮 自在に挿着され、この上部にハンドル7が水平に取付けられてΠ形状に形成され ている。一方の可動パイプ6の上部側には図3に示すように縦方向のスリット8 が形成され、ここにスイッチ操作部10が取付けられている。
【0014】 このスイッチ操作部10は図2に示すように、断面C形に形成した半割リング11 と、この中間に外側に突設した操作つまみ12と、半割リング11の中心に向かって 操作つまみ12と対向して内側に突設したピアノ線取付部13とで一体に弾性のある プラスチックで構成されている。前記ピアノ線取付部13の横幅は可動パイプ6に 形成した縦方向のスリット8の幅より僅かに小さく形成され、また縦方向のスリ ット8の長さはピアノ線取付部13の高さの2倍程度に長く形成され、この差の範 囲で上下に移動できるようになっている。
【0015】 また半割リング11の内径は、可動パイプ6の外形より小さく形成され、図4に 示すようにピアノ線取付部13をスリット8から可動パイプ6内に挿入して半割リ ング11を可動パイプ6の外側に弾性力で嵌合させて、半割リング11と可動パイプ 6の接触面での摩擦力によりスイッチ操作部10を上下にスライドできるように支 持している。
【0016】 またスイッチ操作部10のピアノ線取付部13には図3に示すようにピアノ線14の 上端が連結され、この下端は可動パイプ6の内側下部に設けられた起動スイッチ となる永久磁石15に連結され、この永久磁石15を可動パイプ6内で吊り下げると 共に、スイッチ操作部10の上下動により永久磁石15の高さを遠隔操作により調整 できるようになっている。またこの可動パイプ6が挿入されている一方の固定パ イプ4の上部側面には、永久磁石15により作動するリードスイッチ16が設けられ 、これは図1に示すように底板フレーム3に取付けた電池ユニット17と図示しな い制御回路を介してモーターボックス1内のモーターに接続されている。
【0017】 上記構成をなす電動カートを牽引する場合の動作について説明する。先ず電動 カートを運転しない状態では、スイッチ操作部10にピアノ線14で吊された永久磁 石15はリードスイッチ16から離れた位置にあり作動しない。荷物入れ5に荷物を 入れて電動カートを牽引する場合、可動パイプ6に取付けたスイッチ操作部10の 操作つまみ12をスライドさせて引上げると、ピアノ線14で吊された起動スイッチ となる永久磁石15が、リードスイッチ16と対向してこの作動範囲に近接する。
【0018】 この状態でハンドル7を持って電動カートを牽引して行くと、可動パイプ6が 伸びて、この内側に吊下げた永久磁石15がリードスイッチ16に近接してスイッチ が入り、電池ユニット17からモーターボックス1内の図示しないモーターに電源 が供給されて駆動し、車輪2が回転する。
【0019】 荷物入れ5内の荷物が軽い場合や、平坦な道や下り坂の道ではモーターの負荷 が少ないので、車輪2の回転速度が使用者の歩行速度より速くなると、可動パイ プ6が固定パイプ4内に入り込んで縮む。このため可動パイプ6内の永久磁石15 が固定パイプ4に取付けたリードスイッチ16から離れてスイッチが切れ、車輪2 はフリーの回転になる。このようにリードスイッチ16はオン・オフを繰り返して 、人の歩行速度に応じてモーターが回転して走行していく。このように電池の使 用頻度を必要最小限にして消費電力を少なくできるので、経済的であると共に電 池を小型化して軽量化を図ることができる。
【0020】 また荷物が重く、昇り坂の道路ではモーターの負荷が大きく車輪2の回転速度 が使用者の歩行速度より遅くなるので、可動パイプ6は常時伸びた状態で永久磁 石15がリードスイッチ16に近接しているのでスイッチが入ったままとなり、モー ターの補助動力により走行することになる。また、急停止した場合には、ハンド ル7が押されて可動パイプ6が大きく収縮し、リードスイッチ16から永久磁石15 が離れるため電源が遮断されて停止することができる。なお上記実施例では磁石 により作動するモーター始動スイッチとしてリードスイッチ16を用いた場合につ いて示したが他の構造のスイッチでも良い。
【0021】
【考案の効果】
以上説明した如く本考案に係る電動カートのスイッチ機構によれば、モーター 起動スイッチとなる永久磁石が固定パイプ側にあるので、ハンドルを伸縮させて も固定パイプ側のモーター始動スイッチは移動しないので断線がない。また起動 時だけのスイッチ操作で、走行中のスイッチ操作が不要であり、歩行速度に応じ てモーターが始動停止を繰り返し、電池の使用頻度を必要最小限にして消費電力 を少なくして、電池を小型、軽量化できると共に、スイッチ構造を簡略化して組 立性と信頼性を高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による電動カートの固定パイ
プと可動パイプを組合わせたスイッチ部分を破断して示
す正面図である。
【図2】本考案のスイッチ操作部を示す斜視図である。
【図3】図1の破断したスイッチ部分を拡大して示す断
面図である。
【図4】図3のスイッチ操作部を示す水平断面図であ
る。
【符合の説明】
1 モーターボックス 2 車輪 4 固定パイプ 5 荷物入れ 6 可動パイプ 7 ハンドル 8 スリット 10 スイッチ操作部 11 半割リング 12 操作つまみ 13 ピアノ線取付部 14 ピアノ線 15 永久磁石 16 リードスイッチ 17 電池ユニット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルを牽引又は押しながら移動さ
    せ、負荷が大きくなった時に補助動力としてモーターが
    駆動する電動カートにおいて、前記ハンドルを取付けた
    可側パイプを固定パイプ内に伸縮自在に挿着し、前記可
    動パイプ内に磁石を設け、固定パイプ側に磁石により作
    動するモーター始動スイッチを取付け、可動パイプの上
    部側にスイッチ操作部を上下動自在に取付け、このスイ
    ッチ操作部に連結部材を介して前記磁石を上下動自在に
    吊下げて、スイッチ操作部をスライドさせて磁石をモー
    ター始動スイッチの作動範囲に位置させて遠隔操作によ
    り始動することを特徴とする電動カートのスイッチ機
    構。
  2. 【請求項2】 スイッチ操作部を断面C形に形成して可
    動パイプの外周に弾性力により嵌合して上下動自在に取
    付けられていることを特徴とする請求項1記載の電動カ
    ートのスイッチ機構。
JP3039392U 1992-04-09 1992-04-09 電動カートのスイッチ機構 Withdrawn JPH0584102U (ja)

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JP3039392U JPH0584102U (ja) 1992-04-09 1992-04-09 電動カートのスイッチ機構

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JPH0584102U true JPH0584102U (ja) 1993-11-12

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ID=12302687

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JP3039392U Withdrawn JPH0584102U (ja) 1992-04-09 1992-04-09 電動カートのスイッチ機構

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11246262B2 (en) 2012-10-15 2022-02-15 Chervon (Hk) Limited Operation safety assembly for a lawncare apparatus
US11606900B2 (en) 2012-10-15 2023-03-21 Chervon (Hk) Limited Gardening tool
US11638397B2 (en) 2020-02-10 2023-05-02 Techtronic Cordless Gp Control assembly coupled to handle of an implement

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