JPH07313365A - 把手の取付部材 - Google Patents

把手の取付部材

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JPH07313365A
JPH07313365A JP12985994A JP12985994A JPH07313365A JP H07313365 A JPH07313365 A JP H07313365A JP 12985994 A JP12985994 A JP 12985994A JP 12985994 A JP12985994 A JP 12985994A JP H07313365 A JPH07313365 A JP H07313365A
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kettle
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 把手をケトル本体に取付けるための安価で取
り付けが容易な把手の取付部材を提供せんとするもので
ある。 【構成】 ケトル本体7に当接固定される湾曲当接面3
を有する本体固定部2と、本体固定部2から所定の鋭角
で突出し、湾曲した把手10の先端部11の外面に沿って把
手10を保持しうる把手保持部5とを一体形成し、本体固
定部2の湾曲当接面3にはケトル本体7に形成した取付
孔9,9に嵌入してかしめられる突起4,4を有し、把
手保持部5には把手10の先端部11に形成した通孔12に嵌
入して把手10を倒起可能に保持しうる支軸6を形成し、
これら一対の取付部材1を介して把手10をケトル本体7
に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、把手をケトル本体に取
付けるための把手の取付部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ケトル等の把手の取付構造には古くから
各種の構造が採用されているが、その代表的な取付構造
として、図3のように、ケトル本体の肩部の湾曲外面に
接する湾曲面を有する本体取付部24と、その中央に把手
支持部25をそれぞれ形成した一対の取付部材23,23を使
用し、本体取付部24をケトル本体の所定の肩部にリベッ
ト孔26,26を貫通してリベット止めすると共に、前記把
手支持部25に設けた通孔と把手20の通孔22とを軸杆で支
持した構造のものが知られており、この取付部材23,23
の一対をケトルの肩部の両側リベット止めしてこれらに
よって把手20を取付るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かゝる構造の取付部材
23,23は、それぞれ2個、両端で合計4個のリベットで
かしめる構造であるため、作業がすこぶる煩瑣であるこ
とに加えて、リベットの嵌め込みの際に落としたり、か
しめる際にケトルに傷が付き易いといった問題がある。
【0004】また、把手20における舌片部21の通孔22
と、取付部材23の把手支持部25との通孔とを軸杆で共通
に軸支させたのち、同様に軸杆の端部をかしめる作業が
必要であるため、その取り付けは一層煩瑣となる。本発
明の発明者は、かゝる従来の把手の取付構造について検
討し、本発明の把手の取付部材を開発するに至ったもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ケ
トル本体に接して固定される湾曲当接面を有する本体固
定部と、該本体固定部の中央から所定の鋭角をもって突
出し、湾曲した把手の端部外面に沿って把手を保持しう
る把手保持部とを一体的に形成してなり、前記本体固定
部の湾曲当接面にはケトル本体に形成した取付孔に嵌入
してかしめられる一対の突起を有し、把手保持部には把
手の端部に形成した通孔に挿入して把手を倒起可能に保
持しうる支軸を形成してなることを特徴とする把手の取
付部材である。
【0006】前記本体固定部は、その表面が把手の少な
くとも一方の先端部に変位して設けた凸状のストッパ部
に接触して回動を制限し、起立した把手の一方側のみに
回動して倒起するよう構成してなるものであることが好
ましい。
【0007】上記本発明の把手の取付部材は、ケトル本
体に固定するための本体固定部と、把手を保持するため
の把手保持部とを、アルミニウムなどの金属の注型成形
によって一体成形することによって容易に得ることがで
きるものである。
【0008】
【作用】ケトル本体に固定する本体固定部と、把手を保
持するための把手保持部とを一体的に具備した本発明の
把手の取付部材は、その本体固定部の湾曲当接面に形成
した一対の突起を、ケトル本体に形成した一対の取付孔
に嵌入してケトル本体の内側に突出した突起の先端をケ
トル本体の内側からかしめることによって固定するもの
で、かゝる取付部材の一対をケトル本体の肩部に対向さ
せて固定し、この固定に際して、把手保持部に形成した
支軸を把手の先端部に穿設した通孔に外側から嵌入させ
ることによって把手を容易に保持することができ、本体
固定部をケトル本体に固定するのみで事実上把手の取付
を行うことができる点において優れたものである。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の把手の取付部材を、添付し
た図面を引用して詳述する。本発明の把手の取付部材
は、図1に示すように、上部開口部を蓋体15で着脱自在
に開示しうるケトル本体7に形成された注ぎ口8の上方肩
部と、その後部に固定されて、湾曲形成された把手10の
両端部をそれぞれ回動可能に軸支するためのものであ
り、アルミニウムなどの金属の注型成形によって一体的
に形成されているものである。
【0010】かゝる把手の取付部材1は、図2で特に明
らかなように、ケトル本体7に直接固定される本体固定
部2と、該本体固定部2の中央に一体的に形成された把
手保持部5とからなるものである。本体固定部2は、全
体がほゞ楕円形状をなし、その一面は湾曲してケトル本
体7の取付面の湾曲した外面に当接させるための湾曲当
接面3を形成している。この湾曲当接面3にはケトル本
体7に形成された一対の取付孔9,9に嵌入する一対の
突起4,4が形成されている。一方、この本体固定部2
と一体に形成される把手保持部5は、前記本体固定部2
の両端から中央に向けて所定の鋭角をもって突出した円
板状のもので、その円板状の中央には適宜の長さの支軸
6を突設し、該支軸6は把手10の先端部に形成した通孔
12に外側から嵌入し、円板状の面が把手10の端部外面に
形成した凹欠部13に当接して把手10の端部を保持するよ
う構成されている。
【0011】把手10は硬質耐熱性のプラスチックなどで
成形された全体弓形に湾曲したものであり、図2で示す
ようにその弓形の一方の先端部11には一方側に変位して
断面が山形が突出したストッパ部14を具備しているもの
である。
【0012】前記した一対の取付部材1,1は、その各
本体固定部2,2の湾曲当接面3,3に形成した突起
4,4および4,4をケトル本体7に形成した取付孔
9,9および9,9にそれぞれ嵌入し、ケトル本体7の
内側に突出した当該突起4,4、4,4の先端を内側で
かしることによってそれぞれ緊密に固定される。この一
対の取付部材1,1の各把手保持部5,5に設けた支軸
6,6は、それぞれ把手10の両先端部11,11に形成した
通孔12,12に外側から嵌入すると共に、その各円板状の
面が把手10の凹欠部13,13に外側から当接して把手10を
保持するものである。この保持によって、把手10は取付
部材1の把手保持部5の支軸6を中心にして把手10を起
立された状態から一方側に倒すように回動させることが
できるものであるが、他方側に倒すように回動した場合
には把手10の先端部11に一方に変位して形成したストッ
パ部14が取付部材1の本体固定部2の表面に接触して把
手10をこの他方側に倒伏させることを阻止しているもの
である。したがって把手10は常時は起立状態を保持し、
ケトル本体7の上部開口部からの注水や内部の洗浄など
の際には、必要に応じて前記の一方側に倒して操作が容
易となるように配慮されているものである。
【0013】このように、本発明の把手の取付部材1
は、ケトル本体7に対する本体固定部2と、把手10に対
する把手保持部5とを特異な形状で一体化した成形品と
して纏めたもので、これによってリベットなどの取り扱
いが煩瑣な細かい部品を一切使用することなく、ケトル
本体7に対して本体固定部2を単にかしめて固定するの
みでこの取付部材1を介して把手10をケトル本体7に容
易に取り付けることができるものである。
【0014】
【発明の効果】本発明の把手の取付部は、ケトル本体に
固定する本体固定部と、把手を保持するための把手保持
部とを一体的に形成し、本体固定部の湾曲当接面に形成
した一対の突起を、ケトル本体に形成した一対の取付孔
に嵌入してケトル本体の内側に突出した突起の先端をケ
トル本体の内側からかしめて固定し、ケトル本体に固定
したかゝる取付部材の一対を用いて、把手保持部の支軸
を把手の両端に形成した通孔に外側から嵌入させて把手
を容易に保持することができるものである。
【0015】本発明の把手の取付部材によれば、その本
体固定部をケトル本体にかしめによって固定するのみで
事実上把手の取付を行うことができ、把手は把手保持部
に設けた支軸に単に嵌入するのみで確実に保持されるの
で、取付作業は従来の把手取付部材の取り付けに比べて
格段に簡略化され、特にリベットなどの細かい部品の取
り扱いを全く必要としないので、なんら熟練を要せずに
取り付けすることができるものである。
【0016】また、本体固定部と把手保持部とが一体化
されて、成形によって簡単に量生することができるの
で、ケトル製造のコストダウンに大きく貢献することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の把手の取付部材の一例の取付状態を示
した全体縦断面図である。
【図2】前記図1の把手の取付部材の構造と、ケトル本
体の注ぎ口側への固定と、把手に対する取り付け状態を
示した部分分解斜視図である。
【図3】従来把手の取付部材の構造を示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 把手の取付部材 2 本体固定部 3 湾曲当接面 4 突起 5 把手保持部 6 支軸 7 ケトル本体 8 注ぎ口 9 取付孔 10 把手 11 先端部 12 通孔 13 凹欠部 14 ストッパ部 15 蓋体 20 把手 23 取付部材 24 本体取付部 25 把手支持部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケトル本体に接して固定される湾曲当接
    面を有する本体固定部と、該本体固定部の中央から所定
    の鋭角をもって突出し、湾曲した把手の端部外面に沿っ
    て把手を保持しうる把手保持部とを一体的に形成してな
    り、前記本体固定部の湾曲当接面にはケトル本体に形成
    した取付孔に嵌入してかしめられる一対の突起を有し、
    把手保持部には把手の端部に形成した通孔に挿入して把
    手を倒起可能に保持しうる支軸を形成してなることを特
    徴とする把手の取付部材。
  2. 【請求項2】 前記本体固定部は、その表面が把手の少
    なくとも一方の先端部に変位して設けた凸状のストッパ
    部に接触して回動を制限し、起立した把手の一方側のみ
    に回動して倒起するよう構成してなるものであることを
    特徴とする請求項1記載の把手の取付部材。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS436035Y1 (ja) * 1965-03-23 1968-03-16
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