JPH07306873A - 演算シートによる情報検索方法 - Google Patents

演算シートによる情報検索方法

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JPH07306873A
JPH07306873A JP7058500A JP5850095A JPH07306873A JP H07306873 A JPH07306873 A JP H07306873A JP 7058500 A JP7058500 A JP 7058500A JP 5850095 A JP5850095 A JP 5850095A JP H07306873 A JPH07306873 A JP H07306873A
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sheet
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JP7058500A
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Masanori Tamano
真紀 玉野
Takashi Yajima
敬士 矢島
Hiroyuki Okuda
弘幸 奥田
Kenji Kagaya
憲次 加賀谷
Shiyunsuke Akifuji
俊介 秋藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地図上で検索条件もイメージで表現して直接
DBを検索する方法を提供することである。 【構成】 領域指定のコード情報とDB検索するための
コード情報とイメージデータとを合成した演算シートを
作成する。演算シートのイメージデータとして、検索対
象領域を指定するための表示枠を生成し、検索対象であ
るイメージ情報と重ね合わせて表示する。演算シートの
イメージデータに対するユーザの操作に応じて、演算シ
ートのイメージデータに対応する領域を計算し、求めた
領域を検索対象領域とする検索条件がコード情報として
生成され、このコード情報にもとづいてDBが検索され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】イメージ情報中に表わされたオブ
ジェクトに関する属性情報を検索する方法に関する。さ
らに、地図中に表わされたオブジェクトに関連する属性
情報を検索する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、都市計画などの地域に関する計画
を企画する際、地図上でその地域の特徴などを検討し、
さらに詳細の情報は、その地域に関する関連情報データ
ベース(以下データベースは、DBと略す)を検索用の
関係計算言語(SQL:structured query language)
などのコード情報を用いて検索していた。
【0003】例えば、コード情報を用いた検索システム
が、特開平5−165401「地図検索システム」に開
示されている。この発明では、電話番号を検索キーとし
て、地図データベースを検索し、該当する地図を表示
し、表示した地図上に当該電話番号に対応する地図上の
住所の位置にマーキングする。また、データベースを検
索して得た、電話番号に付随する住所、加入者名を、地
図とともに、これらを表示する。
【0004】また、地図やレイアウト図などのような配
置図上の領域属性情報を、配置図上の領域に対応させて
出力するのに好適な画像の処理方法が、特開平4−15
5474「画像処理方法および装置」に開示されてい
る。この発明は、配置図を入力し、その配置図の所定領
域の境界を定める図を画像入力装置を用いて入力し、入
力した配置図上に境界を定める図を重ね合わせ、重ね合
わせた図を記憶装置に格納することにより、配置図の所
定領域に関係する情報に関して処理しやすくする方法で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムでは、
地図を表示するシステムとDBを検索するシステムが別
のシステムとして実現されてきたため、地図に関連する
情報を格納しているDBの検索は、一端地図から離れて
検索していた。そこで、特開平5−165401「地図
検索システム」では、電話番号というコード情報を検索
キーとして、地図データベースを検索し、地図を表示す
るとともに、電話番号に付随するコード情報をも表示す
ることによって、地図と関連するDB情報を検索してい
る。しかし、上記従来技術では、検索対象である地図を
大局的に把握し、その中で目的とする対象を抽出するた
めの解決手段については触れられていない。
【0006】一方、特開平4−155474「画像処理
方法および装置」では、配置図と配置図内部の所定領域
の境界を定める図とを画像処理によりマーカーを用いて
重ね合わせ、配置図に対する所定領域に関する情報を処
理しやすくしている。しかし、検索を試行しながら、所
定領域を指定する方法については触れられていない。ま
た、検索にSQLを用いる場合、検索の手間が掛かり、
同時に検索の試行錯誤の過程での地図上で直接情報の変
化を見ることが出来ない。
【0007】本発明の目的は、上記課題を解決するため
地図上で検索条件もイメージで表現して直接DBを検索
する方法を提供することである。また、本発明の他の目
的は、複数の検索条件を用いてDBの検索をするのに好
適な方法を提供することである。さらに、本発明の他の
目的は、検索条件を容易に変更できる検索方法を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の手順
により達成される。領域指定のコード情報とDB検索す
るためのコード情報とイメージデータとを合成した演算
シートを作成する。演算シートのイメージデータとし
て、検索対象領域を指定するための表示枠を生成し、検
索対象であるイメージ情報と重ね合わせて表示する。演
算シートのイメージデータに対するユーザの操作に応じ
て、演算シートのイメージデータに対応する領域を計算
し、求めた領域を検索対象領域とする検索条件がコード
情報として生成され、このコード情報にもとづいてDB
が検索される。さらに、互いに論理演算子で結合された
複数の演算シ−トを重ね合わせることにより、複数の検
索条件に対応した情報がDBから検索される。
【0009】
【作用】位置的な検索条件を表示装置に表示されたイメ
ージデータを操作し、イメージデータが表示されている
位置すなわち検索対象のイメージ情報上の位置を計算
し、その領域を検索対象領域を表わす検索条件として入
力するので、表示されているイメージ情報の位置を表わ
すコード情報を参照しなくても、検索対象領域が入力で
き、位置的な検索条件の入力が容易になる。
【0010】検索対象のイメージ情報すなわち地図の表
示に合わせて、検索対象領域の形状、大きさ、および領
域の位置を変えることが出来るため、地域の特性に沿っ
た分析が可能となる。
【0011】検索対象領域に関する検索条件を入力する
際に、検索対象となる領域を表わすイメージデータを、
検索対象であるイメージ情報とともに表示するため、検
索対象の地図を大局的に把握しながら、目的とする対象
を選び出すことが、容易になる。
【0012】一つの検索対象のイメージ情報に対して複
数の演算シートを生成でき、それらの演算シートは異な
る検索条件を表わせるので、イメージ情報が地図の場合
は地域ごとに、イメージ情報が図面の場合は、図面の一
部分ごとに検索条件を変えた検索ができる。また、それ
らの演算シートを同じ場所に重ね合わせて表示できるの
で、同一地域もしくは、同じ場所に関して検索条件の組
合せを変えて検索することが容易になる。
【0013】DBの検索条件の設定開始がユーザによっ
て指示された後、DB検索のための検索条件を設定する
領域を表示したまま、検索対象領域に関する条件を入力
することができるため、位置的な検索条件とコード情報
の検索条件の設定順序を自由に選択できる。
【0014】検索処理を実行して検索結果を表示したま
ま、再び検索処理や検索条件を変更できるため、前回の
検索結果を参照しながら次の検索条件を設定でき、試行
錯誤の検索が容易になる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。それぞれの図において同一の参照番号をつけたもの
は、同じものを示す。
【0016】図1に、本実施例の概略を示す。本発明の
処理手順は、目的を達成するため、DB情報読み込み処
理10、検索処理20からなる。
【0017】処理10は、顧客情報を格納している顧客
DB100、DB110に基づいて、DB検索条件のデ
ータ構造をDB検索フォーマットテーブル500として
生成する。また、処理10は、イメージ情報が格納され
ているイメージDB200と、イメージ情報と顧客DB
を関連づけたリンク情報を格納しているリンクDB30
0を読み込み、これらのDB情報を表示する。座標デー
タテーブル400は、イメージ情報に含まれる各オブジ
ェクトとDBのレコードとのさらに詳細な対応関係を格
納しており、リンクDB300のフィールドの一部と結
び付けられている。これらのテーブルに関しては、後ほ
ど詳細に説明する。
【0018】処理20は、演算シート生成指示検出処理
21、検索条件変更指示検出処理22、演算シート生成
・変更処理23、およびDB検索処理24からなる。
【0019】ここでいう、演算シートとは、イメージ情
報に対する検索対象領域を指定するイメージデータとコ
ード情報で表わした検索条件とを合成したものである。
イメージデータには、検索対象領域を指定する際に用い
るものと、コード情報で表わした検索条件が合成されて
表示されるものとがある。
【0020】また、コード情報で表現される検索条件に
は、領域条件、DB条件、及びシート間条件の条件があ
る。領域条件とは、イメージデータを操作して入力する
検索対象領域に関するコード情報であり、DB条件と
は、DBを検索する際に用いる検索条件に関するコード
情報である。シート間条件とは、演算シートを複数枚用
いて検索する際に、ある演算シートが持つ領域条件及び
DB条件が、どの演算シートが持つ領域条件及びDB条件と
どのような関係で検索するかを示すコード情報である。
なお、領域条件は入力装置3からコード情報で直接入力
されてもよい。
【0021】このように、表示装置5に表示されたイメ
ージ情報を操作することで位置的な検索条件を入力でき
るので、表示されているイメージ情報の位置を表わすコ
ード情報を参照しなくても、検索対象領域が入力でき、
位置的な検索条件の入力が容易になる。
【0022】処理20では、演算シートの生成の指示も
しくは、検索条件の変更の指示が入力されると、処理2
1及び、処理22でこれらの指示の内容が検出され、処
理23が実行される。処理23では、ユーザによる入力
装置からの入力、テーブル500の参照、及び予め用意
された値や、前回使用した値の設定によって、演算シー
トに関する初期値が入力され、これらの初期値を用いて
演算シートパラメータテーブル600が生成される。そ
して、このテーブル600に基づいて、演算シートのイ
メージデータが生成され、検索対象のイメージ情報に重
ね合わせて表示される。この演算シートのイメージデー
タの操作によって、領域条件が入力されてテーブル60
0に格納される。
【0023】このように、演算シートの生成において、
前回設定した値を初期値として設定出来るので、検索条
件の一部分を変更する場合、条件設定時間が短縮できる
ため、検索時間が短縮され、効率的な検索が行われる。
【0024】処理24は、処理23で生成したテーブル
600に基づき、DB100、DB110、DB20
0、およびDB300を参照して、DB検索がおこなわ
れ、検索結果が探索リンク点テーブル700に格納され
るとともに、演算シートのイメージデータ及び、検索結
果が表示される。
【0025】処理10、処理20及び、処理21〜26
のそれぞれの処理と、図9〜図12のフローチャートと
の対応関係は、次のようになる。すなわち、図9と図1
0が、本実施例全体の処理の流れを示しており、処理1
0の詳細が図9に示されており、処理20の詳細が図1
0に示されている。処理10の一部分である処理11
は、図9のs35である。処理20に含まれる、処理2
1、22は、図10のステップs55に対応し、処理2
3はステップs60〜s75に対応し、処理24はステ
ップs80に対応する。さらに、処理23に含まれる処
理25は、図11を用いて、また、処理24は、図12
を用いて詳細に示す。
【0026】図2に、本実施例のシステム構成図を示
す。中央処理装置(CPU)1と、顧客DB100、1
10、イメージDB200とリンクDB300を格納す
る外部記憶装置2と、入力装置3と表示装置5が、シス
テムバス6を介して接続されており、CPU内にメモリ
4が備えられている。メモリ4には、図1で示した処理
を実行するためのプログラム、及び各種テーブルが格納
されている。入力装置3は、マウスやペン入力装置に代
表される、指示装置を含んでいる。
【0027】図3(a)に、装置2内に格納されている
顧客DB100を示し、(b)に顧客DB110のテー
ブル構成図を示す。ここでは、顧客DBとしてDB10
0とDB110を考えるが、用いる顧客DBを二つに限
る必要はなく、一つまたは、三つ以上のDBを用いても
良い。また、複数のイメージと複数の顧客DBとが種々
の組合せでリンクされている場合、DB情報読み込み処
理10では、ユーザによって、最初に表示すべきイメー
ジ情報と顧客DBとの組合せが決定され、検索状況に応
じて、イメージ情報と顧客DBとの組合せが変更され
る。
【0028】図3(a)に示すように、顧客DB100
は、DB番号101、レコード番号102、顧客番号1
03、氏名104、男女区別105、住所106及び生
年月日107の各欄からなる。DB番号101は、各D
Bに固有の番号である。DB番号は、各DBにユニーク
な番号であれば、DBの名称を表わすコードデータでも
良い。レコード番号102は、DBに含まれるレコード
を区別する一連の番号であり、顧客番号103と兼ねて
もよい。欄104から欄107の各欄は、それぞれの項
目の内容に適した属性の顧客情報データが格納されてい
る。例えば、欄104には文字列、欄105には、0も
しくは1の値のような、男女を区別する値が格納され
る。
【0029】図3(b)に示すように、顧客DB110
は、DB番号111、レコード番号112、顧客番号1
13、世帯主名114、住所115、敷地面積116及
び土地所有者名117の各欄からなる。これらの各欄
は、DB100と基本的に同様であるので詳細な説明を
省略する。なお、欄113から欄117の各欄は、各顧
客DBで項目が同じとは限らない。
【0030】図4にイメージDB200とイメージデー
タ格納テーブル210のテーブル構成図を示す。本実施
例においては、イメージデータの一例として地図を用い
る。イメージデータで表わされた地図(イメージ地図)
が、テーブル210の211,212,213,214
…の各欄に格納されている。これらのイメージ地図の各
イメージ情報間に位置的な相互関係がある場合、この関
係を表わすため、それぞれのイメージデータに基点を定
め、その基点を一つの座標系で管理することでイメージ
情報全体を管理する。この座標系を絶対座標系と呼び、
絶対座標系における座標を絶対座標と呼ぶ。
【0031】イメージDB200は、イメージ番号20
1、イメージ名称202、イメージの種別203、イメ
ージの基点の絶対座標のX座標204、Y座標205、
およびイメージ情報格納テーブル先頭アドレス206の
各欄からなる。イメージ番号は、各イメージ情報を固有
に区別する番号であり、イメージ名称はイメージの内容
を文字列で表わしたものであり、イメージ種別は、例え
ば、イメージ情報が地図の場合、住宅地図、地形図、お
よび航空写真によって表わされた地図など、種類を表わ
すデータであったり、地図の縮尺や精度でもよい。ま
た、イメージ情報が、図面である場合、正面図、側面
図、レイアウト図、概観図および断面図などの図面の種
類を表わすデータである。すなわち、イメージ名称およ
びイメージ種別は、コード情報によってイメージの内容
を表わす手がかりとなる情報である。
【0032】また、図面では省略しているが、各イメー
ジ情報の内容を表わすイメージ情報を別に用意してもよ
い。そのようなイメージ情報として、例えば、イメージ
情報の概略が分かる程度に縮小したイメージ情報や、イ
メージ情報を表示したものを写真機、テレビカメラなど
で撮影したもの、あるいは手書きした図等がある。
【0033】図5にイメージ情報と、顧客情報であるコ
ード情報との対応関係を表わしたリンク情報を格納して
いるリンクDB300と、さらに詳細な対応関係を表わ
す座標データテーブル400のテーブル構成図を示す。
【0034】イメージ情報とコード情報の対応関係を表
わすリンク情報には、一次リンクと二次リンクがある。
一次リンクは、DBの各レコードのレコード番号と、そ
のレコードに対応するイメージ情報中のオブジェクトを
表わす座標データとの組合せであり、テーブル400に
格納されている。この一次リンクを少なくとも一つ以上
含む集合を二次リンクと呼び、二次リンクに関するリン
ク情報がDB300に格納されている。
【0035】二次リンクのリンク情報は、リンク属性、
リンク情報を作成した作成者氏名と作成日付、およびデ
ータ識別子からなり、DB300の301〜310の各
欄に格納されている。なお、リンク属性301には、リ
ンク定義302と使用メソッド303があり、データ識
別子306には、DB番号307、イメージ番号30
8、二次リンクを構成する一次リンクを格納しているテ
ーブル400の先頭アドレス309、一次リンクの数3
10がある。使用メソッドとは、例えば、顧客情報を変
更した場合、変更した顧客情報と対応付けているイメー
ジ情報を予め定めておいた方法で修正する処理がある。
【0036】イメージ情報1000の基点1001は、
先述したようにイメージDBの絶対座標系で表わしてい
るが、テーブル400における座標値は、各イメージ毎
の座標系(相対座標系)で表わされる。イメージ情報に
おける各オブジェクトは、通常、複数の座標値で表わさ
れ、各オブジェクトには、それぞれ点1002、100
3によって代表点を表わすこともできる。
【0037】このようにオブジェクトを表わす代表点を
持つことにより、検索対象領域から一次リンクを探索す
る際に検索処理量が少なくなってより早く検索できる。
【0038】図6は、DB検索フォーマットテーブル5
00のテーブル構成図である。テーブル500は、検索
条件の項目を区別する項目番号501、項目内容50
2、項目の属性503の各欄からなる。これらの欄は、
顧客DBを参照し、顧客DBの内容が各欄に複写され
る。
【0039】図7は、演算シートパラメータテーブル6
00のテーブル構成図である。テーブル600は、演算
シートに固有のシート番号601、シートの基点60
2、シートの形状605、シートの大きさ606、検索
項目を格納した検索項目テーブル620の先頭アドレス
609、検索結果の表示形式610、演算シートのイメ
ージデータを格納した、シートイメージデータテーブル
630の先頭アドレス611、および各演算シートが持
つDB条件の関係を表すシート間条件612の各欄からな
る。シート基点602の欄は、さらに基点のX座標値6
03、Y座標値604の各欄からなり、シートの大きさ
606の欄は、例えば、縦607と横608の長さを表
わす欄からなり、シート間条件612の欄は、検索条件
を結び付けるための演算シートのシート番号を格納す
る、演算先シート番号欄613とそれらの条件の関係演
算子を格納する演算子欄614とからなる。
【0040】テーブル600に設定された各種のパラメ
ータに基づいて、文字で表された検索条件及びその適用
範囲を示す領域が演算シートのイメージデータとして一
義的に生成され、そのイメージデータが検索対象のイメ
ージ情報の上に表示される。
【0041】本実施例では、シートの形状として、矩
形、円形、および多角形を例として挙げるが、検索対象
とするイメージ情報によって、自由曲線で囲んだ領域
や、予め登録した特定の形を利用してもよい。例えば、
イメージ情報として地図を用いる場合、行政区画やある
道路に沿った領域を表わす図形がある。
【0042】このように検索対象に応じて、シートの形
を変えることが出来るので、地域の特性に沿った分析が
可能となる。
【0043】テーブル620は、シート番号621、項
目番号622、項目623、属性624、設定値62
5、検索結果の表示フラグ626の各欄からなる。テー
ブル630は、シート番号631、設定用イメージデー
タ632、検索条件との合成後のイメージデータ633
を格納する各欄からなる。
【0044】図8は、探索リンク点テーブル700のテ
ーブル構成図である。テーブル700は、DB番号70
1、レコード番号702、イメージ番号703、座標値
704、およびDB検索の結果を格納する検索結果テー
ブル710の先頭アドレス705の各欄からなる。テー
ブル710は、シート番号711と検索結果フラグ71
4の各欄からなる。シート番号欄711は、生成した演
算シートの数だけ設ける。
【0045】演算シートを用いた検索方法を以下の手順
で説明する。まず、図9を用いて、図1の処理10を説
明する。この時画面表示例として図13が参照される。
次に、図14、図15の画面表示例を参照しながら、図
10を用いて検索処理20を説明する。そして、演算シ
ート生成・変更処理23を、図15、図16の画面表示
例を参照しながら、図11を用いて詳細に説明する。D
Bの検索処理を図12で説明し、検索結果の表示画面の
例を図17、図18、図19に示す。最後に、複数の演
算シートを用いた場合の検索結果を図20の画面表示例
を参照しながら説明する。
【0046】図9に、DB読み込み処理10のフローチ
ャートを示す。システムが起動されると、イメージDB
200のイメージ名称202、イメージ種別203の各
欄の内容が地図メニューとして表示装置に表示される
(s10)。入力装置3により検索する地図の地図名が
入力されると(s15)、イメージDB200から該当
するイメージデータが読み込まれて、表示装置5に表示
される(s20)。この時、同時にイメージ番号も読み
込まれる。
【0047】ここでは、地図名のみが入力される、種々
の地図の中から一つを特定することができるのであれ
ば、縮小したイメージの選択、模式的に表現したメニュ
ーの選択等によって検索する地図を指定し、地図に付随
するイメージ番号を入力してもよい。
【0048】次に検索対象のDB名が、入力装置3より
入力されると(s25)、入力されたDB名に対応する
DBのDB番号101または、111が、外部記憶装置
2に格納されている顧客DBより読み込まれる。これら
のイメージ番号とDB番号に基づき、リンクDB300
のリンク情報が読み込まれる(s30)。そして、顧客
DBの項目及びその項目の属性を参照して、DB検索フ
ォーマットテーブルがを生成される(s35)。
【0049】上記のように、顧客DBを参照してDB検
索のフォーマットが作成されるので、ユーザが顧客DB
の内容を予め知らなくても検索項目の設定が可能であ
る。
【0050】そして、検索するためのメニューと読み込
んだDB情報が表示装置5に表示され、ユーザからの入
力があるまで待ち状態になる(s40)。この時の画面
表示例を図13に示す。図13に示すように、メニュー
には、検索対象の地図とDBを指定するメニュー101
0と演算シートによる検索のためのメニュー1013が
ある。また、領域1018は、DB情報を表示する領域
である。
【0051】図13のメニュー1010は、検索対象の
地図を指定する領域1011と、参照する顧客DBを指
定する領域1012とからなる。ユーザは、領域101
1に表示された縮小図を見ながら、領域1012に表示
されたDBの中から対応するDBを選択できる。メニュ
ー1013は、演算シートの生成を指示するための領域
1014と、検索条件の変更を指示するための領域10
15と、システムを終了することを指示するための領域
1016からなる。
【0052】メニューの中の領域の選択は、領域指定記
号即ちカーソル1017を領域内に移動させ、マウス等
の入力装置によって、領域選択の指示を入力して実現さ
れる。選択される領域をボタンと呼び、以下では、この
領域を選択することをボタンを選択する又は、メニュー
を選択すると表現し、入力装置のボタン押すことと区別
する。
【0053】システムは、このようなメニューやDB情
報が表示された後、入力があるまで待ち、終了のボタン
1016が選択されたか否かを判定し(s45)、選択
された場合はシステムを終了し、選択されなかった場合
は、s50に進む。
【0054】s50では、検索するDBを変更するため
のメニュー1010が選択されたか否かが判定され、選
択された場合は、s10戻り、選択されなかった場合
は、図10のs55に進む。
【0055】図10は、検索処理20のフローチャート
である。はじめに、検索処理20では、図9のs50か
ら引き続き、選択されたメニューの内容を判定する(s
55)。選択されたメニューが「生成」1014の場合
はs60へ進み、「変更」1015の場合はs65へ進
む。まず、演算シートを生成する処理について説明し、
次に検索条件を変更する処理について説明する。
【0056】演算シートを生成する場合、まず演算シー
トの初期値として、予め設定された値、又は入力装置3
から入力された値が図7に示すテーブル600に設定さ
れる。演算シートの初期値は、図13の領域1018に
表示できる値が設定される。その結果表示された設定用
イメージデータの大きさが、検索対象を表示する領域1
018に対して大きすぎたり、小さすぎたりすることを
防止できるので、検索領域が確定されるまでに検索対象
の表示倍率を変更する必要がない。s55でメニュー1
014が選択されると、演算シートパラメータテーブル
600、620が生成され、このテーブルの欄601に
シート番号が設定される。図14に示したような演算シ
ートの形状を指定するためのメニュー1020が、メニ
ュー1013上に表示される。表示したメニュー102
0には、形状を指定するためのメニューとして、矩形用
領域1021、円形用領域1022、及び自由設定用領
域1023が設けられている。
【0057】ユーザによるカーソル1017の操作によ
って、これらのメニュー1021〜1023が選択さ
れ、形状を表わすパラメータとして、テーブル600の
欄605に格納される。欄602、606、及び610
には、予め用意された値が設定され、欄609には、テ
ーブル620の先頭アドレスが設定される。また、テー
ブル620の欄622〜624には、DB検索フォーマ
ットテーブル500に基づいてそれぞれの値が設定され
(s60)、欄613へは、予め用意した値として、欄
601のシート番号から1引いた値が格納され、欄61
4へは、演算子ORが格納され、s70に進む。図7
(a)のシート間条件612において、先頭のシート番
号1は、それ以前に演算の相手となるシートがないた
め、演算先のシート番号を格納する欄613には、0が
設定され、欄614には、演算子としてORが設定され
る。その結果、”0.OR.1=1”となって、シート
間条件は演算シート自身であることが表現される。演算
シート2は、シート1との論理積(AND)が行われる
ことを示している。演算シート3、4等には、演算先の
シート番号として”−1”が演算子として”NULL”
がそれぞれ設定され、シート間条件がまだ設定されてい
ないことを示す。つまり、複数の演算シートを組み合わ
せることによって、複数の検索条件を組み合わせた演算
ができる。
【0058】また、複数の演算シートを組み合わせたも
のを、あるひとつの演算の組とし、その演算の組を複数
個定義する場合について説明する。演算の組には、少な
くとも一つの演算シートがあり、その演算の組の先頭と
して格納される演算シートには、シート間条件の演算先
のシート番号の欄613へ、区ぎりとなる値が設定され
る。区ぎりとなる値には、例えば、上記のシート番号1
の演算シートが持つ演算先のシート番号の欄613に格
納されている”0”のような値がある。こうすること
で、複数の演算の組をテーブル600に格納できる。
【0059】s70では、s60で生成した演算シート
パラメータテーブル600を参照して演算シートのイメ
ージデータが生成され、図15(a)に示すように、D
B表示領域1018に表示された検索対象のイメージ情
報に演算シートのイメージデータが重ね合わせて表示さ
れる。さらに、図15(a)に示すように、検索条件確
定メニュー1031、及びDB検索条件の設定開始を指
示するためのメニュー1032がメニュー1013に表
示される。s70で用いられる演算シートのイメージデ
ータは、領域条件を入力する際に表示するイメージデー
タであり、設定用イメージデータとよぶ。一方、DB検
索条件が確定し、イメージ情報と合成された際に用いる
イメージデータがあり、これを合成後イメージデータと
よぶ。
【0060】検索条件の設定中の場合は、検索対象領域
が、表示されている検索対象のイメージデータの、どの
部分に対応するかを判り易く表示することが大切であ
り、イメージの合成後は、検索対象領域内のイメージ情
報の内容が重要である。そのため、検索条件の設定中あ
るいは、検索条件をイメージと合成した後のいずれかの
状態に応じて、演算シートとしてそれぞれ異なるイメー
ジ情報を用いることは、イメージ情報を参照する操作に
とって有効である。
【0061】上記のイメージデータの生成の際、各イメ
ージデータは、演算シートデータテーブル630に格納
され、テーブルの先頭アドレスがテーブル600の欄6
11に格納される。
【0062】上記のように、検索対象領域に関する検索
条件を入力する際に、検索対象となる領域を表わすイメ
ージデータが、検索対象のイメージデータと共に表示さ
れるので、検索対象の地図を大域的に把握しながら、目
的とする対象を容易に抽出できる。
【0063】一方、検索条件が変更される場合は、ステ
ップs55で、メニュー1015が選択されると、検索
条件を変更するモードが設定され、検索条件を変更する
演算シートが選択されるまで待ち状態になる。ユーザの
カーソル1017の操作によって演算シートが選択され
ると(s65)、ステップs70に進む。ステップs7
0の詳細は既に述べた。
【0064】次に、検索条件を設定する処理が実行され
(s75)、パラメータテーブル600に値が設定され
ると、DB検索ルーチンが実行されて(s80)、ステ
ップs40に戻る。本発明によれば、検索処理を実行し
た後、検索結果を表示したまま、再度検索処理を行える
ので、前回の検索結果を参照しながら次の検索条件を設
定でき、試行錯誤の検索が容易に行える。このときの画
面表示例を図19(a)に示す。領域1040がDB検
索条件設定用のウインドウであり、領域1075にDB
検索結果が表示される。本発明によれば、検索処理を実
行した後に再び別のシートを生成できるので、地域ごと
に検索条件を変えた検索による分析が可能となる。この
ときの画面表示例を図19(b)に示す。領域103
6,1037が領域条件を表すイメージデータが表示さ
れ、領域1076、1077がDB検索結果を表示する
領域である。1037,1040,1075〜1077
は、後ほど説明する。
【0065】s75の検索条件設定処理を図11のフロ
ーチャートを用いてさらに詳しく説明する。検索条件設
定処理では、まず、図15(a)のメニュー1031に
示したような、検索条件確定メニュー1031が選択さ
れたか否かが判定される(s100)。メニュー103
1が選択された場合、s130に進み、入力されたパラ
メータがテーブル600に格納され(s130)さら
に、DB検索条件設定用のウインドウが表示されていれ
ば、表示されたウインドウが消去される。
【0066】本実施例では、確定メニュー1031が選
択される入力に応じて、s130に進んでいるが、例え
ば、押下されていたマウスのボタンがはなされたことや
タブレットからペンが離れたことを検知し、それに応じ
て、s130に進んでもよい。さらに、演算シートのイ
メージデータの変形や移動、すなわち検索領域の変更を
指示する入力に応じてs130にすすんでもよい。
【0067】検索に必要なパラメータがテーブル60
0、620に設定され、条件変更モードから確定モード
になることを、演算シートの合成とよび、演算シートが
合成された際に表示装置5に表示する演算シートのイメ
ージデータが、前述した合成後イメージデータである。
合成後イメージデータの画面表示例を図15(b)の1
035に示す。
【0068】s100の判定の結果、課っくていメニュ
ーが選択されていない場合は、(1)領域条件の設定、
又は(2)DB検索条件の設定のいずれかが判定される
(s105)。それぞれの条件設定を開始する方法を、
演算シートの設定用イメージデータを表示装置5に表示
した図15(a)の画面表示例を用いて説明する。
【0069】(1)領域条件の設定は、設定用イメージ
データが表示されている領域1033のうち領域103
4以外の部分をカーソル1017で選択されることで開
始される。あるいは、マウスのボタンが押下されたこと
やタブレットにペンが接触したことを検知し、それに応
じて領域条件の設定を開始し、カーソル1017の位置
とマウスのボタンが押された時のカーソルの位置とに応
じて、検索領域の境界を表示しても良い。DB検索条件
の設定は、領域1034もしくは、メニュー1013上
の領域1032を選択することによって開始する。領域
1034は、メニュー1032と同様のDB検索条件を
設定するウインドウの表示を指示するための領域であ
る。
【0070】図15(a)のように、領域条件を設定す
るためのイメージデータ内に、DB検索条件の設定を開
始するためのメニューを設けることで、カーソルの移動
量が小さくなるので、検索条件の設定の切替が容易にな
り、特に表示画面の大きさが、単位時間当たりのカーソ
ル移動量に比べて大きい場合、有効である。
【0071】領域条件の設定の開始が指示された後、カ
ーソル1017を用いて、設定用イメージデータを操作
すると、イメージデータの位置や大きさが変更される度
に変更された演算シートに対応するイメージが表示装置
5に表示される(s110)。その後DB検索条件設定
の指示もしくは、確定メニューの選択入力があるまで、
設定用イメージデータが表示されている領域が検出さ
れ、生成した演算シートの検索対象領域が計算される
(s115)。s115で求めた値は、s130でテー
ブル600の欄602、606に格納される。
【0072】(2)DB検索条件の設定の開始が指示さ
れると、図16(a)に示すようにDB検索条件設定用
のウインドウ1040が表示装置に表示される(s12
0)。ウインドウ1040は、テーブル620を参照し
て生成する。ステップs125では、表示形式、検索項
目に対する設定値、およびその検索項目に対する検索結
果を表示するか否かの指示が、入力装置3を介して、ウ
インドウ1040に入力される。また、このs125で
は、シート間条件612が入力される。演算先のシート
番号613には、予め設定されたシート番号、又は、ユ
ーザがカーソル1017で指定した演算シートのシート
番号が用いられる。シート間の演算子614は、キーボ
ードからの入力または、表示されたメニューからの選択
によって設定される。これらの値は、既に述べたように
ステップs130において、テーブル600および62
0に格納される。予め定めた特定の値を演算先シート番
号に設定することにより、ある演算シートの持つ検索条
件は、その中に含まれるシート間の演算子に基づいて、
一つ前に生成された演算シートが持つ検索条件と結び付
けられて、検索処理が実行される。その結果、演算先シ
ート番号をその都度設定する必要がなくなる。以上の様
にDB検索条件の設定開始が指示され、図16のように
ウインドウ1040を表示したのちに、ユーザが領域条
件の設定を指示することができるため、位置的な検索条
件とDB検索のための検索条件の設定の順序を自由に選
択できる。
【0073】図16(b)に示した、ウインドウ104
0は、表示形式入力用領域1041,1042、検索項
目に対する設定値入力用領域1043〜1047、及び
各検索項目1043〜1047に対する検索結果を表示
するか否かを設定する領域1048〜1052からな
る。例えば、領域1047に年齢が70歳以上であるデ
ータをDB検索することを指示した場合の検索結果を図
18に示す。図18に関する説明は後述する。
【0074】つぎに、図12を用いて、s80のDB検
索処理を説明する。DB検索処理では、まずs115で
求めた検索対象領域の中に含まれる一次リンクが、リン
クDB300を用いて探索され、探索された一次リンク
のリンク情報が図8に示したテーブル700、710に
格納される(s200)。演算シートを複数枚生成する
場合、テーブル700,710には、リンクDB300に含まれる一
次リンクのリンク情報のうち、領域1018に表示している
イメージ情報に対応づけられている一次リンクが格納さ
れる。なお、テーブル710のシート番号711の各欄
とフラグの欄714には、初期値として−1が設定され
ており、テーブル700にデータが格納されると、71
1、714のそれぞれの欄には、0が設定される。求め
たリンク情報に基づいてイメージ情報表示領域1018
に、欄714のフラグが0の一次リンクのリンク情報が
表示される(s205)。図17(a)のマーク106
1〜1069にリンク情報の表示例を示す。
【0075】それと同時に、s200で求めた一次リン
クに対して、顧客DB情報とテーブル620に格納され
ているDB検索条件とに基づいて、DB検索が行われる
(s210)。本実施例では、領域検索の後DB検索を
しているが、一次リンクの数が多い場合、DBの検索を
した後に一次リンクの抽出をしてもよい。
【0076】各演算シートについてのDB検索の結果、
該当する一次リンクに対しては、テーブル710の欄7
11に1が設定される。また、欄711とテーブル60
0の欄612とを参照して、該当するレコードに対する
欄714には、1が設定され、フラグが設定される(s
215)。次に、ステップs205で表示した一次リン
クのうち、714の値が1であるフラグが立っている一
次リンクが、そのまま表示され、欄714の値が1以外
の値である一次リンクは、表示されない(s220)。
図16(b)のマーク106a,106b,106c,
106dが、714のフラグが立っている一次リンクに
関するリンク情報である。図17(b)では、s205
で表示した一次リンクとs220で表示する一次リンク
とで色を変えてリンク情報を表示し、異なるリンク情報
を同じ画面に同時に表示しているが、リンク情報を示す
マークの形を変えてもよく、また、s205で表示した
リンク情報の表示をせずに、s220で得た一次リンク
のみ表示してもよい。
【0077】本発明では、検索対象領域内に含まれる一
次リンクの情報と、その一次リンクからDB検索条件に
よって抽出した一次リンクの情報とを表示するため、D
B情報と関連づけてられたイメージ地図上のオブジェク
トの中に、DB検索条件に該当するオブジェクトがどの
程度含まれているかを知ることができる。さらに、検索
条件を変更する際に、素手にえられた検索結果の概要を
参照できる。
【0078】そして、欄701,702を参照して、欄
705にフラグが立っている一次リンクに関する顧客D
B情報が読み込まれる(s225)。テーブル600の
表示形式610とDBの検索結果を表示するか否かを示
すフラグ626とを参照して、読み込んだ顧客DB情報
から、DB結果表示用データが生成され(s230)、
生成したデータが表示装置5に表示される(s23
5)。DB検索結果の表示例を図18に示す。1071
〜1074はそれぞれ、DB検索結果が表示される。s
125で設定した値は、DB検索結果として氏名と年齢
を表示し、その表示形式は、該当するそれそれの一次リ
ンクに対してカード形式の表示領域を表示する形式であ
ることを示している。演算シート内の領域1034に
は、年齢が70歳以上というコード情報で表される検索
条件が表示される。本実施例では、カード形式の表示領
域と図17(b)のマーク106aのような対応する点
とが予め定めた表示形態で結ばれているが、後に示す図
19(a)のようにリンク情報に対応するマーク200
1に対して、対応する顧客DBのレコードを示したカー
ド2002の表示位置が相対的に一定の位置になるよう
に表示しても良い。またステップs125で図16
(a)に示す領域1041が選択されている場合は、複
数のDB検索の結果が一つの表形式にまとめられて表示
される。
【0079】以上の様に、DB検索の結果とそれに対応
する地図上の位置の対応関係が判り易く表示されるの
で、ユーザは、イメージ情報との対応関係を見失うこと
がなく、個々の検索結果を確認できる。
【0080】最後に、複数枚の演算シートを用いてDB
検索した結果の画面例を図20に示す。図20(a)
は、ほぼ同一の演算シートが重ね合わされて配置されて
いる。この重ね合わせは、一つの領域に対して、複数の
検索条件で検索していることを示す。図20(b)は、
大きさの異なる演算シートを部分的に重ね合わされて配
置されている。図20(b)は、演算シート2003の
持つ検索条件と演算シート2004の持つ検索条件とが
ANDで結ばれた検索条件によって検索された結果を表
している。すなわち、図20の(b)は、演算シート2
003の領域条件を満たし、かつ演算シート2004の
領域条件を満たす一次リンクの中で、演算シート200
3のDB条件を満たし、かつ演算シート2004のDB
条件を満たす一次リンクが表示されている。図35
(a)では、対応する顧客DBのレコードの内容やその
内容を用いて決定された情報を表示したカード2002
の表示位置が、リンク情報に対応するマーク2001に
対して、相対的に一定の位置になるように表示される。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、位置的な検索条件を表
示装置に表示されたイメージ情報を操作するだけで入力
できるので、表示されているイメージ情報の位置を表わ
すコード情報を参照しなくても、検索対象領域が入力で
き、位置的な検索条件の入力が容易になる。
【0082】本発明によれば、演算シートの生成におい
て、前回設定した値を初期値として設定出来るので、検
索条件を一部分変更する場合、条件設定時間が短縮で
き、検索時間が短縮され、効率的な検索方法が提供され
る。
【0083】オブジェクトを表わす代表点を設けること
によって、検索対象領域から一次リンクを探索する際の
検索処理量が少なくなり、より早い検索が可能となる。
【0084】検索対象に応じて演算シートの形を変える
ことが出来るので、地域の特性に沿った分析が可能とな
る。
【0085】顧客DBを参照してDB検索のフォーマッ
トが作成されるので、顧客DBの内容を予め知らなくて
も検索項目を設定できる。
【0086】検索条件の設定中の場合は、検索対象領域
が、表示されている検索対象のイメージ情報のどの部分
であるかを表わすことが大切であり、演算シートとイメ
ージ情報との合成後は、検索対象領域内のイメージ情報
の内容が重要である。そのため、演算シートを検索条件
の設定中か、検索条件と合成後かによって、異なるイメ
ージ情報を用いることが有効である。
【0087】本発明によれば、検索対象領域に関する検
索条件を入力する際に、検索対象となる領域を表わすイ
メージデータを、検索対象であるイメージ情報とともに
表示するため、検索対象の地図を大域的に把握しなが
ら、目的とする対象を抽出することが容易になる。
【0088】本発明によれば、検索処理を実行し、検索
結果を表示したまま、再び検索処理を続行できるので、
前回の検索結果を参照しながら、次の検索条件を設定す
ることが出来るため、試行錯誤の検索が容易となる。
【0089】検索処理を実行した後に再び別のシートを
生成することが出来るので、地域ごとに検索条件を変え
た検索による分析が可能となる。
【0090】領域条件を設定するためのイメージデータ
内に、DB条件の設定を開始するためのメニューを設け
ることで、検索条件の設定の切替が容易になり、特に表
示装置の大きさが、単位時間当たりのカーソル移動の大
きさに対して大きい場合、有効である。
【0091】DBの検索条件の設定開始が指示され、ウ
インドウ1040が表示された後でも、領域条件の設定
を指示できるため、位置的な検索条件とDB検索のため
の検索条件の設定を自由に選択できる。
【0092】検索対象領域内に含まれる一次リンクの情
報と、その一次リンクからDB検索条件によって抽出し
た一次リンクの情報とを表示するため、DB情報と関連
づけてあるイメージ地図上のオブジェクトに対して、該
当するオブジェクトがどの程度含まれているかを知るこ
とができる。さらに、検索条件を変更する際に、検索結
果の概要を参照することが出来る。
【0093】DB検索の結果とそれに対応する地図上の
位置の対応関係が画面に表示されるので、個々の部分に
対する情報を表示しても対応関係を見失うことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略を説明するための図である。
【図2】本発明を実施する場合のシステム構成図であ
る。
【図3】顧客DBの構成図である。
【図4】イメージDBの構成図である。
【図5】顧客DBとイメージDBとの対応関係を格納し
たリンクDBの構成図である。
【図6】演算シートのフォーマットテーブルの構成図で
ある。
【図7】演算シートの検索条件を格納するパラメータテ
ーブルの構成図である。
【図8】探索したリンク点に関するデータを格納するテ
ーブルの構成図である。
【図9】DB情報読み込み処理のフローチャートであ
る。
【図10】検索処理のフローチャートである。
【図11】検索条件設定のフローチャートである。
【図12】DB検索処理のフローチャートである。
【図13】メニュー画面の画面表示例である。
【図14】検索領域初期値入力メニューの例である。
【図15】検索条件入力画面の画面表示例である。
【図16】DB検索条件入力の画面表示例である。
【図17】検索結果の画面表示例である。
【図18】検索結果の画面表示例である。
【図19】検索結果の画面表示例である。
【図20】検索結果の画面表示例である。
【符号の説明】
1…中央処理装置、2…外部記憶装置、3…入力装置、
4…メモリ、5…表示装置、6…システムバス、100
…顧客DB、200…イメージDB、300…リンクD
B、400…座標データテーブル、500…DB検索フ
ォーマットテーブル、600…演算シートパラメータテ
ーブル、700…探索リンク点テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加賀谷 憲次 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所情報システム事業部内 (72)発明者 秋藤 俊介 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部記憶装置、表示装置、及び入力装置を
    有する処理装置を用いた情報検索方法は、 前記入力装置からの指示に基づいて、位置的条件を表わ
    すイメージとコード情報で構成した検索条件とでイメー
    ジデータを合成し、 前記イメージデータをイメージ情報に重ねて前記表示装
    置に表示し、 前記イメージデータに対応する情報を、前記イメージ情
    報に関連付けられて前記外部記憶装置に格納されたデー
    タベースから検索することを特徴とする演算シートによ
    る情報検索方法。
  2. 【請求項2】外部記憶装置、表示装置、及び入力装置を
    有する処理装置を用いた情報検索方法は、 前記入力装置からのユ−ザの指示に基づいて、互いに異
    なる検索条件とその適用範囲をそれぞれ合成した複数の
    イメ−ジデ−タを、前記表示装置に表示されたイメ−ジ
    情報に重ね合わせて表示し、 前記複数のイメ−ジデ−タ相互で定義された論理演算の
    結果に対応するコ−ド情報を前記外部記憶装置から検索
    することを特徴とする演算シートによる情報検索方法。
JP7058500A 1994-03-18 1995-03-17 演算シートによる情報検索方法 Pending JPH07306873A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11134361A (ja) * 1997-10-24 1999-05-21 Hitachi Ltd 情報提示装置および情報提示方法
JP2003241651A (ja) * 2002-02-18 2003-08-29 Culture Convenience Club Co Ltd 地図データを利用した特定情報抽出活用システム
JP2005332419A (ja) * 2005-07-29 2005-12-02 Tokyo Electric Power Co Inc:The 記号画像の自動リンク方法
JP2007179565A (ja) * 2007-02-19 2007-07-12 Sharp Corp 携帯機器

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