JPH07314331A - 研磨盤の砥石カバー装置 - Google Patents
研磨盤の砥石カバー装置Info
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- JPH07314331A JPH07314331A JP10565994A JP10565994A JPH07314331A JP H07314331 A JPH07314331 A JP H07314331A JP 10565994 A JP10565994 A JP 10565994A JP 10565994 A JP10565994 A JP 10565994A JP H07314331 A JPH07314331 A JP H07314331A
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- JP
- Japan
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- grindstone
- cover body
- bracket
- cover
- screw mechanism
- Prior art date
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- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 研磨盤の砥石のカバーを砥石に触れないよう
に位置調節する。 【構成】 研磨盤の砥石18を覆うカバー本体26をブ
ラケット27に締付けネジ機構28を介して固定する。
ブラケットを砥石の軸支部側に固定する。締付けネジ機
構のネジ軸29をカバー本体及びブラケットに通し、ブ
ラケット側のネジ軸の通る穴を砥石の軸方向に伸びる長
穴30とする。カバー本体には、長穴に摺動可能に係合
する突起31を設ける。カバー本体は、ネジ軸と突起の
二点でブラケットに支持され、砥石に対して接触するこ
となく位置変更可能である。
に位置調節する。 【構成】 研磨盤の砥石18を覆うカバー本体26をブ
ラケット27に締付けネジ機構28を介して固定する。
ブラケットを砥石の軸支部側に固定する。締付けネジ機
構のネジ軸29をカバー本体及びブラケットに通し、ブ
ラケット側のネジ軸の通る穴を砥石の軸方向に伸びる長
穴30とする。カバー本体には、長穴に摺動可能に係合
する突起31を設ける。カバー本体は、ネジ軸と突起の
二点でブラケットに支持され、砥石に対して接触するこ
となく位置変更可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、研磨盤の砥石カバー装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の研磨盤の砥石カバー装置は、図1
0及び図11に示されるように、砥石1を覆うカバー本
体2と、砥石1を回転駆動するモーター3の支持部材3
aに固定されたブラケット4と、カバー本体2をブラケ
ット4に位置調節可能に固定するための締付けネジ機構
5とを有している。締付けネジ機構5は、カバー本体2
とブラケット4の双方を貫通するネジ軸6と、該ネジ軸
6の一端に固着されたノブ7と、カバー本体2側に形成
された上記ネジ軸6に螺合する雌ネジ8とを有してい
る。ネジ軸6が貫通するブラケット4の穴は上記砥石1
の軸方向に伸びる長穴9となっている。
0及び図11に示されるように、砥石1を覆うカバー本
体2と、砥石1を回転駆動するモーター3の支持部材3
aに固定されたブラケット4と、カバー本体2をブラケ
ット4に位置調節可能に固定するための締付けネジ機構
5とを有している。締付けネジ機構5は、カバー本体2
とブラケット4の双方を貫通するネジ軸6と、該ネジ軸
6の一端に固着されたノブ7と、カバー本体2側に形成
された上記ネジ軸6に螺合する雌ネジ8とを有してい
る。ネジ軸6が貫通するブラケット4の穴は上記砥石1
の軸方向に伸びる長穴9となっている。
【0003】しかして、上記締付けネジ機構5を操作し
てその締め付けを緩め、ネジ軸6をカバー本体2ごと長
穴9に沿って滑らせ、またネジ軸6を支点にしてカバー
本体2を回動させるようにすれば、カバー本体2の位置
調節を行うことができる。これにより、砥石1の露出量
を加減したり、研磨液の飛散を防止したりすることが可
能になる。
てその締め付けを緩め、ネジ軸6をカバー本体2ごと長
穴9に沿って滑らせ、またネジ軸6を支点にしてカバー
本体2を回動させるようにすれば、カバー本体2の位置
調節を行うことができる。これにより、砥石1の露出量
を加減したり、研磨液の飛散を防止したりすることが可
能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の研磨盤
の砥石カバー装置にあっては、カバー本体2の位置調節
の自由度を高めるべく、締付けネジ機構5を緩めると図
11中実線及び二点鎖線で示されるようにカバー本体2
がネジ軸6を支点にして回動できるようにしてあるか
ら、その調節具合によってはカバー本体2が砥石1に接
触するおそれがある。カバー本体2が砥石1に接触した
ままの状態で砥石1を回転させると、カバー本体2が破
損したり、砥石1の円筒面が磨耗したり、砥石1の寿命
が低下したりする。
の砥石カバー装置にあっては、カバー本体2の位置調節
の自由度を高めるべく、締付けネジ機構5を緩めると図
11中実線及び二点鎖線で示されるようにカバー本体2
がネジ軸6を支点にして回動できるようにしてあるか
ら、その調節具合によってはカバー本体2が砥石1に接
触するおそれがある。カバー本体2が砥石1に接触した
ままの状態で砥石1を回転させると、カバー本体2が破
損したり、砥石1の円筒面が磨耗したり、砥石1の寿命
が低下したりする。
【0005】従って、本発明は、そのような欠点を解消
することのできる研磨盤の砥石カバー装置を提供するこ
とを目的とする。
することのできる研磨盤の砥石カバー装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、研磨盤の砥石18を覆うカバー本体26
が砥石18の軸支部側に設けられたブラケット27に締
付けネジ機構28を介して固定され、上記締付けネジ機
構28のネジ軸29が貫通する上記カバー本体26及び
上記ブラケット27の穴の一方又は双方が上記砥石18
の軸方向に伸びる長穴30とされ、上記カバー本体26
又は上記ブラケット27には、上記長穴30に摺動可能
に係合する突起31が設けられた研磨盤の砥石カバー装
置であることを特徴とし、また、研磨盤の砥石18を覆
うカバー本体26が砥石18の軸支部側に設けられたブ
ラケット27に締付けネジ機構28を介して固定され、
上記締付けネジ機構28のネジ軸29が貫通する上記カ
バー本体26及び上記ブラケット27の穴の一方又は双
方が上記砥石18の軸方向に伸びる長穴30とされ、上
記ブラケット27には、上記長穴30に平行な端縁35
が形成され、上記カバー本体26には、上記端縁35に
摺動可能に接する突起31が設けられた研磨盤の砥石カ
バー装置であることを特徴とする。
め、本発明は、研磨盤の砥石18を覆うカバー本体26
が砥石18の軸支部側に設けられたブラケット27に締
付けネジ機構28を介して固定され、上記締付けネジ機
構28のネジ軸29が貫通する上記カバー本体26及び
上記ブラケット27の穴の一方又は双方が上記砥石18
の軸方向に伸びる長穴30とされ、上記カバー本体26
又は上記ブラケット27には、上記長穴30に摺動可能
に係合する突起31が設けられた研磨盤の砥石カバー装
置であることを特徴とし、また、研磨盤の砥石18を覆
うカバー本体26が砥石18の軸支部側に設けられたブ
ラケット27に締付けネジ機構28を介して固定され、
上記締付けネジ機構28のネジ軸29が貫通する上記カ
バー本体26及び上記ブラケット27の穴の一方又は双
方が上記砥石18の軸方向に伸びる長穴30とされ、上
記ブラケット27には、上記長穴30に平行な端縁35
が形成され、上記カバー本体26には、上記端縁35に
摺動可能に接する突起31が設けられた研磨盤の砥石カ
バー装置であることを特徴とする。
【0007】
【作用】カバー本体はブラケットに対してネジ軸と突起
の複数点で支えられ、かつこれら複数点が長穴に案内さ
れることから、締付けネジ機構を緩め、カバー本体に砥
石の軸方向に沿った力を加えれば、カバー本体は砥石の
軸に対して傾斜することなくブラケット上を移動する。
従って、カバー本体を砥石に接触させることなく砥石の
露出量等を自在に加減することができる。
の複数点で支えられ、かつこれら複数点が長穴に案内さ
れることから、締付けネジ機構を緩め、カバー本体に砥
石の軸方向に沿った力を加えれば、カバー本体は砥石の
軸に対して傾斜することなくブラケット上を移動する。
従って、カバー本体を砥石に接触させることなく砥石の
露出量等を自在に加減することができる。
【0008】また、本発明において、長穴に平行な端縁
がブラケットに形成され、該端縁に摺動可能に接する突
起がカバー本体に設けられている場合は、ネジ軸が長穴
に案内され、突起が端縁に案内されることにより、カバ
ー本体は砥石の軸に対して傾斜することなくブラケット
上を移動することとなる。
がブラケットに形成され、該端縁に摺動可能に接する突
起がカバー本体に設けられている場合は、ネジ軸が長穴
に案内され、突起が端縁に案内されることにより、カバ
ー本体は砥石の軸に対して傾斜することなくブラケット
上を移動することとなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。実施例1 本発明に係る砥石カバー装置は、例えば図1に示される
ような研磨盤に設けられる。この研磨盤は、ベッド10
上に左右方向に伸びるレール(図示せず)を介して乗せ
られた摺動ベース11を有している。摺動ベース11上
には、左右のブラケット12及び該左右のブラケット1
2に挿入された支点軸13を介して刃物台14が設けら
れ、該刃物台14上には、被研磨刃物(図示せず)を固
定するための刃物押さえ15が設けられている。刃物台
14は、角度調節ハンドル16により支点軸13を中心
に砥石17,18に対し角度可変であり、角度目盛り1
9に従い角度調節された後、固定レバー20により固定
されるようになっている。また、ベッド10上には起立
壁21が設けられ、この起立壁21に二種類の砥石1
7,18が回転可能に設けられている。二種類の砥石の
うち一つは平砥石であり、横向きに配置された平砥石用
モーター22のシャフトに取り付けられている。他の一
つはカップ砥石であり、下向きに配置されたカップ砥石
用モーター23のシャフトに取り付けられている。平砥
石用モーター22及びカップ砥石用モーター23は、夫
々支持部材22a,23aに支持され、支持部材22
a,23aをスライダとして起立壁21に沿って夫々上
下に移動可能であり、従って刃物台14上の被研磨刃物
に対し進退自在である。平砥石用モーター22及びカッ
プ砥石用モーター23の起立壁21上での上下動は、ベ
ッド10の正面に配置された平砥石用昇降ハンドル24
及びカップ砥石用昇降ハンドル25、これらハンドルと
支持部材22a,23aとの間に設けられた図示しない
ラック・ピニオン等の伝動機構によりなされるようにな
っている。
する。実施例1 本発明に係る砥石カバー装置は、例えば図1に示される
ような研磨盤に設けられる。この研磨盤は、ベッド10
上に左右方向に伸びるレール(図示せず)を介して乗せ
られた摺動ベース11を有している。摺動ベース11上
には、左右のブラケット12及び該左右のブラケット1
2に挿入された支点軸13を介して刃物台14が設けら
れ、該刃物台14上には、被研磨刃物(図示せず)を固
定するための刃物押さえ15が設けられている。刃物台
14は、角度調節ハンドル16により支点軸13を中心
に砥石17,18に対し角度可変であり、角度目盛り1
9に従い角度調節された後、固定レバー20により固定
されるようになっている。また、ベッド10上には起立
壁21が設けられ、この起立壁21に二種類の砥石1
7,18が回転可能に設けられている。二種類の砥石の
うち一つは平砥石であり、横向きに配置された平砥石用
モーター22のシャフトに取り付けられている。他の一
つはカップ砥石であり、下向きに配置されたカップ砥石
用モーター23のシャフトに取り付けられている。平砥
石用モーター22及びカップ砥石用モーター23は、夫
々支持部材22a,23aに支持され、支持部材22
a,23aをスライダとして起立壁21に沿って夫々上
下に移動可能であり、従って刃物台14上の被研磨刃物
に対し進退自在である。平砥石用モーター22及びカッ
プ砥石用モーター23の起立壁21上での上下動は、ベ
ッド10の正面に配置された平砥石用昇降ハンドル24
及びカップ砥石用昇降ハンドル25、これらハンドルと
支持部材22a,23aとの間に設けられた図示しない
ラック・ピニオン等の伝動機構によりなされるようにな
っている。
【0010】しかして、この研磨盤で被研磨刃物を研磨
するには、平砥石用昇降ハンドル24及びカップ砥石用
昇降ハンドル25のいずれかを操作し、回転する平砥石
又はカップ砥石を被研磨刃物に近付ける。被研磨刃物は
摺動ベース11の往復移動に伴って砥石下を往復運動
し、該砥石に接触して研磨されることになる。
するには、平砥石用昇降ハンドル24及びカップ砥石用
昇降ハンドル25のいずれかを操作し、回転する平砥石
又はカップ砥石を被研磨刃物に近付ける。被研磨刃物は
摺動ベース11の往復移動に伴って砥石下を往復運動
し、該砥石に接触して研磨されることになる。
【0011】砥石カバー装置は、図2及び図3に示され
るように、上記カップ砥石と呼ばれる砥石18に対して
設けられている。すなわち、該砥石18を覆うカバー本
体26が砥石18の軸支部側に固定されたブラケット2
7に締付けネジ機構28を介して固定され、上記締付け
ネジ機構28のネジ軸29が貫通する上記カバー本体2
6及び上記ブラケット27の穴のうちブラケット27側
の方が上記砥石18の軸方向に伸びる長穴30とされ、
上記カバー本体26には、上記長穴30に摺動可能に係
合する突起31が設けられている。
るように、上記カップ砥石と呼ばれる砥石18に対して
設けられている。すなわち、該砥石18を覆うカバー本
体26が砥石18の軸支部側に固定されたブラケット2
7に締付けネジ機構28を介して固定され、上記締付け
ネジ機構28のネジ軸29が貫通する上記カバー本体2
6及び上記ブラケット27の穴のうちブラケット27側
の方が上記砥石18の軸方向に伸びる長穴30とされ、
上記カバー本体26には、上記長穴30に摺動可能に係
合する突起31が設けられている。
【0012】カバー本体26は、砥石18の回りを囲む
略四角筒形状であり、その中心軸は砥石18の軸に一致
せしめられている。ブラケット27は、カバー本体26
の側面に沿うように配置され、砥石18の軸支部側であ
るカップ砥石用モーター23の支持部材23aに取付け
ネジ32により片持状に固定されている。ブラケット2
7の先端部には、砥石18の軸すなわち砥石18の回転
軸と略平行に長穴30が設けられている。
略四角筒形状であり、その中心軸は砥石18の軸に一致
せしめられている。ブラケット27は、カバー本体26
の側面に沿うように配置され、砥石18の軸支部側であ
るカップ砥石用モーター23の支持部材23aに取付け
ネジ32により片持状に固定されている。ブラケット2
7の先端部には、砥石18の軸すなわち砥石18の回転
軸と略平行に長穴30が設けられている。
【0013】締付けネジ機構28は、ネジ軸29を有
し、該ネジ軸29が上記ブラケット27の長穴30をカ
バー本体26へと貫通し、該カバー本体26側に形成さ
れた雌ネジ33に螺合している。該ネジ軸29の上記カ
バー本体26外に突出した箇所にはノブ34が固着され
ている。操作者によりノブ34がいずれかの向きに回さ
れると、カバー本体26がブラケット27に対して締付
けられ又は解放されることとなる。
し、該ネジ軸29が上記ブラケット27の長穴30をカ
バー本体26へと貫通し、該カバー本体26側に形成さ
れた雌ネジ33に螺合している。該ネジ軸29の上記カ
バー本体26外に突出した箇所にはノブ34が固着され
ている。操作者によりノブ34がいずれかの向きに回さ
れると、カバー本体26がブラケット27に対して締付
けられ又は解放されることとなる。
【0014】突起31は、カバー本体26の上端に該カ
バー本体26と一体的に鉤型片として形成され、上記長
穴30に摺動可能に入り込んでいる。これにより、締付
けネジ機構28を緩め、カバー本体26に砥石18の軸
方向に沿った力を加えれば、カバー本体26はブラケッ
ト27に対してネジ軸29と突起31の二点で支えら
れ、かつこれら二点が長穴30に案内されることから、
カバー本体26は砥石18の軸に対して傾斜することな
くブラケット27上を移動する。従って、カバー本体2
6は砥石18の外周に接触することなく移動し、砥石1
8の被研磨刃物側への露出量が自在に加減されることと
なる。
バー本体26と一体的に鉤型片として形成され、上記長
穴30に摺動可能に入り込んでいる。これにより、締付
けネジ機構28を緩め、カバー本体26に砥石18の軸
方向に沿った力を加えれば、カバー本体26はブラケッ
ト27に対してネジ軸29と突起31の二点で支えら
れ、かつこれら二点が長穴30に案内されることから、
カバー本体26は砥石18の軸に対して傾斜することな
くブラケット27上を移動する。従って、カバー本体2
6は砥石18の外周に接触することなく移動し、砥石1
8の被研磨刃物側への露出量が自在に加減されることと
なる。
【0015】なお、上記ブラケット27側の長穴30を
カバー本体26の方に設け、カバー本体26側の長穴3
0を丸穴とし、該丸穴を貫通したネジ軸29の先端に抜
け出し防止の鍔を設け、ノブ34をネジ軸29に螺合さ
せ、上記突起31をブラケット27側に設けてもよい。
もちろん、ブラケット27側の穴も長穴30としてよ
い。かかる場合、ノブ34をネジ軸29に対して回動さ
せ、ネジ軸29をカバー本体26側の長穴30に沿って
相対的に移動させることによりカバー本体26の位置調
節を行うことができる。
カバー本体26の方に設け、カバー本体26側の長穴3
0を丸穴とし、該丸穴を貫通したネジ軸29の先端に抜
け出し防止の鍔を設け、ノブ34をネジ軸29に螺合さ
せ、上記突起31をブラケット27側に設けてもよい。
もちろん、ブラケット27側の穴も長穴30としてよ
い。かかる場合、ノブ34をネジ軸29に対して回動さ
せ、ネジ軸29をカバー本体26側の長穴30に沿って
相対的に移動させることによりカバー本体26の位置調
節を行うことができる。
【0016】実施例2 図4及び図5に示されるように、突起31として実施例
1における鉤型片に代えスプリングピンがカバー本体2
6に固定され、該スプリングピンの先がブラケット27
側の長穴30に挿入されている。
1における鉤型片に代えスプリングピンがカバー本体2
6に固定され、該スプリングピンの先がブラケット27
側の長穴30に挿入されている。
【0017】なお、突起31としてスプリングピンの他
平行ピンを用いることもできる。実施例3 図6及び図7に示されるように、上記ブラケット27の
先端には長穴30に平行な端縁35が形成され、上記カ
バー本体26に上記端縁35に摺動可能に接する突起3
1が設けられている。突起31は、カバー本体26の上
端に切り込みを入れ上記端縁35の方に折り曲げること
により鉤型片として形成されている。
平行ピンを用いることもできる。実施例3 図6及び図7に示されるように、上記ブラケット27の
先端には長穴30に平行な端縁35が形成され、上記カ
バー本体26に上記端縁35に摺動可能に接する突起3
1が設けられている。突起31は、カバー本体26の上
端に切り込みを入れ上記端縁35の方に折り曲げること
により鉤型片として形成されている。
【0018】この場合は、ネジ軸29(図2参照)が長
穴30に案内され、突起31が端縁35に案内されるこ
とにより、カバー本体26は砥石18の軸に対して傾斜
することなくブラケット27上を移動することとなる。
すなわち、締付けネジ機構28を緩め、カバー本体26
に砥石18の軸方向に沿った力を加えれば、カバー本体
26はブラケット27に対してネジ軸29と突起31の
二点で支えられ、かつネジ軸29が長穴30に案内さ
れ、突起31が端縁35に案内されることから、カバー
本体26は砥石18の軸に対して傾斜することなくブラ
ケット27上を移動する。従って、略四角筒形状のカバ
ー本体26は砥石18の外周に接触することなく移動
し、砥石18の露出量が自在に加減されることとなる。
穴30に案内され、突起31が端縁35に案内されるこ
とにより、カバー本体26は砥石18の軸に対して傾斜
することなくブラケット27上を移動することとなる。
すなわち、締付けネジ機構28を緩め、カバー本体26
に砥石18の軸方向に沿った力を加えれば、カバー本体
26はブラケット27に対してネジ軸29と突起31の
二点で支えられ、かつネジ軸29が長穴30に案内さ
れ、突起31が端縁35に案内されることから、カバー
本体26は砥石18の軸に対して傾斜することなくブラ
ケット27上を移動する。従って、略四角筒形状のカバ
ー本体26は砥石18の外周に接触することなく移動
し、砥石18の露出量が自在に加減されることとなる。
【0019】実施例4 図8及び図9に示されるように、突起31として実施例
3における鉤型片に代えスプリングピンがカバー本体2
6に植設されている。スプリングピンに代え、平行ピン
等他のピンを設けてもよい。
3における鉤型片に代えスプリングピンがカバー本体2
6に植設されている。スプリングピンに代え、平行ピン
等他のピンを設けてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、カバー本体はブラケッ
トに対してネジ軸と突起の複数点で支えられ、かつこれ
ら複数点が長穴に案内されることから、締付けネジ機構
を緩め、カバー本体に砥石の軸方向に沿った力を加えれ
ば、カバー本体は砥石の軸に対して傾斜することなくブ
ラケット上を移動する。従って、カバー本体を砥石に接
触させることなく位置調節し、砥石の露出量等を自在に
加減することができる。
トに対してネジ軸と突起の複数点で支えられ、かつこれ
ら複数点が長穴に案内されることから、締付けネジ機構
を緩め、カバー本体に砥石の軸方向に沿った力を加えれ
ば、カバー本体は砥石の軸に対して傾斜することなくブ
ラケット上を移動する。従って、カバー本体を砥石に接
触させることなく位置調節し、砥石の露出量等を自在に
加減することができる。
【0021】また、本発明において、長穴に平行な端縁
がブラケットに形成され、該端縁に摺動可能に接する突
起がカバー本体に設けられている場合は、ネジ軸が長穴
に案内され、突起が端縁に案内されることにより、カバ
ー本体は砥石の軸に対して傾斜することなくブラケット
上を移動することとなる。この場合、長穴内にはネジ軸
のみが挿入されるのでカバー本体の移動ストロークが長
くなる。
がブラケットに形成され、該端縁に摺動可能に接する突
起がカバー本体に設けられている場合は、ネジ軸が長穴
に案内され、突起が端縁に案内されることにより、カバ
ー本体は砥石の軸に対して傾斜することなくブラケット
上を移動することとなる。この場合、長穴内にはネジ軸
のみが挿入されるのでカバー本体の移動ストロークが長
くなる。
【図1】本発明に係る砥石カバー装置を有した研磨盤の
正面図である。
正面図である。
【図2】砥石カバー装置の部分切欠正面図である。
【図3】砥石カバー装置の部分切欠右側面図である。
【図4】砥石カバー装置の第2の実施例の部分切欠正面
図である。
図である。
【図5】砥石カバー装置の第2の実施例の部分切欠右側
面図である。
面図である。
【図6】砥石カバー装置の第3の実施例の部分切欠正面
図である。
図である。
【図7】砥石カバー装置の第3の実施例の部分切欠右側
面図である。
面図である。
【図8】砥石カバー装置の第4の実施例の部分切欠正面
図である。
図である。
【図9】砥石カバー装置の第4の実施例の部分切欠右側
面図である。
面図である。
【図10】従来の砥石カバー装置の部分切欠正面図であ
る。
る。
【図11】従来の砥石カバー装置の部分切欠右側面図で
ある。
ある。
18…砥石 26…カバー本体 27…ブラケット 28…締付けネジ機構 29…ネジ軸 30…長穴 31…突起 35…端縁
Claims (2)
- 【請求項1】 研磨盤の砥石を覆うカバー本体が砥石の
軸支部側に設けられたブラケットに締付けネジ機構を介
して固定され、上記締付けネジ機構のネジ軸が貫通する
上記カバー本体及び上記ブラケットの穴の一方又は双方
が上記砥石の軸方向に伸びる長穴とされ、上記カバー本
体又は上記ブラケットには、上記長穴に摺動可能に係合
する突起が設けられたことを特徴とする研磨盤の砥石カ
バー装置。 - 【請求項2】 研磨盤の砥石を覆うカバー本体が砥石の
軸支部側に設けられたブラケットに締付けネジ機構を介
して固定され、上記締付けネジ機構のネジ軸が貫通する
上記カバー本体及び上記ブラケットの穴の一方又は双方
が上記砥石の軸方向に伸びる長穴とされ、上記ブラケッ
トには、上記長穴に平行な端縁が形成され、上記カバー
本体には、上記端縁に摺動可能に接する突起が設けられ
たことを特徴とする研磨盤の砥石カバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10565994A JPH07314331A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 研磨盤の砥石カバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10565994A JPH07314331A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 研磨盤の砥石カバー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07314331A true JPH07314331A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=14413573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10565994A Pending JPH07314331A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 研磨盤の砥石カバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07314331A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103264351A (zh) * | 2013-05-28 | 2013-08-28 | 玉林市玉博机械有限公司 | 一种卧床卧轴磨头保护罩 |
CN104669119A (zh) * | 2015-03-07 | 2015-06-03 | 安徽方兴科技股份有限公司 | 一种防止cnc磨头冷却水外溅的装置 |
JP2016000435A (ja) * | 2014-06-11 | 2016-01-07 | トヨタ自動車株式会社 | 研磨装置及び研磨装置の制御方法 |
JP2019206077A (ja) * | 2015-11-17 | 2019-12-05 | 株式会社荏原製作所 | バフ処理装置および基板処理装置 |
CN111546217A (zh) * | 2020-05-25 | 2020-08-18 | 张莉 | 一种具有自动调节打磨宽度的金属加工用抛光设备 |
US11103972B2 (en) | 2015-11-17 | 2021-08-31 | Ebara Corporation | Buff processing device and substrate processing device |
-
1994
- 1994-05-19 JP JP10565994A patent/JPH07314331A/ja active Pending
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