JPS5851750Y2 - 魚釣用スピニングリ−ル - Google Patents
魚釣用スピニングリ−ルInfo
- Publication number
- JPS5851750Y2 JPS5851750Y2 JP476079U JP476079U JPS5851750Y2 JP S5851750 Y2 JPS5851750 Y2 JP S5851750Y2 JP 476079 U JP476079 U JP 476079U JP 476079 U JP476079 U JP 476079U JP S5851750 Y2 JPS5851750 Y2 JP S5851750Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- bottom wall
- working hole
- spinning reel
- fishing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
従来、スピニングリールのローター逆転止め、及び鳴き
爪機構等は、ローター底部壁面と、本体前端面の間に収
納されているが、この収納部にはローターと本体の間よ
り、砂、小石等の異物が入り、各機構の隙間に付着して
作動不良を起こしたり、異音を発するなどの故障及び油
切れによる作動不良等の問題があった。
爪機構等は、ローター底部壁面と、本体前端面の間に収
納されているが、この収納部にはローターと本体の間よ
り、砂、小石等の異物が入り、各機構の隙間に付着して
作動不良を起こしたり、異音を発するなどの故障及び油
切れによる作動不良等の問題があった。
このような場合、従来のスピニングリールにおいては、
本体のギヤボックス蓋を取り外し、スプール軸と摺動子
の保合をはずし、スプールとスプール軸を抜き、ロータ
ー固定用のナツトをはずしてローターを抜き取って初め
て収納部が露出し、手入れ、修理等を行うことができる
。
本体のギヤボックス蓋を取り外し、スプール軸と摺動子
の保合をはずし、スプールとスプール軸を抜き、ロータ
ー固定用のナツトをはずしてローターを抜き取って初め
て収納部が露出し、手入れ、修理等を行うことができる
。
よって使用後の掃除、注油、点検などが容易でなく、特
に釣場でのトラブルにおいての修理は困難であった。
に釣場でのトラブルにおいての修理は困難であった。
本考案はこれらの欠陥を改善し、さらに軽量な魚釣用リ
ールを提供するもので、ローター底部壁面と本体前端面
の間に逆転止め等の諸機構が収納された魚釣用スピニン
グリールにおいて、アームレバー装着側のローター底部
壁面に作業孔を設け、該作業孔に着脱自在に取り付けら
れる蓋体を設けたスピニングリールの構造を要旨とした
ものである。
ールを提供するもので、ローター底部壁面と本体前端面
の間に逆転止め等の諸機構が収納された魚釣用スピニン
グリールにおいて、アームレバー装着側のローター底部
壁面に作業孔を設け、該作業孔に着脱自在に取り付けら
れる蓋体を設けたスピニングリールの構造を要旨とした
ものである。
本考案の実施例を図面について説明すると、スピニング
リールのローター1はハンドルによって回転されるピニ
オン軸筒3、ナツト2、ラチェット4等と共に一体的に
回転するように本体に支承され、ピニオン軸筒3にはス
プール軸5が摺動可能に挿嵌され、前端部にスプール6
、後端部を本体内摺動子に固着されている。
リールのローター1はハンドルによって回転されるピニ
オン軸筒3、ナツト2、ラチェット4等と共に一体的に
回転するように本体に支承され、ピニオン軸筒3にはス
プール軸5が摺動可能に挿嵌され、前端部にスプール6
、後端部を本体内摺動子に固着されている。
ピニオン軸筒3に固着されたローター底部壁面7と、本
体前端面11の間にはストッパー爪8、鳴き爪作動杆9
、鳴き爪10が本体前端面11に取り付け、収納されて
おり、収納部12に貫通した作業孔13がアームレバー
装着側のローター底部壁面7にその約士を占める大きさ
で1個所数けられ、該作業孔の形状と同一形状の周溝部
15を有する蓋体14が着脱自在に嵌着されている。
体前端面11の間にはストッパー爪8、鳴き爪作動杆9
、鳴き爪10が本体前端面11に取り付け、収納されて
おり、収納部12に貫通した作業孔13がアームレバー
装着側のローター底部壁面7にその約士を占める大きさ
で1個所数けられ、該作業孔の形状と同一形状の周溝部
15を有する蓋体14が着脱自在に嵌着されている。
本考案実施例は上記のように構成されているので本体前
端面11とローター1との隙間から砂、小石等の異物が
入ったり、油切れ等によって、作動不良、故障、異音を
発するなどの場合には ローター1を取り外すことなく
、スプール6をスプール軸から抜き取り、蓋体14をは
ずすことのみによって、該作業孔13を通して収納部を
点検し、砂、小石等を取りはらったり、最も摩損しやす
いストッパー爪8を修理、交換することができ、さらに
注油も可能である。
端面11とローター1との隙間から砂、小石等の異物が
入ったり、油切れ等によって、作動不良、故障、異音を
発するなどの場合には ローター1を取り外すことなく
、スプール6をスプール軸から抜き取り、蓋体14をは
ずすことのみによって、該作業孔13を通して収納部を
点検し、砂、小石等を取りはらったり、最も摩損しやす
いストッパー爪8を修理、交換することができ、さらに
注油も可能である。
該蓋体14は着脱自在に取り付けられ、リール使用中は
作業孔13をふさぎ、スプールスカート部16とロータ
ー1の周面隙間より入る砂、小石、ゴミ等が収納部12
に入り込むのを防いでいる。
作業孔13をふさぎ、スプールスカート部16とロータ
ー1の周面隙間より入る砂、小石、ゴミ等が収納部12
に入り込むのを防いでいる。
さらに本考案は、ローター底部壁面7の作業孔13の大
きさを、ストッパー爪8が交換できる位の大きさから、
ローター底部壁面7の約+を占める位が最良であり、そ
の形状はリールの寸法に合せて任意でよく、該作業孔1
3の位置については、普通アームレバー装着側が重くな
り、ローターの回転バランスを取るため、アームレバー
18の装着側と反対側にバランサーを装着していたが、
アームレバー装着側に該作業孔を設けることにより、ア
ームレバー18の偏加重分を相殺し、バランサーを装着
しないでスムーズなローター回転を得ることができるた
め、アームレバー装着側に作業孔を設けるのが最も効果
的である。
きさを、ストッパー爪8が交換できる位の大きさから、
ローター底部壁面7の約+を占める位が最良であり、そ
の形状はリールの寸法に合せて任意でよく、該作業孔1
3の位置については、普通アームレバー装着側が重くな
り、ローターの回転バランスを取るため、アームレバー
18の装着側と反対側にバランサーを装着していたが、
アームレバー装着側に該作業孔を設けることにより、ア
ームレバー18の偏加重分を相殺し、バランサーを装着
しないでスムーズなローター回転を得ることができるた
め、アームレバー装着側に作業孔を設けるのが最も効果
的である。
本考案は上記のごとく、アームレバー装着側のローター
底部壁面に作業孔を設け、着脱自在な蓋体を取り付けた
ローターの構造としたため、ストッパー爪、鳴き爪等の
収納部の掃除、修理、交換、注油がローターを外すこと
なく簡単にできる。
底部壁面に作業孔を設け、着脱自在な蓋体を取り付けた
ローターの構造としたため、ストッパー爪、鳴き爪等の
収納部の掃除、修理、交換、注油がローターを外すこと
なく簡単にできる。
特に釣場における砂、小石、ゴミ等の混入によるトラブ
ルに際し、ドライバーやスパナのような工具なしでも容
易に点検、掃除ができ、さらにローター底部壁面に孔を
設けて肉抜きし、比重の小さい樹脂製の蓋を装着するこ
とによりローターを軽量化し、慣性を小さくシ、かつバ
ランサーを装着しないでもスムーズなローター回転が可
能になることなどの効果を同時に有する優れた特徴と実
用性を有するものである。
ルに際し、ドライバーやスパナのような工具なしでも容
易に点検、掃除ができ、さらにローター底部壁面に孔を
設けて肉抜きし、比重の小さい樹脂製の蓋を装着するこ
とによりローターを軽量化し、慣性を小さくシ、かつバ
ランサーを装着しないでもスムーズなローター回転が可
能になることなどの効果を同時に有する優れた特徴と実
用性を有するものである。
第1図は本考案の一部切欠正面図、第2図は1図の一部
省略のA−A断面図、第3図は蓋体の正面図、第4図は
蓋体の側面図。
省略のA−A断面図、第3図は蓋体の正面図、第4図は
蓋体の側面図。
Claims (1)
- ローター底部壁面と本体前端面の間に逆転止め等の諸機
構が収納された魚釣用スピニングリールにおいて、アー
ムレバー装着側のローター底部壁面に作業孔を設け、該
作業孔に着脱自在に取り付けられる蓋体を設けた魚釣用
スピニングリール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP476079U JPS5851750Y2 (ja) | 1979-01-18 | 1979-01-18 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP476079U JPS5851750Y2 (ja) | 1979-01-18 | 1979-01-18 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55104082U JPS55104082U (ja) | 1980-07-21 |
JPS5851750Y2 true JPS5851750Y2 (ja) | 1983-11-25 |
Family
ID=28809998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP476079U Expired JPS5851750Y2 (ja) | 1979-01-18 | 1979-01-18 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5851750Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-18 JP JP476079U patent/JPS5851750Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55104082U (ja) | 1980-07-21 |
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