JPH02311789A - 時刻情報表示装置 - Google Patents

時刻情報表示装置

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JPH02311789A
JPH02311789A JP1135096A JP13509689A JPH02311789A JP H02311789 A JPH02311789 A JP H02311789A JP 1135096 A JP1135096 A JP 1135096A JP 13509689 A JP13509689 A JP 13509689A JP H02311789 A JPH02311789 A JP H02311789A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、魚釣りや動物のハンティングに適した時刻を
知ることが出来る時刻情報表示装置に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
従来より、月の運動が魚を含めいろいろな動物の食餌活
動に影響を与えていることが知られており、例えば、釣
り等において溝列や新月の日に魚がよく釣れることは実
際によく体験することである。
然して、月の運動を表示する装置としては、時刻を指針
で表示するアナログ時計に、約29.5日の周期で1回
転する月齢もしくは月相表示板を設け、月の溝ち欠けを
表示させるようにした時計が知られている。また、月相
が潮の干清に影響を与えているという考えに基づき、各
地の潮の潮汐データを記憶部に記憶させておき、この潮
汐データに基づき千溝時刻を計算して表示させる装置も
考えられており、例えば、特開昭61−202182号
公報に記載されている。
然しながら、前述した月齢表示板を備えたアナログ時計
にあっては、その日の月の溝ち欠は状態しかわからず、
また、上記公報の如く潮の千溝時刻を表示するものにあ
っては、千溝時刻を計算する為の各地域毎の潮汐データ
を必要とし、地域毎の潮汐データを記憶するメモリを設
けなければならないといった欠点があるばかりか、単に
、潮の干満時刻を表示するだけのものにすぎず、魚の釣
れ具合等については、使用者が潮の干満時刻から夫々自
分なりの考えに基づいて判断するしかなかった。
〔発明の目的〕
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、魚釣りや、獣のノ1ンティング等に適
した時刻情報を月の運動の天文計算に基づいて演算し表
示し得る時刻情報表示装置を提供することにある。
〔発明の要点〕
上記目的を達成する為に、本発明においては、日付情報
と地球上の位置情報とに基づき月の時角が特定の時角に
なる時の時刻情報を演算によって求め、この演算によっ
て得られた時刻情報を表示させるようにした点を要旨と
する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
本実施例は、本発明を電子腕時計に適用した例を示して
いる。
第1図は、本実施例の電子腕時計の外観図正面図である
。同図において、腕時計ケース本体1の正面中央内部に
は、液晶表示装置からなる表示部2が配置されている。
第3図は、この表示部2の表示体(表示電極)の構成を
示す図である。表示部2上部には月の溝ち欠けを表示す
る9個の月相表示体2.1乃至2−が設けられ、月齢の
経過と共に左端の新月の表示体21から上弦、満月、下
弦及び右端の新月の表示体21までの9個の液晶表示体
が順次点灯して月相の変化を表示する。
その月相表示体2.乃至2.8の下部両端には、後述す
るセグメント表示体2h121に日の出、日の入り時刻
を表示するとき点灯する日の出/日の入りマーク表示体
2b、2bが設けられている。
上記臼の出/日の入りマーク表示体2b及び月相表示体
2、乃至2.9の下部には、月の時角を表示する25個
の時角表示体2Cが設けられており、後述する時角演算
により求められる各時刻の月の時角に対応した時角表示
体2Cが点灯して月の時角を表示する。
時角表示体2cの下部には、0時、6時、12時、18
時の月の時角を示す数値が黒地に白で印刷されており、
それらの数値から点灯している時角表示体2Cが何時の
時角に相当するかを知ることができる。また、0時、6
時、12時、18時及びその前後の時角表示体の上部に
は、それぞれ棒状の表示体2eが印刷されており、月の
時角がそれらの値のとき、特に魚釣り、狩猟などに適し
ていることを表示している。
時角表示体2Cの上部にある4個の魚マーク表示体2f
は、月相及び月の時角に基づいて魚釣りなどに適した時
刻かどうかを知らせる表示体である。この魚マーク表示
体2fの点灯個数から、使用者は魚釣りあるいは狩猟に
適した時刻かどうかを知ることができる。例えば、後述
する如く新月又は満月で、かつ月の時角が0時又は12
時のときは、魚釣りなどに最も適したときであるので、
4個の魚マーク表示体2fを全て点灯させて魚釣りに最
適な時刻であることを使用者に知らせている。
表示部2中央左のドツトマトリックス表示体2gは、3
桁の文字表示の可能な表示体であり、曜日、その他の情
報を表示する。
複数桁からなるセグメント表示体2h及び21は、それ
ぞれ日付及び時刻を表示する。
第1図に戻り、表示部2下部には押釦型のスイッチに、
及びに2、時計ケース本体1右側面には、K3、K4、
時計ケース本体1左側面にはに5、K8が夫々設けられ
ている。これらのスイッチに、乃至に6の操作による動
作については後述する。
次に、第3図は上記電子腕時計の回路構成図である。発
振回路10は一定周期、例えば32768H2のクロッ
ク信号を生成し、このクロック信号を分周回路11及び
タイミング信号作成回路12に出力する。分周回路11
は、上記クロック信号を分周し制御部(CPU)13の
計時動作の基準となる計時信号を作成する。また、タイ
ミング信号作成回路12は、制御部13内部の図示しな
い回路各部の動作を行なわせる各種タイミング信号を作
成する。
キースイッチ入力部14は、前述したスイッチに、から
に8までのスイッチからなり、それらのスイッチの操作
信号を制御部13に出力する。
制御部13は、プログラムROM15に記憶されている
各種マイクロプログラム、例えば時刻計時プログラム、
キープログラム、表示プログラム、月の時角演算プログ
ラム、及びフィッシング演算プログラムなど後述するフ
ローチャートを実行させるプログラムに基づいて現在時
刻の演算、月の時角の演算等を行う中央演算処理部であ
り、各種演算で求めた演算データを後述するRAM1B
の各レジスタに格納すると共にRAM16の表示データ
をデコーダドライバ回路17に出力する。デコーダドラ
イバ回路17に出力された表示データは、表示信号に変
換され前述した表示部2に出力されて、時刻、月相、月
時角データ等として表示される。
データROM18は、制御部13における各種演算に必
要な定数データ等を記憶している読み出し専用メモリで
ある。
第4図は、上述したデータを記憶するRAM16のレジ
スタの構成図である。
RAM18において、レジスタAは、前述したデコーダ
ドライバ回路17に出力される表示データを記憶する表
示レジスタである。Mはモードレジスタであって、この
モードレジスタMは、動作モードに対応した数値データ
を記憶するレジスタであり、後述する現在時刻表示モー
ドのときM=0が、フィッシングモードのときM=1、
日の出/日の入り時刻表示モードのときM=2が記憶さ
れる。現在時刻レジスタCは、計時された年、日付、曜
日、時、分、秒等からなる現在時刻データを記憶するレ
ジスタである。
レジスタBは、レジスタCに記憶された時刻とグリニッ
ジ時刻との時差データを記憶するレジスタである。レジ
スタDは、位置情報として入力される経度データを記憶
するレジスタであり、レジスタHは同様に緯度データを
記憶するレジスタである。
レジスタEは、レジスタCの現在時刻を一時記憶するレ
ジスタであり、レジスタT。乃至T3は夫々後述する演
算により求められるフィッシング時刻データを記憶す石
レジスタである。
レジスタNは、レジスタMの値が「0」のときの現在時
刻表示モードにおいて、現在時刻の表示(N=「O」)
、現在時刻の修正(N= rIJ )、時差、経度、緯
度の修正(N= r2J) 、日の出、日の入り時刻の
表示(N= r3J )を切換える為のレジスタである
また、フラグF。はレジスタCの現在時刻の計時におい
て1時間毎の時キャリーが発生した時にセット(F’0
=rlJ)  されるフラグであり、このフラグF。が
セットされたときは後述する如く時角演算が実行される
。同様にフラグF1は、1日毎の日キャリーによりセッ
ト(、F、=rlJ)されるフラグであり、このフラグ
FIがセットされたとき月齢演算が実行される。更に、
フラグF2はレジスタMの値が「1」のフィッシングモ
ードにおいて、最も魚釣りに適した時刻を表示する時に
「1」がセットされ、また、レジスタMの値が「2」の
日の出、日の入り時刻表示モードにおいて、日の出、日
の入り時刻を表示する時に「1」がセットされるフラグ
である。
レジスタJ及びレジスタには、レジスタCで計数される
現在の日付における日の出/日の入り時刻を記憶するレ
ジスタであり、レジスタR及びレジスタSは夫々上述し
たレジスタCの1日毎の日キャリーによって演算される
当日の月齢データ、1時間毎の時キャリーによって演算
される当日の時角データを夫々記憶するレジスタである
また、レジスタLは時差、経度、緯度を表示及び修正す
る時に、時差、経度、緯度を順次被修正対象として順次
指定する数値データを記憶するレジスタであり、レジス
タPは、1日のうちフィッシングに最も適した4つの時
刻(即ち、レジスタTo乃至T3に記憶された時刻)を
切換表示する際にレジスタT。乃至T3に記憶された時
刻を順次指定して表示させるレジスタである。
更に、レジスタU及びレジスタWは、スイッチ入力によ
って設定された日付又は時刻の月齢、月の時角データを
記憶するレジスタであり、レジスタX及びYは、スイッ
チ入力によって設定された日の日の出及び日の入り時刻
を記憶するレジスタである。
レジスタQ。乃至Q3は夫々レジスタT0乃至T3に記
憶されたフィッシングベスト時刻における魚の釣れ具合
を示す情報、換言すれば第2図に示した4つの魚マーク
表示体2fのうち、いくつを表示させるかの情報を記憶
するレジスタであり、レジスタt。及び1+は後述する
月齢、月の時角、日の出、日の入り時刻演算に用いられ
る変数を記憶するレジスタであり、レジスタZo1Z1
、・・・Znからなるレジスタ2は夫々演算用の或いは
演算結果を一時記憶するレジスタである。
第5図は第3図に示した回路構成システムの動作の全体
的なフローチャートを示している。システムは通常第5
図ステップS1の待・期(HA L T)状態にあり、
例えば16Hz毎の計時タイミングでステップS2の分
単位以下の計時単位の計時処理を実行する。この分以下
計時処理では、1/16秒、秒及び分単位での時刻の計
時を行い、分が60分になった際には時キャリー信号を
出力する。
そして、次のステップS3で時キャリー信号の有無を判
別する。時キャリー信号が発生されたときには、次のス
テップS4でフラグF。に「1」をセットする。ここで
フラグF。に「1」をセットしているのは、後述する月
の時角演算を1時間単位で行う為である。
その後、ステップS5の時単位計時処理を実行する。こ
の時単位計時処理では分以下計時処理の結果、時キャリ
ー信号が発生していれば時単位のデータに1を加算し、
加算した時刻が24時を超えたときには、さらに日キャ
リー信号を出力する。
その後ステップS6で日キャリー信号の有無を判別する
。日キャリー信号が発生されたときには、ステップS7
でフラグFIに「1」をセットする。
ここでフラグF、に「1」をセットするのは、後述する
月齢演算を1日単位で行う為である。
そして、次の、ステップS8の日、月、曜日、年計時処
理を実行する。この日、月、曜日、年計時処理では、日
キャリー信号が発生していれば曜日を変更すると共に、
日単位のデータに1を加算する。そして、その加算の結
果、月単位、あるいは年単位のキャリーが発生したなら
、さらに月、年単位の時刻データの更新を行い、更新し
た時刻データをRAM18のに時刻レジスタCに転送す
る。
以上のようにして時刻計時処理が終わったなら、ステッ
プS9に進みフラグF0がセットされているか否かを判
別する。F o ” Oであれば、すなわち時キャリー
信号の発生がなかったのであれば、ステップ815の表
示処理に進み、レジスタM1Nに格納されている値に応
じて各種データを表示部2に表示する。
一方、ステップS9でF。=1であれば1時間毎の月の
時角を算出する演算タイミングであると判断し、次のス
テップS10で月の時角演算処理を実行する。
このステップ810の月の時角演算処理を第6図のフロ
ーチャートにより詳しく説明する。
第6図のステップ821において、先ず上述した計時処
理により計時されレジスタCに記憶された現在時刻を、
レジスタBに記憶されている時差データに基づいてグリ
ニッジ時刻に変換し、そのグリニッジ時刻をRAM1f
3のレジスタZ。に格納する。
そして、次のステップ822において、グリエツジ恒星
時、月の視赤経等を求める為の変数tを算出しRAM1
Bのレジスタtoに格納スる。
ここで変数tとは、西暦2000年1月1日0時(グリ
ニッジ時刻: GMT=UT時)からの経過日程を二ル
クス世紀(36525日)で割ったものであり、 年=YE、月=MN1日=DA、R=HOとおく と 
、 W=  (YE−1900)  /4 F=FRAC(W) A=INT  (1461XW) B=INT  C(MN+7)/10:]C=INT 
 (1−F) D= I NT  (0,44X  (MN+4.4)
)Z=A+3 1XMN+DA+  (B−1)XC−
BXD+HO/24 としたときに変数tは次の式で表せる。
t = (Z −3EI55B、5) 738525こ
の式から変数tを算出し、算出した値をRAM18のレ
ジスタz1に格納する。
次にステップS23でUT=O時におけるグリエツジ恒
星時を求める。
Y=Z−25012としたときグリエツジ恒星時には、
次の式で表せる。
K = 24 X F RA C(0,0027379
X Y)上記の式からグリエツジ恒星時を算出し、算出
した値をRAM1Bのレジスタz2に格納する。
ステップ824でUT=O時における月の視赤経を計算
する。
α= 32084.52539X T + 14.55
441+ 0.41925X COS  (47719
8,868X T + 44.9[i3)+ 0.1B
358X COS  (9[12535,762X T
+IG[i、l1i33) + 0.08494X C
OS  (413335,350X T + 10.7
40)十0.07104X COS (1934,14
0X T+324.13GO) + 0.07048X
 COS  (9G4489.900X T + 41
.590)+ 0.04389X COS  (890
534,220X T+145.700) とすると、月の視赤経:α(m)は、 a (m)=24XFRAC(α/24)で表される。
上記の式からUT=O時の月の視赤経を算出し、その値
をRAM16のレジスタz3に格納する。
次に、ステップ825で以上のようにして求めたグリエ
ツジ恒星時と月の視赤経とから、グリニッジにおけるU
T=O時の月の時角を算出する。
月の時角:JKは次の式から求めることができる。
K:恒星時、α(m)ニガの視赤経 上記の式から求めた月の時角をRAM1BのレジスタZ
4に格納する。
以上のようにして当日のグリニッジにおけるUT=O時
の月の時角が得られたので、次に翌日の月の時角を求め
る演算を行う。
先ず、ステップ826ではレジスタz1に記憶された時
刻の日付データに+1してレジスタZ、。
に記憶すると共にステップS22と同様にして、+1さ
れた翌日の変数tを算出し、RAM1BのレジスタZ5
に格納する。
次に、ステップS28.29では夫々ステップS23、
S24と同様にして、翌日のUT=O時におけるグリエ
ツジ恒星時及び月の視赤経を計算し、それらの値をRA
M1BのレジスタZ6及びZ7に格納する。
そして、次のステップS29では上記の翌日のグリエツ
ジ恒星時と月の視赤経から、翌日のグリニッジにおける
UT=Oの月の時角を求め、その値をRAM16のレジ
スタZ8に格納する。
以上の演算によりグリニッジにおけるUT=0時の当日
の月の時角と、翌日の月の時角を求められたので、次に
ステップ830で月の太陰日周期を計算する。
太陰日周期とは、月の時角が0h(0時)となったとき
から次に月の時角がohとなるまでの時間であり、月の
日周運動の一周期の時間を示している。
とすると、太陰日周期: LNRは次の式で表せる。
上記の式から太陰日周期を求めその値をRAM16のレ
ジスタZ8に格納する。
第7図は、太陰日周期の計算の一例をわかりやすく示す
図表である。
例えば、グリニッジにおけるUT=O時の月の時角が3
.8h、翌日のUT=O時の月の時角が3.1hである
とすると、 D J K=3.lh −3,8h =−0,7h1 
となる。
従って太陰日周期: LNRは、 L N R= 57G/ (−0,7+ 24)= 2
4.7hと求めることができる。
第6図に戻り、次のステップ831で月の時角が0時と
なる時刻(UT時)を計算する。
時角0時となる時刻は、次の式で表せる。
上記の式からグリニッジにおいて、月の時角が0時とな
る時刻を求め、その値をRAM1Bのレジスタz1゜に
格納する。
第8図は、時角が0時となるUT時の計算を分りやすく
示す図表である。
例えば、UT=O時の月の時角が3.8hであるとすれ
ば、第7図で求めた太陰日周期:24.7h時から、時
角=ohとなる時刻は、 (24−3,8) X (24,7/24) =20.
79時(20時47分)と求めることができる。
第6図に戻り、上述した演算で求めたグリニッジにおけ
る月の時角が0時となる時刻から、次のステップ832
で、計時中の地点又は指定された地点で月の時角が0時
となる時刻を計算する。
任意地点で月の時角が0時となる時刻t2は次の式で求
められる。
上記の式に計時中又は指定された地点の経度及びグリニ
ッジの時差とを代入し、その地点で月の時角が0時とな
る時刻を求め、その時刻をRAM18のレジスタ2.1
に格納する。
例えば、東経139.75”の東京において月の時角が
0時となる時刻t2は、東京グlJニツジとの時差(+
9時間)と、第7図及び第8図で求めた、太陰日周期(
24,7時)、時角=0時となるUT時(20,79時
)から次のようになる。
−20,20時=20時12分 以上の演算で任意地点で月の時角が0時となる時刻が求
まったなら、次にステップ833で計時中の現在時刻即
ち、レジスタZ。に記憶された時刻の月の時角を計算し
、RAM18のレジスタSに格納する。
第9図は、東京における11時35分の月の時角の計算
例を示す図表である。
上述した演算により求めた、太陰日周期=24.7時と
、東京において月の時角がOhとなる時刻=20時12
分と、求める現在時刻211時35分との時刻差から比
例計算により月の時角差を求める。
時角差= 24X 8.B2中24.7= 8.38 
h 、となる。この時角差をOh (=24h)から減
算すれば、11時35分における月の時角== 15.
B2h  を求めることができる。
即ち、任意地点の経度及びグリニッジ時刻との時差を指
定することで、上述した演算により任意の地点での任意
時刻での月の時角を簡単に求めることができる。
このようにして月の時角演算が終了したなら、次に第5
図のステップS11で、フラグF。をrOJにリセット
する。そして、次のステップS12でフラグF、=1が
どうかを判別する。
フラグF1=0であれば、ステップ815の表示処理に
進むがフラグF1=1のとき、すなわち24時間が経過
して日付が替わったときには、ステップ813に進み月
齢演算を実行する。
第10図は、上記ステップS13の月齢演算の詳細なフ
ローチャートである。先ず、ステップS41では現在時
刻レジスタCに記憶されている時刻をレジスタBに記憶
されでいるグリニッジ時刻との時差に基づいてグリニッ
ジ時刻に変換する。
その後、ステップ842ではそのグリニッジ時刻から前
述した変数tを算出する。
次に、ステップ843では上記ステップ842で求めた
変数tから次の式により月の視黄経を算出する。
月の視黄経= 4812H,9X t + 218.3
+ 6.3X COS (45+4572000X t
 )+ 1.3X COS (+1+ 413300X
 t )同様に、次のステップ844では変数Tから次
の式により太陽の視黄経を算出する。
太陽の視黄経= 3Ei000.8X T + 280
.5+ 1.9X COS (268+ 3GOOOX
 T )上記のようにして算出した月の視黄経と太陽の
視黄経との差から、次のステップS45で月の離角を求
める。月の離角とは、地球から見た太陽と月との間の角
度を言い、この離角の変化により月相が変化する。例え
ば、離角0°のときは新月、離角180″のときは満月
、離角270”のときは下弦の月となる。
次にステップS46では上記の月の離角と朔望月の周期
から月齢データを算出してレジスタRに記憶する。本実
施例では、月の朔望月の周期を平均的な29.53日と
し、その周期と1日毎に算出する月の離角とから比例計
算によりグリニッジ時刻における月齢を算出している。
そして、該当する地点とグリニッジ時刻との時差を用い
てその地点の月齢を求めている。すなわち、任意地点の
月齢は次の式で表せる。
第11図は、上述した月齢演算により求められる月の離
角及び月齢とデータと表示される月相との関係を説明す
る図表である。
上述した演算により求めた月の視黄経と太陽の視黄経と
の差(月の離角)が例えばθ″〜22.5゜の範囲であ
れば、離角に応じて月齢は0.0〜1.8日の範囲の何
れかの値となり、このとき求めた月齢データをRAM1
BのレジスタRに書き込む。月齢0.0〜!、8日は新
月に相当する。同様に、月の離角が例えば157.5@
〜202.5@の範囲にあれば、そのときの離角に応じ
て月齢データは13.0−16.6日の範囲の何れかの
値となり、このとき求めた月齢データをレジスタRに書
き込む。月齢13.0−IG、Bは満月に相当する。離
角が他の角度範囲にある場合にも同様であり、演算によ
り求められる離角及び月齢と月相との関係は、第11図
の図表に示すようになる。
第5図に戻り、月齢演算が終了したならステップ314
でフラグFIをOにリセットして、次にステップ816
で当日の日の出/日の入り時刻を算出する日の出/日の
入り演算を実行する。
第12図は第5図ステップ818の日の出/日の入り演
算の詳細なフローチャートを示している。
然して、ステップ851は、第10図のステップS41
と同様に現在時刻をグリニッジ時刻に変換し、レジスタ
Zに記憶させる処理である。
次のステップ852では、その年の1月1日からの日数
の変数t3を求めるもので、 年=YE  月=MN  日=DA  とするとW= 
(YE−1900)÷4 F=FRAC(W) A=INT (1481XW) B= INT ((MN+7)÷10〕C=INT (
1−F) D= I NT  (0,44X  (MN+4.4)
)とすると、 Y=A+31XMN+DA+ (B−1)XC−BXD で表され、 W= (YE−1900)÷4 F=FRAC(W) A=INT (1461XW) B= INT ((MN+7)÷10)C=INT (
1−F) D= I NT (Q、44X (MN+4.4) ]
とすると YY=A+31+ (B−1)XC−BXDで表され、 変数t3=Y−YYで得られる。然して、この変数t3
はレジスタZに記憶される。
次のステップ853は、ステップS42と同様で変数t
を求めるものであり、次のステップS54では変数t3
より均時差を算出して記憶するものである。この均時差
KJSは、 A =  (t 3−80.5)X  380  ÷ 
3Ei0.25B = (t 3− 4.5)X  a
H÷ 360.25C=−4GO,G4X5  I  
N  (B)−4,82XSIN(2XB) D=592.32XS  I N  (2XA)−12
,7Gx S  I N  (4xA) とすると、 KJS=C+D  (秒)で得られる。
次のステップ855では正中時を求めるもので、この正
中時は以下の式で得られる。
正中時=12−経度÷15@+GMT時差−均時差÷3
800 ここで経度としては、レジスタDのデータが用いられG
MT時差としてはレジスタB1均時差としてはステップ
854で得たデータが用いられる。
然して、次のステップ85Bでは変数tより太陽の視赤
緯を演算するもので、この太陽の視赤緯は、 視赤緯=23.211iX COS (3GOOIX 
t + 190)+ 0.39X COS (2X t
 + 13)+ 0.39X COS  (72000
X  t + 188)+ 0.1GX COS  (
108002X  t + 211)十〇、旧X CO
S (72003X t + 34)+ 0.01X 
COS  (144001X t + 209)で得ら
れる。
次のステップ857は、日出没時求数を演算するもので
、この日出没時求数は緯度をφ。、太陽の視赤緯をφ、
とした時、 A=TAN (φ。)XTAN (φl)B ニー 0
.017十〇O8(φ0)XCO8(φυ日出没求数=
 (arccO8(B−A))÷15″で表される。
そして、最後のステップ358では日の出、日の入り時
刻を得て夫々RAM16のレジスタJ1Kに記憶させる
もので、日の出、日の入り時刻は以下の式から得られる
日の出時刻=正中時−日出没求数 日の入時刻=正中時十日出没時求数 然して、第5図ステップ81Bの日の出7日の入り演算
によって、当日の日の出時刻及び日の入り時刻が夫々レ
ジスタJ1Kに記憶された後は、ステップ815に進み
表示がなされる。
第13図は、上記第5図ステップ815の表示処理の詳
細なフローチャートを示しており、第14図は表示部2
での表示状態の変化を示している。
第13図のステップ60においては、まず、モードレジ
スタMの値がrOJか否かが判別される。
然して、M= rOJの時はステップ61に進み、レジ
スタNの値か0か否かが判別され、N=「0」のときは
次のステップS62、S63、S84で夫々月の時角デ
ータ、現在時刻データ、月齢データが表示レジスタAに
送られステップ885でレジスタAのデータがデコーダ
ドライバ回路17(第3図)に送られて表示部2にて表
示される。
従って、表示部2においてはレジスタM= rOJの現
在時刻表示モードで且つレジスタN= rOJのときは
第14図のAに示す如く、現在時刻6月26日月曜日午
後10時58分50秒が表示されると共に、その日の月
相が表示体2atによって表示され、下弦の月であるこ
とが分かり且つその時の時角が15h(時)、即ち、月
が15hの方向にあることが分かる。
上記第14図のAの表示状態において、スイッチK s
、K 2、K 3が夫々操作されると第14図のB、C
1Dに示す如き表示に切換えられる。即ち、第5図のス
テップS1においてスイッチに1乃至に6のいずれかが
操作されるとキーをりと判断され、ステップ817のキ
ー処理がなされる。第15図は、上記ステップ817の
キ」処理の詳細を示すもので、即ちまず、ステップ51
00により操作されたキーがスイッチに、であるか否か
が判断され、Yesの場合にはステップ5101に進み
レジスタM= rOJであるか否かが判別される。然し
て、M= rOJの場合にはステップ5102に進みレ
ジスタMに「1」がセットされ、次のステップ5103
でレジスタEにレジスタCの現在時刻が転送され記憶さ
れる。また、ステップ5101でM= rOJでないと
判断された場合にはステップ5104に進みM=rlJ
が否かが判別され、M=rlJのときは次のステップ5
105でMに「2」がセットされ、M=rIJでない時
はM= r2Jであるとしてステップ5106でMに「
0」がセットされる。即ち、スイッチに1が操作される
毎にMの値はrOJ  rlJr2J  rOJ・・・
・・・と変化していくものである。
然して、第13図の表示処理においては、M=「1」に
なった時には、ステップS60からステップS66に進
み、ここで、M=rlJか判別されてステップ867に
進む。然して、ステップS67ではフラグF2が0か否
かが判別されF2=「0」の時にはステップ868で、
レジスタEの内容、即ち、M= rOJにおいて、スイ
ッチKtが操作された時、ステップ5103でレジスタ
Eに転送された現在時刻データのうち月、日、曜日、年
の内容のみが表示レジスタAに送られ、次のステップS
85で表示される。従って、M=rlJのときの表示内
容は第14図Bの如くなる。また、第13図のステップ
86BにおいてM=rlJでないと判別された時、即ち
、M= r2JのときはステップS89に進み図示して
いないがフラグF2か「1」かrOJかにより表示すべ
きデータをレジスタAに送り、ステップS85で表示さ
れる。例えば、F2=「0」のときは第14図のEに示
す如く、レジスタEの月、日、曜日、年データが表示さ
れる。
第15図においてスイッチに2が操作された時はステッ
プ5107で検出され、次のステップ5108でM= 
rOJか否かが判別される。M=「0」の時は現在時刻
表示モードにおけるスイッチに2の操作であり、次のス
テップ5109.5111.5113でレジスタ「0」
の値が判別される。レジスタN=「O」の時は、第14
図のAの吠態の時にスイッチに2が操作されたものであ
り、ステップ5110に進んでレジスタNに「1」がセ
ットされ、また、秒桁を修正桁として指定する処理が行
なわれる。また、N=「1」のときはステップ5111
からステップ5112に進み、レジスタLに「0」がセ
ットされると共にレジスタNに「2」がセットされる。
更に、レジスタN=「2」の時にはステップ5113か
らステップ5114に進み、月の時角、月齢、日の出7
日の入り演算等、第5図のステップSI0,813、S
16と同様の処理がなされると共に第15図には示して
いないがNに「0」がセットされる。
上述した、M=「O」の時にスイッチに2が操作され、
レジスタNの値が「0」から「1」又は「2」に変化す
ることにより、表示内容は以下の如く切換えられる。即
ち、第13図の表示処理において、M= rOJである
ことからしてステップS60からステップ881に進み
、更にステップ870でN= r3Jか否かが判断され
、次のステップS71でN=rlJが判別される。然し
て、N=rlJのときにはステップS72に進み、レジ
スタCの現在時刻データが表示レジスタAに送られ、次
のステップS73で修正対象桁がフラッシング処理され
る。従って、N=「1」のときには第14図のCに示す
如く、時刻修正モードになり現在時刻の修正が可能にな
る。また、N=rlJの吠態でスイッチS2が操作され
るとステップ5112によってN= r2Jとなり、第
14図のFの時差/経度/緯度設定モードになる。然し
て、第13図の表示処理においてはステップ871から
ステップ874.875に進み、レジスタLの値が判別
される。然して、レジスタL=Oの時にはステップ87
4からステップ876に進み、GMTの文字データ、レ
ジスタBの時差データ及びレジスタCの時、分、秒デー
タがレジスタAに送られ、ステップS77で訂正箇所(
L=Oの場合にはGMT文字及び時差データ)が点滅処
理される。従って、第16図のGに示す如き表示がなさ
れる。また、レジスタLの値は後述する如くスイッチに
6で変更されるもので、L=「1」の時にはステップ8
78で経度を示すLO文字、レジスタDの経度データ、
レジスタHの緯度データ及びn及びW文字データがレジ
スタAに送られ、訂正箇所であるLO,文字及び経度デ
ータが点滅処理される。また、L= r2Jの時にはス
テップS79でLA文字、レジスタD1H,文字データ
n1WがレジスタAに送られ、次のステップS77に進
む。従って、N= r2Jにおいてレジスタし=rlJ
  r2Jの時は、夫々第16図811の如き表示がな
される。尚、上記第16図G、Hl Iの表示において
点滅箇所のデータの訂正はスイッチに3の操作により実
行される。これについては後述する。また、N= r2
Jの状態においてスイッチに2が操作されると第14図
又は第16図のAに示すN= rOJの現在時刻表示モ
ードに戻る。
然して、この時には第15図のステップ5114におい
て月の時角、月齢、日の出/日の入り時刻が夫々訂正さ
れた現在時刻、時差、経度、緯度データに基づき演算さ
れるので、N= rOJの表示モードにおいては、訂正
されたデータに基づいた月の時角、月相が表示される。
次に、スイッチに3の操作は第15図のステップ511
5で判別され、次のステップ5116に進む。このステ
ップ5116では、M=「0」か否かが判別され、M=
 rOJの現在時刻表示モードであった場合には、次の
ステップ5117.5118で夫々N= rOJか否か
、N= r3Jか否かが判別され、N= rOJの時に
はステップ5119でNにr3J 、N= r3Jのと
きにはステップ8120でNにrOJがセットされる。
然して、N=「3」の時には第13図の表示処理におい
てはステップ370でこれが判別され、次のステップ8
78で第2図の日の出、日の入りマーク表示体2b、2
bを表示させる為の“1”信号がレジスタAにセットさ
れ、次のス゛テップ879でレジスタJ、に1Rに夫々
記憶されている当日の日の出時刻、日の入り時刻、月齢
データが夫々レジスタAに転送される。
従って、第14図のAに示すM=「0」、N=「0」の
表示状態において、スイッチに3が操作されると第15
図のステップ5119でN=r3Jとなり、N= r3
Jになると第13図のステップ878、S79で日の出
、日の入りマーク表示体2b12b、日の出時刻、日の
入り時刻、月齢データを夫々表示させる処理が行なわれ
るので、第14図のDに示すように、当日の日の出時刻
5時25分、日の入り時刻8時35分がマーク表示体2
bと共に表示され、且つ月齢データ22.4日、及び月
相等が表示される。また、第14図りの表示状態でスイ
ッチS3が操作されると、第15図のステップ5120
によりN= rOJがセットされるので、第14図のA
に示す現在時刻表示に戻る。
第15図のステップ8118において、N=「3」でな
かった時には、Nは「1」もしくは「2」即ち、第14
図のCの現在時刻の修正モード、もしくは第14図のF
の時差/経度/緯度の設定モードとみなされ、次のステ
ップ5121で現在時刻の修正モードであれば被修正対
象相、時差/経度/緯度の設定モードであれば、レジス
タして指定される時差、経度、緯度のいずれかの単位の
データを順次修正、もしくは設定する処理がなされる。
また、第15図のステップ5116において、M= r
OJでないと判別された際には、M=rlJもしくは「
2」とみなされ、ステップ5122に進み、F2 = 
ro」か否かが判別される。然して、F 2 = 0の
時には、次のステップ5123でレジスタEに転送され
たレジスタCの現在時刻データの日付を順次進める処理
がなされる。即ち、M=「1」のモードにあっては、レ
ジスタEに転送された現在の日付、もしくは、この日付
を訂正して得られる所望の日付において、魚が最も釣れ
る時刻を第14図のGのフィッシングベストタイム表示
モード(Fs=rlJ)で表示出来、また、M=「2」
の日の出/日の入り時刻表示モードにおいては、同様に
現在の日付、もしくは所望の日付における日の出時刻、
日の入り時刻を第14図のHの日の出、日の入り時刻表
示モード(F2=「1」)で表示出来るようになってお
り、上記第15図のステップ5123では、上記所望の
日付を得る為にレジスタEの日付を更新するものである
。第14図のIは、第14図のBで示したレジスタEに
記憶された現在時刻の日付データ1989年6月26日
をスイッチに3の操作により1989年6月30日に進
めた表示例を示し、第14図のJは、同様にして198
9年7月1日に進めた表示例を示している。尚、これら
の表示処理は、M=rlJのききには第13図のステッ
プS68、M= r2Jのときはステップ869によっ
てなされる。そして、レジスタEの日イ寸データに基づ
き、フィッシングベストタイム又は日の出、日の入り時
刻を演算して得る処理は、スイッチに4の操作によって
実行されるもので、以下、その処理につき述べる。
スイッチに4の操作は、第15図のステップ5124で
判別され、次のステップ5125でM=「1」か否かが
判別される。M=rIJの時には次のステップ5126
でF2 = rO」か否か、即ち、第14図のBもしく
はIの表示状態か否かが判別される。然して、F2=「
0」のときには、次のステップ5L27.128に進み
、月齢演算処理、月の時角演算処理がなされる。ステッ
プ5127の月齢演算処理は第10図に示したものとほ
ぼ同様であり、ただ、第10図においてはレジスタCの
現在時刻に基づき演算を行なったが、ステップ5127
においては、レジスタEの時刻データ即ち、現在時刻デ
ータもしくはスイッチに3によって設定された任意の時
刻データに基づいて行なわれる点と、第10図のステッ
プ848において演算結果によって得られる月齢データ
がレジスタRではなく、レジスタUに記憶される点のみ
が異なる。また、ステップ$128の月の時角演算は、
第8図のステップS21から832と同様に行なわれる
が、前述した如く、レジスタEに基づいて行なわれる点
が異なる。また、ステップS32において、時角が0時
となる時刻が得られると、このデータはレジスタWに記
憶される。また、次のステップ5129では同様にして
時角が6時、12時、18時になる時刻を求める。そし
て、次のステップ5tsoでは上記ステップ5128.
129で得られた時角が0時、6時、12時、18時に
なる時刻データを夫々レジスタT。〜T、に記憶させる
。更に、次のステップ5131では、ステップ5127
で得られた月齢データと0時、6時、12時、18時の
時角データとから魚の釣れ具合を示すデータを算出して
、時角0時、6時、12時、18時に対応するデータを
夫々レジスタQ0乃至Q3に記憶させる。
第17図は、上記ステップ5131の魚マーク数データ
演算処理を説明するものであり、例えば、月の時角が0
時又は12時の時に月齢データが第11図に示す0.0
〜1.8又は27.7〜29.5の新月、もしくは!3
.0〜18.0の満月の際には、魚が最もよく釣れる時
間であるとして、4つの魚マーク表示体2f全てを表示
させるデータをレジスタQo1Q2に記憶させる。また
、月齢が上弦又は下弦の月を表わすデータであった場合
には、その次に魚が釣れる時間であるとして、4つの族
マーク表示体2fのうち3つを表示させるデータをレジ
スタQ0、Q2に記憶させるものである。同様にして、
第17図に示すような月の時角と月齢データとに応じた
表示用データがし、ジスタQo乃至Q3に夫々記憶され
るものである。然して、第15図のステップ8131の
処理が終了するとステップ5132に進み、フラグF2
に「1」をセットする。
このステップ5132でフラグF2に「1」がセットさ
れることにより、表示部2での表示は第14図のB又は
Iから第14図のGのフィッシングベストタイム表示モ
ードに変わる。即ち、M=rIJ、F*=rLJの時に
は、第13図の表示処理においてステップS66、S6
7からステップS80.81.82に進み、レジスタP
の値が判別される。然して、P=「O」のときには次の
ステップ883で表示部2の25個の時角表示体2Cの
うち、時角0時に対応する表示体2cを表示させるデー
タがレジスタAにセットされ、次のステップ884では
前述した第15図のステップ8131で演算され、レジ
スタQ。に記憶された時角0時における魚の釣れ具合デ
ータがレジスタAにセットされ、更に、次のステップS
85ではレジスタUに記憶された月齢データ、レジスタ
Eの日付データ、レジスタT。の時角0時の時刻データ
、及び数値“2”のデータがレジスタAにセットされる
。そして、次のステップS86ではレジスタUの月齢デ
ータから月相表示体2a1乃至2asのいずれを表示さ
せるかのデータがレジスタAにセットされ、これらレジ
スタAにk トされたデータはステップA65で表示部
2に表示されるものである。
第18図は、上記M= rlJ 、F2 = rl」の
フィッシングベストタイム表示モードでの表示状態の変
化を示している。然して、レジスタPの値は後述する如
く、スイッチに5の操作によって「0」乃至「3」に変
化するものであり、P=「0」のときには第18図のB
に示すように、6月26日に月の時角が0時になる時刻
は6時55分であり、月齢は22.4で月相は下弦の月
、また、魚の釣れ具合は2番目によい(4つの魚マーク
表示体2f全てが点灯するが最もよく、上記表示では3
つ表示されているので2番目)ことが表示される。
また、P=rlJの時には、ステップ881からステッ
プS87.88.89に進み、P=「2」の時にはステ
ップS82.90.91.92、P=「3」の時にはス
テップ893.94.95と夫々進み、夫々、時角が6
時、12時、18時の時の表示すべきデータがレジスタ
Aにセットされる。即ち、対応する時角表示体2cを表
示させるデータは夫々ステップ887.90,93でセ
ットされ、その時の魚の釣れ具合データは夫々ステップ
888.91.94でセットされ、月齢データ、日付デ
ータ、夫々の時角に対応する時刻データ及び、表示順序
を示す番号データがステップS89.92.95で夫々
レジスタAにセットされるものである。それ数表示部2
においては第18図のC,D、Aに示すように時角が夫
々6時、12時、18時の時の各種データが表示される
第15図において、ステップ5125でM=「1」でな
いことが判別された際には、ステップ5133に進み、
M= r2Jか否かが判別される。
M= r2Jの時にはステップ5134でF2=「0」
か否かが判断され、F2=「O」の時は次のステップ5
135及び5136に進み、月齢演算、日の出/日の入
り演算がなされる。この月齢及び日の出/日の入り演算
は、夫々第10図、第12図で示したものと同様であり
、異なるのはレジスタEに記憶されたデータ(現在時刻
データ又はスイッチに3で設定されたデータ)に基づい
て行なわれる点とζ演算結果データが夫々レジスタUル
ジスタX1Yに記憶される点のみである。
然して、次のステップ5132ではF2が「1」にされ
るので、第13図の表示処理のステップS69ではF2
が「1」かどうかを判断し、「1」であった時には上記
レジスタU、X、Yに記憶されたデータを表示する。従
って、第14図のHにおいては、レジスタEに記憶され
た日における日の出時刻、日の入り時刻、月齢データ、
日付、月相及び日の出7日の入りマーク表示体2b、2
bが表示されるもので、この表示は第14図のDと同様
になる。
また、第15図のステップ812B、8134で夫々F
2=rOJでない、即ち、F2=rlJと判断された時
にはステップ5137に進み、F2に「0」がセットさ
れる。これにより表示部2においては、第14図G1H
の表示状態からBlEの表示状態に戻る。
スイッチに、の操作は第15図のステップ5138で判
別される。このステップ5137でスイッチに6の操作
が判別されるとステップ5139.5140に進み、M
= rOJか否か、N=「1」か否かが判別され、M=
「0」、N=「1」であれば、次のステップ5141で
は被修正対象相を選択する処理を行なう。即ち、第14
図のCの時刻修正モードでスイッチに5が操作されると
、現在時刻の修正単位を秒から分、分から時といったよ
うに造次選択していくものである。
また、ステップ8140でN=rlJでないと判別され
た時には、ステップ5142でN= r2Jか否かが判
別され、N= r2Jの時には次のステップ8143で
レジスタLの値を順次進める処理を行なう。従って、第
14図のF1即ち、第16図のFに示す時差/経度/緯
度設定モードでスイッチK 、が操作されると、設定対
象が時差、経度、緯度と進められていくものである。更
に、第15図のステップ5139でM= rOJでない
と判別された時にはステップ5L44.8145で夫々
M=「1」、F2=「1」が判別される。即ち、フィッ
シングベスト時刻表示モードか否かが判別され、M” 
rlJ 、F2 = rlJであると、次のステップ5
146でレジスタPを順次歩進させる。
従って、フィッシングベスト時刻表示モードでスイッチ
に5が操作されると第18図A、B、C。
Dに示すように時角が18時、0時、6時、12時の時
の各種情報が順次切換表示されるものである。
尚、上述した以外のスイッチ、例えばスイッチに6が操
作された時にはステップ5147に進み、図示していな
いが他の機能処理がなされるものである。
以上のように、上記実施例では現在の日付又は設定され
た日付において、月の時角が夫々特定の時角である時の
時刻情報を表示させるようにしたので、魚釣り等に最も
適した時刻を直ちに知ることが出来る。この場合、上記
実施例では1つの時角に対し1つの時刻のみデジタル表
示するようにしたが、例えば、魚の釣れる時刻はその特
定の時角に対する時刻の前後1〜2時間にわたるので、
上記実施例では表示体2eにより、それを明示している
。従って、使用者は上記デジタル表示された時刻の前後
1乃至2時間がよく釣れる時であるということがわかる
。尚、上述したような表示体2eで明示するのでなく、
例えばデジタル表示された時刻の1時間前の時刻と1時
間後の時刻を演算して光学的表示手段でデジタル表示し
、何時から何時までがよく釣れるかを知らせるようにし
てもよい。
また、上記実施例では月相(又は月齢データ)と月の時
角とから魚の釣れ具合データを得るようにして表示させ
ているので、どの時間が最もよく釣れるかを知ることが
出来る効果があり、更に、上記実施例では各データを算
出する場合に、時差をもとに、まずグリニッジにおける
時刻データを算出し、さらにグリニッジ時刻から各デー
タを得るようにしているので、時角演算、月齢演算、日
の出/日の入り時刻演算等の処理を簡略化することがで
きる。
尚、上記実施例は電子腕時計に適用した場合について説
明したが、これに限らず小型電子式計算機、データバン
ク、スケジューラ、ICカード等に組み込んでも良く、
もちろん専用機であっても良い。
また、時刻入力キー1位置キー等を設けたキーボード等
により、時刻データ及び位置データを入力し、その入力
データに基づいて各種演算等を行なうようにしてもよい
更に、通常時刻表示モードにおける月齢、時角等の演算
タイミングは、本実施例のように1日車位、あるいは1
時間単位に限らず、より短い時間間隔で演算を行っても
良く、例えば1分毎に月の時角を算出しても良い。
また、魚の釣れ具合の表示は本実施例のような4つの魚
マーク表示体による表示ではなく、例えば、表示体をも
っと増やしたり、最もよく釣れるのを100%としてデ
ジタルでパーセント表示しても良い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、日付情報と地球上の任意の地点の位置
情報とから、その位置において月の時角が所定の時角と
なる時の時刻情報を演算し、その演算により求めた時R
データを表示することができるので、魚釣りあるいは狩
猟などの参考となるデータを簡単に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の時刻情報表示装置を組み
込んだ電子腕時計の外観正面図、第2図は、第1の電子
腕時計の表示部の表示パターンを示す図、 第3図は、第1図の電子腕時計の回路構成図、第4図は
、第3図のRAM16の構成図、第5図は、上記実施例
の全体の動作を説明するフローチャート、 第6図は、月の時角演算のフローチャート、第7図、第
8図及び第9図は、時角演算の一例を説明する図表、 第10図は、月齢演算のフローチャート、第11図は、
月の離角と月齢と月相との関係を示す図、 第12図は、日の出/日の入り演算のフローチャート、 第13図は、表示処理のフローチャート、第14図は、
各動作モードにおける表示の変遷を示す図、 第15図は、キー処理の詳細を示すフローチャート、 第16図は、時差設定、経度設定、緯度設定における表
示状態を示す図、 第17図は、月相と月の時角とから得られる魚の釣れ具
合データを示す図、 第18図は、特定の月の時角に対応する時刻情報の表示
状態の変化を示す図である。 1・・・腕時計ケース本体、2・・・表示部、2a+〜
2ae・・・月相表示体、 2c・・・月の時角表示体、2f・・・魚マーク表示体
、K11に2、K3、K4、KI5、K6・・・スイッ
チ、13・・・制御部、15・・・プログラムROM。 16・・・RAM。 特許出願人  カシオ計算機株式会社 第1図 第2図 第3図 第7図 第8図 第9図 #月   上弦   満月    下弧    #g第
11図 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 年、月、日の日付情報を記憶する日付情報記憶手段と、
    地球上のいずれの位置であるかを示す位置情報を記憶す
    る位置情報記憶手段と、この位置情報記憶手段に記憶さ
    れた位置情報と前記日付情報記憶手段に記憶された日付
    情報とに基づき月の時角が特定の時角になる時の時刻情
    報を演算する演算手段と、この演算手段によって演算さ
    れた時刻情報を表示させる表示信号を出力する表示信号
    出力手段とを具備したことを特徴とする時刻情報表示装
    置。
JP13509689A 1989-05-29 1989-05-29 時刻情報表示装置 Expired - Lifetime JP2688649B2 (ja)

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