JPH0731195Y2 - アラーム機能付電子時計 - Google Patents

アラーム機能付電子時計

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JPH0731195Y2
JPH0731195Y2 JP1989116617U JP11661789U JPH0731195Y2 JP H0731195 Y2 JPH0731195 Y2 JP H0731195Y2 JP 1989116617 U JP1989116617 U JP 1989116617U JP 11661789 U JP11661789 U JP 11661789U JP H0731195 Y2 JPH0731195 Y2 JP H0731195Y2
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moon
angle
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calculation
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、月相及び月の時角が所定の条件になったこと
をアラーム等で知らせる電子時計に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
月の日周運動、月周運動が生物の食餌活動に影響を与え
るということは、古くから言い伝えられていることであ
り、実際に新月、満月の前後、あるいは月の時角が0
時、12時などの時に、魚などが良く釣れることは経験的
に知られていることである。
そこで、従来、天球上での月の軌跡を算出する計算式と
各種の定数を予め記憶しておき、計時される時刻と、地
球上の位置情報とからそれらの計算式に基づいて任意地
点の月データ(月相データ、月の時角データなど)を算
出して表示する装置が考えられている。
しかしながら、それら月データを表示する装置を携帯し
て魚釣りなどにでかけても、ユーザがその都度表示され
る時角データなどを確認しなければ、魚が良く釣れる時
刻になったかどうかが判らないので、知らないうちにそ
れらの時刻が過ぎてしまうことがあるなどの欠点があっ
た。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、例えば月相及び月の時角が魚釣りなど
に適した条件になったことを、アラーム音等により報知
することのできる電子時計を提供することである。
〔考案の要点〕
本考案は、演算手段により得られた月相及び月の時角デ
ータが、予め定めた所定の値となった時アラーム音等に
より報知するものであり、魚釣りなどに適した時刻にな
ったことを確実に知ることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例の月データ表示機能付電子腕時
計を図面を参照しながら説明する。
第1図は、本実施例の電子腕時計の外観正面図である。
同図において、腕時計本体1の正面中央には、液晶表示
器などで構成される表示部2が配置されている。
表示部2下部には、押釦型スイッチであるK5キーとK6キ
ーとが設けられており、これらのキーは時刻修正時及び
位置情報の入力時に、文字及び数値を選択する時操作さ
れるキーである。
時計本体1右側面には、時刻表示モードと月データ表示
モードとを交互に切り換えるK1キーと、時刻表示モード
と時刻修正及び位置情報等の入力モードである設定モー
ドとを交互に切り換えるK2キーとが設けられている。
また、時計本体1左側面には、時刻修正時に修正対象桁
を選択する時操作されるK3キーと、設定モードにおいて
入力されたデータを修正データとして登録する時操作さ
れるK4キーとが設けられている。
次に、第2図は電子腕時計の回路構成図である。
同図において、発振器3は一定周期、例えば32768Hzの
クロック信号を生成し、分周回路4及びタイミング信号
作成回路5に出力する。分周回路4は、上記クロック信
号を分周し制御部(CPU)7の計時動作の基準となる計
時信号を作成する。また、タイミング信号作成回路5
は、制御部7内部の図示しない回路各部の動作を行わせ
る各種タイミング信号を作成する。
キー入力部6は、前述したK1キーからK6キーからなり、
それらのキーの操作信号を制御部7に出力する。
制御部7は、プログラムROM8に記憶されている各種マイ
クロプログラム、例えば、時刻計時プログラム、キープ
ログラム、表示プログラム、及び月の時角演算プログラ
ムなどに基づいて現在時刻の算出、月の時角の算出等を
行う中央演算処理部であり、各種演算で求めた演算デー
タを後述するRAM9のレジスタに格納すると共に、RAM9の
表示データをデコーダドライバ10に出力する。
デコーダドライバ10は、制御部7からのデータに基づい
て、表示部2の表示素子を駆動する表示信号を作成する
回路であり、このデコーダドライバ10からの表示信号は
表示部2に出力されて、現在時刻、月相、月の時角デー
タ等として表示される。
データROM11は、制御部7において実行される各種演算
プログラム及びその演算に必要な定数データ等を記憶し
ている読み出し専用メモリである。
また、第2図には示していないが、電子腕時計本体1に
は上述した回路各部を駆動させる電源となる電池が内蔵
されている。
第3図は、上述したデータを記憶するRAM9のレジスタの
構成図である。
第4図に示すレジスタAは、表示部2に表示するデータ
を記憶しておくレジスタである。
現在時刻レジスタXは、後述する計時処理で計時される
年、日付、曜日、時、分、秒等からなる現在時刻データ
を記憶するレジスタである。
モードレジスタMは、動作モードに対応した数値を記憶
するレジスタであり、時刻表示モードのときM=0が、
月データ表示モードのときM=1が、設定モードのとき
M=2がそれぞれ記憶される。
経度レジスタC、緯度レジスタDは、計時中又は指定さ
れた地点の経度、緯度データを記憶するレジスタであ
り、時差レジスタBは、その地点のグリニッジとの時差
を記憶するレジスタである。
月齢レジスタE及び時角レジスタGは、後述する月齢演
算及び時角演算により求められる現在時刻の月齢データ
及び月の時角データを記憶するレジスタである。
演算レジスタZは、月齢演算、月の時角演算等において
使用されるレジスタであり、複数のレジスタZ0、Z1、Z2
・・・からなっている。
次に以上のような構成の実施例の動作を説明する。
第4図は、実施例の全体の動作を説明するフローチャー
トである。
システムは、通常ステップS1のホルト状態にあり、例え
ば16Hz毎の計時信号が加わるとステップS2に進み分以下
計時処理を実行する。この分以下計時処理では、16Hzの
信号を計数し秒、分単位での時刻計時を行う。
次にステップS3では、上記の分以下計時処理の結果、時
キャリー信号が発生したかどうかを判断する。
時キャリー信号が発生していれば、1時間毎の月の時角
演算の演算タイミングであることを記憶する為に、次の
ステップS4でフラグF0に「1」を設定する。
そして、時単位の時刻を変更する必要が生じたので、次
のステップS5で時単位の計時処理を行う。
さらに、ステップS6では上記の時単位計時処理により24
時間毎の日キャリー信号が発生したかどうかを判断す
る。
日キャリー信号が発生したなら次のステップS7で、月、
年単位のキャリー信号の有無を判断し、月単位、年単位
の計時処理を実行し、計時結果をRAM9の現在時刻レジス
タXに格納する。
さらに、日キャリー信号が発生し日付が変わった時に
は、次のステップS8で月齢演算を実行し翌日の月齢を算
出する。
上記ステップS8の月齢演算の内容については、後述する
月の時角演算の説明時に一緒に説明する。
ステップS8の次には、又は時キャリー信号、日キャリー
信号が発生しなかった時には、次のステップS9において
フラグF0が「1」かどうかを判別する。
F=1であれば1時間毎の月の時角演算の演算タイミン
グであるので、次のステップS10で時角演算を実行す
る。
ここで、上記ステップS10の時角演算の処理内容を、第
5図のフローチャートを参照して詳細に説明する。
先ず、第6図のステップS21において、上述した計時処
理により現在時刻レジスタXに記憶されている時刻を、
時差レジスタBに記憶されている時差データに基づいて
グリニッジ時刻に変換し、変換した時刻をRAM9の演算レ
ジスタZ0に格納する。
そして、次にステップS22において、上記のグリニッジ
時刻から、グリニッジ恒星時、月の視赤経を求める為の
変数Tを算出しRAM9の演算レジスタZ1に格納する。
ここで変数Tとは、西暦2000年1月1日0時(グリニッ
ジ時刻:GMT=UT時)からの経過日数をユルウス世紀(36
525日)で割ったものであり、 年=YE、月=MN、日=DAとおくと、 W=(YE−1900)/4 F=FRAC(W) A=INT(1461×W) B=INT〔(MN+7)/10〕 C=INT(1−F) D=INT〔0.44×(MN+4.4)〕 Z=A+31×MN+DA+(B−1)×C−B×D+HO/24 としたときに変数Tは次の式で表せる。
T=(Z−36556.5)/36525 上記の式から変数Tを算出し、算出した値をRAM9の演算
レジスタZ1に格納する。
次にステップS23で、先ずUT=0時におけるグリニッジ
恒星時を求める。
Y=Z−25012としたときグリニッジ恒星時Kは、次の
式で表せる。
K=24×FRAC(0.0027379×Y) 上記の式からグリニッジ恒星時を算出し、算出した値を
RAM9の演算レジスタZ2に格納する。
次にステップS24でUT=0時における月の視赤経を計算
する。
月の視赤経α(m)は次の式で表せる。
α(m)=32084.53×T +14.55 +0.42×COS(477199×T+45.0) +0.16×COS(962535×T+166.6) +0.08×COS(413335×T+10.7) 上記の式からUT=0時の月の視赤経を算出し、その値を
RAM9の演算レジスタZ3に格納する。
次に、ステップS25で、以上のようにして求めたグリニ
ッジ恒星時と月の視赤経とから、グリニッジにおけるUT
=0時の月の時角を算出する。
月の時角:JKは次の式から求めることができる。
K:恒星時、α(m):月の視赤経 上記の式から求めた月の時角をRAM9の演算レジスタZ4
格納する。
以上のようにして当日のグリニッジにおけるUT=0時の
月の時角が得られたので、次の翌日の月の時角を求める
演算を行う。
先ず、ステップS26では日付データを+1し、ステップS
22と同様にしてその+1された翌日の変数Tを算出し、
RAM9の演算レジスタZ5に格納する。
次に、ステップS27,S28では、夫々ステップS23、S24と
同様にして、翌日のUT=0時におけるグリニッジ恒星時
及び月の視赤経を計算し、それらの値をRAM9の演算レジ
スタZ6及び演算レジスタZ7に格納する。
そして、次のステップS29では上記の翌日のグリニッジ
恒星時と月の視赤経から、翌日のグリニッジにおけるUT
=0の月の時角を求め、その値をRAM9の演算レジスタZ8
に格納する。
以上の演算によりグリニッジにおけるUT=0時の当日の
月の時角と、翌日の月の時角が求められたので、次にス
テップS30で月の太陰日周期を計算する。
太陰日周期とは、月の時角が0hとなったときから次に月
の時角が0hとなるまでの時間であり、月の日周運動の一
周期の時間を示している。
とすると、太陰日周期:LNRは次の式で表せる。
上記の式から太陰日周期を算出し、その値をRAM9の演算
レジスタZ9に格納する。
第8図は、太陰日周期の計算の一例を示す図表である。
例えば、グリニッジにおけるUT=0時の月の時角が3.8
h、翌日のUT=0時の月の時角が3.1hであるとすると、 DJK=3.1h−3.8h=−0.7h、となる。
従って太陰日周期:LNRは、 LNR=576/(−0.7+24)=24.7hと求めることができ
る。
第5図に戻り、ステップS31で月の時角が0時となる時
刻(UT時)を計算する。
時角0時となる時刻は、次の式で表せる。
上記の式からグリニッジにおいて、月の時角が0時とな
る時刻を求め、その値をRAM9の演算レジスタZ10に格納
する。
第9図は、月の時角が0時となるUT時を求める計算の一
例を示す図表である。
例えば、UT=0時の月の時角が3.8hであるとすれば、第
9図で求めた太陰日周期=24.7時から、時角=0hとなる
時刻Tは、 T=(24−3.8)×(24.7/24)=20.79時(20時47分)
と求めることができる。
第5図に戻り、上述した演算で求めたグリニッジにおけ
る月の時角が0時となる時刻から、次のステップS32
で、計時中の地点又は指定された地点で月の時角が0時
となる時刻を計算する。
任意地点で月の時角が0時となる時刻tは次の式で求め
られる。
上記の式に、計時中又は指定された地点の経度及びグリ
ニッジとの時差とを代入し、その地点で月の時角が0時
となる時刻を求め、その時刻をRAM9の演算レジスタZ11
に格納する。
例えば、東経139.75°の東京において月の時角が0時と
なる時刻tは、東京とグリニッジとの時差(+9時間)
と、第8図及び第9図で求めた、太陰日周期(24.7時)
と、時角=0時となるUT時(20.79時)とから次のよう
になる。
以上の演算で任意地点で月の時角が0時となる時刻が求
まったなら、次のステップS33で計時中の現在時刻の月
の時角を計算し、RAM9の演算レジスタZ12に格納する。
第10図は、東京における11時35分の月の時角の計算例を
示す図表である。
上述した演算により求めた太陰日周期=24.7時と、東京
において月の時角が0hとなる時刻=20時12分と、現在時
刻=11時35分との時刻差(8.62時)から、比例計算によ
り両時刻における月の時角差を求めることができる。
比例計算により時角差を求めると、 時角差=24×8.62÷24.7=8.38h、となる。
この時角差を月の時角0h(=24h)から減算すれば、11
時35分における月の時角=15.62hを求めることができ
る。
即ち、任意地点の経度及びグリニッジとの時差を指定す
ることで、上述した演算によりその地点での任意時刻で
の月の時角を簡単に求めることができる。
次に、ステップS8の月齢演算の処理内容を第6図のフロ
ーチャートを参照して説明する。
先ず、第6図のステップS41では、時差レジスタBに記
憶されているグリニッジとの時差に基づいて、現在時刻
レジスタXに記憶されている時刻をグリニッジ時刻に変
換する。
その後、ステップS42ではグリニッジ時刻に変換した時
刻における変数Tを算出する。
次に、ステップS43では上記ステップS42で求めた変数T
から次の式により月の視黄経を算出する。
月の視黄経=481267.9×T+218.3 +6.3×COS(45+4572000×T) +1.3×COS(11+413300×T) 同様に、次のステップS44では変数Tから次の式により
太陽の視黄経を算出する。
太陽の視黄経=36000.8×T+280.5 +1.9×COS(268+36000×T) 上記のようにして算出した月の視黄経と太陽の視黄経と
の差から、次のステップS45で月と太陽との離角を求め
る。
月の離角とは、地球から見た太陽と月との間の角度を言
い、この離角の変化により月相が変化する。例えば、離
角0°のときは新月、離角180°のときは満月、離角270
°のときは下弦の月となる。
次にステップS46では、上記の月の離角と朔望月の周期
とから月齢を算出する。
本実施例では、月の朔望月の周期を平均的な29.53日と
し、その周期と1日毎に算出する月の離角とから比例計
算によりグリニッジ時刻における月齢を算出している。
そして、計時中又は指定された地点とグリニッジとの時
差を用いてその地点の月齢を求めている。
すなわち、任意地点の月齢は次の式で表せる。
上記の式により算出した月齢データをRAM9の月齢レジス
タEに格納する。
以上のようにして月の時角演算が終了したなら、第4図
のステップS11に戻り上述した演算により得られた月相
及び月の時角が、所定の月相及び月の時角と一致するか
どうかを判断しアラーム音の報音を行う報音処理を実行
する。
第7図は、この報音処理の詳細なフローチャートであ
る。
先ず、第7図のステップS51でフラグF1が「1」かどう
かを判断する。
F1=1であったとき、すなわちユーザによりアラーム報
音のフラグF1がセットされているときには、次のステッ
プS52において、先ず現在の月相が新月又は満月である
かどうかを判断する。
現在の月相が新月又は満月であれば、さらに次のステッ
プS53において、月の時角が0時又は12時かどうかを判
断する。
新月又は満月で、かつ時角が0時又は12時であったとき
は、最も魚釣りなどに適した時であるので、ステップS5
4に進み一番目のアラーム音を報音する為にアラーム1
の報音処理を実行する。
一方、現在の月の時角が0時又は12時でないときには、
ステップS55に進み次に時角が6時又は18時かどうかを
判断する。
新月又は満月で、且つ時角が6時又は18時であったとき
には、二番目に魚釣りなどに適した時であるので、ステ
ップS56に進み1番目のアラーム音と異なる2番目のア
ラーム音を報音する為にアラームIIの報音処理を実行す
る。
また、時角が6時又は18時でないときには、3番目に釣
りに適した時であるので、ステップS57に進み3番目の
アラーム音を報音する為にアラームIIIの報音処理を実
行する。
一方、ステップS52の判別で新月又は満月でなければ、
ステップS58に進み上弦又は下弦の月かどうかを判別す
る。
上弦又は下弦の月であれば、さらに次のステップS59で
月の時角が0時又は12時かどうかを判別する。
上弦又は下弦の月で、且つ時角が0時又は12時の時は、
2番目に釣りに適した時であるので、上述したステップ
S56に進み、2番目のアラーム音を報音する為にアラー
ムIIの報音処理を実行する。
ステップS59の判別で時角が0時又は12時でなければ、
ステップS60に進み時角が6時又は18時かどうかを判別
する。
上弦又は下弦の月で、且つ時角が6時又は18時の時は、
3番目に釣りに適した時であるので、ステップS57に進
みアラームIIIの報音処理を実行し3番目のアラーム音
を報音する。
またこの時、時角が6時又は18時でなければ、4番目に
釣りに適した時であるので、ステップS63に進みアラー
ムIVの報音処理を実行し、4番目のアラーム音の報音を
行う。
ステップS58の判別で上弦又は下弦の月でなければ、ス
テップS61に進み時角が0時又は12時かどうかを判別す
る。
満月、新月、上弦、下弦以外の月相であっても、時角が
0時又は12時の時は3番目に釣りに適した時であるの
で、ステップS57に進みアラームIIIの報音処理を実行
し、3番目のアラーム音の報音を行う。
また、このとき時角が0時又は12時でなければ、ステッ
プS62に進み時角が6時又は18時かどうかを判別する。
新月、満月、上弦、下弦以外の月であっても、時角が6
時又は18時の時は、4番目に釣りに適した時であるの
で、次のステップS63において4番目のアラーム音を報
音する処理を実行する。
この時、時角が6時又は18時でもなければ、釣り等に適
した時ではないので、アラーム音の報音は行わずそのま
ま処理を終了する。
このようにして報音処理が終了したなら、第4図のステ
ップS12に戻り1時間毎にセットされるフラグF0
「0」を設定する。
そして、次のステップS13において、その時のモードに
応じて現在時刻、月相データ等の表示を行う。
また、ステップS1のホルト状態の判別において何らかの
キーが操作された時には、ステップS14に進み前述したK
Iキー〜K6キーの何れののキーが操作されたかを判別し
て、対応するキーのキー処理を実行する。
以上のように上記実施例によれば、計時中又は指定され
た地点の月相及び月の時角が、釣り等に適した条件とな
った時、アラーム音により報音するようにしたので、魚
などが良く釣れる時刻に気づかずに過ぎてしまうのを防
止することができ、魚などが釣れる時刻に集中して釣り
を行うことができる。
また、月相及日月の時角に応じ最も釣りに適した時、2
番目に釣りに適した時などを、それぞれ異なったアラー
ム音で報音するようにしたので、アラーム音から現在の
時刻がどのくらい釣り等に適した時刻かを簡単に知るこ
とができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、月相及び月の時角が所定の条件となっ
たことを、アラーム音等により知ることができるので、
本装置を携帯することにより、釣り、狩猟に適した時刻
となったことを簡単に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例のアラーム機能付電子時計
の外観正面図、 第2図は、実施例の回路構成図、 第3図は、RAMの構成図、 第4図、第5図、第6図、及び第7図は、実施例の動作
を説明するフローチャート、 第8図、第9図、及び第10図は、時角計算の一例を示す
図である。 1……時計本体、2……表示部、7……制御部、9……
RAM。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】現在時刻を計時する時刻計時手段と、 地球上の緯度、経度の位置情報を入力する位置情報入力
    手段と、 該位置情報入力手段で入力された位置情報と、前記時刻
    計時手段により計時される少なくとも年、月、日、時単
    位の時刻情報とから月相データ及び月の時角データを演
    算する演算手段と、 該演算手段で得られる月相データ及び月の時角データ
    が、予め設定してある複数の月相及び月の時角の組合せ
    の何れかと一致したときに、該一致した月相及び月の時
    角の組合せに応じてそれぞれ異なったアラーム音で報音
    する報音手段とを備えることを特徴とするアラーム機能
    付電子時計。
JP1989116617U 1989-10-05 1989-10-05 アラーム機能付電子時計 Expired - Lifetime JPH0731195Y2 (ja)

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JPH01248089A (ja) * 1988-03-29 1989-10-03 Seiko Epson Corp 天体機能内蔵のデジタル電子時計

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