JPH02311788A - 月データ演算装置 - Google Patents

月データ演算装置

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JPH02311788A
JPH02311788A JP1135095A JP13509589A JPH02311788A JP H02311788 A JPH02311788 A JP H02311788A JP 1135095 A JP1135095 A JP 1135095A JP 13509589 A JP13509589 A JP 13509589A JP H02311788 A JPH02311788 A JP H02311788A
Authority
JP
Japan
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moon
display
register
data
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP1135095A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sato
宏 佐藤
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02311788A publication Critical patent/JPH02311788A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は月相や月齢等の月状態データを正確に表示し
得る月データ演算装置に関する。
[従来の技術] 従来、月の溝ち欠けの状態を表わす月相や新月からの経
過時間を日数で表わす月齢を把握し、これらの月状態デ
ータを魚釣り等に利用するために、月相や月齢を表示す
るアナログ時計が考えられている。この種のアナログ時
計は、時分秒等を針で表示し、日付、曜日等を口車、曜
日車等で表示すると共に、月相(または月齢)表示板を
設け、これを29.5日または29.53日で1回転さ
せることにより、おおよその月相または月齢が分かるよ
うに構成されている。
ところが、月相や月齢の周期は常に29.5または29
.53日ではなく29.2日〜29.8日のいずれかで
変化するため、おおよそのデータしか知ることが出来な
い不都合がある。また、月相(または月齢)表示板を追
加することで歯車機構が複雑になりコスト′rブプや故
障の原因になるという不都合があった。さらに、月相(
または月齢)表示板の初期位置はメーカーからの出荷時
にはセットされているが、例えば電池交換等により再び
使用する場合は、その日の月相または月齢を新聞等で調
べて自分でセットしなければならず、大変に面倒であっ
た。
また、このようなアナログ時計における月相や月齢の表
示機能をデジタル時計で採用することを考えた場合は、
29.5日または29.53日で一巡するカウンタを設
けて月齢を計数させ、その内容を表示させることが考え
られるが、このような構成にしても上記不正確さ、使用
者が月相や月齢を初めに設定しなければならないという
不都合は解消できなかった。
[発明が解決しようとする課題] この発明は、月相あるいは月齢等の列状態データを極め
て高い精度で演算し、この列状態データに基づく表示信
号が得られる月データ演算装置を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] この発明は上記目的を達成するため、少なくとも年月日
の日付データを記憶する日付データ記憶手段と、この日
付データ記憶手段に記憶された上記日付データに対応す
る列状態データを算出する演算プログラムを記憶したプ
ログラム記憶手段と、このプログラム記憶手段に記憶さ
れた演算プログラムを実行し上記列状態データを得る演
算手段と、憶された上記列状態データに基づく表示信号
を出力する表示信号出力手段とを具備したことを特徴と
する。
[発明の作用] この発明によれば、日付に対応する正確な列状態データ
が演算により得られるので、従来のアナログ時計のよう
に使用者が月相や月齢を初めに設定する必要がなくなり
、使用者は正確な列状態データを天体観測、野外活動、
狩猟および魚釣りに利用できる。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
外観構成 第1図は、この発明を適用した電子腕時計の外観を示す
正面図である。なお、この電子腕時計は後述する如く世
界の各部市の時刻を表示する世界時計機能を備えている
。同図において、lOは例えば液晶表示装置により構成
された表示部であり、腕時計ケース20内部に組み込ま
れている。腕時計ケース20には、表示部10を保護す
るために時計ガラス30が設けられている。また、腕時
計ケース20の左側面部には押釦スイッチS、、S2、
右側面部には押釦スイッチS3が夫々設けられている。
スイッチS、は、時刻表示モードでは世界の各部市にお
ける時刻表示を順次切換えると共に、時刻修正モードで
は修正する桁を更新するスイッチとして機能する。スイ
ッチS2は、時刻表示モードと時刻修正モードとを交互
に切換えるスイッチとして機能する。スイッチS3は時
刻表示モードと列状態データ表示モードとを交互に切換
えると共に、時刻修正モードでは選択された桁を修正す
るスイッチとして機能する。
表示構成 第2図は、前述した液晶表示装置により構成された表示
部10のセグメント構成を示す図である。
表示部工0は2つの表示部に分割されており、上半分は
ネガティブ表示の液晶表示装置により構成され、列状態
データとして月相を図形的に表示する図形表示部11で
あり、下半分はポジティブ表示の液晶表示装置により構
成され、時刻データや列状態データとして月齢データを
数値で表示する数値表示部12である。図形表示部11
には、新月、上弦1gI月、下弦等の9種類の月相を表
示するための月相表示体11a1〜11a9および日の
用7日の入り表示体11bl、  11b2が設けられ
、これら月相表示体11al〜11adのうち1つ或い
は日の出/日の入り表示体11bl、  11b2は黒
色の背景に対して白ヌキで表示される。数値表示部12
には時刻表示体12a、12bと、3桁の数値、文字等
を表示するドツトマトリクス表示体12cと、月齢(M
OON AGE)を示すシンボル表示体12dとが設け
られ、これらの表示体は白色の背景に対して黒色で表示
される。
回路構成 第3図は、上記電子腕時計の回路構成を示すブロック図
である。同図において、1は例えば32゜788kH2
のクロックパルスを発生する発振回路、2は発振回路1
から発生された上記クロックパルスを分周する分周回路
、3は上記クロックパルスに基づいて各種タイミング信
号を発生するタイミング信号発生回路である。分周回路
2の分周出力およびタイミング信号発生回路3から発生
されたタイミング信号は制御部(CPU)4に入力され
る。
制御部4はマイクロプロセッサを内蔵し、後述する各種
処理を実行すると共に回路全体の動作を制御するもので
、プログラムROM5、データROM6、キー人力部7
、RAM8、およびデコーダ・ドライバ9が接続されて
いる。
プログラムROM5は、制御部4が各種処理を実行する
ためのマイクロプログラムと、後述する月齢計算を実行
するための演算プログラムとを予め記憶したROMであ
る。
データROM6は、グリニッジ標準時(G M T)と
各部市との時差データ、各部市および日付に対応する日
の出/日の入りの時刻データ等の各種データを予め記憶
したROMである。
キー人力部7は、第1図に示したスイッチSl〜S3に
より構成され、スイッチ操作に応じたキー人力信号を制
御部4に出力する。
RAM8は各種データを記憶するもので、制御部4の制
御によりデータの書込みおよび読み出しが行なわれる。
RAM8のメモリ構成については第5図により後述する
デコーダ・ドライバ9は制御部4から出力される表示デ
ータに基づいて表示駆動信号を発生し表示部10に供給
するものである。
データROM6構成 第4図は、データROM6に記憶された時差データの構
成を示す図である。この時差データは、GMTとの時差
と、これに対応する都市名(略号)とを夫々記憶したも
のである。同図に示すように、例えばニューヨークの時
差はr−05(時間)」であり、都市名(略号)はrN
YcJである。
凡人且旦旦玉 第5図は、RAM8のメモリ構成を示す図である。同図
に示すように、RAM8は表示データを記憶する表示レ
ジスタX1都市を指定するための都市点を記憶する都市
レジスタ01月齢データを記憶する月齢レジスタY1年
月日を含む現在時刻データを記憶する現在時刻レジスタ
T1データの修正中を示す修正中フラグを記憶するフラ
グレジスタF。、月齢データの表示中を示す月齢表示フ
ラグを記憶するフラグレジスタFl、および演算用の多
数の演算レジスタZ。−Znとから構成される。
動  作 次に、第6図乃至第10図を参照して上記実施例の動作
を説明する。ここで、第6図はRAM8の月齢レジスタ
Yに記憶される月齢データ(0日〜29.5日)と、上
記月齢データに応じて選択される表示部10の月相表示
体11al〜11a9との関係を示したものである。ま
た、第7図は全体の動作を示すフローチャート、第8図
は第7図における月齢計算処理の動作を示すフローチャ
ート、第9図は第7図における表示処理の動作を示すフ
ローチャートである。そして、第10図はスイッチ操作
に伴う表示状態の変化を示す図である。
■ 時刻表示モード 通常、上記電子腕時計は時刻表示モードにおいて例えば
第10図Bに示すように、表示部10でrNYC8−2
8’10:58 50Jと表示し、ニューヨークの現在
時刻(1989年6月26日、午後10時58分50秒
)を示している。
この状態は時刻表示モードであり、即ちフラグレジスタ
F。、FIの内容が共に「0」である時にはレジスタC
に記憶された都市の時刻、即ちレジスタTの内容を表示
する。このとき、制御部4は第7図のフローチャートに
おけるステップA1ないしA3.A5の処理を繰返し実
行している。すなわち、タイミング信号発生回路3から
16H2の計時信号が出力されるまでは、制御部4はH
ALT(待ち)状態にあり、ステップA1に留まってい
る。
そして、上記計時信号が出力された場合はステップA1
で計時タイミングとなり、ステップA2に進む。ステッ
プA2において、制御部4は現在時刻レジスタTの内容
を更新する計時処理を実行し、ステップA3に進む。
ステップA3では上記計時処理により日付が更新されて
、日キャリーが有ったか否かが判断される。この場合、
日付はまだ更新されないのでN。
(図では単にNと記載する。以下同じ)と判断されステ
ップA5の表示処理に進む。
この表示処理の詳細は第9図に示すとおりである。まず
、ステップC1ではフラグレジスタFOの内容がrOJ
か否かが判断される。いま、フラグレジスタF。の内容
は「0」なのでYESとなり(以下図面では単にYと示
す。)ステップC2に進む。ステップC2においては、
フラグレジスタF、の内容が「0」か否かが判断される
。フラグレジスタF1の内容も「0」のためYESと判
断されステップC3に進む。ステップC3では、都市レ
ジスタCの内容「7」に基づいてデータROM6から都
市名rNYcJが読み出されて表示レジスタXに記憶さ
れると共に、現在時刻レジスタTの日付データおよび時
刻データが読み出されて表示レジスタXに記憶される。
また、月齢レジスタYの内容例えばr22.4Jに基づ
き、月相表示体11a7を選択する表示データが表示レ
ジスタXに記憶される。そして、表示レジスタXの内容
に基づく表示データがデコーダ・ドライバ9に送出され
、このデコーダ・ドライバ9から表示信号が出力されて
表示部10で表示される。すなわち、数値表示部12で
は都市名rNYCJがドツトマトリクス表示体12cで
表示され、現在時刻rP10:58 50Jが時刻表示
体12aにより表示され、現在日付r6−28Jが時刻
表示体12bにより表示される。また、図形表示部11
では、月齢r22.4Jに対応する月相(下弦の月)が
月相表示体1fa7により表示される。このステップC
3の実行後は第9図の処理を終了し、第7図のステップ
A1に戻る。
■ 日付が更新されたとき 時刻表示モードにおいて、上記ステップA2の計時処理
により日付が更新され、ステップA3で「日キャリー有
」と判断されると、ステップA4の月齢計算処理が実行
される。
この月齢計算処理の詳細は第8図に示すとおりである。
尚、この実施例では表示された都市の正午時刻における
月齢および月相を表示するものである。そのために、ま
ずステップB1では現在時刻レジスタTの内容に基づい
て、その日の正午の時刻を求め更に、グリニッジ時刻(
グリニッジにおける現在時刻)に換算し演算用レジスタ
2゜に記憶する処理を行なう。例えば、東京が1989
年9月9日の場合では正午の時刻は1989年949日
午後12時OO分であり、東京の時差はグリニッジ標準
時(GMT)に対して+9時間なので、グリニッジ時刻
は1989年949日午前3時00分となる。
次のステップB2においては、演算用レジスタZoに記
憶されたグリニッジ時刻により変数tを算出し演算用レ
ジスタZ1に記憶する。この変数tは次の式により求め
られる。
1=(百M 2000年1月!りまでの基準日数−現在
日付までの基準日数)÷100年間の日数(38525
日)ここで、基準日数とは基準日(例えば1900年1
月1日)を起算日として計数した日数をいう。
続くステップB3では、月の視黄経Aを算出して演算用
レジスタZ2に記憶する。月の視黄経ACdeglは次
の式により求められる。
月の視黄経A = 4812G7.9X t + 21
8.3+ [i、3X cos (45+ 47720
0X t )+ 1.3X cos (ll+ 413
300X t )このステップB3の実行後はステップ
B4が実行される。
ステップB4においては、太陽の視黄経Bを算出して演
算用レジスタZ3に記憶する。太陽の視黄経B  [d
eglは次の式により求められる。
太陽の視黄経B = 31EOO0,8X t + 2
80.5+ 1.9X cos (268+3GOOO
X t)次に、ステップB5では月と太陽の離角θを算
出して演算用レジスタZ4に記憶する。月と太陽の離角
θ [degコは次の式により求められる。
離角θ=月の視黄経A−太陽の視黄経B=Z2  Z3 すなわち、演算用レジスタZ2の内容から演算用レジス
タZ3の内容を減算した演算結果を演算用レジスタZ4
に記憶するものである。
続いてステップB6において、上記演算用レジスタZ4
に記憶された離角データから月齢データを算出して月齢
レジスタYに記憶する。月齢は次の式により求められる
月齢=平均的朔望月周期X(j!1角θ÷360)=2
9.53X (Z4÷360) しかして、ステップB6の実行後は第8図の月齢計算処
理を終了し、第7図のステップA5(すなわち、第9図
に示す表示処理)に進む。
第9図に示す表示処理では上述と同様に、Fo。
F、=OなのでステップC1,C2では夫々YESと判
断されてステップC3に進む。ステップC3では上記ス
テップA4の月齢計算処理により計算された月齢に対応
する月相表示体11a!〜11a3が選択され表示部1
00図形表示部11で表示される。このステップC3の
実行後は、第9図の表示処理を終了し、ステップA1に
戻る。
■ スイッチS1を操作したとき 次に、第10図Bに示す時刻表示モードにおいてスイッ
チS1を操作すると、第7図のステップA1でキー有り
と判断されステップA6に進む。
ステップA6ではスイッチS!が操作されたか否かが判
断される。この場合、YESと判断されてステップA7
に進む。ステップA7において、フラグレジスタF0の
内容が「0」か否かが判断される。いま、rFo=o」
であるからYESとなり、ステップA8が実行される。
ステップA8ではフラグレジスタFtの内容がrOJか
否かが判断される。いま、rat =OJであるからY
ESとなり、ステップA9が実行される。ステップA9
により、都市レジスタCの内容が+1される。
例えば都市レジスタCの内容が「7」であった場合には
+1されて「8」となり、ステップA1゜が実行される
。ステップA10では現在時刻レジスタTの内容が「+
1時間」される。このステラ7’A 10の実行後は上
記ステップA1に戻る。これにより、都市レジスタCが
+1され、現在時刻レジスタTの内容が「+1時間」さ
れたので、ステップA5の表示処理では第10図Cに示
すように、カラカス(CARACAS)の時刻が表示部
10で表示される。
なお、上記ステップA7でNo (rF、= IJ)と
判断された場合は、修正モードなのでステップAllに
より修正される桁が更新される。
■ スイッチS2を操作したとき 次に、時刻表示モードにおいてスイッチS2を操作する
と、第7図のステップA1でキー有りと判断されステッ
プA6に進む。ステップA6ではスイッチS2が操作さ
れたので、NOと判断されてステップA12が実行され
る。ステップA12において、スイッチS2が操作され
たか否かが判断される。この場合、YESと判断されて
ステップA13に進む。ステップA13では、フラグレ
ジスタFIの内容がrOJか否かが判断される。
いま、rFt =OJであるからYESとなり、ステッ
プA14が実行される。なお、上記ステップA13でN
Oと判断された場合はスイッチS2の操作は無効となり
、ステップA1に戻る。
ステップAI4ではフラグレジスタF。の内容が「0」
か否かが判断される。いま、「Fo=o」であるからY
ESとなり、ステップA15が実行される。ステップA
15により、フラグレジスタFoに「1」が書込まれる
。次のステップAleでは時刻表示体12aの秒桁が点
滅して修正可能状態となる。ステップA1Bの実行後は
ステップA1に戻る。これにより、ステップA5の表示
処理を実行したとき第9図のステップc1でNo1すな
わち「Fo=1」と判断され、ステップc5が実行され
る。ステップC5においては、年月日時分秒の計時デー
タが表示レジスタに記憶されて表示部10に表示される
と共に、修正桁がフラッシング表示される。ステップC
5の実行後は第9図の処理を終了し、第7図のステップ
A1に戻る。
なお、上記ステップA14でNOlすなわち「Fo=1
」と判断された場合は、ステップA17に進んでフラグ
レジスタF。に「0」が書込まれる。この結果、時刻修
正モードから時刻表示モードに変更される。ステップA
17の実行後はステップA4に進み、上述と同様に月齢
計算処理が実行され修正された日付データに応じて新た
な月齢データが得られ、月相表示がなされる。
■ スイッチS3を操作したとき 次に、第10図Bに示す時刻表示モードを月状態データ
表示モードに変更したい場合は、スイッチS3を操作す
る。この操作により、第7図のステップA1でキー有り
と、判断されステップ八〇に進む。以下上述と同様に、
ステップAEt、 A12で夫々NOと判断されてステ
ップA18に進む。
ステップA1gにおいて、フラグレジスタF0の内容が
「1」か否かが判断される。いま、Fo=「O」である
からNOとなり、ステップA20が実行される。なお、
上記ステップA1gでYESと判断された場合は時刻修
正モードなのでステップA19により修正桁の修正が実
行される。
ステップA20では、フラグレジスタF1の内容が「0
」か否かが判断される。いま、「F、=0」であるから
YESとなり、ステップA21が実行される。ステップ
A21により、フラグレジスタF、に「1」が書込まれ
、月データ表示モードが設定されてステップA1に戻る
。これにより、ステップA5の表示処理を実行したとき
、第9図のステップC2でNoと判断されてステップC
4が実行される。ステップC4においては、都市レジス
タCに記憶された都市にニューヨーク)における日の出
時刻r5:25amJおよび日の入り時刻r8:35p
mJがデータROM8から読み出され表示レジスタXに
書込まれる。また、月齢レジスタYの内容r22.4J
が表示レジスタXに記憶されると共に、日の出/日の入
りマークを表示させるデータが表示レジスタXに記憶さ
れる。
また、月齢レジスタYの内容r22.4Jに基づき、月
相表示体11a7を選択する表示データが表示レジスタ
Xに記憶される。そして、表示レジスタXの内容に基づ
く表示データがデコーダ0ドライバ9に送出され、デコ
ーダ・ドライバ9は表示部10に表示駆動信号を出力す
る。
この結果、第10図(D)に示すように、数値表示部1
2ではニューヨークにおける日の出時刻r6:25am
Jが時刻表示体12bにより表示され、日の入り時刻r
8:35pmJが時刻表示体12aにより表示され、お
よび月齢r22.4Jがドツトマトリクス表示体12c
により数値表示される。また、図形表示部11では月齢
に対応する月相(下弦の月)が月相表示体11a7で表
示されると共に、日の出/日の入り表示体tibi、1
1b2が表示される。ステップC4の実行後は第9図の
処理を終了し、第7図のステップA1に戻る。
なお、上記ステップA20でNOlすなわちrFt=l
+と判断された場合は、ステップA22に進んでフラグ
レジスタF1に「0」が書込まれる。この結果、月デー
タ表示モードから時刻表示モードに変更される。ステッ
プA22からはステップA1に戻る。
C他の実施例コ 第11図は本発明の他の実施例による表示状態の変化を
示す図である。この実施例は、この発明を世界時計機能
を有しない電子腕時計に適用した例を示している。従っ
て、回路構成は第3図と同様に構成されているが、RO
M8には第4図で示した都市名とGMTとの時差とが記
憶されていない点、時刻表示モードにおいてスイッチS
、を操作しても都市データを変えたり現在時刻レジスタ
Tに+1時間したりする処理は行なわない点および時刻
設定モードにおいてGMTとの時差データが設定され、
この設定された時差データはRAM8のレジスタCに記
憶され、このレジスタCに記憶された時差データが第8
図のステップB1におけるグリニッジ時刻への換算処理
において用いられる点が異なるものである。
しかして、第11図Aは時刻表示モードの表示状態を示
し、第11図BはスイッチS3の操作による月杖態デー
タ表示モードの表示状態を示している。また、第11図
CはスイッチS2の操作で時刻修正モードに入った時の
状態を示し、この時にはまず最初に秒が指定され、以後
、分1時2月。
日と修正対象が変化した後、第11図りに示す如く時刻
修正モードで年データが秒に変わって表示され修正可能
となる。そして、その次にスイッチSIが操作されると
第11図Eに示す如<GMTの文字およびレジスタCの
時差データ、例えば「−4」が表示され設定変更が可能
となる。
この場合、第11図Eの時刻はカラカスの時刻、もしく
はニューヨークの夏時間(サマータイム)として設定さ
れた時刻を示しGMTとの時差が「−4」になっている
なお、上記実施例では月齢データと月相データの両方を
表示するようにしたが、これに限らず、月齢または月相
のいずれか一方のデータを表示するものでもよい。また
、上記月齢計算の演算プログラムでは、最初に指定され
た都市の正午時刻を求め、これをGMT時刻に換算して
から演算したが、これに限らず日付による演算を実行し
てから正午の補正を行ってもよい。さらに、正午の補正
を行なわず現時刻をそのまま或いは1時間のキャリーが
発生される毎にGMT時刻に換算して演算すればさらに
細かなデータを得ることが可能である。
また、上記実施例ではこの発明を電子腕時計に適用した
例を示したが、これに限らず、現在時刻の計時機能を存
しないものであっても、年月日データ、゛都市データ、
またはGMTとの時差データをキー人力し、これに基づ
いて月齢1月相等の月状態表示データを演算して表示す
るようにすることも出来、それ故キーボード付の計算機
、電子手緩等、その他の機器に組込むことが出来る。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明によれば、日付に対応す
る正確な月状態データが演算により得られるので、従来
のアナログ時計のように使用者が月相や月齢を初めに設
定する必要がなくなり、使用者は正確な月状態データを
天体観測、野外活動、狩猟および魚釣りに利用できる。
また、実施例ではいずれの都市であっても現在時刻をG
MT時刻に換算して月齢演算を実行しているので、演算
プログラムが簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図はこの発明の一実施例を示すもの
で、第1図は外観構成を示す正面図、第2図は表示部l
Oの構成を示す図、第3図は回路フローチャート、第1
0図は表示状態の変化を示す図、第11図は他の実施例
における表示状態の変化を示す図である。 1・・・発振回路、2・・・分周回路、3・・・タイミ
ング信号発生回路、4・・・制御部、5・・・プログラ
ムROM、6・・・データROM17・・・キー人力部
、8・・・RAM、9・・・デコーダ・ドライバ、10
・・・表示部、11・・・図形表示部、1lal〜11
a9・・・月相表示体、1 lb!、  11b2・・
・日の出/日の入り表示体、12・・・数値表示部、1
2 al  l 2 b・・・時刻表示体、12c・・
・ドツトマトリクス表示体、12d・・・シンボル表示
体、20・・・腕時計ケース、30・・・時計ガラス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも年月日の日付データを記憶する日付データ記
    憶手段と、この日付データ記憶手段に記憶された上記日
    付データに対応する月状態データを算出する演算プログ
    ラムを記憶したプログラム記憶手段と、このプログラム
    記憶手段に記憶された演算プログラムを実行し上記月状
    態データを得る演算手段と、この演算手段により得られ
    た上記月状態データを記憶する月データ記憶手段と、こ
    の月データ記憶手段に記憶された上記月状態データに基
    づく表示信号を出力する表示信号出力手段とを具備した
    ことを特徴とする月データ演算装置。
JP1135095A 1989-05-29 1989-05-29 月データ演算装置 Pending JPH02311788A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1135095A JPH02311788A (ja) 1989-05-29 1989-05-29 月データ演算装置
US07/879,153 US5208790A (en) 1989-05-29 1992-04-30 Astronomical data indicating device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5245590A (en) * 1992-07-10 1993-09-14 Galison William A Display of changing moon on watch face
WO1998047051A1 (de) * 1997-04-14 1998-10-22 Idt-Lcd Holdings (Bvi) Limited Chronometer

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