JPH0731287Y2 - 安全バンパの故障検出構造 - Google Patents

安全バンパの故障検出構造

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JPH0731287Y2
JPH0731287Y2 JP5193889U JP5193889U JPH0731287Y2 JP H0731287 Y2 JPH0731287 Y2 JP H0731287Y2 JP 5193889 U JP5193889 U JP 5193889U JP 5193889 U JP5193889 U JP 5193889U JP H0731287 Y2 JPH0731287 Y2 JP H0731287Y2
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safety
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義隆 加藤
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株式会社豊田自動織機製作所
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、無人搬送車等の搬送車に取付けられた安全バ
ンパに係り、詳しくは安全バンパに内装された複数のテ
ープスイッチ等から成る衝突検知器の故障を容易に発見
することを可能にした安全バンパの故障検出構造に関す
る。
[従来の技術] 従来、無人搬送車等の搬送車が走行中に障害物に衝突し
たとき、内装された複数のテープスイッチ等の衝突検知
器のうちの衝突位置に対応した位置に装着された衝突検
知器が衝突を検知し、衝突を検知した衝突検知器から搬
送車の非常停止回路に対して衝突検知信号を出力するこ
とにより同搬送車を停止させるための安全バンパが搬送
車の走行方向に対応した位置に取付けられる。
第7図は上記従来の安全バンパの一部破断斜視図であ
り、第8図はその左側面図である。
図に示すように、安全バンパ51の外周部はレザー52でカ
バーされており、搬送車取付側端面は合板53で形成され
ている。そして、この端面には搬送車に固定するための
ブラケット53A,53Bが取付けられている。合板53の前面
にはクッション性を有するウレタン54が配設され、ウレ
タン54の前面とレザー52との間にはテープスイッチ55,5
6,57,58,59,60が配設されている。
上記テープスイッチ55,56,57,58,59,60それぞれは、第
9図に示すようにリード線a,b,c,dが延出されており、
搬送車が走行中に障害物が安全バンパ51に衝突し、安全
バンパ51に正面から圧力が加えられたとき、テープスイ
ッチ55〜60の図示していない接触電極が閉じ、リード線
a,b間、及びc,d間が導通されるようになっている。
上記テープスイッチ55,56,57,58,59,60それぞれのリー
ド線a,b,c,dは、第7図に示すようにそれぞれの接続点
Pにおいてシリーズ状に接続されているとともに、シリ
ーズ状に接続された状態での両端末部のリード線は、コ
ネクタCNに接続されたコネクタリード線L1,L2,L3、及び
L4と接続点P1,P2,P3,P4において接続されている。尚、
上記コネクタCNは、図示していない搬送車の非常停止回
路に接続された相手側のコネクタと結合されるようにな
っている。
上記構成のもとで、搬送車の走行中に安全バンパ51が障
害物に衝突し、前記テープスイッチ55,56,57,58,59,60
のうちの一本、あるいは複数本に圧力が加えられ、テー
プスイッチ55,56,57,58,59,60のいずれかの接触電極が
閉じたとき、前記コネクタリード線L1とL2、及びL3とL4
がそれぞれ導通状態になることを利用して搬送車を非常
停止させるものである。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の安全バンパ51において、前記テープスイッチ
55,56,57,58,59,60のいずれかが故障した場合、故障し
たテープスイッチを発見して交換する必要がある。その
ため、テープスイッチ55,56,57,58,59,60それぞれのリ
ード線a,b,c,dがシリーズ状に接続されたままでは故障
したテープスイッチを発見することが困難であるため、
前記それぞれの接続点Pにおける接続を順次切断し、切
り離した状態で個々のテープスイッチのリード線と前記
コネクタCN間の導通をチェックするか、あるいは個々の
テープスイッチのリード線間の導通チェックをすること
により、テープスイッチ55,56,57,58,59,60それぞれの
良否を順次調べる必要があった。そのため、従来の安全
バンパ51に故障が起きたときのテープスイッチの良否判
断の作業性が悪く、多大な時間を要するという問題があ
った。
そこで本考案では、搬送車が障害物に衝突し、いずれの
衝突検知器が衝突を検知したときでも衝突検知信号を搬
送車の非常停止回路に伝送することができるような回路
を構成するとき、上記衝突検知器それぞれのリード線を
直接的に接続することなく、それぞれのリード線を一旦
コネクタに接続し、このコネクタと結合される搬送車の
非常停止回路に接続された相手側のコネクタにおいて渡
り結線を含んだ所要の結線を行い、安全バンパが故障し
たと判断されたとき、上記相手側のコネクタとの結合を
外した状態で、テープスイッチリード線接続コネクタに
おいてそれぞれの衝突検知器の導通をチェックすること
によって、それぞれの衝突検知器の良否を判断できるよ
うにすることを解決すべき技術的課題とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 上記課題解決のための技術的手段は、搬送車の走行方向
に対応した位置に取付けられて、搬送車が走行中に障害
物に衝突したとき、内装された複数の衝突検知器のうち
の衝突位置に対応した位置にある衝突検知器が衝突を検
知し、衝突を検知した衝突検知器から搬送車の非常停止
回路に対して衝突検知信号を出力することにより同搬送
車を停止させるための安全バンパにおいて、安全バンパ
の内部に装着された前記複数の衝突検知器それぞれのリ
ード線を各電極に接続した安全バンパ側コネクタと、前
記安全バンパ側コネクタと結合されるとともに前記複数
の衝突検知器のうちのいずれの衝突検知器が前記障害物
に対する衝突を検知した場合でも、前記衝突検知信号を
前記搬送車の非常停止回路に出力できるような所要の結
線が端子部に施された搬送車側コネクタとを備え、安全
バンパが故障したと判断されたとき、前記安全バンパ側
コネクタと搬送車側コネクタとの結合を解除した状態
で、安全バンパ側コネクタにおいて前記それぞれの衝突
検知器の導通チェックをすることにより前記それぞれの
衝突検知器の作動不良を検出可能にすることである。
[作用] 上記構成の安全バンパの故障検出構造によると、搬送車
が障害物に衝突しても走行車輪の回転が停止しなかった
り、あるいは走行指令が出されているにもかかわらず搬
送車が走行しなかったような場合、安全バンパの故障が
考えられる。このような状況のとき、安全バンパの内部
に装着された複数の衝突検知器それぞれのリード線が接
続された安全バンパ側コネクタと搬送車の非常停止回路
に接続された搬送車側コネクタとの結合を解除した状態
で、安全バンパ側コネクタにおいて、それぞれの衝突検
知器の導通チェックを行うことにより、衝突時に衝突検
知信号を出力しない衝突検知器、あるいは衝突していな
いにもかかわらず衝突したと同様の状態にある衝突検知
器を発見することができる。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図は前後方向に走行可能な無人搬送車1の斜視図で
あり、この無人搬送車1の前部には、走行中に障害物に
衝突したとき、内装された複数のテープスイッチのうち
の衝突による加圧力を受けたテープスイッチから無人搬
送車1の図示していない非常停止回路に対して衝突検知
信号を出力することにより同無人搬送車1を停止させる
ための安全バンパ1Aが取付けられる。また、無人搬送車
1の後部には同様の安全バンパ1Bが取付けられている。
尚、上記安全バンパ1A,1Bは同一構造で構成されてい
る。
第2図は、上記安全バンパ1A及び1Bの正面図、第3図
は、安全バンパ1A及び1B(以後、安全バンパ1Aと記載す
る)の左側面図である。同図に示すように、安全バンパ
1Aの背面部を除き、正面、及び上下左右それぞれの面は
レザー2でカバーされている。また安全バンパ1Aの背面
部は合板3で形成されており、図示していないブラケッ
トが合板3に取着され、このブラケットを介して安全バ
ンパ1Aが無人搬送車1に取付けられる。上記合板3の前
面にはクッション材としてウレタン4が配設されてお
り、ウレタン4の正面部には6本のテープスイッチ5,6,
7,8,9、及び10が横列状に配設されている。
上記それぞれのテープスイッチは、第4図にその断面を
示すように、合成ゴム等で形成された外被11の内部に接
触電極12、及び13が対面位置に設けられており、例えば
安全バンパ1Aが障害物に対する衝突時に矢印Yの方向か
ら圧力が加えられた場合、接触電極12が接触電極13に接
触するように構成されている。そしてテープスイッチ5
の接触電極12には、第2図に示すようなリード線a、及
びリード線cが左右端部に接続されており、接触電極13
には、第2図に示すようなリード線b、及びリード線d
が左右端部に接続されている。以下同様にテープスイッ
チ6の接触電極12にはリード線e、及びリード線gが接
続され、接触電極13にはリード線f、及びリード線hが
接続されている。また、テープスイッチ7の接触電極12
にはリード線i、及びリード線kが接続され、接触電極
13にはリード線j、及びリード線lが接続され、テープ
スイッチ8の接触電極12にはリード線m、及びリード線
oが接続され、接触電極13にはリード線n、及びリード
線pが接続されている。更に、テープスイッチ9の接触
電極12にはリード線q、及びリード線sが接続され、接
触電極13にはリード線r、及びリード線tが接続され、
テープスイッチ10の接触電極12にはリード線u、及びリ
ード線wが接続され、接触電極13にはリード線v、及び
リード線xが接続されている。
上記それぞれのリード線a〜xは、第3図に示すように
コネクタ21Aのコネクタ端子に接続されている。尚、コ
ネクタ21Aと結合される相手側のコネクタ21Bには、無人
搬送車1の図示していない非常停止回路に接続されたリ
ード線22,23,24及び25が接続されている。
第5図は、24極から成るコネクタ21Aのそれぞれの極に
対する前記リード線a〜xの割り付け図であり、リード
線a〜xのそれぞれは同図に従ってコネクタ21A背面側
のコネクタ端子それぞれに接続される。一方、第6図
は、24極から成るコネクタ21Bのコネクタ端子側の結線
状態を示したもので、前記非常停止回路に接続されたリ
ード線22,23,24及び25それぞれが接続されているととも
に、前記テープスイッチ5,6,7,8,9及び10のいずれが衝
突による加圧力を受けたとしても、テープスイッチの接
触電極12と13の接触による接触信号(衝突検知信号)が
無人搬送車1の非常停止回路に伝送されるようにするた
め、コネクタ21Bのコネクタ端子側においてジャンパー
線JC1〜JC10が接続されている。また、第5図、第6図
から明らかなように、リード線22は、テープスイッチ5
のリード線aと接続され、リード線23は、テープスイッ
チ5のリード線bと接続されており、また、リード線24
は、テープスイッチ10のリード線wと接続され、リード
線25は、テープスイッチ10のリード線xと接続されてい
る。そして、その間のそれぞれのテープスイッチのリー
ド線は前記ジャンパー線JC1〜JC10によりシリーズ状に
なるように接続されている。
以上のように構成された無人搬送車1の安全バンパ1A,1
Bにおいて、テープスイッチ5,6,7,8,9あるいは10のいず
れかの接触電極12と13が衝突状態でないにも係わらず接
触していたり、逆に安全バンパ1A,1Bが障害物に衝突し
ているにも係わらず接触電極12と13が電気的に接触しな
い場合は、安全バンパ1A,1Bが故障した状態になる。こ
のようなとき前記コネクタ21Aと21Bの結合を外した状態
で、テープスイッチ5〜10のうちの、どのテープスイッ
チが故障しているかを調べる必要がある。この故障チェ
ックをする場合は、テープスイッチ5〜10それぞれのリ
ード線a〜xが接続されたコネクタ21Aのそれぞれの極
において、テスター等を用いることにより各テープスイ
ッチのリード線の導通チェックをすることにより故障し
たテープスイッチを発見し、これを交換することが出来
る。
尚、安全バンパ1A,1Bに内装されたテープスイッチ5〜1
0に代えて、コードスイッチが内装された安全バンパで
も同様にして故障を発見することができる。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、搬送車に取付けられた安
全バンパ内装の複数の衝突検知器のうちのいずれかが故
障した場合、従来のようにそれぞれの衝突検知器のリー
ド線の接続を切断しなくても、安全バンパ側コネクタに
おいて、それぞれの衝突検知器の導通チェックが可能に
なり、故障した衝突検知器を容易に発見することができ
るため、安全バンパの故障診断、更には修理時間を大幅
に短縮することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は無人搬送車の斜視外観図、第2図は安全バンパ
の正面図、第3図は第2図の左側面図、第4図はテープ
スイッチの断面図、第5図は安全バンパ側コネクタのそ
れぞれの極に対するテープスイッチのリード線接続割り
付け図、第6図は無人搬送車側コネクタの端子部接続
図、第7図は従来の安全バンパの一部破断斜視外観図、
第8図は従来の安全バンパの左側面図、第9図は従来の
安全バンパに内装されたテープスイッチの正面図であ
る。 1……無人搬送車 1A,1B……安全バンパ 5,6,7,8,9,10……テープスイッチ a,b,c,d,e,f,g,h,i,j,k,l,m,n,o,p,q,r,s,t,u,v,w,x…
…リード線 21A……安全バンパ側コネクタ 21B……無人搬送車側コネクタ 22,23,24,25……コネクタリード線 JC1,JC2,JC3,JC4,JC5,JC6,JC7,JC8,JC9,JC10……ジャン
パー線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送車の走行方向に対応した位置に取付け
    られて、搬送車が走行中に障害物に衝突したとき、内装
    された複数の衝突検知器のうちの衝突位置に対応した位
    置にある衝突検知器が衝突を検知し、衝突を検知した衝
    突検知器から搬送車の非常停止回路に対して衝突検知信
    号を出力することにより同搬送車を停止させるための安
    全バンパにおいて、安全バンパの内部に装着された前記
    複数の衝突検知器それぞれのリード線を各電極に接続し
    た安全バンパ側コネクタと、前記安全バンパ側コネクタ
    と結合されるとともに前記複数の衝突検知器のうちのい
    ずれの衝突検知器が前記障害物に対する衝突を検知した
    場合でも、前記衝突検知信号を前記搬送車の非常停止回
    路に出力できるような所要の結線が端子部に施された搬
    送車側コネクタとを備え、安全バンパが故障したと判断
    されたとき、前記安全バンパ側コネクタと搬送車側コネ
    クタとの結合を解除した状態で、安全バンパ側コネクタ
    において前記それぞれの衝突検知器の導通チェックをす
    ることにより前記それぞれの衝突検知器の作動不良を検
    出可能にした安全バンパの故障検出構造。
JP5193889U 1989-05-01 1989-05-01 安全バンパの故障検出構造 Expired - Lifetime JPH0731287Y2 (ja)

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