JP7069932B2 - 電子時計 - Google Patents
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Description
以下、第1実施形態にかかる電子時計Wを説明する。
図1に、第1実施形態における電子時計Wを示す平面図を示す。電子時計Wは、操作ボタンAと、操作ボタンBと、操作ボタンCと、竜頭Dと、ベゼルEと、第2バンド部Fと、第1バンド部Gと、表示部10とを有する。図1に示すように、電子時計Wは、時間を計測するアナログ時計である。
時刻表示モードでは、電子時計Wは、現在時刻を表示することができる。ユーザーにより操作ボタンAが何度か押下されてモード指針22が文字列21aを指示する場合に、電子時計Wは、動作モードを時刻表示モードに設定する。動作モードを時刻表示モードに設定している場合に、表示部10は、目盛り17aを基準にして、時針11、分針12、および秒針13を用いて、現在時刻の時、分、および秒を表示する。
タイムゾーン設定モードでは、電子時計Wは、タイムゾーンの表示および設定が可能である。ユーザーにより操作ボタンAが何度か押下されてモード指針22が文字列21bを指示する場合に、電子時計Wは、動作モードをタイムゾーン設定モードに設定する。動作モードをタイムゾーン設定モードに設定している場合に、表示部10は、目盛り17aを基準にして、時針11、分針12、および秒針13を用いて、現在時刻の時、分、および秒を表示する。さらに、表示部10は、ベゼルEに設けられた目盛りEaを基準にして、機能針14を用いて、現在のタイムゾーンを表示する。目盛りEaには、複数のタイムゾーンが示されている。目盛りEaには、例えば、協定世界時(UTC)から時差がないタイムゾーンを示す数字「0」、協定世界時から1時間早い時差を有するタイムゾーンを示す数字「+1」、および、協定世界時から1時間遅い時差を有するタイムゾーンを示す数字「-1」等が記載されている。
日の出日の入り時刻表示モードでは、電子時計Wは、日の出時刻または日の入り時刻を表示することができる。ユーザーにより操作ボタンAが何度か押下されてモード指針22が文字列21cを指示する場合に、電子時計Wは、動作モードを日の出日の入り表示モードに設定する。動作モードを日の出日の入り表示モードに設定している場合に、表示部10は、目盛り17aを基準にして、時針11、分針12、および秒針13を用いて、現在時刻の時、分、および秒を表示する。さらに、表示部10は、目盛り17aを基準にして、機能針14を用いて、日の出時刻または日の入り時刻を表示する。機能針14は、時針11と同じ時刻の読み方となる。図1の例では、現在時刻が3時40分であるのに対し、日の出時刻または日の入り時刻が、4時48分であることを示す。
図3に、制御部6の構成図を示す。制御部6は、記憶部4に記憶されたプログラムを読み取り実行することにより、位置情報算出部61と、処理部62とを実現する。
以下の記載では、タイムゾーンの第2の取得方法、および、現在の年月日の第2の取得方法が採用されているとして説明する。
第2の方法において、処理部62は、取得したタイムゾーンにおける、緯度および経度、ならびに年月日の組み合わせに応じた日の出時刻日の入り時刻の時刻表を参照して、日の出時刻および日の入り時刻を算出する。例えば、処理部62は、ユーザーによって現在位置のタイムゾーンが変更した場合、または、GPSレシーバー2が取得した衛星信号から算出した現在位置のタイムゾーンが変更した場合、変更後のタイムゾーンにおける日の出時刻日の入り時刻の時刻表を、インターネットなどのネットワークを介して取得する。日の出時刻日の入り時刻の時刻表は、例えば、下記のような3次元のデータ構造を有する。
処理部62は、現在位置のタイムゾーン、ならびに、現在位置および現在の年月日に基づいて、日の出時刻および日の入り時刻を算出しようとしたが、現在位置が北極圏または南極圏であると、日の出および日の入りがなく、日の出時刻および日の入り時刻を算出できない場合がある。この場合、処理部62は、現在位置のタイムゾーン、ならびに、現在位置および現在の年月日に基づいて、白夜または極夜のいずれかであることを特定する。白夜と特定した場合、処理部62は、機能針14が12時位置を指示するように機能針14を制御する。極夜と特定した場合、処理部62は、機能針14が6時位置を指示するように機能針14を制御する。12時位置は、「第1位置」の一例である。6時位置は、「第2位置」の一例である。
日の出日の入り表示モードについて、具体的なフローチャートを用いて説明する。
図6に、日の出日の入り表示モードのフローチャートを示す。図6で示すフローチャートでは、表示状態を切り替える方法として、前述した第1の方法、すなわち、現在時刻が第1時刻または第2時刻に達した場合、機能針14が可能な最大の角速度で機能針14を回転させる方法を採用する。
以上示したように、電子時計Wは、機能針14と、目盛り17aと、処理部62とを有する。処理部62が所定の条件に基づいて、第1状態と第2状態とを切り替えるため、ユーザーが切り替える必要がない。以上により、ユーザーは、日の出時刻および日の入り時刻を容易に把握することが可能になる。また、12時制のアナログ時計は24時制のアナログ時計と比較してユーザーにとってなじみ深いため、電子時計Wは、日の出時刻および日の入り時刻を直感的に把握することが可能になる。
さらに、処理部62は、日の入り時刻より後または日の出時刻より前の第2時刻に現在時刻が達した場合、第2状態から第1状態に切り替える。第2時刻は、日の入り時刻より後、または、日の出時刻より前であるから、夜間に属する時刻である。従って、夜間に属する第2時刻以降には、表示状態を第2状態に切り替えた結果、機能針14が日の出時刻を指示する。従って、第1実施形態によれば、ユーザーは、第2状態から第1状態に切り替えることなく、現在時刻から日の出までの時刻までの時間を容易に把握することができる。
日の出時刻および日の入り時刻は、現在位置の緯度および経度によって変動するが、第1実施形態では、位置情報算出部61が算出した現在位置に基づいて日の出時刻および日の入り時刻を算出するため、現在位置の緯度および経度の影響が反映されている。従って、本実施形態によれば、ユーザーが位置情報を入力しなくても、日の出時刻および日の入り時刻を算出することが可能になる。
第2実施形態における電子時計Wでは、円盤状指示体15(図7参照)が、日の出時刻および日の入り時刻を表示する。円盤状指示体15は、第2実施形態における「指示体」の一例である。以下、第2実施形態について説明する。なお、以下に例示する各形態および各変形例において作用や機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図7に、第2実施形態における電子時計Wを示す平面図を示す。以下に示す要素については、説明の省略のため、特に記載がない場合、第2実施形態に関する要素であるとする。電子時計Wは、機能針14の代わりに円盤状指示体15を含む。電子時計Wは、第1実施形態の電子時計Wが有した日の出日の入り表示モードの代わりに、日の出時刻を示す日の出表示モードと、日の入り時刻を示す日の入り表示モードとを有する。図7に示した破線は、仮想的な線であり、電子時計Wに実際に描画された線ではない。
第1の方法における配置方法において、第1領域1511と第2領域1512との間に空きがないように配置されることである。第1領域1511および第2領域1512の境界線は、円盤状指示体15の直径に沿う。従って、円盤状指示体15を固定したとすると、時針11は、第1領域1511および第2領域1512を6時間かけて通過する。図7に示す部材151において、第1の方法における配置方法が採用されている。
第2の態様における配置方法において、第1領域1511と第2領域1512とが、間を空けて配置することである。この間には、第1色および第2色とは異なる色の第3領域を配置する。第3領域の色は、1色、または、連続的に色が変化するグラデーションカラーである。1色の場合、第3領域の色は、例えば、朝焼けおよび夕焼けを示す橙色である。グラデーションカラーの場合、第3領域の色は、例えば、黄色から青色に連続的に変化する色である。
以下の説明では、図7に示すように、第1の方法が採用されているとして説明を行う。
第2の態様における円盤状指示体15は、部材151、および、部材151のz軸負方向の面と固定されている第2部材を有する。この第2部材は、同心円状の部材である。さらに、この第2部材の内側または外側の側面には、歯形がある。
駆動力の伝達例として、例えば、第1の態様における円盤状指示体15の第2部材に輪列機構205を介して駆動力が伝達されることにより、第2部材に固定された部材151が回転運動する。また、第2の態様における円盤状指示体15の第2部材の歯形と輪列機構205とが組み合っており、第2部材に輪列機構205を介して駆動力が伝達されることにより、第2部材に固定された部材151が回転運動する。
制御部6の構成は、第1実施形態における制御部6の構成と比較すると、表示状態が第1状態であれば、第1の間15ndの位置によって日の出時刻を指示し、表示状態が第2状態であれば、第2の間15dnの位置によって日の入り時刻を指示すること以外はほぼ同一の構成であるため、説明を省略する。ただし、第1実施形態における制御部6の構成と異なる点として、表示状態を切り替える方法についてと、白夜および極夜の取り扱いについてのみ説明する。
表示状態を切り替える方法は、第2実施形態でも第1実施形態と同様に、下記に示す2つがある。第1の方法において、処理部62は、現在時刻が第1時刻または第2時刻に達した場合、円盤状指示体15が可能な最大の角速度で円盤状指示体15を回転させる。そして、第1の間15ndの位置および第2の間15dnの位置のうち、現在の表示状態に対応する位置が、日の出時刻の位置または日の入り時刻の位置に達したら、処理部62は、円盤状指示体15の回転を停止させる。第2の方法において、処理部62は、現在時刻が第1時刻または第2時刻に達した場合、時針11の角速度の同一の角速度、すなわち前述した第1角速度で円盤状指示体15を回転させる。そして、第1の間15ndの位置および第2の間15dnの位置のうち現在の表示状態に対応する位置が、現在の表示状態において指示すべき日の出時刻の位置または日の入り時刻の位置に達したら、処理部62は、円盤状指示体15の回転を停止させる。表示状態を切り替える第2の方法において、図9および図10を用いてより詳細に説明する。
従って、時針11は、昼間であれば第1領域1511を指示し、夜間であれば第2領域1512を指示する。以上により、時針11は、現在時刻の時を表示するとともに、昼夜を表示する。よって、表示状態を切り替える第2の方法によれば、電子時計Wは、昼夜の表示と、日の出時刻または日の入り時刻の表示とを、同時に行うことが可能になる。
白夜であると判断した場合、処理部62は、第1の間15ndおよび第2の間15dnのいずれか一方が12時位置を指示するように円盤状指示体15を制御する。極夜であると判断した場合、処理部62は、第1の間15ndおよび第2の間15dnのいずれか一方が6時位置を指示するように円盤状指示体15を制御する。
以上示したように、円盤状指示体15は、第1領域1511と、第2領域1512とが環状に配置された環状の部材151を含む。昼間を示す第1色の第1領域1511と、夜間を示す第2色の第2領域1512とが環状に配置されている。従って、ユーザーは、第1の間15ndおよび第2の間15dnが、昼間と夜間との間、すなわち、日の出または日の入りを示すことを直感的に把握できる。
さらに、円盤状指示体15は、第1領域1511と第2領域1512との間の位置によって、日の出時刻または日の入り時刻を指示する。従って、日の出または日の入りを示すことを直感的に把握可能な第1の間15ndおよび第2の間15dnの位置によって日の出時刻または日の入り時刻を指示することにより、直感的に日の出時刻および日の入り時刻を把握することが可能になる。
第3実施形態における電子時計Wでは、子時計時針42(図11参照)および子時計分針43(図11参照)が、日の出時刻および日の入り時刻を表示する。子時計時針42および子時計分針43は、第3実施形態における「指示体」の一例である。以下、第3実施形態について説明する。なお、以下に例示する各形態および各変形例において作用や機能が第1実施形態または第2実施形態と同様である要素については、第1実施形態または第2実施形態で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図11に、第3実施形態にかかる電子時計Wを示す平面図を示す。以下に示す要素については、説明の省略のため、特に記載がない場合、第3実施形態に関する要素であるとする。
動作モードを時刻表示モードに設定している場合に、表示部10は、目盛り17aを基準にして、時針11、分針12、および秒針13を用いて、現在時刻の時、分、および秒を表示する。さらに、表示部10は、子時計表示部40および9時側情報表示部30を用いて、現在位置が属するタイムゾーンとは異なるタイムゾーンの現在時刻を表示する。
動作モードをタイムゾーン設定モードに設定している場合に、表示部10は、目盛り17aを基準にして、時針11および分針12を用いて、現在時刻の時および分を表示する。さらに、表示部10は、目盛りEaを基準にして、秒針13を用いて、第1タイムゾーンを表示する。
動作モードを日の出日の入り表示モードに設定している場合に、表示部10は、目盛り17aを基準にして、時針11、分針12、および秒針13を用いて、現在時刻の時、分、および秒を表示する。さらに、表示部10は、目盛り41aを基準にして、子時計時針42および子時計分針43を用いて、日の出時刻または日の入り時刻を表示する。さらに、表示部10は、目盛り31aを基準にして、子時計時針42および子時計分針43が、日の出時刻と日の入り時刻とのうちいずれを表示するか、言い換えれば、表示状態が第1状態か第2状態かを、AMPM針32を用いて表示する。具体的には、AMPM針32は、表示状態が第1状態であれば午前を示し、表示状態が第2状態であれば午後を示す。図11の状態では、AMPM針32が午前を指示しているため、子時計時針42および子時計分針43が、日の出時刻として5時0分を表示している。
制御部6の構成は、第1実施形態における制御部6の構成と比較すると、機能針14の代わりに子時計時針42および子時計分針43が、日の出時刻または日の入り時刻を指示し、表示状態が第1状態か第2状態かをAMPM針32が表示すること以外はほぼ同一の構成であるため、説明を省略する。ただし、第1実施形態における制御部6の構成と異なる点として、白夜および極夜の取り扱いについてのみ説明する。
白夜であると判断した場合、処理部62は、子時計時針42および子時計分針43が12時を表示し、AMPM針32が、y軸正方向の向きに固定する。極夜であると判断した場合、処理部62は、子時計時針42および子時計分針43が12時を表示し、AMPM針32が、y軸負方向の向きに固定する。
以上示したように、z軸正方向からの平面視において、分針12の指針軸と、子時計時針42および子時計分針43の指針軸とが重ならない。従って、分針12と、子時計時針42および子時計分針43とは同一軸上にはない。さらに、z軸正方向からの平面視において、目盛り17aと分針12の指針軸との間に、目盛り41aが設けられる。従って、目盛り41aと子時計時針42および子時計分針43によって、子時計が形成されている。従って、第3実施形態では、時針11および分針12が目盛り17aを指示することにより現在時刻を指示し、子時計を形成する子時計時針42および子時計分針43によって日の出時刻および日の入り時刻を指示する。以上により、現在時刻を指示する箇所と、日の出時刻および日の入り時刻を指示する箇所とが互いに異なるため、ユーザーが、子時計時針42および子時計分針43が現在時刻を指示するという誤った把握をすることを抑制することが可能になる。
以上の各形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲内で適宜に併合され得る。なお、以下に例示する変形例において作用や機能が実施形態と同等である要素については、以上の説明で参照した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
第1実施形態を変形した第1変形例における日の出日の入り表示モードにおいて、モード指針22は、機能針14が現在日の出時刻を示すならば文字列21c「SR-SS」のうち「SR」を指示し、機能針14が現在日の入り時刻を示すならば「SS」を示す。第1変形例において、モード指針22は、「第2指針」の一例である。これにより、ユーザーは、機能針14が示しているのが日の出時刻なのか日の入り時刻なのかを、モード指針22が指示する位置により読み取ることが可能になる。さらに、ユーザーは、電子時計Wを特に操作せずとも日の出時刻および日の入り時刻の表示が切り替わって、日の出および日の入りの時刻を把握することが可能になる。
第1変形例は、第1実施形態に限らず、第3実施形態にも適用することが可能である。
第1実施形態を変形した第2変形例では、日の出日の入り表示モードの代わりに、日の出時刻を示す日の出表示モードと、日の入り時刻を示す日の入り表示モードとを有する。第2変形例において、モード指針22は、「第2指針」の一例である。
日の出表示モードでは、日の出時刻を常時表示することができる。ユーザーにより操作ボタンAが何度か押下されてモード指針22が文字列21eを指示する場合に、電子時計Wは、動作モードを日の出表示モードに設定する。動作モードを日の出表示モードに設定している場合に、表示部10は、目盛り17aを基準にして、機能針14を用いて、日の出時刻を表示する。
日の入り表示モードでは、日の入り時刻を常時表示することができる。ユーザーにより操作ボタンAが何度か押下されてモード指針22が文字列21fを指示する場合に、電子時計Wは、動作モードを日の入り表示モードに設定する。動作モードを日の入り表示モードに設定している場合に、表示部10は、目盛り17aを基準にして、機能針14を用いて、日の入り時刻を表示する。
なお、第2変形例において、第1実施形態のように第1時刻または第2時刻を設定することにより、表示部10は、当日の日の出時刻または日の出時刻以降の所定時間後、例えば3時間後に、次の日の日の出時刻または日の入り時刻を表示することとしてもよい。
以上示したように、電子時計Wは、モード指針22と、文字列21eと、文字列21fと、操作ボタンAとを有する。操作ボタンAを用いることでユーザーは第1状態と第2状態とを切り替えることができる。そして、電子時計Wは12時制のアナログ時計であるため、24時制のアナログ時計と比較してユーザーは日の出時刻および日の入り時刻を容易に把握することが可能になる。
第1実施形態において、白夜であると判断した場合、機能針14が12時位置を指示し、極夜であると判断した場合、機能針14が6時位置を指示することを説明したが、他の位置を指示してもよい。また、白夜または極夜であることをユーザーが判別しやすくするため、ベゼルEの12時位置に、白夜を示す文字列を設け、ベゼルEの6時位置に極夜を示す文字列を設けてもよい。白夜を示す文字列および極夜を示す文字列を設けることは、第2実施形態および第3実施形態にも適用可能である。白夜を示す文字列は、例えば、「polar day」または「midnight sun」である。極夜を示す文字列は、例えば、「polar night」である。
日の出時刻および日の入り時刻は、現在位置の高度によって変動するが、上述した形態では、算出した現在位置の高度に基づいて日の出時刻および日の入り時刻を算出するため、現在位置の高度の影響が反映されている。従って、以上の態様によれば、現在位置の高度の影響を考慮しない場合と比較して、日の出時刻および日の入り時刻をより正確に算出することが可能になる。
Claims (10)
- 指示体と、
前記指示体が指示する12時制の第1目盛りと、
前記指示体が日の出時刻を指示する第1状態と、前記指示体が日の入り時刻を指示する第2状態とを切り替える処理部と、
を備え、
前記処理部は、
前記日の出時刻より後であり、かつ前記日の入り時刻より前の第1時刻に現在時刻が達した場合、前記第1状態から前記第2状態に切り替え、
前記日の入り時刻より後であり、かつ前記日の出時刻より前の第2時刻に現在時刻が達した場合、前記第2状態から前記第1状態に切り替える、
ことを特徴とする電子時計。 - 前記第1時刻は、前記日の出時刻から第1所定時間後の時刻であり、
前記第2時刻は、前記日の入り時刻から第2所定時間後の時刻である、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。 - 前記第1時刻は、午前12時であり、
前記第2時刻は、午後12時である、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。 - 現在位置を算出する位置情報算出部を備え、
前記処理部は、現在位置のタイムゾーン、現在の年月日、および、前記位置情報算出部が算出した現在位置に基づいて、前記日の出時刻および前記日の入り時刻を算出する、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子時計。 - 時針および分針を備え、
前記指示体は、
前記時針および前記分針とは異なる指針である、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子時計。 - 前記分針の指針軸の軸方向からの平面視において、前記分針の指針軸と、前記指示体の指針軸とが異なる
ことを特徴とする請求項5に記載の電子時計。 - 前記指示体は、
昼間を示す第1領域と、夜間を示す第2領域とが環状に配置された環状の部材を含み、
前記第1領域と前記第2領域との間の位置によって、前記日の出時刻または前記日の入り時刻を指示する、
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の電子時計。 - 午前または午後であることを指示する第1指針を備え、
前記第1指針は、前記第1状態の場合前記午前を指示し、前記第2状態の場合前記午後を指示する、
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の電子時計。 - 前記指示体が前記第1目盛りの第1位置を指示することによって、白夜であることを示し、
前記指示体が前記第1目盛りの第2位置を指示することによって、極夜であることを示す、
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の電子時計。 - 前記第1状態および前記第2状態のうち前記指示体の現在の状態を指示する第2指針を、
備えることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の電子時計。
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