JPH08110458A - ズームレンズ鏡胴 - Google Patents

ズームレンズ鏡胴

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JPH08110458A
JPH08110458A JP24529194A JP24529194A JPH08110458A JP H08110458 A JPH08110458 A JP H08110458A JP 24529194 A JP24529194 A JP 24529194A JP 24529194 A JP24529194 A JP 24529194A JP H08110458 A JPH08110458 A JP H08110458A
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lens barrel
grooves
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Hiroshi Kato
浩 加藤
Hiroyuki Kawamura
博行 河村
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】レンズ鏡胴の内周面に断面拡底形状の直進溝を
形成すると共に、この直進溝に嵌入される変倍レンズ及
び補正レンズのガイドピンを直進溝に対応する拡底形状
に形成し、直進溝に外光が入射するのを防止すると共
に、直進溝に入射する外光の反射光を直進溝から出射さ
せないようにすることにより、フレア、ゴースト等の発
生を防止する。 【構成】レンズ鏡胴12に形成された直進溝46A〜4
6Fの断面形状を台形状に形成し、この直進溝46A〜
46Fに嵌入される変倍レンズ16及び補正レンズ18
のガイドピン44、48をそれぞれ前記直進溝46Aか
ら46Fに対応するように台形状に形成する。これによ
り、直進溝46A〜46Fへの外光の入射が防止され
る。また、直進溝46A〜46Fに外光が入射しても、
その反射光の大部分は、直進溝46A〜46Fの縁部4
7A〜47Fの作用で直進溝46A〜46Fからは出射
されない。従って、内面反射を抑止することができ、フ
レア、ゴースト等の発生を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はズームレンズ鏡胴に係
り、特に変倍レンズ部をレンズ鏡胴の内周面に形成した
直進溝に支持し、この直進溝に沿って前後移動させるこ
とにより焦点距離を変えるようにしたズームレンズ鏡胴
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のズームレンズ鏡胴は、変
倍レンズを保持した移動枠にガイドピンを突設し、この
ガイドピンを、レンズ鏡胴の内周面に撮影光軸と平行に
形成された直進溝に移動自在に支持している。また、前
記移動枠にはカムピンが突設されており、このカムピン
は、レンズ鏡胴の外側に配置されたカム筒のカム溝に係
合されている。従って、カム筒をモータで回転させる
と、移動枠が直進溝に支持された状態でカム筒のカム溝
に沿って光軸方向に前後移動するので、焦点距離を変え
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ズームレン
ズ鏡胴では、変倍レンズを光軸の後方(テレ側)に移動
すると、レンズ鏡胴の内周面に外光が直接当たるように
なるので、鏡胴内で内面反射が生じフレア、ゴースト等
の悪影響が生じ易くなる。このため、ズームレンズ鏡胴
では、内周面をコーティングして内面反射を抑えるよう
にしている。
【0004】しかしながら、レンズ鏡胴の内周面に直進
溝を形成したズームレンズ鏡胴では、直進溝をコーティ
ングできず、直進溝の部分の地金が剥き出しの状態とな
るので、その地金で外光が反射し、フレア、ゴースト等
が発生するという欠点がある。本発明は、このような事
情に鑑みてなされたもので、鏡胴内の内面反射を抑える
ズームレンズ鏡胴を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、レンズ鏡胴の内周面に撮影光軸と平行に
直進溝が形成され、該直進溝に変倍レンズ部のガイドピ
ンを前後移動自在に支持させると共に前記変倍レンズ部
のガイドピンを直進溝に沿って前後移動させることによ
り焦点距離を変えるズームレンズ鏡胴に於いて、前記ズ
ームレンズ鏡胴の直進溝は断面が拡底形状に形成される
と共に、この直進溝に嵌入される前記ガイドピンを直進
溝の形状に対応する拡底形状に形成して前記直進溝を遮
光構造にしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、レンズ鏡胴の直進溝の断面を
拡底形状に形成すると共に、この直進溝に嵌入される変
倍レンズのガイドピンを直進溝の形状に対応する拡底形
状に形成した。これにより、直進溝に入射する外光の反
射光の大部分は、直進溝の縁部の作用で直進溝に入射す
るのを防止され、また直進溝に入射した外光は縁部の作
用で入射溝からは出射されない。従って、鏡胴内の内面
反射が抑止され、フレア、ゴースト等の発生を防止する
ことができる。
【0007】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るズームレ
ンズ鏡胴の好ましい実施例について説明する。図1は、
本発明に係るズームレンズ鏡胴が適用されたズームレン
ズ装置の実施例を示す構造図である。同図に示すズーム
レンズ装置10のレンズ鏡胴12内には前方にフォーカ
スレンズ14が配置され、フォーカスレンズ14の後方
には変倍レンズ16、補正レンズ18、及びリレーレン
ズ20が順に配置されている。
【0008】前記フォーカスレンズ14は枠体22に保
持され、この枠体22は撮影光軸24と平行に配設され
たガイド棒26にスライド移動自在に支持される。ま
た、枠体22にはピン28が突設され、このピン28は
レンズ鏡胴12に形成された長孔30を介して移動駒3
2に固着されている。前記移動駒32は、撮影光軸24
と平行に敷設されたリードスクリュウ34に螺合されて
おり、また、このリードスクリュウ34はギア36、3
8を介してモータ40に連結されている。従って、モー
タ40の回転駆動力をギア38、36を介してリードス
クリュウ34に伝達すると、移動駒32がリードスクリ
ュウ34に沿って前後移動するので、フォーカスレンズ
14を光軸24に沿って前後移動させることができる。
これにより、フォーカスレンズ14による焦点調節が行
われる。
【0009】前記変倍レンズ16と補正レンズ18と
は、レンズ鏡胴12の小径部12A内にそれぞれ配置さ
れる。変倍レンズ16は枠体42に保持され、この枠体
42の外周面には、3本のガイドピン44(2本は図示
せず)が120°の間隔で突設されている。これらのガ
イドピン44は、図2に示すように前記小径部12Aの
内周面12Bに撮影光軸24と平行に形成された直進溝
46A、46B、46Cにスライド移動自在に支持され
ている。これにより、変倍レンズ16は、光軸24方向
に前後移動することができる。また、前記枠体42には
カムピン48が突設される。このカムピン48は、前記
小径部12Aに形成された長孔50を介して、レンズ鏡
胴12と並設されたカム筒52の変倍用カム溝54に係
合されている。
【0010】前記カム筒52は図3に示すように、ギア
56、58を介してモータ60に連結され、モータ60
からの駆動力で回転することができる。前記補正レンズ
18は図1、図3に示すように枠体62に保持される。
この枠体62の外周面には、3本のガイドピン64(2
本は図示せず)が120°の間隔で突設され、これらの
ガイドピン64は、図2に示すように前記小径部12A
の内周面12Bに撮影光軸24と平行に形成された直進
溝46D、46E、46Fにスライド移動自在に支持さ
れている。これにより、補正レンズ18は、光軸24方
向に前後移動することができる。また、前記枠体62に
はカムピン68が突設され、このカムピン68は、前記
小径部12Aの長孔50を介して前記カム筒52の補正
用カム溝70に係合されている。
【0011】従って、前記カム筒52を図3に示したモ
ータ60で回転させると、変倍レンズ16は変倍用カム
溝54に沿って前後移動し、補正レンズ18は補正用カ
ム溝70に沿って前後移動する。この前後移動によっ
て、焦点距離が変倍レンズ16によって変えられ、そし
て、変倍レンズ16の移動によって発生するピントのズ
レが補正レンズ18によって補正される。
【0012】また、前記直進溝46A〜46Fは、図4
にその断面形状が示されるように、断面が台形状に形成
されている。そして、この直進溝46A〜46Fの断面
形状に対応するように、前記変倍レンズ16及び補正レ
ンズ18のガイドピン44、48も断面が台形状に形成
されている。また、前記レンズ鏡胴12の内部は、直進
溝46A〜46F以外の部分に光反射防止膜がコーティ
ング、又は、光反射防止用塗料が塗布され、内面反射を
防止している。
【0013】次に、前記の如く構成されたズームレンズ
鏡胴の作用について説明する。ズームレンズ装置10を
テレ側に操作して、変倍レンズ16を直進溝46A〜4
6Cに沿って撮影光軸24の後方に移動させた時に、直
進溝46A〜46Fの縁部47A〜47Bの作用により
外光72が直進溝46A〜46Fに入射するのを防止す
る。また、外光72が直進溝46A〜46Fに入射して
も、直進溝46A〜46Fに入射した外光72は、その
反射光72Aが直進溝46A〜46Fの縁部47A〜4
7Bの作用により直進溝46A〜46Fからは出射され
ない。
【0014】このように、本実施例のズームレンズ鏡胴
によれば、直進溝46A〜46Fへの外光72の入射を
防止することができる。また、直進溝46A〜46Fに
外光72が入射してもその反射光72Aの大部分は、直
進溝46A〜46Fの縁部47A〜47Fの作用により
直進溝46A〜46Fから出射されず、内面反射を起こ
さない。従って、直進溝46A〜46Fの内面反射によ
るフレア、ゴースト等の発生を防止することができる。
【0015】本実施例では直進溝46A〜46F及び該
直進溝46A〜46Fに嵌合するガイドピン44、48
の形状を台形状としたが、これに限られるものではな
く、拡底状の形状ならば適用でき、例えば、図6に示す
ように、鏡胴の小径部13Aに凸形状の直進溝47A〜
47Fを形成し、また、ガイドピン(図示せず)は前記
直進溝47A〜47Fに嵌合する形状に形成すればよ
い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るズー
ムレンズ鏡胴によれば、レンズ鏡胴の直進溝の断面を拡
底形状に形成すると共に、この直進溝に嵌入される変倍
レンズのガイドピンを直進溝に対応する拡底形状に形成
した。これにより、直進溝に外光が入射するのを防止す
ることができる。また、直進溝に外光が入射してもその
反射光の大部分は、溝の縁部の作用で直進溝からは出射
されない。従って、内面反射を抑止することができ、フ
レア、ゴースト等の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るズームレンズ鏡胴が適用されたズ
ームレンズ装置の実施例を示す断面図
【図2】本発明に係るズームレンズ鏡胴が適用されたレ
ンズ鏡胴の直進溝の実施例を示す斜視図
【図3】変倍レンズと補正レンズの駆動機構を示す斜視
【図4】本発明に係るズームレンズ鏡胴が適用されたレ
ンズ鏡胴の直進溝の実施例を示す断面図
【図5】図4における要部拡大図
【図6】本発明に係るズームレンズ鏡胴が適用されたレ
ンズ鏡胴の直進溝の実施例を示す断面図
【符号の説明】
10…ズームレンズ装置 12…レンズ鏡胴 16…変倍レンズ 18…補正レンズ 42、62…枠体 44、64…カイドピン 46A〜46F…直進溝 48、68…カム溝 52…カム筒
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 7/09 G03B 3/10 13/34 G03B 3/10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズ鏡胴の内周面に撮影光軸と平行に直
    進溝が形成され、該直進溝に変倍レンズ部のガイドピン
    を前後移動自在に支持させると共に前記変倍レンズ部の
    ガイドピンを直進溝に沿って前後移動させることにより
    焦点距離を変えるズームレンズ鏡胴に於いて、 前記ズームレンズ鏡胴の直進溝は断面が拡底形状に形成
    されると共に、この直進溝に嵌入される前記ガイドピン
    を直進溝の形状に対応する拡底形状に形成して前記直進
    溝を遮光構造にしたことを特徴とするズームレンズ鏡
    胴。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002258137A (ja) * 2001-03-05 2002-09-11 Fuji Photo Optical Co Ltd レンズ装置
JP2009025584A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Hoya Corp 遮光構造
JP2010186157A (ja) * 2009-01-15 2010-08-26 Hoya Corp 鏡枠部材、及び鏡枠部材の表面加工方法

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JP2010186157A (ja) * 2009-01-15 2010-08-26 Hoya Corp 鏡枠部材、及び鏡枠部材の表面加工方法

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