JP3150006B2 - シリアル型スキャナ装置 - Google Patents
シリアル型スキャナ装置Info
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- JP3150006B2 JP3150006B2 JP11430293A JP11430293A JP3150006B2 JP 3150006 B2 JP3150006 B2 JP 3150006B2 JP 11430293 A JP11430293 A JP 11430293A JP 11430293 A JP11430293 A JP 11430293A JP 3150006 B2 JP3150006 B2 JP 3150006B2
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- Japan
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- roller
- scanner
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は搬送される原稿の文字等
を光学的に走査し読み取るシリアル型スキャナ装置に関
し、特に原稿が見開き本等のある厚さを有する場合に好
適なシリアル型スキャナ装置に関する。
を光学的に走査し読み取るシリアル型スキャナ装置に関
し、特に原稿が見開き本等のある厚さを有する場合に好
適なシリアル型スキャナ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の光学読み取り用のスキャナと原稿
搬送部とを有するシリアル型スキャナは図４の側面図に
示すように、両側面に配設された２枚の側面板２０（奥
行方向の側面板のみ図示）に直角向に取り付けられたガ
イドシャフト６と、ガイドシャフト６を案内としてベル
ト７により駆動される移動台５と、この移動台５に固定
され紙面に直角方向にスライドするスキャナ４とでシリ
アル型スキャナ部を構成する。一方このスキャナ４の光
学読取り対象となる原稿シート１をＰ方向に搬送する機
構としては下部の側面板２０に回転自在に取り付けられ
た送りローラ２Ａとピンチローラ９Ａおよび上部の送り
ローラ２Ｂとピンチローラ９Ｂにとに挿まれた原稿シー
ト１が外部の巻き取り用のモータ等により搬送される。
この図では原稿シート１の厚さに合わせて送りローラ２
Ａ，２Ｂおよびピンチローラ９Ａ，９Ｂとの間隔はほぼ
０．５〜１ｍｍ程度の固定間隔となっている。
搬送部とを有するシリアル型スキャナは図４の側面図に
示すように、両側面に配設された２枚の側面板２０（奥
行方向の側面板のみ図示）に直角向に取り付けられたガ
イドシャフト６と、ガイドシャフト６を案内としてベル
ト７により駆動される移動台５と、この移動台５に固定
され紙面に直角方向にスライドするスキャナ４とでシリ
アル型スキャナ部を構成する。一方このスキャナ４の光
学読取り対象となる原稿シート１をＰ方向に搬送する機
構としては下部の側面板２０に回転自在に取り付けられ
た送りローラ２Ａとピンチローラ９Ａおよび上部の送り
ローラ２Ｂとピンチローラ９Ｂにとに挿まれた原稿シー
ト１が外部の巻き取り用のモータ等により搬送される。
この図では原稿シート１の厚さに合わせて送りローラ２
Ａ，２Ｂおよびピンチローラ９Ａ，９Ｂとの間隔はほぼ
０．５〜１ｍｍ程度の固定間隔となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来のシリアル型
スキャナ装置では、原稿が搬送される走行路が狭いの
で、ある厚さを有する見開き状のノートや見開き本を通
す事が出来ない欠点がある。一つのの対策としては一度
見開き本の各ページのコピーをとった後にシリアル型ス
キャナ装置に挿入する手段があるが多大の工数を要する
欠点もある。
スキャナ装置では、原稿が搬送される走行路が狭いの
で、ある厚さを有する見開き状のノートや見開き本を通
す事が出来ない欠点がある。一つのの対策としては一度
見開き本の各ページのコピーをとった後にシリアル型ス
キャナ装置に挿入する手段があるが多大の工数を要する
欠点もある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のシリアル型スキ
ャナ装置は紙面の文字等を光学的に読みとって主走査を
行うスキャナ機構部と、前記紙面を前記スキャナ機構部
の読み取りヘッドと最適位置に保持しながら前記主走査
方向と垂直方向に移動させる駆動力を与える少なくとも
２対の送りローラおよびピンチローラと、前記送りロー
ラおよびピンチローラの回転軸の両端部をそれぞれ回転
自在に支持する側面板とを有するシリアル型スキャナ装
置において、前記側面板をそれぞれ分割して前記送りロ
ーラの回転軸を支持する第１の側面板と、前記ピンチロ
ーラの回転軸を支持する第２の側面板とで形成し、前記
第２の側面板端部の固定基準面に対して任意の間隔を保
持できるように前記第１の側面板端部を移動させる駆動
機構と、前記第１および第２の側面板それぞれに端部を
係止した弾性部材とを有する。
ャナ装置は紙面の文字等を光学的に読みとって主走査を
行うスキャナ機構部と、前記紙面を前記スキャナ機構部
の読み取りヘッドと最適位置に保持しながら前記主走査
方向と垂直方向に移動させる駆動力を与える少なくとも
２対の送りローラおよびピンチローラと、前記送りロー
ラおよびピンチローラの回転軸の両端部をそれぞれ回転
自在に支持する側面板とを有するシリアル型スキャナ装
置において、前記側面板をそれぞれ分割して前記送りロ
ーラの回転軸を支持する第１の側面板と、前記ピンチロ
ーラの回転軸を支持する第２の側面板とで形成し、前記
第２の側面板端部の固定基準面に対して任意の間隔を保
持できるように前記第１の側面板端部を移動させる駆動
機構と、前記第１および第２の側面板それぞれに端部を
係止した弾性部材とを有する。
【０００５】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００６】図１は本発明の一実施例の側面図、図２は
図１の実施例の斜視図、図３は図１のキャリアボード１
９の斜視図である。図１および図２において、図４の従
来例と同一の符号は同一の構成と機能を有する。すなわ
ち、本実施例では側面板が側面板２１Ａおよび２１Ｂの
２つに分離して両側面（奥行きの側面板のみ図示）に配
置されている。この側面板２１Ａは固定された側面板２
１Ｂを基準として後述するキャリアボード１９が挿入さ
れる位置まで間隔を拡げられる構造となっている。この
両側面板２１Ａ，２１Ｂを拡げたり狭くしたりする駆動
源はカム１０とカム１０とを回転させるレバー１１とに
より行っている。なお、ばね１２はキャリアボード１９
をある圧力で挿み込むように側面板２１Ａ，２１Ｂに両
端を係止している。また、キャリアボード１９は前述し
た側面板２１Ａ，２１Ｂの間に挿み込まれた状態でモー
タ３と送りローラ２Ａ，２Ｂ、ピンチローラ９Ａ，９Ｂ
を案内としてＰ方向に搬送されるが、この搬送を確実に
するためにコロ状部材１７によりキャリアボード１９の
板１４をしゅう動しながら円滑に搬送する。センサ１８
はキャリアボード１９の搬送される移動位置を監視し、
所定の位置に達した時点でモータ３の駆動源のスイッチ
をオンオフする制御を行っている。キャリアボード１９
は、図３に示すように、弾性部材１５により見開き本１
６の原稿面を透明板１３に押しあてて、スキャナ４の焦
点深度内に常に原稿面を入れる様に押圧している。なお
モータ８はベルト７を回転させてこのベルト７に係止さ
れた移動台５をガイドシャフト６の案内により矢印Ｑ
Ａ，ＱＢ方向にスライドさせてスキャナ４により読取り
を行っている。
図１の実施例の斜視図、図３は図１のキャリアボード１
９の斜視図である。図１および図２において、図４の従
来例と同一の符号は同一の構成と機能を有する。すなわ
ち、本実施例では側面板が側面板２１Ａおよび２１Ｂの
２つに分離して両側面（奥行きの側面板のみ図示）に配
置されている。この側面板２１Ａは固定された側面板２
１Ｂを基準として後述するキャリアボード１９が挿入さ
れる位置まで間隔を拡げられる構造となっている。この
両側面板２１Ａ，２１Ｂを拡げたり狭くしたりする駆動
源はカム１０とカム１０とを回転させるレバー１１とに
より行っている。なお、ばね１２はキャリアボード１９
をある圧力で挿み込むように側面板２１Ａ，２１Ｂに両
端を係止している。また、キャリアボード１９は前述し
た側面板２１Ａ，２１Ｂの間に挿み込まれた状態でモー
タ３と送りローラ２Ａ，２Ｂ、ピンチローラ９Ａ，９Ｂ
を案内としてＰ方向に搬送されるが、この搬送を確実に
するためにコロ状部材１７によりキャリアボード１９の
板１４をしゅう動しながら円滑に搬送する。センサ１８
はキャリアボード１９の搬送される移動位置を監視し、
所定の位置に達した時点でモータ３の駆動源のスイッチ
をオンオフする制御を行っている。キャリアボード１９
は、図３に示すように、弾性部材１５により見開き本１
６の原稿面を透明板１３に押しあてて、スキャナ４の焦
点深度内に常に原稿面を入れる様に押圧している。なお
モータ８はベルト７を回転させてこのベルト７に係止さ
れた移動台５をガイドシャフト６の案内により矢印Ｑ
Ａ，ＱＢ方向にスライドさせてスキャナ４により読取り
を行っている。
【０００７】なお、このキャリアボード１の代りに図２
に示す原稿シート１を挿入してスキャナ４により読取り
を行うことも可能である。
に示す原稿シート１を挿入してスキャナ４により読取り
を行うことも可能である。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、側面板を
２つに分離してキャリアボードをある圧力で挿み込む機
構と、コロ状部材とセンサとを備えることにより、シリ
アル型スキャナ装置の原稿走行路の拡大縮小を自在と
し、さらにキャリアボードにより見開き本など厚い原稿
や平面的でない原稿を読み取る事の出来るシリアル型ス
キャナ装置を提供できる効果を有する。
２つに分離してキャリアボードをある圧力で挿み込む機
構と、コロ状部材とセンサとを備えることにより、シリ
アル型スキャナ装置の原稿走行路の拡大縮小を自在と
し、さらにキャリアボードにより見開き本など厚い原稿
や平面的でない原稿を読み取る事の出来るシリアル型ス
キャナ装置を提供できる効果を有する。
【図１】本発明の一実施例の側面図である。
【図２】本実施例の駆動機構を示す斜視図である。
【図３】図１の実施例のキャリアボードの斜視図であ
る。
る。
【図４】従来のシリアル型スキャナ装置の側面図であ
る。
る。
１ 原稿シート ２Ａ，２Ｂ 送りローラ ３，８ モータ ４ スキャナ ５ 移動台 ６ ガイドシャフト ７ ベルト ９Ａ，９Ｂ ピンチローラ １０ カム １１ レバー １２ ばね １３ 透明板 １４ 板 １５ 弾性部材 １６ 見開き本 １７ コロ状部材 １８ センサー １９ キャリアボード ２０，２１Ａ，２１Ｂ 側面板
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−86028（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−3842（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−17266（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−198261（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−105063（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/04 - 1/207 B65H 5/02 B65H 5/06 B65H 5/22 B65H 29/12 - 29/24 B65H 29/32
Claims (4)
- 【請求項１】 紙面の文字等を光学的に読みとって主走
査を行うスキャナ機構部と、前記紙面を前記スキャナ機
構部の読み取りヘッドと最適位置に保持しながら前記主
走査方向と垂直方向に移動させる駆動力を与える少なく
とも２対の送りローラおよびピンチローラと、前記送り
ローラおよびピンチローラの回転軸の両端部をそれぞれ
回転自在に支持する側面板とを有するシリアル型スキャ
ナ装置において、前記側面板をそれぞれ分割して前記送
りローラの回転軸を支持する第１の側面板と、前記ピン
チローラの回転軸を支持する第２の側面板とで形成し、
前記第２の側面板端部の固定基準面に対して任意の間隔
を保持できるように前記第１の側面板端部を移動させる
駆動機構と、前記第１および第２の側面板それぞれに端
部を係止した弾性部材とを有することを特徴とするシリ
アル型スキャナ装置。 - 【請求項２】 前記第１および第２の側面板の各端部に
より形成された間隔に挿入されかつ前記送りローラおよ
び前記ピンチローラにより搬送される読み取り原稿を挿
み保持する一面が少なくとも透明板からならるキャリア
ボードを備えることを特徴とする請求項１記載のシリア
ル型スキャナ装置。 - 【請求項３】 前記駆動機構が前記第１および第２の側
面板の各端部間隔を拡大または縮小させるカムと、この
カムを軸中心に回転させるレバーとを備えるこをお特徴
とする請求項１記載のシリアル型スキャナ装置。 - 【請求項４】 前記第１の側面板の端部に一致するよう
に配設され前記キャリアボードを挿入した状態で前記キ
ャリアボードと圧接しながら回転するコロ状部材を備え
ることを特徴とする請求項１および２記載のシリアル型
スキャナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11430293A JP3150006B2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | シリアル型スキャナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11430293A JP3150006B2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | シリアル型スキャナ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06326824A JPH06326824A (ja) | 1994-11-25 |
| JP3150006B2 true JP3150006B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=14634472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11430293A Expired - Fee Related JP3150006B2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | シリアル型スキャナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3150006B2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-17 JP JP11430293A patent/JP3150006B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06326824A (ja) | 1994-11-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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