JPH07311730A - メモリ制御方法及び装置 - Google Patents

メモリ制御方法及び装置

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JPH07311730A
JPH07311730A JP10578294A JP10578294A JPH07311730A JP H07311730 A JPH07311730 A JP H07311730A JP 10578294 A JP10578294 A JP 10578294A JP 10578294 A JP10578294 A JP 10578294A JP H07311730 A JPH07311730 A JP H07311730A
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clock
frequency
processors
dram
synchronous dram
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JP10578294A
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Katsuhiko Nagasaki
克彦 長崎
Kazuhiro Matsubayashi
一弘 松林
Kazutoshi Shimada
和俊 島田
Eisaku Tatsumi
栄作 巽
Shigeki Mori
重樹 森
Ryoji Fukuda
亮治 福田
Takashi Harada
隆史 原田
Shinichi Sunakawa
伸一 砂川
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 同期式DRAMを複数のプロセッサの共有メ
モリとして用い、プロセッサをウエイトさせることなく
メモリをアクセスできるようにして、プロセッサのスル
ープットを向上させる。 【構成】 同期式DRAM105を共有するCPU10
1とDSP102と、同期式DRAM105に第1の周
波数のクロックCを供給し、クロックCの周波数の1/
2倍の第2の周波数で、位相を第2の周波数の一周期ず
つ互いにずらしたクロックA,Bを、CPU101とD
SP102に供給するクロックモジュール103と、C
PU101とDSP102より同期式DRAM105へ
のアクセスコマンドを入力し、第1の周波数のクロック
Cに同期して同期式DRAM105のアドレス信号及び
制御信号を出力し、アドレス信号及び制御信号に基づい
て同期式DRAM105をアクセスして同期式DRAM
とN個のプロセッサとの間でデータ転送を行うDRAM
コントローラ104とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のプロセッサにより
共有されているメモリをアクセスするメモリ制御方法及
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体技術等の進歩に伴って、コンピュ
ータの処理速度は高速化の一途をたどっているが、この
ような高速化を実現する一手段として、マイクロコンピ
ュータ等のCPUの駆動周波数を高めて処理速度を早め
ることが行われている。この駆動周波数を高めることは
最も一般的に行われており、特にCPUのなかには、ク
ロックの周波数が100MHz以上で動作するものも製
作されている。
【0003】一方、メモリに関しては、動作可能な周波
数の上限はCPUほど高速化されていないため、CPU
がメモリの内容をリードあるいはライトしようとする場
合には、メモリのアクセス速度に合わせるためにCPU
の処理が待たされる(ウエイトが入る)ことになる。こ
のため、動作クロックの周波数を高めてCPUによる処
理を高速化しても、システム全体の処理速度をそのCP
Uの処理速度に比例して高めることができなかった。そ
こで、メモリの内容を先読みして、メモリの速度に合わ
せるためのウエイト時間を少なくする、一種のバッファ
として、キャッシュメモリ構造が提案されている。
【0004】さらに近年、キャッシュメモリ用に、クロ
ックに同期させてデータのリード/ライトを行う同期式
のDRAM(ダイナミックRAM)が開発され、CPU
のクロックに同期させて、キャッシュされている内容を
リード/ライトすることで高速化を図る技術が提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
同期式DRAMは、CPUの動作クロックと同期を取る
ことにより高速にデータのリード/ライトを行っている
ため、キャッシュ以外の使用法は考えられていない。従
って、このようなメモリを用いたとしても、一般的なメ
モリの使用方法に対しては、十分な高速化の対策がたら
れていないため、このようなDRAMを用いた複数のプ
ロセッサから成るシステムにおけるスループットの向上
は未解決となっていた。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、同期式DRAMを複数のプロセッサの共有メモリと
して用い、プロセッサをウエイトさせることなくメモリ
をアクセスできるようにして、プロセッサのスループッ
トを向上させたメモリ制御方法及び装置を提供すること
を目的とする。
【0007】また本発明の他の目的は、複数のプロセッ
サでDRAMを共有できるようにして、装置全体を小型
にするメモリ制御方法及び装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のメモリ制御方法は以下のような工程を備え
る。即ち、N(N>1)個のプロセッサにより同期式D
RAMを共有してアクセスするメモリ制御方法であっ
て、前記同期式DRAMに第1の周波数のクロックを供
給する工程と、前記N個のプロセッサのそれぞれに前記
第1の周波数の1/N倍の第2の周波数で、各プロセッ
サ毎に位相を前記第2の周波数の一周期ずつずらしたク
ロックのそれぞれを供給する工程と、前記N個のプロセ
ッサのいずれかより前記同期式DRAMへのアクセスコ
マンドを入力する工程と、前記アクセスコマンドに対応
する前記同期式DRAMのアドレス信号を及び制御信号
を出力する工程と、前記アドレス信号及び制御信号に基
づいて前記同期式DRAMをアクセスして前記アクセス
コマンドを発行したプロセッサと前記同期式DRAMと
の間でデータを転送する工程とを有する。
【0009】上記目的を達成するために本発明のメモリ
制御装置は以下のような構成を備える。即ち、同期式D
RAMを共有するN(N>1)個のプロセッサと、前記
同期式DRAMに第1の周波数のクロックを供給し、前
記第1の周波数の1/N倍の第2の周波数で、位相を前
記第2の周波数の一周期ずつ互いにずらしたクロック信
号のそれぞれを前記N個のプロセッサのそれぞれに供給
するクロック発生手段と、前記N個のプロセッサのそれ
ぞれより前記同期式DRAMへのアクセスコマンドを入
力し、前記第1の周波数のクロックに同期して前記同期
式DRAMのアドレス信号及び制御信号を出力する制御
手段と、前記アドレス信号及び制御信号に基づいて前記
同期式DRAMをアクセスして前記同期式DRAMと前
記N個のプロセッサの各プロセッサとの間でデータ転送
を行うデータ転送手段とを有する。
【0010】
【作用】以上の構成において、同期式DRAMに第1の
周波数のクロックを供給し、N個のプロセッサのそれぞ
れに前記第1の周波数の1/N倍の第2の周波数で、各
プロセッサ毎に位相を前記第2の周波数の一周期ずつず
らしたクロックのそれぞれを供給する。これらN個のプ
ロセッサのいずれかより前記同期式DRAMへのアクセ
スコマンドを入力すると、そのアクセスコマンドに対応
する同期式DRAMのアドレス信号を及び制御信号を出
力し、そのアドレス信号及び制御信号に基づいて、同期
式DRAMをアクセスして、そのアクセスコマンドを発
行したプロセッサと同期式DRAMとの間でデータを転
送するように動作する。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0012】[第1実施例]図1は本実施例の情報処理
装置の概略構成を示すブロック図である。
【0013】図1において、101はCPUであり、ク
ロックモジュール103より出力されるクロック信号
(クロックA)を入力して動作し、ROM106からの
プログラムデータや各種データを読み出して装置全体を
制御している。またCPU101は、キーボード・コン
トローラ107を介してキーボード109から入力され
るデータを処理するとともに、ディスプレイ・コントロ
ーラ108を制御して表示用RAM(VRAM)114
へデータ書き込んだり、或は表示用RAM114の内容
を表示ディスプレイ110へ表示するように制御してい
る。更に、CPU101は、DRAMコントローラ10
4を制御し、同期式DRAM105との間でのデータの
やり取りを行うとともに、DSP(デジタル信号処理装
置:Digital Signal Processor)102の制御も行って
いる。
【0014】DSP102には、クロックモジュール1
03よりクロック信号(クロックB)が供給され、例え
ばCDなどのディジタル・オーディオソース111から
ディジタル音声信号を入力して演算処理等を行い、D/
Aコンバータ112へ処理済ディジタル音声信号を送出
している。こうして送出された音声信号は、D/Aコン
バータ112によりアナログ信号に変換され、スピーカ
113により音声(可聴音)として出力される。また、
DSP102はDRAMコントローラ104を制御し
て、同期式DRAM105との間でデータのやり取りを
行っている。
【0015】DRAMコントローラ104は、CPU1
01及びDSP102からの同期式DRAM105への
アクセス要求を入力し、クロックモジュール103から
のクロック信号により、どちらからの信号を同期式DR
AM105へ転送するかを選択するアービタとしての役
割を果たす。また同期式DRAM105は、クロックモ
ジュール103よりクロックCの供給を受けて動作して
いる。
【0016】ここで、クロックモジュール103より供
給される3種類のクロックA,B,Cの各周波数fa,
fb,fcの関係は、以下の式に従うものとする。
【0017】 2fa=2fb=fc (1) ここで、クロックCの周期は、DRAM105が2つの
プロセッサ(CPU101とDSP102)で共有され
ているため、クロックfa,fbの周波数の2倍の周波数
となっており、クロックAとクロックBは、図2に示す
ように、クロックA(クロックB)の一周期分だけ位相
がずれている。
【0018】これらクロックA,B,Cの関係を図2に
示す。
【0019】ここで同期式DRAM105の動作タイミ
ングについて詳しく述べる。この同期式DRAM105
の特徴としては、クロック入力端子を持ち、入力される
クロックCに同期して、コマンドの入力やデータのリー
ド/ライトなどを行う構成となっていること、内部がパ
イプライン構成となっていることなどが挙げられる。そ
の結果、従来のDRAMより高速化が可能となってい
る。
【0020】図3に、このDRAM105の動作タイミ
ングチャートの一例を示す。ここでCLOCKはクロッ
クCに該当し、CKEはクロックイネーブル信号、CS
はチップセレクト信号、RASはロウアドレス・ストロ
ーブ、CASはカラムアドレス・ストローブ、WEはラ
イトイネーブル信号、A11〜A0はアドレス信号、D
7〜0はデータ(Data)の各信号を示す。またこの
DRAM105には、CKE、CS、RAS、CAS、
WEの各信号の組み合わせによりコマンドが入力され
る。
【0021】図4は、これら信号の組み合わせによるコ
マンド例を説明する図である。また、このDRAM10
5は2バンク構成(バンクA,B)となっており、これ
らバンクの設定はアドレス信号のA11及びA10で行
っている。このバンクの設定は、例えば後述する図6に
示すように、アドレス信号A11により設定される。こ
うして、例えばCPU101がバンクAを、DSP10
2がバンクBを使用するように設定される。
【0022】図3及び図4より明らかなように、タイミ
ングT0では、アクティブ(Active)コマンドの
入力とロウアドレス(RAS)の入力を行っている。即
ち、図3のタイミングT0では、CKE信号がハイレベ
ルでCS信号がロウレベルの状態で、RASがロウレベ
ル、CAS及びWEがともにハイレベルとなって、図4
に示すActiveコマンドが入力されていることが分
かる。またタイミングT1では、リード(Read)コ
マンドの入力(RASとWEがハイレベルで、CASが
ロウレベル)とカラムアドレス(CAS)の入力を行っ
ている。そして、タイミングT2からT5までにおい
て、データの入出力を行っている。なお、図3の例で
は、バンクはバンクAを使用している。但し、ここで
は、CAS Latency(CAS待ち時間)=1と
した。
【0023】CAS Latencyは、CAS信号が
同期式DRAM105に入力されてからデータが出力さ
れる(リードの場合)までに要するクロック数を規定す
るもので、図3の例では、CAS信号はT1で入力され
ているので、データがタイミングT2で出力されればC
AS Latency=1となり、データがタイミング
T3で出力されるときは、CAS Latency=2
となる。このCASLatencyの値を制御すること
により、同期式DRAM105に接続されているデバイ
スの動作に合わせて、DらM105よりデータを入出力
することができる。
【0024】本実施例のDRAMコントローラ104の
ハードウェア構成の一例を図5に示す。
【0025】図5において、501,502のそれぞれ
は、CPU101,DSP102のそれぞれよりの同期
式DRAMアクセス要求信号とアドレス信号520,5
21とをフェッチするフェッチ部であり、CPU101
或はDSP102よりのアクセス要求信号を受取ると、
Ack信号生成部503へ、アクセス要求信号522,
523のそれぞれを転送する。また、フェッチしたアド
レス信号524,525のそれぞれを、各ロウ/カラム
アドレス生成部504,505へ転送する。Ack信号
生成部503は、フェッチ部501或は502より受け
取った各アクセス要求信号522,523に基づいてA
ck信号526又はAck信号527を生成し、それぞ
れCPU101或はDSP102へ送る。
【0026】制御信号生成部506は、例えば図4に示
すコマンドを作成しており、クロックモジュール103
からのクロック信号528と、Ack信号生成部503
からのAck信号(制御信号生成用信号)529を受け
て、同期式DRAM105へ制御信号530を生成・転
送し、CPU101或はDSP102からのアドレス信
号(ロウ/カラムアドレス生成部504,505よりの
信号)を選択してDRAM105にアドレス信号534
を出力するように、マルチプレクサ507へ選択信号5
31を出力している。更には、CPU101とDSP1
02との間でのデータ転送方向を制御するトランシーバ
508,509のそれぞれに対して、各方向制御信号5
32,533を転送している。
【0027】次にDRAMコントローラ104の動作タ
イミングを、図6に示したタイミングチャートに基づい
て述べる。CPU101とDSP102は4相クロック
(4個のクロック(T0〜T3)で一動作を実行する)
で動作しているとする。いま、CPU101とDSP1
02から、同期式DRAM105に対してデータの読出
し(リード)要求が出力されたとする。これに対してD
RAMコントローラ104は、CPU101とDSP1
02のそれぞれに対してタイミングT1,T3でAck
信号を返す。そして、CPU1よりのアドレス信号52
4をタイミングT1で,タイミングT2でロウアドレス
Ra、カラムアドレスCaに分割して同期式DRAM1
05へ出力する。また、DSP102よりのアドレス信
号は、タイミングT3,T4において、CPU101よ
りのアドレス信号と同様に、Rb,Cbとして同期式D
RAM105へ出力する。更に、DRAMコントローラ
104は同期式DRAM105の制御信号530も出力
する。尚、図6のクロック信号528の周波数はクロッ
クCの周波数と同じであり、制御信号530は制御信号
生成部506より出力される。このクロック信号528
はCPU101及びDSP102の動作クロックの周波
数の2倍であるため、CPU101,DSP102は、
T0〜T7で一動作を完了する。
【0028】以下、この制御信号530に基づいた各相
における同期式DRAM105の動作について述べる。
【0029】タイミングT1では、CPU101よりの
ロウアドレスRaを読み込み、タイミングT2ではCP
U101よりのカラムアドレスCaの読み込みを行って
いる。またタイミングT3では、DSP102よりのロ
ウアドレスRbを読み込み、タイミングT4では、DS
P102よりのカラムアドレスCbの読み込みを行って
いる。更にタイミングT5では、ロウアドレスRa及び
カラムアドレスCaに応じたデータDaの出力を行い、
タイミングT7ではRb,Cbに応じたデータDbの出
力を行っている。ここでは、CAS Latency=
3としている。このようにCAS Latency=3
とすることにより、データDa,DbをTa3,Tb3
の1つ前のクロック(図6のT5,T7)でトランシー
バ508,509へ出力し、トランシーバ508,50
9からTa3,Tb3においてCPU101,DSP1
02へデータDa,Dbを出力する。
【0030】即ち、DRAMコントローラ104は、デ
ータDa,Dbを各トランシーバ508,509を通し
て、タイミングTa3,Tb3において、CPU10
1,DSP102へ出力することで両者のデータ読込み
(リード)が完成する。尚、これらタイミングTa3,
Tb3は、図2に示すクロックA(CPU101の動作
クロック)、クロックB(DSP102の動作クロッ
ク)のタイミングに該当している。
【0031】以上の様に構成することにより、CPU1
01及びDSP102はともに、同期式DRAM105
からウエイトなしにデータを読み込むことができる。本
実施例ではデータの読み込みの場合で説明したが、DR
AM105へのデータの書込みにおいても同様にして実
現できる。
【0032】[第2実施例]前述の第1実施例では、C
PU101とDSP102によりDRAM105を共有
する構成としたが、図1において表示用RAM114に
DRAMを使用することを考慮して、CPU101とデ
ィスプレイ・コントローラ108でメモリを共有する構
成としてもよい。
【0033】この第2実施例におけるハードウェア構成
のブロック図を図7に示す。図7において、前述の実施
例と共通する部分は同じ番号で示し、それらの説明を省
略する。DRAMコントローラ104は前述の実施例と
同様に、CPU101とディスプレイ・コントローラ1
08からのアクセス要求に対するアービタの役割を果た
す。その動作については前述実施例とほぼ同様であるの
で、ここでは特に説明しない。
【0034】この第2実施例においては、ディスプレイ
・コントローラ108は同期式DRAM105を表示用
メモリとして使用しており、この同期式DRAM105
をCPU101と共有している。これにより、同期式D
RAM105は、前述の第1実施例の場合よりも、より
頻繁にアクセスされるため、システムのスループットを
より向上できることが期待される。
【0035】[第3実施例]前述の第1及び第2実施例
では、プロセッサをCPU101とDSP102の2個
使用した例を挙げたが、これを3個以上としてもよい。
第3実施例ではプロセッサを3個使用した例について述
べる。
【0036】図8に本実施例におけるハードウェア構成
のブロック図を示す。尚、前述の実施例と共通する部分
は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。ここでは
3個のCPU801〜803を用いた例を挙げている。
クロックモジュール803はこれらCPU801〜80
3及び同期式DRAM105、DRAMコントローラ1
04にクロックを供給いている。
【0037】図9は、クロックモジュール804より供
給される4種類のクロック(クロックD〜G)の関係を
示すタイミング図である。ここでは、3個のプロセッサ
がDRAM105を共有しているので、各クロックの周
波数をそれぞれfd,fe,ff,fgとすると、fd=3
fe=3ff=3fgとなる。また、クロックFはクロッ
クEより1周期位相が遅れ、クロックGは更にクロック
Fよりも1周期位相が遅れている。これらクロックE,
F,Gのそれぞれに基づいて各CPUa801,b80
2,c803が動作し、同期式DRAM105へアクセ
ス要求を出す。そして、3個のCPU801〜803か
らのアクセス要求を受けたDRAMコントローラ104
は、前述の実施例と同様に、アービタの役割を果たして
いる。その動作は第1、第2実施例に準ずるためここで
は述べない。
【0038】本実施例では、3個のプロセッサによる構
成を示したが、もちろんこれが4個以上の構成も可能で
あることはいうまでもない。
【0039】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置に本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できる。
【0040】以上説明したように本実施例によれば、従
来よりシステムとしての待ち時間が少なくなりスループ
ットを上げることができる。また、メモリの共有化を行
うため機器の小型化にも効果がある。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
期式DRAMを複数のプロセッサの共有メモリとして用
い、プロセッサをウエイトさせることなくメモリをアク
セスできるようにして、プロセッサのスループットを向
上させることができる効果がある。
【0042】また本発明によれば、複数のプロセッサで
DRAMを共有できるようにして、装置全体を小型化で
きる効果がある。
【0043】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の情報処理装置のハードウ
ェア構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例のクロックジェネレータから出力さ
れるクロックの関係を示した図である
【図3】本実施例の同期式DRAMにおける動作タイミ
ングを示すタイミング図である。
【図4】本実施例の同期式DRAMへの入力コマンドと
入力信号の関係を示した図である。
【図5】本実施例のDRAMコントローラのハードウェ
ア構成を示すブロック図である。
【図6】本実施例のDRAMコントローラの動作タイミ
ングを示すタイミング図である。
【図7】本発明の第2実施例の情報処理装置の構成を示
すブロック図である。
【図8】本発明の第3実施例の情報処理装置の構成を示
すブロック図である
【図9】第3実施例のクロックジェネレータより出力さ
れる4種類のクロックの関係を説明するタイミング図で
ある。
【符号の説明】 101,801,802,803 CPU 102 DSP(デジタル信号処理部) 103,804 クロックモジュール 104 DRAMコントローラ 105 同期式DRAM 106 ROM 107 キーボード・コントローラ 108 ディスプレイ・コントローラ 109 キーボード 110 ディスプレイ 111 オーディオソース 112 D/Aコンバータ 113 スピーカ 114 表示用RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 巽 栄作 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 森 重樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 福田 亮治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 原田 隆史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 砂川 伸一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期式DRAMを共有するN(N>1)
    個のプロセッサと、 前記同期式DRAMに第1の周波数のクロックを供給
    し、前記第1の周波数の1/N倍の第2の周波数で、位
    相を前記第2の周波数の一周期ずつ互いにずらしたクロ
    ック信号のそれぞれを前記N個のプロセッサのそれぞれ
    に供給するクロック発生手段と、 前記N個のプロセッサのそれぞれより前記同期式DRA
    Mへのアクセスコマンドを入力し、前記第1の周波数の
    クロックに同期して前記同期式DRAMのアドレス信号
    及び制御信号を出力する制御手段と、 前記アドレス信号及び制御信号に基づいて前記同期式D
    RAMをアクセスして前記同期式DRAMと前記N個の
    プロセッサの各プロセッサとの間でデータ転送を行うデ
    ータ転送手段と、を有することを特徴とするメモリ制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記DRAMのアドレス信号は前記N個
    のプロセッサのそれぞれ毎に異なるタイミングで出力さ
    れることを特徴とする請求項1に記載のメモリ制御装
    置。
  3. 【請求項3】 N(N>1)個のプロセッサにより同期
    式DRAMを共有してアクセスするメモリ制御方法であ
    って、 前記同期式DRAMに第1の周波数のクロックを供給す
    る工程と、 前記N個のプロセッサのそれぞれに前記第1の周波数の
    1/N倍の第2の周波数で、各プロセッサ毎に位相を前
    記第2の周波数の一周期ずつずらしたクロックのそれぞ
    れを供給する工程と、 前記N個のプロセッサのいずれかより前記同期式DRA
    Mへのアクセスコマンドを入力する工程と、 前記アクセスコマンドに対応する前記同期式DRAMの
    アドレス信号を及び制御信号を出力する工程と、 前記アドレス信号及び制御信号に基づいて前記同期式D
    RAMをアクセスして前記アクセスコマンドを発行した
    プロセッサと前記同期式DRAMとの間でデータを転送
    する工程と、を有することを特徴とするメモリ制御方
    法。
JP10578294A 1994-05-19 1994-05-19 メモリ制御方法及び装置 Withdrawn JPH07311730A (ja)

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Cited By (5)

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