JPH0730818B2 - 自動変速機 - Google Patents

自動変速機

Info

Publication number
JPH0730818B2
JPH0730818B2 JP60230809A JP23080985A JPH0730818B2 JP H0730818 B2 JPH0730818 B2 JP H0730818B2 JP 60230809 A JP60230809 A JP 60230809A JP 23080985 A JP23080985 A JP 23080985A JP H0730818 B2 JPH0730818 B2 JP H0730818B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
planetary gear
gear
automatic transmission
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP60230809A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6293545A (ja
Inventor
英之 青木
政勝 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP60230809A priority Critical patent/JPH0730818B2/ja
Priority to US06/833,377 priority patent/US4711138A/en
Priority to US06/833,378 priority patent/US4716787A/en
Priority to CA000503676A priority patent/CA1263546A/en
Priority to DE19863610578 priority patent/DE3610578A1/de
Priority to GB08607665A priority patent/GB2181798A/en
Priority to GB08607664A priority patent/GB2181797A/en
Priority to AU55311/86A priority patent/AU585961B2/en
Priority to FR868604453A priority patent/FR2588631B1/fr
Priority to DE3610579A priority patent/DE3610579C2/de
Priority to KR1019860002696A priority patent/KR940010689B1/ko
Priority to KR1019860002784A priority patent/KR930010448B1/ko
Publication of JPS6293545A publication Critical patent/JPS6293545A/ja
Publication of JPH0730818B2 publication Critical patent/JPH0730818B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Transmissions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、自動変速機、特にトルクコンバータと共に用
いられる自動車用自動変速機に係り、詳しくは2個のプ
ラネタリギヤユニットにて前進3速又は4速を達成する
自動変速機構を備えた横置式自動変速機に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、4速自動変速機構は、2個のプラネタリギヤユニ
ットからなる3速自動変速機構を基本として、該3速自
動変速機構に1個のプラネタリギヤユニットからなるオ
ーバドライブ(O/D)機構又はアンダードライブ(U/D)
機構を付設して構成されている。
ところで、近時、例えば車輌のF・F(フロントエンジ
ン・フロントドライブ)化及び高馬力化等により、自動
変速機は、更に一層の小型化が要望されていると共に伝
達トルク容量の増大化が要望されているが、上記O/D機
構等を付設して3個のプラネタリギヤユニットからなる
4速自動変速機では、上述要望を満たすことができな
い。
そこで、従来からのいわゆるシンプソン方式のプラネタ
リギヤユニットに2個のクラッチを追加して4速を得る
自動変速機構が、特開昭59−183147号公報にて提案され
ている。即ち、該自動変速機構は、従来のシンプソン方
式において一体に連結されている第1プラネタリギヤユ
ニットのサンギヤと第2プラネタリギヤユニットのサン
ギヤとの間に第3クラッチを介在すると共に、第1ギヤ
ユニットのサンギヤと第2ギヤユニットのキャリヤを第
4クラッチを介して連結したものであり、第3クラッチ
を解離して第1ギヤユニットと第2ギヤユニットを分離
し、かつ第3クラッチを接続して該第2ギヤユニットの
キャリヤに入力を与えると共に、該第2ギヤユニットの
サンギヤを固定して、リングギヤからオーバドライブを
出力し、従来の3速に加えて4速を得るものである。
しかし、該シンプソン方式を改良した4速自動変速機構
は、比較的幅厚を必要とするクラッチを4個を必要と
し、かつ第1ギヤユニット及び第2ギヤユニットのキャ
リヤが分離されているため、どうしても軸方向に長い構
成になってしまい、コンパクト性に劣って、上述一層の
小型化傾向に対応するのに充分ではない。
そこで、2組のキャリヤを一体に構成でき、一層の小型
化が期待できるいわゆるラビニオ方式の自動変速機構が
注目される。
該ラビニオ方式自動変速機構1は、第7図に示すよう
に、1個のシングルプラネタリギヤユニット2及び1個
のデュアルプラネタリギヤユニット3からなり、入力部
材IはクラッチC1を介してデュアルユニット3のサンギ
ヤS2に連結すると共にクラッチC2又はワンウェイクラッ
チF0を介してシングルユニット2のサンギヤS1に連結し
ており、更にクラッチC0を介してデュアルピニオンP2
P′を支持するキャリヤCR2及び該第2キャリヤCR2
一体に連結されている第1キャリヤCR1に連結してい
る。また、出力部材Oは互いに連結して一体の回転する
両ユニット2,3のリングギヤR1,R2に連結している。
そして、該ラビニオ方式自動変速機は、第8図の作動表
に示す通り、各クラッチC1,C2,C0及び各ブレーキB1,B2,
B3,更に各ワンウェクラッチF1,F2F0の作動に基づき1速
〜4速(1st〜4th)及び前進(Rev)が得られる。な
お、図中○はクラッチの係合、ブレーキ及びワンウェイ
クラッチの作動を示し、また△はコースト時にのみの作
動を示し、更に、○は変速時にのみ作動してその後は同
期回転することを示す。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかし、上述ラビニオ方式による自動変速機構は、エン
ジントルクがサンギヤS2・(S1)に入力されるため、径
の小さいサンギヤに作用する接線力は高く、特に伝達ト
ルクの大きい第1速の場合に顕著に表われるが、該サン
ギヤS2の歯面の耐久性に問題を生じると共に、キャリヤ
CR1,CR2の反力を受けるブレーキB3及びワンウェイクラ
ッチF2の耐久性に問題を生じる。このため、入力許容ト
ルクが低く押さえられ、近時の大馬力傾向に対応でき
ず、また、入力許容トルクを大きくしようとすると、サ
ンギヤの歯幅を厚くすると共にブレーキ等の係止手段の
許容量を大きくする必要があり、自動変速機が大型化し
てしまい、車輌搭載上問題を生じてしまう。
更に一般に、横置式自動変速機は、エンジンと並べてボ
ンネット内に配置されるため、軸方向長さに制限がある
と共に、入力軸、カウンタ軸及びディファレンシャル軸
が側面視3角形状に配置されかつカウンタ軸が1番高い
位置となるが、近時、衝突時等の安全性向上のため、シ
ャーシの一部を構成するサブフレームの外に、ボンネッ
トの上側部にサイドメンバーを通す傾向にあり、外サイ
ドメンバーが上記自動変速機の径方向でも干渉する虞れ
がある。
そこで、本発明は、横置式自動変速機において、高馬力
化エンジンに対応できるものでありながら、車両の搭載
をも向上したコンパクトな自動変速機を提供することを
目的とするものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、トル
クコンバータ部16(31)及び主変速機構部10を配設した
入力軸I(45)と、該入力軸に平行して配置されたカウ
ンタ軸(71)と、を備えてなる、横置式自動変速機にお
いて、 前記主変速機構部10が、シングルプラネタリギヤユニッ
ト12及びデュアルプラネタリギヤユニット13を備え、か
つこれら両プラネタリギヤユニットのキャリヤCR1,CR2
同士を連結すると共に、サンギヤS1,S2同士を連結して
なり、また前記キャリヤCRを出力部材となるカウンタド
ライブギヤO(59)に連結し、かつ前記入力軸I(45)
を、第1のクラッチC1を介して前記シングルプラネタリ
ギヤユニットのリングギヤR1に連結すると共に第2のク
ラッチC2を介してサンギヤSに連結し、更に前記サンギ
ヤ及びデュアルプラネタリギヤユニットとリングギヤR2
を係止手段B1,B2,B3,F1,F2にて停止し得るように構成し
て、上記第1のクラッチC1の接続に基づき、前進時には
シングルプラネタリギヤユニットのリングギヤR1に前記
入力軸からのトルクが入力されるように構成し、 そして前記第1のクラッチC1及び第2のクラッチC2が、
前記自動変速機の後端部分に配置されて、前記入力軸I
(45)の前記トルクコンバータ部16(31)から離れた後
端側45aから入力されてなり、 また前記カウンタドライブギヤ16(59)が前記トルクコ
ンバータ部16(31)と前記両プラネタリギヤユニット1
2,13との間に配置されて、該カウンタドライブギヤから
前記カウンタ軸(71)に配置されたカウンタドリブンギ
ヤ(75)に動力伝達してなる、横置式自動変速機にあ
る。
なお、サンギヤSの係止手段が、サンギヤSの回転を直
接制動する第1のブレーキB1及び第1のワンウェイクラ
ッチF1を介して一方向の回転を規制する第2のブレーキ
B2からなり、またデュアルプラネタリギヤユニット13の
リングギヤR2の係止手段が、該リングギヤを直接制動す
る第3のブレーキB3及び該リングギヤの一方向の回転を
規制する第2のワンウェイクラッチF2からなると望まし
い。
また、上記主変速機構部は3速自動変速機構であるが、
4速自動変速機構20は、第3図及び第6図に示すよう
に、3速自動変速機構10に加えて、入力部材1を第3の
クラッチC0を介してデュアルプラネタリギヤ13のリング
ギヤR2に連結している。更に、入力部材IとサンギヤS
との間に、サンギヤSの回転が入力部材Iの回転を超え
ないように規制する第3のワンウェイクラッチF0を介在
すると望ましい。
(ホ) 作用 上述構成に基づき、3速自動変速機構10は、第2図に示
す作動表の通りに作動する。即ち、Dレンジにおける1
速状態は第1(フォワード)クラッチC1を接続する。す
ると、入力部材(軸)Iの回転は、クラッチC1を介して
シングルユニット12のリングギヤR1に伝達され、かつこ
の状態では、デュアルユニット13のリングギヤR2は第2
ワンウェイクラッチF2により回転が阻止されているの
で、サンギヤSを逆方向に空転させながら共通キャリヤ
CRが正方向に大幅減速回転され、該回転が出力部材(歯
車)Oから取出される。また、2速状態では、第1クラ
ッチC1の接続に加えて第2(セカンド)ブレーキB2が作
動する。すると、サンギヤSがブレーキB2に基づく第1
ワンウェイクラッチF1の作動により回転が停止され、従
って入力部材IからのリングR1の回転は、デュアルユニ
ット13のリングギヤR2を正方向に空転させながらキャリ
ヤCRを正方向に減速回転し、該回転が出力部材Oに2速
として取出される。また、3速状態では、第1(フォワ
ード)クラッチC1接続に加えて第2(ダイレクト)クラ
ッチC2が接続する。すると、入力部材Iの回転がリング
ギヤR1と共にサンギヤSに伝達され、プラネタリギヤユ
ニット12,13が一体に回転し、従ってキャリヤCRも一体
に回転して出力部材Oから入力部材Iと同速回転が取出
される。なおこの際、ダイレクトクラッチC2の接続前に
第2ブレーキB2が解離すると、1速状態に戻ってしまう
ので、第2ブレーキB2はクラッチC2が接続した後に解離
するか、又は係合したままにする。更に、リバース
(R)レンジでは、第2クラッチC2及び第3(1st・リ
バース)ブレーキB3が作動する。すると、入力部材Iの
回転はクラッチC2を介してサンギヤSに伝達され、かつ
この状態ではデュアルユニット13のリングギヤR2が固定
されているので、シングルユニット12のリングギヤR1
逆転させながらキャリヤCRも逆転し、該キャリヤの逆転
が出力部材Oに取出される。また、1レンジでは、Dレ
ンジにおける1速状態に加えて第3ブレーキB3が作動す
る。従って、エンジンブレーキ(入出力逆転)時、Dレ
ンジにおいてはワンウェイクラッチF2により伝動が断さ
れて空間状態になるが、1レンジにおいてはブレーキB3
によりリングギヤR2が固定状態にあり、1速状態に保た
れる。更に、2レンジの1速はDレンジの1速と同じで
あり、また2速は、Dレンジの2速状態に加えて第1
(2ndコーストブレーキ)B1が作動する。すると、エン
ジンブレーキ時、Dレンジにおいてはワンウェイクラッ
チF1により空転状態になるが、2レンジではブレーキB1
によりサンギヤSが固定状態にあり、2速状態に維持さ
れる。
次に、第4図に沿って4速自動変速機構20の作動につい
て説明する。なお、Rレンジ、2レンジ、1レンジ及び
Dレンジにおける1速、2速時は先に説明した3速自動
変速機構10と同様なので説明を省略する。
Dレンジにおける3速状態は、第1クラッチC1の接続に
加えて第3クラッチC0が接続する。すると、入力部材I
の回転はクラッチC1を介してシングルユニット12のリン
グギヤR1に伝達されると同時にクラッチC0を介してデュ
アルユニット13のリングギヤR2に伝達される。従って、
両プラネタリギヤユニット12,13の各要素は一体となっ
て回転し、キャリヤCRから出力部材Oに入力部材Iと同
速回転が伝達される。なおこの際、第2ブレーキB2はク
ラッチC0が係合するまで係止状態を維持して2速から一
旦1速状態に戻ることを阻止し、またクラッチC0の係合
が完了してプラネタリユニット12,13が一体に回転した
状態では、第3ワンウェイクラッチF0が同期回転する。
そして、4速状態では、第1クラッチC1を解離するとと
共に第1ブレーキB1を作動する。すると、入力部材Iの
回転はクラッチC0を介してデュアルユニット13のリング
ギヤR2に伝達され、かつこの状態ではサンギヤSが停止
されているので、シングルユニットリングギヤR1を増速
空転しながらキャリヤCRは高速回転し、該高速回転がオ
ーバドライブとして出力部材Oに取出される、なお、3
速から4速へのアップシフト時に、第1ブレーキB1の作
動に先がけて第1クラッチC1を解離し、第3ワンウェイ
クラッチF0によりサンギヤSの増速を阻止する構成に基
づき、第1ブレーキB1の係止作動に時間的余裕を与え、
作動タイミングを容易にすると共に、つかみ換えによる
シフトショックを防止してシフトスムースを図れる。更
にこの際、第2ブレーキB2及び第1ワンウェイクラッチ
F1も係合してもよい。また同様に、4速から3速へのダ
ウンシフト時に、第3ワンウェイクラッチF0の存在によ
り、第1ブレーキB1解放によるサンギヤSが入力部材I
より正方向に高速に回転することを防止して、第1クラ
ッチC1の接続に時間的余裕を与え、作動タイミングを容
易にすると共に、つかみ換えによるシフトショックを防
止してシフトスムースを図れる。なお、3レンジはDレ
ンジにおける1速、2速、3速と同様である。
(ヘ) 実施例 以下、第5図及び第6図に沿って、本発明を具体化した
実施例について説明する。
(ヘ−1)第1発明の実施例 3速自動変速機構部に備えた自動変速機30は、第5図に
示すように、トルクコンバータ部31、3速自動変速機構
部10、付加変速部33及びディファレンシャル部35を備え
ており、かつこれら各部は互に接合して一体に構成され
るトランスアクスルハウジング36、トランスアクスルケ
ース37及びトランスアクスルカバー39に収納されてい
る。そして、コンバータ部31はトルクコンバータ16及び
ロックアップクラッチ17からなり(第1図参照)、エン
ジンクランクシャフトに連結している軸15から、トルク
コンバータ16内の油流又はロックアップクラッチ17の接
続を介して自動変速機構部10内の入力軸45に伝動する。
なお、トランスアクスルケース37の上部にバルブボディ
46が配設されており、また自動変速機構部10とトルクコ
ンバータ部31との間部分にオイルポンプ47が設置されて
いる。
3速自動変速機構部10は、エンジン出力部より軸方向に
オイルポンプ47から外側に向かってブレーキ部49、出力
部50、プラネタリギヤユニット部51そしてクラッチ部52
が順に配置されており、更にに入力軸45に被嵌して回転
自在に中空軸53が支持されている。そして、プラネタリ
ギヤユニット部51はシングルギヤユニット12とデュアル
ギヤユニット13からなり、シングルユニット12は中空軸
53に形成されたサンギヤS1、リングギヤR1、及びこれら
ギヤに噛合するピニオンP1を支持したキャリヤCR1から
なり、またデュアルユニット13は中空軸53に形成された
サンギヤS2、リングギヤR2、並びにサンギヤS2に噛合す
る第1ピニオンP2及びリングギヤR2に噛合するピニオン
P2を互に噛合するように支持するキャリヤCR2からな
る。そして、これら両ユニット12,13はサンギヤS1,S2
共に中空軸53に形成された同歯数のギヤからなり(以下
単にSと表示)、またキャリヤCR1,CR2は3枚の側板に
て一体に構成されている(以下単にCRと表示)。なお、
本実施例はピニオンP1とP2とを別体に構成したが、第1
図及び第3図に示すように、一体のロングピニオンPに
て構成してもよく、かつ両サンギヤS1,S2を共通に構成
しもよい。また、ブレーキ部49は、内径側から外径方向
に向って順次第1ワンウェイクラッチF1,第2ブレーキB
2そして第1ブレーキB1が配設されており、更に各ブレ
ーキに隣接する位置にはオイルポンプ47のケースに形成
された油圧アクチュエータ55,56が径方向に並設されて
いる。なお、第1ブレーキB1は中空軸53先端のフランジ
部53aとアクスルケース37と一体のポンプケース37aとの
間に介在されており、また第2ブレーキB2は第1ワンウ
ェイクラッチF1のアウタレースとポンプケース37aとの
間に介在し、かつ第1ワンウェイクラッチF1は中空軸53
と第2ブレーキB2との間に介在している。
一方、出力部50はアクスルケース37に形成された隔壁37
bにベアリング57にて支持されているカウンタドライブ
ギヤ59を有しており、該ギヤ59はスプラインを介してキ
ャリヤCRに連結している。更に、ベアリング57のインナ
レース部分は隔壁37bに回転不能に固定されていると共
に外方向に延びており、該延長部分とリングギヤR2と一
体に連結されている連結部との間に第2ワンウェイクラ
ッチF2が介在している。また、リングギヤR2外周とアク
スルケース37との間には第3ブレーキB3が介在してお
り、かつ隔壁37b一側壁面部に油圧アクチュエータ60が
配設され、該アクチュエータ60のピストンはくし歯状に
軸方向に延びて、第3ブレーキB3を制御すると共にその
くし歯部分に戻しスプリングが配設される。そして、ク
ラッチ部52は第1(フォワード)クラッチC1及び第2
(ダイレクト)クラッチC2を備えており、かつ自動変速
機構部10先端に位置してトランスアクスルカバー39部分
に収納されている。また、入力軸45先端部にはフランジ
部45aが一体に連結されており、該フランジ部45aには可
動部材62が嵌合されており、更に該可動部材62にはピス
トン部材63が嵌合している。また、可動部材62は、その
内径部分にてフランジ部45aとの間で油室65を構成する
と共に、その外径部がフランジ部45aと相対回転のみを
阻止するように連結されかつ第1クラッチと僅少間隔d1
をあけて対接しており、第1クラッチC1用の油圧アクチ
ュエータを構成している。一方、ピストン部材63は、可
動部材62との間にて油室67を構成すると共に反対面にて
第2クラッチC2と前記間隔d1より大きい間隔d2(d1
d2)を隔てて第2クラッチC2と対接しており、第2クラ
ッチC2用の油圧アクチュエータを構成している。更に、
該ピストン部材63とフランジ連結部45bに固着されたリ
ングとの間にはスプリング70が縮設されており、該スプ
リング70は両油圧アクチュエータのピストン部材62,63
に共通する戻しスプリングを構成している。また、第1
クラッチC1はフランジ部45a外側内周とシングルユニッ
ト12のリングギヤR1外周との間に介在しており、また第
2クラッチC2は可動部材62の内周と中空軸53先端に連結
されたフランジ部53bとの間に介在している。
一方、付加変速部33はアクスルケース37に回転自在に支
持されているカウンタシャフト71を有しており、該シャ
フト71の先端部分にはアンダードライブ(U/D)用のシ
ングルプラネタリギヤユニット72が配設されている。更
に、該シャフト71にはディファレンシャルドライブピニ
オン73が連結・支持されており、また該ピニオン73の中
空ボス部73a上にはカウンタドライブギヤ59と噛合して
いるカウンタドリブンギヤ75がベアリングにより回転自
在に支持されている。また、上記プラネタリギヤユニッ
ト72はサンギヤS3、ピニオンP3を支持しかつディファレ
ンシャルドライブピニオン73に連結しているキャリヤCR
3、及びカウンタドリブンギヤ75に一体に連結されてい
るリングギヤR3からなる。更に、サンギヤS3が形成され
てるボス部材76がシャフト71に回転自在に支持されてお
り、該ボス部材76にはフランジ部76aが結合されてい
る。そして、ボス部材76先端とアクスルケース37に連結
されている連結部材37cとの間には第4(U/D)ワンウェ
イクラッチF3が介在しており、またフランジ部76aの外
周にはバンドブレーキからなる第4(U/D)ブレーキB4
が配設されている。また、フランジ部76aの内周とギヤ
ユニット72のキャリヤCR3との間には第4(U/Dダイレク
ト)クラッチC3が介在しており、かつ該クラッチC3はフ
ランジ部76a内に形成された油圧アクチュエータ77にて
制御される。なお、キャリヤCR3を構成する鍔付側板79
の内側にアクチュエータ77戻り用のスプリング80が配設
されている。
また、ディファレンシャル部35はアクスルケース37に回
転自在に支持されている左右フロントアクスル81l,81
r、ディファレンシャルギヤユニット82及びリングギヤ
マウントケース83を備えている。マウントケース83は前
記ディファレンシャルドライブギヤ73と噛合しているリ
ングギヤ85を固着している共に、ディファレンシャルギ
ヤユニット82のピニオン86を支持してデフキャリアを構
成している。また、ディファレンシャルギヤユニット82
の左右サイドギヤ87l,87rはデフピニオン86と噛合して
いると共に左右フロントアクスル81l,81rに連結してい
る。
本実施例は以上のような構成からなるので、エンジント
ルクはトルクコンバータ部31を介して3速自動変速機構
部10の入力軸45に伝達される。そして、該変速機構部10
にて、前述した第2図に示す作動表による各クラッチ
C1,C2、各ブレーキB1,B2,B3及び各ワンウェイクラッチF
1,F2の作動に基づき、前進3速及び後進1速を得られ、
該変速された回転がカウンタドライブギヤ59から付加変
速部33のカウンタドリブンギヤ75に伝達される。そし
て、該付加変速部33にて、直結及びU/Dの2変速が組合
され、総合で前進4速(最大組合せで6速が可能)が得
られる。即ち、第4ブレーキB4を作動して第4クラッチ
C3が解離すると、ギヤ75からのリングギヤR3の回転は、
ブレーキB4により停止しているサンギヤS3に基づき、キ
ャリヤCR3から減速(U/D)回転として取出され、ディフ
ァレンシャルドライブピニオン73に伝達される。なおこ
の際、第4ワンウェイクラッチF3は作動してブレーキB4
と共にサンギヤSの反力を担持する。また、第4ブレー
キB4を解除すると共に第4クラッチC3を接続すると、リ
ングギヤR3の回転は直接キャリヤCR3に伝達され、直結
回転がドライブピニオン73に伝達される。なお、自動変
速機構部10と付加変速部33の組合せは、自動変速機構部
10が1速及び2速にありかつ付加変速部33がU/D状態に
あって全体での1速、2速を得、ついで自動変速機構部
10が2速の状態で付加変速部33の直結に切換えて全体で
の3速を得、そしてこの状態から自動変速機構部10を3
速に切換えて全体での4速を得る。そして、該前進4速
回転は、ディファレンシャルドライブピニオン73からデ
ィファレンシャル部35のリングギヤ85に伝達され、更に
ディファレンシャルギヤユニット85にて左右フロントア
クスル81l,81rに伝達されて前輪を駆動する。
なお、上述実施例は、付加変速部33に直結及びU/D切換
え用プラネタリギヤユニット72を設けているが、該付加
変速部33にプラネタリギヤユニットを設置せずに単なる
ギヤ75,73からなる減速ギヤを設けて、3速自動変速機
構部10に基づく3速自動変速機として用いてもよい。
(ハ−2)第2発明の実施例 ついで、第6図に基づき、4速自動変速機構部を備えた
自動変速機90について説明する。なお、本自動変速機
は、先に説明した実施例と自動変速機構部のクラッチ部
のみが相違しているので、他の部分は同一符合を付して
説明を省略する。
自動変速機90は4速自動変速機構部20を有しており、か
つ該変速機構部20はその先端部分即ちトランスアクスル
カバー39′にてカバーされる部分にクラッチ部52′が有
している。該クラッチ部52′は第1クラッチC1と軸方向
に並んで第3クラッチC0が配設されており、また戻しス
プリング70とフランジ部53bとの間に第3ワンウェイク
ラッチF0が配置されている。従って、これら第3クラッ
チC0及びワンウェイクラッチF0は径方向に異なる位置に
あるので、3速自動変速機構部32よりは軸方向に略々ク
ラッチC0の幅だけ長く構成されている。また、第1クラ
ッチC1及び第2クラッチC2、更にそれらの油圧アクチュ
エータ62,63は先の3速自動変速機構部10と略々同様で
あるが、第1クラッチC1と係合しているリングギヤR1
連結部材92と介して係合している点、及び第2クラッチ
C2と係合しているフランジ部53bの鍔部が軸方向に長く
構成されている点、更に入力軸45先端に結合されている
フランジ部45aが軸方向に長く構成されている点で相違
している。そして、該フランジ部45aの外周に筒状の可
動部材93が被嵌しており、該可動部材93はその一端部内
周面がフランジ部45aに嵌合されている反力部材95に油
密状に嵌合して、油室96を有する第3クラッチC0用のア
クチュエータを構成している。更に、該可動部材93の先
端には第3クラッチC0に当接し得る舌材99が内径方向に
垂下・固定されており、また該可動部材93の他端とフラ
ンジ部45aに固定されたリングとの間には戻しスプリン
グ100が縮設されている。
本実施例は以上のような構成からなるので、トルクコン
バータ部31を介して動力伝達される入力軸45の回転は、
4速自動変速機構部20にて、前述した第4図に示す作動
表による各クラッチC1,C2,C0、各ブレーキB1,B2,B3及び
各ワンウェイクラッチF1,F2,F0の作動に基づき、前進4
速及び後進1速が得られる。更に、該変速回転は、付加
変速部33にて、直結及びU/Dの2変速が組合され、統合
で前進6速(最大組合せで8速が可能)が得られる。な
お、該組合せは、4速自動変速機構部20の1速と付加変
速部33のU/Dの組合せで全体で1速を得、ついで機構部2
0を1速にしたままで付加変速部33を直結に切換えて全
体で2速を得、更に機構部20を2速にすると共に付加変
速部33をU/Dに切換えて全体で3速をを得、ついで付加
変速部33のみを直結に切換えて全体で4速を得、そして
該直結状態で、自動変速機構部20を3速、4速に切換え
て全体で5速、6速を得るようにすると、ギヤレシオ及
びシフトスムース上望ましい。また、自動変速機構部20
が1速で付加変速部33がU/Dからなる2速状態を削除し
て、全体で前進5速を得るようにしてもよい。
そして、先に述べた3速自動変速機構部10を有する自動
変速機30と4速自動変速機構部20を有する本自動変速機
90とは、トランスアクスルケース37及びトランスアクス
ルハウジング36を始めて殆んど共通部品からなり、略々
同一設備でかつ同一ラインで組立てることができ、トラ
ンスアクスルカバー39,39′及びクラッチ部52,52′を僅
かに変更するだけで両自動変速機30,90を容易に製造で
きる。
なお、上述実施例は、付加変速部33にプラネタリギヤユ
ニット72を設けているが、該付加変速機部に単なる減速
ギヤのみを設置して、4速自動変速機構20に基づく4速
自動変速機としてもよい。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によると、入力軸と平行に
カウンタ軸を配置した横置式自動変速機において、前進
時、入力軸からのトルクをリングギヤに入力するので、
歯面に作用する接線力を小さくして、入力許容トルクを
大きくでき、高馬力エンジンに対応することができる。
また、上述した外径側に位置するリングギヤからの入力
に基づき、歯厚が厚くなること及び係止手段の容量が大
きくなることを防止すると共に、キャリヤ同士及びサン
ギヤ同士を一体に連結して、自動変速機のコンパクト化
を図ることができる。
また、第1のクラッチ及び第2のクラッチを後端部分に
配置し、かつカウンタドライブギヤを、トルクコンバー
タ部と両プラネタリギヤユニットの間に配置したので、
高出力化エンジンに対応してカウンタドライブギヤの径
を大きくする必要があっても、該カウンタドライブギア
は元々径の大きなトルクコンバータ部近傍にあって、ケ
ース(トランスアクスルカバー)の径を大きくすること
なく、車輌との干渉を避けることができる。更に、横置
式自動変速機は、入力軸、カウンタ軸及びディファレン
シャル軸が側面視3角形状に配置され、かつカウンタ軸
が1番高い位置にあって、例えば車輌の剛性向上の要求
からボンネットの上側部に配置されるサイドメンバーと
干渉し易いが、該カウンタ軸は 上記カウンタドライブギヤに噛合するカウンタドリブン
ギヤを前端側(トルクコンバータ部より)に配置して、
例えば該カウンタ軸に付加変速部を配置したとしても、
該軸の後方側への長さを短くして、上記サイドメンバー
との干渉をなくし、かつ上述したように、後端側に径の
大きなカウンタドライブギヤ及びドリブンギヤが存在し
ないことと相俟って、車輌の搭載性能を大幅に向上する
ことができる。
また、3個のクラッチC1,C2,C0及び係止手段詳しくは3
個のブレーキB1,B2,B3,3個のワンウェイクラッチF1,F2,
F0にて4速自動変速機構20を達成でき、コンパクトで適
正なギヤ比からなる多段自動変速機を得ることができ
る。
また、第1ワンウェイクラッチF1,第2ワンウェイクラ
ッチF2、そして第3ワンウェイクラッチF0(4速自動変
速機構20の場合)を設置すると、すべての変速に際して
ワンウェイクラッチを介して行うことができ、作動タイ
ミングに時間的余裕ができてクラッチ及びブレーキ作動
のタイミングを容易かつ確実に行うことができると共
に、つかみ換えによるシフトショックをなくしてシフト
スムースを図ることができる。
更に、シングルプラネタリギヤユニット12及びデュアル
プラネタリギヤユニット13のサンギヤSを共通にし、か
つシングルユニット12のキャリヤピニオンP1とデュアル
プラネタリギヤユニット13の一方のキャリヤピニオンP2
とを一体にしたロングピニオンPにて構成すると、加工
性及び生産性を向上でき、また、更に一層のコンパクト
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本第1発明に係る3速自動変速機構を示す概略
図、第2図はその各要素の作動状態を示す図である。ま
た、第3図は本第2発明に係る4速自動変速機構を示す
概略図、第4図はその各要素の作動状態を示す図であ
る。そして、第5図は本第1発明を具体化した実施例を
示す断面図、また第6図は本第2発明を具体化した実施
例を示す断面図である。また、第7図は従来のラビニオ
方式を示す概略図、第8図はその各要素の作動状態を示
す図である。 12……シングルプラネタリギヤユニット、13……デュア
ルプラネタリギヤユニット、10……3速自動変速機構、
20……4速自動変速機構、30,90……自動変速機、I,45
……入力軸、0,59……カウンタドライブギヤ、71……カ
ウンタ軸、75……カウンタドリブンギヤ、C1……第1の
クラッタ、C2……第2のクラッチ、C0……第3のクラッ
チ、B1〜B3,F0〜F2……係止手段、B1……第1のブレー
キ、B2……第2のブレーキ、B3……第3のブレーキ、F1
……第1のワンウェイクラッチ、F2……第2のワンウェ
イクラッチ、F0……第3のワンウェイクラッチ、R1,R2
……リングギヤ、S,S1,S2……サンギヤ、P,P1,P2,P2
……キャリヤピニオン、CR,CR1,CR2……キャリヤ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トルクコンバータ部及び主変速機構部を配
    設した入力軸と、該入力軸に平行して配置されたカウン
    タ軸と、を備えてなる、横置式自動変速機において、 前記主変速機構部が、シングルプラネタリギヤユニット
    及びデュアルプラネタリギヤユニットを備え、かつこれ
    ら両プラネタリギヤユニットのキャリヤ同士を連結する
    と共に、サンギヤ同士を連結してなり、また前記キャリ
    ヤを出力部材となるカウンタドライブギヤに連結し、か
    つ前記入力軸を、第1のクラッチを介して前記シングル
    プラネタリギヤユニットのリングギヤに連結すると共に
    第2のクラッチを介してサンギヤに連結し、更に前記サ
    ンギヤ及びデュアルプラネタリギヤユニットのリングギ
    ヤを係止手段にて停止し得るように構成して、上記第1
    のクラッチの接続に基づき、前進時にはシングルプラネ
    タリギヤユニットのリングギヤに前記入力軸からのトル
    クが入力されるように構成し、 そして前記第1のクラッチ及び第2のクラッチが、前記
    自動変速機の後端部分に配置されて、前記入力軸の前記
    トルクコンバータ部から離れた後端側から入力されてな
    り、 また前記カウンタドライブギヤが前記トルクコンバータ
    部と前記両プラネタリギヤユニットとの間に配置され
    て、該カウンタドライブギヤから前記カウンタ軸に配置
    されたカウンタドリブンギヤに動力伝達してなる、 自動変速機。
  2. 【請求項2】前記サンギヤの係止手段が該サンギヤの回
    転を直接制動する第1のブレーキ及び第1のワンウェイ
    クラッチを介して一方向の回転を規制する第2のブレー
    キからなり、また前記デュアルプラネタリギヤユニット
    のリングギヤの係止手段が該リングギヤを直接制動する
    第3のブレーキ及び該リングギヤの一方向の回転を規制
    する第2のワンウェイクラッチからなる特許請求の範囲
    第1項記載の自動変速機。
  3. 【請求項3】前記シングルプラネタリギヤユニット及び
    デュアルプラネタリギヤユニットのサンギヤを一体に構
    成すると共に、前記シングルプラネタリギヤユニットの
    キャリヤピニオンとデュアルプラネタリギヤユニットの
    一方のキャリヤピニオンが一体に構成されたロングピニ
    オンからなる特許請求の範囲第1項記載の自動変速機。
  4. 【請求項4】トルクコンバータ部及び主変速機構部を配
    設した入力軸と、該入力軸に平行して配置されたカウン
    タ軸と、を備えてなる、横置式自動変速機において、 前記主変速機構部が、シングルプラネタリギヤユニット
    及びデュアルプラネタリギヤユニットを備えてなり、か
    つこれら両プラネタリギヤユニットのキャリヤ同士を連
    結すると共に、サンギヤ同士を連結してなり、また前記
    キャリヤを出力部材を構成するカウンタドライブギヤに
    連結し、かつ前記入力軸を、第1のクラッチを介して前
    記シングルプラネタリギヤユニットのリングギヤに連結
    すると共に第2のクラッチを介してサンギヤに連結し、
    そして第3のクラッチを介して前記デュアルプラネタリ
    ギヤユニットのリングギヤに連結し、更にサンギヤ及び
    デュアルプラネタリギヤユニットのリングギヤを係止手
    段にて停止し得るように構成して、上記第1又は/及び
    第3のクラッチの接続に基づき、前進時にはシングル又
    はデュアルプラネタリギヤユニットのリングギヤに入力
    部材からのトルクが入力されるように構成し、 そして前記第1のクラッチ及び第2のクラッチ及び第3
    のクラッチが、前記自動変速機の後端部分に配置され
    て、前記入力軸の前記トルクコンバータ部から離れた後
    端側から入力されてなり、 また前記カウンタドライブギヤが前記トルクコンバータ
    部と前記両プラネタリギヤユニットとの間に配置され
    て、該カウンタドライブギヤから前記カウンタ軸に配置
    されたカウンタドリブンギヤに動力伝達してなる、 自動変速機。
  5. 【請求項5】前記サンギヤの係止手段が該サンギヤの回
    転を直接制動する第1のブレーキ及び第1のワンウェイ
    クラッチを介して一方向の回転を規制する第2のブレー
    キからなり、また前記デュアルプラネタリギヤユニット
    のリングギヤの係止手段が該リングギヤを直接制動する
    第3のブレーキ及び該リングギヤの一方向の回転を規制
    する第2のワンウェイクラッチからなり、そして前記入
    力軸とサンギヤとの間に、サンギヤの回転が入力軸の回
    転を超えないように規制する第3のワンウェイクラッチ
    が介在してなる特許請求の範囲第4項記載の自動変速
    機。
  6. 【請求項6】前記シングルプラネタリギヤユニット及び
    デュアルプラネタリギヤユニットのサンギヤを一体に構
    成すると共に、前記シングルプラネタリギヤユニットの
    キャリヤピニオンとデュアルプラネタリギヤユニットの
    一方のキャリヤピニオンが一体に構成されたロングピニ
    オンからなる特許請求の範囲第4項記載の自動変速機。
JP60230809A 1985-10-16 1985-10-16 自動変速機 Expired - Fee Related JPH0730818B2 (ja)

Priority Applications (12)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60230809A JPH0730818B2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16 自動変速機
US06/833,377 US4711138A (en) 1985-10-16 1986-02-26 Automatic transmission mechanism
US06/833,378 US4716787A (en) 1985-10-16 1986-02-26 Automatic transmission mechanism
CA000503676A CA1263546A (en) 1985-10-16 1986-03-10 Automatic transmission mechanism
DE19863610578 DE3610578A1 (de) 1985-10-16 1986-03-27 Automatisches getriebe
GB08607665A GB2181798A (en) 1985-10-16 1986-03-27 Automatic transmission mechanism
GB08607664A GB2181797A (en) 1985-10-16 1986-03-27 Automatic transmission mechanism
AU55311/86A AU585961B2 (en) 1985-10-16 1986-03-27 Automatic transmission mechanism
FR868604453A FR2588631B1 (fr) 1985-10-16 1986-03-27 Mecanisme de transmission automatique
DE3610579A DE3610579C2 (de) 1985-10-16 1986-03-27 Automatisches Getriebe
KR1019860002696A KR940010689B1 (ko) 1985-10-16 1986-04-09 자동변속기구
KR1019860002784A KR930010448B1 (ko) 1985-10-16 1986-04-12 자동변속기구

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60230809A JPH0730818B2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16 自動変速機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6293545A JPS6293545A (ja) 1987-04-30
JPH0730818B2 true JPH0730818B2 (ja) 1995-04-10

Family

ID=16913611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60230809A Expired - Fee Related JPH0730818B2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16 自動変速機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0730818B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2735115B2 (ja) * 1986-07-01 1998-04-02 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機におけるリバースシフト制御装置
JP2510160B2 (ja) * 1986-07-08 1996-06-26 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機におけるプラネタリギヤ機構
JP2957184B2 (ja) * 1988-09-27 1999-10-04 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機における油圧装置
JPH02180353A (ja) * 1988-12-30 1990-07-13 Aisin Aw Co Ltd 自動変速機
JP3385374B2 (ja) * 1995-07-06 2003-03-10 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53473A (en) * 1976-06-23 1978-01-06 Tanabe Seiyaku Co Gas enfolding type bubble agitating tank

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6293545A (ja) 1987-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2533482B2 (ja) 横置き式自動変速機
US4711138A (en) Automatic transmission mechanism
KR950008810B1 (ko) 자동변속기
JP2614217B2 (ja) 自動変速機
US20030224900A1 (en) Automatic transmission
US4916980A (en) Planetary gear type speed change device to provide six forward speed stages with two single pinion type simple planetary gear mechanisms
KR940010689B1 (ko) 자동변속기구
JP2510172B2 (ja) 自動変速機
JPH0794856B2 (ja) 自動変速機におけるクラツチ装置
JPH0719297A (ja) 自動変速機
JPH0730818B2 (ja) 自動変速機
JP3385374B2 (ja) 自動変速機
JP3794102B2 (ja) 自動変速機構
JPH0794855B2 (ja) 自動変速機におけるクラツチ装置
JP4127539B2 (ja) 自動変速機
JP2824262B2 (ja) 自動変速機
JP2005140139A (ja) 多段変速遊星歯車列
JP2595934Y2 (ja) 多段変速機
JPH0743010B2 (ja) 自動変速機におけるブレ−キ・ワンウエイクラツチ装置
JPH0730816B2 (ja) 自動変速機におけるブレ−キ部の構造
JPS62242165A (ja) 車両用変速機
JPH1182644A (ja) 自動変速機
JPH0715304B2 (ja) 遊星歯車変速装置
JPH0545818B2 (ja)
JP2565646B2 (ja) オートマチックトランスアクスル

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees