JPH0127924Y2 - - Google Patents

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JPH0127924Y2
JPH0127924Y2 JP1984093975U JP9397584U JPH0127924Y2 JP H0127924 Y2 JPH0127924 Y2 JP H0127924Y2 JP 1984093975 U JP1984093975 U JP 1984093975U JP 9397584 U JP9397584 U JP 9397584U JP H0127924 Y2 JPH0127924 Y2 JP H0127924Y2
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machine
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JP1984093975U
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は移動農機、詳しくは走行部をもつ機
体に、作業機を着脱可能に設けて成る移動農機に
関する。
(従来の技術) 田植機、湛水直播機などの移動農機として、走
行部をもつ機体に作業機を機械的及び電気的に接
続し、前記作業機からの検出信号に基づいて、前
記機体側から作業機側に出力信号を出力し、該作
業機を制御するごとくしたものがある。
しかして前記機体と作業機とを機械的及び電気
的に接続するにあたつて、従来では、前記機体と
作業機とに機械的連結部と電気的接続部とを個別
に設け、移動農機の作業走行時には、前記機械的
連結部及び電気的接続部をそれぞれ別々に接続す
るごとくしている。
即ち、第6図に示すごとく、機体側に第1連結
部4を、作業機側に第2連結部5を設け、これら
各連結部4,5を連結ピン9を介して着脱自由に
連結可能となすと共に、前記機体から該機体側の
電気回路に接続される第1接続具6を延出させ、
また前記作業機から該作業機側の電気回路に接続
される第2接続具7を延出させて、移動農機の作
業走行時には、前記各連結部4,5を介して前記
機体と作業機とを機械的に連結させ、かつ前記各
接続具6,7を介して前記機体と作業機とを電気
的に接続するごとくしている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが前記従来の移動農機では、前記機体に
作業機を連結して作業走行を行う場合、また前記
機体と作業機とを分離して修理点検を行うような
場合に、前記各連結部4,5の着脱操作と、前記
各接続部6,7の着脱操作とをそれぞれ各別に行
う必要があつ、面倒であるばかりか手間がかか
り、しかも修理点検時に前記各接続部6,7の取
外しを忘れて、電気的故障の発生原因となつた
り、また作業走行を行うとき、前記各接続部6,
7による電気的接続を忘れて、前記作業機の作動
不良を招いたりすることがあつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は以上のごとき問題点を解決するため
に、前記機体と作業機とをそれぞれ連結部を介し
て着脱可能に連結する一方、リード線の端部を支
持し、かつ、接続端面に、前記リード線と電気的
に接続する固定端子を設けた第1接続具とリード
線の端部を支持する筒体に、該筒体の接続端面に
対し進退自由とした移動端子と、該端子を進退方
向に付勢するばねとを内装し、前記移動端子を前
記リード線に電気的に接続した第2接続具とを設
けて、これら接続具を、前記両連結部における連
結時の近接部位に、前記固定端子と移動端子とが
対向する方向にそれぞれ取付けて、前記接続具を
前記連結部の連結と同時に、しかも確実に接続を
行うごとく構成したものである。
(作用) しかして前記機体に作業機を連結して作業走行
を行う場合、また前記機体と作業機とを分離して
修理点検を行うような場合に、前記各連結部によ
る機械的な着脱操作と、前記各接続部による電気
的な着脱操作とを同時に行うごとくしたので、前
記連結部の機械的な着脱時、電気的な接続部の着
脱忘れなどによるトラブルを解消できると共に、
その接続を確実に行なえるてのある。
(実施例) 以下本考案にかかる移動農機を図面の実施例に
よつて説明する。
図面は移動農機の一例として田植機を示し、走
行部2をもつ機体1の後部に、作業機として田植
機3を着脱可能に連結させている。
前記走行部2として、図の実施例では前記機体
1の前部に前輪2aを軸支し、後部に後輪2bを
スイングケースを介して上下揺動可能に支持させ
ている。
また前記作業機例として設ける田植機3は、植
付ケース3aと該植付ケース3aにガイドレール
3bを介して往復動自由に支持された苗載台3c
と植付爪3dとを備えて成るもので、前記苗載台
3cの苗載面に載置した苗を前記植付爪3dによ
り水田に植付けるごとくしている。
しかして前記のごとき田植機において、前記機
体1と田植機3とをそれぞれ連結部4,5を介し
て着脱可能に連結する一方、前記両連結部4,5
に、前記機体1の操縦席近くに設けた苗継表示ラ
ンプ1aを接続した電気回路と、田植機3の苗載
台3cに設けた苗継センサー3eと接続する電気
回路とを接続する接続具6,7を設けて、前記連
結部4,5の連結時、前記接続具6,7の接続を
同時に行うごとく構成したのである。
具体的には、第2図に詳しく示すごとく、前記
機体1側に設ける第1連結部4を、平面視コ字形
に形成し、その開放端を後方に向けて前記機体1
から延びる平行リンクに結合するのであり、この
第1連結部4における両側片4a,4aの上下位
置に、それぞれ連結ピン9,9を両端を前記両側
片4aの外方に突出させて支架させる。
また前記田植機側に設ける第2連結部5を、前
記第1連結部4と同様に平面視コ字形に形成し、
この前記第2連結部5の両側片5a,5aを前記
第1連結部4の両側片4a,4aに重合状に挿嵌
可能となすと共に、前記第2連結部5を前記田植
機3から前方に延びるローリング軸などの連結杆
10に結合する一方、前記第2連結部5における
各側片5aの上下位置に、該側片5aの開放側端
面から後上方に延びる係合孔5bをそれぞれ形成
し、前記田植機3の機体1への連結時に、前記各
連結部4,5の側片4a,4a,5a,5aをそ
れぞれ重合状に挿嵌させ、かつ前記各係合孔5b
を前記各ピン9に係合させて、前記機体1と田植
機3とを連結するごとくなすのである。
そして前記第1連結部4の一方の側片4aに、
前記機体1側の電気回路に接続コード11aを介
して接続される第1接続具6を取付けると共に、
前記第2連結部5の前記側片4aと重合される側
片5aに、前記田植機3側の電気回路に接続コー
ド11bを介して接続される第2接続具7を、前
記第1接続具6と対向状に取付け、前記機体1と
田植機3との着脱時に、前記各連結部4,5の着
脱操作に連動して、前記各接続具6,7を同時に
着脱させるごとくなすのである。
前記各接続具6,7は、第3,4図に示すごと
く構成するのであつて、即ち樹脂等の不導体を固
化して成る第1接続具6の接続端面に、リード線
6bを接続したフラツトな固定端子6aを埋め込
み、また前記第2接続具7には接続端面の内方に
筒体7aを取付け、該筒体7a内に棒状の移動端
子7bを接続端面から内外方に進退自由として内
装すると共に、前記筒体7aの内端側にリード線
7fを接続した導板7cを設け、この導板7cと
前記端子7bの長さ方向内端側に設けた頭部7d
との間に、電気的良導体からなるばね7eを介装
させ、前記端子7bを常時進退方向に付勢させる
如くなすと共に、前記固定端子6aと前記移動端
子7bとが対向する方向に各々取付けている。
斯くして前記第1連結部4に対する第2連結部
5の連結時に、これら各連結部4,5間に多少に
ガタ付きやズレがあつても、前記ばね7eで付勢
された端子7bを他方端子6a側に弾力的に接触
させて、各端子6a,7b間を確実に接続させる
ごとくなすのである。
尚、前記第1接続具6として、第5図に示すご
とく逆L字形の端子6aを埋め込む様にしてもよ
い。
また例えば前記接続具6,7の何れか一方を、
前記連結部4又は5に対し前後方向に揺動可能に
支持するなどの適宜調整手段を設けて、前記接続
具6又は7の揺動により前記各連結部4,5のズ
レを吸収し、前記各接続具6,7の接続を確実に
行うごとくすることもできる。
尚、前記実施例では田植機を説明したが、本考
案は直播機その他移動農機に適用することもでき
る。
本考案は以上のごとく構成したもので、前記機
体1に田植機3を連結して苗植作業を行う場合に
は、前記第1連結部4に第2連結部5を、各側片
4a,5aが重合するごとく挿嵌させて、前記第
1連結部4に設けるピン9に第2連結部5の係合
部5bを係合させるのであり、すると前記各側片
4a,5aに取付けた第1及び第2接続具6,7
が前記各連結部4,5の連結と同時に接続される
のである。
また前記機体1又は田植機3の修理点検時で、
前記機体1と田植機3とを分離させるときには、
前記場合とは逆に各連結部4,5を取外すのであ
り、すると前記各連結部4,5の側片4a,5a
の離脱と同時に前記各接続具6,7が取外される
のである。
(考案の効果) 以上説明したごとく本考案にかかる移動農機で
は、機体と作業機とをそれぞれ連結部を介して着
脱可能に連結すると共に、前記両連結部に、前記
機体側の電気回路と、作業機側の電気回路とを接
続する接続具を設ける一方、リード線の端部を支
持し、かつ、接続端面に、前記リード線と電気的
に接続する固定端子を設けた第1接続具とリード
線の端部を支持する筒体に、該筒体の接続端面に
対し進退自由とした移動端子と、該端子を進退方
向に付勢するばねとを内装し、前記移動端子を前
記リード線に電気的に接続した第2接続具とを設
けて、これら接続具を、前記両連結部における連
結時の近接部位に、前記固定端子と移動端子とが
対向する方向にそれぞれ取付ける如く成して前記
連結部の連結時、前記接続具の接続を同時に行う
ごとく構成したから、前記機体に作業機を連結し
て作業走行を行う場合、また前記機体と作業機と
を分離して修理点検を行うような場合に、前記各
連結部による機械的な着脱操作と、前記各接続具
による電気的な着脱操作とを同時に行うことがで
きるのであり、従つて従来のごとく作業走行時
に、各接続具による電気的接続を忘れて、作業機
側の作動不良を招いたり、また修理点検時などに
前記各接続具の取外しを忘れて、電気的故障を招
いたりするのを未然に防止できると共に、前記電
気的接続を確実に行えるのであり、しかも前記機
体と作業機との着脱操作を簡単かつ短時間で行な
い得るに至つたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる移動農機例として示す
田植機の側面図、第2図は同要部の斜面図、第
3,4図は各接続具の説明図、第5図は同第1接
続具の他の実施例を示す断面図、第6図は従来例
を示す斜面図である。 1……機体、2……走行部、3……作業機(田
植機)、4,5……連結部、6,7……接続具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行部2をもつ機体1に、作業機3を着脱可能
    に設けて成る移動農機において、前記機体1と作
    業機3とをそれぞれ連結部4,5を介して着脱可
    能に連結する一方、リード線6bの端部を支持
    し、かつ、接続端面に、前記リード線6bと電気
    的に接続する固定端子6aを設けた第1接続具6
    とリード線7fの端部を支持する筒体7aに、該
    筒体7aの接続端面に対し進退自由とした移動端
    子7bと、該端子7bを進退方向に付勢するばね
    7eとし、前記移動端子7bを前記リード線7f
    に電気的に接続した第2接続具7とを設けて、こ
    れら接続具6,7を、前記両連結部4,5におけ
    る連結時の近接部位に、前記固定端子6aと移動
    端子7bとが対向する方向にそれぞれ取付けてい
    ることを特徴とする移動農機。
JP9397584U 1984-06-23 1984-06-23 移動農機 Granted JPS619306U (ja)

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JP9397584U JPS619306U (ja) 1984-06-23 1984-06-23 移動農機

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JPS619306U JPS619306U (ja) 1986-01-20
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JPS4937366A (ja) * 1972-08-18 1974-04-06

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