JPS6336185A - 方位計付デジタル電子時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、方位針付電子時計における表示システムに関
するものである。

〔従来の技術〕

従来、−船釣に方位計を腕装する手段として小型の磁針
式方位計を時計バンドに装着するという方法があった。

又、アイデアとしては、方位センサーを内蔵し、時刻表
示部に設けられた６０セグメントを利用して北の方向を
表示するものがあった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、これまでに提案されたものは北方位の表示のみ
であった。

本発明の目的は、従来の方位計付電子時計に対し全（異
なった斬新な表示システムを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成するための本発明の構成は、少なくとも
３桁以上の７セグメントを配置した第１表示部と、マー
クをリング状に配置１−た第２表示部と、進行方向マー
クとを有する表示装置、方位を検出する方位センサー、
前記センサ〜の検出信号をもとに前記進行方向マークに
対する北の方位を演算する演算手段と、計時回路を備え
、通常時刻表示モードにおいては第１表示部にデジタル
で時刻表示をし、第２表示部で秒表示を行い５方位計機
能モードにおいては北の方向を第２表示部で位置表示し
、第１表示部において前記進行方向マークに対する北の
位相角をデジタル表示することを特徴とする。

〔実施例〕

以下、図面に従って本発明の実施例について説明を行う
。

第１図〜第３図は、本発明の一実施例である方位計付デ
ジタル電子時計を示すものである。

第１図は、電子時計の時刻モードにおける表示状態を示
す平面図、第２図は付加機能である方位計モードにおけ
る表示状態を示す平面図、第３図はシステム構成を示し
たブロック線図である。

第１図、第２図において、１は電子時計、２は第１表示
部である。第１表示部２は７セグメントから成る時刻表
示を行うための第１セグメントブロツク２ａ、暦表示を
行うための第２セグメントブロツク２ｂによって構成さ
れている。６は第２表示部で、第１表示部２の外周に配
置された６０個の表示素子から成る。４は表示切換ボタ
ン、５は電子時計１の所定方向に設けた進行方向マーク
である。

第１図に示される時刻モードにおいて、第１表示部２で
は、第１セグメントプロンク２ａにおいて時、分表示を
行い、第２セグメントブロツク２ｂにおいて月５日の表
示を行っており、５月１０日１２時３０分を表示してい
る。第２表示部６では、配置された６０個の表示素子に
よって秒表示を行い、８秒を表示している。ここで表示
切換ボタン４をＯＮすると、第２図に示す方位計モード
に切り換わる。この時、前記進行方向マーク５が点灯し
、第２表示部６は北の方向を点表示し。

第１表示部２では前記進行方向マーク５の矢印方向と第
２表示部乙に表示している北方向とのなす位相角をデジ
タル表示する。つまり今、進行方向マーク５に対して北
方向は１反時計まわりに２４０度である。

第３図は、電子時計１のブロック線図である。

図において、６は基準信号を発生する発振回路である。

７は発振回路６の信号を分周する分周回路であり−ＩＨ
ｚパルスを発生する。８は計時回路であり、時１分、秒
の情報を発生する時刻回路８ａ。

日および月の情報を発生する暦回路８ｂにより構成され
ている。時刻回路８ａからは秒信号Ｓｓおよび時分信号
３ｔが出力され、暦回路８ｂからは暦信号Ｓｄが出力さ
れる。９は表示部切換回路で。

第１表示部２の表示を切り換える第１表示部切換回路９
ａと第２表示部乙の表示を切り換える第２表示部切換回
路９ｂから構成されている。１０は前記第１表示部２お
よび第２表示部６を有する表示装置である。１１は時刻
表示と方位表示を切り換えろ表示切換スイッチである。

１２は北方向を認識する方位センサー、１６は進行方向
マーク５に対する北の方向を検出する方位検出回路であ
り、前記方位検出回路１６からは方位信号Ｓ　ｈが出力
される。１４は北方向と進行方向の位相角を計算する角
度算出回路であり、角変信号Ｓθが出力されろ。

次に、上記構成を有する方位針付デジタル電子時計の動
作を説明する。

第１図に示す時計モードにおいては、表示切換スイッチ
１１からの出力信号ＳｃはＬレベルであるため、第１表
示部切換回路９ａのＣ端子および第２表示部切換回路９
ｂのＣ端子にはＬレベルの信号が、それぞれ供給されて
いる。

従って、第１表示部切換回路９ａは時刻回路８ａからの
時分信号Ｓｔおよび暦回路８１）からの暦信号Ｓｄを、
第２表示部切換回路９ｂは前記時刻回路８ａからの秒信
号Ｓｓをそれぞれ選択出力する。この結果、第１表示部
２および第２表示部６は、第１図に示すごとくいずれも
通常時刻を表示している。

以上が時計モードにおける動作である。

次に方位計モードにおける動作を説明する。

時計モードから方位計モードへの切り換えは。

表示切換スイッチ１１の切り換えで行われろ。先ず、第
１図に示す表示切換ボタン４を操作して表示切換スイッ
チ１１をＯＮすることにより、切換信号Ｓｃは１ルベル
に切り換わる。この時、第１表示部切換回路９ａおよび
第２表示部切換回路９１）は、通常時刻表示から方位表
示選択状態に設定され、方位計モードへの切り換えが行
われる。

この結果前記角度算出回路１４からの角度信号Ｓθおよ
び方位検出回路１６からの方位信号ｓｈを選択し、表示
装置１０は進行方向マーク５、北方向マーク、そして北
方向と進行方向のなす位相角を第２図のごと（表示する
。

以下、携帯者が方位計を使用する場合の具体的な動作に
ついて説明する。

例えば、電子時計１の携帯者が電子時計１の進行方向マ
ーク５を東に向けていたとすると、方位センサー１２か
らの信号により方位検出回路１６が進行方向マーク５の
方向に対する北方向を検出し、方位信号Ｓ　ｈが出力さ
れる。方位信号ｓｈは、角度算出回路１４および第２表
示部切換回路９ｂに入力されろ。角度算出回路１４は、
進行方向マーク５が向いている方向と、北の方向とのな
す位相角を計算し、角度信号Ｓθとして出力し、第１表
示部切換回路９ａに入力する。

この結果、第２表示部６は進行方向マーク５の矢印方向
に対する北方向、すなわち時計モードの４５秒位置の表
示素子が北方向として表示される。

また、第１表示部２においては、前記進行方向マーク５
の矢印方向と北方向のなす位相角、すなわち９０°の値
がデジタル表示される。

従って電子時計１の携帯者が北方向へ進むつもりが、誤
りて北西に進んでいたとする。この時、通常時刻モード
から方位計モードに切り換えると。

第２表示部６で正確な北の方向が表示されろとともに、
第１表示部２において現在の進行方行と、北方向のずれ
角がデジタル表示され、数値で誤差を知ることができ、
携帯者はこの表示を見て自分の進む方向を修正すること
ができる。

〔発明の効果〕

上記のごとく本発明によれば、方位計モードにおいて時
刻表示部を兼用して北の方向を位置表示するとともに、
進行方向マーク５の矢印方向に対する北の位相角をデジ
タル表示することにより。

従来の方位計付電子時計に対して全く異なった斬新な表
示システムを有し、北方向だけでなく北と進行方向のず
れ角を知ることができるユニークで面白味のある方位針
付デジタル電子時計の実現を可能とする効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明の実施例を示し、第１図は方位
計付デジタル電子時計の時刻モードを示す平面図、第２
図は方位計モードを示す平面図、第３図はシステム構成
を示すブロック線図である。 ２・・・・・・第１表示部、 ６・・・・・・第２表示部、 ４・・・・・・表示切換ボタン、 ５・・・・・・進行方向マーク、 １２・・・・・・方位センサー。 １６・・・・・・方位検出回路、 １４・・・・・・角度算出回路。 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくとも３桁以上の７セグメントを配置した第１表示
   部と、マークをリング状に配置した第２表示部と、進行
   方向マークとを有する表示装置、方位を検出する方位セ
   ンサー、前記センサーの検出信号をもとに前記進行方向
   マークに対する北の方位を演算する演算手段と、計時回
   路を備え、通常時刻表示モードにおいては第１表示部に
   デジタルで時刻表示をし、第２表示部で秒表示を行い、
   方位計機能モードにおいては北の方向を第２表示部で位
   置表示し、第１表示部において前記進行方向マークに対
   する北の位相角をデジタル表示することを特徴とする方
   位計付デジタル電子時計。