JPH07307635A - 弾性表面波共振子の製造方法 - Google Patents

弾性表面波共振子の製造方法

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JPH07307635A
JPH07307635A JP10744995A JP10744995A JPH07307635A JP H07307635 A JPH07307635 A JP H07307635A JP 10744995 A JP10744995 A JP 10744995A JP 10744995 A JP10744995 A JP 10744995A JP H07307635 A JPH07307635 A JP H07307635A
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JP
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surface acoustic
acoustic wave
thin film
single crystal
crystal substrate
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JP10744995A
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Sadao Matsumura
禎夫 松村
Yasuo Ehata
泰男 江畑
Hitoshi Suzuki
仁 鈴木
Jisaburo Ushizawa
次三郎 牛沢
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】Li247 単結晶基板上にアルミニウム薄
膜の電極やグレーティング反射器を形成した後も優れた
温度特性を示すようにすると共に、周波数特性及び温度
特性の再現性が良好な弾性表面波共振子の製造方法を提
供する。 【構成】切り出し角及び弾性表面波伝搬方向をオイラ角
表示で(90゜+λ,90゜+μ,90゜+θ)とした
時、λ=42゜±1゜,μ=0゜±1゜,かつ、θ=0
゜±1゜の範囲に硼酸リチウム単結晶基板を切り出す工
程と、この硼酸リチウム単結晶基板表面上にアルミニウ
ムを主成分とする周期的なストライプ状の薄膜より構成
された電気−音響変換用インタディジタル電極22と、
前記薄膜の膜厚が弾性表面波波長の0.005乃至0.
015の範囲にあるグレーティング反射器23,24と
を形成する工程とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は弾性表面波の変換効率が
大きく、かつ遅延時間温度係数が小さい硼酸リチウム単
結晶基板を用いた弾性表面波共振子の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】弾性表面波装置に使われる圧電基板に重
要な性能として、弾性表面波の遅延時間温度係数(TC
D)と電気機械結合係数(k2 )が挙げられる。TCD
はその絶対値が小さい程、またk2 は大きい程弾性表面
波基板として望ましい。
【0003】従来より知られている代表的な弾性表面波
装置用基板の特性を図1に示す。図1は横軸にTCD、
縦軸にk2 をとって各基板特性をプロットしたものであ
る。この図からわかるように、例えばタンタル酸リチウ
ム(LiTaO3 )ではk2は約0.8%であるがTC
Dは約20ppm/℃である。一方、STカット水晶で
は、TCD零を実現できるが、k2 はLiTaO3 に比
べて1/5程度である。従って従来より優れた性能の弾
性表面装置を実現するためには、k2 はLiTaO3
みであり、TCDはLiTaO3 の約1/5以下である
ような圧電材料が望まれていた。
【0004】このような観点から、硼酸リチウム(Li
247 )が望ましい圧電材料として最近注目されて
いる。即ち、Li247 はk2 が1%近い値を有
し、LiTaO3 を超える値を示す。また、図1に示し
たように、20゜×−ZのLi247 、即ち、基板
の切出し角度を、Z軸を中心にX軸をY軸方向に20゜
回転した軸に垂直な面とし、弾性表面波の伝搬方向をZ
軸方向に選んだもの(オイラ角表示で(110゜,90
゜,90゜))はTCDが零になることが、本発明者ら
の実験により明らかになっている。
【0005】ところが、弾性表面波はエネルギが基板表
面に集中していることから、基板の表面状態によって弾
性表面波の伝搬特性は大きな影響を受ける。現実に、弾
性表面波装置を構成するには、基板表面にA 蒸着膜な
どで電極を形成することが不可欠である。例えば表面波
フィルタを構成する場合には、図2に示すように圧電基
板11にインタディジタル電極からなる入,出力電極1
2,13を形成する。また表面波共振子を構成する場合
には、図3に示すように圧電基板21にインタディジタ
ル電極からなる端子電極22とグレーティング反射器を
構成する反射電極23,24を形成する。このように圧
電基板に電極を形成することによって、電極を形成する
前には良好な温度特性を示したものであっても温度特性
に劣化を生じる。本発明者らの実験によると、特に、L
247 単結晶基板においてはこのような表面状態
の影響が大きいことが明らかになった。
【0006】一方、Li247 単結晶は他の単結晶
材料と同様に異方性を有する材料で、結晶から基板を切
り出す際の切り出し角によって温度特性,弾性表面波の
伝搬速度等が変化する。この為、切り出し角度が変化す
ると弾性表面波装置の温度特性や周波数特性が変化し、
同一特性の弾性表面波装置を再現性良く製造することが
困難となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のことからアルミ
ニウム薄膜のインタディジタル電極及びグレーティング
反射器を基板上に構成しても温度特性が良好で、さらに
Li247 結晶から基板の切り出し角による温度特
性,伝搬速度の変化が小さい基板が望まれていた。
【0008】本発明はLi247 単結晶基板上にア
ルミニウム薄膜の電極やグレーティング反射器を形成し
た後も優れた温度特性を示すようにするとともに、周波
数特性および温度特性の再現性が良好な弾性表面波共振
子の製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために本発明の弾性表面波共振子の製造方法は、硼
酸リチウム単結晶基板の結晶からの切り出し角および弾
性表面波伝搬方向をオイラ角表示で(90゜+λ,90
゜+μ,90゜+θ)とした時、λ=45゜±1゜もし
くはλ=42゜±1゜,μ=0゜±1゜,かつ、θ=0
゜±1゜の範囲にこの硼酸リチウム単結晶基板を切り出
す工程と、この硼酸リチウム単結晶基板表面上にアルミ
ニウムを主成分とする周期的なストライプ状の薄膜より
構成された電気−音響変換用インタディジタル電極と、
アルミニウムを主成分とする周期的なストライプ状の薄
膜より構成されこの薄膜の膜厚が弾性表面波波長の0.
005乃至0.015の範囲にあるグレーティング反射
器とを形成する工程とを備えたことを特徴とすることに
より、アルミニウム薄膜によるインタディジタル電極や
グレーティング反射器等が形成された状態で良好な温度
特性を有する弾性表面波共振子を再現性良く製造できる
ようにしたものである。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を説明する前に、図4を用い
てオイラ角表示により一般的基板表示法を説明する。表
面波伝播方向をX1 ,結晶基板面に垂直な方向をX3
それらに垂直な方向をX2 とし、基準方位(0,0,
0)としてX1 =X,X2 =Y,X3 =Zをとる。最初
にX3 軸を中心にして表面波伝播方向X1 をXからY方
向に向かってλだけ回転させ、次に回転したX1 軸を中
心にして、基板面X3 をZ軸から反時計方向にμだけ回
転させた基板表面上を回転させたX3 軸を中心として伝
播方向X1 を再度反時計方向にθだけ回転させて得られ
る基板面方位を含む弾性表面波伝播方向の表示を(λ,
μ,θ)で表わし、これをオイラ角表示と言う。
【0011】この様なオイラ角表示を用いて以下本発明
の実施例を説明する。 Li247 単結晶は立方晶
系点群4mmに属し、その対称性から、実験する切断方
位は第1象限だけでよい。引上げ法で作成したLi2
47 単結晶をオイラ角表示で(90゜+λ,90゜+
μ,90゜)なる方位でλ,μをそれぞれ変えて切断
し、鏡面研磨を行なった。ここでオイラ角表示で(90
゜,90゜,90゜)とはXカットZ伝播のことであ
る。鏡面研磨した基板上にリフトオフ法により図3に示
すような弾性表面波(SAW)共振子を作成した。グレ
ーティング反射器本数200本,電極対数は11本,電
極周期は56μmである。ここで反射器および電極の材
料はアルミニウムであり、その膜厚は0.1〜1.5μ
mである。図5に作成した共振子の通過特性の一例を示
す。曲線30は振幅特性,○印31は共振周波数frを
示している。この時のアルミニウム膜厚は0.5μmで
ある。ところでこのアルミニウム膜厚によりグレーティ
ング反射器の反射特性は変化する。既に実用化されてい
るLiTaO3 や水晶基板上にアルミニウム薄膜からな
るグレーティング反射器を設けた場合に比べ、Li2
47 基板の場合にはアルミニウム膜厚が1/4以下の
値でLiTaO3 や水晶の場合と同程度の反射特性が得
られることがわかった。そのデータを図6に示す。この
結果から膜厚0.3〜0.8μmで極めて良好な反射特
性が得られることがわかるが、共振子の要求条件から必
ずしも上記範囲でのみ使用可能という訳ではなく、0.
1〜1.5μmの膜厚の範囲なら充分実用になる。なお
膜厚0.8μm以上では反射量は大きくなるが、グレー
ティング反射器内のモード変換が大きくなり共振子のQ
値が低下する。以上に述べた膜厚は共振周波数が60M
Hzの場合であって、周波数によって膜厚の最適値は異な
るため、一般には弾性表面波波長で膜厚を割った正規化
膜厚で表示する。上記0.3〜0.8μmは正規化膜厚
で0.005〜0.015に相当する。
【0012】0.5μmのアルミニウム薄膜で実施した
SAW共振子の等価回路定数と性能指数の実測値は下記
に示すとおりで、発振性能のよい共振子が得られた。 共振抵抗R=124Ω 直列インダクタンスL=2.6mH 直列容量C=0.0026pF 並列容量C0 =1.6pF 無負荷Q=8000 容量比γ=C0 /C=600 性能指数=13 TCDの測定は共振周波数frを測定することにより次
式から求めた。
【0013】TCD=−△f/(fr・△T)…(1) ここでfr:25℃の時の共振周波数(Hz) △f:共振周波数の変化量(Hz) △T:SAW基板の温度変化(℃) 電気機械結合係数k2 の値は別に図2に示すフィルタを
作成しその入力インピーダンスを測定することにより次
式で与えられる。
【0014】k2 =πC0 /(4RaN)…(2) ここでC0 :インターディジタル電極の静電容量
Ra:中心周波数での放射インピーダンス N :
インターディジタル電極の対数 C0 及びRaはネットワークアナライザを用いて測定
し、(2)式よりk2 を求めた。伝搬速度v(m/s)
は下式により求めた。
【0015】v=fr・l………(3) ここでfr:共振周波数(MHz) l :電極周期(μm) 図7(a),(b),(c)はSAW基板のオイラ角表
示で(90゜+λ,90゜,90゜)とした状態とその
時のTCD,k2 ,vの変化を示したものである。これ
はλ=0の場合はX−Z伝搬であり、λを増すことはZ
伝搬一定で、切断面がX軸からY軸の方へ回転した軸に
垂直な面を意味する。まず、(a)のTCDについて着
目する。λを増すとTCDは正方向に変化し、λ=30
゜のときにはTCDは−10ppm/℃であるが、さら
にλを増すとλ=42℃でTCD零となる。従って最も
好ましいλとしてはλ=42゜±1゜となる。TCDが
±5ppm/℃以内にするにはλの範囲は38゜から4
5゜までである。λ方向については45゜が結晶対称の
中心となるから、結局λ=38゜〜52゜が±5ppm
/℃のTCDを与えることになる。なお、結晶方位の測
定容易さを考慮すると、λ=45゜±1゜も好ましい値
である。即ちλ=45゜は結晶面では(110)面とな
り格子点から面方位を出すのが容易となる。(b)のk
2 についてはλを変化させても、一定である。(c)の
伝搬速度vはλを増すと低下するが、λの増すにつれて
その低下の度合は小さくなっている。すなわち、上記λ
=38゜から52゜の範囲では、伝搬速度の分散性が小
さくなっており、5m/sの分散性しか示していないこ
とがわかる。
【0016】図8は方位角度を(90゜+42゜,90
゜,90゜)に設定した場合の共振周波数の温度依存性
を示す。共振周波数変化は温度に対して双曲線変化し、
この時の2次温度係数は 280 × 10- 9 /℃2
である。これから常温付近でTCD零となることがわか
る。
【0017】図9(a),(b),(c)はTCD零と
なる方位をオイラ角表示で(132゜,90゜+μ,9
0゜)とした状態とその時のTCD,k2 ,vの変化を
示したものである。これはμ=0゜では42゜X−Z伝
搬であり、μを増すことはカット面,伝搬方向をたおす
ことである。まず、(a)のTCDについて着目する。
μを増すにつれてTCD零から正の方向に変化し、μは
10゜ではTCDは20ppm/℃となり、5ppm/
℃以内の範囲に入るμの値は0゜〜5゜までである。
(b)のk2 はμを増すと若干大きくなるがほとんど一
定である。(c)の伝搬速度vはμを増すと低下し、μ
を増すにつれて、その低下の度合は大きくなり、特にμ
が5゜以上では、その低下量は急激となる。従ってμは
小さい方が好ましいが最も好ましいμの値は0゜±1゜
である。
【0018】図10(a),(b),(c)はTCD零
となる方位をオイラ角表示で(132゜,90゜,90
゜+θ)とした状態とその時のTCD,k2 ,vの変化
を示したものである。これはθ=0では42゜X−Z伝
搬でありθを増すことはカット面は42゜X面でSAW
の伝搬方向を42゜X面内においてZ軸から回転するこ
とである。θを増すにつれてTCD零から正の方向に変
化し、θが15゜ではTCDは15ppm/℃となる。
5ppm/℃以内の範囲に入るθの値は0゜〜10゜ま
でである。(b)のk2 はθを増すと低下し、θ=10
゜では0.8%,θ=15゜では0.5%と半分に低下
してしまう。(c)の伝搬速度vはθを増すと増加し、
θを増すにつれて、その増加の度合は大きくなるが、θ
が10゜以内では、速度分散性は充分小さいことがわか
る。特に好ましくは、θ=0゜±1゜とするのがよい。
【0019】以上、具体的な実験データを用いて説明し
たように、SAWの伝搬方向をオイラ角表示で(90゜
+λ,90゜+μ,90゜+θ)としたとき、λ=38
゜〜52゜,μ=0゜〜5゜,θ=0゜〜10゜の範囲
では、TCDが±5ppm/℃の範囲であり、しかも伝
搬速度の分散性が充分小さいという優れた特性を有する
ことがわかった。また、角度を全て正方向にとって説明
したが、点群4mmのLi247 単結晶の対称性か
ら考えて負方向にとった場合も全く同様である。
【0020】
【発明の効果】本発明によればk2 がLiTaO3 を上
回わる値を有し、かつ、TCDがLiTaO3 の約1/
4以下の基板が実現でき、フィルタや共振子として従来
にない優れた特性を示す弾性表面波装置が得られる。
【0021】従来、弾性表面波装置としては基板表面に
インタディジタル電極やグレーティング反射器など何ら
かの機能を有する構成物を形成することは必要不可欠で
ある。これらの構成物は金属薄膜特にアルミニウムある
いはアルミニウムを主成分としCuやSiなどを微少量
添加した薄膜が主に使用されている。本発明によればこ
れら構成物が表面に形成された状態で温度特性が優れた
特性を示す。更に本発明によれば結晶から基板を切り出
す際の切り出し方位角度による温度係数、伝搬速度の変
化が小さいので、弾性表面波装置を量産した時良好な温
度特性および中心周波数,共振周波数の再現性が優れた
素子を提供できる。
【0022】特にオイラ角(135゜,90゜,90
゜)は結晶格子面で表示すると、(1,1,0)面に相
当し、方位測定基板切り出しも極めて容易である特徴を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】各種弾性表面波基板の特性を比較して示す図で
ある。
【図2】弾性表面波素子の具体例であるそれぞれ表面波
フィルタおよび表面波共振子の構成を示す図である。
【図3】弾性表面波素子の具体例であるそれぞれ表面波
フィルタおよび表面波共振子の構成を示す図である。
【図4】オイラ角表示法を説明するための図である。
【図5】作成した表面波共振子の通過特性図である。
【図6】同じくそのグレーティング反射器の反射特性を
従来基板と比較して示す図である。
【図7】(90゜+λ,90゜,90゜)カットのLi
247 単結晶基板の方位とTCD,k2 ,vの変化
を示す図である。
【図8】(90゜+42゜,90゜,90゜)カットの
Li247 単結晶基板でのTCDの温度依存性を示
す図である。
【図9】(132゜,90゜+μ,90゜)カットのL
247 単結晶基板の方位とTCD,k2 ,vの変
化を示す図である。
【図10】(132゜,90゜,90゜+θ)カットの
Li247 単結晶基板の方位とTCD,k2 ,vの
変化を示す図である。
【符号の説明】 11,21…圧電基板、12,13,22…インターデ
ィジタル電極、23,24…グレーティング反射器、3
0…振幅特性曲線、31…共振周波数点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牛沢 次三郎 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硼酸リチウム単結晶基板の結晶からの切
    り出し角および弾性表面波伝搬方向をオイラ角表示で
    (90゜+λ,90゜+μ,90゜+θ)とした時、λ
    =45゜±1゜,μ=0゜±1゜,かつ、θ=0゜±1
    ゜の範囲にこの硼酸リチウム単結晶基板を切り出す工程
    と、 この硼酸リチウム単結晶基板表面上にアルミニウムを主
    成分とする周期的なストライプ状の薄膜より構成された
    電気−音響変換用インタディジタル電極と、アルミニウ
    ムを主成分とする周期的なストライプ状の薄膜より構成
    されこの薄膜の膜厚が弾性表面波波長の0.005乃至
    0.015の範囲にあるグレーティング反射器とを形成
    する工程とを備えたことを特徴とする弾性表面波共振子
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 硼酸リチウム単結晶基板の結晶からの切
    り出し角および弾性表面波伝搬方向をオイラ角表示で
    (90゜+λ,90゜+μ,90゜+θ)とした時、λ
    =42゜±1゜,μ=0゜±1゜,かつ、θ=0゜±1
    ゜の範囲にこの硼酸リチウム単結晶基板を切り出す工程
    と、 この硼酸リチウム単結晶基板表面上にアルミニウムを主
    成分とする周期的なストライプ状の薄膜より構成された
    電気−音響変換用インタディジタル電極と、アルミニウ
    ムを主成分とする周期的なストライプ状の薄膜より構成
    されこの薄膜の膜厚が弾性表面波波長の0.005乃至
    0.015の範囲にあるグレーティング反射器とを形成
    する工程とを備えたことを特徴とする弾性表面波共振子
    の製造方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5772414A (en) * 1980-06-11 1982-05-06 Plessey Overseas Application of lithium tetraborate to electronic device
JPS594310A (ja) * 1982-06-30 1984-01-11 Toshiba Corp 弾性表面波装置

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