JP4360840B2 - ロータリーバルブ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケーシングの前端部のカバーを開け、ケーシングの内部の清掃や点検を行えるようにしたいわゆるサニタリー式のロータリーバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
各種粉粒体や焼却灰、粉塵、穀物等の粒状物を供給口からの投入量の変動にかかわらず排出口において定量的に供給し、袋詰め等の他の工程を円滑に進めるためのロータリーバルブにおいて、従来よりケーシング前端の開口を覆うカバーを開閉可能とし、ケーシング内部の清掃やローターの修理、点検をしたり、さらにはローターを抜き取ってそれらの清掃や修理、点検等を行えるようにしたいわゆるサニタリー式のロータリーバルブが知られている。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ロータリーバルブは、プラントの一部として粉体供給装置と粉体搬出装置の中間に設置されるものであるが、従来のサニタリー式ロータリーバルブにおいては、その場で内部のローターを取り外して該ローターの修理や点検を行うことは、ローターの重量が重いため、ローターを支えるためにかなりの力を必要とするほか、落下等の危険が伴いほとんど不可能であった。そのため、ローターの修理や点検を行う場合には、その都度サニタリーバルブを数人がかりでプラントから取り外して別の場所で行う必要があり、労力や手間がかかり、効率的でなかった。
【0004】
一方で、例えば特許文献1に記載のロータリーバルブのように、前記問題点を克服すべくローターの抜き出し、装着作業を駆動装置によりおこなうものも提案されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−101771号公報。
【0006】
しかしながら、前記のようにローターの抜き出し、装着作業を駆動装置により行う場合は、ロータリーバルブ全体の重量が増す上、製作コストも嵩み、また当該装置のメンテナンスも必要となる等の欠点があった。
【0007】
本発明は上記の如き従来例のロータリーバルブの有する不都合ないし欠点に鑑みてなされたものであって、ロータリーバルブをプラントに装着したままで駆動装置を必要とせず、簡単な作業によりローターの出し入れを可能にしたサニタリー式のロータリーバルブを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るロータリーバルブは、供給口及び排出口とそれぞれ連通するローター室を備えたケーシングと、該ケーシングの両端に配設された軸受を介して回転自在に軸支されたローター軸及び該ローター軸の外周面に放射状に突設され、かつ前記ローター室内で該ローター軸と一体に回転する複数の羽根からなるローターとで構成されたロータリーバルブにおいて、前記ローターの前端部分には前方が径大な凸状の突設部が形成されているとともに、前記ケーシングの前端部分は該ケーシング本体と取り外し可能なカバーであって、その裏面には断面鍵形に形成された2つの半円環状の掛合部材がほぼ円環になるように取り付けられ前記ローターの突設部と掛合し、該カバーをケーシング本体との固定から解除して前方に移動させると前記ローターも一体に移動するように構成されていること及び前記ケーシングの両側面には前記カバー及び前記ローターの前方への移動を案内かつ支持するための案内棒が前記ローター軸の軸線に沿ってそれぞれ形成されていることを特徴とするものである。
【0009】
また、本発明に係るロータリーバルブは、供給口及び排出口とそれぞれ連通するローター室を備えたケーシングと、該ケーシングの両端に配設された軸受を介して回転自在に軸支されたローター軸及び該ローター軸の外周面に放射状に突設され、かつ前記ローター室内で該ローター軸と一体に回転する複数の羽根からなるローターとで構成されたロータリーバルブにおいて、前記ローター軸は同径の他の軸と互いの端部を螺合して接続することにより延長可能に形成されていること、前記ローターの前端部分には前方が径大な凸状の突設部が形成されているとともに、前記ケーシングの前端部分は該ケーシング本体と取り外し可能なカバーであって、その裏面には断面鍵形に形成された2つの半円環状の掛合部材がほぼ円環になるように取り付けられ前記ローターの突設部と掛合し、該カバーをケーシング本体との固定から解除して前方に移動させると前記ローターも一体に移動するように構成されていること及び前記ケーシングの両側面には前記カバー及び前記ローターの前方への移動を案内かつ支持するための案内棒が前記ローター軸の軸線に沿ってそれぞれ形成されていることを特徴とするものである。
【0010】
さらに、本発明に係るロータリーバルブは、供給口及び排出口とそれぞれ連通するローター室を備えたケーシングと、該ケーシングの両端に配設された軸受を介して回転自在に軸支されたローター軸及び該ローター軸の外周面に放射状に突設され、かつ前記ローター室内で該ローター軸と一体に回転する複数の羽根からなるローターとで構成されたロータリーバルブにおいて、前記ローター軸の前端部は軸線に沿って前方に延出していること、前記ローターの前端部分には前方が径大な凸状の突設部が形成されているとともに、前記ケーシングの前端部分は該ケーシング本体と取り外し可能なカバーであって、その裏面には断面鍵形に形成された2つの半円環状の掛合部材がほぼ円環になるように取り付けられ前記ローターの突設部と掛合し、該カバーをケーシング本体との固定から解除して前方に移動させると前記ローターも一体に移動するように構成されていること及び前記ケーシングの両側面には前記ローター軸とともに前記カバー及び前記ローターの前方への移動を案内かつ支持するための案内棒が前記ローター軸の軸線に沿ってそれぞれ形成されていることを特徴とするものである。
【0011】
さらにまた、本発明に係るロータリーバルブは、上記のものにおいて、前記カバーが送りネジ機構によって前方へ移動することにより前記ローターも該カバーと一体となって前方へ移動することを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図中1はロータリーバルブ、2は略円筒状のケーシング本体、3はローター室、4は前記ローター室3内においてケーシング本体2の中心軸線周りに回転するローター、5はローター4の軸、6は円筒状の前記ローター4の本体、7はゴム又は合成樹脂により形成された交換可能な複数のローターの羽根であるブレード、8は該ブレード7を挟持するために前記ローター本体6の外周面にその軸線に沿って放射状に突設された板状の各一対の挟持部材、9はロータリーバルブ1の上部に設置される紛流体供給装置又は下部に設置される紛流体排出装置と接続するためのフランジ、10は前記ケーシング本体2の前端開口部を閉塞するカバー、11は前記ケーシング本体2の後端開口部を閉塞するカバーである。
【0013】
前記ケーシング本体2の前端及び後端には前記前端カバー10及び後端カバー11を接続するためのフランジ12が形成されている。また、該ケーシング本体2の一方の側面には、ローターの状態やローター室内の様子を外部から確認し、摩耗によるブレード7の交換等を適時行えるようにするために、点検窓13が形成されている。この点検窓13はケーシング本体2の両側面に形成してもよい。さらに、ケーシング本体2の一方の側面の上部及び他方の側面の下部には、後述する案内棒14を保持するための一対の保持片15がそれぞれ形成されている。該各一対の保持片15には互いに対向する位置に貫通穴16がそれぞれ穿設されている。また、図示の例では、ケーシング本体2の下部前方に形成された保持片15には、後述するネジ棒17の先端部18を枢支するための枢支孔19が形成されている。
【0014】
次に、前記前端カバー10及び後端カバー11は、前記フランジ12と同径のプレート状のもので、表面の中央部からそれぞれローター軸5の軸線に沿って前方又は後方に突出する円筒状の頭部20を備えている。21は前端カバー10及び後端カバー11と前記ローター軸5との間隙をシールするためのグラウンドパッキング等のシール部材、22は凸状の円筒である前記シール部材21の押さえ部材であり、前記頭部20の内部は、これらの部材が収容できる程度のスペース23を備えている。
【0015】
前記前端カバーはフランジ12とボルト24を介して接続されている。該ボルト24の頭部には、前端カバーのフランジ12からの取り外しを容易にするため、リングが取り付けられている。また、該前端カバー10内に収容される前記押さえ部材22の周壁には、孔25が同間隔に穿設されていて、該孔25にレンチや棒等を挿入し、押さえ部材22を回転させることによって、緩めや締めの作業を容易にできるようにしている。この作業を外部から可能にするため、頭部20の上部には切り欠き26が形成されている。
【0016】
また、前端カバー10内のスペース23からは、頭部20を貫通するボルト孔27が円周上に複数穿設されている。さらに、該頭部20の前端部には、前記ローター軸5の両端を軸支する軸受28を有するベアリングユニット29がボルトを介して取り付けられている。
【0017】
さらに、前端カバー10の左右の周壁には前記保持片15の貫通孔16と同径かつ対向する位置に穿設された案内孔30を有する突片31がそれぞれ設けられている。また、一方の該突片31には、前記枢支孔19と対向する位置に、該枢支孔19よりも径大で雌ネジの形成されたネジ孔32が穿設されている。
【0018】
前記各一対の貫通孔16及びそれと対向する案内孔30には、それらとほぼ同径の棒体である案内棒14が前後動可能なように挿通されている。該案内棒14の両端には前記貫通孔16及び前記案内孔30よりも径大な縁部33がそれぞれ形成され、それらの孔からの案内棒14の脱落を防止している。
【0019】
前記ローター本体6の軸孔34には、キー溝35が形成されており、前記ローター軸5に形成されたキー36と嵌合するようになっている。また、該キー溝35から上方へ向かって単数若しくは複数のボルト孔が穿設されており、該ボルト孔にセットボルト37を挿入してローター本体6とローター軸5とを固定する。また、該ローター本体6の前端部の軸孔34周りは、前方が径大な凸状の突設部38が形成されている。また、該ローター本体6の前端部周縁には、前記前端カバー10との磨耗を軽減するため、フェルト材で形成された円環状のキャップ39が環装されている。
【0020】
また、前記前端カバー10はその裏面において前記ローター本体6と掛合部材40を介して掛合するように形成されている。掛合部材40は断面鉤形に形成された2つの半円環状の部材である。材質としては、摩耗性に強い銅又はステンレス若しくは樹脂で形成されるのが望ましい。該掛合部材40の径小な内周41は前記突設部38の径小な後端部42よりも径が大きく、また該掛合部材40の径大な内周43は前記突設部38の径大な前端部44よりも径が大きく形成されている。また、前記掛合部材の内周41の高さhは、前記突設部38の後端部高さHよりも低いものとする。さらに、掛合部材40の前端面には雌ネジが螺刻されたボルト孔45が前記前端カバー頭部20のボルト孔27と対向するように等間隔で穿設されている。
【0021】
前記前端カバー10と前記ローター本体6とは、前記2つの掛合部材40の内周41が前記突設部38の後端部42を取り囲み、掛合部材40がほぼ円環になるようにして、前記前端カバー頭部20の各ボルト孔27を通したボルト46と螺着する。このとき、該掛合部材40は突設部38とは固定されていないので、ローター4の回転は維持される一方、前端カバー10を前方へ移動させると、掛合部材40の段部47が突設部前端部44の裏面48に引っ掛かり、前端カバー10がローター4を引っ張ることにより、該前端カバー10と該ローター4とは一体となって前方へ移動することになる。
【0022】
次に、本発明の作用である前端カバー10及びローター4のケーシング本体2からの取り出しについて説明する。
【0023】
この際、前端カバー10及びローター4の前方への移動をスムーズにするため、図2にあるようなローター軸5を延長するための延長部材49を使用するのが望ましい。該延長部材49はローター軸5と同径の円柱で、その一方の端部にはローター軸5と螺着するための雄ネジ部50が形成されている。また、この場合、ローター軸5の前端部には前記雄ネジ部50を螺挿するための雌ネジ部51が形成されている。そして、前記雄ネジ部50と前記雌ねじ部51とを螺合することにより、図3にあるようにローター軸5の長さが延長される。なお、ロータリーバルブ1の運搬や設置場所のスペースを考慮する必要がない場合は、ローター軸5を分離可能なものとせず、前方に延出する一体型のローター軸として形成してもよい。
【0024】
また、前記前端カバー10及び前記ローター4は直接手で引き出して前方へ移動させることも可能であるが、より少ない労力でかつ簡単に行うために、図2にあるような送りネジ機構52を使用することが望ましい。該送りネジ機構52は、ハイリード送りネジが螺刻され、前記ネジ孔32と螺合するネジ棒17と該ネジ棒17を回転させるための取っ手53を備えたハンドル部54とネジ棒17を支承するための支承部55とから構成されている。該支承部の一端は延長されたローター軸5の先端とネジ56によって固定されるようになっている。また、ネジ棒17の先端部18は前記ネジ孔32を通して前記枢支孔19に枢支されるように形成されている。
【0025】
前記延長部材49及び前記送りネジ機構52の取付が終了した後は、ベアリングユニットに挿入されているセットボルト57及び前記セットボルト37を緩めるとともに、前記切り欠き26から前記孔25にレンチや棒等を挿入して押さえ部材22を回転させて緩め、またリング内に棒等を挿入してボルト24を緩める。次に取っ手53を持ってハンドル部54を回転させるとネジ棒17が回転し、送りネジの作用によって前端カバー10が前方へ移動する。このとき、前端カバー10とローター4とは掛合部材40で掛合しているので、前記前端カバー10の前進に伴って、ローター4も一体となって前進する。このとき、前端カバー10は案内棒14及び延長されたローター軸5により前方への移動を案内かつ支持される。また、案内棒14の先端には前記縁部33が形成されているので、前端カバー10の突片31が前方の各縁部33に当接する位置まで来ると、該各縁部33の後端が該突片31に掛合するので、前端カバー10の前進に伴い案内棒14も前方へ移動する。このようにして、労力を要することなく、かつ簡単にローター4をケーシングから外部に抜き出すことができる。
【0026】
以上、本発明の実施の形態を図面を参照して詳述したが、本発明は、該実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で、これに各種の改変を施して実施することができるものである。
【0027】
本発明によれば、ロータリーバルブをプラントから取り外すことなく、装着したまま、かつ一人でローターの抜き出し、装着作業ができるため、ローターの点検、修理、ブレードの交換が無駄な労力を要することなく、かつ安全に行うことが可能となり、作業の効率化を図ることができる。また、そのことより頻繁なローター及びケーシング内部の清掃や殺菌も行うことができるので、ロータリーバルブ内を常に清潔に保つことができ、扱う粉粒体の銘柄を変えたときも他の銘柄が混入する確立は極めて低くなる。さらに、ケーシング内部からローターを完全に抜き出すことができ、ケーシング内は空洞となるので、上部の設備とともに水流し洗浄などができる。
【0028】
また、本発明によれば、駆動装置を必要とすることなく、手動又は送りねじ機構によりローターの出し入れを簡単にすることができるので、ロータリーバルブの小型化、軽量化、省力化が可能となり、製造コスト、ランニングコストも抑えることができるので、安価なロータリーバルブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロータリーバルブの斜視図である。
【図2】ローター軸の延長部材及び送りネジ機構の斜視図である。
【図3】ローター軸の延長部材及び送りネジ機構をロータリーバルブに取り付けた際の斜視図である。
【図4】前端のカバー及びローターを取り出す様子を示す斜視図である。
【図5】前端カバー頭部の内部及びローター軸とローター本体の内部の一部を拡大して示す断面図である。
【図6】ローター本体の前端部及び掛合部材の斜視図である。
【図7】ローター本体の前端部にキャップ及び掛合部材が設置されている様子を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ロータリーバルブ
2 ケーシング本体
4 ローター
5 ローター軸
6 ローター本体
7 ブレード
10 前端カバー
13 点検窓
14 案内棒
15 保持片
16 貫通孔
17 ネジ棒
19 枢支孔
20 前端カバー頭部
30 案内孔
31 突片
32 ネジ孔
38 突設部
40 掛合部材
49 ローター軸延長部材
52 送りネジ機構

Claims (4)

  1. 供給口及び排出口とそれぞれ連通するローター室を備えたケーシングと、該ケーシングの両端に配設された軸受を介して回転自在に軸支されたローター軸及び該ローター軸の外周面に放射状に突設され、かつ前記ローター室内で該ローター軸と一体に回転する複数の羽根からなるローターとで構成されたロータリーバルブにおいて、前記ローターの前端部分には前方が径大な凸状の突設部が形成されているとともに、前記ケーシングの前端部分は該ケーシング本体と取り外し可能なカバーであって、その裏面には断面鍵形に形成された2つの半円環状の掛合部材がほぼ円環になるように取り付けられ前記ローターの突設部と掛合し、該カバーをケーシング本体との固定から解除して前方に移動させると前記ローターも一体に移動するように構成されていること及び前記ケーシングの両側面には前記カバー及び前記ローターの前方への移動を案内かつ支持するための案内棒が前記ローター軸の軸線に沿ってそれぞれ形成されていることを特徴とするロータリーバルブ。
  2. 供給口及び排出口とそれぞれ連通するローター室を備えたケーシングと、該ケーシングの両端に配設された軸受を介して回転自在に軸支されたローター軸及び該ローター軸の外周面に放射状に突設され、かつ前記ローター室内で該ローター軸と一体に回転する複数の羽根からなるローターとで構成されたロータリーバルブにおいて、前記ローター軸は同径の他の軸と互いの端部を螺合して接続することにより延長可能に形成されていること、前記ローターの前端部分には前方が径大な凸状の突設部が形成されているとともに、前記ケーシングの前端部分は該ケーシング本体と取り外し可能なカバーであって、その裏面には断面鍵形に形成された2つの半円環状の掛合部材がほぼ円環になるように取り付けられ前記ローターの突設部と掛合し、該カバーをケーシング本体との固定から解除して前方に移動させると前記ローターも一体に移動するように構成されていること及び前記ケーシングの両側面には前記カバー及び前記ローターの前方への移動を案内かつ支持するための案内棒が前記ローター軸の軸線に沿ってそれぞれ形成されていることを特徴とするロータリーバルブ。
  3. 供給口及び排出口とそれぞれ連通するローター室を備えたケーシングと、該ケーシングの両端に配設された軸受を介して回転自在に軸支されたローター軸及び該ローター軸の外周面に放射状に突設され、かつ前記ローター室内で該ローター軸と一体に回転する複数の羽根からなるローターとで構成されたロータリーバルブにおいて、前記ローター軸の前端部は軸線に沿って前方に延出していること、前記ローターの前端部分には前方が径大な凸状の突設部が形成されているとともに、前記ケーシングの前端部分は該ケーシング本体と取り外し可能なカバーであって、その裏面には断面鍵形に形成された2つの半円環状の掛合部材がほぼ円環になるように取り付けられ前記ローターの突設部と掛合し、該カバーをケーシング本体との固定から解除して前方に移動させると前記ローターも一体に移動するように構成されていること及び前記ケーシングの両側面には前記ローター軸とともに前記カバー及び前記ローターの前方への移動を案内かつ支持するための案内棒が前記ローター軸の軸線に沿ってそれぞれ形成されていることを特徴とするロータリーバルブ。
  4. 前記カバーが送りネジ機構によって前方へ移動することにより前記ローターも該カバーと一体となって前方へ移動することを特徴とする請求項1、2又は3に記載のロータリーバルブ。
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