JPH073104Y2 - バルブアクチュエータ - Google Patents

バルブアクチュエータ

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Publication number
JPH073104Y2
JPH073104Y2 JP5553588U JP5553588U JPH073104Y2 JP H073104 Y2 JPH073104 Y2 JP H073104Y2 JP 5553588 U JP5553588 U JP 5553588U JP 5553588 U JP5553588 U JP 5553588U JP H073104 Y2 JPH073104 Y2 JP H073104Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stem nut
valve
valve actuator
thread groove
notch
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5553588U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01158861U (ja
Inventor
博 三谷
昇 南茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP5553588U priority Critical patent/JPH073104Y2/ja
Publication of JPH01158861U publication Critical patent/JPH01158861U/ja
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Publication of JPH073104Y2 publication Critical patent/JPH073104Y2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、弁軸との接続箇所にステムナットを採用して
なるバルブアクチュエータに関するものである。
[従来の技術] ステムナットを採用した従来のバルブアクチュエータ
は、第5図に概略図示する構造を有している。同図に示
すものは手動式と電動式とを兼ねたものであって、ステ
ムナット11がバルブアクチュエータ本体1内に回転可能
でかつ軸方向移動不能に配設されている。一方、バルブ
2は、内部の弁体(図示省略)に一端を接続した弁軸21
を上方に向けて突設している。そして、前記バルブアク
チュエータ本体1に取着したハンドル12を回転させてス
テムナット11内に前記弁軸21を螺入し、バルブアクチュ
エータ本体1の開口端13がバルブ2の接続端面22に当接
するまで回して、バルブ2へのセッティングが完了され
る。
次に、この状態でハンドル12、または図示しないモータ
で前記ステムナット11を回転させると、該ステムナット
11は軸方向移動不能であるため、内周に刻設したねじ溝
(図示省略)を介して前記弁軸21を図中上下方向に螺進
退付勢し、バルブ2の内部に配された弁体を開閉動作さ
せる。
このような使用態様であるから、ステムナット11のねじ
溝(正確にはねじ山部分)には比較的大きな荷重が常に
作用していることになり、該ねじ溝が摩耗し易い。この
ため、従来ではこのねじ溝の摩耗状態を定期的に点検す
ることが一般に必要とされている。
[考案が解決しようとする課題] 点検を簡単に済ませる手法としては、ハンドル12を回転
してステムナット11と弁軸21のバックラッシュを測定
し、ステムナット11のねじ溝摩耗量を推定する方法があ
る。しかしながら、この方法ではバルブアクチュエータ
本体1内の軸方向ギャップがバックラッシュに加算され
るので、ステムナット11単体のねじ溝摩耗量を正確に把
握することは難しい。
このため、摩耗量を正確に把握する必要がある場合には
バルブアクチュエータを分解する以外にはなく、手間と
労力を要するという不都合を拭えない。
しかも、給油、潤滑、使用状態など、ステムナット11の
ねじ溝摩耗要因はその都度一定でないため、点検までに
摩耗が促進すれば、事故につながる虞れもある。
本考案は、このような実状に鑑みてなされたものであっ
て、分解することなく手軽にステムナットのねじ溝摩耗
状態をチェックできるようにしたバルブアクチュエータ
を実現することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は、かかる目的を達成するために、次のような構
成を採用したものである。
すなわち、本考案に係るバルブアクチュエータは、弁軸
との接続箇所にステムナットを具備してなるものにおい
て、前記ステムナットに、内設したねじ溝の一部を外部
に表出させるための切欠部を設け、この切欠部を、前記
弁軸を挿入するための開口端から外部へ突出した位置に
配していることを特徴としている。
[作用] このような構成であれば、ステムナットの切欠部が常に
バルブアクチュエータ本体外へ突出しており、しかも、
内部のねじ溝が一部表出しているので、アクチュエータ
を分解せずとも、前記切欠部を介してねじ溝の摩耗状態
が一目瞭然となる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
この実施例に係るバルブアクチュエータは、既に第5図
に示したものと概略同一の基本構成を備えたものであ
り、また、同様にして使用される。したがって、共通す
る部分には同一符号を付し、その説明を省略する。そし
て、ステムナット3を第1図〜第4図に示すような断面
形状、および配設位置に設けている。
すなわち、このステムナット3は、端面31を含む外周肉
厚部を周方向1/4に亘って部分的に切除し、バルブ2方
向に開口する切欠部32を設けているとともに、この切欠
部32に透明カバー33を蓋着している。そして、このステ
ムナット3を、従来の配設場所よりもバルブアクチュエ
ータ本体1の開口端13よりに位置させて取付け、組立が
完了した段階で、前記切欠部32が前記開口端13から外部
へ突出した位置に配されるようにしている。
しかして、このような構成であれば、ステムナット3の
切欠部32が常にバルブアクチュエータ本体1外へ突出し
ており、しかも、内部のねじ溝3aの一部が外部へ表出し
ているので、前記切欠部32を介してねじ溝3aの摩耗状態
が一目瞭然となる。したがって、作業者はバルブアクチ
ュエータを分解したりバックラッシュを測定したりする
ことなく、前記切欠部32を覗くだけで随時手軽にねじ溝
3aの摩耗状態をチェックしておくことができる。このた
め、従来のような定期点検を敢えてする必要はなく、ま
た、点検前にねじ溝の摩耗が促進して事故につながると
いった事態も招かずに済む。
なお、切欠部は図示実施例のものに限定されず、ステム
ナットの本来的機能を喪失させることなく、ねじ溝の摩
耗状態が把握可能な程度に内部を表出させることができ
れば、その断面形状を問わない。その他、本考案の趣旨
を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
[考案の効果] 本考案は、以上のようにステムナットに内部を表出させ
る切欠部を設け、この切欠部をアクチュエータ外部から
観察可能な位置に配設するようにした構成により、分解
することなく手軽にステムナットのねじ溝摩耗状態をチ
ェックすることができるようにしたバルブアクチュエー
タを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示し、第1図はバ
ルブアクチュエータをバルブにセットした状態で示す一
部を切欠した概略正面図、第2図はステムナットを抽出
してその外形を示す見取図、第3図はステムナットの底
面図、第4図は同側面図である。また、第5図は従来例
を示す第1図に対応する概略正面図である。 3…ステムナット、3a…ねじ溝 13…開口端、21…弁軸 32…切欠部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁軸との接続箇所にステムナットを具備し
    てなるものにおいて、前記ステムナットに、内設したね
    じ溝の一部を外部に表出させるための切欠部を設け、こ
    の切欠部を、前記弁軸を挿入するための開口端から外部
    へ突出した位置に配していることを特徴とするバルブア
    クチュエータ。
JP5553588U 1988-04-25 1988-04-25 バルブアクチュエータ Expired - Lifetime JPH073104Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5553588U JPH073104Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 バルブアクチュエータ

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JP5553588U JPH073104Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 バルブアクチュエータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01158861U JPH01158861U (ja) 1989-11-02
JPH073104Y2 true JPH073104Y2 (ja) 1995-01-30

Family

ID=31281435

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5553588U Expired - Lifetime JPH073104Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 バルブアクチュエータ

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JPH01158861U (ja) 1989-11-02

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