JPH07314276A - 把持・搬送装置及び把持・搬送方法 - Google Patents

把持・搬送装置及び把持・搬送方法

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JPH07314276A
JPH07314276A JP13497294A JP13497294A JPH07314276A JP H07314276 A JPH07314276 A JP H07314276A JP 13497294 A JP13497294 A JP 13497294A JP 13497294 A JP13497294 A JP 13497294A JP H07314276 A JPH07314276 A JP H07314276A
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JP
Japan
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traveling path
gripping
arm
robot
robot arm
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Pending
Application number
JP13497294A
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English (en)
Inventor
Atsushi Nakajima
厚 中島
Tatsuhiko Tanaka
龍彦 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Kohan Co Ltd
Original Assignee
Toyo Kohan Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】加工機前での加工材の搬入,搬出等の作業にお
いて、加工前の加工材の載置場所,加工後の加工材の積
み上げ場所等を有効に配置して作業スペースの無駄を省
き、また所定の大きさのロボットハンドで作業を可能に
する。 【構成】加工機1前に走行路を設け、走行路2の左右に
上記それぞれの場所3a,3b及び加工後の加工材の積
み上げ場所3bで加工材の間に介在される段ボールの載
置場所3cを設け、走行路2を走行するロボットハンド
4のアーム4b,4dを回動可能にする。上記走行及び
回動の組み合わせにより把持ヘッド5を場所3a,3
b,3c及び加工機1の前に移動して、搬送作業を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所定位置に載置され
た加工材を把持して加工機に搬入し、加工が施された加
工材を加工機から搬出して所定位置に積み上げる等、加
工機での作業における被把持・搬送物の把持・搬送装置
及び把持・搬送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】所定位置に載置された鋼板等の加工材を
把持してプレスブレーキ折り曲げ機械等の加工機に搬入
し、折り曲げ加工等の加工が施された加工材を加工機か
ら搬出して所定位置に積み上げる作業は、加工材が大き
かったり、重かったり、或いは作業が単なる反復作業で
ある等により、従来の作業者による手作業では不向きな
面が多くあり、近年ロボットハンドを用いた作業に変え
ることが多く行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の作業
を行うためには、加工材の載置場所,加工が施された加
工材の積み上げ場所,また多く行われている加工が施さ
れた加工材が互いに傷つかないように、加工材間に介在
させるための段ボール等の介在物の載置場所等の、多く
の場所が必要であるが、加工材が大きかったり、重かっ
たりすると、その場所に特に多大の面積を必要とするこ
とになり、また加工材を搬送するロボットハンドのアー
ムが十分にこれらの重さに耐え得ることが必要になる。
【0004】従って従来の汎用の据置型ロボットハンド
では、これを行うには、アームを長くして、遠くの位置
にまで届くようにしたり、剛性を強くするためにその断
面積を太くする必要が生じる等、不向きとなる。
【0005】そこで本発明の目的は、加工物の載置場所
等の場所を有効に配置して作業スペースの無駄を省き、
また所定の大きさのロボットハンドで,従ってコスト高
にならないロボットハンドで上記の作業が可能な、新た
なシステムの、把持・搬送装置及び把持・搬送方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の把持・搬送装置は、加工機へ向かって延び
た走行路と、走行路上を走行するロボットハンド本体部
と、走行路と平行な軸を中心にして走行路の左右に回動
可能に本体部に設けられる第1のロボットアームと、第
1のロボットアームに引き続いて設けられる、前段のロ
ボットアームに平行に回動可能に前段のロボットアーム
に設けられる第n(n=2,3,4,・・・)のロボッ
トアームと、最先段のロボットアームに走行路と平行に
設けられる平行アームと、平行アームに走行路と平行な
軸を中心にして回動可能に設けられる把持ヘッドとを有
する。
【0007】把持ヘッドに複数の把持面を設けていても
よい。
【0008】また、上記目的を達成するために、本発明
の把持・搬送方法は、上記において、走行路の左右に被
把持・搬送物の載置場所を配設して、第1〜nのロボッ
トアームを走行路の左右に回動して、被把持・搬送物の
搬送作業を行う。
【0009】
【作用】走行路の左右に、加工前の被把持・搬送物の載
置場所,加工後の被把持・搬送物の積み上げ場所,等の
種々の場所を配置して、ロボットハンドを走行路上で走
行すること及びロボットアームを左右の移動幅内で移動
することを適宜組み合わせて、加工前の被把持・搬送物
の載置場所から被把持・搬送物を把持して加工機に搬入
すること、加工後の被把持・搬送物を加工機から搬出し
て加工後の被把持・搬送物の積み上げ場所に積み上げす
ること等の作業を行う。
【0010】走行路上をロボットハンドを走行させるこ
とにより小型のロボットハンドでも十分に遠くまで達す
ることができ、従ってロボットハンドのアームの長さを
短くし,従ってまた太さを小さくして,ロボットハンド
のコストを低減することができる。また、走行路の左右
にアームを移動可能にしてそれらの位置に被把持物・搬
送物の載置場所等の場所を定めることとしたので、それ
らの場所を加工機の位置に近い位置に設定することがで
きて、搬送長さ,従って搬送時間の無駄を省き、かつ、
未利用スペースの削減を図ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0012】図1(a)において、プレス又はタレット
パンチからなる加工機1の前面に、走行路2が配設して
ある。そして、その左右が被把持・搬送物の載置場所等
の場所として用いられる。同図(a)においては、走行
路の前部の右側スペースには鋼板からなる原板の載置場
所3aが定められ、走行路の後部の右側スペースには折
り曲げ,打ち抜き等の加工後の原板の積み上げ場所3b
が定められ、同左側スペースには段ボールの載置場所3
cが定められている。走行路の前部の左側スペースは予
備スペース3dになっている。加工機1はその前面にお
いて所定幅Wを有しているので、なるべくこの所定幅W
を有効に利用すべく、所定幅Wの範囲内に走行路が加工
機1に直角(z方向)に配設され、かつその左右に被把
持・搬送物の載置場所等の場所の配置が行われている。
即ち、このように配置することにより加工機の所定幅W
の内、その使われない幅をなるべく少なくするようにし
ている。加工機の前面において、所定幅Wの内、この加
工機1の作業としては使われない部分があると、この部
分はこの加工機1の前面であるために、不図示の他の加
工機の作業スペース等として利用することは、上記この
加工機1の動作中等ではこの動作に巻き込まれる恐れが
ある等,危険であるため、この部分は未利用スペースと
なりやすい。従って所定幅Wの範囲内に走行路を配設
し、かつその左右に被把持・搬送物の載置場所等の場所
の配置を行うことにより、この未利用スペースの発生を
大きく防止している。また、走行路の左右に被把持・搬
送物の載置場所等の場所の配置を行なっているので、走
行路の長さを短くして搬送時間の短縮を図っている。
【0013】走行路上にはロボットハンド4の本体部4
aが配置してあり、ロボットハンド本体部4aはこの走
行路1上をz方向に走行する。
【0014】本体部4aには走行路と平行な軸,即ちz
方向の軸を中心にして走行路の左右に回動可能な第1の
ロボットアーム4bが設けられている。第1のロボット
アーム4bは本体部4aに取り付けられた第1のモータ
4cにより駆動する。
【0015】第1のロボットアーム4bには、これに平
行に回動可能な第2のロボットアーム4dが設けられて
いる。即ち、第2のロボットアーム4dは第1のロボッ
トアームと同様にz方向の軸を中心にして、第2のロボ
ットアーム4dに対して、走行路の左右に回動可能であ
る。第2のロボットアーム4dは第1のロボットアーム
4bに取り付けられた第2のモータ4fにより駆動す
る。
【0016】第2のロボットアーム4dは、Z方向に延
びる平行アーム4gが取り付けられており、これの先端
部を回動可能にするために、根元部4hが第2のロボッ
トアーム4dに固着され、先端部4iが根元部4hに同
軸に回転可能に連結され、連結部分の根元部4h側に先
端部4iを駆動するための第3のモータ4jが取り付け
られている。
【0017】そして、平行アームの先端部4iには把持
ヘッド5が固着してある。把持ヘッド5は、第1の把持
面5a及びこれに平行でかつこれとは反対側方向を向い
た第2の把持面5bを有しており、先端部4iが回転し
たときに、それぞれの把持面5a,5bが水平状態で鉛
直下方向を向くようになっている。それぞれの把持面5
a及び5bには吸着パッド5cが所定個数取り付けられ
ており、吸着パッド5cには不図示の真空ポンプが接続
されており、吸着パッド5cで被把持・搬送物を吸着し
て把持するようになっている。
【0018】次に、第1のロボットアーム4bは本体部
4aに対して鉛直上方から左右に90°回転することが
でき、第2のロボットアーム4dは第1のロボットアー
ム4bに対してその軸線根元方向から左右に約120°
回転することができ(図2は図示の容易化のための図示
であり、実際は第2のアーム4dは第1のアーム4bに
対して図示の位置関係をとりえない)、平行アームの先
端部4iは根元部4hに対して把持ヘッドが図示の状態
にあるときから左右に約150°回転することができる
ようになっている。従って図3に示すように把持ヘッド
5を走行路1の左右の位置に、或いは加工機の位置に搬
送することができ、また把持ヘッド5がいずれの位置に
あるときも把持ヘッド5の表裏を裏返すことができるよ
うになっている。
【0019】このように、ロボットハンド4は加工機に
対する前後の動き(z方向の動き)を走行路上を走行さ
せることにより行い、加工機に対する左右の動き(x方
向の動き)及び上下方向の動き(y方向の動き)を第
1、2のアームを走行路と直角方向に回動することによ
り行っているので、簡潔な機構となっており、またアー
ムの長さも短くて済む。
【0020】次に、ロボットハンドには、加工機1の動
作に連動して、その動作のプログラムが与えてある。即
ち、加工機の前で、原板を上向きにした状態で、待機す
る。そして、加工機による加工が終わると把持ヘッドの
下側の把持面で加工が終わった原板を把持すると同時
に、その位置で或いは若干走行路上を後退した位置で把
持ヘッドを裏返しにし、既に把持している原板を下向き
にして、加工機に供給或いは若干走行路上を前進して加
工機に供給する。そして走行路上を後退して把持ヘッド
を裏返しに回転して、場所3bの位置で把持している加
工が終わった原板を積み上げる。そして、第1、2のア
ームを回転して把持ヘッドを場所3cの位置に位置させ
て、段ボールを把持して、再び第1、2のアームを回転
して把持ヘッドを場所3bの位置に位置させて、把持し
ている段ボールを加工が終わった原板の上に積み上げ
る。そして、走行路上を前進して場所3aの位置で原板
を把持し、走行路上を前進して加工機の前で、把持ヘッ
ド5を回転して把持した原板を上向きにした状態で、待
機しているようにプログラムされている。
【0021】このように構成されており、加工機1の前
で原板を上向きにして待機していたロボットハンドは、
前回の原板の加工が終わると、これを把持ヘッドの下面
で吸着して把持ヘッドを裏返して、加工が終わった原板
が把持ヘッドの上面に存在するまま把持ヘッドの下面に
存在する原板を供給した後、後退して把持ヘッドを裏返
して場所3bで把持している原板を積み上げて、アーム
を左側に回動して段ボールを吸着してアームを右側に回
動して段ボールを原板の上に積み上げする。そして、前
進して場所3aで原板を把持して前進して、把持ヘッド
を裏返して加工機の前で待機する。このように走行路の
左右に場所3a,3b,3cを配設してあるので、例え
ば積み上げられた加工済み原板の上に段ボールを積み上
げる際に、走行路上を移動することなくアームを回転す
るのみで、これを行うことができ、走行路上を移動する
のに要する時間を省いて、作業時間の短縮を図ることが
できる。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、被
把持・搬送物の載置場所等の場所を有効に配置して作業
スペースの無駄を省き、また所定の大きさのロボットハ
ンドで,従ってコスト高にならないロボットハンドで上
記の作業が可能であり、更に作業時間を短縮することが
できる。
【0023】また、把持ヘッドに複数の把持面が設けら
れていることにより、同時に複数の被把持・搬送物を把
持することができるので、本発明の把持・搬送装置にお
ける作業の効率を更に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の説明図であり、同図(a)
は平面図,同図(b)は側面図である。
【図2】図1のロボットハンドの動作範囲の説明図であ
る。
【図3】図1のロボットハンドの動作を実際に行った場
合のアームの状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 加工機 2 走行路 3a,3b,3c 被把持・搬送物の載置場所 4 ロボットハンド 4a ロボットハンド本体部 4b 第1のロボットアーム 4d 第2のロボットアーム 4g 平行アーム 5 把持ヘッド
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B25J 15/00 E 8611−3F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工機へ向かって延びた走行路と、 上記走行路上を走行するロボットハンド本体部と、 上記走行路と平行な軸を中心にして上記走行路の左右に
    回動可能に上記本体部に設けられる第1のロボットアー
    ムと、 上記第1のロボットアームに引き続いて設けられる、前
    段のロボットアームに平行に回動可能に上記前段のロボ
    ットアームに設けられる第n(n=2,3,4,・・
    ・)のロボットアームと、 最先段の上記ロボットアームに走行路と平行に設けられ
    る平行アームと、 上記平行アームに上記走行路と平行な軸を中心にして回
    動可能に設けられる把持ヘッドとを有することを特徴と
    する把持・搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記把持ヘッドに複数の把持面を設けていることを特徴
    とする把持・搬送装置
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記走行路の左右に被把持・搬送物の載置場所を配設し
    て、 上記第1〜nのロボットアームを上記走行路の左右に回
    動して、上記被把持・搬送物の搬送作業を行うことを特
    徴とする把持・搬送方法。
JP13497294A 1994-05-24 1994-05-24 把持・搬送装置及び把持・搬送方法 Pending JPH07314276A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010313