JPH07312606A - 仮想パス識別子の割当てシステム - Google Patents

仮想パス識別子の割当てシステム

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JPH07312606A
JPH07312606A JP10362694A JP10362694A JPH07312606A JP H07312606 A JPH07312606 A JP H07312606A JP 10362694 A JP10362694 A JP 10362694A JP 10362694 A JP10362694 A JP 10362694A JP H07312606 A JPH07312606 A JP H07312606A
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JP10362694A
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Yukihiko Suzuki
幸彦 鈴木
Hiroshi Ishida
寛史 石田
Mikio Hasegawa
幹夫 長谷川
Masanori Nozaki
正典 野崎
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 限られた仮想パス識別子VPIでより多くの
ノード装置を収容し得るように、効率的に仮想パス識別
子VPIを割り当てる。 【構成】 ノード装置N1とノード装置N3とを接続す
る仮想パスVPにおいて、N1からN3への仮想識別子
VPIにはVPI1を割り当て、一方、ノード装置N3
からN1に対してはVPI2を割り当てる。つまり、ノ
ード装置N1とN3との間で下りと上りに対する仮想パ
ス識別子VPIを異なる値にするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は仮想パス識別子の割当
てシステムに関し、例えば、ATM(Asnychro
nous Transfer Mode:非同期転送モ
ード)ネットワークノードシステムにおける仮想パス識
別子の割当てに適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ATM通信システムの研究・開発
が盛んに行われている。図2は従来例のATMネットワ
ークノードシステムの一例の構成図である。この図2に
おいて、6個のノード装置N21〜N26が示されてい
る。そして、各ノード装置N21〜N26にはそれぞれ
複数の端末T1a〜T1nからT6a〜T6nが接続さ
れている。
【0003】そして、ノード装置N21〜N26はAT
M伝送路L1〜L5によって直線上に接続されている。
そして、ノード装置N21〜N26は、通信端末T1〜
T6から送出されるATMセルをATM伝送路L1〜L
5を通じて宛先のノード装置へ転送する。そして、この
宛先ノード装置から宛先通信端末までATMセルを転送
できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示すように、(イ)例えば、ノード装置N21とノード
装置N23との間、又はノード装置N23とノード装置
N25との間のように2つ離れたノード装置間を接続し
ようとしたときに、ノードN3〜N1との間と、ノード
装置N23〜N25との間とに対し、同じ仮想パス識別
子VPI1を用いて接続する場合に、通信端末T3から
送出されたATMセルのヘッダの仮想パス識別子VPI
がVPI1である際に、ノード装置23はATM伝送路
L2に送出するべきものか又はATM伝送路L3に送出
するべきものかを識別することができないという問題が
起こり得た。
【0005】そこで、同一のノード装置N23から張ら
れる仮想パス識別子VPIを異なるものとするために、
図2に示すようにノード装置N23からノード装置N2
1へのVPIをVPI1とし、ノード装置N23からノ
ード装置N25へのVPIをVPI2とする必要があっ
た。
【0006】(ロ)また、図3に示すようにノード装置
N22〜N24に対する仮想パス識別子VPIと、ノー
ド装置N23〜N25に対する仮想パス識別子VPIと
が同じVPI1を使用すると、ATM伝送路L3からL
4に与えられたVPI1のATMセルはノード装置N2
4で終端されるべきものか、又は中継されてATM伝送
路L4へ出力されるべきものかを識別することができな
いという問題があった。
【0007】そこで、同一のATM伝送路において同一
の方向の仮想パスは図3に示すように異なる仮想パス識
別子VPI1とVPI2とを使用しなければならなかっ
た。
【0008】以上のような問題から、2つのノード装置
間で上りと下りを同一の仮想パス識別子VPIを用いて
通信を行うと、例えば、2つ離れたノード装置間に対し
て仮想パスを張る際には、図4に示すように最低3つの
仮想パス識別子VPIを設定する必要があった。
【0009】つまり、図4において、ノード装置N23
からN21に対してはVPI1を設定し、ノード装置N
22からN4に対してはVPI3を設定し、ノード装置
N23からN25に対してはVPI2を設定し、ノード
装置N24からN26に対してはVPI1を設定してノ
ード装置N21からN26までの間で通信を行うもので
あった。
【0010】従って、ノード装置が端末からの仮想識別
子によっていずれの仮想パスに送出すべきかを容易に判
断でき、しかも限られた仮想パス識別子VPIでより多
くのノード装置を収容し得る、効率的な仮想パス識別子
VPIの割り当ての仕組みの提供が要請されている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
(1)そこで、この第1の発明は、複数のノード装置の
間に仮想パスが張られ、各ノード装置に対して仮想パス
識別子を割り当てる仮想パス識別子の割当てシステムに
おいて、以下の特徴的な手段を備えた。
【0012】つまり、隣り合う一方のノード装置から他
方のノード装置に対する仮想パス識別子と、上記他方の
ノード装置から上記一方のノード装置への仮想パス識別
子とを異なる仮想パス識別子に割り当てる仮想パス識別
子割当て手段を備えることで、上述の問題を基本的に解
決するものである。
【0013】尚、上述のノード装置としては、例えば、
ATM交換装置、多重化装置、ATM交換局、ATM交
換局の集合体などが考えられる。
【0014】(2)また、第2の発明は、複数のノード
装置が直線状又は環状に接続される場合に、この発明の
仮想パス識別子の割当てシステムは、あるノード装置N
1からある方向(例えば、上り方向)にM(2以上)個
先のノード装置NMごとに同じ仮想識別子a1を割り当
てるものであって、しかも上記ノード装置N1からある
方向にM個先の上記ノード装置NMまでの各ノード装置
からそれぞれM個先の各ノード装置に対する仮想パス識
別子として、それぞれ異なる仮想パス識別子a2〜aM
−1を割り当てる仮想パス識別子割当て手段を備える。
【0015】一方、この仮想パス識別子割当て手段は、
上記ノード装置NMから上記方向と逆方向(下り方向)
にM個先のノード装置N1ごとに同じ仮想識別子を割り
当てるものであって、しかも上記ノード装置NMからノ
ード装置N1までの各ノード装置から上記逆方向にそれ
ぞれM個先の各ノード装置に対する仮想パス識別子とし
て、上記各仮想パス識別子a1〜aM−1のいずれかを
使用し、しかも『異なる関係』で割り当てることで3以
上のノード装置が接続される場合の課題を解決するもの
である。
【0016】尚、上記『異なる関係』とは、例えば、ノ
ード装置N1からノード装置NMまでの上り方向に、順
番にa1〜aM−1を割り当てた場合に、ノード装置N
Mからノード装置N1への逆方向に対しては、a1〜a
M−1と同じ順番に割り当てるものではなく、例えば、
ノード装置N1からノード装置NMに対してa1を割り
当てると、ノード装置NMからノード装置N1に対して
は例えば、aM−1を割り当てたり、又はa2など、何
等関係のない順番でa1〜aM−1のいずれかを仮想識
別子として割り当てることを意味するものである。
【0017】
【作用】この発明の(1)の構成において、隣り合う一
方のノード装置から他方のノード装置に対する仮想パス
識別子と、上記他方のノード装置から上記一方のノード
装置への仮想パス識別子とを異なる仮想パス識別子に割
り当てることで、従来のように伝送路で同一方向の仮想
パス識別子が重なることがなく、2つの仮想パス識別子
で仮想パスの識別が可能となる。このため、ノード装置
が端末からの仮想識別子によっていずれの仮想パスに送
出すべきかを容易に判断できる。
【0018】更に、上述の(2)の構成においては、あ
るノード装置N1から(M−1)個のノード装置を中継
し、M個先のノード装置NMとの仮想パスに対する仮想
パス識別子を割り当てる場合、同一方向(例えば、上り
方向)にM個おきに同じ仮想パス識別子を割り当てる。
つまり、ノード装置N1からM個先のノード装置NMに
対しては仮想パス識別子a1を割り当て、更に、ノード
装置NMからM個先のノード装置N2・Mに対しても仮
想パス識別子a1を割り当てるものである。
【0019】そして、更に、ノード装置N1からノード
装置NM−1までを送信ノード装置とする仮想パスには
それぞれ異なる仮想パス識別子を割り当てるものであ
る。つまり、ノード装置N1からノードNM−1に対す
る仮想パス識別子は上述で既にa1と割り当てており、
次のノード装置N2はM個先のノード装置NM+1に対
して仮想パス識別子a2を割り当て、次のノード装置N
3からM個先のノード装置NM+2に対して仮想パス識
別子a3を割り当てるようにするものである。
【0020】また、逆方向(例えば、下り方向)にも、
ノード装置NMからノード装置N1に対して例えば、上
りと異なる関係で仮想パス識別子aM−1を割り当てる
と、ノード装置N2・Mからノード装置NMに対する仮
想パス識別子も同じaM−1を割り当てるものである。
しかも、上りの仮想パス識別子をa1としたことに対し
て、下りの仮想パス識別子として異なるaMー1を割り
当てている。
【0021】尚、この下りの仮想パス識別子aM−1
は、他に上りで使用したいずれかの仮想パス識別子を割
り当てることでも良い。
【0022】更に、下り方向において例えば、ノード装
置NM+1からM個先のノード装置N2に対する仮想パ
ス識別子も上りで使用したいずれかの仮想パス識別子を
使用する。つまり、例えば、a1を割り当てる。更に、
ノード装置NM+2からM個先のノード装置N3に対し
ても上りで使用したいずれかの仮想パス識別子を割り当
てる。つまり、例えば、a2を割り当てるものである。
【0023】以上のように上り方向と下り方向の仮想パ
ス識別子を割り当てることで、例えば、従来、2つ離れ
たノード装置間で仮想パス識別子を割り当てる場合に、
上りと下りで同じ仮想パス識別子を割り当てると、3つ
の仮想パス識別子を必要としたが、この発明の仕組みで
割り当てると、2つの仮想パス識別子で割り当てること
ができる。
【0024】従って、ノード装置間を仮想パスで接続す
る場合に必要な仮想パス識別子の数を軽減できる。この
ため、ネットワークノードシステムにノード装置数を従
来に比べ多く収容し得るものである。
【0025】以上のような基本的な構成(1)、(2)
を組み合わせることで、次のような更に具体的な構成を
得ることができ、実際的にネットワークノードシステム
の各ノード装置への仮想パス識別子の割り当ての仕組み
として有効と考えられる。
【0026】(a)即ち、直線状に接続されたN個のノ
ード装置(例えば、ATM交換装置など)を仮想パスに
よってメッシュ状に接続する際の仮想パス識別子の割当
てにおいて、隣り合うノード装置に対する仮想パスに対
しては2つの仮想パス識別子を上述の(1)の構成の仕
組みで割り当てる。更に、2つ隣のノード装置に対する
仮想パスから、(N−2)個隣のノード装置に対する仮
想パスまでは、上述の(2)の構成の仕組みで、それぞ
れ異なり、しかも隣り合うノード装置で割り当てられた
仮想パス識別子とも異なる仮想パス識別子を割り当て
る。更にまた、(N−1)個隣のノード装置に対する仮
想パスは、上述のいずれの仮想パス識別子とも異なる仮
想パス識別子を割り当てることで、直線上に配置された
ノード装置間にメッシュ状の仮想パスを効率的に張り巡
らせることができる。
【0027】(b)また、環状に接続されたN個のノー
ド装置を仮想パスによってメッシュ状に接続を行う際の
仮想パス識別子の割り当てにおいて、隣り合うノード装
置に対する仮想パスに対しては2つの仮想パス識別子を
上述の(1)の構成の仕組みで割り当てる。そして、2
つ隣のノード装置に対する仮想パスから、(ア)Nが偶
数の場合は、N/2個隣、(イ)Nが奇数の場合は、
(N−1)/2個隣、のいずれかのノード装置に対する
仮想パスまで、上述の(2)の構成の仕組みで、それぞ
れ異なり、しかも隣り合うノード装置が割り当てられた
仮想識別子とも異なる仮想パス識別子を割り当てること
で、環状に配置されたノード装置間にメッシュ状の仮想
パスを効率的に張り巡らせることができる。
【0028】
【実施例】次にこの発明の好適な実施例を図面を用いて
説明する。そこで、先ずこの実施例では、例えば、AT
Mセルの転送に際して、発端末から着端末までのセルの
転送の間にセルの仮想パス識別子VPIと仮想チャネル
識別子VCIの値が変わらない場合を考える。このよう
なシステムの一例としては、発端末から送出するセルに
付与する仮想パス識別子VPIは発端末が接続されてい
るノード装置から着端末が接続されているノード装置へ
割り当てられている仮想パス識別子VPIの値とし、発
端末から送出するセルに付与する仮想チャネル識別子V
CIは着端末が接続されているノード装置から着端末を
識別できる値とするようなものがあげられる。このよう
なシステムにおけるノード装置間の仮想パス識別子VP
Iの割当てを考えるものである。
【0029】『第1実施例』: 図1は第1実施例の
ATMネットワークノードシステムの構成図である。こ
の図1のATMネットワークノードシステムにおいて、
ノード構成は従来の図2と同様であって、ノード装置N
1〜N6が直線状(直列)に接続されている。そして、
各ノード装置N1〜N6には通信端末T1a〜T1nか
らT6a〜T6nが接続されている。そして、各ノード
装置間はATM伝送路L1〜L5で接続されている。
【0030】また、図1において、矢印→、←は、各ノ
ードから2つとなりのノード装置とを仮想パスVPによ
って接続する形態を示しているものであり、その仮想パ
スVPで用いられる仮想パス識別子VPIの値をVPI
1〜VPI2で表示している。
【0031】そして、『この図1の構成において、特徴
的なことは、例えば、ノード装置N1とN3とを接続す
る仮想パスVPにおいて、ノード装置N1からノード装
置N3への仮想パス識別子VPIと、ノード装置N3か
らN1への仮想パス識別子VPIとで、異なる仮想パス
識別子VPIの値を用いることである。』即ち、ノード
装置N1からノード装置N3への仮想パス識別子をVP
I1とし、ノード装置N3からN1への仮想パス識別子
をVPI2とするものである。
【0032】更に、ノード装置N3からN5への仮想パ
ス識別子をVPI1とする。そして、ノード装置N2か
らN4への仮想パス識別子をVPI2とする。更に、ノ
ード装置N4からN6への仮想パス識別子もVPI2と
する。更にまた、ノード装置N5からN3への仮想パス
識別子もVPI2とする。また、ノード装置N6からノ
ード装置N4への仮想パス識別子はVPI1とする。更
に、ノード装置N4からノード装置N2への仮想パス識
別子もVPI1とするものである。
【0033】以上のような構成をとることで、『例え
ば、ノード装置N3からN1への仮想パス識別子と、ノ
ード装置N3からN5への仮想パス識別子とは異なる仮
想パス識別子VPI2とVPI1となる。また、ATM
伝送路で同一方向の仮想パス識別子VPIが同じに重な
ることがないため、2つの仮想パス識別子VPIで仮想
パスVPの識別が可能となる。』 (具体的なVPIの割り得て方法): そこで、6個
のノード装置N1〜N6がATM伝送路で直線状に接続
されている場合を例として各ノード装置を仮想パスでメ
ッシュ状に接続する場合の仮想パス識別子VPIを割り
当て方法の一例を図5の説明図を用いて説明する。
【0034】ここで、図5において特徴的なことは、仮
想パス(VP)マネージャ1が仮想パス識別子VPIを
各ノード装置N1〜N6に割り当てる構成としているこ
とである。
【0035】そして、図5において、『6ノード装置が
直線状に接続されている場合、仮想パスVPは最大で5
つ隣のノード装置まで接続することが要求されるため、
VPマネージャ1は隣接するノード装置間、2つ隣のノ
ード装置間、3つ隣のノード装置間、4つ隣のノード装
置間、5つ隣のノード装置間へ仮想パス識別子VPIの
割り当てを順に行っていくものである。』 ((中継ノード数0の場合)): そこで、先ず第1
に各ノード装置と隣のノード装置との間の仮想パス識別
子VPIを割り当てる。つまり、図5に示すように隣の
ノード装置と仮想パスによる接続を行う場合、2つの仮
想パス識別子が必要なため、VPマネージャ1は各ノー
ド装置N1〜N6に対してVPI1とVPI2とを割り
当てるものである。
【0036】((中継ノード数1の場合)): 次
に、2つ隣のノード装置と仮想パスによる接続を行う際
の仮想パス識別子を割り当てる。そこで、図6に示すよ
うに、2つ隣のノードと仮想パスによる接続を行う場
合、即ち、中継ノード装置が1つの場合、2つの仮想パ
ス識別子が必要なため、VPマネージャ1は各ノード装
置に対してVPI3とVPI4とを割り当てるものであ
る。
【0037】((中継ノード数2の場合)): 次
に、3つ隣のノード装置と仮想パスVPによる接続を行
う際の仮想パス識別子VPIを割り当てる。そこで、図
7に示すように、3つ隣のノード装置と仮想パスによる
接続を行う場合、即ち、中継ノード装置が2つの場合、
3つの仮想パス識別子VPIが必要なため、VPマネー
ジャ1は各ノード装置に対してVPI5、VPI6、V
PI7を割り当てるものである。
【0038】((中継ノード数3の場合)): 次
に、4つ隣のノード装置と仮想パスによる接続を行う場
合、即ち、中継ノード装置数が3つの場合、2つの仮想
パス識別子VPIが必要なため、VPマネージャ1は各
ノード装置に対してVPI8とVPI9とを割り当て
る。これは、全ノード装置数が6(N1〜N6)である
ため、4つ隣のノード装置までの接続がN1からN5
と、N2からN5までの2種類であるためである。
【0039】((中継ノード数4の場合)): 次
に、5つ隣のノード装置と仮想パスによる接続を行う際
の仮想パス識別子VPIを割り当てる。そこで、図9に
示すように、5つ隣のノード装置と仮想パスVPによる
接続を行う場合、即ち、両端のノード装置を接続するだ
けであるので、1つの仮想パス識別子VPIでよい。つ
まり、VPマネージャ1は、ノード装置N1とノード装
置N6とに対してVPI10を割り当てるものである。
【0040】(ノード数が一般的な場合): また、
この第1実施例を更に一般的な構成にした場合の仮想パ
ス識別子VPIの割り当て方法を図10を用いて説明す
る。そこで、(M−1)個のノード装置を中継し、M個
先のノード装置との仮想パスVPに仮想パス識別子VP
Iを割り当てる場合、図10に示すように、ノード装置
N1からノード装置NM−1を送信ノード装置とする仮
想パスには異なる仮想パス識別子VPIを割り当てる。
そして、更に同一方向にM個おきに同じ仮想パス識別子
VPIを割り当てるものである。
【0041】また、反対方向に対しては、上述の割り当
てられた仮想パス識別子VPIの内、ノード装置間の上
りと下りとで異なる仮想パス識別子VPIを割り当てれ
ば良い。
【0042】以上説明したように、直線状に接続された
N個のノード装置をメッシュ状に接続する際に、1つ隣
のノード装置との接続に用いる仮想パス識別子VPI、
2つ隣のノード装置との接続に用いる仮想パス識別子V
PI、…、そして(N−1)個隣のノード装置との接続
に用いる仮想パス識別子VPIというように、順に仮想
パス識別子VPIを割り当てていくことで、全ての仮想
パスVPに対して仮想パス識別子VPIを割り当てるこ
とができるものである。
【0043】(第1実施例の効果): 以上の第1実
施例のATMネットワークノードシステムによれば、上
述のように仮想パス識別子VPIを割り当てることで、
例えば、2つ離れたノード装置間に仮想パス識別子VP
Iを割り当てる場合、従来の上りと下りとで同じ仮想パ
ス識別子VPIを割り当てる方法では、図4で示したよ
うに3つの仮想パス識別子VPIを必要としていたこと
に対して、この第1実施例の方法では図1などに示した
ように2つの仮想パス識別子VPIで接続することがで
きる。
【0044】従って、ノード装置間を仮想パスVPで接
続する際に、従来に比べ必要な仮想パス識別子VPIの
数を削減することができるため、システムに収容し得る
ノード装置数を増加させることもできるものである。
【0045】『第2実施例』: 次に、複数のノード
装置が環状に接続されたATMネットワークノードシス
テムにおいても、第1実施例と同様に仮想パス識別子V
PIの割り当てを行うことを図11、図12を用いて説
明する。
【0046】この図11に示すように、『1つ隣のノー
ド装置、即ち、中継ノード装置がない場合の仮想パス識
別子VPIを割り当てることと、図12に示すように中
継ノード装置が1つの場合の仮想パス識別子VPIを割
り当てることで実現することができる。』つまり、図1
1の中継ノード装置数0においては、VPマネージャ2
は、N1からN2へはVPI1を割り当て、N2からN
3へもVPI1を割り当て、N3からN4へもVPI1
を割り当て、N4からN5へもVPI1を割り当て、N
5からN1へもVPI1を割り当てるものである。
【0047】また、更に、図11において、N5からN
4へはVPI2を割り当て、N4からN3へもVPI2
を割り当て、N3からN2へもVPI2を割り当て、N
2からN1へもVPI2を割り当て、N1からN5へも
VPI2を割り当てるものである。
【0048】そして、図12において、中継ノード装置
数1においては、VPマネージャ2は、N1からN3に
対してVPI3を割り当て、N2からN4に対してはV
PI4を割り当て、N3からN5に対してもVPI3を
割り当て、N4からN2に対してもVPI4を割り当て
るものである。
【0049】また、図12において、N5からN3に対
してVPI4を割り当て、N4からN2に対してVPI
3を割り当て、N3からN1に対してVPI4を割り当
て、N2からN4に対してVPI3を割り当てるもので
ある。
【0050】但し、図11において、ノード装置N1か
らノード装置N4へのVPIを割り当てる際には、ノー
ド装置N2、N3を経由してノード装置N4へ仮想パス
VPを張ると、中継ノード装置数が2つとなるが、ノー
ド装置N1からN5を経由してノード装置N4へ仮想パ
スVPをVPI2で張ると、中継ノード装置数は1つで
済むことになる。
【0051】即ち、『5つのノード装置が環状に接続さ
れている場合、中継ノード装置がない場合(図11)
と、中継ノード装置が1つの場合(図12)の仮想パス
VPを張れば、全てのノード装置間が仮想パスVPによ
ってメッシュ状に接続されることになるものである。』 (第2実施例の効果): 以上の第2実施例のATM
ネットワークノードシステムによれば、(1)『一般に
はN個のノードが環状に接続されているノード装置を仮
想パスで接続する場合、Nが偶数の場合、隣り合うノー
ド装置間からN/2個隣のノード装置までの仮想パス識
別子VPIを割り当てれば、全てのノード装置間がメッ
シュ状に仮想パスVPで接続することができる。』 (2)また、『ノード装置数Nが奇数の場合、隣り合う
ノード装置間から、(N−1)/2個隣のノード装置ま
でのVPIを割り当てれば、全てのノード装置間がメッ
シュ状に仮想パスVPで接続することができる。』 従って、VPマネージャ2はノード装置構成(ノード接
続)が環状であっても、対応するノード装置間までの仮
想パス識別子VPIを各ノード装置に割り当てることで
実現することができる。
【0052】このため、ノード装置間を仮想パスVPで
接続する際に、従来に比べ必要な仮想パス識別子VPI
の数を削減することができるため、システムに収容し得
るノード装置数を増加させることもできるものである。
【0053】(他の実施例): (1)尚、以上の実
施例においては、ノード装置として、例えば、ATM交
換機(交換装置)、多重化装置、通信装置、ATM交換
局、ATM交換局の集合体などにも適用することができ
る。
【0054】(2)また、端末装置としては、ワークス
テーショや、ファクミシリ装置や、電話装置や、映像装
置や、情報処理装置などの種々の通信装置に適用するこ
とができる。
【0055】
【発明の効果】以上述べた様にこの第1の発明の仮想パ
ス識別子の割当てシステムによれば、隣り合う一方のノ
ード装置から他方のノード装置に対する仮想パス識別子
と、上記他方のノード装置から上記一方のノード装置へ
の仮想パス識別子とを異なる仮想パス識別子に割り当て
る仮想パス識別子割当て手段を備えたことで、従来のよ
うに伝送路で同一方向の仮想パス識別子が重なることが
なく、ノード装置が端末からの仮想識別子によっていず
れの仮想パスに送出すべきかを容易に判断できる。
【0056】また、この第2の発明の仮想パス識別子の
割当てシステムによれば、複数のノード装置が直線状又
は環状に接続されていて、あるノード装置N1からある
方向にM(2以上)個先のノード装置NMごとに同じ仮
想識別子a1を割り当てるものであって、しかもノード
装置N1からある方向にM個先の上記ノード装置NM−
1までの各ノード装置からそれぞれM個先の各ノード装
置に対する仮想パス識別子として、それぞれ異なる仮想
パス識別子a2〜aM−1を割り当て、一方、上記ノー
ド装置NM−1から上記方向と逆方向にM個先のノード
装置N1ごとに同じ仮想識別子を割り当てるものであっ
て、しかも上記ノード装置NM−1からノード装置N1
までの各ノード装置から上記逆方向にそれぞれM個先の
各ノード装置に対する仮想パス識別子として、上記各仮
想パス識別子a1〜aM−1のいずれかを使用し、しか
も異なる関係で割り当てる仮想パス識別子割当て手段を
備えることで、限られた仮想パス識別子でより多くのノ
ード装置を効率的に収容することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例のATMネットワークノ
ードシステムの説明図である。
【図2】従来例のATMネットワークノードシステムの
説明図である。
【図3】従来例のATMネットワークノードシステムの
説明図である。
【図4】従来例のATMネットワークノードシステムの
説明図である。
【図5】第1実施例の中継ノード数0の場合の仮想パス
識別子の割り当て方法の説明図である。
【図6】第1実施例の中継ノード数1の場合の仮想パス
識別子の割り当て方法の説明図である。
【図7】第1実施例の中継ノード数2の場合の仮想パス
識別子の割り当て方法の説明図である。
【図8】第1実施例の中継ノード数3の場合の仮想パス
識別子の割り当て方法の説明図である。
【図9】第1実施例の中継ノード数4の場合の仮想パス
識別子の割り当て方法の説明図である。
【図10】第1実施例の一般的なノード数によるATM
ネットワークノードシステムの説明図である。
【図11】第2実施例の環状のATMネットワークノー
ドシステムの説明図である。
【図12】第2実施例の環状のATMネットワークノー
ドシステムの説明図である。
【符号の説明】
L1〜L5…ATM伝送路、N1〜N6…ノード装置、
T1〜T6…端末装置、VPI1〜VPI2…仮想パス
識別子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 3/00 H04L 11/00 320 330 (72)発明者 野崎 正典 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノード装置の間に仮想パスが張ら
    れ、各ノード装置に対して仮想パス識別子を割り当てる
    仮想パス識別子の割当てシステムにおいて、 隣り合う一方のノード装置から他方のノード装置に対す
    る仮想パス識別子と、 上記他方のノード装置から上記一方のノード装置への仮
    想パス識別子とを異なる仮想パス識別子に割り当てる仮
    想パス識別子割当て手段を備えたことを特徴とする仮想
    パス識別子の割当てシステム。
  2. 【請求項2】 複数のノード装置の間に仮想パスが張ら
    れ、各ノード装置に対して仮想パス識別子を割り当てる
    仮想パス識別子の割当てシステムにおいて、 上記複数のノード装置が直線状又は環状に接続されてい
    て、 あるノード装置N1からある方向にM(2以上)個先の
    ノード装置NMごとに同じ仮想識別子a1を割り当てる
    ものであって、 しかも上記ノード装置N1からある方向にM個先の上記
    ノード装置NM−1までの各ノード装置からそれぞれM
    個先の各ノード装置に対する仮想パス識別子として、そ
    れぞれ異なる仮想パス識別子a2〜aM−1を割り当
    て、 一方、上記ノード装置NM−1から上記方向と逆方向に
    M個先のノード装置N1ごとに同じ仮想識別子を割り当
    てるものであって、 しかも上記ノード装置NM−1からノード装置N1まで
    の各ノード装置から上記逆方向にそれぞれM個先の各ノ
    ード装置に対する仮想パス識別子として、上記各仮想パ
    ス識別子a1〜aM−1のいずれかを使用し、しかも異
    なる関係で割り当てる仮想パス識別子割当て手段を備え
    ることを特徴とする仮想パス識別子の割当てシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000003519A1 (fr) * 1998-07-09 2000-01-20 Sony Corporation Procede de commande de communication, systeme de communication et dispositif electronique

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000003519A1 (fr) * 1998-07-09 2000-01-20 Sony Corporation Procede de commande de communication, systeme de communication et dispositif electronique
US6286071B1 (en) 1998-07-09 2001-09-04 Sony Corporation Communication control method, communication system and electronic device used therefor

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