JPH0730957Y2 - 扇風機の制御回路 - Google Patents

扇風機の制御回路

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JPH0730957Y2
JPH0730957Y2 JP1986159027U JP15902786U JPH0730957Y2 JP H0730957 Y2 JPH0730957 Y2 JP H0730957Y2 JP 1986159027 U JP1986159027 U JP 1986159027U JP 15902786 U JP15902786 U JP 15902786U JP H0730957 Y2 JPH0730957 Y2 JP H0730957Y2
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JP
Japan
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room temperature
fan
air conditioner
timer
stopped
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藤雄 島
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Sharp Corp
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、エアコンディショナーなどの空気調和機の停
止後起動し、室温に応じてオン・オフを繰り返す扇風機
の制御回路に関する。
〈従来の技術〉 従来、エアコンディショナーと扇風機は、室内を冷房す
るために夫々別個独立に使用されるが、常であった。そ
のため、エアコンディショナーの停止後起動し、室温に
応じてオン・オフして、その代役を果たすような扇風機
は、未だかつて製造・販売されていない。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかるに、従来、夏の熱帯夜などにタイマを所望時間に
セットしてエアコンディショナーを冷房運転した場合、
外気温の低下が予想以上に遅いときはセット時間が不足
し、タイマの動作で冷房が止まって、快適な睡眠を妨げ
られるのは誰もが経験するところである。そして、エア
コンディショナーの再運転や扇風機の起動に起き上がら
ねばならぬという煩わしさがあった。また、エアコンデ
ィショナーのタイマのセット時間を長くすればこのよう
な問題は解消するが、朝方に室温が下がりすぎて寝冷え
をする虞れがあるほか、電力の浪費となり不経済でもあ
る。
そこで、本考案の目的は、空気調和機の停止後タイマ等
によって起動し、室温に応じてオン・オフを繰り返せ
て、従来のような空気調和機の再運転に伴う煩わしさを
なくすることができ、空気調和機の連続運転による寝冷
えや電力の浪費をもなくすることができる扇風機の制御
回路を提供することである。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、本考案の扇風機の制御回路
は、空気調和機の運転停止後に扇風機の運転を所定時間
行う扇風機の制御回路において、上記空気調和機の運転
中の室温を検出する室温センサと、この室温センサにて
検出した室温を記憶する記憶手段と、上記空気調和機の
運転停止後に、上記記憶手段にて記憶した室温と上記室
温センサにて検出する現在の室温とを比較して扇風機の
送風量を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
〈作用〉 空気調和機の運転中に室温センサで検出された室温は、
記憶手段に記憶される。制御手段は、空気調和機の運転
停止後に、上記記憶手段に記憶された室温と室温センサ
で検出した現在の室温とを比較して、扇風機の送風量を
制御する。例えば、上記現在の室温と記憶された室温の
差が第1設定値以上になると、扇風機を起動し、上記差
が第1設定値よりも小さい第2設定値以下になると、扇
風機を停止するのである。こうして、空気調和機の運転
から扇風機の運転に切り換わるときに生じる体感温度の
変化を最小限に抑えることができ、使用者は快適な体感
温度での連続使用を行なうことができる。
〈実施例〉 以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図は扇風機の制御回路の一実施例を示す回路図であ
り、1は扇風機の電源プラグ、2はこの電源プラグ1に
直列に接続され、設定時間経過時オフおよびオンになる
a接点2c−2aおよびb接点2c−2bを有するタイマ、3は
このタイマ2のa接点2c−2a側につながれ、扇風機の運
転モードを停止,おやすみクール,弱風,強風に切り換
える切換スイッチ、4はこの切換スイッチ3のおやすみ
クール接点と上記タイマ2のb接点2c−2bとの間に介設
したサーモスタット、5は上記切換スイッチ3に直列に
接続された扇風機のファンモータである。
上記タイマ2のa接点2c−2aは、連続運転のために常閉
にもセットでき、上記切換スイッチ3は、その切換位置
がおやすみクールにない限り上記a接点2c−2aを介して
給電される。一方、切換スイッチ3の切換位置がおやす
みクールにある場合は、切換スイッチ3はタイマ2のb
接点2c−2bおよびサーモスタット4を介して給電される
ようになっており、このとき弱風で運転する。上記サー
モスタット4は、接点オン・オフ温度をエアコンディシ
ョナーの冷房温度域で任意に設定できる温度設定つまみ
を有する。
上記構成の扇風機の制御回路の動作を次に述べる。
まず、タイマ2が連続にセットされている場合あるいは
タイマ2が所定時間にセットされかつ切換スイッチ3が
おやすみクールにセットされていない場合、扇風機は、
タイマ2のa接点2c−2aを介して給電されるファンモー
タ5によって、通常の運転のとおり弱風または強風で連
続あるいは所定時間だけ運転される。
次に、就寝時などに切換スイッチをおやすみクールにセ
ットし、タイマ2をエアコンディショナーの停止時刻に
合わせて例えば5時間に時間設定し、サーモスタット4
をエアコンディショナーの設定温度よりも例えば1℃高
い温度(例えば28℃)に設定した場合、5時間が経過す
ると、エアコンディショナーが停止する一方、タイマ2
のb接点2c−2bがオヤンになる。エアコンディショナー
の停止で、室温は外気温の影響を受けて上昇し、やがて
28℃以上になる。そうすると、サーモスタット4の接点
がオンになり、電源プラグ1がタイマ2のb接点2c−2b
およびサーモスタット4の接点を介してファンモータ5
につながり、扇風機は回転を始める。そして、扇風機の
送風や外気温の低下で、室温が28℃未満になると、サー
モスタット4の接点がオフになり扇風機は停止する。こ
のように、扇風機は室温の昇,降に応じて回転,停止を
繰り返し、エアコンディショナー停止後の代役を果た
す。
上記実施例では、切換スイッチ3のおやすみクール接点
のオン・オフで、タイマ2をb接点2c−2bでもa接点2c
−2aでも使えるようにしているので、扇風機を通常のよ
うに設定時間経過後オフにもでき便利である。
第2図は本考案の扇風機の制御回路の他の実施例を示す
ブロック図である。同図において、11は電源12によって
給電される電源回路、13は室温を検出する室温センサと
してのサーミスタ、14はこのサーミスタ13が検出した温
度信号を増幅する増幅器、15はこの増幅器14で増幅され
た温度信号をアナログ/デジタル変換し、温度信号の表
わす温度が所定値以上になるとリレー16にその接点をオ
ンにする信号を出力する制御手段としてのマイクロコン
ピュータ、17はこのマイクロコンピュータ15を介して第
1の設定時間が経過したとき上記リレー16にその接点を
オンにする信号を、第2の設定時間が経過したとき上記
リレー16にその接点をオフする信号を夫々出力するタイ
マ、18は上記リレー16の接点のオン・オフで電源回路11
と接・断し、回転・停止する扇風機のファンモータであ
る。
第3図はエアコンディショナーのタイマ(図示せず)お
よび扇風機の上記タイマ17の動作図を示している。図示
の如く、扇風機のタイマ17の第1の設定時間はエアコン
ディショナーのタイマの設定時間と同じt1(例えば5時
間)に設定され、かつ同時刻Aにセットされて、同時刻
Cにタイマ17はオンに、エアコンディショナーのタイマ
はオフになる。これによって、エアコンディショナーの
運転は停止される一方、扇風機はオン可能状態即ちリレ
ー16さえオンになればオンする状態となる。さらに、上
記タイマ17の第2の設定時間はt2(例えば2時間)に設
定され、時刻Cからタイマオフになる時刻Dまで扇風機
はオン可能状態を保ち、その後停止する。
第4図は上記リレー16の動作図を示している。制御手段
たるマイクロコンピュータ15は、タイマ17からの信号に
基づき、このタイマがオンになる上記時刻Cよりも所定
時間t3(例えば30分)前にサーミスタ13をして冷房中の
室温を検出せしめ、増幅器14を経たT0℃を表わす温度信
号をメモリに格納するとともに、時刻C以降はサーミス
タ13で検出される室温が、T0℃+第1設定値(例えば2
℃)以上になるとリレー16の接点をオンに、T0℃+第2
設定値(例えば0.7℃)以下になるとリレー16の接点を
オフにするようになっている。そして、タイマオフにな
る時刻Dまで、室温の昇降に応じてリレー16のオン・オ
フ制御を行なう。
上記構成の第2図に示す扇風機の制御回路の動作を、第
5図を参照しつつ次に述べる。
(イ)扇風機のタイマ17を、エアコンディショナーのタ
イマの設定時間と同じ第1の設定時間t1および第2の設
定時間t2に、コアコンディショナーのタイマと同時刻A
においてセットする。
(ロ)マイクロコンピュータ15は、タイマ17からの信号
に基づき上記第1の設定時間t1よりもt3時間前(時刻
B)になったかどうかを判断し、そうならばステップ
(ハ)へ進む。
(ハ)マイクロコンピュータ15は、サーミスタ13をして
室温T0を測定せしめ、増幅器14を経たT0℃を表わす温度
信号を、A/D変換してメモリに格納する。
(ニ)タイマ17の第1の設定時間t1が経過する(時刻
C)と、エアコンディショナーがそのタイマの作動で停
止する一方、マイクロコンピュータ15はステップ(ホ)
へ進む。
(ホ)マイクロコンピュータ15は、サーミスタ13をして
エアコンディショナーの停止で上昇する現在の室温Tを
測定せしめ、これをメモリに格納した上記温度T0と比較
し、T−T0≧2℃になったときリレー16の接点をオンに
する。
(ヘ)これによって、扇風機のファンモータ18は、電源
回路11につながって給電され、回転を始める。
(ト)マイクロコンピュータは、現在の室温Tと上記温
度T0を同様に比較し、扇風機の送風や外気温の低下で室
温Tが下がってT−T0≧0.7℃になって始めてリレー16
の接点をオフにする。
(チ)これによって、ファンモータ18は給電を断たれ、
扇風機は停止する。上記ステップ(ヘ)〜(チ)はルー
プをなしており、扇風機は室温の昇降に応じ、T−T0
2℃で起動、T−T0≦0.7℃で停止を繰り返し、停止し
たエアコンディショナーに代わって室内に涼を送る。
(リ)最後に、タイマ17の第2の設定時間t2が経過して
(時刻D)タイマオフとなると、リレー16はマイクロコ
ンピュータ15を介して完全にオフ状態となり、扇風機は
完全に停止する。
上記実施例では、サーミスタ13でエアコンデョショナー
冷房運転時の室温と冷房停止後の室温を検出し、両室温
の差に基づいてマイクロコンピュータ15によりリレー16
のオン・オフを行なうようにしているので、第1図の実
施例のようなサーモスタットの温度設定がいらず便利で
ある。
〈考案の効果〉 以上の説明で明らかなように、本考案の扇風機の制御回
路は上述のような構成であるから、室温センサにて空気
調和機の運転中の室温を検出して記憶手段にて記憶し、
上記空気調和機の運転停止後に、上記記憶手段にて記憶
した室温と上記室温センサにて検出する現在の室温とを
比較して制御手段にて扇風機の送風量を制御することに
より、上記空気調和機の運転から扇風機の運転に切り換
わる時に惹起される体感温度の変化を最小限に抑えるこ
とができ、使用者は快適な体感温度での連続使用を行な
うことができ、夜間等において快適な睡眠を得ることが
でき、しかも室温センサを空気調和機の運転中の室温検
知と扇風機の運転中の室温検知の両方に使用するので、
使用する室温センサのバラツキによる検知温度のバラツ
キを簡単な構成で確実になくすことができるとともに使
用部品を最小限に押えることができる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の扇風機の制御回路の一実施例を示す回
路図、第2図は本考案の他の実施例を示すブロック図、
第3図,第4図は夫々タイマおよびリレーの動作図、第
5図は第2図の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。 1,12……電源、2,17……タイマ、4……サーモスタッ
ト、13……サーミスタ、14……増幅器、15……マイクロ
コンピュータ、16……リレー、5,18……ファンモータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和機の運転停止後に扇風機の運転を
    所定時間行う扇風機の制御回路において、 上記空気調和機の運転中の室温を検出する室温センサ
    と、この室温センサにて検出した室温を記憶する記憶手
    段と、上記空気調和機の運転停止後に、上記記憶手段に
    て記憶した室温と上記室温センサにて検出する現在の室
    温とを比較して扇風機の送風量を制御する制御手段とを
    備えたことを特徴とする扇風機の制御回路。
JP1986159027U 1986-10-16 1986-10-16 扇風機の制御回路 Expired - Lifetime JPH0730957Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986159027U JPH0730957Y2 (ja) 1986-10-16 1986-10-16 扇風機の制御回路

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JP1986159027U JPH0730957Y2 (ja) 1986-10-16 1986-10-16 扇風機の制御回路

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JPS6363594U JPS6363594U (ja) 1988-04-26
JPH0730957Y2 true JPH0730957Y2 (ja) 1995-07-19

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ID=31083072

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JP1986159027U Expired - Lifetime JPH0730957Y2 (ja) 1986-10-16 1986-10-16 扇風機の制御回路

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0730756B2 (ja) * 1985-11-14 1995-04-10 三洋電機株式会社 扇風機

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JPS6363594U (ja) 1988-04-26

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