JPH0730435Y2 - ドアの開閉装置 - Google Patents

ドアの開閉装置

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JPH0730435Y2
JPH0730435Y2 JP1989015638U JP1563889U JPH0730435Y2 JP H0730435 Y2 JPH0730435 Y2 JP H0730435Y2 JP 1989015638 U JP1989015638 U JP 1989015638U JP 1563889 U JP1563889 U JP 1563889U JP H0730435 Y2 JPH0730435 Y2 JP H0730435Y2
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JP
Japan
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door
opening
hinge
pair
hinge shafts
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久喜 松本
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Kojima Industries Corp
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Kojima Industries Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、主として車載用のコンソールボツクス,グ
ラブボックス等のボックスにおいて、そのボックス本体
の開口部一側と他側との両側に対し、ドアを選択的に開
閉可能に装着するドアの開閉装置に関するものである。
[従来の技術] この種のドアの開閉装置には、例えば、実開昭58−7505
5号公報,実開昭60−24657号公報に開示されたものが知
られている。
また、このようなドアの開閉装置において、ドア側に対
して、ヒンジ機構の主要部、すなわち、ヒンジ軸や、そ
の操作部材が組付けられ、ボックス本体側にヒンジ軸が
挿脱されるヒンジ孔が配設される。そして、操作部材を
上方へ引上げたり、あるいは、前後方向へ摺動させるこ
とで、ヒンジ軸をヒンジ孔より脱抜し、ドアを開放する
ようになっている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記した従来のものにおいては、ドアに、ヒ
ンジ軸や操作部材の組付けスペースを確保して、これら
各部材を組付けなければならず、ドアが大形化するとと
もに、各部材をドアの限られたスペース内に組付ける作
業も厄介となる。さらに、ドアに対し、ヒンジ軸や操作
部材が組付けられると、その分だけドアが重くなり、ド
アの開閉がしずらくなる等の問題点があった。
この考案の目的は、上記した従来の問題点に鑑み、ボッ
クス本体の開口部の両側に対しドアを選択的に開閉可能
に装着する開閉装置おいて、ドアの重量増加を可及的に
軽減してドアを軽快に開閉することができるドアの開閉
装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この考案は、ボックス本体
の開口部一側と他側との両側に対し、ドアを選択的に開
閉可能に装着するドアの開閉装置であって、 ボックス本体の開口部両側には、ドアの両側にそれぞれ
配設された各ヒンジ孔に対し、軸方向へ移動することで
挿脱される各一対のヒンジ軸がそれぞれ同軸上にかつば
ねによって互に接近する方向に弾発されて配設されると
ともに、各一対のヒンジ軸の中間部において、常には、
付勢手段によって突出方向へ付勢される両操作部材がそ
れぞれ押動可能に配設され、 前記両操作部材と各一対のヒンジ軸との間には、同操作
部材が押動されたときにこれに対応する一対のヒンジ軸
をドアのヒンジ孔より抜け出る位置まで移動させ、同操
作部材が前記付勢手段の付勢力によって突出されたとき
にはこれに対応する一対のヒンジ軸をドアのヒンジ孔に
嵌合する位置まで移動させる連動手段がそれぞれ配設さ
れ、 前記連動手段は、前記一対のヒンジ軸の対向側軸端がそ
れぞれ当接するように前記操作部材に形成された斜状の
連動カム面によって構成され、 前記ボックス本体とドアとの間には、該ドアを、その両
側の開き方向にそれぞれ弾発するばねが配設されてい
る。
[作用] 上記したように構成されるドアの開閉装置において、ボ
ックス本体の開口部両側に、各一対のヒンジ軸とその操
作部材がそれぞれ配設され、前記各ヒンジ軸に対するヒ
ンジ孔がドアの両側に配設されることで、ドアの重量増
加が可及的に軽減され、ドアの開閉が軽快となる。
また、前記ボックス本体の開口部の一側のヒンジ軸を支
点としてドアを開放する場合、前記ボックス本体の開口
部他側の操作部材を付勢手段の付勢力に抗して押下げる
ことで、開口部他側の一対のヒンジ軸が前記操作部材の
連動カム面に当接しながら、ばねの弾発力によって互い
に接近する方向へ移動され、これら一対のヒンジ軸の反
対側端部が前記ドアのヒンジ孔より抜出る。すると、ド
アは、ばねの弾発力によって開放される。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図面にしたがって説明す
る。
車両用コンソールボックスを斜視図で表わした第1図に
おいて、上方開口箱形状に形成されたボックス本体1の
開口部には、その一側と他側との両側に対し、ドア14が
選択的に開閉可能に装着されている。
すなわち、ボックス本体1の開口部の左右両側には各ヒ
ンジ機構の主要部をなす各一対のヒンジ軸2と、その操
作部材3とが配設されている。
上記各一対のヒンジ軸2は、第3図に示すように、ボッ
クス本体1の左右両側壁上面から突出された軸受片4
と、これら側壁の上面にビス5によって締着された軸カ
バー6に設けられた軸受片7,8とで支持された状態で、
それぞれ軸方向へ移動可能にかつ前後方向に所定間隔を
隔てて同軸上に組付けられる。そして、各一対のヒンジ
軸2の各一方の軸端部は、軸カバー6の前後両端に設け
られて軸受片8より所定長さだけそれぞれ突出されると
ともに、常には、ばね9によって各一対のヒンジ軸2が
互いに接近する後退方向に弾発されている。
ボックス本体1の左右両端壁上面の略中央部には、凹部
10がそれぞれ形成されている。これら凹部10には、各一
対のヒンジ軸2の中間に位置して操作部材3が下方へ押
下げ可能に配設されるとともに、凹部10の底面上に突設
されたガイドピン10aによって上下方向へ移動案内され
る。さらに、操作部材3は、常には、ばね11によって突
出方向に弾発され、ストッパ片12によって所定の突出位
置に止められるようになっている。そして、操作部材3
の上端部には、該操作部材3が所定位置まで押上げられ
た状態において、軸カバー6の上面より所定量だけ突出
する操作ノブ3aが設けられている。さらに、両操作部材
3の前後両側面には、各一対のヒンジ軸2の対向側軸端
部が接した状態において、これらヒンジ軸2を、その軸
方向へ進退させる連動手段としての斜状の連動カム面13
が形成されている。前記操作部材3のばね11は、ヒンジ
軸2のばね9の弾発力よりも適宜に大きい弾発力を備え
ている。そして、操作部材3がばね11の弾発力に抗して
所定位置まで押下げられたときには、第4図に示すよう
に、一対のヒンジ軸2の互いに対向する軸端が連動カム
面13にそれぞれ接した状態において、一対のヒンジ軸2
の反対側の軸端がドア14の各ヒンジ孔15よりそれぞれ抜
出る位置まで、一対のヒンジ軸2がばね9の弾発力によ
って後退される。さらに、第3図に示すように、操作部
材3が、ばね11の弾発力によって所定位置まで押上げら
れたときには、その連動カム面13によって一対のヒンジ
軸2がばね9の弾発力に抗して前進され、これら各ヒン
ジ軸2の軸端部がドア14の各ヒンジ孔15に嵌挿されるよ
うになっている。
ホックス本体1の開口部に装着されるドア14には、第1
図と第2図に示すように、その前後左右、計4箇所にお
いて、各一対のヒンジ軸2がそれぞれ挿脱可能に嵌挿さ
れるヒンジ孔15を備えたヒンジ片16が形成される。さら
に、ドア14の左右両側部の前後方向略中央部には、操作
部材3の操作ノブ3aに対応する位置において切欠き状の
凹部17が形成されている。
また、この実施例では、ボックス本体1の左右両側壁上
面にビス5によって締着された両軸カバー6上面の前後
両端部計4箇所には、ドア14をそれぞれ開放方向へ弾発
する板ばね状のばね18が、その各基部において前記ビス
5によって、ボックス本体1の左右両側壁上面に対し、
軸カバー6と共締めされている。
この実施例は上述したように構成される。したがって、
ボックス本体1の開口部の一側、例えば第2図において
左側を開閉支点としてドア14を開放する場合、右側の操
作部材3を、第4図に示すように、ばね11の弾発力に抗
して所定位置まで押下げる。すると、右側で一対をなす
ヒンジ軸2が、その各ばね9の弾発力によって互いに接
近する後退方向へ移動され、これらヒンジ軸2がドア14
の右側に設けられたヒンジ片16のヒンジ孔15よりそれぞ
れ抜出る。
すると、ドア14は左側で一対をなすヒンジ軸2を支点と
しかつばね18の弾発力によって開放される。
上記したように開放されたドア14を閉じる場合、ドア14
をばね18の弾発力に抗して閉じ動作する一方、右側の操
作部材3を押下げて右側で一対をなすヒンジ軸2をばね
9の弾発力に抗して後退させる。そして、ドア14を閉鎖
位置まで閉じたところで、前記右側の操作部材3の押下
げを解除する。すると、前記操作部材3は、第3図に示
すように、ばね11の弾発力によって押上げられ、前記一
対のヒンジ軸2が、そのばね9の弾発力に抗して前進さ
れ、ドア14の各ヒンジ孔16に嵌挿され、これによってド
ア14が閉鎖状態に保たれる。
上記したように、右側の操作部材3あるいは左側の操作
部材3を押下げることで、ボックス本体1の左右両側部
に対し、ドア14を選択的に開閉することができる。さら
に、各一対のヒンジ軸2やその操作部材3は、ボックス
本体1側に配設され、ドア14にはヒンジ孔15を有するヒ
ンジ片16が配設されるのみであるから、ドア14の重量増
加が可及的に軽減され、ドア14が軽快に開閉される。
なお、上記実施例においては、コンソールボックスのボ
ックス本体1に対してドア14が両開きに開閉されるもの
を例示したがこれに限るものではない。例えば、グラブ
ボックスのドアの開閉装置としても採用することができ
る。
[考案の効果] 以上述べたように、この考案によれば、ボックス本体の
開口部両側に、各一対のヒンジ軸とその操作部材がそれ
ぞれ配設され、前記各ヒンジ軸に対するヒンジ孔がドア
の両側に配設されることで、ドアの重量増加を可及的に
軽減することができ、ドアを軽快に開閉することができ
る。
しかも、ボックス本体の開口部一側のヒンジ軸を支点と
してドアを開放する場合、開口部他側の操作部材を付勢
手段の付勢力に抗して押下げることで、開口部他側の一
対のヒンジ軸の対向側軸端部が前記操作部材の連動カム
面に当接しながら移動し、これらヒンジ軸の反対側軸端
部がドアのヒンジ孔より抜出た後、ドアがばねの弾発力
によって開放される。
すなわち、ボックス本体の開口部の両側のうち、所望と
する側を開閉支点としてドアを開放する場合、これと反
対側の操作部材を単に押下げるという、きわめて簡単な
ワンタッチ操作によってドアを所望とする方向へ容易に
かつ手早く開放することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図はボッ
クス本体の一側にドアが開放された状態を示す斜視図、
第2図は同じく正断面図、第3図はドアの開閉装置のヒ
ンジ軸がヒンジ孔に嵌挿された状態を示す側断面図、第
4図は同じくヒンジ軸がヒンジ孔より抜出た状態を示す
側断面図である。 1……ボックス本体 2……ヒンジ軸 3……操作部材 11……ばね(付勢手段) 13……連動カム面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボックス本体の開口部一側と他側との両側
    に対し、ドアを選択的に開閉可能に装着するドアの開閉
    装置であって、 ボックス本体の開口部両側には、ドアの両側にそれぞれ
    配設された各ヒンジ孔に対し、軸方向へ移動することで
    挿脱される各一対のヒンジ軸がそれぞれ同軸上にかつば
    ねによって互に接近する方向に弾発されて配設されると
    ともに、各一対のヒンジ軸の中間部において、常には、
    付勢手段によって突出方向へ付勢される両操作部材がそ
    れぞれ押動可能に配設され、 前記両操作部材と各一対のヒンジ軸との間には、同操作
    部材が押動されたときにこれに対応する一対のヒンジ軸
    をドアのヒンジ孔より抜け出る位置まで移動させ、同操
    作部材が前記付勢手段の付勢力によって突出されたとき
    にはこれに対応する一対のヒンジ軸をドアのヒンジ孔に
    嵌合する位置まで移動させる連動手段がそれぞれ配設さ
    れ、 前記連動手段は、前記一対のヒンジ軸の対向側軸端がそ
    れぞれ当接するように前記操作部材に形成された斜状の
    連動カム面によって構成され、 前記ボックス本体とドアとの間には、該ドアを、その両
    側の開き方向にそれぞれ弾発するばねが配設されている
    ことを特徴とするドアの開閉装置。
JP1989015638U 1989-02-13 1989-02-13 ドアの開閉装置 Expired - Fee Related JPH0730435Y2 (ja)

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