JPH0730852Y2 - 出窓の構造 - Google Patents
出窓の構造Info
- Publication number
- JPH0730852Y2 JPH0730852Y2 JP1989126294U JP12629489U JPH0730852Y2 JP H0730852 Y2 JPH0730852 Y2 JP H0730852Y2 JP 1989126294 U JP1989126294 U JP 1989126294U JP 12629489 U JP12629489 U JP 12629489U JP H0730852 Y2 JPH0730852 Y2 JP H0730852Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing column
- wall panel
- window
- window opening
- column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
本考案はパネル構法における出窓の構造に関する。
パネル構法においては、パネル竪枠によりパネル自体の
外周形状が保持されている。
外周形状が保持されている。
【考案が解決しようとする課題】 従って、壁パネルの竪枠を寸断して壁パネルの側端部に
出窓用開口を形成し、この壁パネル同士をその出窓用開
口を突き合わせて連結した場合には、壁パネルの外周形
状が保持されなく、パネル構法では出窓を構成すること
ができないという問題があった。 本考案は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、壁パネルの変形を防止して出窓用開
口を形成できる出窓の構造を提供することにある。
出窓用開口を形成し、この壁パネル同士をその出窓用開
口を突き合わせて連結した場合には、壁パネルの外周形
状が保持されなく、パネル構法では出窓を構成すること
ができないという問題があった。 本考案は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、壁パネルの変形を防止して出窓用開
口を形成できる出窓の構造を提供することにある。
本考案の出窓の構造は、建物の隅角部に、四角筒状の柱
本体の上下両端部に横断面略Ｌ字状の連結片が設けられ
た補強柱１を立設し、補強柱１を介して側端部に出窓用
開口２が形成された壁パネル３を直交させ且つ出窓用開
口２を対向させ、壁パネルの出窓用開口側端面を隣接す
る補強柱の側面に当接し、壁パネルの竪枠と補強柱とを
各々ボルト止めして連結して成るものであり、この構成
により上記課題が解決されたものである。 ［作用］ 補強柱１を介して壁パネル３を連結させているので、竪
枠４を寸断して側端部に出窓用開口２が形成された壁パ
ネル３であっても、変形することなく外周形状が保持さ
れるものであり、パネル構法においても出窓Ａを構成す
ることができるものである。また、補強柱は柱本体が四
角筒状であり壁パネルの各々の端面を当接したうえ、竪
枠と直接ボルト止めするので壁パネル相互の連結が確実
である。さらに補強柱は上下端に横断面略Ｌ字状の側面
が一部開放した連結片が設けられているので、連結片の
上端或いは下端にプレート等を固着してさらに上部の構
造物あるいは下部の基礎などにボルト止めする際には、
開口からボルトを挿入する事が出来、その施工が容易で
ある。 ［実施例］ 補強柱１は四角筒状の柱本体1aの上下両端部にＬ字状の
上連結片1bと下連結片1cが一体的に設けられたものであ
り、下連結片1cに溶着された固定プレート５にてアンカ
ーボルト６により基礎７に固定されている。 壁パネル３は一側端部で竪枠４が寸断されて出窓用開口
２が形成されており、壁パネル３が補強柱１の隣接する
側面に出窓用開口２側で当接され、上下の連結片1b、1c
のボルト挿通孔８及び柱本体1aの挿入孔９を通してボル
ト挿通孔からボルト19が壁パネル３の竪枠４に打入され
て、壁パネル３が直交して連結されている。 補強柱１の上端には取付けプレート10を介して天井材11
が取着され、補強柱１の外周にはスペーサ12が介装され
てカバー13が取付けられ、又、基礎７に床受け金物14を
介してカウンター15が取付けられ、前壁16、側壁17が立
設され、窓部18が形成されて出窓Ａが構成されている。
本体の上下両端部に横断面略Ｌ字状の連結片が設けられ
た補強柱１を立設し、補強柱１を介して側端部に出窓用
開口２が形成された壁パネル３を直交させ且つ出窓用開
口２を対向させ、壁パネルの出窓用開口側端面を隣接す
る補強柱の側面に当接し、壁パネルの竪枠と補強柱とを
各々ボルト止めして連結して成るものであり、この構成
により上記課題が解決されたものである。 ［作用］ 補強柱１を介して壁パネル３を連結させているので、竪
枠４を寸断して側端部に出窓用開口２が形成された壁パ
ネル３であっても、変形することなく外周形状が保持さ
れるものであり、パネル構法においても出窓Ａを構成す
ることができるものである。また、補強柱は柱本体が四
角筒状であり壁パネルの各々の端面を当接したうえ、竪
枠と直接ボルト止めするので壁パネル相互の連結が確実
である。さらに補強柱は上下端に横断面略Ｌ字状の側面
が一部開放した連結片が設けられているので、連結片の
上端或いは下端にプレート等を固着してさらに上部の構
造物あるいは下部の基礎などにボルト止めする際には、
開口からボルトを挿入する事が出来、その施工が容易で
ある。 ［実施例］ 補強柱１は四角筒状の柱本体1aの上下両端部にＬ字状の
上連結片1bと下連結片1cが一体的に設けられたものであ
り、下連結片1cに溶着された固定プレート５にてアンカ
ーボルト６により基礎７に固定されている。 壁パネル３は一側端部で竪枠４が寸断されて出窓用開口
２が形成されており、壁パネル３が補強柱１の隣接する
側面に出窓用開口２側で当接され、上下の連結片1b、1c
のボルト挿通孔８及び柱本体1aの挿入孔９を通してボル
ト挿通孔からボルト19が壁パネル３の竪枠４に打入され
て、壁パネル３が直交して連結されている。 補強柱１の上端には取付けプレート10を介して天井材11
が取着され、補強柱１の外周にはスペーサ12が介装され
てカバー13が取付けられ、又、基礎７に床受け金物14を
介してカウンター15が取付けられ、前壁16、側壁17が立
設され、窓部18が形成されて出窓Ａが構成されている。
本考案にあっては、建物の隅角部に、四角筒状の柱本体
の上下両端部に横断面略Ｌ字状の連結片が設けられた補
強柱を立設し、側端部に出窓用開口が形成された壁パネ
ルを直交させ且つ出窓用開口を対向させ、壁パネルの出
窓用開口側端面を隣接する補強柱の側面に当接し、壁パ
ネルの竪枠と補強柱とを各々ボルト止めして補強柱を介
して連結しているので、補強柱を介して壁パネルが連結
され、従って、竪枠を寸断して側端部に出窓用開口が形
成された壁パネルであっても、変形することなく外周形
状が保持されるものであり、パネル構法においても出窓
を構成することができる。また、補強柱は柱本体が四角
筒状であり壁パネルの各々の端面を当接したうえ、竪枠
と直接ボルト止めするので壁パネル相互の連結が確実で
ある。さらに補強柱は上下端に横断面略Ｌ字状の側面が
一部開放した連結片が設けられているので、連結片の上
端或いは下端にプレート等を固着してさらに上部の構造
物あるいは下部の基礎などにボルト止めする際には、開
口からボルトを挿入する事が出来、その施工が容易であ
る。
の上下両端部に横断面略Ｌ字状の連結片が設けられた補
強柱を立設し、側端部に出窓用開口が形成された壁パネ
ルを直交させ且つ出窓用開口を対向させ、壁パネルの出
窓用開口側端面を隣接する補強柱の側面に当接し、壁パ
ネルの竪枠と補強柱とを各々ボルト止めして補強柱を介
して連結しているので、補強柱を介して壁パネルが連結
され、従って、竪枠を寸断して側端部に出窓用開口が形
成された壁パネルであっても、変形することなく外周形
状が保持されるものであり、パネル構法においても出窓
を構成することができる。また、補強柱は柱本体が四角
筒状であり壁パネルの各々の端面を当接したうえ、竪枠
と直接ボルト止めするので壁パネル相互の連結が確実で
ある。さらに補強柱は上下端に横断面略Ｌ字状の側面が
一部開放した連結片が設けられているので、連結片の上
端或いは下端にプレート等を固着してさらに上部の構造
物あるいは下部の基礎などにボルト止めする際には、開
口からボルトを挿入する事が出来、その施工が容易であ
る。
第１図は本考案の一実施例を示す側面図、第２図は同上
の概略平面図、第３図、第４図及び第５図は第１図のＸ
−Ｘ、Ｙ−Ｙ及びＺ−Ｚ断面図、第６図は同上の一部省
略斜視図、第７図は同上における補強柱の立設を示す斜
視図であって、Ａは出窓、１は補強柱、1aは柱本体、1
b、1cは連結片、２は出窓用開口、３は壁パネル、４は
竪枠である。
の概略平面図、第３図、第４図及び第５図は第１図のＸ
−Ｘ、Ｙ−Ｙ及びＺ−Ｚ断面図、第６図は同上の一部省
略斜視図、第７図は同上における補強柱の立設を示す斜
視図であって、Ａは出窓、１は補強柱、1aは柱本体、1
b、1cは連結片、２は出窓用開口、３は壁パネル、４は
竪枠である。
Claims (1)
- 【請求項１】建物の隅角部に、四角筒状の柱本体の上下
両端部に横断面略Ｌ字状の連結片が設けられた補強柱を
立設し、側端部に出窓用開口が形成された壁パネルを直
交させ且つ出窓用開口を対向させ、壁パネルの出窓用開
口側端面を隣接する補強柱の側面に当接し、壁パネルの
竪枠と補強柱とを各々ボルト止めして補強柱を介して連
結して成る出窓の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989126294U JPH0730852Y2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 出窓の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989126294U JPH0730852Y2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 出窓の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0363685U JPH0363685U (ja) | 1991-06-21 |
| JPH0730852Y2 true JPH0730852Y2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=31674112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989126294U Expired - Fee Related JPH0730852Y2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 出窓の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730852Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4770297B2 (ja) | 2004-12-16 | 2011-09-14 | 三菱マテリアル株式会社 | 切削インサートのクランプ機構および切削インサート |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55172581U (ja) * | 1979-05-30 | 1980-12-11 | ||
| JPS5851598A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-26 | 富士通株式会社 | 多層セラミツク回路基板及びその製造方法 |
| JPS6122715A (ja) * | 1984-07-11 | 1986-01-31 | 石川島播磨重工業株式会社 | ケ−ブル巻取機のトルク調整装置 |
-
1989
- 1989-10-27 JP JP1989126294U patent/JPH0730852Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0363685U (ja) | 1991-06-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |