JPH07308960A - パリソン内残留エアの排出方法 - Google Patents
パリソン内残留エアの排出方法Info
- Publication number
- JPH07308960A JPH07308960A JP10280994A JP10280994A JPH07308960A JP H07308960 A JPH07308960 A JP H07308960A JP 10280994 A JP10280994 A JP 10280994A JP 10280994 A JP10280994 A JP 10280994A JP H07308960 A JPH07308960 A JP H07308960A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parison
- air
- die
- blowing
- blow
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/62—Venting means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 型締時に発生するダイス下部のパリソン破裂
を防止する。 【構成】 ブロー成形用ダイスから射出したパリソンの
先端部をプリピンチした後、引続き両金型間に垂下しつ
つ前記ダイスに配設したプリブローエア吹出口からプリ
ブローエアをパリソン内に吹込み、前記パリソンが両金
型間に所定長さ垂下完了後パリソンを金型間に挟持する
直前からプリブローエアの吹込みを停止するとともに、
真空吸引手段により前記プリブローエア吹出口からダイ
ス下端と両金型間のパリソン内残留エアを吸引排出する
ようにした。
を防止する。 【構成】 ブロー成形用ダイスから射出したパリソンの
先端部をプリピンチした後、引続き両金型間に垂下しつ
つ前記ダイスに配設したプリブローエア吹出口からプリ
ブローエアをパリソン内に吹込み、前記パリソンが両金
型間に所定長さ垂下完了後パリソンを金型間に挟持する
直前からプリブローエアの吹込みを停止するとともに、
真空吸引手段により前記プリブローエア吹出口からダイ
ス下端と両金型間のパリソン内残留エアを吸引排出する
ようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイスより垂下したパ
リソンを金型間に挟持した時にダイスと金型間に残留す
るパリソン内の残留エアの排出方法に関するものであ
る。
リソンを金型間に挟持した時にダイスと金型間に残留す
るパリソン内の残留エアの排出方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】この種のブロー成形機のダイスは従来、
筒状のダイスハウジングとその内周に嵌合する芯金とを
備えており、ダイスハウジングと芯金との間には、押出
機に接続された芯金上端の樹脂入口と、金型に接続され
た芯金下端の筒状スリットとを連通させる筒状の樹脂流
路が形成されている。また、芯金下端の中心部には、エ
ア源に接続されたブロー孔が開口されている。そして、
押出機から押出されてダイスの樹脂入口へ供給された溶
融樹脂は、筒状の樹脂流路を経てノズルから金型内に押
出され、この時ブロー孔からエアが噴出してこのエアが
押出樹脂内に圧入されるので、中空の成形品が得られ
る。
筒状のダイスハウジングとその内周に嵌合する芯金とを
備えており、ダイスハウジングと芯金との間には、押出
機に接続された芯金上端の樹脂入口と、金型に接続され
た芯金下端の筒状スリットとを連通させる筒状の樹脂流
路が形成されている。また、芯金下端の中心部には、エ
ア源に接続されたブロー孔が開口されている。そして、
押出機から押出されてダイスの樹脂入口へ供給された溶
融樹脂は、筒状の樹脂流路を経てノズルから金型内に押
出され、この時ブロー孔からエアが噴出してこのエアが
押出樹脂内に圧入されるので、中空の成形品が得られ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ブロー成形機でブロー成形品を製造する場合、ダイスよ
り垂下したパリソンを両金型に挟持するとともに、プリ
ブローエアをタイミングよく停止することが困難であ
り、プリブローエアを吹込み過ぎるとしばしばダイスと
両金型間のパリソンが破裂する場合があり、このパリソ
ンの破裂によって同時に両金型間のパリソンも萎んでし
まい成形不良となるといった問題点があった。
ブロー成形機でブロー成形品を製造する場合、ダイスよ
り垂下したパリソンを両金型に挟持するとともに、プリ
ブローエアをタイミングよく停止することが困難であ
り、プリブローエアを吹込み過ぎるとしばしばダイスと
両金型間のパリソンが破裂する場合があり、このパリソ
ンの破裂によって同時に両金型間のパリソンも萎んでし
まい成形不良となるといった問題点があった。
【０００４】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、型閉時に発生するダイス下部のパリソンの破裂を防
止することを目的としたものである。
で、型閉時に発生するダイス下部のパリソンの破裂を防
止することを目的としたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ブロー成形用ダイスから射出したパリソンの先端部
をプリピンチした後、引続き両金型間に垂下しつつ前記
ダイスに配設したプリブローエア吹出口からプリブロー
エアをパリソン内に吹込み、前記パリソンが両金型間に
所定長さ垂下完了後パリソンを金型間に挟持する直前か
らプリブローエアの吹込みを停止するとともに、真空吸
引手段により前記プリブローエア吹出口からダイス下端
と両金型間のパリソン内残留エアを吸引排出するように
した。
に、ブロー成形用ダイスから射出したパリソンの先端部
をプリピンチした後、引続き両金型間に垂下しつつ前記
ダイスに配設したプリブローエア吹出口からプリブロー
エアをパリソン内に吹込み、前記パリソンが両金型間に
所定長さ垂下完了後パリソンを金型間に挟持する直前か
らプリブローエアの吹込みを停止するとともに、真空吸
引手段により前記プリブローエア吹出口からダイス下端
と両金型間のパリソン内残留エアを吸引排出するように
した。
【０００６】
【作用】ダイスから垂下されたパリソンを両金型で挟持
した直後にダイスと金型間のパリソン内へのプリブロー
エアの吹込みを停止するとともに、このパリソン内に残
留するエアを真空吸引手段により吸引排出するようにし
たのでパリソン上部の破裂が防止され成形品の成形性が
高まる。
した直後にダイスと金型間のパリソン内へのプリブロー
エアの吹込みを停止するとともに、このパリソン内に残
留するエアを真空吸引手段により吸引排出するようにし
たのでパリソン上部の破裂が防止され成形品の成形性が
高まる。
【０００７】
【実施例】以下に、本発明のパリソン内残留エアの排出
方法の一実施例を参照しながら説明する。
方法の一実施例を参照しながら説明する。
【０００８】図１はパリソンを両金型間に垂下完了した
状態を示す図、図２はパリソンに対して両金型の接近状
態を示す図、図３はパリソンを金型で挟持する直前から
プリブローエアの吹込みを停止しダイスと金型間に余分
に残留するエアを真空吸引により排出を開始した状態を
示す図、図４はダイスと金型間のパリソン内に残留する
エアを真空吸引手段で吸引排出する状態を示す図、図５
はブロー成形機の１部破断正面図を示す。
状態を示す図、図２はパリソンに対して両金型の接近状
態を示す図、図３はパリソンを金型で挟持する直前から
プリブローエアの吹込みを停止しダイスと金型間に余分
に残留するエアを真空吸引により排出を開始した状態を
示す図、図４はダイスと金型間のパリソン内に残留する
エアを真空吸引手段で吸引排出する状態を示す図、図５
はブロー成形機の１部破断正面図を示す。
【０００９】図５を用いてまずブロー成形機について述
べる。射出装置の前方には、全体を符号９で示す金型装
置がマシンベース１０上に搭載されて配設されており、
この金型装置９は、マシンベース１０上に水平調節自在
に固定されたベッド１１と４隅をタイバ１２で連結され
てベッド１１上に立設された一対の型締側板１３、１４
と、タイバ１２に進退自在に支持されて型締側板１３、
１４側の型枠シリンダ１５、１６で進退する角型枠状の
型枠１７、１８と、これら各型枠１７、１８にそれぞれ
進退自在に嵌合され型締側板１３、１４側の型締シリン
ダ１９、２０によって進退する雄金型２１および雌金型
２２とを備えている。そして、金型２１、２２のサイズ
にしたがって型枠１７、１８が進退調節され、金型２
１、２２の進退によって型締、型開が行われるように構
成されている。
べる。射出装置の前方には、全体を符号９で示す金型装
置がマシンベース１０上に搭載されて配設されており、
この金型装置９は、マシンベース１０上に水平調節自在
に固定されたベッド１１と４隅をタイバ１２で連結され
てベッド１１上に立設された一対の型締側板１３、１４
と、タイバ１２に進退自在に支持されて型締側板１３、
１４側の型枠シリンダ１５、１６で進退する角型枠状の
型枠１７、１８と、これら各型枠１７、１８にそれぞれ
進退自在に嵌合され型締側板１３、１４側の型締シリン
ダ１９、２０によって進退する雄金型２１および雌金型
２２とを備えている。そして、金型２１、２２のサイズ
にしたがって型枠１７、１８が進退調節され、金型２
１、２２の進退によって型締、型開が行われるように構
成されている。
【００１０】このように構成された金型装置９の上方に
は、全体を符号２３で示すダイス装置が、射出装置の側
方に位置して配設されている。このダイス装置２３は、
内周形状が型締直交方向に長い小判形の長方形有底筒状
に形成されて下方へ開口するダイスハウジング２４を備
えている。このダイスハウジング２４は図示しないアキ
ュムレータに固定されている。このダイスハウジング２
４にはアキュムレータに連通する樹脂通路２４ａが穿設
されている。ダイスハウジング２４の真上に位置して支
持された昇降シリンダ２６のピストンロッド２７は、ダ
イスハウジング２４の中心部に係入されており、その作
用端には、芯金２８がダイスハウジング２４の内孔に対
し摺動自在に嵌合されて支持されている。
は、全体を符号２３で示すダイス装置が、射出装置の側
方に位置して配設されている。このダイス装置２３は、
内周形状が型締直交方向に長い小判形の長方形有底筒状
に形成されて下方へ開口するダイスハウジング２４を備
えている。このダイスハウジング２４は図示しないアキ
ュムレータに固定されている。このダイスハウジング２
４にはアキュムレータに連通する樹脂通路２４ａが穿設
されている。ダイスハウジング２４の真上に位置して支
持された昇降シリンダ２６のピストンロッド２７は、ダ
イスハウジング２４の中心部に係入されており、その作
用端には、芯金２８がダイスハウジング２４の内孔に対
し摺動自在に嵌合されて支持されている。
【００１１】芯金２８は、ダイスハウジング２４側の樹
脂通路２４ａと同芯でこれと連通する樹脂通路２８ａ
と、その終端と連通する放射状の樹脂通路２８ｂとを備
えており、また芯金２８の外周とダイスハウジング２４
の内孔との間には、樹脂の流下通路である環状のすき間
（スリット）２９が樹脂通路２８ｂよりも下方にのみ形
成されている。芯金２８は、ダイスハウジング２４の下
部開口端より下方へ突出しており、この突出部の周囲に
は、図示しないパリソン周方向肉厚調整機構が設けられ
ている。なお、符号２５はダイギャップ、３０はパリソ
ンを示す。
脂通路２４ａと同芯でこれと連通する樹脂通路２８ａ
と、その終端と連通する放射状の樹脂通路２８ｂとを備
えており、また芯金２８の外周とダイスハウジング２４
の内孔との間には、樹脂の流下通路である環状のすき間
（スリット）２９が樹脂通路２８ｂよりも下方にのみ形
成されている。芯金２８は、ダイスハウジング２４の下
部開口端より下方へ突出しており、この突出部の周囲に
は、図示しないパリソン周方向肉厚調整機構が設けられ
ている。なお、符号２５はダイギャップ、３０はパリソ
ンを示す。
【００１２】図４に示す如く、パリソン３０をダイス装
置２３より垂下した時にピンチして、パリソン３０の下
部を袋状とするが、この直後からプリブローエアとして
例えば１〜２ｋｇ／ｃｍ2 の圧縮エアをパリソン３０内
に吹込んでパリソン３０内壁面同志が付着しないように
するために、芯金２８の中央部上方に配設された昇降シ
リンダ２６のピストンロッド２７と干渉しない位置に前
記プリブローピン３２が配設されている。このプリブロ
ーピン３２は芯金２８の下端部で中心部に位置するよう
に構成されている。
置２３より垂下した時にピンチして、パリソン３０の下
部を袋状とするが、この直後からプリブローエアとして
例えば１〜２ｋｇ／ｃｍ2 の圧縮エアをパリソン３０内
に吹込んでパリソン３０内壁面同志が付着しないように
するために、芯金２８の中央部上方に配設された昇降シ
リンダ２６のピストンロッド２７と干渉しない位置に前
記プリブローピン３２が配設されている。このプリブロ
ーピン３２は芯金２８の下端部で中心部に位置するよう
に構成されている。
【００１３】前記プリブローピン３２は芯金２８の最下
端部より適宜な長さ突出した状態で配設されており、上
方はプリブロー配管３１を介して図示しないプリブロー
エア源に接続されている。
端部より適宜な長さ突出した状態で配設されており、上
方はプリブロー配管３１を介して図示しないプリブロー
エア源に接続されている。
【００１４】一方、前記プリブロー配管３１の途中から
枝別れしたパリソン内残留エア排出管３３を介して真空
タンク３４に接続されている。符号３５は真空ポンプ、
３６はプリブローエア吹込み用開閉弁、３７はパリソン
内残留エア排出用開閉弁をそれぞれ示す。
枝別れしたパリソン内残留エア排出管３３を介して真空
タンク３４に接続されている。符号３５は真空ポンプ、
３６はプリブローエア吹込み用開閉弁、３７はパリソン
内残留エア排出用開閉弁をそれぞれ示す。
【００１５】以上のように構成されたブロー成形機の動
作を説明する。図示しないアキュムレータから供給され
た樹脂は樹脂通路２４ａ、２８ａ、２８ｂを経てすき間
（スリット）２９に導かれて全周にわたり均一に流下
し、ダイギャップ２５からパリソン３０となって型開中
の金型２１、２２間へ垂下する。なお、パリソン３０の
下端が閉塞されているのは、前回の射出サイクルにおい
て図示しないパリソンピンチ装置で挟んで切断した結果
形成されたものである。
作を説明する。図示しないアキュムレータから供給され
た樹脂は樹脂通路２４ａ、２８ａ、２８ｂを経てすき間
（スリット）２９に導かれて全周にわたり均一に流下
し、ダイギャップ２５からパリソン３０となって型開中
の金型２１、２２間へ垂下する。なお、パリソン３０の
下端が閉塞されているのは、前回の射出サイクルにおい
て図示しないパリソンピンチ装置で挟んで切断した結果
形成されたものである。
【００１６】このパリソン３０の下端部をピンチした
後、ダイス装置２３から引続き両金型２１、２２間にパ
リソン３０を垂下するのであるが、この時前記芯金２８
中央部下端に開口されたプリブローピン３２からパリソ
ン３０内にプリブローエアが吹込まれ、副次的に加圧さ
れる。この時、プリブローエア吹込み用開閉弁３６を
開、パリソン内残留エア排出用開閉弁３７は閉とする。
後、ダイス装置２３から引続き両金型２１、２２間にパ
リソン３０を垂下するのであるが、この時前記芯金２８
中央部下端に開口されたプリブローピン３２からパリソ
ン３０内にプリブローエアが吹込まれ、副次的に加圧さ
れる。この時、プリブローエア吹込み用開閉弁３６を
開、パリソン内残留エア排出用開閉弁３７は閉とする。
【００１７】さらにパリソン３０がダイス装置２３から
垂下しながら引続きプリブローエアが吹込まれ、パリソ
ン３０の下端が所定位置まで垂下した（図１）ときは、
あらかじめパリソン３０の寸法にしたがって型枠シリン
ダ１６により位置決めされた型枠１７内の両金型２１、
２２が、型締シリンダ１９、２０により同時に前進（図
２）して型締される（図３）。
垂下しながら引続きプリブローエアが吹込まれ、パリソ
ン３０の下端が所定位置まで垂下した（図１）ときは、
あらかじめパリソン３０の寸法にしたがって型枠シリン
ダ１６により位置決めされた型枠１７内の両金型２１、
２２が、型締シリンダ１９、２０により同時に前進（図
２）して型締される（図３）。
【００１８】前記した型締と同時にプリブローエア吹込
み用開閉弁３６を閉とするとともに、真空ポンプ３５を
起動しパリソン内残留エア排出用開閉弁３７を開にして
ダイスハウジング２４と金型２１、２２間のパリソン３
０内に残留するエア（Ａ）を吸引排出するのである（図
４）が、吸引排出後の圧力は大気圧か少し弱い真空状態
とする。
み用開閉弁３６を閉とするとともに、真空ポンプ３５を
起動しパリソン内残留エア排出用開閉弁３７を開にして
ダイスハウジング２４と金型２１、２２間のパリソン３
０内に残留するエア（Ａ）を吸引排出するのである（図
４）が、吸引排出後の圧力は大気圧か少し弱い真空状態
とする。
【００１９】一方型締と同時に図示しない金型２１の背
面に配設されたプリブローピン３２の先端がパリソン３
０に突き刺さり、プリブローピン３２の先端部がパリソ
ン３０内に挿入され、パリソン３０を両金型２１、２２
のキャビティの表面に圧着するのに必要な例えば５〜７
ｋｇ／ｃｍ2 の圧力のエアが導入される。
面に配設されたプリブローピン３２の先端がパリソン３
０に突き刺さり、プリブローピン３２の先端部がパリソ
ン３０内に挿入され、パリソン３０を両金型２１、２２
のキャビティの表面に圧着するのに必要な例えば５〜７
ｋｇ／ｃｍ2 の圧力のエアが導入される。
【００２０】前述したパリソン３０内に残留するエア
（Ａ）を排出後はパリソン内残留エア排出用開閉弁３７
を閉とするとともに、真空ポンプ３５を停止する。そし
て、ブローピンの打ち込み直後からパリソン３０内に吹
込まれた加圧空気によってパリソン３０がキャビティの
表面に沿って成形され、冷却される。
（Ａ）を排出後はパリソン内残留エア排出用開閉弁３７
を閉とするとともに、真空ポンプ３５を停止する。そし
て、ブローピンの打ち込み直後からパリソン３０内に吹
込まれた加圧空気によってパリソン３０がキャビティの
表面に沿って成形され、冷却される。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したことからも明らかなよう
に、本発明ではブロー成形用ダイスから射出したパリソ
ンの先端部をプリピンチした後、引続き両金型間に垂下
しつつ前記ダイスに配設したプリブローエア吹出口から
プリブローエアをパリソン内に吹込み、前記パリソンが
両金型間に所定長さ垂下完了後パリソンを金型間に挟持
する直前からプリブローエアの吹込みを停止するととも
に、真空吸引手段により前記プリブローエア吹出口から
ダイス下端と両金型間のパリソン内残留エアを吸引排出
するようにしたことにより、型閉直後にパリソン内の残
留エアが強制排出によってパリソン上部が破裂すること
が防止されるため、金型間に挟持されたパリソンまでも
影響を受けることがなくなり中空成形品の成形性が高ま
る。
に、本発明ではブロー成形用ダイスから射出したパリソ
ンの先端部をプリピンチした後、引続き両金型間に垂下
しつつ前記ダイスに配設したプリブローエア吹出口から
プリブローエアをパリソン内に吹込み、前記パリソンが
両金型間に所定長さ垂下完了後パリソンを金型間に挟持
する直前からプリブローエアの吹込みを停止するととも
に、真空吸引手段により前記プリブローエア吹出口から
ダイス下端と両金型間のパリソン内残留エアを吸引排出
するようにしたことにより、型閉直後にパリソン内の残
留エアが強制排出によってパリソン上部が破裂すること
が防止されるため、金型間に挟持されたパリソンまでも
影響を受けることがなくなり中空成形品の成形性が高ま
る。
【図１】パリソンを両金型間に垂下完了した状態を示す
図である。
図である。
【図２】パリソンに対して両金型の接近状態を示す図で
ある。
ある。
【図３】パリソンを金型で挟持完了するとともにプリブ
ローエアの吹込みを停止した状態を示す図である。
ローエアの吹込みを停止した状態を示す図である。
【図４】ダイスと金型間のパリソン内に残留するエアを
真空吸引手段で吸引排出する状態を示す図である。
真空吸引手段で吸引排出する状態を示す図である。
【図５】ブロー成形機の１部破断正面図である。
１２ タイバ １５、１６ 型枠シリンダ １９、２０ 型締シリンダ ２１、２２ 金型 ２３ ダイス装置 ２４ ダイスハウジング ２４ａ、２８ａ、２８ｂ 樹脂通路 ２５ ダイギャップ ２６ 昇降シリンダ ２７ ピストンロッド ２８ 芯金 ２９ すき間 ３０ パリソン ３１ プリブロー配管 ３２ プリブローピン ３３ パリソン内残留エア排出管 ３４ 真空タンク ３５ 真空ポンプ ３６ プリブローエア吹込み用開閉弁 ３７ パリソン内残留エア排出用開閉弁
Claims (1)
- 【請求項１】 ブロー成形用ダイスから射出したパリソ
ンの先端部をプリピンチした後、引続き両金型間に垂下
しつつ前記ダイスに配設したプリブローエア吹出口から
プリブローエアをパリソン内に吹込み、前記パリソンが
両金型間に所定長さ垂下完了後パリソンを金型間に挟持
する直前からプリブローエアの吹込みを停止するととも
に、真空吸引手段により前記プリブローエア吹出口から
ダイス下端と両金型間のパリソン内残留エアを吸引排出
するようにしたことを特徴とするパリソン内残留エアの
排出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10280994A JPH07308960A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | パリソン内残留エアの排出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10280994A JPH07308960A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | パリソン内残留エアの排出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07308960A true JPH07308960A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14337381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10280994A Pending JPH07308960A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | パリソン内残留エアの排出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07308960A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6582649B1 (en) * | 1999-11-12 | 2003-06-24 | The Japan Steel Works, Ltd. | Parsion stabilizing method and system therefor for blow-molding machine |
| JP2007296785A (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Japan Steel Works Ltd:The | パリソンの真空排気方法及び装置 |
-
1994
- 1994-05-17 JP JP10280994A patent/JPH07308960A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6582649B1 (en) * | 1999-11-12 | 2003-06-24 | The Japan Steel Works, Ltd. | Parsion stabilizing method and system therefor for blow-molding machine |
| JP2007296785A (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Japan Steel Works Ltd:The | パリソンの真空排気方法及び装置 |
| JP4580892B2 (ja) * | 2006-05-01 | 2010-11-17 | 株式会社日本製鋼所 | パリソンの真空排気方法及び装置 |
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