JPH07309042A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH07309042A
JPH07309042A JP12972094A JP12972094A JPH07309042A JP H07309042 A JPH07309042 A JP H07309042A JP 12972094 A JP12972094 A JP 12972094A JP 12972094 A JP12972094 A JP 12972094A JP H07309042 A JPH07309042 A JP H07309042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording paper
printing
key
keys
paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP12972094A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Mochinaga
信之 持永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH07309042A publication Critical patent/JPH07309042A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録紙のセットを簡単に行い、厚い記録紙へ
の印刷を可能にする。 【構成】 記録紙10を差し入れる挿入口21をキー3
の配設側に設けると共に、記録紙10をプリンタ部2内
で一直線状に走行させながら印刷する。キー3は記録紙
10を支えるように、プリンタ部2との相対的な高さを
設定する。挿入口21が手前側のため、記録紙10のセ
ットが簡単となり、一直線状に走行しながら印刷するた
め、厚い記録紙への印刷が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録紙に印刷を行う印刷
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワープロ,パソコンなどの電子機器にお
いては、入力データや処理データなどを記録紙に印刷す
るプリンタ部を備えた構造のものが知られている。この
ような構造の電子機器は、操作用のキーを配設したキー
ボードが本体部の上面に設けられ、この本体部の後側に
プリンタ部が配置されている。プリンタ部は記録紙の挿
入口を上面部分または背面部分に有し、この挿入口に差
し込まれた記録紙に印刷を行った後、記録紙を排出して
いる。この排出はプリンタ部の上面部分に排出口を形成
し、この排出口に記録紙を案内することにより記録紙を
引き出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような作動によ
り印刷を行う電子機器では、挿入口と排出口とを結ぶ通
路が同一線上にないため、記録紙を湾曲状に曲げた状態
で移動させる必要がある。このため、記録紙が曲げにく
い厚さを有する場合には、その移動ができず、印刷でき
ない不都合がある。また記録紙の挿入口が上面部分や背
面部分に設けられるため、記録紙の挿入がやりにくい操
作上の問題を有している。なお、キーボードを有する本
体部と、印刷を行うプリンタ部とを別体とし、コードに
より接続する構造の電子機器も市販されており、この場
合には記録紙を曲げることなく印刷することができる
が、別体のため、取扱いが面倒となり、実用的とはなっ
ていない。
【0004】本発明はこのような問題点を考慮してなさ
れたものであり、記録紙を曲げることなく印刷できると
共に、記録紙のセットも容易に行うことができる印刷装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】請求項1記載
の発明の印刷装置は、この本体部における前記キーの配
設部位の後側に設けられ記録紙に印刷を行うプリンタ部
と、記録紙を差し入れるための挿入口が前記プリンタ部
におけるキーの配設側に形成され前記プリンタ部内で前
記挿入口から挿入された記録紙を一直線状に走行させて
前記プリンタ部におけるキーの配設側と反対側の外部に
排出させた通路とを備えている。また請求項2記載の発
明の印刷装置は、さらに、前記本体部に配設されたキー
の内、印刷に関連するキーが挿入口からプリンタ部内に
差し入れられる記録紙の走行領域以外の別な領域に配設
されていることを特徴とする。
【0006】このような構成の印刷装置はワープロ,パ
ソコンなどの電気機器に組み込まれて使用されるもので
ある。上記構成における記録紙のセットは挿入口へ差し
入れることにより行われるが、この挿入口がキーを配設
した側、すなわち手前側に形成されるため記録紙のセッ
ト操作が容易となっている。そして、セットされた記録
紙を通路が一直線状に走行させ、この走行中にプリンタ
部が印刷を行う。従って、記録紙は曲げられることな
く、印刷されるため、カール癖が生じることがないと共
に、厚い記録紙に対しても印刷することができる。ま
た、上述した構成の印刷装置は、かかる印刷時におい
て、その印刷制御のために操作される印刷に関連したキ
ーは記録紙の走行領域以外の別な領域にあるため、印刷
時にそのキーが記録紙に隠蔽されることがない。このた
め記録紙がこれらのキー操作の邪魔になることなく、印
刷制御のためのキー操作が可能となっている。
【0007】本発明においては、挿入口へ差し入れられ
る記録紙を支持し且つ挿入口へ案内するようにキーの高
さを設定することができる。このように設定することに
より、記録紙がキーに支えられた状態で供給されるた
め、円滑な供給ができると共に、ジャムを生じることが
なくなる。
【0008】
【実施例】図1および図2は本発明をワープロ,パソコ
ンなどの電子機器に適用した一実施例を示す。この実施
例は本体部1と、記録紙10に印刷を行うプリンタ部2
とを備えている。本体部1は電子機器本来の機能を行う
ものであり、そのための機構部品(図示省略)が内部に
組み込まれている。この本体部1の上面には複数のキー
3,3・・・が整列状態で配設されたキー領域部4と、
キー操作で入力されたデータ等を液晶表示部材(LC
D)などにより可視表示する表示部5とが設けられてい
る。図2において、3a,3b,3c,3dは本体部1
のキー3の内、記録紙10への印刷に関連するキーであ
り、キー3aは印刷開始を指示する際に操作される印刷
キー、キー3bは記録紙を紙送りする際に操作される紙
送りキー、キー3cはデータの選択または印刷の開始を
行う際に操作されるキー、キー3dは印刷を取消しある
いは印刷を中止するために、押圧操作されるキーであ
る。これらの印刷に関連するキー3a,3b,3c,3
dは後述するように、記録紙10の走行領域4以外の別
な領域、すなわち、記録紙10の印刷時に当該記録紙1
0により隠蔽されることのない別な領域Bに配置される
ものである。
【0009】プリンタ部2はこの本体部1におけるキー
3の配設部位の後側に位置するように本体部1と一体的
に配置されている。このプリンタ部2は図1に示すよう
に、記録紙10の挿入口21と、排出口22とを備えて
いる。そして、これらの間に第1の紙送りローラ23
と、印刷ヘッド24およびプラテン25と、第2の紙送
りローラ26とが順に配置されている。ここで挿入口2
1はキー3の配設側、すなわち電子機器の手前側に位置
し、排出口22は背面側に位置するように配置されてお
り、記録紙10はプリンタ部2に対して手前側からセッ
トされる。このような手前側からのセットは、その操作
が容易であり、しかも確実で誤りのないセットが可能と
なる。
【0010】第1の紙送りローラ23および第2の紙送
りローラ26は記録紙10がプリンタ部2内を走行する
通路となるものである。これらのローラ23,26は挿
入口21および排出口22を一直線状に連結した直線軌
跡上に位置するように印刷ヘッド24の両側に配置され
ている。このような紙送りローラ23,26の配置によ
り、挿入口21からの記録紙10は曲げられることなく
プリンタ部2内を一直線状に走行して印刷が行われるた
め、カール癖が生じることがない。また、厚い記録紙で
あっても、円滑に走行するため、印刷を行うことができ
る。なお、印刷ヘッド24は記録紙10をプラテン25
に圧接した状態で印刷を行うものである。図1におい
て、27は挿入口21側に配設された紙検知センサであ
り、上述した通路上に記録紙10が有るか否かを機械
的、電気的あるいは光学的に検知する。この例では、紙
検知センサ27は、通路上に記録紙10が挿入された場
合にオン動作し、それ以外の場合に、オフ動作する。
【0011】図3は印刷に関連したキー3a,3b,3
c,3dの配設を示す。印刷を行うため記録紙10をプ
リンタ部2の挿入口21に差し入れて走行させる場合に
対し、印刷に関連したキー3a,3b,3c,3dは記
録紙10の走行領域と重ならないように、その走行領域
以外の別な領域に配置されている。これにより、記録紙
10をプリンタ部2にセットした状態および印刷のため
記録紙10が走行している状態のいずれにおいても、キ
ー3a,3b,3c,3dが記録紙10に隠蔽されるこ
とがない。従って、これらのキー3a,3b,3c,3
dは印刷開始前から印刷終了までの間、記録紙10に邪
魔されることなく、随時、押圧操作可能状態となってお
り、記録紙10の紙送り、印刷の続行、中止などの制御
操作を支障なく行うことができる。
【0012】本実施例において、かかる印刷に関連する
キー3a,3b,3c,3d以外の複数のキー3はプリ
ンタ部2との相対的な高さが、以下のように設定され
る。すなわち図1に示すように、キー3はその上面がプ
リンタ部2の挿入口21と略同等となるように高さが設
定されている。このように設定することにより、キー3
が記録紙10を支持して挿入口21へ案内する状態とな
り、印刷時に記録紙10が垂れ下がったり、ジャムを生
じることがなくなり、記録紙10の円滑な走行を行うこ
とができる。
【0013】図4は本実施例の制御系の構成を示し、表
示部5の表示を制御する表示駆動回路(D/D)11
と、作動のプログラムや印刷される文字キャラクタなど
が格納されたROM12と、紙送りローラ23,26そ
の他の駆動部材を駆動するモータ14と、これらを含め
た機器全体の制御を行う制御回路15とを備えている。
この場合、制御回路15は印刷に関連したキー3a,3
b,3c,3dおよび他のキー3を含めたキー入力部1
6から、信号が入力されて所定の処理を行うと共に、紙
検知センサ27から検出信号が入力されることにより、
印刷ヘッド24,モータ14を駆動する。17は制御回
路15からの指令により報音を行うブザー、18は磁器
の各部に電力を供給する電源である。
【0014】図5は記録紙10を印刷する場合のフロー
チャートを示す。すなわち、いずれかのキー操作があっ
たか否かをステップS0で判別し、印刷キー3aの押圧
操作があったことがそのステップS0で判別されたな
ら、次に、表示部5が「紙をセットして実行キーを押
す」のメッセージをROM12から読み出して表示し
(ステップS1)、紙検知センサ27のオン動作により
記録紙10の挿入状態が検知されると共に、実行キー3
cまたは印刷キー3aの押圧操作がなされたことが判別
された(ステップS3)ならば、RAM13に記憶され
ている被印刷データのうちの未印刷データの1行分を読
み出してそれの印刷が開始される(ステップS4)。こ
の場合、ステップS3において実行キー3cまたは印刷
キー3aが操作されておらず、かつ、紙送りキー3bが
押圧操作されていると判別されたならば(ステップS
5)、その紙送りキー3bの操作に従って、紙送りを行
う(ステップS6)。
【0015】記録紙10への印刷は紙送りローラ23,
26が回転し、これにより記録紙10を走行させながら
行う(ステップS7)。そして、一枚目の記録紙10へ
の印刷が終了したか否かを判断し(ステップS8)、終
了した場合は紙送りを行う(ステップS9)。この紙送
りは紙検知センサ27がオン動作となり記録紙10が排
出口22から外部側に排出されるまで行い、紙検知セン
サ27がオン動作されたことが判別されたならば、(ス
テップS10)、この紙送り後、二枚目以降の記録紙へ
の印刷を続行するか否かを判断し(ステップS11)、
印刷を続行する場合はステップS1へ戻り、同様な処理
を行う。なお、ステップS8において、印刷が終了して
いないと判別され、かつ、、紙検知センサ27が記録紙
10の存在によりオン動作となっていると判別されてい
る場合(ステップS12)、記録紙10へ継続的な印刷
および紙送りを行うためにステップS4およびS5に移
行して、印刷を行うとともに紙送りを継続するが、ステ
ップS8において、記録紙10がないと判別された場合
はステップS1に戻る。
【0016】図3、図6、図7は以上のフローチャート
に基づいて、記録紙10が印刷されながら走行する状態
を示すものである。図3に示す記録紙10のセット状態
で印刷が開始され、図6に示すように記録紙10が走行
しながら、プリンタ部2で印刷され、図7の状態で印刷
が終了する。これらの印刷中において、印刷に関連した
キー3a,3b,3c,3dが記録紙10の走行領域A
以外の別な領域Bに配されているため、そのキー3a,
3b,3c,3dが記録紙10により隠蔽されることが
なく、印刷開始の直前、印刷途中等においても、その操
作を随時行うことができる。なお、この実施例におい
て、記録紙10は、感熱紙であるが、この例に限られ
ず、普通紙、合成樹脂製シート材などの被印刷媒体であ
れば、いかなるものでもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は記録紙を一直線状に走行させな
がら印刷を行うため、記録紙にカール癖が生じることが
なく、しかも厚い記録紙に対しても印刷が可能となる。
また、記録紙の挿入口をキーの配設側に設けたため、記
録紙のセットを容易に行うことができる。さらには印刷
に関連するキーが記録紙により隠蔽されないため、その
キー操作を随時、行うことができる。加えて、本発明で
は、キーが記録紙を支えるように、その高さが設定され
るため、記録紙を円滑に走行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の部分破断側面図。
【図2】一実施例の平面図。
【図3】記録紙のセット状態を示す平面図。
【図4】制御系のブロック図。
【図5】印刷を行うフローチャート。
【図6】印刷時の平面図。
【図7】印刷終了時の平面図。
【符号の説明】
1 本体部 2 プリンタ部 3 キー 3a,3b,3c,3d 印刷に関連するキー 10 記録紙 21 挿入口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作用のキーが複数配設された本体部
    と、 この本体部における前記キーの配設部位の後側に設けら
    れ記録紙に印刷を行うプリンタ部と、 記録紙を差し入れるための挿入口が前記プリンタ部にお
    けるキーの配設側に形成され、前記プリンタ部内で前記
    挿入口から挿入された記録紙を一直線状に走行させて前
    記プリンタ部におけるキーの配設側と反対側の外部に排
    出させた通路とを備えていることを特徴とする印刷装
    置。
  2. 【請求項2】 前記本体部に配設されたキーの内、印刷
    に関連するキーが前記挿入口からプリンタ部内に差し入
    れられる記録紙の走行領域以外の別な領域に配設されて
    いることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記本体部のキーは前記挿入口へ差し入
    れられる記録紙を支持しながら案内するように前記プリ
    ンタ部に対する相対的な高さが設定されていることを特
    徴とする請求項1または2記載の印刷装置。
JP12972094A 1994-05-19 1994-05-19 印刷装置 Pending JPH07309042A (ja)

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JP12972094A JPH07309042A (ja) 1994-05-19 1994-05-19 印刷装置

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JP12972094A JPH07309042A (ja) 1994-05-19 1994-05-19 印刷装置

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JPH07309042A true JPH07309042A (ja) 1995-11-28

Family

ID=15016538

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JP12972094A Pending JPH07309042A (ja) 1994-05-19 1994-05-19 印刷装置

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JP (1) JPH07309042A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007039234A (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 Casio Comput Co Ltd 印刷装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007039234A (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 Casio Comput Co Ltd 印刷装置

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