JPH08110463A - ズームレンズ鏡胴の遮光部材 - Google Patents

ズームレンズ鏡胴の遮光部材

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Publication number
JPH08110463A
JPH08110463A JP6245289A JP24528994A JPH08110463A JP H08110463 A JPH08110463 A JP H08110463A JP 6245289 A JP6245289 A JP 6245289A JP 24528994 A JP24528994 A JP 24528994A JP H08110463 A JPH08110463 A JP H08110463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
barrel
lens
lens barrel
light shielding
zoom lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP6245289A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kato
浩 加藤
Kazumichi Tsuchiya
主道 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP6245289A priority Critical patent/JPH08110463A/ja
Publication of JPH08110463A publication Critical patent/JPH08110463A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】レンズ鏡胴の内周面に変倍レンズ支持用の直進
溝を形成し、遮光部材によって前記直進溝を遮蔽してフ
レア等の発生を防止する。 【構成】遮光筒72の前端の筒部72Aを、レンズ鏡胴
12に形成された直進溝46A〜46Fの前端部の周部
にビス74によって固定する。そして、遮光筒72の後
端の筒部72Cを変倍レンズ16の枠体42にビス76
によって固定して、直進溝46A〜46Fの前端部と、
変倍レンズレンズ16の枠体42とを遮光筒72によっ
て連結する。ズームレンズ装置をテレ側に操作して、変
倍レンズ16を撮影光軸24の後方に移動させると、こ
の移動に伴って入れ子式の遮光筒72が直進溝46A〜
46Fの前端部と変倍レンズ16との間で伸長し、この
間の直進溝46A〜46Fを遮蔽する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はズームレンズ鏡胴の遮光
部材に係り、特に変倍レンズ部をレンズ鏡胴の内周面に
形成した直進溝に支持し、この直進溝に沿って前後移動
させることにより焦点距離を変えるようにしたズームレ
ンズ鏡胴の遮光部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のズームレンズ鏡胴は、変
倍レンズを保持した移動枠にガイドピンを突設し、この
ガイドピンを、レンズ鏡胴の内周面に撮影光軸と平行に
形成された直進溝に移動自在に支持している。また、前
記移動枠にはカムピンが突設されており、このカムピン
は、レンズ鏡胴の外側に配置されたカム筒のカム溝に係
合されている。従って、カム筒をモータで回転させる
と、移動枠が直進溝に支持された状態でカム筒のカム溝
に沿って光軸方向に前後移動するので、焦点距離を変え
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ズームレン
ズ鏡胴では、変倍レンズを光軸の後方(テレ側)に移動
すると、レンズ鏡胴の内周面に外光が直接当たるように
なるので、内面反射が生じフレア等の悪影響が生じ易く
なる。このため、ズームレンズ鏡胴では、内周面をコー
ティングして内面反射を抑えるようにしている。
【0004】しかしながら、レンズ鏡胴の内周面に直進
溝を形成したズームレンズ鏡胴では、直進溝をコーティ
ングできず、直進溝の部分の地金が剥き出しの状態とな
るので、その地金で外光が反射し、フレア等が発生する
という欠点がある。本発明は、このような事情に鑑みて
なされたもので、変倍レンズ部をレンズ鏡胴の内周面に
形成した直進溝に支持するタイプのズームレンズ鏡胴の
遮光部材を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、レンズ鏡胴の内周面に撮影光軸と平行に
直進溝が形成され、該直進溝に変倍レンズ部を前後移動
自在に支持させると共に直進溝に沿って前後移動させる
ことにより焦点距離を変えるズームレンズ鏡胴に於い
て、前記ズームレンズ鏡胴の前部内側と前記変倍レンズ
部の前部とを、撮影光軸方向に伸縮自在な筒状の遮光部
材で連結し、該遮光部材によって前記直進溝を遮蔽する
ようにしたことを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明によれば、変倍レンズ部をレンズ鏡胴の
直進溝に沿って撮影光軸の後方に移動させると、この移
動に伴って遮光部材がズームレンズ鏡胴の前部内側と変
倍レンズ部の前部との間で伸長し、この間の直進溝を遮
蔽する。これにより、前記直進溝に入射する外光が遮光
部材によって遮光されるので、直進溝の内面反射による
フレア等の発生を防止することができる。
【0007】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るズームレ
ンズ鏡胴の遮光部材の好ましい実施例について説明す
る。図1は、本発明に係るズームレンズ鏡胴の遮光部材
が適用されたズームレンズ装置の実施例を示す構造図で
ある。同図に示すズームレンズ装置10のレンズ鏡胴1
2内には前方にフォーカスレンズ14が配置され、フォ
ーカスレンズ14の後方には変倍レンズ16、補正レン
ズ18、及びリレーレンズ20が順に配置されている。
【0008】前記フォーカスレンズ14は枠体22に保
持され、この枠体22は撮影光軸24と平行に配設され
たガイド棒26にスライド移動自在に支持される。ま
た、枠体22にはピン28が突設され、このピン28は
レンズ鏡胴12に形成された長孔30を介して移動駒3
2に固着されている。前記移動駒32は、撮影光軸24
と平行に敷設されたリードスクリュウ34に螺合されて
おり、また、このリードスクリュウ34はギア36、3
8を介してモータ40に連結されている。従って、モー
タ40の回転駆動力をギア38、36を介してリードス
クリュウ34に伝達すると、移動駒32がリードスクリ
ュウ34に沿って前後移動するので、フォーカスレンズ
14を光軸24に沿って前後移動させることができる。
これにより、フォーカスレンズ14による焦点調節が行
われる。
【0009】前記変倍レンズ16と補正レンズ18と
は、レンズ鏡胴12の小径部12A内にそれぞれ配置さ
れる。変倍レンズ16は枠体42に保持され、この枠体
42の外周面には、3本のガイドピン44(2本は図示
せず)が120°の間隔で突設されている。これらのガ
イドピン44は、図2に示すように前記小径部12Aの
内周面12Bに撮影光軸24と平行に形成された直進溝
46A、46B、46Cにスライド移動自在に支持され
ている。これにより、変倍レンズ16は、光軸24方向
に前後移動することができる。また、前記枠体42には
カムピン48が突設される。このカムピン48は、前記
小径部12Aに形成された長孔50を介して、レンズ鏡
胴12と並設されたカム筒52の変倍用カム溝54に係
合されている。
【0010】前記カム筒52は図3に示すように、ギア
56、58を介してモータ60に連結され、モータ60
からの駆動力で回転することができる。前記補正レンズ
18は図1、図3に示すように枠体62に保持される。
この枠体62の外周面には、3本のガイドピン64(2
本は図示せず)が120°の間隔で突設され、これらの
ガイドピン64は、図2に示すように前記小径部12A
の内周面12Bに撮影光軸24と平行に形成された直進
溝46D、46E、46Fにスライド移動自在に支持さ
れている。これにより、補正レンズ18は、光軸24方
向に前後移動することができる。また、前記枠体62に
はカムピン68が突設され、このカムピン68は、前記
小径部12Aの長孔50を介して前記カム筒52の補正
用カム溝70に係合されている。
【0011】従って、前記カム筒52を図3に示したモ
ータ60で回転させると、変倍レンズ16は変倍用カム
溝54に沿って前後移動し、補正レンズ18は補正用カ
ム溝70に沿って前後移動する。この前後移動によっ
て、焦点距離が変倍レンズ16によって変えられ、そし
て、変倍レンズ16の移動によって発生するピントのズ
レが補正レンズ18によって補正される。
【0012】一方、変倍レンズ16の前方には、図1に
示すように遮光筒72が配置される。この遮光筒72は
前記直進溝46A〜46Fをレンズ鏡胴12の内側から
隠すように、小径部12A内に挿入配置される。また、
遮光筒72は図4、図5に示すように径の異なる3つの
筒部72A、72B、72Cから成る入れ子式のもので
あり、変倍レンズ16の移動範囲において光軸24方向
に伸縮自在となっている。
【0013】前記遮光筒72は、その前端の筒部72A
が前記直進溝46A〜46Fの前端部の周部にビス74
によって固定されると共に、その後端の筒部72Cが変
倍レンズ16の枠体42にビス76によって固定されて
いる。これにより、直進溝46A〜46Fの前端部の周
部と、変倍レンズ16の枠体42とが、前記遮光筒72
によって連結される。更に、前記遮光筒72の筒部72
A、72B、72Cの内周面には、光反射防止膜がコー
ティング、又は、光反射防止用塗料が塗布されている。
【0014】次に、前記の如く構成されたズームレンズ
鏡胴の遮光部材の作用について説明する。ズームレンズ
装置10をテレ側に操作して、変倍レンズ16を直進溝
46A〜46Cに沿って撮影光軸24の後方に移動させ
ると、この移動に伴って入れ子式の遮光筒72が直進溝
46A〜46Fの前端部と変倍レンズ16との間で伸長
し、この間の直進溝46A〜46Fを遮蔽する(図5参
照)。
【0015】これにより、前記直進溝46A〜46Fに
入射する外光は、遮光筒72によって遮光され、直進溝
46A〜46Fに到達しない。従って、本実施例では、
直進溝46A〜46Fの内面反射によるフレア等の発生
を防止することができる。また、ズームレンズ装置10
をワイド側に操作して、変倍レンズ16を撮影光軸24
の前方に移動させると、その移動に伴って前記遮光筒7
2は図4に示すように収縮されるので、変倍レンズ16
の移動に悪影響を与えない。
【0016】本実施例では、筒状の遮光部材として入れ
子式の遮光筒72について説明したが、これに限られる
ものではなく、伸縮自在な形状であれば適用でき、例え
ば前記遮光部材を蛇腹状に形成しても良く、また、軸方
向に伸縮可能なコイルスプリング状の形状でも良い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るズー
ムレンズ鏡胴の遮光部材によれば、レンズ鏡胴に形成し
た直進溝の前部内側と変倍レンズ部の前部とを、撮影光
軸方向に伸縮自在な筒状の遮光部材で連結し、この遮光
部材によって直進溝を遮蔽するようにしたので、直進溝
の内面反射によるフレア等の発生を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るズームレンズ鏡胴の遮光部材が適
用されたズームレンズ装置の実施例を示す断面図
【図2】本発明に係るズームレンズ鏡胴の遮光部材に適
用されたレンズ鏡胴の直進溝を示す斜視図
【図3】変倍レンズと補正レンズの駆動機構を示す斜視
【図4】本発明に係るズームレンズ鏡胴の遮光部材の入
れ子式遮光筒が収縮した状態を示す断面図
【図5】入れ子式遮光筒が伸長して直進溝を塞いだ状態
を示す断面図
【符号の説明】
10…ズームレンズ装置 12…レンズ鏡胴 16…変倍レンズ 18…補正レンズ 42、62…枠体 44、64…カイドピン 46A〜46F…直進溝 48、68…カム溝 52…カム筒 72…入れ子式の遮光筒
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 3/10 13/34

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズ鏡胴の内周面に撮影光軸と平行に直
    進溝が形成され、該直進溝に変倍レンズ部を前後移動自
    在に支持させると共に直進溝に沿って前後移動させるこ
    とにより焦点距離を変えるズームレンズ鏡胴に於いて、 前記ズームレンズ鏡胴の前部内側と前記変倍レンズ部の
    前部とを、撮影光軸方向に伸縮自在な筒状の遮光部材で
    連結し、該遮光部材によって前記直進溝を遮蔽するよう
    にしたことを特徴とするズームレンズ鏡胴の遮光部材。
JP6245289A 1994-10-11 1994-10-11 ズームレンズ鏡胴の遮光部材 Pending JPH08110463A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6245289A JPH08110463A (ja) 1994-10-11 1994-10-11 ズームレンズ鏡胴の遮光部材

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JP6245289A JPH08110463A (ja) 1994-10-11 1994-10-11 ズームレンズ鏡胴の遮光部材

Publications (1)

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JPH08110463A true JPH08110463A (ja) 1996-04-30

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ID=17131456

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JP6245289A Pending JPH08110463A (ja) 1994-10-11 1994-10-11 ズームレンズ鏡胴の遮光部材

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JP (1) JPH08110463A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10123391A (ja) * 1996-10-23 1998-05-15 Nikon Corp レンズ鏡筒
JP2008500569A (ja) * 2004-05-24 2008-01-10 カール ツァイス エスエムテー アクチェンゲゼルシャフト 対物レンズ用光学モジュール

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