JPH07306448A - ファインダー装置 - Google Patents
ファインダー装置Info
- Publication number
- JPH07306448A JPH07306448A JP6100378A JP10037894A JPH07306448A JP H07306448 A JPH07306448 A JP H07306448A JP 6100378 A JP6100378 A JP 6100378A JP 10037894 A JP10037894 A JP 10037894A JP H07306448 A JPH07306448 A JP H07306448A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- finder device
- reflecting
- gas
- pentamirror
- space
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B19/00—Cameras
- G03B19/02—Still-picture cameras
- G03B19/12—Reflex cameras with single objective and a movable reflector or a partly-transmitting mirror
Abstract
(57)【要約】
【目的】曇りが発生したり、結露することのないペンタ
ミラーを用いたファインダー装置を提供することを目的
とする。 【構成】ほぼ直角に交差する２つの反射面６ａ，６ｂを
有し、焦点板２とコンデンサレンズ３との少なくとも一
方を透過した光束を反射する第１反射部４と、第１反射
部４により反射された光束を接眼光学系１１に導くよう
に反射する第２反射部８とを備えるファインダー装置１
において、第１反射部４と第２反射部８と接眼光学系１
１とコンデンサレンズ３及び焦点板２の一方とで形成さ
れる空間に所定のガスが充填されている。
ミラーを用いたファインダー装置を提供することを目的
とする。 【構成】ほぼ直角に交差する２つの反射面６ａ，６ｂを
有し、焦点板２とコンデンサレンズ３との少なくとも一
方を透過した光束を反射する第１反射部４と、第１反射
部４により反射された光束を接眼光学系１１に導くよう
に反射する第２反射部８とを備えるファインダー装置１
において、第１反射部４と第２反射部８と接眼光学系１
１とコンデンサレンズ３及び焦点板２の一方とで形成さ
れる空間に所定のガスが充填されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はファインダー装置に関
し、特に、ペンタミラーを使用するカメラのファインダ
ーに用いて好適なファインダー装置に関する。
し、特に、ペンタミラーを使用するカメラのファインダ
ーに用いて好適なファインダー装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】カメラのファインダー装置としては、ペ
ンタプリズムを用いたものとペンタミラーを用いたもの
とが知られている。このうち、ペンタミラーを用いたも
のは、ペンタプリズムを用いた場合に比べカメラを小型
及び軽量化できるという利点を有している。
ンタプリズムを用いたものとペンタミラーを用いたもの
とが知られている。このうち、ペンタミラーを用いたも
のは、ペンタプリズムを用いた場合に比べカメラを小型
及び軽量化できるという利点を有している。
【０００３】ペンタミラーを用いたファインダー装置
は、特開昭54-40634号公報に記載されているように、第
１と第２の反射面とを有し、コンデンサレンズを透過し
た光束を反射する第１反射鏡と、この第１反射鏡からの
光束を接眼レンズ系に導く第２反射鏡とから構成されて
いた。また、ペンタミラーを用いたファインダー装置
は、第１，第２反射鏡とコンデンサレンズと接眼レンズ
系とで囲まれる空間を有していた。
は、特開昭54-40634号公報に記載されているように、第
１と第２の反射面とを有し、コンデンサレンズを透過し
た光束を反射する第１反射鏡と、この第１反射鏡からの
光束を接眼レンズ系に導く第２反射鏡とから構成されて
いた。また、ペンタミラーを用いたファインダー装置
は、第１，第２反射鏡とコンデンサレンズと接眼レンズ
系とで囲まれる空間を有していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な空間がファインダー装置内にあると以下のような問題
点があった。第１に、ファインダー装置の製造時に、フ
ァインダー装置には外気と同様の空気が封入されるた
め、曇りが発生するという問題点があった。
な空間がファインダー装置内にあると以下のような問題
点があった。第１に、ファインダー装置の製造時に、フ
ァインダー装置には外気と同様の空気が封入されるた
め、曇りが発生するという問題点があった。
【０００５】特に、このファインダー装置を備えたカメ
ラを低温の環境から室温（若しくは高温）の環境に持ち
込んだときには、ファインダー装置内が結露し、被写体
を観察できないという状況が発生しがちであった。第２
に反射鏡を使用するため、反射面に酸化物が発生した
り、反射面に塵が付着するという問題点があった。
ラを低温の環境から室温（若しくは高温）の環境に持ち
込んだときには、ファインダー装置内が結露し、被写体
を観察できないという状況が発生しがちであった。第２
に反射鏡を使用するため、反射面に酸化物が発生した
り、反射面に塵が付着するという問題点があった。
【０００６】そこで、本発明では、曇りが発生したり、
結露することなく、また、酸化物が発生しないペンタミ
ラーを用いたファインダー装置を提供することを目的と
する。
結露することなく、また、酸化物が発生しないペンタミ
ラーを用いたファインダー装置を提供することを目的と
する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項１記載のファインダー装置は、ほぼ直角に
交差する２つの反射面を有し、焦点板とコンデンサレン
ズとの少なくとも一方を透過した光束を反射する第１反
射部と、前記第１反射部により反射された光束を接眼光
学系に導くように反射する第２反射部と、を備えてお
り、前記第１，第２反射部と、前記接眼光学系と、前記
コンデンサレンズ及び前記焦点板の一方とで形成される
空間に所定のガスを充填している。
めに、請求項１記載のファインダー装置は、ほぼ直角に
交差する２つの反射面を有し、焦点板とコンデンサレン
ズとの少なくとも一方を透過した光束を反射する第１反
射部と、前記第１反射部により反射された光束を接眼光
学系に導くように反射する第２反射部と、を備えてお
り、前記第１，第２反射部と、前記接眼光学系と、前記
コンデンサレンズ及び前記焦点板の一方とで形成される
空間に所定のガスを充填している。
【０００８】請求項２記載のファインダー装置は、前記
所定のガスの充填が、ガス導入手段によって行われてい
る。請求項３記載のファインダー装置は、前記ガス導入
手段は、前記空間を排気する排気部と前記空間にガスを
導入する導入部とからなっている。請求項４記載のファ
インダー装置は、前記第１反射部を支持する支持部材を
有し、前記ガス導入手段は、前記支持部材の所定の面に
配設されている。
所定のガスの充填が、ガス導入手段によって行われてい
る。請求項３記載のファインダー装置は、前記ガス導入
手段は、前記空間を排気する排気部と前記空間にガスを
導入する導入部とからなっている。請求項４記載のファ
インダー装置は、前記第１反射部を支持する支持部材を
有し、前記ガス導入手段は、前記支持部材の所定の面に
配設されている。
【０００９】請求項５記載のファインダー装置は、前記
所定のガスは、不活性ガスである。請求項６記載のファ
インダー装置は、前記所定のガスは、乾燥空気である。
所定のガスは、不活性ガスである。請求項６記載のファ
インダー装置は、前記所定のガスは、乾燥空気である。
【００１０】
【作用】請求項１記載のファインダー装置は、第１，第
２反射部と、接眼光学系と、コンデンサレンズ及び焦点
板の一方とで形成される空間に所定のガスが充填されて
いるので、ファインダー装置が、曇ってしまったり、結
露したりすることはない。また、第１，第２反射部に酸
化物が発生することもない。
２反射部と、接眼光学系と、コンデンサレンズ及び焦点
板の一方とで形成される空間に所定のガスが充填されて
いるので、ファインダー装置が、曇ってしまったり、結
露したりすることはない。また、第１，第２反射部に酸
化物が発生することもない。
【００１１】請求項２記載のファインダー装置は、ガス
導入手段によって、前述の空間に所定のガスを導入でき
る。請求項３記載のファインダー装置は、排気部と導入
部とからなるガス導入手段によって、前述の空間に所定
のガスを導入できる。請求項４記載のファインダー装置
は、支持部材にガス導入手段を設けているので、作業性
よく前記空間に所定のガスを充填することができる。
導入手段によって、前述の空間に所定のガスを導入でき
る。請求項３記載のファインダー装置は、排気部と導入
部とからなるガス導入手段によって、前述の空間に所定
のガスを導入できる。請求項４記載のファインダー装置
は、支持部材にガス導入手段を設けているので、作業性
よく前記空間に所定のガスを充填することができる。
【００１２】請求項５記載のファインダー装置は、ガス
導入手段が前述の空間に不活性ガスを充填するので、フ
ァインダー装置が、曇ってしまったり、結露したりする
ことはない。また、第１，第２反射部に酸化物が発生す
ることもない。請求項６記載のファインダー装置は、ガ
ス導入手段が前述の空間に乾燥空気を充填するので、フ
ァインダー装置が、曇ってしまったり、結露したりする
ことはない。また、第１，第２反射部材に酸化物が発生
することもない。
導入手段が前述の空間に不活性ガスを充填するので、フ
ァインダー装置が、曇ってしまったり、結露したりする
ことはない。また、第１，第２反射部に酸化物が発生す
ることもない。請求項６記載のファインダー装置は、ガ
ス導入手段が前述の空間に乾燥空気を充填するので、フ
ァインダー装置が、曇ってしまったり、結露したりする
ことはない。また、第１，第２反射部材に酸化物が発生
することもない。
【００１３】
【実施例】以下、図１と図２とを用いて本発明の一実施
例を説明する。図１は本発明の一実施例を表すファイン
ダー装置１とこのファインダー装置１に光束を導く光学
系の一部とを示す概要図である。図２は図１のファイン
ダー装置１の構造分解図である。
例を説明する。図１は本発明の一実施例を表すファイン
ダー装置１とこのファインダー装置１に光束を導く光学
系の一部とを示す概要図である。図２は図１のファイン
ダー装置１の構造分解図である。
【００１４】図１において、結像レンズＬと４５度に傾
斜しているミラーＭとは、ファインダー装置１に光束を
導く光学系である。焦点板２は結像レンズＬの結像位置
に配置されており、結像レンズＬに入射した光束は焦点
板２に像を形成する。コンデンサレンズ３は、焦点板２
に像を形成した光束を第１ペンタミラー部４に導く。
（図２参照） なお、焦点板２とコンデンサレンズ３とは、後述の第２
ペンタミラー部８に固設されている。
斜しているミラーＭとは、ファインダー装置１に光束を
導く光学系である。焦点板２は結像レンズＬの結像位置
に配置されており、結像レンズＬに入射した光束は焦点
板２に像を形成する。コンデンサレンズ３は、焦点板２
に像を形成した光束を第１ペンタミラー部４に導く。
（図２参照） なお、焦点板２とコンデンサレンズ３とは、後述の第２
ペンタミラー部８に固設されている。
【００１５】第１ペンタミラー部４は、図２に示してあ
るように、プラスチックの枠５と第１ペンタミラー６と
ガス導入手段７とから構成されている。プラスチックの
枠５は、屋根型形状であり、ほぼ直角に交差する第１の
面５ａと第２の面５ｂを有している。また、所定の面で
ある５ｃにガス導入手段７（詳細は後述）が形成されて
いる。
るように、プラスチックの枠５と第１ペンタミラー６と
ガス導入手段７とから構成されている。プラスチックの
枠５は、屋根型形状であり、ほぼ直角に交差する第１の
面５ａと第２の面５ｂを有している。また、所定の面で
ある５ｃにガス導入手段７（詳細は後述）が形成されて
いる。
【００１６】第１ペンタミラー６は２つの反射面６ａ，
６ｂとからなり、反射面６ａが前述の第１の面５ａの内
側に蒸着により形成されており、反射面６ｂが前述の第
２の面５ｂの内側に蒸着により形成されている。なお、
前述のコンデンサレンズ３を透過した光束は、反射面６
ａで反射された後に反射面６ｂで反射されて後述の第２
ペンタミラー１０に入射する。
６ｂとからなり、反射面６ａが前述の第１の面５ａの内
側に蒸着により形成されており、反射面６ｂが前述の第
２の面５ｂの内側に蒸着により形成されている。なお、
前述のコンデンサレンズ３を透過した光束は、反射面６
ａで反射された後に反射面６ｂで反射されて後述の第２
ペンタミラー１０に入射する。
【００１７】ガス導入手段７は、排気部７ａとガス導入
部７ｂと着脱可能な気密栓７ｃとから構成されている。
第２ペンタミラー部８は、プラスチックの枠９と第２ペ
ンタミラー１０とから構成されている。第２ペンタミラ
ー１０は、反射面６ｂが反射した光束を接眼光学系１１
に導くように反射する。また、反射面６ｂも蒸着により
形成されている。
部７ｂと着脱可能な気密栓７ｃとから構成されている。
第２ペンタミラー部８は、プラスチックの枠９と第２ペ
ンタミラー１０とから構成されている。第２ペンタミラ
ー１０は、反射面６ｂが反射した光束を接眼光学系１１
に導くように反射する。また、反射面６ｂも蒸着により
形成されている。
【００１８】なお、第２ペンタミラー部８は、前述の焦
点板２を押さ枠１２により保持している。また、第２ペ
ンタミラー部８とコンデンサレンズ３との気密はパッキ
ン１３により保たれている。更に、第１ペンタミラー部
４と第２ペンタミラー部８との気密も、不図示のパッキ
ンにより保たれている。
点板２を押さ枠１２により保持している。また、第２ペ
ンタミラー部８とコンデンサレンズ３との気密はパッキ
ン１３により保たれている。更に、第１ペンタミラー部
４と第２ペンタミラー部８との気密も、不図示のパッキ
ンにより保たれている。
【００１９】接眼光学系１１は、図１に示してあるよう
に第２ペンタミラー１０とほぼ対向する位置に配設され
ており、レンズ系１４とこのレンズ系１４を保持するレ
ンズ筒１５と押え環１６とから構成されている。レンズ
系１４は３枚のレンズ１４ａ，１４ｂ，１４ｃから構成
されており、レンズ１４ｃと押え環１６との間には、接
眼光学系１１の気密を保つためにＯリング１７が配設さ
れている。
に第２ペンタミラー１０とほぼ対向する位置に配設され
ており、レンズ系１４とこのレンズ系１４を保持するレ
ンズ筒１５と押え環１６とから構成されている。レンズ
系１４は３枚のレンズ１４ａ，１４ｂ，１４ｃから構成
されており、レンズ１４ｃと押え環１６との間には、接
眼光学系１１の気密を保つためにＯリング１７が配設さ
れている。
【００２０】また、レンズ筒１５と第１ペンタミラー部
４との間にもＯリング１８が配設されており、レンズ筒
１５と第１ペンタミラー部４との間の気密を保ってい
る。このように構成されたファインダー装置１により、
撮影者は焦点板２の像を視認・観察することができる。
また、上述のように本実施例のファインダー装置１は、
気密栓７ｃが組み込んであるときには、外気との気密が
保たれている。以上のように構成されたファインダー装
置１の作用について以下説明をする。
４との間にもＯリング１８が配設されており、レンズ筒
１５と第１ペンタミラー部４との間の気密を保ってい
る。このように構成されたファインダー装置１により、
撮影者は焦点板２の像を視認・観察することができる。
また、上述のように本実施例のファインダー装置１は、
気密栓７ｃが組み込んであるときには、外気との気密が
保たれている。以上のように構成されたファインダー装
置１の作用について以下説明をする。
【００２１】ファインダー装置１の組み立て後に、排気
栓７ｃを取り外して、排気部７ａの排気部７ａに真空ポ
ンプ（例えばロータリーポンプ）を接続し、ガス導入部
７ｂに不活性ガスである窒素ボンベを接続する。まず、
真空ポンプにより、ファインダー装置１内の第１ペンタ
ミラー部４と第２ペンタミラー部８（コンデンサレンズ
３を含む）と接眼光学系１１とで形成される空間（以
下、空間という。）の排気を行う。
栓７ｃを取り外して、排気部７ａの排気部７ａに真空ポ
ンプ（例えばロータリーポンプ）を接続し、ガス導入部
７ｂに不活性ガスである窒素ボンベを接続する。まず、
真空ポンプにより、ファインダー装置１内の第１ペンタ
ミラー部４と第２ペンタミラー部８（コンデンサレンズ
３を含む）と接眼光学系１１とで形成される空間（以
下、空間という。）の排気を行う。
【００２２】ついで、ガス導入部７ｂより前述の空間に
窒素ガスを導入する。この空間に窒素が導入された後、
再び気密栓７ｃを組み込むことにより、ファインダー装
置１内の空間を窒素ガス雰囲気にすることができる。こ
れにより、ファインダー装置１が、曇ってしまったり、
結露したりすることはない。また、第１，第２ペンタミ
ラー６，１０に酸化物が発生することもない。
窒素ガスを導入する。この空間に窒素が導入された後、
再び気密栓７ｃを組み込むことにより、ファインダー装
置１内の空間を窒素ガス雰囲気にすることができる。こ
れにより、ファインダー装置１が、曇ってしまったり、
結露したりすることはない。また、第１，第２ペンタミ
ラー６，１０に酸化物が発生することもない。
【００２３】本実施例では、不活性ガスとして窒素ガス
を用いたが、ヘリウムガスやネオンガス，アルゴンガ
ス，キセノンガス，及びクリプトンガスなどを用いても
構わない。また、上述の不活性ガスの代わりに安価であ
る乾燥空気を用いてもいい。また、経時変化や気圧変動
等でファインダー装置１内の空間の窒素ガスが漏れてし
まっても、再度気密栓７ｃを取り外し上述のガス導入作
業を行うことにより、簡単にファインダー装置１内の空
間を窒素ガス雰囲気にすることができる。
を用いたが、ヘリウムガスやネオンガス，アルゴンガ
ス，キセノンガス，及びクリプトンガスなどを用いても
構わない。また、上述の不活性ガスの代わりに安価であ
る乾燥空気を用いてもいい。また、経時変化や気圧変動
等でファインダー装置１内の空間の窒素ガスが漏れてし
まっても、再度気密栓７ｃを取り外し上述のガス導入作
業を行うことにより、簡単にファインダー装置１内の空
間を窒素ガス雰囲気にすることができる。
【００２４】なお、本実施例のファインダー装置１はコ
ンデンサレンズ３を有するタイプであったが、本発明は
コンデンサレンズ３を持たないタイプのファインダー装
置にも適用できることはいうまでもない。この場合は、
焦点板２と第２ペンタミラー部８のプラスチックの枠９
との間に気密部材（例えばパッキン）を組み込めばい
い。
ンデンサレンズ３を有するタイプであったが、本発明は
コンデンサレンズ３を持たないタイプのファインダー装
置にも適用できることはいうまでもない。この場合は、
焦点板２と第２ペンタミラー部８のプラスチックの枠９
との間に気密部材（例えばパッキン）を組み込めばい
い。
【００２５】また、本実施例では、第１ペンタミラー部
４と第２ペンタミラー部８とにプラスチックの枠５，９
を用いたが、アルミニウム等の材料を用いてもいいのは
言うまでもない。更に、第１ペンタミラー６と第２ペン
タミラー１０とを蒸着の代わりにミラーで構成してもい
い。
４と第２ペンタミラー部８とにプラスチックの枠５，９
を用いたが、アルミニウム等の材料を用いてもいいのは
言うまでもない。更に、第１ペンタミラー６と第２ペン
タミラー１０とを蒸着の代わりにミラーで構成してもい
い。
【００２６】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項１と請
求項２記載のファインダー装置は、第１，第２反射部
と、接眼光学系と、コンデンサレンズ及び焦点板の一方
とで形成される空間に所定のガスが充填されているの
で、ファインダー装置が、曇ってしまったり、結露した
りすることはない。また、第１，第２反射部材に酸化物
が発生することもない。これにより、撮影者は良好な被
写体像を観察することができる。
求項２記載のファインダー装置は、第１，第２反射部
と、接眼光学系と、コンデンサレンズ及び焦点板の一方
とで形成される空間に所定のガスが充填されているの
で、ファインダー装置が、曇ってしまったり、結露した
りすることはない。また、第１，第２反射部材に酸化物
が発生することもない。これにより、撮影者は良好な被
写体像を観察することができる。
【００２７】請求項３と請求項４記載のファインダー装
置は、作業性良く前述の空間に所定のガスを導入するこ
とができメンテナンス性にも優れている。請求項５記載
のファインダー装置は、ガス導入手段が前述の空間に不
活性ガスを充填するので、ファインダー装置が、曇って
しまったり、結露したりすることはない。また、第１，
第２反射部材に酸化物が発生することもない。これによ
り、撮影者は良好な被写体像を観察することができる。
置は、作業性良く前述の空間に所定のガスを導入するこ
とができメンテナンス性にも優れている。請求項５記載
のファインダー装置は、ガス導入手段が前述の空間に不
活性ガスを充填するので、ファインダー装置が、曇って
しまったり、結露したりすることはない。また、第１，
第２反射部材に酸化物が発生することもない。これによ
り、撮影者は良好な被写体像を観察することができる。
【００２８】請求項６記載のファインダー装置は、ガス
導入手段が前述の空間に乾燥空気を充填するので、安価
にファインダー装置の曇りや結露及び酸化物の発生を防
ぐことができる。
導入手段が前述の空間に乾燥空気を充填するので、安価
にファインダー装置の曇りや結露及び酸化物の発生を防
ぐことができる。
【図１】本発明の一実施例を表すファインダー装置とこ
のファインダー装置に光束を導く光学系の一部を示す概
要図である。
のファインダー装置に光束を導く光学系の一部を示す概
要図である。
【図２】図１のファインダー装置１の構造分解図であ
る。
る。
１ ファインダー装置 ２ 焦点板 ３ コンデンサレンズ ４ 第１ペンタミラー部 ５，９ プラスチックの枠 ６ 第１ペンタミラー ７ ガス導入手段 ８ 第２ペンタミラー部 １０ 第２ペンタミラー １１ 接眼光学系
Claims (6)
- 【請求項１】ほぼ直角に交差する２つの反射面を有し、
焦点板とコンデンサレンズとの少なくとも一方を透過し
た光束を反射する第１反射部と、 前記第１反射部により反射された光束を接眼光学系に導
くように反射する第２反射部と、を備えるファインダー
装置において、 前記第１，第２反射部材と、前記接眼光学系と、前記コ
ンデンサレンズ及び前記焦点板の一方とで形成される空
間に所定のガスが充填されていることを特徴とするファ
インダー装置。 - 【請求項２】請求項１記載のファインダー装置におい
て、 前記空間に前記所定のガスを充填するガス導入手段を備
えることを特徴とするファインダー装置。 - 【請求項３】前記ガス導入手段は、前記空間を排気する
排気部と前記空間にガスを導入する導入部とからなるこ
とを特徴とするファインダー装置。 - 【請求項４】請求項２または請求項３記載のファインダ
ー装置において、 前記第１反射部を支持する支持部材を有し、 前記ガス導入手段は、前記支持部材の所定の面に配設さ
れていることを特徴とするファインダー装置。 - 【請求項５】請求項１乃至請求項４記載のファインダー
装置において、 前記所定のガスは、不活性ガスであることを特徴とする
ファインダー装置。 - 【請求項６】請求項１乃至請求項４記載のファインダー
装置において、 前記所定のガスは、乾燥空気であることを特徴とするフ
ァインダー装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6100378A JPH07306448A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | ファインダー装置 |
| US08/393,835 US5555468A (en) | 1994-05-16 | 1995-02-24 | Finder device for a camera |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6100378A JPH07306448A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | ファインダー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07306448A true JPH07306448A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14272364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6100378A Pending JPH07306448A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | ファインダー装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5555468A (ja) |
| JP (1) | JPH07306448A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100980251B1 (ko) * | 2009-11-20 | 2010-09-06 | 조승희 | 카메라용 직각파인더 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3634706B2 (ja) * | 2000-01-31 | 2005-03-30 | ペンタックス株式会社 | ファインダー |
| US6636697B2 (en) * | 2001-12-21 | 2003-10-21 | Eastman Kodak Company | Depressurized underwater one-time-use camera with seal integrity indicator and method |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5555468A (en) | 1996-09-10 |
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