JPH07313456A - 内視鏡のライトガイドコネクタ接続部 - Google Patents

内視鏡のライトガイドコネクタ接続部

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JPH07313456A
JPH07313456A JP6109339A JP10933994A JPH07313456A JP H07313456 A JPH07313456 A JP H07313456A JP 6109339 A JP6109339 A JP 6109339A JP 10933994 A JP10933994 A JP 10933994A JP H07313456 A JPH07313456 A JP H07313456A
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JP
Japan
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light guide
connector rod
hole
endoscope
connector
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JP6109339A
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Hideto Kurosawa
秀人 黒澤
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コネクタロッドがソケットに対して全く位置ず
れをせず、ライトガイドへの入射光束量が変動しない内
視鏡のライトガイドコネクタ接続部を提供することを目
的とする。 【構成】内視鏡の照明用ライトガイド2の入射端部分2
aを挿通支持した細長い棒状のコネクタロッド1を、上
記ライトガイド2に照明光を供給するための光源装置の
ソケット11に形成された孔17に対して挿脱自在に設
けた内視鏡のライトガイドコネクタ接続部において、上
記コネクタロッド1を上記孔17内に押し込む方向に付
勢する付勢手段18を設けると共に、その付勢力によっ
て互いに当て付けられる段部5,21を上記コネクタロ
ッド1と孔17の各々に形成し、上記両段部5,21の
少なくとも一方をテーパ状に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡の照明用ライ
トガイドの入射端部分が光源装置に接続される内視鏡の
ライトガイドコネクタ接続部に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡のライトガイドコネクタ接続部に
おいては一般に、ライトガイドコネクタに突設した細長
い棒状のコネクタロッドにライトガイドファイババンド
ルの入射端部分を挿通支持している。
【0003】そして、そのコネクタロッドを、光源装置
のソケットに形成された孔に対して挿脱自在に設け、コ
ネクタロッドがソケットから抜け出さないように、バネ
部材によって、コネクタロッドを孔内に押し込む方向に
付勢している。
【0004】図7は、そのような従来の内視鏡のライト
ガイドコネクタ接続部を示しており、コネクタロッド9
1が、Cリング状のバネ部材90によってソケット92
の孔93内に押し込まれる方向に付勢されていて、コネ
クタロッド91と孔93の双方に軸方向と垂直に形成さ
れた当接面94,95どうしが、バネ部材90の付勢力
によって当て付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ソケッ
ト92の孔93に差し込まれたコネクタロッド91はバ
ネ部材90によって軸方向に付勢されているが、その付
勢力は軸方向以外の方向には作用しない。また、孔93
の内径とコネクタロッド91の外径との間には、必ずあ
る程度の隙間(ガタ)がある。
【0006】したがって、ソケット92に対するコネク
タロッド91の差し込み方や、内視鏡使用中のライトガ
イドコネクタへの力の加わり方などによって、コネクタ
ロッド91が側方に位置ずれし、ライトガイドファイバ
バンドル97への入射光束量が少なくなってしまう場合
があった。
【0007】そこで、コネクタロッド91のガタを減ら
すために、孔93を先側へ次第に細くなるテーパ状に形
成したものもあったが、バネ部材の付勢力が軸方向以外
の方向に作用しないことに変わりなく、また、孔93の
内径とコネクタロッド91の外径との間の隙間を無くし
てしまうことはできないので、程度の差はあっても、コ
ネクタロッド91に位置ずれが生じてライトガイドファ
イババンドルへの入射光束量が変動してしまうことに変
わりなかった(実公平3−26491号)。
【0008】そこで本発明は、コネクタロッドがソケッ
トに対して全く位置ずれをせず、ライトガイドへの入射
光束量が変動しない内視鏡のライトガイドコネクタ接続
部を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡のライトガイドコネクタ接続部は、
内視鏡の照明用ライトガイドの入射端部分を挿通支持し
た細長い棒状のコネクタロッドを、上記ライトガイドに
照明光を供給するための光源装置のソケットに形成され
た孔に対して挿脱自在に設けた内視鏡のライトガイドコ
ネクタ接続部において、上記コネクタロッドを上記孔内
に押し込む方向に付勢する付勢手段を設けると共に、そ
の付勢力によって互いに当て付けられる段部を上記コネ
クタロッドと孔の各々に形成し、上記両段部の少なくと
も一方を先細りのテーパ状に形成したことを特徴とす
る。
【0010】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1にお
いて、1は、内視鏡の照明用ライトガイドファイババン
ドル2の入射端部2aを挿通支持した細長い棒状のコネ
クタロッドであり、内視鏡のライトガイドコネクタ3に
突設されている。コネクタロッド1の基部近くには、フ
ランジ状に鍔4が突設されている。
【0011】11は、ライトガイドファイババンドル2
に照明光を供給するための光源装置10に設けられたソ
ケットであり、回転ナット12によって光源装置10に
着脱自在に設けられたソケット本体13の中心軸部に、
ロッド受け筒14が、裏側からナット15により締め付
けられて固定されている。
【0012】光源装置10内には、図示されていない光
源ランプが配置されていて、そこから放射された照明光
が、コンデンサレンズ20によって、コネクタロッド1
の端面に位置するライトガイドファイババンドル2の入
射端面に収束されて入射する。
【0013】ロッド受け筒14の中心軸部には、コネク
タロッド1を通すための孔17が貫通して穿設されてい
る。コネクタロッド1の外径と孔17の内径との間には
隙間ができるような寸法関係に形成されている。そし
て、孔17の口元には、孔17内に挿入された状態のコ
ネクタロッド1を孔17内に押し込む方向に付勢するよ
うに、バネ部材18が装着されている。
【0014】バネ部材18は、バネ材によってCリング
状に形成されていて、コネクタロッド1の鍔4を後方か
ら弾力的に押し付けている。バネ部材18は、コネクタ
ロッド1が挿入される際には、内側から鍔4に押される
ことにより、外方に弾性変形してコネクタロッド1の通
過を許す。19は、バネ部材18がロッド受け筒14か
ら抜け出ないようにするための押さえナットである。
【0015】コネクタロッド1の途中と孔17の途中に
は、バネ部材18の付勢力によって互いに当てつけられ
る段部5,21が形成されている。この両段部5,21
共に先側へ径が次第に細くなるテーパ面に形成されてい
る。以下、この段部5,21をテーパ面5,21と言
う。
【0016】図2に示されるように、コネクタロッド1
側のテーパ面5のテーパ角(半角a)と孔17のテーパ
面21のテーパ角(半角b)とは等しくて、a=b=約
30°である。
【0017】したがって、コネクタロッド1を先側に押
し込む方向に働くバネ部材18の付勢力は、両テーパ面
5,21で受けられることによって、テーパ面5,21
と垂直の方向にも作用する。
【0018】そして、バネ部材18で先側に押されるコ
ネクタロッド1は、この両テーパ面5,21に作用する
力が均衡する位置で静止するので、コネクタロッド1
は、軸方向だけでなく軸と垂直の方向に関しても常に同
じ位置で静止する。
【0019】また、内視鏡使用中などにライトガイドコ
ネクタ3に大きな外力が加わってコネクタロッド1の位
置が側方にずれたとしても、その外力が無くなればコネ
クタロッド1は即座に元の位置に戻る。したがって、ラ
イトガイドファイババンドル2に対して、常に変動のな
い一定の明るさの照明光が入射される。
【0020】なお、このようにコネクタロッド1を軸方
向だけでなく軸と垂直の方向に関しても常に同じ位置で
静止させるためには、テーパ面5,21の角度(半角)
θは、0°<θ<90°の範囲内の適当な角度に設定す
ればよい。
【0021】また、図3及び図4に示されるように、コ
ネクタロッド1側のテーパ面5の角度aと孔17側のテ
ーパ面21の角度bが、b<a又はb>aのように相違
していてもよい。
【0022】また、図5及び図6に示されるように、コ
ネクタロッド1と孔17の一方だけにテーパ面5又は2
1を形成して、他方の段部21又は5は、軸方向に対し
てほぼ垂直な面に形成してもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、付勢力によって互いに
当て付けられる段部をコネクタロッドとソケットの孔の
各々に形成して、両段部の少なくとも一方を先細りのテ
ーパ状に形成したことにより、コネクタロッドが軸方向
だけでなく軸と垂直の方向に関しても常に同じ位置で静
止するので、コネクタロッドがソケットに対して全く位
置ずれをせず、ライトガイドへの入射光束量が常に一定
で変動しない優れた効果を有する。しかも、そのために
何らの補助部品も必要とせず、構造が簡単で製造コスト
もかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の側面断面図である。
【図2】第1の実施例の部分側面断面図である。
【図3】第2の実施例の部分側面断面図である。
【図4】第3の実施例の部分側面断面図である。
【図5】第4の実施例の側面断面図である。
【図6】第5の実施例の側面断面図である。
【図7】従来例の側面断面図である。
【符号の説明】
1 コネクタロッド 2 ライトガイドファイババンドル 2a 入射端部 5 段部(テーパ面) 11 ソケット 17 孔 18 バネ部材 21 段部(テーパ面)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の照明用ライトガイドの入射端部分
    を挿通支持した細長い棒状のコネクタロッドを、上記ラ
    イトガイドに照明光を供給するための光源装置のソケッ
    トに形成された孔に対して挿脱自在に設けた内視鏡のラ
    イトガイドコネクタ接続部において、 上記コネクタロッドを上記孔内に押し込む方向に付勢す
    る付勢手段を設けると共に、その付勢力によって互いに
    当て付けられる段部を上記コネクタロッドと孔の各々に
    形成し、上記両段部の少なくとも一方を先細りのテーパ
    状に形成したことを特徴とする内視鏡のライトガイドコ
    ネクタ接続部。
JP10933994A 1994-05-24 1994-05-24 内視鏡のライトガイドコネクタ接続部 Expired - Fee Related JP3397442B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006122063A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Pentax Corp 内視鏡の照明光入射コネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006122063A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Pentax Corp 内視鏡の照明光入射コネクタ

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