JP2002323575A - 十進法に基づく時間関連情報のアナログディスプレイを備えた計時器 - Google Patents

十進法に基づく時間関連情報のアナログディスプレイを備えた計時器

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JP2002323575A JP2002047478A JP2002047478A JP2002323575A JP 2002323575 A JP2002323575 A JP 2002323575A JP 2002047478 A JP2002047478 A JP 2002047478A JP 2002047478 A JP2002047478 A JP 2002047478A JP 2002323575 A JP2002323575 A JP 2002323575A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読みやすい十進表示の時計を提案する。 【解決手段】 ダイヤル(5)と、計時器の作動機構に
よって駆動される時間(4a)、分(4b)インジケー
タ部材とを含む第1アナログディスプレイ手段を用いて
従来の第1時間情報を読み取り、1日の千分の1に時間
が分割されるような十進法に基づく第2時間情報を同時
に読み取ることができるようにする第2アナログディス
プレイ手段を含む計時器が開示される。上記第2アナロ
グディスプレイ手段は、上記ダイヤルと上記分インジケ
ータ部材と、さらに、1日の千分の1で表される正規時
間の少なくとも近似十進法値(71;81;91;10
1;111)を示す補足的アナログディスプレイ手段
(4a、7;4a、7*;4a、8;4c、9;4c、
*;4c、10;11、12)とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時間および分インジケ
ータ部材を用いて従来の第1時間関連情報を読み取ると
ともに、少なくとも1日を千分の1に分割した時間で表
されるような十進法に基づく第2時間関連情報を同時に
読み取ることができるようにするアナログディスプレイ
計時器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、時間を計測する代替システムが提
案されるようになった。このシステムにおいては、1日
は、従来行われていたように時間、分、秒に分割される
ことはなく、通例「ビート」という名称で呼ばれる1日
の千分の1の単位に分割される。その長さは86.4秒
に相当する。したがって24時間は、値「000」から
「999」の間に展開される時間である、1,000個
の1日の千分の1または「ビート」に分割される。この
時間計測用代替システムは、特にインターネットを行う
人々が使用することや、空間帯および時間帯という概念
を不要にすることを意図するものである。この時間測定
システムはまた、従来の時間情報とは明瞭に区別される
ことも意図されている。
【0003】本発明の概括的な目的は、従来の時間関連
情報(たとえば現地時間など)をディスプレイする一対
の時間および分インジケータ要素を従来の通りに含むと
ともに、さらに前述の十進法に基づく時間関連情報を同
時に読み取ることができるようにするアナログディスプ
レイ計時器を提案することである。
【0004】より詳細には、従来のアナログディスプレ
イ計時器に関して変更が少ししか必要ないような計時器
を提案することが望ましい。
【0005】従来の時間関連情報をディスプレイするた
めの一対の時針と分針と、前述の十進法に基づく第2時
間情報用のディスプレイ手段とを含むアナログディスプ
レイ計時器は、スイス特許第690 254号からすで
に公知である。この文献によると、十進法による時間情
報は、単一の追加針(好ましくは24時間に1回転する
針)を用いて読み取られ、上記追加針は、たとえば計時
器に取り付けられた外側ベゼル上に配置される1日の千
分の1の目盛りと向かい合って回転する。上記外側ベゼ
ルは、ユーザが位置する時間帯の関数として十進法によ
る時間情報を調節できるように、回転可能な状態で取り
付けられることが好ましい。
【0006】外側ベゼルに付け加えられる1日の千分の
1の目盛りを除けば、スイス特許第690 254号に
おいて開示される計時器は、スイス特許第451 82
7号に開示されるユニバーサル計時器などといった従来
のユニバーサル計時器に関して、いかなる変更も特に必
要としない。事実この文献は、時針と分針を含むととも
に、24時間帯のマークを有する外側回転ベゼルに向か
い合って回転する24時間針をさらに含むユニバーサル
・アナログディスプレイ計時器を開示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】スイス特許第690
254号の計時器は、特に腕時計に適用した場合、ユー
ザが十進法に基づく時間を正確に読み取ることができな
いという主要な欠点を有する。実際のところ腕時計のサ
イズが小さい場合、ベゼル(または計時器のダイヤル)
に読み取れるように数多くの目盛りを付け加えることは
現実的に不可能である。スイス文献第690 254号
の図2および3から分かるように、目盛り記号はせいぜ
い1日の千分の5ごと、すなわち432秒に相当する時
間間隔をおいて付される、つまり7分より少し多い時間
間隔をおいて付される。面積を考慮すると、これよりも
多い数の目盛り記号(この場合200個よりも多い記
号)を付けることは、現実的に考えられない。この解決
策においては時間の読み取りはでたらめとなり、結果的
に数十分という読み取りエラーが発生する可能性があ
る。
【0008】したがって、たとえば会議または出来事の
発生を確定するという目的のために参照時間として使用
することができるように十進法による時間情報を十分正
確に読み取れるようにするような、より適切な解決策を
見つけなければならない。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的に答えるため、
本発明は、独立クレーム1に列挙される特徴を有するア
ナログディスプレイ計時器に関する。本発明の有利な実
施態様は従属クレームの主題を形成する。
【0010】本発明によると十進法に基づく時間情報
は、分インジケータ部材と、1日の千分の1で表される
正規の時間(1時、2時、・・・23時、24時)の少
なくとも近似十進法値を表示する、つまり少なくとも1
日の千分の41または42(1時間はおよそ1日千分の
41.7に相当する)ずつ表示する補足的アナログディ
スプレイ手段とを組み合わせて使用することによって得
られる。本発明によると、分インジケータ部材は、一方
で従来通りの分を表示する一方、補足的アナログディス
プレイ手段によって表示される近似十進法値に加算され
る対応する十進法値を表示する。正規の時間に近い(概
算の誤差は決して1日の千分の1を越えることはない)
にもかかわらず、分インジケータ部材および追加ディス
プレイ部材は、ユーザが特に会議を確定する目的のため
上記十進法による時間情報をたよりとすることができる
だけの十分に正確な時間情報をユーザに提供する。
【0011】近似十進法値は、ユーザが位置する時間帯
の関数として十進法による時間情報を訂正できるように
するため、時間および分インジケータ部材から独立し
て、回転で調節可能なディスプレイ部材によって保持さ
れることが好ましい。
【0012】本発明においては、概して2つの好ましい
実施態様の原理を区別することができる。第1の実施態
様原理によると、十進法による時間情報は、従来の時間
情報を読み取るために用いられる分および時間インジケ
ータ部材によって表示される。そして補足的アナログデ
ィスプレイ手段は、少なくとも正規時間の近似十進法値
の表示が示される、回転で調節可能な追加ディスプレイ
部材をたよりとする(図1から3および8を参照するこ
と)。
【0013】本発明による第2の実施態様原理による
と、十進法による時間情報は、分インジケータ部材と、
時間インジケータ部材とは異なる作動機構によって駆動
される別の追加部材とによって表示される。この第2原
理の2つの代替的実施態様について説明する。1つの実
施態様は、上記作動機構によって駆動される追加インジ
ケータ部材を使用することから構成され、このインジケ
ータ部材は好ましくは回転で調節可能な、かつ少なくと
も正規時間の近似十進法値が示されるようなディスプレ
イ部材と連結されている(図4から6を参照するこ
と)。もう1つの代替的実施態様は、上記作動機構を介
して、近似十進法値の表示が示されるディスプレイ部材
を直接駆動することから構成され、このインジケータ部
材は、この場合は計時器に付け加えられる固定された目
盛りに置き換えられる(図7を参照すること)。
【0014】前述した2つの実施態様原理においては、
特に共通する特徴として、分インジケータ部材と補足的
アナログディスプレイ手段とが、ともに前述の十進法に
基づく時間情報を正確に読み取れるようにしている。
【0015】本発明のその他の特徴および利点は、非限
定的な例として与えられる付属の図面を参照しながら以
下の詳細な説明を読み取ることによって、より明瞭にな
るであろう。
【0016】
【発明の好適な実施態様】図1は、本発明による計時器
の第1の実施形態を示す。この例において計時器は、総
合的に参照番号1によって表されるアナログディスプレ
イ腕時計の形をとる。この腕時計1は、特に、および一
般的に、(図示されない)作動機構を封入するケース中
間部2と、ベゼル2aと、クリスタル3と、第1アナロ
グディスプレイ手段と、時間設定竜頭6とを含む。第1
アナログディスプレイ手段はダイヤル5と作動機構によ
って駆動される第1および第2時間および分インジケー
タ部材4a、4b(ここでは一対の一対の時針と分針)
とを含む。図示される計時器において使用される作動機
構は従来の12時間作動機構である。すなわち時間イン
ジケータ部材4aは12時間で1回転を完了する。ただ
し、本発明は上記インジケータ部材が24時間で1回転
を完了するような24時間作動機構を含む計時器にも適
用可能であるということは理解されるであろう。
【0017】本発明によると、計時器はさらに、時間が
少なくとも1日の千分の1に分割されるような十進法に
基づく時間情報を同時に読み取ることができるようにす
る第2アナログディスプレイ手段を含む。先に述べたよ
うに、この十進法によると、時間は「000」から「9
99」の間で変化する3桁の数字で形成される。「00
0」は、グリニッジ平均時の略語GMTとの類推により
以下BMT(Biel平均時)と称される、スイスの町
Bienneを通過する経線上の冬時間における真夜中
に相当する。
【0018】本発明によると第2アナログディスプレイ
手段は、特にダイヤル5と分インジケータ部材4bを第
1アナログディスプレイ手段と共有する。この分インジ
ケータ部材4bは、十進法による時間情報が形成される
ようにする第2ディスプレイ手段の残りの部分を形成す
る補足的アナログディスプレイ手段とともに使用され
る。
【0019】前述したように、特に上記第1実施形態に
よって説明される本発明による第1の実施形態の原理に
よると、補足的アナログディスプレイ手段は時間インジ
ケータ部材4aと、参照番号7で示される回転で調整可
能な追加ディスプレイ手段とを含む。上記追加ディスプ
レイ手段は、この例においてはインジケータ部材4a、
4bと同心に取り付けられる日付ディスクに類似するイ
ンジケータディスクによって形成される。しかし日付デ
ィスクとは異なり、このディスプレイ部材7は作動機構
によって回転中に駆動されることはなく、異なる数の角
度セクターに再分割されている。ディスプレイ部材7の
角度位置は、時間設定竜頭6を用いて簡単に調整され
る。回転によるこの調節を可能にするために用いられる
機構は、日付を訂正できるようにする従来の機構と同様
のものであり、当該技術分野における技術者には公知の
ものであるため、ここでは説明しない。本実施形態にお
いては、補足的アナログディスプレイはこのディスク7
とインジケータ部材4bとによって構成されている。
【0020】ダイヤル5は一般に、通常周縁部全体に配
置されて時間および分の表示を行うような複数のマーク
を有する。これらの表示にさらに本ダイヤルは、60分
の全期間にわたって対応する十進法値51も有する。1
日の千分の1で表すと、60分はおよそ千分の41.7
に相当する。したがってこの例においては、上記ダイヤ
ルには、分目盛りに向き合う「0」から「41」まで1
日の千分の1ごとの目盛りが付けられている。
【0021】ディスプレイ部材7は通常、正規の時間に
対応する第1および第2近似十進法値71を各々有する
12の角度セクターに再分割される。したがってBMT
の真夜中は十進法値「000」で表され、BMTの1時
は近似十進法値「042」、2時は近似十進法値「08
3」など、BMTの23時である近似十進法値の「95
8」まで表されている。この例において時間インジケー
タ部材4aは十進法による時間情報を導き出すために使
用されている。この時間インジケータ部材4aはこの例
においては12時間ごとに1回転すると仮定すると、デ
ィスプレイ部材7は各角度セクターにおいて、互いに1
2時間ずつ離れた、すなわち1日の千分の500離れた
一対の十進法値を有する。
【0022】図1で説明される例においては、ディスプ
レイ部材7はBiel経線を含む時間帯に対して調節さ
れる。すなわち十進法値対「000−500」は、正午
に位置付けられる。ニューヨーク(Bielの町に関し
て−6時間)に位置するユーザは、十進法値対「000
−500」が6時に位置を定めるようにディスプレイ部
材7を配置しなければならない。モスクワ(Bielの
町に関して+2時間)に位置するユーザは、十進法値対
「000−500」が2時に位置を定めるようにディス
プレイ部材7を配置しなければならない。
【0023】この第1の実施形態の原理によると、前述
の十進法に基づく時間情報は、分インジケータ部材4b
と時間インジケータ部材4aとによってそれぞれ表示さ
れる十進法値を加算することによって形成される。この
例では、表示されている時間は(午後)12時47分で
ある。したがって分インジケータ部材4bによってダイ
ヤル5上に表示される十進法値は、1日の千分の32よ
りも少し上の値であり、時間インジケータ部材4aによ
ってディスプレイ部材7上に表示される近似十進法値は
「500」である。足し算することによって得られる合
計十進法値はおよそ1日の千分の532であり、これは
BMT12時47分の1日の千分の1で表される均等値
に相当する。
【0024】図2は、図1における第1実施形態の変形
例を構成する本発明の第2の実施形態を示す。図2にお
いては、ここでは参照番号7* で示されるディスプレイ
部材上の近似十進法値71の表示の角度的配置が異なっ
ている。図1において説明された例と比較すると、近似
十進法値71は15°の角度で右側にオフセットされて
おり、これにより時間インジケータ部材4aが常に決め
られたセクター、ここでは十進法値対「000−50
0」を含む角度セクターを指す。
【0025】図1および2の実施形態において使用され
るインジケータディスクは、図3に示されるように、た
とえば回転外側ベゼルなどといった回転で調節可能なそ
の他のあらゆるインジケータ部材と置き換えることがで
きるということは、述べておかなければならない。
【0026】また、図1および2の第1および第2実施
形態において説明されるディスプレイ部材7、7* の再
分割は、何にせよ限定されてはいないということも、述
べておかなければならない。実際のところ上記ディスプ
レイ部材は、2×12個、3×12個、4×12個、ま
たはそれ以上の角度セクターのうちいずれかの個数に再
分割可能である。すなわち、上記ディスプレイ部材上に
表示される種々の近似十進法値間において30、20、
または15分という時間間隔で再分割が可能である。3
0分または15分ごとに再分割を行うと、都合よく、時
差が1時間の整数倍ではないような時間帯が存在するこ
とを考慮に入れることができるようになるということ
を、特に述べておく。
【0027】概してディスプレイ部材(それぞれ図1お
よび2における7、7* )は、N×12の規則正しい角
度セクターに再分割することが可能である。ここでNは
整数であり、近似十進法値は、60/N分に相当する時
間間隔を有する上記ディスプレイ部材の各角度セクター
において、上昇順に時計回りの方向に連続して表示され
る。ダイヤル5は、同様にN個の等しい角度セクターに
再分割される。このセクターは、各角度セクターに対す
る60/N分という長さの分の数に対応する十進法値を
各々表示する。
【0028】計時器の代表的な寸法および制約を考慮す
ると、ダイヤル上およびディスプレイ部材上のマークの
読みやすさという点から、再分割することのできる数は
限られる。したがって48(N=4)または96(N=
5)という数が、ディスプレイ部材上の再分割数として
考えられ得る最大の数となる。
【0029】図3は、図1および2の実施形態に用いら
れた原理と同様の実施形態の原理に基づく本発明の第3
の実施形態を示す。相違点の1つは、図1および2にお
いてインジケータディスクの形をとる、回転で調節可能
なディスプレイ部材が、この例においては総体的に参照
番号8で示される回転外側ベゼルによって形成されると
いうことである。別の相違点は、この回転ベゼル8が2
×12=24の規則正しい角度セクター(N=2)に再
分割されているということ、および参照番号81が付さ
れる近似十進法値が、およそ60/2=30分に相当す
る時間間隔を有する各角度セクター内に、つまり1日の
千分の20または21ごとに、連続して表示されるとい
うことである。したがって表示される近似十進法値は、
時計回りの方向に連続して「000」、「021」、
「042」、「063」、・・・、「938」、「95
8」、「979」となる。このことからダイヤル5も、
各々「0」から「20」までの目盛りを含む2つの角度
セクターに再分割される。このうち参照番号51aが付
された方は、時計回りの方向に12時から6時まで延び
ており、参照番号51bが付されたもう一方のセクター
は、6時から12時まで延びている。
【0030】図示された実施形態の場合、時間および分
インジケータ部材4aおよび4bは、ほぼ十進法値「5
21」および「11」を、つまり足し算すると1日の千
分の532をそれぞれ表示する。
【0031】図1から3の実施形態の範囲内において
は、ディスプレイ部材(図における7、7* または8)
上にマークが付けられた2つの近似十進法値のうちどち
らであるかを所定の時点において考慮するために識別す
るAM/PMインジケータ機構を追加することは、有用
であると思われる。図1から3の実施形態においては、
補足的ディスプレイ部材上にマークが付けられた第1お
よび第2近似十進法値は、外側と内側という2つの別々
の円上に配列されるということを述べておく。上記内側
の円上にマークが付けられた近似十進法値は、Biel
経線において午前(AM)に対応し、外側の円上にマー
クが付けられた十進法値は、Biel経線において午後
(PM)に対応する。したがって、所定の時点において
考慮しなければならない上記2つの十進法値のうちいず
れをかを識別するため、Biel用に設定された、当該
技術分野における技術者にとっては公知のAM/PMイ
ンジケータ機構を使用することができると思われる。こ
のような機構はたとえば、AM/PMの再分割(または
この代わりに0/+500)と向かい合って24時間に
つき1回転の割合で回転を行うインジケータ部材を含む
ことが可能である。
【0032】すでに述べたように、以前に説明した原理
を24時間作動機構に、すなわち時間インジケータ部材
が24時間に1回転を完了するような作動機構にも当て
はめることができるということは、理解されると思われ
る。この場合にはもはや、角度セクター内にマークが付
けられた2つの十進法値のうち、いずれかを所定の時点
において考慮に入れなければならないAM/PMインジ
ケータ機構を追加して用いる必要はなく、回転可能な状
態で調節できるディスプレイ部材の各角度セクターは、
実際のところ、マークが付けられた十進法値を1つしか
含まない。
【0033】計時器には、回転可能な状態で調節できる
ディスプレイ部材上に表示される第1および第2近似十
進法値が、12時間ごとに交互に遮蔽されるようにする
機構を追加できれば都合がよい。図8は、図1において
説明された第1実施形態に適用される、このような機構
の説明図である。図1を参照してすでに呈示されている
要素(図8において同じ参照番号によって表される)に
加え、計時器は、正規時間の近似十進法値71の表示を
有するディスプレイ部材7上に重ね合わされるディスク
75を含む。ディスク75の一部は、ディスプレイ部材
7が見えるようにするため、図示されていない。
【0034】このディスク75には、(ここでは12個
の)連続する第1開口76が設けられており、この第1
開口を通して、ディスプレイ部材7の種々の角度セクタ
ー内に表示される、ディスク75の所定の角度位置に対
する第1近似十進法値(ここでは「000」から「45
8」までの値)をみることができる。ディスク75に
は、上記第1連続開口76に関して(この例においては
15°という)角度をもってオフセットされる(これも
また12個の)連続する第2開口77が設けられてい
る。この第2開口を通して、ディスプレイ部材7の角度
セクター内に表示される第2近似十進法値(ここでは
「500」から「958」までの値)が、ディスク75
の所定の角度位置で現れる。図8の例においては、第2
連続開口77によって第2十進法値「500」から「9
58」までが見えるようになされるが、第1連続開口7
6は近似十進法値71の表示に関してオフセットされ
る。ディスク75はこのようにして第1近似十進法値
「000」から「458」までを遮蔽する。
【0035】ディスク75は、12時間ごとに1つの角
度ステップ分の回転を行うように駆動される。この回転
により、第1連続開口76および第2連続開口77は、
それぞれ第1および第2近似十進法値71上に交互に導
かれる。この例においては、ディスク75の回転は12
日間で完了される、すなわちそれぞれ15°の24個の
角度ステップをもって完了される。このように、ディス
ク75によって、回転可能な状態で調節できるディスプ
レイ部材7上に表示される第1または第2近似十進法値
71が12時間ごとに交互に遮蔽されるようになる、と
いうことが理解されると思われる。このことから12時
間後、すなわち0時47分の時点においては、ディスク
75は角度にして15°分オフセットされ、近似十進法
値「000」から「458」までのみが現れるようにな
る。したがって足し算によって得られる十進法による時
間情報は、千分の32日に等しい。
【0036】本発明の第2の実施形態の原理について図
4から7を参照しながら以下に説明するが、この第2実
施形態によると、補足的アナログディスプレイ手段は、
時間インジケータ部材4aではなく作動機構によって駆
動される追加部材によって表示される。
【0037】したがって図4は、上記第2の実施形態の
原理に答える本発明の第4の実施形態を示す。図4にお
いて説明される計時器は、すでに先に述べたことに従っ
て、ケース中間部2、クリスタル3、時間および分イン
ジケータ部材4a、4b、ダイヤル5、および時間設定
竜頭6を含む。この計時器はさらに、24時間に1回転
する作動機構によって駆動される追加インジケータ部材
4c(ここでは針の形をとる)と、ダイヤル5の下に時
間および分インジケータ部材4aおよび4bと同心に取
り付けられる追加ディスプレイ部材9とを含む。この追
加ディスプレイ部材9は、参照番号91が付されたマー
クを有しており、このマークは、1日の千分の1で表さ
れる正規の時間の近似十進法値である。上記マーク91
は、この例においては24個の、ダイヤル5内に配置さ
れる複数の孔5aを通して見ることができる。
【0038】概してこの第2の実施形態の原理による
と、十進法値表示を有するディスプレイ部材は、N×2
4の規則正しい角度セクターに再分割可能である。ここ
でNは以前と同様に整数であり、近似十進法値は、60
/N分に相当する時間間隔を有するインジケータ部材の
各角度セクターにおいて、上昇順に時計方向に連続して
表示される。ダイヤル5は、同様にN個の等しい角度セ
クターに再分割され、このセクターは、各角度セクター
に対する60/N分という長さの分の数に対応する十進
法値を各々表示する。
【0039】図4において説明される実施形態におい
て、Nは1に相当し、したがって近似十進法値のマーク
を有するディスプレイ部材9は、24の等しい角度セク
ターに再分割される。ダイヤル5は、60分という総計
時間全体について対応する十進法値51、つまり千分の
「0」から「41」日までを有する1つのセクターのみ
を含む。
【0040】先に述べた方法と同様に、十進法による時
間情報は、一方で追加ディスプレイ部材9およびインジ
ケータ部材4cによって表示され、他方で分インジケー
タ部材4bおよびダイヤル5によって表示される十進法
値を加算することによって形成される。もう一度言う
と、上記十進法値はこの例においては「500」および
「32」、つまり足し算すると千分の532日である。
【0041】近似十進法値91を有するディスプレイ部
材9が回転で調節可能であると仮定すると、追加インジ
ケータ部材4cは分および時間インジケータ部材から独
立して調節可能である必要はないということが理解され
よう。しかし回転で調節可能なディスプレイ手段を使用
せず、近似十進法値のマークを直接ダイヤル上に(また
は計時器のベゼル上に)作るようにしてもまったく問題
はない。この場合、追加インジケータ部材4cを、分お
よび時間インジケータ部材から独立して調節可能にする
必要がある。
【0042】とはいえ、回転可能な状態で調節できるデ
ィスプレイ部材上に近似十進法値のマークを付けるとい
うことで構成される解決策には、一定の利点がある。実
際のところ、図4において説明されるように、ディスプ
レイ部材9上にマークが付けられた近似十進法値91の
種々の位置と向かい合うように参照番号21が付された
24時間(1時、2時、・・・24時)のマークを付け
ることによって(この場合は計時器のベゼル2a)、ユ
ーザは、従来の時間情報と十進法による時間情報との簡
単かつ直接的な対応を手に入れることが可能である。特
にユーザは、従来の十二進法と十進法との間でおおよそ
の変換を行うことが可能である。事実ユーザが「30
0」の会議に合意する、または「300」に行事を予定
すると仮定した場合、ユーザはこの「300」が、この
例においては現地時間の午前7時頃に相当するというこ
とが容易にわかる。
【0043】図5は、図4の第4実施形態の変形例を構
成する、本発明の第5の実施形態を示す。ここでの1つ
の相違点は、ここでは参照番号9* で表されるディスプ
レイ部材上における近似十進法値91の表示の、角度を
持たせた配列である。図4において説明された例と比較
すると、十進法値は、追加インジケータ部材4cが常に
一定のセクター、ここでは十進法値「500」を包含す
る角度セクター内を指すように、7.5°の角度で右の
方へオフセットされる。
【0044】図4の実施形態に関する別の相違点は、
「1」から「24」までの24時間のマーク21がダイ
ヤル5に付け加えられており、ベゼル2aには付されて
いないことである。
【0045】図6は、図4および5の実施形態に対して
用いられる原理と同様の実施形態の原理に基づく、本発
明の第6の実施形態を示す。相違点は、特に、図4およ
び5においてインジケータディスクの形をとる回転可能
な状態で調節できるディスプレイ部材が、この例におい
ては総体的に参照番号10で示される回転外側ベゼルで
形成されるということである。別の相違点は、この回転
ベゼル10が4×24=96の規則正しい角度セクター
(N=4)に再分割されるということ、および101で
表される近似十進法値が、おおよそ60/4=15分に
相当する時間間隔有する各角度セクター内に、つまり1
日の千分の10または11ごとに、連続して表示される
ということである。したがって表示される近似十進法値
は、時計回りの方向に連続して「000」、「01
0」、「021」、「031」、・・・、「969」、
「979」、「990」となる。このことからダイヤル
5もまた、各々「0」から「10」までの目盛りを包含
する4つの角度セクターに再分割される。このセクター
は、時計回りの方向にそれぞれ12時から3時、3時か
ら6時、6時から9時、9時から12時まで延びてお
り、上記目盛りは、図6において参照番号51aから5
1dでそれぞれ示される。ダイヤル5の周縁には、24
時間のマーク21もまた付け加えられる。
【0046】図示される実施形態の場合、追加インジケ
ータ部材4cおよび分インジケータ部材4bは、それぞ
れ十進法値「531」および「1」を、つまり足し算す
ると1日の千分の532を表示する。
【0047】再分割の数は異なっていてもよいというこ
とを、再度思い起こしたい。たとえば計時器の読み取り
やすさを少し緩和するため、20分(N=3)ごとの分
割を選択し、こうして回転ベゼル10およびダイヤル5
をそれぞれ72個および3個の規則正しい角度セクター
に再分割することが可能である。
【0048】図7は、これもまた前述の第2実施形態の
原理に答える、本発明の第7の実施形態を示す。図4か
ら6の実施形態とは異なり、補足的アナログディスプレ
イ手段は、参照番号11で示される作動機構によって駆
動される追加ディスプレイ部材と連結される固定目盛り
であって、正規時間の近似十進法値11の表示を有する
固定目盛り12を含む。追加ディスプレイ部材11は、
図1、2、4または5の実施形態の(駆動されない)イ
ンジケータディスクと同様のディスク形状を有する。唯
一の違いは、後者は(この例においては時計回りの方向
に)24時間で1回転を完了するように作動機構によっ
て駆動され、近似十進法値111のマークはディスプレ
イ部材11の回転方向のために反時計回りの方向に上昇
順に配列される、ということである。ディスプレイ部材
11の回転方向は逆転させることが可能である、すなわ
ち上記部材は追加中間ラチェットを用いて反時計回りの
方向に駆動可能であり、この場合近似十進法値111の
マークは時計回りの方向に配列されなければならない、
ということは理解されよう。
【0049】固定目盛り12は、この例においてはダイ
ヤル5の12時の場所に配置され、追加ディスプレイ部
材11上に考慮しなければならない十進法値を表示す
る。勿論、この目盛り12は異なる位置に、またはベゼ
ル2aなどといった計時器の別の部分に付されても良い
ということは、理解されるであろう。
【0050】ディスプレイ部材11の角度位置は、時間
設定竜頭6を用いて従来の方法で調整される。この例に
おいては1時間というステップによって(または別の再
分割が採用される場合には15、20または30分とい
うステップによって)訂正を行うことができるように、
当該技術分野における技術者にとって公知の訂正機構を
使用することが好ましい。
【0051】本明細書において説明される種々の実施形
態に対し、付属のクレームによって規定される本発明の
範囲から離れることなく、当該技術分野における技術者
にとって自明であるような種々の変更および/または改
良を行うことが可能であるということは、理解されるも
のと思われる。特に、時間および分インジケータ部材
は、たとえば目盛りを有する回転ディスクなどといった
針以外のインジケータ部材の形に作成することが可能で
あるということは、理解されるであろう。定義上マーク
および目盛りと関連する作動機構(一般的には種々の図
において説明される針およびダイヤル)を介して時間表
示を与えるような、あらゆるアナログディスプレイを用
いて所望の結果を得ることができるということは、広く
理解されることであると思われる。
【0052】また本発明は、時間インジケータ部材が2
4時間で1回転を完了するような24時間作動機構にも
適用可能であるということも、理解されるであろう。
【0053】本発明は勿論、たとえば卓上時計や壁時計
などといった腕時計以外の計時器にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】十進法による時間情報を得るためにすでに存在
する分および時間インジケータ部材を特にたよりとする
第1の実施形態の原理に答える、本発明の第1実施形態
を示す。
【図2】十進法による時間情報を得るためにすでに存在
する分および時間インジケータ部材を特にたよりとする
第1の実施形態の原理に答える、本発明の第2実施形態
を示す。
【図3】十進法による時間情報を得るためにすでに存在
する分および時間インジケータ部材を特にたよりとする
第1の実施形態の原理に答える、本発明の第3実施形態
を示す。
【図4】十進法による時間情報を得るために、分インジ
ケータ部材と、作動機構によって駆動される追加インジ
ケータ部材とを特にたよりとする第2の実施形態の原理
に答える、本発明の第4実施形態を示す。
【図5】十進法による時間情報を得るために、分インジ
ケータ部材と、作動機構によって駆動される追加インジ
ケータ部材とを特にたよりとする第2の実施形態の原理
に答える、本発明の第5実施形態を示す。
【図6】十進法による時間情報を得るために、分インジ
ケータ部材と、作動機構によって駆動される追加インジ
ケータ部材とを特にたよりとする第2の実施形態の原理
に答える、本発明の第6実施形態を示す。
【図7】十進法による時間情報を得るために、分インジ
ケータ部材と、作動機構によって駆動される追加インジ
ケータ部材とを特にたよりとする第2の実施形態の原理
に答える、本発明の第7実施形態を示す。
【図8】追加ディスプレイ部材上に表示される近似十進
法値が12時間ごとに交互に遮蔽されるようにする追加
機構を含む、図1に説明される第1実施形態の有利な変
形例を示す。
【符号の説明】
1 腕時計、2 中間部、3 クリスタル、4a 時
針、4b 分針、5 ダイヤル、7 インジケータディ
スク、51 十進法値。
フロントページの続き (72)発明者 クレマン・メイラ スイス国・シイエイチ−2525・ル ランデ ロン・リュ ドゥ ジュラ・47

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤル(5)と、計時器の作動機構に
    よって駆動される時間(4a)および分(4b)インジ
    ケータ部材とを含む第1アナログディスプレイ手段を用
    いて従来の第1時間情報を読み取ることができるように
    する計時器であって、少なくとも1日を千分の1に分割
    した時間で表される十進法に基づく第2時間情報を同時
    に読み取ることができるようにする第2アナログディス
    プレイ手段を含む計時器において、 前記第2アナログディスプレイ手段は、前記ダイヤル
    (5)と前記分インジケータ部材(4b)と、さらに、
    1日の千分の1で表される正規の時間の少なくとも近似
    十進法値(71;81;91;101;111)を示す
    補足的アナログディスプレイ手段(4a、7;4a、7
    *;4a、8;4c、9;4c、9*;4c、10;1
    1、12)とを含み、 前記分インジケータ部材(4b)は前記ダイヤル(5)
    上で分表示に加えてさらに、1時間の時間全体にわたっ
    て対応させた十進法値(51;51a、51b;51a
    から51d)を表示し、 前記十進法に基づく第2時間情報は、前記分インジケー
    タ部材(4b)によって前記ダイヤル(5)上で表示さ
    れる十進法値(51;51a、51b;51aから51
    d)と、前記補足的アナログディスプレイ手段(4a、
    7;4a、7*;4a、8;4c、9;4c、9*;4
    c、10;11、12)によって表示される近似十進法
    値(71;81;91;101;111)とを足し算す
    ることによって形成されることを特徴とする計時器。
  2. 【請求項2】 前記補足的アナログディスプレイ手段
    は、計時器に取り付けられる回転可能な状態で調節でき
    るディスプレイ部材(7;7*;8)であって、正規の
    時間の少なくとも前記近似十進法値(71;81)が表
    示されるようなディスプレイ部材と関連する前記時間イ
    ンジケータ部材(4a)を含むことを特徴とする請求項
    1に記載の計時器。
  3. 【請求項3】 前記時間インジケータ部材(4a)は1
    2時間に1回転を完了すること、および前記回転可能に
    調節できるディスプレイ部材(7;7*;8)は、Nを
    整数として12×Nの等しい角度セクターに再分割され
    ることを特徴とし、 各角度セクターは、互いに12時間分ずつ離れた第1お
    よび第2近似十進法値(71;81)の表示を含み、上
    記第1および第2近似十進法値は、60/N分に相当す
    る時間間隔を有する各角度セクターにおいて上昇順に時
    計回りの方向に連続して表示され、 前記ダイヤル(5)は、各角度セクターに対する60/
    N分という長さの分の数に対応する十進法値(51;5
    1a;51b)を各々表示する、N個の等しい角度セク
    ターに再分割されるような請求項2に記載の計時器。
  4. 【請求項4】 所定の時点において、前記第1および第
    2近似十進法値(71;81)のうちいずれであるかを
    知らせるAM/PMインジケータ機構をさらに含むこと
    を特徴とする請求項3に記載の計時器。
  5. 【請求項5】 前記回転可能な状態で調節できるディス
    プレイ部材(7)上に表示される前記第1および第2近
    似十進法値(71)が12時間ごとに交互に遮蔽される
    ようにできる機構(75、76、77)をさらに含むこ
    とを特徴とする請求項3に記載の計時器。
  6. 【請求項6】 前記補足的アナログディスプレイ手段は
    前記作動機構によって駆動されるインジケータ部材(4
    c)であって、計時器に取り付けられるとともに正規の
    時間の少なくとも前記近似十進法値(91;101)が
    表示される、回転可能に調節できるディスプレイ部材
    (9;9*;10)と関連して、24時間に1回転を完
    了するようなインジケータ部材を含むことを特徴とする
    請求項1に記載の計時器。
  7. 【請求項7】 前記回転可能に調節できるディスプレイ
    部材(9;9*;10)は、Nを整数として24×Nの
    等しい角度セクターに再分割され、 各角度セクターは、近似十進法値(91;101)の表
    示を含み、この近似十進法値は、60/N分に相当する
    時間間隔を有する各角度セクターにおいて上昇順に時計
    回りの方向に連続して表示され、 前記ダイヤル(5)は、各角度セクターに対する60/
    N分という長さの数に対応する十進法値(51;51a
    から51d)を各々表示する、N個の等しい角度セクタ
    ーに再分割される請求項6に記載の計時器。
  8. 【請求項8】 前記回転可能に調節できるディスプレイ
    部材(9;9*;10)に表示される対応する近似十進
    法値(91;101)と向かい合う24時間の表示(2
    1)を含むことを特徴とする請求項6または7に記載の
    計時器。
  9. 【請求項9】 前記補足的アナログディスプレイ手段
    は、正規の時間の少なくとも前記近似十進法値(11
    1)が表示される、前記作動機構によって駆動されるデ
    ィスプレイ部材(11)と関連する固定目盛り(12)
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の計時器。
  10. 【請求項10】 前記駆動されたディスプレイ手段(1
    1)は24時間で1回転し、かつNを整数として24×
    Nの等しい角度セクターに再分割され、 各角度セクターは、近似十進法値(111)の表示を含
    み、この近似十進法値は、60/N分に相当する時間間
    隔を有する各角度セクターにおいて上昇順に連続して表
    示され、 前記ダイヤル(5)は、各角度セクターに対する60/
    N分という長さの分の数に対応する十進法値(51)を
    各々表示する、N個の等しい角度セクターに再分割され
    る請求項9に記載の計時器。
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