JPH07304418A - シートベルトアンカ構造 - Google Patents

シートベルトアンカ構造

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JPH07304418A
JPH07304418A JP6097789A JP9778994A JPH07304418A JP H07304418 A JPH07304418 A JP H07304418A JP 6097789 A JP6097789 A JP 6097789A JP 9778994 A JP9778994 A JP 9778994A JP H07304418 A JPH07304418 A JP H07304418A
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bracket
seat belt
mount bracket
pin
anchor structure
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Masami Matsumoto
政己 松本
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Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は車両前方向への引っ張り力に十分耐
えるように支持されるシートベルトアンカ構造を提供す
る。 【構成】クロスメンバー(11)に取付けられるシート
ベルトアンカ(20)と、キャブ側に設けられたボデー
マウントブラケット(12)と、車体フレーム(13)
に設けられたキャブマウントブラケット(14)と、一
端部が上記クロスメンバーと上記ボデーマウントブラケ
ットと共締めされて取り付けられ、上記車体フレーム側
方まで延出したスットパーブラケット(25)と、同ス
トッパーブラケットの他端部に係合可能となる上記車体
フレームに取り付けられたピン(15)とを有したこと
を特徴とするシートベルトアンカ構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートベルトアンカ構
造、特に車両のシートベルトアンカ構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般にシートベルトは、車両の追突や衝
突などの事故により運転者や同乗者が反動で車両前方向
へ投げ出されるのを防止するために車両に装備されるも
のである。したがって、シートベルトのアンカ部は、追
突や衝突などの事故により運転者や同乗者が反動で車両
前方向へ引っ張られる際に、その前方への引っ張り力に
十分耐えるように支持されている必要がある。
【0003】そこで、従来、シートベルトアンカ部を強
固に支持するシートベルトアンカ構造が提案されており
(実開昭62−28656号)、そのアンカ構造の従来
例を図5に示す。
【0004】図5において、符号1はキャビンのクロス
メンバーを、2は車体フレームをそれぞれ示していて、
クロスメンバー1の後部下面部と車体フレーム2との間
をシートベルトブラケット3で連結し、そのクロスメン
バー1とシートベルトブラケット3とにシートベルトア
ンカ4を固定支持している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5の構造の場合に
は、追突や衝突などの事故により運転者や同乗者が反動
で車両前方向へ引っ張られて、シートベルトアンカに異
常な引っ張り力が加わるが、シートベルトアンカを、ク
ロスメンバー1とシートベルトブラケット3とに支持固
定したのではその異常な引っ張り力に十分耐えることが
できないという問題点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、クロ
スメンバーに取付けられるシートベルトアンカと、キャ
ブ側に設けられたボデーマウントブラケットと、車体フ
レームに設けられたキャブマウントブラケットと、一端
部が上記クロスメンバーと上記ボデーマウントブラケッ
トと共締めされて取り付けられ、上記車体フレーム側方
まで延出したスットパーブラケットと、同ストッパーブ
ラケットの他端部に係合可能となる上記車体フレームに
取り付けられたピンとを有したことを特徴とするシート
ベルトアンカ構造にある。
【0007】請求項2の発明は、上記ボデーマウントブ
ラケットを弾性体を介して上記キャブマウントブラケッ
トに取り付けことを特徴とする請求項1に記載のシート
ベルトアンカ構造にある。
【0008】請求項3の発明は、上記ストッパーブラケ
ットを上記キャブマウントブラケットに当接した後、上
記ピンに当接したことを特徴とする請求項1または請求
項2に記載のシートベルトアンカ構造にある。
【0009】請求項4の発明は、上記ピンが車幅方向に
延出したことを特徴とする請求項1、請求項2または請
求項3に記載のシートベルトアンカ構造にある。
【0010】請求項5の発明は、上記ストッパーブラケ
ットの他端部は、上記ピンの下方から同ピンを巻き込む
ように形成したことを特徴とする請求項1、請求項2、
請求項3または請求項4に記載のシートベルトアンカ構
造にある。
【0011】請求項6の発明は、上記ストッパーブラケ
ットをコ字状断面に形成したことを特徴とする請求項
1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5に記
載のシートベルトアンカ構造にある。
【0012】請求項7の発明は、上記ストッパーブラケ
ットを閉断面に形成したことを特徴とする請求項1、請
求項2、請求項3、請求項4または請求項5に記載のシ
ートベルトアンカ構造にある。
【0013】請求項8の発明は、上記ストッパーブラケ
ットの中間部を上記ボデーマウントブラケットに結合し
たことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請
求項4、請求項5、請求項6または請求項7に記載のシ
ートベルトアンカ構造にある。
【0014】
【作用】請求項1の発明では、クロスメンバーに取付け
られるシートベルトアンカと、キャブ側に設けられたボ
デーマウントブラケットと、車体フレームに設けられた
キャブマウントブラケットと、一端部が上記クロスメン
バーと上記ボデーマウントブラケットと共締めされて取
り付けられ、上記車体フレーム側方まで延出したスット
パーブラケットと、同ストッパーブラケットの他端部に
係合可能となる上記車体フレームに取り付けられたピン
とを有するので、シートベルトアンカの引っ張り力はス
ットパーブラケットがキャブマウントブラケットに当接
した後にピンに当接することにより吸収される。
【0015】請求項2の発明では、ボデーマウントブラ
ケットがキャブマウントブラケット上で緩衝される。
【0016】請求項3の発明では、シートベルトアンカ
の引っ張り力が2段階に吸収される。
【0017】請求項4の発明では、スットパーブラケッ
トが車体フレームの側方に係合される。
【0018】請求項5の発明では、スットパーブラケッ
トの他端部がピンに当接し易くなる。
【0019】請求項6の発明では、スットパーブラケッ
トが堅牢になる。
【0020】請求項7の発明では、スットパーブラケッ
トが堅牢になる。
【0021】請求項8の発明では、スットパーブラケッ
トがボデーマウントブラケットに強固に固定される。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3に
基づいて説明する。
【0023】図1ないし図3において、符号11はキャ
ブ側のクロスメンバーを、29はキャブ側の車体パネル
を、12はキャブ側のボデーマウントブラケット、13
は車体フレームをそれぞれ示していて、車体フレーム1
3にはキャブマウントブラケット14と、ピン15とが
それぞれ設けられている。キャブマウントブラケット1
4の上には、ボデーマウントブラケット12が、ゴムな
どの弾性体16を介在させて固定されている。
【0024】ボデーマウントブラケット12は、ボデー
マウントブラケット12の下部下壁12aと、キャブマ
ウントブラケット14と間に弾性体16が介在させた状
態で、ボデーマウントブラケット12の下壁12aと、
キャブマウントブラケット14とにボルト17を貫通さ
せ、そのボルト17の先端部にゴムなどの弾性体18を
介在させ、そのボルト17の先端にナット19を螺合さ
せることにより、キャブマウントブラケット14の上に
固定される。
【0025】ピン15は車体フレーム13の車幅方向に
設けられており、一方、ボデーマウントブラケット12
の後壁12bの外側には、断面コ字状のスットパーブラ
ケット25が設けられている。スットパーブラケット2
5の上端部25aは、ボデーマウントブラケット12と
クロスメンバー11、キャブ側の車体パネル29、バッ
クパネル28に、ボルト22aとナット22bにより共
締めされており、スットパーブラケット25の下端部2
5bは車体フレーム13の側部に延出しており、スット
パーブラケット25の中間部25cは、ボデーマウント
ブラケット12に、ボルト23a,24aとナット23
b,24bにより締結されている。スットパーブラケッ
ト25の下端部25bは、ピン15を下から巻き込むよ
うに鉤状に形成されている。クロスメンバー11の上部
には、シートベルトアンカ20の基部が固定されてい
る。符号26はシートを、27はキャブのヒンジ軸を、
28はバックパネルをそれぞれ示している。
【0026】シートベルトアンカ20に前方への多大の
引っ張り力が加えられときに、その力はクロスメンバー
11,ボデーマウントブラケット12を介して、スット
パーブラケット25に伝わり、スットパーブラケット2
5が前方に湾曲し、スットパーブラケット25の下端部
25bが、図2の2点鎖線で示すように、キャブマウン
トブラケット14の肩部に衝突して、スットパーブラケ
ット25の下端部25bは、キャブマウントブラケット
14との衝突部位25Aを中心に図2において反時計方
向に回転し、他端部の先端部25Bがピン15に衝合し
吸収される。
【0027】本発明の他の実施例を図4に基づいて説明
する。
【0028】図4において、前記実施例と同じ部材につ
いては、同じ符号を付してその説明は省略する。ボデー
マウントブラケット12の後壁12bの外側には、閉断
面に形成したスットパーブラケット125が設けられて
いる。このスットパーブラケット125を閉断面に形成
することによりスットパーブラケット125の剛性が増
す。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、シートベルト
アンカがボデーマウントブラケットとピンとの間に設け
られたスットパーブラケットに支持されるので、車体の
前方への引っ張力が十分に吸収され、堅牢に支持するこ
とが出来る。
【0030】請求項2の発明によれば、乗り心地が欲な
る。
【0031】請求項3の発明では、車体の前方への引っ
張力を十分に吸収することが出来る。
【0032】請求項4の発明では、車体フレームの側方
が有効に利用できる。
【0033】請求項5の発明では、補強がし易くなる。
【0034】請求項6の発明では、車体の前方への引っ
張力が十分に吸収され易くなる。
【0035】請求項7の発明では、車体の前方への引っ
張力が十分に吸収され易くなる。
【0036】請求項8の発明では、シートベルトアンカ
が堅牢に支持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すシートベルトアンカ
構造の斜視図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】キャブの側面図である。
【図4】この発明の他の実施例を示すシートベルトアン
カ構造の斜視図である。
【図5】従来のシートベルトアンカ構造の断面図であ
る。
【符号の説明】
11 クロスメンバー 12 ボデーマウントブラケット 13 車体フレーム 14 キャブマウントブラケット 15 ピン 25,125 スットパーブラケット 20 シートベルトアンカ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロスメンバーに取付けられるシートベル
    トアンカと、キャブ側に設けられたボデーマウントブラ
    ケットと、車体フレームに設けられたキャブマウントブ
    ラケットと、一端部が上記クロスメンバーと上記ボデー
    マウントブラケットと共締めされて取り付けられ、上記
    車体フレーム側方まで延出したスットパーブラケット
    と、同ストッパーブラケットの他端部に係合可能となる
    上記車体フレームに取り付けられたピンとを有したこと
    を特徴とするシートベルトアンカ構造。
  2. 【請求項2】上記ボデーマウントブラケットを弾性体を
    介して上記キャブマウントブラケットに取り付けことを
    特徴とする請求項1に記載のシートベルトアンカ構造。
  3. 【請求項3】上記ストッパーブラケットを上記キャブマ
    ウントブラケットに当接した後、上記ピンに当接したこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート
    ベルトアンカ構造。
  4. 【請求項4】上記ピンが車幅方向に延出したことを特徴
    とする請求項1、請求項2または請求項3に記載のシー
    トベルトアンカ構造。
  5. 【請求項5】上記ストッパーブラケットの他端部は、上
    記ピンの下方から同ピンを巻き込むように形成したこと
    を特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求
    項4に記載のシートベルトアンカ構造。
  6. 【請求項6】上記ストッパーブラケットをコ字状断面に
    形成したことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4または請求項5に記載のシートベルトアン
    カ構造。
  7. 【請求項7】上記ストッパーブラケットを閉断面に形成
    したことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、
    請求項4または請求項5に記載のシートベルトアンカ構
    造。
  8. 【請求項8】上記ストッパーブラケットの中間部を上記
    ボデーマウントブラケットに結合したことを特徴とする
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、
    請求項6または請求項7に記載のシートベルトアンカ構
    造。
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