JPH07314769A - レーザ光走査装置 - Google Patents
レーザ光走査装置Info
- Publication number
- JPH07314769A JPH07314769A JP11535194A JP11535194A JPH07314769A JP H07314769 A JPH07314769 A JP H07314769A JP 11535194 A JP11535194 A JP 11535194A JP 11535194 A JP11535194 A JP 11535194A JP H07314769 A JPH07314769 A JP H07314769A
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- Japan
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- laser beam
- scanned
- paper
- scanning device
- platen roller
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レーザ光により画像や文字を形成するレーザ
光走査装置において、被走査紙の斜行や蛇行にともなう
印字開始位置ズレを解消し、高い印字精度を実現できる
レーザ光走査装置を提供することを目的とする。 【構成】 レーザ光源からのレーザ光を偏光走査するポ
リゴンミラーと、走査されたレーザ光を被走査紙５の紙
面に集光させる集光レンズと、被走査紙５の背面が摺接
するプラテンローラ１２と、被走査紙５の紙送り方向と
直交する方向にスライド自在にプラテンローラ１２を軸
支する回転軸１３と、プラテンローラ１２と連動して一
体的にスライドしてポリゴンミラーで反射されたレーザ
光を受光する同期センサ１６とを構成した。
光走査装置において、被走査紙の斜行や蛇行にともなう
印字開始位置ズレを解消し、高い印字精度を実現できる
レーザ光走査装置を提供することを目的とする。 【構成】 レーザ光源からのレーザ光を偏光走査するポ
リゴンミラーと、走査されたレーザ光を被走査紙５の紙
面に集光させる集光レンズと、被走査紙５の背面が摺接
するプラテンローラ１２と、被走査紙５の紙送り方向と
直交する方向にスライド自在にプラテンローラ１２を軸
支する回転軸１３と、プラテンローラ１２と連動して一
体的にスライドしてポリゴンミラーで反射されたレーザ
光を受光する同期センサ１６とを構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光を用いて画像
や文字などの情報を表示・記録・読み取るレーザ光走査
装置に関するものである。
や文字などの情報を表示・記録・読み取るレーザ光走査
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】レーザプリンタ、レーザファクシミリ、
レーザディスプレイなどのレーザ光走査装置は、レーザ
光源から照射されたレーザ光を、ポリゴンミラーなどの
回転多面鏡でスキャンニングさせ、紙面に集光するよう
になっている。以下に、従来のレーザ光走査装置につい
て説明する。
レーザディスプレイなどのレーザ光走査装置は、レーザ
光源から照射されたレーザ光を、ポリゴンミラーなどの
回転多面鏡でスキャンニングさせ、紙面に集光するよう
になっている。以下に、従来のレーザ光走査装置につい
て説明する。
【０００３】図４は従来のレーザ光走査装置の斜視図で
ある。図中、１はレーザ光源であり、このレーザ光源１
からポリゴンミラー２にレーザ光が照射される。ポリゴ
ンミラー２はモータ３に駆動されて回転し、レーザ光を
偏光走査させる。ポリゴンミラー２の側方には集光レン
ズ４が設けられており、この集光レンズ４はレーザ光を
被走査紙５の紙面に集光させる。また被走査紙５の側方
には同期センサ６が設けられており、ポリゴンミラー２
で反射されたレーザ光は、この同期センサ６に入射す
る。
ある。図中、１はレーザ光源であり、このレーザ光源１
からポリゴンミラー２にレーザ光が照射される。ポリゴ
ンミラー２はモータ３に駆動されて回転し、レーザ光を
偏光走査させる。ポリゴンミラー２の側方には集光レン
ズ４が設けられており、この集光レンズ４はレーザ光を
被走査紙５の紙面に集光させる。また被走査紙５の側方
には同期センサ６が設けられており、ポリゴンミラー２
で反射されたレーザ光は、この同期センサ６に入射す
る。
【０００４】７は被走査紙５が収納されている収納箱で
あって、被走査紙５はこの収納箱７から上方（Ｙ方向）
へ送り出される。被走査紙５はメインローラ８とアイド
ルローラ９に挾持されており、モータ１０が駆動してメ
インローラ８が回転することにより、Ｙ方向へ一定速度
で送られる。レーザ光の集光位置における被走査紙５の
背面にはプラテンローラ１１が配設されており、被走査
紙５はこのプラテンローラ１１に摺接しながら走行す
る。被走査紙５の紙面には感材等が塗布されており、レ
ーザ光が入射することにより所望の画像や文字などが形
成される。ここで、被走査面での印字開始位置Ｌは、同
期センサ６にレーザ光が入射した時点からの時間による
電気信号により決定されるメカ構造となっている。
あって、被走査紙５はこの収納箱７から上方（Ｙ方向）
へ送り出される。被走査紙５はメインローラ８とアイド
ルローラ９に挾持されており、モータ１０が駆動してメ
インローラ８が回転することにより、Ｙ方向へ一定速度
で送られる。レーザ光の集光位置における被走査紙５の
背面にはプラテンローラ１１が配設されており、被走査
紙５はこのプラテンローラ１１に摺接しながら走行す
る。被走査紙５の紙面には感材等が塗布されており、レ
ーザ光が入射することにより所望の画像や文字などが形
成される。ここで、被走査面での印字開始位置Ｌは、同
期センサ６にレーザ光が入射した時点からの時間による
電気信号により決定されるメカ構造となっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、メインロー
ラ８とアイドルローラ９で紙送りされる被走査紙５は、
横方向（Ｘ方向）に横ぶれし、斜行あるいは蛇行しやす
いことから、印字開始位置Ｌも斜行量あるいは蛇行量に
比例して変化する。この変化は印字物の重ね合せ精度に
悪影響をおよぼす。たとえば、印刷分野の版下工程にお
いて、フォーム印刷やカラー印刷の場合、印字物の重ね
合せ精度は５０μ以下と言われており、斜行および蛇行
による印字位置ズレはその後の印刷工程でモアレや文字
位置ズレ等に重大な悪影響をおよぼしており、印字品質
の低下をきたすという問題点があった。
ラ８とアイドルローラ９で紙送りされる被走査紙５は、
横方向（Ｘ方向）に横ぶれし、斜行あるいは蛇行しやす
いことから、印字開始位置Ｌも斜行量あるいは蛇行量に
比例して変化する。この変化は印字物の重ね合せ精度に
悪影響をおよぼす。たとえば、印刷分野の版下工程にお
いて、フォーム印刷やカラー印刷の場合、印字物の重ね
合せ精度は５０μ以下と言われており、斜行および蛇行
による印字位置ズレはその後の印刷工程でモアレや文字
位置ズレ等に重大な悪影響をおよぼしており、印字品質
の低下をきたすという問題点があった。
【０００６】本発明は上記従来の問題点を解決するため
なされたものであり、印字開始位置ズレのないレーザ光
走査装置を提供することを目的とする。
なされたものであり、印字開始位置ズレのないレーザ光
走査装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】このために本発明のレー
ザ光走査装置は、被走査紙が摺接するプラテンローラを
紙送り方向と直交する方向にスライド自在に配設し、レ
ーザ光を受光する同期センサをこのプラテンローラと連
動して一体的にスライドさせるようにしたものである。
ザ光走査装置は、被走査紙が摺接するプラテンローラを
紙送り方向と直交する方向にスライド自在に配設し、レ
ーザ光を受光する同期センサをこのプラテンローラと連
動して一体的にスライドさせるようにしたものである。
【０００８】
【作用】上記構成によれば、被走査紙が斜行あるいは蛇
行すると、同期センサもこれと連動して横方向にスライ
ドするので、印字開始位置ズレは生じない。
行すると、同期センサもこれと連動して横方向にスライ
ドするので、印字開始位置ズレは生じない。
【０００９】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の一実施例
を説明する。図１は本発明の一実施例のレーザ光走査装
置の斜視図、図２は同部分断面図、図３は同部分側面図
である。図１において、１はレーザ光源、２はポリゴン
ミラー、３はモータ、４は集光レンズ、５は被走査紙、
７は収納箱、８はメインローラ、９はアイドルローラ、
１０はモータであり、以上の部材は従来例と同一である
ので説明は省略する。
を説明する。図１は本発明の一実施例のレーザ光走査装
置の斜視図、図２は同部分断面図、図３は同部分側面図
である。図１において、１はレーザ光源、２はポリゴン
ミラー、３はモータ、４は集光レンズ、５は被走査紙、
７は収納箱、８はメインローラ、９はアイドルローラ、
１０はモータであり、以上の部材は従来例と同一である
ので説明は省略する。
【００１０】次にプラテンローラや同期センサの配設構
造について説明する。１２はプラテンローラであって、
回転軸１３に回転自在に軸支されている。回転軸１３の
両側部はベアリング１４に軸支されており、回転軸１３
はその軸方向（Ｘ方向）、すなわち被走査紙５の紙送り
方向と直交する方向にスライド自在になっている。この
回転軸１３の一方の端部には取付板１５が固着されてお
り、この取付板１５に同期センサ１６が取り付けられて
いる。プラテンローラ１２の両端部は止具１７により回
転軸１３に固定されており、したがってプラテンローラ
１２、回転軸１３、同期センサ１６は一体的に連動して
Ｘ方向にスライドする。
造について説明する。１２はプラテンローラであって、
回転軸１３に回転自在に軸支されている。回転軸１３の
両側部はベアリング１４に軸支されており、回転軸１３
はその軸方向（Ｘ方向）、すなわち被走査紙５の紙送り
方向と直交する方向にスライド自在になっている。この
回転軸１３の一方の端部には取付板１５が固着されてお
り、この取付板１５に同期センサ１６が取り付けられて
いる。プラテンローラ１２の両端部は止具１７により回
転軸１３に固定されており、したがってプラテンローラ
１２、回転軸１３、同期センサ１６は一体的に連動して
Ｘ方向にスライドする。
【００１１】図３において、被走査紙５はプラテンロー
ラ１２に小角度θで周回しながらＹ方向へ走行する。ま
たプラテンローラ１２は被走査紙５と高い摩擦係数を有
している。したがって被走査紙５とプラテンローラ１２
の間には大きな摩擦力が発生し、被走査紙５がＹ方向に
走行することによりプラテンローラ１２は回転軸１３を
中心に回転し、また被走査紙５が斜行あるいは蛇行する
と、プラテンローラ１２と一体の同期センサ１６も同方
向にスライドする。
ラ１２に小角度θで周回しながらＹ方向へ走行する。ま
たプラテンローラ１２は被走査紙５と高い摩擦係数を有
している。したがって被走査紙５とプラテンローラ１２
の間には大きな摩擦力が発生し、被走査紙５がＹ方向に
走行することによりプラテンローラ１２は回転軸１３を
中心に回転し、また被走査紙５が斜行あるいは蛇行する
と、プラテンローラ１２と一体の同期センサ１６も同方
向にスライドする。
【００１２】ここで、被走査面での印字開始位置Ｌは、
同期センサ１６にレーザ光が入射した時点からの時間に
よる電気信号で決定されるが、同期センサ１６はプラテ
ンローラ１２に連動して一体的にスライドするため、こ
の印字開始位置Ｌを常に一定にすることができる。
同期センサ１６にレーザ光が入射した時点からの時間に
よる電気信号で決定されるが、同期センサ１６はプラテ
ンローラ１２に連動して一体的にスライドするため、こ
の印字開始位置Ｌを常に一定にすることができる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、被走査紙
が摺接するプラテンローラを紙送り方向と直交する方向
にスライド自在に配設し、レーザ光を受光する同期セン
サをこのプラテンローラと連動して一体的にスライドさ
せるようにしているので、被走査紙が斜行や蛇行をして
も、常に印字開始位置を一定に保ち、印字の繰り返し精
度を保持できる。
が摺接するプラテンローラを紙送り方向と直交する方向
にスライド自在に配設し、レーザ光を受光する同期セン
サをこのプラテンローラと連動して一体的にスライドさ
せるようにしているので、被走査紙が斜行や蛇行をして
も、常に印字開始位置を一定に保ち、印字の繰り返し精
度を保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例のレーザ光走査装置の斜視図
【図２】本発明の一実施例のレーザ光走査装置の部分断
面図
面図
【図３】本発明の一実施例のレーザ光走査装置の部分側
面図
面図
【図４】従来のレーザ光走査装置の斜視図
１ レーザ光源 ２ ポリゴンミラー ４ 集光レンズ ５ 被走査紙 １２ プラテンローラ １３ 回転軸 １６ 同期センサ
Claims (1)
- 【請求項１】レーザ光源と、このレーザ光源から照射さ
れたレーザ光を偏光走査する回転多面鏡と、この回転多
面鏡で走査されたレーザ光を被走査紙の紙面に集光する
集光レンズと、この被走査紙の背面が摺接し、かつこの
被走査紙の紙送り方向と直交する方向にスライド自在に
配設されたプラテンローラと、このプラテンローラと一
体的にスライドして前記回転多面鏡で反射されたレーザ
光を受光する同期センサとを備えたことを特徴とするレ
ーザ光走査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11535194A JP3493726B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | レーザ光走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11535194A JP3493726B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | レーザ光走査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07314769A true JPH07314769A (ja) | 1995-12-05 |
| JP3493726B2 JP3493726B2 (ja) | 2004-02-03 |
Family
ID=14660379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11535194A Expired - Fee Related JP3493726B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | レーザ光走査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3493726B2 (ja) |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP11535194A patent/JP3493726B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3493726B2 (ja) | 2004-02-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |