JPH03296031A - スライド投影機 - Google Patents

スライド投影機

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Publication number
JPH03296031A
JPH03296031A JP2099079A JP9907990A JPH03296031A JP H03296031 A JPH03296031 A JP H03296031A JP 2099079 A JP2099079 A JP 2099079A JP 9907990 A JP9907990 A JP 9907990A JP H03296031 A JPH03296031 A JP H03296031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide
screen
slide film
focus
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2099079A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Nagata
修 永田
Keiji Seo
恵二 瀬尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2099079A priority Critical patent/JPH03296031A/ja
Publication of JPH03296031A publication Critical patent/JPH03296031A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はスライド投影機に関するものである。
[従来の技術] 従来、光源からの光をスライドフィルムを透過させ、こ
の透過光を投影レンズで拡大し、スクリーン上に投影す
るスライド投影機において問題となっていたことの一つ
にスライドフィルムの変形があった。スライドフィルム
が変形するとスクリーン上の映像がぼけてしまう。
スライドフィルムの変形の要因について第3図を参照し
て説明すると、第3図(a)に図示するようにスライド
フィルム151はベースフィルム151aと感光発色層
(感材層)151bが張り合わされて構成されているた
め、ベースフィルム151aと感光発色層151bの両
者の線膨張係数の差から、環境温度によって一定の反り
が生じる。またスライドフィルム151は厚みを持って
いるためスライドフィルム151の片面から光を当てる
と、その光に含まれた熱線によりスライドフィルム15
1の片面の温度が上昇しバイメタル効果となって、スラ
イドフィルム151に反りが発生する。更に第3図(b
)に示すように、スライドフィルム151は通常、紙ま
たはプラスチックのマウント150に取り付けた状態で
使用されるため、マウント150へのスライドフィルム
151の固定方法や、マウント150の材質、固定時の
スライドフィルム151に加わる応力、さらに熱等によ
るマウント150自体の変形等によっても変形してしま
う。
このようなスライドフィルムの変形に対する対策として
、形状変化による焦点距離の変化を投影レンズの移動に
より補正するオートフォーカス機能をつけたものや、ス
ライドフィルムの変形を、その材質や、マウントの材質
、寸法等から一定の形状になることを見込んで設計され
た曲面フィールドレンズを使用する等の方法が採用され
ていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、オートフォーカス機能による補正は、ス
ライドフィルムの所定の面積のみの位置検出によってス
ライドフィルムと投影レンズの位置との間を一定距離に
しているために、検出される所定面積以外の変形には補
正がきかない。
また曲面フィールドレンズを用いる方法は、使用するマ
ウントの違いや、変形量のバラツキなどにより必ずしも
見込んだ通りにスライドフィルムが変形するとは限らす
、しかも曲面フィールドレンズは高価なためコスト高の
原因にもなっていた。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたもの
であり、スライドフィルムが変形してもスクリーン上の
映像がぼけることのないスライド投影機を安価に提供す
ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本発明のスライド投影機にお
いては投影レンズは、スライドフィルムの光軸方向の変
形によるスクリーン上の映像の焦点のずれを補うのに必
要にして十分な焦点深度を得られるような絞り値を有し
たものとし、かつ光源の光量を増大させである。
[作用] 上記の構成を有する本発明のスライド投影機において、
投影レンズは、スライドフィルムの光軸方向の変形によ
るスクリーン上の映像の焦点のずれを補うのに必要にし
て十分な焦点深度を得られるような絞り値を有したもの
であり、投影面が暗くなることは光源の光量を増大させ
ることで補う。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。
まず第1図を用いて本発明のスライドプロジェクタの構
成を説明する。
ケース8の内部には光源であるメタルハライドランプ2
が設けられ、メタルハライドランプ2の光軸上には反射
鏡1と、2枚の集光レンズ3と、スライドホルダ5とが
それぞれ設けられている。
またケース8の一端は開口されておりその開口部には投
影レンズ6がはめ込まれている。そして投影レンズ6に
対向してスクリーン7が設けられている。2枚の集光レ
ンズ3の間には防熱フィルタ4が挿入されており、スラ
イドホルダ5内部にはスライドマウント50によりスラ
イドフィルム51が保持されている。
次に作用を説明する。
メタルハライドランプ2からの光は反射鏡1で反射され
、集光レンズ3で集光されてスライドホルダ5に入射す
る。スライドホルダ5内部のスライドフィルム51を透
過した光は投影レンズ6で拡大され、スクリーン7上で
結像する。
ここで本実施例で用いた投影レンズ6について第2図を
用いて詳述する。
スライドフィルム51の中心部の変形量をTとし、画像
中心部での焦点面のスクリーン7に対するずれをtとす
る。例えば本実施例の投影レンズ6の絞り値Fを5.6
、倍率Mを8倍とし、スライドフィルムの中心部変形t
Tを0.9mmとすると、 t=TxM=o −9X8=7.2mm投影レンズの焦
点深度Δは、最小錯乱円(許容されるぼけ)の直径をε
、絞り値をF、倍率をMとすると次式で表現できる。
Δ=εxFx (1+M) よってこの実施例における焦点深度Δは、最小錯乱円の
直径εを一般に85mmフィルムで1/30mmである
から8倍の8/30mmとすると、Δ=8/30X5.
6X (1+8)=13.44mmとなり、tは焦点深
度内にありスクリーン7上の映像はぼけない。これに対
し従来のスライドプロジェツタの場合は投影レンズの絞
り値がF=2゜5〜2,8 程度であるので、同様な計
算をしてみると Δ=8/30x2.8x (1+8)=6.72mmと
なりtが焦点深度内にないために、スクリーン上の画像
は部分的にぼけてしまう。
また本実施例のスライドプロジェクタではメタルハライ
ドランプ2を用いている。このメタルハライド等の放電
ランプの特徴としては大光量、低発熱、省電力であるの
で、投影面が明るくなり、スライドフィルムの変形量が
小さくなる。よって投影レンズ6の絞り値を高くするこ
とによる投影面の暗さにも対応できる。
以上、詳述したことから明らかなように本実施例によれ
ば、投影レンズ6は、スライドフィルム51の光軸方向
の変形によるスクリーン7上の映像の焦点のずれを補う
のに必要にして十分な焦点深度を得られるような絞り値
Fを有したものであり、スクリーン7上の映像がぼける
ことがないスライドプロジェクタを安価に提供できる。
更にメタルハライドランプ2を用いて光量を増大させて
いるので投影面が暗くなることはない。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく
その趣旨を逸脱しない範囲の変更は可能である。
[発明の効果コ 以上、詳述したことから明らかなように本発明によれば
、投影レンズは、スライドフィルムの光軸方向の変形に
よるスクリーン上の映像の焦点のずれを補うのに必要に
して十分な焦点深度を得られるような絞り値を有したも
のであり、スクリーン上の映像がぼけることがないスラ
イド投影機を安価に提供できる。更に光源の光量を増大
させているので投影面が暗くなることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第1図は本実施例のスライドプロジェクタの
構成図、第2図はスライドフィルムの変形による焦点面
の変化を示す説明図、第3図(a)はスライドフィルム
の断面図、第3図(b)はマウントに収容されたスライ
ドフィルムの断面図である。 図中、2はメタルハライドランプ、6は投影レンズ、7
はスクリーン、51はスライドフィルムである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光源からの光をスライドフィルムを透過させ、この
    透過光を投影レンズで拡大し、スクリーン上に投影する
    スライド投影機において、 前記投影レンズは、前記スライドフィルムの光軸方向の
    変形によるスクリーン上の映像の焦点のずれを補うのに
    必要にして十分な焦点深度を得られるような絞り値を有
    したものとし、かつ前記光源の光量を増大させることを
    特徴とするスライド投影機。
JP2099079A 1990-04-13 1990-04-13 スライド投影機 Pending JPH03296031A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2099079A JPH03296031A (ja) 1990-04-13 1990-04-13 スライド投影機

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JP2099079A JPH03296031A (ja) 1990-04-13 1990-04-13 スライド投影機

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Publication Number Publication Date
JPH03296031A true JPH03296031A (ja) 1991-12-26

Family

ID=14237911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2099079A Pending JPH03296031A (ja) 1990-04-13 1990-04-13 スライド投影機

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JP (1) JPH03296031A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013015820A (ja) * 2011-06-10 2013-01-24 Nikon Corp プロジェクタ,撮像装置
US9086618B2 (en) 2011-06-10 2015-07-21 Nikon Corporation Projector having holographic recording medium and light modulation element

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013015820A (ja) * 2011-06-10 2013-01-24 Nikon Corp プロジェクタ,撮像装置
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