JPH07310827A - フランジ接続用パッキン - Google Patents
フランジ接続用パッキンInfo
- Publication number
- JPH07310827A JPH07310827A JP6102634A JP10263494A JPH07310827A JP H07310827 A JPH07310827 A JP H07310827A JP 6102634 A JP6102634 A JP 6102634A JP 10263494 A JP10263494 A JP 10263494A JP H07310827 A JPH07310827 A JP H07310827A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing
- bolt
- flange
- insertion hole
- bolt insertion
- Prior art date
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- Pending
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- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】フランジ接続に使用するボルト挿通用孔付きの
パッキンにおいて、ボルトの締め付け過剰や締め付け不
足を容易に防止できるフランジ接続用パッキンを提供す
る。 【構成】ボルト挿通用孔2を有する平形パッキンであ
り、ボルト挿通用孔2を有するゴム製環状体1に、その
ボルト挿通用孔2を囲む金属製リング3が埋設されてい
るか、またはボルト挿通用孔を有する金属製環状コア4
が埋設されている。
パッキンにおいて、ボルトの締め付け過剰や締め付け不
足を容易に防止できるフランジ接続用パッキンを提供す
る。 【構成】ボルト挿通用孔2を有する平形パッキンであ
り、ボルト挿通用孔2を有するゴム製環状体1に、その
ボルト挿通用孔2を囲む金属製リング3が埋設されてい
るか、またはボルト挿通用孔を有する金属製環状コア4
が埋設されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフランジ接続に使用する
パッキンに関するものである。
パッキンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】管端のフランジ同士を接続する場合、ま
たは、ボックス型の継手本体に接続管端のフランジを接
続する場合等においては、図6の(イ)、または図6の
(ロ)に示すように、ボルト挿通用孔を有するゴム製の
平形パッキンP’を、互いに接続する接続面に介在させ
ると共にボルト6をフランジ並びにパッキンのボルト挿
通用孔に通したうえで、ボルトの締め付けを行う、所
謂、フランジ接続方式を使用することがある。
たは、ボックス型の継手本体に接続管端のフランジを接
続する場合等においては、図6の(イ)、または図6の
(ロ)に示すように、ボルト挿通用孔を有するゴム製の
平形パッキンP’を、互いに接続する接続面に介在させ
ると共にボルト6をフランジ並びにパッキンのボルト挿
通用孔に通したうえで、ボルトの締め付けを行う、所
謂、フランジ接続方式を使用することがある。
【0003】このフランジ接続方式においては、パッキ
ンのボルト挿通用孔にボルトを挿通した状態でボルトの
締め付けを行うので、ボルトの締め付け作業中でのパッ
キンのずれを防止でき、作業性に優れている。
ンのボルト挿通用孔にボルトを挿通した状態でボルトの
締め付けを行うので、ボルトの締め付け作業中でのパッ
キンのずれを防止でき、作業性に優れている。
【0004】このフランジ接続においては、パッキンの
締め付け過剰によるパッキンのフロ−やパッキンの締め
付け不足によるシ−ル不良を排除するために、ボルトの
締め付けトルクやフランジ間の間隙寸法を管理している
が、その管理は、作業者の熟練に依存するところが大き
く容易ではなく、パッキンの締め付け過剰や締め付け不
足に起因する水漏れ事故が往々にして生じている。
締め付け過剰によるパッキンのフロ−やパッキンの締め
付け不足によるシ−ル不良を排除するために、ボルトの
締め付けトルクやフランジ間の間隙寸法を管理している
が、その管理は、作業者の熟練に依存するところが大き
く容易ではなく、パッキンの締め付け過剰や締め付け不
足に起因する水漏れ事故が往々にして生じている。
【0005】従来、図7の(イ)に示すように、フラン
ジ押え金具を使用する方式のフランジ接続構造におい
て、管端のフランジ5の厚みとパッキンP’の厚みの合
計よりもやや薄いストッパ−7をフランジ押え金具8
1,82の一方81の内側面に溶接して、上記パッキン
の締め付け過剰や締め付け不足を排除することが提案さ
れている(実公昭45−8531号公報)。
ジ押え金具を使用する方式のフランジ接続構造におい
て、管端のフランジ5の厚みとパッキンP’の厚みの合
計よりもやや薄いストッパ−7をフランジ押え金具8
1,82の一方81の内側面に溶接して、上記パッキン
の締め付け過剰や締め付け不足を排除することが提案さ
れている(実公昭45−8531号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このス
トッパ−構造を、図6に示したフランジ接続方式に施用
するには、フランジ外径をパッキン外径よりも大にして
フランジの内側面にストッパ−を溶接する必要があり、
フランジ径の増大による重量アップが避けられない。ま
た、パッキンの輪郭形状が複雑な場合、ストッパ−の輪
郭形状も複雑となり、ストッパ−の溶接が困難になる。
トッパ−構造を、図6に示したフランジ接続方式に施用
するには、フランジ外径をパッキン外径よりも大にして
フランジの内側面にストッパ−を溶接する必要があり、
フランジ径の増大による重量アップが避けられない。ま
た、パッキンの輪郭形状が複雑な場合、ストッパ−の輪
郭形状も複雑となり、ストッパ−の溶接が困難になる。
【0007】たとえ、このストッパ−構造を図6に示し
たフランジ接続方式に組み込んでも、ゴムパッキンの圧
縮が進んでストッパ−が作用すれば(相手フランジの内
側面に当接しても)、図7の(ロ)に示すように、フラ
ンジにおけるボルト締め付け箇所(中央から距離Lの位
置)から離れた点(離隔距離をaで示す)でストッパ−
が支点作用を営むことになり、ボルト締め付け力をp、
フランジの曲げ剛性をEIとすれば、ボルト締め付け箇所
でのフランジの撓み量yは、 y=pa2(2L+a)2/〔6EI(L+a)〕 で把握でき、距離aが大となってフランジ外径が大きく
なると、比較的小さいボルト締め付け力pでフランジを
撓ませ得る、従って、比較的小さなトルクでボルトを回
転させ得ることになり、ストッパ−が当接する前後での
ボルト回転トルクの変動が緩慢になって、そのトルク変
動の手応えから上記ストッパ−の当接を知ることが困難
となる。従って、ストッパ−でボルトの締め付けを規制
することが難しくなる。
たフランジ接続方式に組み込んでも、ゴムパッキンの圧
縮が進んでストッパ−が作用すれば(相手フランジの内
側面に当接しても)、図7の(ロ)に示すように、フラ
ンジにおけるボルト締め付け箇所(中央から距離Lの位
置)から離れた点(離隔距離をaで示す)でストッパ−
が支点作用を営むことになり、ボルト締め付け力をp、
フランジの曲げ剛性をEIとすれば、ボルト締め付け箇所
でのフランジの撓み量yは、 y=pa2(2L+a)2/〔6EI(L+a)〕 で把握でき、距離aが大となってフランジ外径が大きく
なると、比較的小さいボルト締め付け力pでフランジを
撓ませ得る、従って、比較的小さなトルクでボルトを回
転させ得ることになり、ストッパ−が当接する前後での
ボルト回転トルクの変動が緩慢になって、そのトルク変
動の手応えから上記ストッパ−の当接を知ることが困難
となる。従って、ストッパ−でボルトの締め付けを規制
することが難しくなる。
【0008】本発明の目的は、かかる諸点に鑑み、フラ
ンジ接続に使用するボルト挿通用孔付きのパッキンにお
いて、ボルトの締め付け過剰や締め付け不足を容易に防
止できるフランジ接続用パッキンを提供することにあ
る。
ンジ接続に使用するボルト挿通用孔付きのパッキンにお
いて、ボルトの締め付け過剰や締め付け不足を容易に防
止できるフランジ接続用パッキンを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る一のフラン
ジ接続用パッキンは、例えば、図1の(イ)並びに
(ロ)に示すように、ボルト挿通用孔2を有する平形パ
ッキンであり、ボルト挿通用孔2を有するゴム製環状体
1に、そのボルト挿通用孔2を囲む金属製リング3が埋
設されていることを特徴とする構成である。
ジ接続用パッキンは、例えば、図1の(イ)並びに
(ロ)に示すように、ボルト挿通用孔2を有する平形パ
ッキンであり、ボルト挿通用孔2を有するゴム製環状体
1に、そのボルト挿通用孔2を囲む金属製リング3が埋
設されていることを特徴とする構成である。
【0010】本発明に係る他のフランジ接続用パッキン
は、例えば、図3の(イ)並びに(ロ)に示すように、
ボルト挿通用孔2を有する平形パッキンであり、ボルト
挿通用孔2を有するゴム製環状体1に、ボルト挿通用孔
を有する金属製環状コア4が埋設されていることを特徴
とする構成である。
は、例えば、図3の(イ)並びに(ロ)に示すように、
ボルト挿通用孔2を有する平形パッキンであり、ボルト
挿通用孔2を有するゴム製環状体1に、ボルト挿通用孔
を有する金属製環状コア4が埋設されていることを特徴
とする構成である。
【0011】
【作用】図5の(ロ)は本発明に係るパッキンの使用時
の圧縮状態を示し、初期のパッキン〔図5の(イ)〕の
厚みTからほぼ金属製リング3または金属製環状コア4
の厚みtに圧縮され、ゴム部分が圧縮率(T−t)/T
×100%で圧縮されて被シ−ル面に所定の面圧で接触
されている。
の圧縮状態を示し、初期のパッキン〔図5の(イ)〕の
厚みTからほぼ金属製リング3または金属製環状コア4
の厚みtに圧縮され、ゴム部分が圧縮率(T−t)/T
×100%で圧縮されて被シ−ル面に所定の面圧で接触
されている。
【0012】このように、パッキンがほぼ金属製リング
または金属製環状コアの厚みtに圧縮された時点では、
金属製リングまたは金属製環状コアがその圧縮力に対し
金属の大なるヤング率で抵抗するから、その時点を境に
してパッキンの締め付けトルクに対する手応えが急変す
る。すなわち、金属製リングまたは金属製環状コアがパ
ッキンの締め付けに対しストッパ−として有効に作用す
る。
または金属製環状コアの厚みtに圧縮された時点では、
金属製リングまたは金属製環状コアがその圧縮力に対し
金属の大なるヤング率で抵抗するから、その時点を境に
してパッキンの締め付けトルクに対する手応えが急変す
る。すなわち、金属製リングまたは金属製環状コアがパ
ッキンの締め付けに対しストッパ−として有効に作用す
る。
【0013】本発明のパッキンにおいては、ボルト締め
付け位置とストッパ−の支点位置とが一致し、上記式
において、a=0となるから、パッキンがほぼ金属製リ
ングまたは金属製環状コアの厚みに圧縮されたのちは、
いかに大なるボルト締め付け力pに対しても、yが0の
ままとなるから、ボルトの締め込みが不可となる。
付け位置とストッパ−の支点位置とが一致し、上記式
において、a=0となるから、パッキンがほぼ金属製リ
ングまたは金属製環状コアの厚みに圧縮されたのちは、
いかに大なるボルト締め付け力pに対しても、yが0の
ままとなるから、ボルトの締め込みが不可となる。
【0014】従って、ボルトの締め付け力が急変する時
点で、ゴム部分が所定の圧縮率にて所定の面圧で圧縮さ
れ、パッキンの締め付け過剰・締め付け不足が回避され
る。
点で、ゴム部分が所定の圧縮率にて所定の面圧で圧縮さ
れ、パッキンの締め付け過剰・締め付け不足が回避され
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1の(イ)は、請求項1記載の発明の一実施
例を示す平面説明図、図1の(ロ)は、図1の(イ)に
おけるロ−ロ断面図であり、1はゴム製の円環状板を、
2はこの円環状板1に周方向に900の角度を隔てた4
ヵ所に設けたボルト挿通用孔を、3は円環状板1内にボ
ルト挿通用孔2を囲んで埋設した金属製リングをそれぞ
れ示している。
明する。図1の(イ)は、請求項1記載の発明の一実施
例を示す平面説明図、図1の(ロ)は、図1の(イ)に
おけるロ−ロ断面図であり、1はゴム製の円環状板を、
2はこの円環状板1に周方向に900の角度を隔てた4
ヵ所に設けたボルト挿通用孔を、3は円環状板1内にボ
ルト挿通用孔2を囲んで埋設した金属製リングをそれぞ
れ示している。
【0016】図2の(イ)は、請求項1記載の発明の別
実施例を示す平面説明図、図2の(ロ)は、図2の
(イ)におけるロ−ロ断面図であり、1は外周の周方向
に900の角度を隔てた4ヵ所に耳部11を有するゴム
製環状板を、2は各耳部11に設けたボルト挿通用孔
を、3は上記耳部11内にボルト挿通用孔2を囲んで埋
設した金属製リングをそれぞれ示している。
実施例を示す平面説明図、図2の(ロ)は、図2の
(イ)におけるロ−ロ断面図であり、1は外周の周方向
に900の角度を隔てた4ヵ所に耳部11を有するゴム
製環状板を、2は各耳部11に設けたボルト挿通用孔
を、3は上記耳部11内にボルト挿通用孔2を囲んで埋
設した金属製リングをそれぞれ示している。
【0017】図3の(イ)は、請求項2記載の発明の一
実施例を示す平面説明図、図3の(ロ)は、図3の
(イ)におけるロ−ロ断面図であり、1はゴム製の円環
状板を、2はこの円環状板1に周方向に900の角度を
隔てた4ヵ所に設けたボルト挿通用孔を、4はゴム製円
環状板1内に埋設した金属製環状コアをそれぞれ示して
いる。
実施例を示す平面説明図、図3の(ロ)は、図3の
(イ)におけるロ−ロ断面図であり、1はゴム製の円環
状板を、2はこの円環状板1に周方向に900の角度を
隔てた4ヵ所に設けたボルト挿通用孔を、4はゴム製円
環状板1内に埋設した金属製環状コアをそれぞれ示して
いる。
【0018】図4の(イ)は、請求項2記載の発明の別
実施例を示す平面説明図、図4の(ロ)は、図4の
(イ)におけるロ−ロ断面図であり、1は外周の周方向
に900の角度を隔てた4ヵ所に耳部11を有するゴム
製環状板を、2は各耳部11に設けたボルト挿通用孔
を、4はゴム製環状板1内に埋設した金属製環状コアを
それぞれ示している。
実施例を示す平面説明図、図4の(ロ)は、図4の
(イ)におけるロ−ロ断面図であり、1は外周の周方向
に900の角度を隔てた4ヵ所に耳部11を有するゴム
製環状板を、2は各耳部11に設けたボルト挿通用孔
を、4はゴム製環状板1内に埋設した金属製環状コアを
それぞれ示している。
【0019】上記において、環状板1のゴムには、通
常、硬度70程度のものが使用され、その材質はパッキ
ンの使用条件に応じて選択され、例えば、クロロプレン
ゴム、ニトリルゴム、エチレン−プロビレンゴム等が使
用条件に応じて使用される。
常、硬度70程度のものが使用され、その材質はパッキ
ンの使用条件に応じて選択され、例えば、クロロプレン
ゴム、ニトリルゴム、エチレン−プロビレンゴム等が使
用条件に応じて使用される。
【0020】上記金属製リング3並びに金属製環状コア
4には耐腐食性に優れた金属、例えば、ステンレス、ア
ルミニウム、真鍮等が使用される。本発明に係るパッキ
ンにおいては、図5の(イ)に示すように、フランジ
5,5間に挾まれ、ボルト6がフランジ5のボルト挿通
用孔並びに当該パッキンPのボルト挿通用孔2に挿通さ
れ、そのボルト6がレンチ等によって締め付けられ、図
5の(ロ)に示すように、同パッキンPがほぼ金属製リ
ング3または金属製環状コア4の厚みにまで圧縮される
と、ボルト6の締め付けトルクが急増し、この時点で締
め付けが終了される。
4には耐腐食性に優れた金属、例えば、ステンレス、ア
ルミニウム、真鍮等が使用される。本発明に係るパッキ
ンにおいては、図5の(イ)に示すように、フランジ
5,5間に挾まれ、ボルト6がフランジ5のボルト挿通
用孔並びに当該パッキンPのボルト挿通用孔2に挿通さ
れ、そのボルト6がレンチ等によって締め付けられ、図
5の(ロ)に示すように、同パッキンPがほぼ金属製リ
ング3または金属製環状コア4の厚みにまで圧縮される
と、ボルト6の締め付けトルクが急増し、この時点で締
め付けが終了される。
【0021】従って、パッキンのゴム部分の圧縮率は、
初期のパッキンの厚みをT、金属製リング3または金属
製環状コア4の厚みをtとすると、ほぼ(T−t)/T
×100%であり、かかる圧縮率のもとで所定の面圧を
発生するように、比t/Tが設定され、この比は通常、
1/2〜1/3に設定される。
初期のパッキンの厚みをT、金属製リング3または金属
製環状コア4の厚みをtとすると、ほぼ(T−t)/T
×100%であり、かかる圧縮率のもとで所定の面圧を
発生するように、比t/Tが設定され、この比は通常、
1/2〜1/3に設定される。
【0022】本発明に係るパッキンは各種のフランジ接
合部のパッキンとして使用され、例えば、図6の(イ)
に示すように、本発明パッキンPを金属管端のフランジ
5,5間に挾み、これらのフランジ5,5のボルト挿通
用孔並びに本発明パッキンPのボルト挿通用孔にボルト
6を挿通のうえ、ボルト6を締め付けて金属管をフラン
ジ接続する場合、また、図6の(ロ)に示すように、一
端にフランジ5を有する接続管(鋳物製)50の同フラ
ンジ5とボックス型継手本体(鋳物製)500の口部5
との間に本発明パッキンPを挾み、フランジ5のボルト
挿通用孔並びに本発明パッキンPのボルト挿通用孔を通
して継手本体口部5のボルト孔51にボルト6を螺入し
てボックス型継手本体500に接続管50をフランジ接
続する場合等が挙げられる。
合部のパッキンとして使用され、例えば、図6の(イ)
に示すように、本発明パッキンPを金属管端のフランジ
5,5間に挾み、これらのフランジ5,5のボルト挿通
用孔並びに本発明パッキンPのボルト挿通用孔にボルト
6を挿通のうえ、ボルト6を締め付けて金属管をフラン
ジ接続する場合、また、図6の(ロ)に示すように、一
端にフランジ5を有する接続管(鋳物製)50の同フラ
ンジ5とボックス型継手本体(鋳物製)500の口部5
との間に本発明パッキンPを挾み、フランジ5のボルト
挿通用孔並びに本発明パッキンPのボルト挿通用孔を通
して継手本体口部5のボルト孔51にボルト6を螺入し
てボックス型継手本体500に接続管50をフランジ接
続する場合等が挙げられる。
【0023】
【発明の効果】本発明に係るフランジ接続用パッキンに
おいては、パッキン内に埋設した金属製リングまたは金
属製環状コアがボルトの過剰締め付けに対するストッパ
−として作用し、パッキンを過不足なく締め付けて良好
なシ−ル性を保証できる。
おいては、パッキン内に埋設した金属製リングまたは金
属製環状コアがボルトの過剰締め付けに対するストッパ
−として作用し、パッキンを過不足なく締め付けて良好
なシ−ル性を保証できる。
【0024】また、パッキン内にストッパ−相当部材を
内蔵させてあるから、フランジの内側面へのストッパ−
部材の溶接が不要であり、フランジの小型化乃至は軽量
化を保証できる。
内蔵させてあるから、フランジの内側面へのストッパ−
部材の溶接が不要であり、フランジの小型化乃至は軽量
化を保証できる。
【図1】図1の(イ)は請求項1記載の発明の一実施例
を平面説明図、図1の(ロ)は図1の(イ)におけるロ
−ロ断面図である。
を平面説明図、図1の(ロ)は図1の(イ)におけるロ
−ロ断面図である。
【図2】図2の(イ)は請求項1記載の発明の一実施例
を平面説明図、図2の(ロ)は図2の(イ)におけるロ
−ロ断面図である。
を平面説明図、図2の(ロ)は図2の(イ)におけるロ
−ロ断面図である。
【図3】図3の(イ)は請求項2載の発明の一実施例を
平面説明図、図3の(ロ)は図3の(イ)におけるロ−
ロ断面図である。
平面説明図、図3の(ロ)は図3の(イ)におけるロ−
ロ断面図である。
【図4】図4の(イ)は請求項1記載の発明の一実施例
を平面説明図、図4の(ロ)は図4の(イ)におけるロ
−ロ断面図である。
を平面説明図、図4の(ロ)は図4の(イ)におけるロ
−ロ断面図である。
【図5】図5の(イ)は本発明のパッキンの圧縮前の状
態を示す説明図、図5の(ロ)は同じく圧縮後の状態を
示す説明図である。
態を示す説明図、図5の(ロ)は同じく圧縮後の状態を
示す説明図である。
【図6】図6の(イ)は本発明のパッキンを使用した管
のフランジ接続部を示す説明図、図6の(ロ)は同じく
管継手本体と接続管との接続部を示す説明図である。
のフランジ接続部を示す説明図、図6の(ロ)は同じく
管継手本体と接続管との接続部を示す説明図である。
【図7】図7の(イ)は、従来のバッキンを使用したフ
ランジ接続部を示す説明図、図7の(ロ)は、同接続部
のボルト締め付け力の作用状態を示す説明図である。
ランジ接続部を示す説明図、図7の(ロ)は、同接続部
のボルト締め付け力の作用状態を示す説明図である。
1 ゴム製環状体 2 ボルト挿通用孔 3 金属製リング 4 金属製環状コア
Claims (2)
- 【請求項1】ボルト挿通用孔を有する平形パッキンであ
り、ボルト挿通用孔を有するゴム製環状体に、そのボル
ト挿通用孔を囲む金属製リングが埋設されていることを
特徴とするフランジ接続用パッキン。 - 【請求項2】ボルト挿通用孔を有する平形パッキンであ
り、ボルト挿通用孔を有するゴム製環状体に、ボルト挿
通用孔を有する金属製環状コアが埋設されていることを
特徴とするフランジ接続用パッキン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6102634A JPH07310827A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | フランジ接続用パッキン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6102634A JPH07310827A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | フランジ接続用パッキン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07310827A true JPH07310827A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14332678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6102634A Pending JPH07310827A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | フランジ接続用パッキン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07310827A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108156784A (zh) * | 2018-01-04 | 2018-06-12 | 无锡市五十五度科技有限公司 | 一种电子器件的抗震固定架 |
-
1994
- 1994-05-17 JP JP6102634A patent/JPH07310827A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108156784A (zh) * | 2018-01-04 | 2018-06-12 | 无锡市五十五度科技有限公司 | 一种电子器件的抗震固定架 |
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