JPH07306626A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07306626A
JPH07306626A JP6123103A JP12310394A JPH07306626A JP H07306626 A JPH07306626 A JP H07306626A JP 6123103 A JP6123103 A JP 6123103A JP 12310394 A JP12310394 A JP 12310394A JP H07306626 A JPH07306626 A JP H07306626A
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JP
Japan
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polygon mirror
image
signal
driving
laser
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JP6123103A
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English (en)
Inventor
Akira Nakatani
谷 亮 中
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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  • Laser Beam Printer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像形成開始時における各構成機構のシーケン
ス制御の最適化を図り、ファーストプリントタイムの時
間を短縮し、かつ画像の濃度ムラと記録媒体の裏汚れが
発生することのない制御手段を備えた画像形成装置を提
供する。 【構成】画像情報に基づいて変調したレーザ光を回転多
面鏡により走査して静電担持体上に照射することにより
電子写真プロセスを用いて画像形成を行なう画像形成装
置において、印字要求が出力された際に、前記回転多面
鏡の回転数が所定の回転数に達する(Ready)以前
に、レーザAPCによるレーザ光の光量調整を開始し、
前記回転多面鏡の回転数が所定の回転数(Ready)
に達した後で、同期信号検知手段(BD検知手段)によ
りスキャナモータの同期信号(BD)を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータか
らの印字情報を画像情報に展開し、電子写真プロセスを
用いて画像を形成する画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の画像形成装置の一例を示す
断面構成図、図10は印字要求からプリント出力のタイ
ミングを示すタイミング図であり、例えばレーザビーム
プリンタの場合を示す。
【0003】図9において、100’はコントローラ部
で、図示しないホストコンピュータから入力されたコー
ドデータである電気信号をビデオコントローラ部10
3’で、ドットイメージに展開し、ビデオコントローラ
内部のメモリに格納した後、エンジン部102’にビデ
オ信号として返送する。エンジン部102’の各要素
は、エンジンコントローラ105’により制御され、コ
ントローラ部100’とのビデオ信号のやり取りもエン
ジンコントローラ105’を介して行われる。
【0004】図10のタイミング図で前記および図9に
示される各構成部材の動作シーケンスを説明すると、ビ
デオコントローラ部100’は、画像を展開した後に印
字要求信号(プリント)をエンジンコントローラ10
5’に送信する(T401)。エンジンコントローラ1
05’は、感光ドラム112’のメインモータを立ち上
げ(T401)、メインモータからレディ信号が返信さ
れたならポリゴンミラー108’のスキャナモータを立
ち上げる(T402)。 スキャナモータは、ポリゴン
ミラー108’を回転するので慣性が大きく立ち上がり
に時間がかかる。また図11に示すように立ち上げ時に
は、速やかに規定回転数に制御されずオーバーシュート
により一度レディになった後、規定回転数の上限を外れ
る(T403)。
【0005】エンジンコントローラ105’は、一度ス
キャナレディを検出した後で一定時間待ってスキャナレ
ディであればスキャナが規定回転数に達したことを判断
する(T404)。
【0006】スキャナが規定回転数に達してからレーザ
光量を規定の光量にするための光量調整であるレーザA
PC(以後レーザAPCと記載)を開始する(T40
4)。エンジンコントローラ105’は、レーザ光量が
規定の光量に達してから(T405)水平同期BD(以
下BDと記載)の周期を判断し、規定の周期であること
を判断したら水平同期信号であるBD信号をビデオコン
トローラ103’に送信し、垂直同期信号を送信する
(T406)。 既に給紙してある記録媒体S’の垂直
同期を取るためにレジストローラ(RPF)122’を
ONして画像形成を行う。
【0007】エンジンコントローラ105’に入力され
たビデオ信号は、レーザドライバ106’に送出され、
ここで半導体レーザ107’のON/OFFが制御され
る。この半導体レーザ107’から出射されたレーザ光
110’はポリゴンミラー108’により偏向されて感
光ドラム112’の長手方向の走査光となり、ミラー1
09’を介して感光ドラム112’上に投影される。感
光ドラム112’は、矢印方向に回転し、一次帯電器1
11’により一次帯電された後、レーザ光のON/OF
Fに応じた露光を受け、感光ドラム112’表面に静電
潜像が形成される。そして、現像器113’により着色
荷電粒子(以後、トナーと称する)が付与され、顕像が
得られた後、転写帯電ローラ114’により給紙カセッ
ト120’から給紙ローラ121’によって一枚づつ取
り出された記録媒体S’に上記顕像が移しとられる。転
写残りトナーは、感光ドラム112’の表面よりクリー
ニング器115’により払い拭われ、感光ドラム11
2’は次の画像形成工程に備える。
【0008】一方、未定着トナー像が載った記録媒体
は、定着器116’に挿通され、永久定着像が得られた
後、最終プリントとして記録媒体は図中矢印方向に従っ
て機外に排出される。なお、図中の矢印は、給紙カセッ
ト120’から取り出されて搬送される記録媒体の給送
軌跡を示す。定着器116’は中空の定着ローラ11
7’にヒータ(定着ヒータ)119’を有しておりヒー
タ119’に通電することで定着ローラ117’が過熱
され、定着ローラ117’の表面温度を検知する温度セ
ンサの出力がエンジンコントローラ105’に入力さ
れ、ヒータ119’がON/OFFされて、所定の表面
温度が維持される。加圧ローラ118’は付勢手段(図
示しない)により定着ローラ117’に押圧され、記録
媒体に載った状態の未定着トナーは定着ローラ117’
と加圧ローラ118’のなすニップ内で記録媒体ととも
に加熱、加圧され永久定着される。
【0009】永久定着された記録媒体S’は、通常その
まま排紙される(T407)。
【0010】画像形成が終了したなら、スキャナモー
タ、メインモータを停止する(T408)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、以下の不具合が生じた。
【0012】レーザAPCを行うときには、レーザ光が
感光ドラムを露光するのでそのまま現像してしまうと転
写帯電ローラ114’を汚してしまい、記録媒体の裏側
が汚れてしまう。この対策として現像器113’で現像
バイアスを印加しない様に制御していた。しかし現像バ
イアスを印加しないと露光された部分が次回使用される
時に充分に帯電されず、このため露光部分が画像の濃度
ムラとして現れてしまう。この濃度ムラを画面に出さな
いようにするために、APCの後で感光ドラムを1回転
以上回してから印字を行なっているが、このためファー
ストプリントタイムが遅くなってしまう。
【0013】また、レーザAPCの直後で印字を開始す
る場合に、画像の濃度ムラが発生しないようにレーザA
PCを行った感光ドラムの領域に対して現像弱電バイア
スをかける方法もあるが、感光ドラム上に静電潜像の一
部が形成され、それが転写帯電ローラ114’上で現像
されて転写帯電ローラ114’を汚してしまい、記録媒
体S’の裏側が汚れてしまうという問題が生じていた。
【0014】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、ファー
ストプリントタイムの時間を短縮し、かつ画像の濃度ム
ラと記録媒体の裏汚れが発生することのない制御手段を
備えた画像形成装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、画像情報生成手段から出力される
画像情報に基づいて変調したレーザ光を回転多面鏡によ
り走査して静電担持体上に照射することにより電子写真
プロセスを用いて画像形成を行なう画像形成装置におい
て、前記レーザ光を発生するレーザ光発生手段と、前記
レーザ光の光量を調整する光量調整手段と、前記回転多
面鏡を駆動する駆動手段と、前記回転多面鏡の回転数が
所定の回転数に達したか否かを検出する検出手段と、前
記駆動手段の同期信号を検知する同期信号検知手段とを
有し、前記画像情報生成手段からの印字要求が出力され
た際に、前記駆動手段により前記回転多面鏡を駆動する
とともに、前記回転多面鏡の回転数が所定の回転数に達
する以前に、前記光量調整手段による光量調整を開始
し、前記回転多面鏡の回転数が所定の回転数に達した後
で、前記同期信号検知手段により前記駆動手段の同期信
号を検知する。
【0016】また、感光体上にレーザ光を走査する光学
系の駆動手段と、前記駆動手段の同期信号を検知する同
期信号検知手段と、前記感光体の静電潜像を可視像化す
る現像手段と、前記可視像を記録媒体に転写する転写手
段とを有する画像形成装置に於て、前記同期信号検知手
段の同期信号検知時あるいは同期信号未検知状態発生時
に、前記現像手段の出力値を通常現像の値と0Vとの間
の中間の値に設定する手段と、前記現像手段が中間の値
をとる領域に対して、前記転写手段の出力値を通常転写
の値と0Vとの間の中間の値に設定する手段とを設け
る。
【0017】また、画像信号に基づいてオンオフされる
レーザダイオードのレーザ光をポリゴンミラーで感光体
ドラム上に走査させ、静電写真プロセスによって画像を
形成する画像形成装置において、前記レーザ光を発生す
るレーザダイオードと、前記レーザ光の光量を調整する
光量調整手段と、前記ポリゴンミラーを駆動する駆動手
段と、前記ポリゴンミラーの回転数が所定の回転数に達
したか否かを検出する検出手段と、前記駆動手段の同期
信号を検知する同期信号検知手段とを有し、画像形成開
始時、まず前記ポリゴンミラーを駆動するスキャナモー
タを通常印字時よりも低速で回転させ、前記スキャナモ
ータ低速起動後の所定タイミングで前記感光体ドラムを
駆動するメインモータの立ち上げを行う立ち上げ制御手
段と、前記スキャナモータ低速起動後の所定タイミング
でレーザ光の光量を調整する光量調整手段とを有し、前
記メインモータの駆動電流の立ち上がり時よりも小さく
なった時点でスキャナモータを通常印字時の回転数に切
り換え、前記スキャナモータの回転数が所定の回転数に
達したか否かを検出する検出手段によって所定の回転数
に達したことを検出した後で、前記同期信号検知手段に
より前記駆動手段の同期信号を検知するようにしても良
い。
【0018】さらに、上記の画像形成装置において、画
像形成開始時、まず前記ポリゴンミラーを駆動するスキ
ャナモータを通常印字時よりも低速で回転させ、前記ス
キャナモータ低速起動後の所定タイミングで前記スキャ
ナモータの駆動を停止し、前記ポリゴンミラーを慣性回
転状態にすると同時に前記感光体ドラムを駆動するメイ
ンモータの立ち上げを開始し、前記感光体ドラム駆動開
始後の所定タイミングで再び前記スキャナモータを低速
で回転させる立ち上げ制御手段と、前記スキャナモータ
低速起動後の所定タイミングでレーザ光の光量を調整す
る光量調整手段とを有し、前記メインモータの駆動電流
の立ち上がり時よりも小さくなった時点でスキャナモー
タを通常印字時の回転数に切り換え、前記スキャナモー
タの回転数が所定の回転数に達したか否かを検出する検
出手段によって所定の回転数に達したことを検出した後
で、前記同期信号検知手段により前記駆動手段の同期信
号を検知するようにしても良い。
【0019】
【作用】上記のように構成された画像形成装置において
は、レーザ光の光量調整を行うタイミングを従来のシー
ケンスよりも前に行う事により、レーザ光の光量調整に
よって感光された静電担持体としての感光ドラムの一部
を一回転以上回転させるまでの時間を短縮することにな
り、その後出力画像が感光される。
【0020】レーザ光の光量調整を行うタイミングを前
にするために回転多面鏡の駆動手段が完全に立ち上がり
切る前にレーザ光の光量調整を行ない、従来レーザ光の
光量調整終了後すぐに行っている回転多面鏡の周期信号
検出は、回転多面鏡の駆動手段が完全に立ち上がってか
ら行なわれる。
【0021】また、回転多面鏡の同期信号検知手段の同
期信号検知時あるいは同期信号未検知状態発生時に、前
記現像手段の出力値を通常現像の値と0Vとの間の中間
の値に設定し、前記現像手段が中間の値をとる領域に対
して、前記転写手段の出力値を通常転写の値と0Vとの
間の中間の値に設定することで、同期信号検知時あるい
は同期信号未検知状態発生時の感光ドラム上に記録され
た静電潜像が現像化されることがなくなる。
【0022】また、画像形成開始時、まずスキャナモー
タを通常印字時よりも低速で回転させ、その後で感光体
ドラムを駆動するメインモータの立ち上げ制御と、レー
ザ光の光量調整を行ない、メインモータの駆動電流が、
立ち上がり時よりも小さくなった時点でスキャナを通常
印字の回転数に切り換わり、同期信号検知は、スキャナ
モータが完全に立ち上がってから行なわれる。
【0023】さらに、画像形成開始時、まずスキャナモ
ータを通常印字時よりも低速で回転させ、その後で感光
体ドラムを駆動するメインモータの立ち上げ制御と、レ
ーザ光の光量調整が行われ、この時、メインモータの立
ち上げ時には駆動電流が非常に大きいのでスキャナの駆
動を停止する。その後、再びスキャナを通常印字時より
も低速で回転させる。メインモータの駆動電流が立ち上
がり時よりも小さくなった時点で、スキャナを通常印字
の回転数に切り換わり、同期信号検知は、スキャナモー
タが完全に立ち上がってから行なわれる。
【0024】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。 (第1実施例)図1は、本発明の第1の実施例を表す画
像形成装置の印字要求からプリント出力までの制御のタ
イミング図であり、図2は本発明を適用した画像形成装
置の断面構成図、図3は本発明を適用した電気回路のブ
ロック図である。
【0025】図1,2および3において印字処理のシー
ケンス(前回転)を説明すると、まずコントローラ部1
00は、不図示の画像情報生成手段としてのホストコン
ピュータからのコードデータを画像情報であるビットマ
ップ情報に展開する。ビットマップデータは、ビデオコ
ントローラ部103の画像メモリ(バッファ103d)
に一旦記憶される。1ページの画像が蓄えられたビデオ
コントローラ103は、エンジン部102に対して画像
出力を要求する。
【0026】プリント信号がONしたことを判断したエ
ンジンコントローラ105は、定着器116の温度を定
着可能温度になるように定着ヒータ119の制御を開始
する。そして静電担持体としての感光ドラム112のメ
インモータ13を立ち上げるためにメインモータON信
号を真にする(T101)。
【0027】メインモータレディが真になったことを検
知したら回転多面鏡としてのポリゴンミラー108を回
転駆動させる駆動手段としてのスキャナモータ11の回
転制御を開始する為にスキャナモータ11のON信号を
真にする(T102)。
【0028】回転数の検出手段としてのスキャナモータ
ドライバ12がスキャナモータ11レディ信号の最初の
真を検知したらレーザ光発生手段としてのレーザダイオ
ード107のレーザ光量を制御して所定光量になるよう
に光量調整手段としてのレーザドライバ106を制御し
調整する(T103)。
【0029】スキャナモータ11が完全に規定回転数に
達したことを検知したら、レーザダイオード107を発
光させ受光素子8にて検出された信号のBD(水平同
期)周期をBD回路9にて判断する(T105)。
【0030】BD信号に異常ないことを判断し、その他
の各要素を起動する。給紙カセット102に記録媒体
S’が有り給紙可能であることを紙有無センサ16の信
号で判断してピックアップソレノイド22をONして記
録媒体S’を給紙する(T106)。
【0031】給紙された記録媒体S’の垂直同期を取る
ために、レジストローラ122を回転させるRPF信号
を送信する(T107)。これと共にビデオコントロー
ラ103に対して記録媒体S’の先端同期信号(垂直方
向の同期信号)と水平方向の同期信号(BD信号)を発
生する。
【0032】前記に説明したT104とT107の間隔
は、ドラム一回転周期よりも長くなるように制御する。
【0033】ビデオコントローラ103は、バッファ1
03dのドットイメージを水平方向列毎のビデオ信号と
して、垂直、水平方向の同期信号に同期させてエンジン
部102に送る。エンジンコントローラ105は、記録
媒体S’に画像を形成可能な領域(画像印字可能領域)
と受光素子8でレーザ光を検出するタイミング以外では
レーザダイオード107が発光しないようにビデオ信号
をマスクする。マスク後のビデオ信号はレーザドライバ
106およびレーザダイオード107にてレーザ光を変
調し、レーザ光はポリゴンミラー108で反射され、感
光ドラム112を露光する。
【0034】一方、エンジンコントローラ105は、高
電圧電源10を制御して記録媒体の先端から画像を形成
できるよう感光ドラムを一次帯電するための一次帯電電
圧VPrを発生する。感光ドラムは、一次帯電器111
によりマイナスに帯電する。これと同時にクリーニング
器115に転写器クリーニングバイアスVTcの印加を
開始して転写器のクリーニングを開始する。
【0035】次にレーザ光で露光された感光ドラム11
2表面は、電位が中和されるレーザ光で露光された部分
に潜像が形成され、この潜像は現像器113のトナーで
現像される。現像器113には、現像電圧VDPが印加
され、トナーをマイナス帯電する。感光ドラム112の
暗部はマイナス電位であり明部はこの電位に比べて高い
ために、マイナスに帯電したトナーは感光ドラム112
の明部を現像する。感光ドラム112上に現像されたト
ナーは、記録媒体Sに転写帯電ローラ114により転写
される。この転写バイアスVTrはプラス電圧であり、
マイナスに帯電したトナーを記録媒体Sに引き付ける。
転写された記録媒体Sは帯電しているため除電針で除電
される。除電した後、記録媒体は定着器116に導かれ
熱圧定着により定着される(T107〜T108)。
【0036】記録媒体Sの後端に画像が形成されてから
レーザの出力及びスキャナの回転を停止する(T10
8)。
【0037】用紙後端が排紙されてからメインモータの
回転を停止する(T109)。
【0038】(第2実施例)本発明の第2実施例を説明
するためのブロック図を図6に示す。図中130はプリ
ンタのシーケンスを制御するCPUであり、ここでは本
発明に関わる現像バイアスの制御部のみ示している。現
像バイアスは直流電圧に交流電圧を重畳した構成となっ
ているため図中上部に示されるように直流出力部と交流
出力部からなる。
【0039】直流出力部は、参照電圧137(Vref
1),138(Vref2),スイッチ回路136,誤
差増幅器131,DCトランス駆動回路132,昇圧ト
ランス133,整流回路(ダイオード135,コンデン
サ134)から構成される。本回路は出力電圧を誤差増
幅器131に帰還し、常に参照電圧(Vref1:13
7,Vref2:138)と等しくなるようにDCトラ
ンス駆動回路132を制御する帰還回路構成となってい
る。尚、DCトランス駆動回路132へはパルス発信回
路139か矩形波が入力されておりこの矩形波の電圧値
を制御することによって所定の直流電圧を出力すること
が出来る。また、DCトランス駆動回路132には、C
PU130から現像DC−ON信号が入力されており、
この信号によって所定のタイミングで現像直流バイアス
をON/OFFすることが出来る。
【0040】交流出力部はパルス発信回路139,AC
トランス駆動回路140,昇圧トランス141からな
る。本回路は、パルス発信回路139からの矩形波をA
Cトランス駆動回路140によって電力増幅し、昇圧ト
ランス141によって昇圧し矩形波の交流電圧を出力す
る。直流出力部とは昇圧トランス141の2次側で接続
されており、直流電圧と交流電圧が重畳されて、現像バ
イアス電圧として現像器113(図2)に出力される。
また、ACトランス駆動回路140には現像AC−ON
信号が入力されており、所定のタイミングでの現像交流
バイアスのON/OFFが可能となっている。
【0041】図6下部に示しているのがBD検知回路9
(図3)から得られたBD検知信号を処理する回路部で
ある。BD検知信号は、波形整形回路145によってき
れいな矩形波に成形され、BD認識回路144に入力さ
れる。BD認識回路144は、ウインドウ信号発生回路
142から出力されるBD信号の正規の周期を示すウイ
ンドウ信号と検知されたBD信号から正規のBD信号の
みを認別しBD信号として、外部のプリンタコントロー
ラ(不図示)、ウインドウ信号発生回路142、現像バ
イアス切り替え回路143へ出力する。つまり、BD検
知信号に含まれるノイズ成分の削除を行なっている。ま
た、ウインドウ信号で示された所定のタイミングでBD
検知信号が入力されなかった場合は、BDエラー信号と
してCPU130へ出力し、レーザの強制点灯を指示す
る。
【0042】143は現像バイアス切り替え回路であ
り、ウインドウ信号とBD信号から正規のBD信号が検
知されたか否かを検知し、もし検知されなかった場合
は、所定のタイミングで現像直流出力部の参照電圧をス
イッチ回路136によってVref1:137からVr
ef2:138へ切り替える信号を発生する。この動作
によって現像直流電圧は、通常現像時の値と0Vとの間
の中間の間に設定される。更に、上記信号はACトラン
ス駆動回路140にも入力され、現像交流電圧をOFF
にしている。
【0043】146は転写バイアス切替回路であり、現
像バイアスと同様に、ウインドウ信号とBD信号から正
規のBD信号が検知されたか否かを検知し、もし検知さ
れなかった場合は、所定のタイミングで転写出力回路1
47の転写バイアスを切替え、その出力は転写器148
へ印加される。
【0044】図4に図6の回路構成による第2の実施例
を説明するためのタイミングチャートを示す。本実施例
はプリント中にBD検知信号が検知されなかった場合を
示している。通常BD信号は、ウインドウ信号が出力さ
れている時に入力されるBD検知信号を正規のBD信号
としている。したがって、先ず、ウインドウ信号によっ
てレーザを画像領域外に於て強制点灯させ、BD信号を
検知する。図中1発目のBD検知信号がそれであり、ウ
インドウ信号内にBD検知信号が入力されているので、
正規のBD信号として外部へ出力されている。現像バイ
アスも通常の現像直流電圧(−Va)に矩形波が重畳さ
れた状態で出力されている。次に、図では2発目のBD
信号がウインドウ信号内で検知されていない事を示して
いる。この場合、ウインドウ信号によって点灯開始した
レーザは、BD信号が検知されないため次のBD信号が
検知される迄点灯状態を保持する。勿論BD信号も外部
へ出力されない。同時にレーザ点灯から所定のタイミン
グT後現像バイアス切り替え回路143より現像DC切
り替え信号が出力され現像直流電圧は−Vaから−Vb
に切り替えられ、現像交流電圧はOFFされる。その
後、BD信号が検知されると、ウインドウ信号がそのタ
イミングから生成され、次のBD検知信号がこのウイン
ドウ信号のなかに入っていればBD信号が確定する。そ
して、レーザの強制点灯は解除され通常のBD検知シー
ケンスに戻る。ここでタイミングTは感光ドラム112
の露光位置と現像器113(図2)の位置によって決定
されるものである。つまり、露光位置が感光ドラム11
2の回転によって現像器113に達する前に現像バイア
スが切り替えられるような値にTは設定される。上記手
段によって印字中にBD信号が未検知となってレーザの
強制点灯がされても、現像直流バイアスの値を変化させ
ているために、黒い帯状の印字パターンが発生すること
はない。また、記録媒体S間でBD信号の未検知状態が
発生しても、レーザ強制点灯による感光ドラム112上
に記載された静電潜像が現像化されることがなく、転写
材の裏汚れの発生も防ぐことが出来る。
【0045】現像出力が現像弱電バイアス(−Vb)の
とき、図2,3に示す転写帯電ローラ114の出力を帯
電弱電バイアスにすることによって、記録媒体の裏汚れ
を防止する。
【0046】(第3実施例)図5に図6の回路構成によ
る第3の実施例を説明するためのタイミングチャートを
示す。
【0047】本実施例は、印字開始シーケンスでのスキ
ャナ108が定常回転に達した直後のBD信号の検知タ
イミングを示している。先ず、ウインドウ信号が出力さ
れ、レーザも強制点灯される。レーザ強制点灯から所定
タイミングT後に現像DC切り替え回路143によって
現像DC切り替え信号が出力され現像バイアスは、現像
直流電圧が−Vaから−Vbに切り替えられ、現像交流
電圧はOFFされる。これによって、レーザの強制点灯
による感光ドラム112へのトナーの付着を防いでい
る。その後、一発目のBD信号が検知されるとウインド
ウ信号がOFFし更に二発目のBD検知信号によってB
D信号が確定しレーザの強制点灯が終了し、レーザOF
F後所定のタイミングTで現像バイアスも通常の出力に
なる。
【0048】現像出力が現像弱電バイアス(−Vb)の
とき、図2,3に示す転写帯電器114の出力を帯電弱
電バイアスにすることによって、記録媒体の裏汚れを防
止する。 (第4実施例)図7に第4の実施例のタイミングチャー
トを示す。図7における印字開始のシーケンス(前回
転)を図2,3を参照して説明すると、ビデオコントロ
ーラ部103は、ホストコンピュータからのコードデー
タを画像情報であるビットマップ情報に展開する。ビッ
トマップデータは、ビデオコントローラ部103の画像
メモリ(バッファ103d)に一旦記憶される。1ペー
ジの画像が蓄えられたビデオコントローラ部103は、
エンジン部102に対して画像出力を要求する。
【0049】プリント信号がONしたことを判断したエ
ンジンコントローラ105は、定着器116の温度を定
着可能温度になるように定着ヒータ119の制御を開始
する。本実施例では、まずスキャナ(ポリゴンミラー1
08)を通常よりも低速で回転させる。この低速スキャ
ナのON時の立ち上がり電流がやや減少してから、感光
ドラム112のメインモータ28を立ち上げるためにメ
インモータON信号を真にする(T110)。スキャナ
モータ11が低速でONした後でレーザ光量を制御して
所定光量になるようにレーザドライバ106を制御(レ
ーザAPC)し調整する(T103)。このため、レー
ザAPC跡と画像領域を大きく離すことができるので、
APC跡が画面にでないようにできる。
【0050】メインモータレディが真になったことを検
知したらスキャナモータ11を通常印字回転数にする為
にスキャナモータON信号を真にする(T102)。ス
キャナ(ポリゴンミラー108)は回転しているので短
時間で規定回転数に達する。そして、画像領域に対し
て、レーザAPCは十分前の位置にあるため、従来例と
比較してファーストプリントタイムを短縮することがで
きる。
【0051】スキャナモータ11が完全に規定回転数に
達したことを検知したら、レーザダイオード107を発
光させ受光素子8にて検出された信号のBD周期を判断
する(T105)。
【0052】BD信号に異常ないことを判断し、その他
の各要素を起動する。給紙カセット102に記録媒体S
が有り給紙可能であることを紙有無センサ16の信号で
判断してピックアップソレノイド22をONして記録媒
体を給紙する(T106)。以下の動作は、第1実施例
と同様に印字動作を行なう。
【0053】(第5実施例)図8に第5の実施例のタイ
ミングチャートを示す。図8における印字開始のシーケ
ンス(前回転)を図2,3を参照して説明すると、ビデ
オコントローラ部103は、ホストコンピュータからの
コードデータを画像情報であるビットマップ情報に展開
する。ビットマップデータは、ビデオコントローラ部1
03の画像メモリ(バッファ103d)に一旦記憶され
る。1ページの画像が蓄えられたビデオコントローラ部
103は、エンジン部102に対して画像出力を要求す
る。
【0054】プリント信号がONしたことを判断したエ
ンジンコントローラ105は、定着器116の温度を定
着可能温度になるように定着ヒータ119の制御を開始
する。本実施例では、まずスキャナ(ポリゴンミラー1
08)を通常よりも低速で回転させる。この低速スキャ
ナON時の立ち上がり電流がやや減少してから、感光ド
ラム112のメインモータ28を立ち上げるためにメイ
ンモータON信号を真にする(T110)。この時、メ
インモータ立ち上げ時には駆動電流が非常に大きいので
スキャナ(ポリゴンミラー108)の駆動を停止し、こ
のスキャナ(ポリゴンミラー108)を慣性回転状態に
する(T110)。その後、再びスキャナ(ポリゴンミ
ラー108)を通常印字時よりも低速で回転させる(T
111)。メインモータの駆動電流が立上り時より小さ
くなった時点でスキャナ(ポリゴンミラー108)を通
常印字の回転数に切り換える(T102)。
【0055】スキャナモータ11が低速でONした後で
レーザ光量を制御して所定光量になるようにレーザドラ
イバ106を制御(レーザAPC)し調整する(T10
3)。よって、レーザAPC跡と画像領域を大きく離す
ことができるので、レーザAPC跡が記録媒体S上の画
面にでないようにできる。
【0056】メインモータレディが真になったことを検
知したらスキャナモータ11を通常印字回転数にする為
にスキャナモータON信号を真にする(T102)。ス
キャナ(ポリゴンミラー108)は回転しているので短
時間で規定回転数に達する。そして、画像領域に対し
て、APCは十分前の位置にあるため、従来例と比較し
てファーストプリントタイムを短縮することができ、ま
た、1枚目プリント時の感光ドラムのレーザAPC跡の
横すじが記録媒体S上の画面に現われることもなく、フ
ァーストプリントタイムを短縮し、かつ感光ドラムの寿
命低下を軽減するとともに、スキャナ(ポリゴンミラー
108)およびメインモータ13の立ち上げ時の電源の
電流負荷を軽減する。(メインモータ13の回転時間が
短いほど感光ドラム112の寿命低下を軽減することが
できる。)スキャナモータ11が完全に規定回転数に達
したことを検知したら、レーザダイオード107を発光
させ受光素子8にて検出された信号のBD周期を判断す
る(T105)。
【0057】BD信号に異常ないことを判断し、その他
の各要素を起動する。給紙カセット102に記録媒体S
が有り給紙可能であることを紙有無センサ16の信号で
判断してピックアップソレノイド22をONして記録媒
体を給紙する(T106)。以下の動作は、第1実施例
と同様に印字動作を行なう。
【0058】
【発明の効果】本発明は以上の構成および作用を有する
もので、レーザ光の光量調整を行うタイミングを従来の
シーケンスよりも前に行う事により、レーザ光の光量調
整によって感光された静電担持体としての感光ドラムの
一部を一回転以上回転させるまでの時間を短縮すること
になり、一回転させてから静電担持体に画像を感光させ
れば、レーザ光の光量調整を行った時に生じる露光部が
画像領域に濃度ムラを与えることがなくなり、かつ印字
開始時間の遅滞は発生しない。
【0059】また、回転多面鏡の同期信号検知手段の同
期信号検知時あるいは同期信号未検知状態発生時に、レ
ーザ全点灯による静電担持体上の横すじを防止するため
に前記現像手段の出力値を通常現像の値と0Vとの間の
中間の値に設定し現像弱電バイアスをかけても、前記現
像手段が中間の値をとる領域に対して、前記転写手段の
出力値を通常転写の値と0Vとの間の中間の値に設定す
ることで、感光ドラム上に記録された静電潜像が現像化
されることがなくなり、記録媒体の裏汚れが発生しな
い。
【0060】また、画像形成開始時、まずスキャナモー
タを通常印字時よりも低速で回転させ、その後で感光体
ドラムを駆動するメインモータの立ち上げ制御と、レー
ザ光の光量調整を行ない、メインモータの駆動電流が、
立ち上がり時よりも小さくなった時点でスキャナを通常
印字の回転数に切り換え、同期信号検知は、スキャナモ
ータが完全に立ち上がってから行なうことで、一枚目プ
リント時の静電担持体上のレーザ光の光量調整のための
横すじが現像に現れることなく、ファーストプリントタ
イムを短縮し、かつ感光ドラムの寿命低下を軽減でき
る。
【0061】さらに、画像形成開始時、まずスキャナモ
ータを通常印字時よりも低速で回転させ、その後で感光
体ドラムを駆動するメインモータの立ち上げ制御と、レ
ーザ光の光量調整が行われ、この時、メインモータの立
ち上げ時には駆動電流が非常に大きいのでスキャナの駆
動を停止する。その後、再びスキャナを通常印字時より
も低速で回転させる。メインモータの駆動電流が立ち上
がり時よりも小さくなった時点で、スキャナを通常印字
の回転数に切り換え、同期信号検知は、スキャナモータ
が完全に立ち上がってから行なうことにより、一枚目プ
リント時の静電担持体上のレーザ光の光量調整のための
横すじが現像に現れることなく、ファーストプリントタ
イムを短縮し、かつ感光ドラムの寿命低下を軽減すると
ともに、スキャナおよびメインモータの立ち上げ時の電
源の電流負荷を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施例の画像形成装置の印字シーケ
ンスのタイミング図である。
【図2】図2は本発明を適用した画像形成装置の側断面
図の例である。
【図3】図3は本発明を適用した画像形成装置の電気ブ
ロック図の例である。
【図4】図4は第2実施例における画像形成装置のタイ
ミングチャートである。
【図5】図5は第3実施例における画像形成装置のタイ
ミングチャートである。
【図6】図6は第2および第3実施例のブロック図であ
る。
【図7】図7は第4実施例における画像形成装置のタイ
ミングチャートである。
【図8】図8は第5実施例における画像形成装置のタイ
ミングチャートである。
【図9】図9は従来の画像形成装置の側断面図の例であ
る。
【図10】図10は従来の画像形成装置のタイミングチ
ャートである。
【図11】図11はスキャナモータ起動時の回転数と時
間及びスキャナレディ信号を示したタイミング図であ
る。
【符号の説明】
1 電源SW 2 ノイズフィルタ 3 フューザ制御部 4 低電圧電源ユニット 5 温度センサ 6 ファン 7 ファンモータドライバ 8 受光素子(同期信号検知手段) 9 BD回路 10 高電圧電源 11 スキャナモータ(駆動手段) 12 スキャナモータドライバ(検出手段) 13 メインモータ 14 メインモータドライバ 15 紙サイズセンサ 16 紙有無センサ 17 ドアセンサ 18 給紙センサ 19 排紙センサ 20 カートリッジセンサ 21 ビデオI/F回路 22 給紙ソレノイド 100,100’ ビデオコントローラ部 101,101’ ホストI/F回路 103,103’ ビデオコントローラ 103a CPU 103b RAM 103c ROM 103d バッファ 103f 不揮発性記憶媒体 104 操作パネル 105,105’ エンジンコントローラ 105a CPU 105b RAM 105c ROM 106,106’ レーザドライバ(光量調整手段) 107,107’ レーザダイオード(レーザ光発生手
段) 108,108’ ポリゴンミラー(回転多面鏡) 109,109’ ミラー 110,110’ レーザ光 111,111’ 一次帯電器 112,112’ 感光ドラム(静電担持体) 113,113’ 現像器 114,114’ 転写帯電ローラ 115,115’ クリーニング器 116,116’ 定着器 117,117’ 定着ローラ 118,118’ 加圧ローラ 119,119’ 定着ヒータ 120,120’ 給紙カセット 121,121’ 給紙ローラ 122,122’ レジストローラ S,S’記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/08 501 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報生成手段から出力される画像情
    報に基づいて変調したレーザ光を回転多面鏡により走査
    して静電担持体上に照射することにより電子写真プロセ
    スを用いて画像形成を行なう画像形成装置において、 前記レーザ光を発生するレーザ光発生手段と、前記レー
    ザ光の光量を調整する光量調整手段と、前記回転多面鏡
    を駆動する駆動手段と、前記回転多面鏡の回転数が所定
    の回転数に達したか否かを検出する検出手段と、前記駆
    動手段の同期信号を検知する同期信号検知手段とを有
    し、 前記画像情報生成手段からの印字要求が出力された際
    に、前記駆動手段により前記回転多面鏡を駆動するとと
    もに、前記回転多面鏡の回転数が所定の回転数に達する
    以前に、前記光量調整手段による光量調整を開始し、前
    記回転多面鏡の回転数が所定の回転数に達した後で、前
    記同期信号検知手段により前記駆動手段の同期信号を検
    知するようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 感光体上にレーザ光を走査する光学系の
    駆動手段と、前記駆動手段の同期信号を検知する同期信
    号検知手段と、前記感光体の静電潜像を可視像化する現
    像手段と、前記可視像を記録媒体に転写する転写手段と
    を有する画像形成装置に於て、 前記同期信号検知手段の同期信号検知時あるいは同期信
    号未検知状態発生時に、前記現像手段の出力値を通常現
    像の値と0Vとの間の中間の値に設定する手段と、前記
    現像手段が中間の値をとる領域に対して、前記転写手段
    の出力値を通常転写の値と0Vとの間の中間の値に設定
    する手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像信号に基づいてオンオフされるレー
    ザダイオードのレーザ光をポリゴンミラーで感光体ドラ
    ム上に走査させ、静電写真プロセスによって画像を形成
    する画像形成装置において、 前記レーザ光を発生するレーザダイオードと、前記レー
    ザ光の光量を調整する光量調整手段と、前記ポリゴンミ
    ラーを駆動する駆動手段と、前記ポリゴンミラーの回転
    数が所定の回転数に達したか否かを検出する検出手段
    と、前記駆動手段の同期信号を検知する同期信号検知手
    段とを有し、 画像形成開始時、まず前記ポリゴンミラーを駆動するス
    キャナモータを通常印字時よりも低速で回転させ、前記
    スキャナモータ低速起動後の所定タイミングで前記感光
    体ドラムを駆動するメインモータの立ち上げを行う立ち
    上げ制御手段と、前記スキャナモータ低速起動後の所定
    タイミングでレーザ光の光量を調整する光量調整手段と
    を有し、前記メインモータの駆動電流の立ち上がり時よ
    りも小さくなった時点でスキャナモータを通常印字時の
    回転数に切り換え、前記スキャナモータの回転数が所定
    の回転数に達したか否かを検出する検出手段によって所
    定の回転数に達したことを検出した後で、前記同期信号
    検知手段により前記駆動手段の同期信号を検知するよう
    にしたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像信号に基づいてオンオフされるレー
    ザダイオードのレーザ光をポリゴンミラーで感光体ドラ
    ム上に走査させ、静電写真プロセスによって画像を形成
    する画像形成装置において、 前記レーザ光を発生するレーザダイオードと、前記レー
    ザ光の光量を調整する光量調整手段と、前記ポリゴンミ
    ラーを駆動する駆動手段と、前記ポリゴンミラーの回転
    数が所定の回転数に達したか否かを検出する検出手段
    と、前記駆動手段の同期信号を検知する同期信号検知手
    段とを有し、 画像形成開始時、まず前記ポリゴンミラーを駆動するス
    キャナモータを通常印字時よりも低速で回転させ、前記
    スキャナモータ低速起動後の所定タイミングで前記スキ
    ャナモータの駆動を停止し、前記ポリゴンミラーを慣性
    回転状態にすると同時に前記感光体ドラムを駆動するメ
    インモータの立ち上げを開始し、前記感光体ドラム駆動
    開始後の所定タイミングで再び前記スキャナモータを低
    速で回転させる立ち上げ制御手段と、前記スキャナモー
    タ低速起動後の所定タイミングでレーザ光の光量を調整
    する光量調整手段とを有し、前記メインモータの駆動電
    流の立ち上がり時よりも小さくなった時点でスキャナモ
    ータを通常印字時の回転数に切り換え、前記スキャナモ
    ータの回転数が所定の回転数に達したか否かを検出する
    検出手段によって所定の回転数に達したことを検出した
    後で、前記同期信号検知手段により前記駆動手段の同期
    信号を検知するようにしたことを特徴とする画像形成装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013160920A (ja) * 2012-02-06 2013-08-19 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US9227427B2 (en) 2011-12-28 2016-01-05 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
CN105301929A (zh) * 2011-12-28 2016-02-03 佳能株式会社 图像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9227427B2 (en) 2011-12-28 2016-01-05 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
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US9827783B2 (en) 2011-12-28 2017-11-28 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2013160920A (ja) * 2012-02-06 2013-08-19 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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