JPH07306978A - 自動販売機のディスプレイ装置 - Google Patents
自動販売機のディスプレイ装置Info
- Publication number
- JPH07306978A JPH07306978A JP9753094A JP9753094A JPH07306978A JP H07306978 A JPH07306978 A JP H07306978A JP 9753094 A JP9753094 A JP 9753094A JP 9753094 A JP9753094 A JP 9753094A JP H07306978 A JPH07306978 A JP H07306978A
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- JP
- Japan
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- transparent
- liquid crystal
- product
- transparent electrode
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- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 商品見本が陳列された商品陳列部の前面に調
光作用をもたせた自動販売機のディスプレイ装置を提供
する。 【構成】 少なくとも一方が複数の電極からなる一対の
透明電極膜を対向させて配置し、ネマチック液晶を多数
のカプセル中に封入した液晶層を前記透明電極膜間に介
在させて液晶フィルムを構成し、この液晶フィルムを商
品見本が陳列された商品陳列部の前面の透明基板に配置
した。
光作用をもたせた自動販売機のディスプレイ装置を提供
する。 【構成】 少なくとも一方が複数の電極からなる一対の
透明電極膜を対向させて配置し、ネマチック液晶を多数
のカプセル中に封入した液晶層を前記透明電極膜間に介
在させて液晶フィルムを構成し、この液晶フィルムを商
品見本が陳列された商品陳列部の前面の透明基板に配置
した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ジュース、酒類、た
ばこ等の自動販売機におけるディスプレイ部の改良に関
する。
ばこ等の自動販売機におけるディスプレイ部の改良に関
する。
【０００２】
【従来の技術】近年、店頭等に設置されている自動販売
機には種々のものがあるが、商品選択部には商品の有無
を購入者に対してより明確に知らしめる機能が要求され
ている。
機には種々のものがあるが、商品選択部には商品の有無
を購入者に対してより明確に知らしめる機能が要求され
ている。
【０００３】従来の自動販売機では、例えば検知手段に
おいて各商品の有無を検知し、商品売り切れ情報に基づ
き、演算制御部で商品の売り切れ状態を表示する表示器
を制御し、商品が売り切れの場合は商品選択ボタン又は
その近傍に売り切れの表示を行う。
おいて各商品の有無を検知し、商品売り切れ情報に基づ
き、演算制御部で商品の売り切れ状態を表示する表示器
を制御し、商品が売り切れの場合は商品選択ボタン又は
その近傍に売り切れの表示を行う。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、太陽光や街灯等によって商品見本および
／またはスイッチが外部から照らされている状態では、
売り切れ表示がされていても購入者はそれを識別するこ
とは殆どできない。
来の構成では、太陽光や街灯等によって商品見本および
／またはスイッチが外部から照らされている状態では、
売り切れ表示がされていても購入者はそれを識別するこ
とは殆どできない。
【０００５】そのため、売り切れ表示を見落としたまま
商品見本に気を取られて硬貨又は紙幣を投入してしま
い、商品選択ボタンを押すときに初めて売り切れである
ことに気がつき、あわてて硬貨又は紙幣の返却操作を行
うといったことがあった。
商品見本に気を取られて硬貨又は紙幣を投入してしま
い、商品選択ボタンを押すときに初めて売り切れである
ことに気がつき、あわてて硬貨又は紙幣の返却操作を行
うといったことがあった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の自動販売機のディスプレイ装置は、少なく
とも一方が複数の電極からなる一対の透明電極膜を対向
させて配置し、ネマチック液晶を多数のカプセル中に封
入してなる液晶層を前記透明電極膜間に介在させて液晶
フィルムを構成し、この液晶フィルムを商品見本が陳列
された商品陳列部の前面の透明基板に配設させたことを
特徴とする。
に、本発明の自動販売機のディスプレイ装置は、少なく
とも一方が複数の電極からなる一対の透明電極膜を対向
させて配置し、ネマチック液晶を多数のカプセル中に封
入してなる液晶層を前記透明電極膜間に介在させて液晶
フィルムを構成し、この液晶フィルムを商品見本が陳列
された商品陳列部の前面の透明基板に配設させたことを
特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明の自動販売機のディスプレイ装置では、
一方の透明電極膜の複数の電極の中から選択された特定
の電極と、他方の透明電極膜との間に所定電圧を印加し
た状態にすると、この特定の電極と対応する液晶フィル
ムの部分が透明となり、この液晶フィルムを通して商品
陳列部に展示されている商品見本を見ることができる。
一方の透明電極膜の複数の電極の中から選択された特定
の電極と、他方の透明電極膜との間に所定電圧を印加し
た状態にすると、この特定の電極と対応する液晶フィル
ムの部分が透明となり、この液晶フィルムを通して商品
陳列部に展示されている商品見本を見ることができる。
【０００８】また、透明電極膜間に電圧を印加しない状
態にすれば、液晶層が光を散乱して白濁状態となって光
が透過しない不透明状態となり、液晶フィルムを通して
商品陳列部に展示されている商品見本が見えなくなる。
態にすれば、液晶層が光を散乱して白濁状態となって光
が透過しない不透明状態となり、液晶フィルムを通して
商品陳列部に展示されている商品見本が見えなくなる。
【０００９】
【発明の効果】従って、本発明の自動販売機のディスプ
レイ装置は、電極によって形成される透明部分を通して
商品陳列部内の購買可能な商品見本のみを瞬時に視認す
ることができるので、従来の自動販売機のディスプレイ
装置を比較して視認性に優れるものである。
レイ装置は、電極によって形成される透明部分を通して
商品陳列部内の購買可能な商品見本のみを瞬時に視認す
ることができるので、従来の自動販売機のディスプレイ
装置を比較して視認性に優れるものである。
【００１０】また、従来と異なった自動販売機の使い方
として、商品の売り切れとは関係なく、例えば販売時間
外には商品陳列部内の商品見本を視認できなくすること
も可能である。
として、商品の売り切れとは関係なく、例えば販売時間
外には商品陳列部内の商品見本を視認できなくすること
も可能である。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１２】図１は、本発明の一実施例における自動販
売機の斜視図である。図１において、自動販売機本体
（１）の前面上半部分には、ジュースやビール等の商品
見本（２）が多数配置陳列された商品陳列部（３）が設
けられている。また、前記商品陳列部（３）の前面には
透明基板からなるパネル部（４）が配設されている。さ
らに、各商品見本（２）に対応してその直下には商品選
択ボタン（５）が各々設けられ、硬貨の投入口（６）が
形成されており、硬貨の返却レバー（７）や釣り銭の返
却口（８）及び商品の取り出し口（９）が設けられてい
る。
売機の斜視図である。図１において、自動販売機本体
（１）の前面上半部分には、ジュースやビール等の商品
見本（２）が多数配置陳列された商品陳列部（３）が設
けられている。また、前記商品陳列部（３）の前面には
透明基板からなるパネル部（４）が配設されている。さ
らに、各商品見本（２）に対応してその直下には商品選
択ボタン（５）が各々設けられ、硬貨の投入口（６）が
形成されており、硬貨の返却レバー（７）や釣り銭の返
却口（８）及び商品の取り出し口（９）が設けられてい
る。
【００１３】前記パネル部（４）は、図２に示すように
ガラス、アクリル、ポリカーボネート等の透明基板（１
０）の片側に液晶フィルム（１１）を配置させたもので
ある。または、図３に示すように前記液晶フィルム（１
１）を一対の透明基板（１０）間に介在させることもで
きる。
ガラス、アクリル、ポリカーボネート等の透明基板（１
０）の片側に液晶フィルム（１１）を配置させたもので
ある。または、図３に示すように前記液晶フィルム（１
１）を一対の透明基板（１０）間に介在させることもで
きる。
【００１４】前記液晶フィルム（１１）は図４に示すよ
うに、例えば厚さ１０〜７００μｍ程度のポリエチレン
テレタフタレート（ＰＥＴ）フィルムからなる上下のプ
ラスチックフィルム（１２）と、これらのフィルム（１
２）にそれぞれ真空蒸着等によって形成された透明電極
膜（１３）と、これらの透明電極膜（１３）間に介在さ
せた液晶層（１４）とからなる。なお、図示しないが、
液晶フィルム（１１）とパネル部（４）の透明基板（１
０）とは接着剤により接着されている。
うに、例えば厚さ１０〜７００μｍ程度のポリエチレン
テレタフタレート（ＰＥＴ）フィルムからなる上下のプ
ラスチックフィルム（１２）と、これらのフィルム（１
２）にそれぞれ真空蒸着等によって形成された透明電極
膜（１３）と、これらの透明電極膜（１３）間に介在さ
せた液晶層（１４）とからなる。なお、図示しないが、
液晶フィルム（１１）とパネル部（４）の透明基板（１
０）とは接着剤により接着されている。
【００１５】前記液晶層（１４）は、ネマチック液晶を
ポリマーマトリックスに分散させてマイクロカプセル化
したものである。前記液晶層（１４）は、この液晶を上
記透明電極膜（１３）の面に塗布して形成され、また所
定の電圧が印加された領域は透明となる。
ポリマーマトリックスに分散させてマイクロカプセル化
したものである。前記液晶層（１４）は、この液晶を上
記透明電極膜（１３）の面に塗布して形成され、また所
定の電圧が印加された領域は透明となる。
【００１６】上記一対の透明電極膜（１３）のうち、少
なくとも一方は図５に示すように複数の帯状電極（１３
ａ）からなり、これらの帯状電極（１３ａ）は図示のご
とく互いに平行に並んでいる。なお、符号（１３ｂ）
は、各帯状電極（１３ａ）の端部に設けられた端子であ
る。
なくとも一方は図５に示すように複数の帯状電極（１３
ａ）からなり、これらの帯状電極（１３ａ）は図示のご
とく互いに平行に並んでいる。なお、符号（１３ｂ）
は、各帯状電極（１３ａ）の端部に設けられた端子であ
る。
【００１７】次に、本発明の動作について説明する。図
６は、前記帯状電極（１３ａ）と他方の透明電極（１
３）を対向させた状態における正面図を示すが、例えば
帯状電極（１３ａ）の左から２番目と４番目の端子（１
３ｂ）と他方の透明電極（１３）の端子（１３ｂ）間に
所定電圧（Ｖ）を印加するように操作すれば、同図でハ
ッチングを施した部分と対応する液晶層の部分が透明と
なる。
６は、前記帯状電極（１３ａ）と他方の透明電極（１
３）を対向させた状態における正面図を示すが、例えば
帯状電極（１３ａ）の左から２番目と４番目の端子（１
３ｂ）と他方の透明電極（１３）の端子（１３ｂ）間に
所定電圧（Ｖ）を印加するように操作すれば、同図でハ
ッチングを施した部分と対応する液晶層の部分が透明と
なる。
【００１８】さらに、図示しない検知手段により検知し
た商品の売り切れ情報を電気信号に変換し、この電気信
号に基づき前記端子（１３ｂ）間に印加する電圧を制御
するように電気回路を構成することにより、購入者はこ
の透明部分を通してこの透明部分と対応する商品見本の
みを視認することができる。
た商品の売り切れ情報を電気信号に変換し、この電気信
号に基づき前記端子（１３ｂ）間に印加する電圧を制御
するように電気回路を構成することにより、購入者はこ
の透明部分を通してこの透明部分と対応する商品見本の
みを視認することができる。
【図１】本発明の自動販売機を示す斜視図
【図２】本発明におけるパネル部の要部の断面図
【図３】本発明におけるパネル部の要部の断面図
【図４】本発明における液晶フィルムの要部の断面図
【図５】本発明における透明電極膜を示す正面図
【図６】透明電極膜の作用説明図
１ 自動販売機本体 ２ 商品見本 ３ 商品陳列部 ４ パネル部 ５ 商品選択ボタン １０ 透明基板 １１ 液晶フィルム １２ プラスチックフィルム １３ 透明電極膜 １４ 液晶層
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも一方が複数の電極からなる一
対の透明電極膜を対向させて配置し、ネマチック液晶を
多数のカプセル中に封入してなる液晶層を前記透明電極
膜間に介在させて液晶フィルムを構成し、該液晶フィル
ムを商品見本が陳列された商品陳列部の前面の透明基板
に配設させたことを特徴とする自動販売機のディスプレ
イ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9753094A JPH07306978A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 自動販売機のディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9753094A JPH07306978A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 自動販売機のディスプレイ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07306978A true JPH07306978A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14194814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9753094A Pending JPH07306978A (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 自動販売機のディスプレイ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07306978A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012208550A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Japan Tobacco Inc | たばこ展示ユニット、自動販売機、たばこ什器 |
| JP2014021697A (ja) * | 2012-07-18 | 2014-02-03 | Japan Tobacco Inc | 自動販売機 |
-
1994
- 1994-05-11 JP JP9753094A patent/JPH07306978A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012208550A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Japan Tobacco Inc | たばこ展示ユニット、自動販売機、たばこ什器 |
| JP2014021697A (ja) * | 2012-07-18 | 2014-02-03 | Japan Tobacco Inc | 自動販売機 |
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