JPH07311285A - アラーム機構付携帯時計の耐磁構造 - Google Patents

アラーム機構付携帯時計の耐磁構造

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Publication number
JPH07311285A
JPH07311285A JP10690194A JP10690194A JPH07311285A JP H07311285 A JPH07311285 A JP H07311285A JP 10690194 A JP10690194 A JP 10690194A JP 10690194 A JP10690194 A JP 10690194A JP H07311285 A JPH07311285 A JP H07311285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
plate
back cover
magnetic plate
movement
Prior art date
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Pending
Application number
JP10690194A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kusunoki
浩一 楠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP10690194A priority Critical patent/JPH07311285A/ja
Publication of JPH07311285A publication Critical patent/JPH07311285A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 裏蓋の振動部の長さを長く確保できて、しか
も裏蓋を側に螺着する際に耐磁板が連れ回りを起こすこ
とのないアラーム機構付携帯時計の耐磁構造を提供する
こと。 【構成】 チタンまたはチタン合金からなる側11内に
配置されたムーブメント12と、裏蓋14に形成された
中子14aとの間で、耐磁板16を挟持すると共に、耐
磁板16に形成した立上部16a,16bを挟持すると
共に、耐磁板16に形成した立上部16a,16bを側
11の側パイプ11bに当接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アラーム機構を備えた
腕時計等の携帯時計のムーブメントを磁気から保護する
ための耐磁構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯時計の耐磁構造として、実開
平2−140493号公報に記載されたものがある。こ
れは、図3に示すよう、側1内に配置されたムーブメン
ト2を保持する中枠3と、側1に螺着された裏蓋4との
間でムーブメント2を磁気から保護する耐磁板5を保持
する構造となっている。そして、裏蓋4の内面に設けた
圧電素子6を、耐磁板5を貫通してムーブメント2から
延在させたバネ接点7から給電される電力によって駆動
して裏蓋4の振動部Lを振動させると共に、音を発生さ
せてアラーム機能を発揮するものである。8は、アース
端子、9は、文字板である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、従来の耐
磁構造にあっては、中枠3の下面と裏蓋4の内面との間
で耐磁板5を挟持する構造となっているので、裏蓋4の
振動部Lの長さが短かくなってしまうため、圧電素子6
を駆動させた際の振動部Lの振幅が小さく、振幅が小さ
いことによって、アラーム音及び振動が小さくなってし
まう。また、裏蓋4を側1に螺着する際、耐磁板5の回
り止めが施されていないため、耐磁板5が裏蓋4のネジ
込みに伴って連れ回りしてしまうので、バネ接点7が破
損したり、圧力素子6から離れてしまうといった問題点
があった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決するために
為されたものであって、その目的とするところは、裏蓋
の振動部の長さを長く確保できて、しかも裏蓋を側に螺
着する際に耐磁板が連れ回りを起すことのないアラーム
機構付携帯時計の耐磁構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、非耐磁材料からなる側と、非耐磁材料
からなり前記側に螺着される裏蓋と、該裏蓋内面に設置
された圧電素子とを有するアラーム機構付携帯時計にお
いて、前記側内に配置されたムーブメントと、前記裏蓋
に形成された中子との間で、耐磁板を挟持すると共に、
該耐磁板に形成した立上部を前記側の一部に当接させる
ことによって耐磁板の回り止めとしたことを特徴として
いる。
【0006】
【作用】本発明によれば、耐磁板をムーブメントと裏蓋
の中子との間で挟持するので、耐磁板が裏蓋の外周に形
成される中子で支持されることとなる。また、耐磁板に
形成した立上部を側の一部に当接させるので、耐磁板が
側によって回動を阻止される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明に関わるアラーム機構付携帯時計
の耐磁構造の実施例を示す断面図、図2は、図1におけ
る耐磁板を示す平面図である。
【0008】図1及び図2において、11は、側であっ
てチタンまたはチタン合金といった耐磁性のない材料で
形成されている。12は、側11内に文字板13と共に
設置されるムーブメントで、本実施側にあってはアナロ
グ式のものを採用している。14は、側11の下端に設
けた雌ネジ部11aに、中子14aに設けた雄ネジ部1
4bを介して螺着される裏蓋であって、この裏蓋14内
面には、圧電素子15が固着されている。16は、耐磁
板であって、段差を設けた略円板状に形成されており、
この耐磁板16の外周に2つの立上部16a,16bを
折曲げ形成する一方、ムーブメント12から圧電素子1
5に給電するためのバネ接点12aを挿通するための孔
16cと、ムーブメント12のアース端子12bのため
の逃げ16dが設けられている。
【0009】また、11bは、側11の一部である側パ
イプである。該側パイプ11bは、その一端が側11の
内側面から突出するように、側11に固設される。
【0010】上記耐磁板16は、ムーブメント12の下
面と、裏蓋14の中子14a上面との間で挟持されると
共に、その立上部16a,16bが、側11の内側面か
ら突出した側パイプ11bの一端の側面に当接する様に
配置される。
【0011】次に、上記の様に構成されたアラーム機構
付携帯時計の耐磁構造の作用を説明する。図1に示す様
に、耐磁板16は、ムーブメント12下面と裏蓋14の
中子14a上面との間で挟持される。すなわち、裏蓋1
4における中子14aよりも内周側に、該耐磁板16は
接することがない。従って、裏蓋14における中子14
aよりも内周側が全て振動する領域となるので、振動部
の長さが長く確保できる。この結果、圧電素子15が駆
動されて、裏蓋が振動する際の振幅が大きいものとな
り、振動に伴うアラーム音も大きくなる。
【0012】また、側11内にムーブメント12を設置
し、次に耐磁板16をムーブメント12下面に配置する
際に、バネ接点12aを耐磁板16の孔16cに挿通す
ると共に、側パイプ11bの両側に立上部16a,16
bが位置する様にする。そして、裏蓋14を側11に螺
着するのであるが、この時、耐磁板16の立上部16
a,16bが側パイプ11bに当接することで、耐磁板
16は側11に対して回動を規制されることとなる。従
って、裏蓋14を側11に対して最後までねじ込んで
も、耐磁板16は連れ回りすることがない。これは、裏
蓋14を側11から取外す時にも、耐磁板16を連れ回
りさせない作用をする。
【0013】尚、上記実施例にあっては、耐磁板16の
立上部16a,16bを、側11の一部である側パイプ
11bの一端に当接させる構造となっているが、側パイ
プ11b以外の部材、例えば、ピンを固設する、あるい
は突起を形成するなど、側11の内側面に突出部を設け
ても良い。このとき、該突出部を立上部16a,16b
の間に位置させることにより、耐磁板16の連れ回りを
防止する。
【0014】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明は、非耐磁材
料からなる側と、非耐磁材料からなり前記側に螺着され
る裏蓋と、該裏蓋内面に設置された圧電素子とを有する
アラーム機構付携帯時計において、前記側内に配置され
たムーブメントと、前記裏蓋に形成された中子との間
で、耐磁板を挟持すると共に、該耐磁板に形成した立上
部を前記側の一部に当接させることによって耐磁板の回
り止めとしたので、裏蓋の振動部の長さを長く確保で
き、アラーム時の音及び振動を大きくすることができ、
しかも、裏蓋の取付け、取外しの際、耐磁板が連れ回り
するのを防止して、ムーブメントのバネ端子及びアース
端子が破損したり、圧電素子から離れてしまうといった
こともなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わるアラーム機構付携帯時計の耐磁
構造の実施例を示す断面図
【図2】本発明に関わるアラーム機構付携帯時計の耐磁
構造の実施例の耐磁板を示す平面図
【図3】従来のアラーム機構付携帯時計の耐磁構造を示
す断面図
【符号の説明】
11 側 11a 側パイプ 12 ムーブメント 14 裏蓋 14a 中子 15 圧電素子 16 耐磁板 16a,16b 立上部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非耐磁材料からなる側と、非耐磁材料か
    らなり前記側に螺着される裏蓋と、該裏蓋内面に設置さ
    れた圧電素子とを有するアラーム機構付携帯時計におい
    て、前記側内に配置されたムーブメントと、前記裏蓋に
    形成された中子との間で、耐磁板を挟持すると共に、該
    耐磁板に形成した立上部を前記側の一部に当接させるこ
    とによって耐磁板の回り止めとしたことを特徴とするア
    ラーム機構付携帯時計の耐磁構造。
JP10690194A 1994-05-20 1994-05-20 アラーム機構付携帯時計の耐磁構造 Pending JPH07311285A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10690194A JPH07311285A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 アラーム機構付携帯時計の耐磁構造

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JP10690194A JPH07311285A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 アラーム機構付携帯時計の耐磁構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07311285A true JPH07311285A (ja) 1995-11-28

Family

ID=14445369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10690194A Pending JPH07311285A (ja) 1994-05-20 1994-05-20 アラーム機構付携帯時計の耐磁構造

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JP (1) JPH07311285A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107870554A (zh) * 2017-04-13 2018-04-03 飞亚达(集团)股份有限公司 一种碳纤维复合材料超强防磁手表及其制作方法

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