JPH07309584A - クレーン用モニタ装置 - Google Patents

クレーン用モニタ装置

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JPH07309584A
JPH07309584A JP10261994A JP10261994A JPH07309584A JP H07309584 A JPH07309584 A JP H07309584A JP 10261994 A JP10261994 A JP 10261994A JP 10261994 A JP10261994 A JP 10261994A JP H07309584 A JPH07309584 A JP H07309584A
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JP
Japan
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load
voice
suspended load
crane
height
Prior art date
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Pending
Application number
JP10261994A
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English (en)
Inventor
Takashi Sano
敬 佐野
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Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現在の吊荷の高さや位置、荷重などの重要情
報を音声変換し、オペレータの聴覚を通じて告知できる
ようにしたクレーン用モニタ装置を提供する。 【構成】 クレーン1には、旋回角度検出器10と、ブ
ーム起伏角度検出器12とワイヤの移動距離を検出する
巻上げ位置検出器14と、平面位置検出器15及びワイ
ヤ6に加わるテンションに応じて吊荷wの荷重を検出す
る荷重検出器16がそれぞれの位置に設けられ、これら
の検出信号はオペレータ室4内のCPU19に入力され
る。CPU19は駆動に伴なう各検出器10,12,1
4,15,16の計測値を元に自機の現在位置、吊荷w
の平面内位置と地表面からの高さ(H)、吊荷wに加わ
る荷重などを演算し、この演算結果を音声変換回路24
に与える。音声変換回路24は、吊荷wの現在の高さ、
平面位置、及び荷重の数値情報を入力してこれを対応す
る音声に変換し、モニタスピーカ25を通じて刻時的に
聴覚情報としてオペレータに告知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現在の吊荷の高さや位
置、荷重等の数値情報をオペレータの聴覚を通じて告知
させるようにしたクレーン用モニタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在ではタワークレーンのブーム先端に
テレビカメラを取付けておき、この画像をクレーンオペ
レータ室に設置したモニタテレビに受像するほか、各種
センサにより吊荷の現在の吊り上げ高さや平面位置、吊
荷の荷重を検出し、これをCRT画面などに表示する各
種モニタ装置を備えたものがある。該種モニタ装置を備
えたクレーンでは、オペレータは、テレビ画面及びCR
Tを見ることによる目視判断、及び無線による指示に基
づき揚重操作を行なうことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オペレ
ータは同時にテレビ画面のほかCRTにより吊荷の状態
や刻々と変化する揚重高さ,位置等の数値情報を確認し
ながら揚重操作を行なわなければならないため、目視確
認のための負担が大きい。なお、これら数値情報をモニ
タテレビの画面に重畳して表示することも考えられる
が、このような場合にあっても、画面上での数値情報の
見落としなどにより思わぬ事故を生ずる惧れがあった。
【0004】本発明は以上の問題を解決するものであっ
て、その目的は、現在の吊荷の高さや位置、荷重などの
重要情報を音声変換し、オペレータの聴覚を通じて告知
できるようにしたクレーン用モニタ装置を提供するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、クレーンに吊下される吊荷の高さ及び平
面位置を検出する位置検出手段と、該吊荷の荷重を検出
する荷重検出手段と、前記位置検出手段及び荷重検出手
段の検出結果に基づいて前記吊荷の高さ,位置及び荷重
などの数値を演算する手段と、該演算手段から出力され
る数値情報を対応した音声に刻時的に変換する音声変換
手段と、該音声変換手段で変換された音声を出力するモ
ニタスピーカとを備えたことを特徴とするものである
(請求項1)。
【0006】またこの発明では出力される数値情報が変
化したのみその変化した数値情報を音声に変換して出力
することもできる(請求項2)。
【0007】
【作用】以上の構成によれば、演算手段を通じて得られ
た数値情報は順次音声出力され、オペレータの聴覚を通
じて認識される。
【0008】請求項2の構成とした場合には、荷重変
化、平面位置及び高さの変化毎にその変化した情報のみ
が音声出力される。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0010】図1は本発明をタワークレーンに適用した
場合を例示したもので、タワークレーン1は、タワー2
上に旋回装置(図略)を介して旋回可能に配置されたブ
ーム3及びオペレター室4と、ブーム3の先端に吊下さ
れ、巻き上げ装置5により巻き上げ巻き下げされ、かつ
先端にフックを設けた吊荷w用のワイヤ6とを備えてい
る。ブーム3は起伏装置8により所定角度傾動するとと
もに、ワイヤ6は巻き上げ装置9により巻き上げ巻き下
げされる。
【0011】このクレーン1には、旋回角度検出器10
と、ブーム起伏角度検出器12とワイヤの移動距離を検
出する巻上げ位置検出器14と、平面位置検出器15及
びワイヤ6に加わるテンションに応じて吊荷wの荷重を
検出する荷重検出器16がそれぞれの位置に設けられ、
これらの検出信号はオペレータ室4内に送られ、A/D
変換回路18を通じて演算手段、すなわちCPU19に
入力される。
【0012】またブーム3の先端にはテレビカメラ20
が取付けられ、これによりブーム3の下方を撮像し、そ
の映像をオペレータ室4内に配設したモニタテレビ21
に写しだすようにしている。
【0013】オペレータの運転操作に伴ない、出力制御
部22を通じて前記旋回装置、起伏装置8、巻き上げ装
置9が駆動される。また、CPU19は駆動に伴なう各
検出器10,12,14,15,16の計測値を元に自
機の現在位置(x軸,y軸)、吊荷wの平面内位置と地
表面からの高さ(H)、吊荷wに加わる荷重などを即時
演算し、この演算結果をCRT23に数値表示させると
ともに、この数値に基づき出力制御部22に操作のため
の制御情報を送る。なお図中24は、吊荷の種類、寸法
の相違による基準高さの変更を行なうための初期位置設
定器である。
【0014】さらにCPU19には音声変換回路24が
接続されている。音声変換回路24は、オペレータが確
認する頻度の高い情報、例えば吊荷wの現在の高さ、平
面位置、及び荷重の数値情報を入力してこれを対応する
音声に変換するもので、CPU19から出力されるこれ
らの数値情報を音声に変換し、モニタスピーカ25を通
じて刻時的に聴覚情報としてオペレータに告知する。な
お、このモニタスピーカ25はオペレータの耳に装着す
るヘッドホンタイプであっても良いし、オペレータ室4
全体に聞こえる一般的スピーカであっても良い。
【0015】以上の構成において、吊荷の吊り下げ初期
においては、CPU19の演算結果に基づき例えば次の
ような音声が出力される。「吊荷の重量○○キログラ
ム、吊り上げ高さ0メートル、平面座標X○○,Y○
○、スタンバイOKです」。この音声情報はオペレータ
が操作を開始するまで繰り返される。
【0016】以後はオペレータがこの音声を聞き取り、
操作を開始すると、目的位置に揚重作業を完了するまで
刻時的に該当する高さ,平面位置で変化する数値に応じ
た音声がモニタスピーカ25から出力され続けることに
なる。
【0017】なお、吊荷wの荷重が定格より重い場合、
あるいは吊荷が危険なゾーンに近付くと、安全機構が働
き、揚重動作や旋回動作が自動的に停止されるが、これ
と同時にその状態を音声変換回路24を通じてオペレー
タに警告することも可能であることも勿論である。
【0018】またこの実施例では、数値情報をCRT2
3に表示させたが、文字情報コントローラ等の回路手段
を通じて前記モニタテレビ21の画面に映像とともに重
畳して表示することも可能である。
【0019】さらに、吊り上げ作業開始後は吊荷の重量
は変化しない一方で、高さ,平面位置は時事刻々と変化
し、またその変化は作業速度に相関を有しているので、
その数値が変化した状態を検出する検出手段を音声変換
回路の前段に設け、この検出手段を通じて変化した数値
情報のみを音声情報に変換して流すこともできる。
【0020】例えば初期状態から高さのみが変化して行
く場合、現在高さのみ順次放送されるため、オペレータ
は揚重速度等も感覚的に把握することができる。
【0021】
【発明の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に本発明にかかるクレーン用モニタ装置にあっては、各
検出手段を通じて得られた数値情報は順次音声出力さ
れ、オペレータの聴覚を通じて認識されるため、モニタ
テレビ、CRTを凝視することなく、時々刻々と吊荷の
状態を把握でき、数値の見落とし等による重大事故の惧
れを大幅に削減できるとともに、その分操作に専念で
き、作業効率が向上する利点がある。荷重変化、平面位
置及び高さの変化毎にその変化した情報のみ音声出力す
るよう構成すれば、作業速度に対応した操作感覚も得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクレーン用モニタ装置の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 タワークレーン 3 ブーム 4 オペレータ室 6 吊下用ワイヤ 10 旋回角度検出器 12 起伏角度検出器 14 巻上げ位置検出器 15 平面位置検出器 16 荷重検出器 19 CPU(演算手段) 24 音声変換回路 25 モニタスピーカ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーンに吊下される吊荷の高さ及び平
    面位置を検出する位置検出手段と、該吊荷の荷重を検出
    する荷重検出手段と、前記位置検出手段及び荷重検出手
    段の検出結果に基づいて前記吊荷の高さ,位置及び荷重
    などの数値を演算する手段と、該演算手段から出力され
    る数値情報を対応した音声に刻時的に変換する音声変換
    手段と、該音声変換手段で変換された音声を出力するモ
    ニタスピーカとを備えたことを特徴とするクレーン用モ
    ニタ装置。
  2. 【請求項2】 出力される数値情報が変化したのみその
    変化した数値情報を音声に変換して出力することを特徴
    とする請求項1記載のクレーン用モニタ装置。
JP10261994A 1994-05-17 1994-05-17 クレーン用モニタ装置 Pending JPH07309584A (ja)

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JP10261994A JPH07309584A (ja) 1994-05-17 1994-05-17 クレーン用モニタ装置

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