JPH0730391A - ドライブ回路 - Google Patents

ドライブ回路

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JPH0730391A
JPH0730391A JP5168260A JP16826093A JPH0730391A JP H0730391 A JPH0730391 A JP H0730391A JP 5168260 A JP5168260 A JP 5168260A JP 16826093 A JP16826093 A JP 16826093A JP H0730391 A JPH0730391 A JP H0730391A
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mosfet
circuit
voltage
terminal
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JP5168260A
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Inventor
Hiroshi Maruyama
宏志 丸山
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ロジック回路の電源電圧を±2倍に昇圧した電
圧がその電源端子に印加されるドライブ回路において、
ロジック回路の電源電圧が3Vのときにおいてもその出
力電圧はインターフェースEIA/TIA−562規格
の最小振幅電圧±3.7Vを満足するようにする。 【構成】正側電源端子VPと負側電源端子VN間に直列
に接続され、それらの接続点から出力端子OUTが引き
出された第1および第2のスイッチング素子51,52
とからなる出力回路5の第1のスイッチング素子51は
ダーリントン回路に接続されたP OSFET51Aお
よびバイポーラトランジスタ51Bとからなるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子回路において、例え
ばインターフェースを介し負荷を駆動するドライブ回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のドライブ回路の一例を示す
回路図である。図5において、ドライブ回路は電流ミラ
ー回路に接続されたP MOSFET12,13および
14からなり、P MOSFET12のドレインに直列
に接続された基準電流回路11の電流に比例した定電流
をP MOSFET13および14のドレインから出力
する定電流回路1と、この定電流回路1のP MOSF
ET13のドレインに直列に接続されたP MOSFE
T21のソース・ドレインおよびN MOSFET23
のドレイン・ソースと、これらに並列に接続されたP
MOSFET22のソース・ドレインおよびN MOS
FET24のドレイン・ソースとからなり、これらN
MOSFET23のドレインとソースとの間と、N M
OSFET23のゲートとN MOSFET24のゲー
トとの間がそれぞれ接続され、NMOSFET21のゲ
ートが入力端子INに、P MOSFET22のゲート
が基準電圧E0 に接続された差動増幅回路2と、定電流
回路1のP MOSFET14のドレインに直列に接続
されたN MOSFET31のドレイン・ソースおよび
N MOSFET32のドレイン・ソースからなり、こ
れらN MOSFET31のゲートが制御端子S1に、
N MOSFET32のゲートが差動増幅回路2のN
MOSFET24のドレインにそれぞれ接続された反転
増幅回路3と、正側電源端子VPと負側電源端子VN間
に直列に接続された第1のスイッチング素子51として
のダーリントン回路に接続されたNPNバイポーラトラ
ンジスタ51Cおよび51B,第2のスイッチング素子
としてのN MOSFET52およびN MOSFET
54のドレイン・ソースからなり、このNPNバイポー
ラトランジスタ51Cのベースは反転増幅回路3のN
MOSFET31のドレインに、第1のスイッチング素
子51と第2のスイッチング素子52の接続点、すなわ
ちNPNバイポーラトランジスタ51BのエミッタとN
MOSFET52のドレインの接続点は出力端子OU
Tに、N MOSFET52のゲートはNMOSFET
31のゲートに、N MOSFET54のゲートはN
MOSFET32のゲートに、N MOSFET52の
ドレインはコンデンサ55を介しN MOSFET54
のゲートにそれぞれ接続された出力回路5とで構成され
る。なお、定電流回路1,差動増幅回路2および反転増
幅回路3を総称して制御回路4と称する。
【0003】このドライブ回路の動作は次の通りであ
る。通常昇圧回路により正側電源端子VPにはロジック
回路の電源電圧VDDの3Vあるいは5Vを2倍にした6
Vあるいは10Vを、負側電源端子VNには−2倍にし
た−6Vあるいは−10Vを入力し、制御端子S1には
ロジック回路の電源電圧の3Vあるいは5Vを入力す
る。また、基準電圧E0 はこれらP MOSFET21
あるいは22のスレッシュレベルの1.5Vに設定す
る。入力端子INに入力される信号電圧Eが基準電圧E
0 を越えた「H」の信号電圧のとき、差動増幅回路2の
P MOSFET21はオフ、P MOSFET22は
オンになり、N MOSFET24はオフとなる。N
MOSFET24のオフにより反転増幅回路3のN M
OSFET32はオンし、このドレインの電圧は低下す
る。N MOSFET31のゲートには論理回路用の電
源電圧VDDが入力されているので、N MOSFET3
1のドレインの電圧がこの電源電圧VDD以下に低下する
とN MOSFET31は完全にオンし、定電流回路1
のP MOSFET14からの定電流は主としてN M
OSFET31および32に流れるので、出力回路5の
第1のスイッチング素子51としてのダーリントン回路
に接続されたNPNバイポーラトランジスタ51Cおよ
び51Bはオフになる。同時に差動増幅回路2のN M
OSFET24のオフにより、出力回路5のN MOS
FET54はオンする。また、第2のスイッチング素子
としてのN MOSFET52のゲートには論理回路用
の電源電圧V DDが入力されているので、同様にこの第2
のスイッチング素子としてのN MOSFET52は完
全にオンする。従って、出力端子OUTは負側電源端子
VNの電圧に対応した「L」の信号電圧を出力する。ま
た、入力端子INに入力される信号電圧Eが基準電圧E
0 以下の「L」の信号電圧のときは、前述の逆の動作で
第1のスイッチング素子51としてのダーリントン回路
に接続されたNPNバイポーラトランジスタ51Cおよ
び51Bはオンになり、第2のスイッチング素子として
のN MOSFET52はオフとなるので、出力端子O
UTは正側電源端子VPの電圧に対応した「H」の信号
電圧を出力する。なお、コンデンサ55は出力端子OU
Tの信号電圧の変化をN MOSFET54のゲートに
フィードバックして信号電圧の立ち上がり速度(スルー
レート)を制限する。
【0004】定電流回路1の基準電流回路11の電流
を、例えば10μAに設定し、P MOSFET13か
ら出力される定電流を10μA、P MOSFET14
から出力される定電流を10μA〜50μAに設定する
と、出力端子OUTから、例えば30mAの信号電流を取
り出し得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ドライブ回
路と負荷の間に接続されるインターフェースは、例えば
インターフェースRS−232C規格の低電圧仕様のイ
ンターフェースEIA/TIA−562規格では最大振
幅電圧±13.7V,最小振幅電圧±3.7Vに規定さ
れている。
【0006】前述のドライブ回路では、ロジック回路の
電源電圧が3Vのとき、正側電源端子には2倍に昇圧し
た6Vが印加されるが、この場合、出力端子からの
「H」の信号電圧の大きさは、この正側電源端子電圧6
Vから第1のスイッチング素子の電圧降下、すなわちダ
ーリントン回路に接続された2個のバイポーラトランジ
スタの各ベース・エミッタ電圧0.7Vの和の1.4V
を差し引いた4.6Vになる。実際には通電によるレギ
ュレーションによって3.6〜3.8V程度まで低下
し、インターフェースEIA/TIA−562規格の最
小振幅電圧±3.7Vを満足できなくなる場合が生じる
(ロジック回路電圧が5Vのときは、同様にして出力端
子からの信号電圧の大きさは6.6〜6.8V程度にな
るので問題はない)。
【0007】更に、前述のドライブ回路では、例えば負
荷に異常を生じたとき、このドライブ回路の動作を停止
するには前段の、例えばロジック回路まで溯らなければ
停止することができないので運転の操作がやりにくい問
題がある。本発明の目的は、ロジック回路の電源電圧を
±2倍に昇圧した電圧がその電源端子に入力されるドラ
イブ回路において、ロジック回路の電源電圧が3Vのと
きにおいてもその出力電圧はインターフェースEIA/
TIA−562規格の最小振幅電圧±3.7Vを満足
し、更にこのドライブ回路自体に運転停止機能を持たせ
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに本発明は、正側電源端子と負側電源端子間に直列に
接続され、それらの接続点から出力端子が引き出された
第1および第2のスイッチング素子とからなる出力回路
と、この出力回路の第1および第2のスイッチング素子
を反転制御する制御回路とを備えたドライブ回路におい
て、前記出力回路の第1のスイッチング素子はダーリン
トン回路に接続されたMOSFETおよびバイポーラト
ランジスタからなるようにする。またこのドライブ回路
において、制御回路に出力回路の第1のスイッチング素
子のMOSFETのゲートおよび第2のスイッチング素
子の制御端子にオフの制御信号を入力し、かつ電源端子
からこの制御回路に流入する電流を遮断する運転停止回
路を設ける。更にこの運転停止回路を設けたものにおい
て、出力回路の第2のスイッチング素子はMOSFET
(以下第1のMOSFETと称する)からなり、制御回
路にそのドレインがこの第1のMOSFETのゲートに
そのソースがこのサブストレート端子にそのゲートがこ
のソースに接続された第2のMOSFETと、そのドレ
インが前記第1のMOSFETのソースにそのソースが
このサブストレート端子にそのゲートがこのドレイン、
すなわち出力端子に接続された第3のMOSFETと、
そのドレインが前記第1のMOSFETのドレイン、す
なわち出力端子にそのソースがこのサブストレート端子
にそのゲートがこのソースに接続された第4のMOSF
ETとからなる通電防止回路を設ける。
【0009】
【作用】本発明のドライブ回路では、出力回路の第1の
スイッチング素子はダーリントン回路に接続されたMO
SFETおよびバイポーラトランジスタとからなるよう
にしたので、入力端子に「L」の信号電圧が入力されて
出力端子から正側電源端子の電圧に対応した「H」の信
号電圧を出力するとき、出力回路の第1のスイッチング
素子の電圧降下はダーリントン回路に接続されたMOS
FETの電圧降下が極めて低いので、バイポーラトラン
ジスタのベース・エミッタ電圧の0.7Vだけとなる。
従って、正側電源端子の電圧が論理回路の電源電圧の3
Vの2倍の6Vのときレギュレーションを加味した出力
電圧は4.3〜4.5Vになり、インターフェースEI
A/TIA−562規格の最小振幅電圧±3.7Vを充
分満足する。
【0010】また、制御回路に出力回路の第1のスイッ
チング素子のMOSFETのゲートおよび第2のスイッ
チング素子の制御端子にオフの制御信号を入力し、かつ
電源端子からこの制御回路に流入する電流を遮断する運
転停止回路を設けたので、出力回路はオフし、電源端子
から制御回路に流れる電流は遮断されて低電力消費モー
ドで運転が停止できる。
【0011】更にこの運転停止回路が設けられ、かつ出
力回路の第2のスイッチング素子がMOSFET(以下
第1のMOSFETと称する)からなるものにおいて、
制御回路にそのドレインがこの第1のMOSFETのゲ
ートにそのソースがこのサブストレート端子にそのゲー
トがこのソースに接続された第2のMOSFETと、そ
のドレインが前記第1のMOSFETのソースにそのソ
ースがこのサブストレート端子にそのゲートがこのドレ
イン、すなわち出力端子に接続された第3のMOSFE
Tと、そのドレインが前記第1のMOSFETのドレイ
ン、すなわち出力端子にそのソースがこのサブストレー
ト端子にそのゲートがこのソースに接続された第4のM
OSFETとからなる通電防止回路を設けたので、運転
停止時に出力端子に負の電圧が印加されると第2のMO
SFETはオン、第3のMOSFETはオフ、第4のM
OSFETはオンとなり、第2のスイッチング素子とし
ての第1のMOSFETのゲート電位は出力端子の電圧
となってオフになる。また、第1のスイッチング素子は
ダーリントン回路に接続されたこのMOSFETのオフ
によりこのバイポーラトランジスタのベース電流が遮断
されてオフとなるので、出力端子を通して流れる電流は
防止される。逆に出力端子に正の電圧が印加されると第
3のMOSFETはオフ、第4のMOSFETはオフと
なり、第2のスイッチング素子としての第1のMOSF
ETはオフになる。また、第1のスイッチング素子はこ
のバイポーラトランジスタのエミッタ・ベースが逆ダイ
オードとなり、出力端子を通して流れる電流は防止され
る。このようにして運転停止時に出力端子を通して流れ
る電流は防止される。
【0012】
【実施例】図1は本発明のドライブ回路の一実施例を示
す回路図である。図1に示す本発明のドライブ回路は図
3に示すドライブ回路において、出力回路5の第1のス
イッチング素子としてのダーリントン回路に接続された
NPNバイポーラトランジスタ51C,51BのうちN
PNバイポーラトランジスタ51CをP MOSFET
51Aに置き換えたものである。但し、反転増幅回路3
はP MOSFET51Aを用いたことで出力信号の極
性を反転する必要があり、反転増幅段を1段追加した2
段増幅回路となっている。すなわち、図1は図3におい
て、定電流回路1の電流ミラー回路に更にP MOSF
ET15を接続してこのP MOSFET15のドレイ
ンに直列に接続されたN MOSFET33のドレイン
・ソースおよびN MOSFET34のドレイン・ソー
スとを設け、これらN MOSFET33のゲートはN
MOSFET31のゲートに、N MOSFET34
のゲートはN MOSFET31のドレインに接続し、
このN MOSFET33のドレインを出力回路5の第
1のスイッチング素子51のP MOSFET51Aの
ゲートに接続したものである。
【0013】このドライブ回路の動作は図3に示すドラ
イブ回路と基本的に同様であるが、入力端子INに
「L」の信号電圧が入力され、第1のスイッチング素子
としてのダーリントン回路に接続されたP MOSFE
T51AおよびNPNバイポーラトランジスタ51Bが
オンとなり、第2のスイッチング素子としてのN MO
SFET52がオフとなって、出力端子OUTから正側
電源端子VPの電圧に対応した「H」の信号電圧を出力
するとき、第1のスイッチング素子の電圧降下は、ダー
リントン回路に接続されたP MOSFET51Aの電
圧降下が極めて低いので、NPNバイポーラトランジス
タ51Bのベース・エミッタ電圧の0.7Vだけとな
る。従って、図5に示す従来のドライブ回路でこの
「H」の信号電圧が3.6〜3.8V程度まで低下して
いたものが4.3〜4.5Vの低下にとどめられ、イン
ターフェースRS−232C規格の最小振幅電圧±3.
7Vを充分満足するようになる。
【0014】図2は本発明のドライブ回路の異なる実施
例を示す回路図である。図2は図1に運転停止回路7が
設けられたもので、この運転停止回路7はP MOSF
ET12のドレインと定電流回路1との間にそのドレイ
ン・ソースが接続されたPMOSFET71と、そのソ
ースおよびドレインがP MOSFET12のソースお
よびドレインに、そのゲートがP MOSFET71の
ゲートにそれぞれ接続されたP MOSFET72と、
そのソースおよびドレインがP MOSFET15のソ
ースおよびドレインにそのゲートがP MOSFET7
1のゲートにそれぞれ接続されたP MOSFET73
と、そのソースおよびドレインがNMOSFET24の
ソースおよびドレインにそのゲートがインバータ75を
介しP MOSFET71のゲートおよび制御端子S2
に接続されたN MOSFET74と、そのドレインが
N MOSFET31のドレインにそのソースがNMO
SFET32のソースにそのゲートがN MOSFET
74のゲートに接続されたN MOSFET75と、そ
のドレインがN MOSFET33のゲートにそのソー
スがN MOSFET52のゲートにそのゲートが制御
端子S2に接続されたP MOSFET76と、そのド
レインがN MOSFET52のゲートにそのソースが
N MOSFET52のソースにそのゲートが制御端子
S2に接続されたN MOSFET77とからなってい
る。
【0015】このドライブ回路の動作は次の通りであ
る。運転動作停止回路7の制御端子S2には運転状態で
は「L」の信号電圧が入力され、P MOSFET71
はオン、P MOSFET72はオフ、P MOSFE
T73はオフ、N MOSFET74はオフ、N MO
SFET75はオフ、P MOSFET76はオン、N
MOSFET77はオフとなるので、この場合の動作は
図1の運転状態における動作と全く同様である。制御端
子S2に「H」の信号電圧を入力するとこれらMOSF
ETはすべて反転され、P MOSFET71のオフお
よびP MOSFET72のオンによりP MOSFE
T12,13,14,15はすべてオフになり、N M
OSFET74のオンおよびN MOSFET75のオ
ンによりN MOSFET32,34,54はすべてオ
フになり、P MOSFET73のオンによりP MO
SFET55およびNPNバイポーラトランジスタ51
Bはすべてオフに、P MOSFET76のオフおよび
N MOSFET77のオンによりP MOSFET5
5はオンになる。このようにして出力回路5の第1のス
イッチング素子51はダーリントン回路に接続されたこ
のP MOSFET51Aがオフとなって、このNPN
バイポーラトランジスタ51Bがオフに、第2のスイッ
チング素子としてのN MOSFET52がオフにな
り、かつ電源端子VP,VNから制御回路4に流入する
電流が遮断されるので低消費電力モードで運転動作が停
止される。
【0016】なお、P MOSFET73は第1のスイ
ッチング素子51のP MOSFET51のAゲートが
フローティングの状態となってオンするのを防ぐための
ゲート電圧のプルアップ用で、このP MOSFET7
3はオン抵抗を大きくしてそのゲートを正側電源端子V
Pあるいは負側電源端子VNに接続すようにしてもよ
い。また、前述のP MOSFET71および72は、
例えば反転増幅回路3の段数を増加し定電流回路1から
の定電流の出力個数が増加したときにおいても共通して
使用できる。更にまた、制御端子S2に「H」の信号電
圧を入力して運転停止状態にするときは、通常このドラ
イブ回路の電源電圧用の昇圧回路も同時に運転停止され
て、正側電源端子VPにはロジック回路の電源電圧VDD
が印加され負側電源端子VNには接地電圧VG =0が印
加されることが多いが、この運転停止動作には支障はな
い。
【0017】しかしながら、この図2に示すドライブ回
路は次のような問題がある。すなわち、制御端子S2に
「H」の信号電圧を入力して運転を停止したとき、例え
ば正側電源端子VP,負側電源端子VNおよび制御端子
S1の電圧が零となって、出力端子OUTに負電圧が印
加されると図4に示すように第2のスイッチング素子と
してのN MOSFET52の素子のP形ウェル領域か
らドレインを通って電流が流出して、このN MOSF
ET52はオンして出力端子OUTから電流が流入する
ようになる。このように運転停止時に出力端子を通して
電流が流れることは望ましいことではない。
【0018】図3はこの問題点を解決するための実施例
を示し、図3に示す本発明のドライブ回路は図2に更に
通電防止回路8を設けたものである。この通電防止回路
8は、第2のスイッチング素子としてのN MOSFE
T52のサブストレート端子を引き出し、そのドレイン
がN MOSFET52のゲートにそのソースがこのサ
ブストレート端子にそのゲートがこのソースに接続され
たN MOSFET81と、そのドレインがN MOS
FET52のソースにそのソースがN MOSFET5
2のサブストレート端子にそのゲートがN MOSFE
T52のドレイン、すなわち出力端子に接続されたN
MOSFET82と、そのドレインがNMOSFET5
2のドレインにそのソースがN MOSFET52のサ
ブストレート端子にそのゲートがN MOSFET52
のソースに接続されたN MOSFET83とを設けた
ものである。なお、図2においてN MOSFET52
のソースに接続していたN MOSFET77のドレイ
ンはこの回路ではN MOSFET52のサブストレー
ト端子に接続する。
【0019】このドライブ回路の動作は次の通りであ
る。運転停止回路7の制御端子S2に「L」の信号電圧
が印加される運転状態では、P MOSFET71はオ
ン、PMOSFET72はオフ、P MOSFET73
はオフ、N MOSFET74はオフ、N MOSFE
T75はオフ、P MOSFET76はオン、N MO
SFET77はオフ、N MOSFET81はオフ、N
MOSFET82はオン、N MOSFET83はオ
フとなるので、図1の運転状態における動作と全く同様
である。制御端子S2に「H」の信号電圧を入力して運
転停止状態にするとこれらMOSFETはすべて反転さ
れ、P MOSFET71のオフおよびP MOSFE
T72おオンによりP MOSFET12,13,1
4,15はすべてオフになり、N MOSFET74の
オンおよびN MOSFET75のオンによりN MO
SFET32,34,54はすべてオフになり、P M
OSFET73のオンによりP MOSFET55およ
びNPNバイポーラトランジスタ51Bはすべてオフ
に、P MOSFET76のオフおよびN MOSFE
T77のオンによりN MOSFET55はオン、N
MOSFET82はオンし、N MOSFET83はオ
フとなる。
【0020】そして運転停止時、出力端子OUTに負の
電圧が印加されるとN MOSFET81はオン、N
MOSFET82はオフ、N MOSFET83はオン
となって第2のスイッチング素子としてのN MOSF
ET52はゲート電圧が出力端子OUTの電圧となって
オフになる。また、第1のスイッチング素子51はこの
P MOSFET51Aのオフにより、このバイポーラ
トランジスタ51Bはベース電流が遮断されてオフとな
るので、出力端子OUTを通して流れる電流は遮断され
る。また、出力端子OUTに正の電圧が印加されるとN
MOSFET82はオン、N MOSFET83はオ
フとなり第2のスイッチング素子としてのN MOSF
ET52になる。また、第1のスイッチング素子51は
このNPNバイポーラトランジスタ51Bのエミッタ・
ベースは逆ダイオードとなってオフとなり、出力端子を
通して流れる電流は遮断される。このようにして運転停
止時に出力端子を通して流れる電流は防止される。
【0021】
【発明の効果】本発明はロジック回路の電源電圧を±2
倍に昇圧した電圧がその電源端子に印加されるドライブ
回路において、ロジック回路の電源電圧が3Vのときに
おいてもその出力電圧はインターフェースEIA/TI
A−562規格の最小振幅電圧±3.7Vを満足し、さ
らにこのドライブ回路自体に運転停止機能を有するの
で、適用範囲が著るしく拡大される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドライブ回路の一実施例を示す回路図
【図2】本発明のドライブ回路の異なる実施例を示す回
路図
【図3】本発明のドライブ回路の更に異なる実施例を示
す回路図
【図4】図2に示す本発明のドライブ回路の問題点を説
明するための要部断面図
【図5】従来のドライブ回路の一例を示す回路図
【符号の説明】
4 制御回路 5 出力回路 51 第1のスイッチング素子 51A P MOSFET 51B NPNバイポーラトランジスタ 52 第2のスイッチング素子(第1のN MOSF
ET) 7 運転停止回路 8 通電防止回路 81 第2のN MOSFET 82 第3のN MOSFET 83 第4のN MOSFET
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 19/0175

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正側電源端子と負側電源端子間に直列に接
    続され、それらの接続点から出力端子が引き出された第
    1および第2のスイッチング素子とからなる出力回路
    と、この出力回路の第1および第2のスイッチング素子
    を反転制御する制御回路とを備えたドライブ回路におい
    て、前記出力回路の第1のスイッチング素子はダーリン
    トン回路に接続されたMOSFETおよびバイポーラト
    ランジスタからなることを特徴とするドライブ回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、制御回路に
    出力回路の第1のスイッチング素子のMOSFETのゲ
    ートおよび第2のスイッチング素子の制御端子にオフの
    制御信号を入力し、かつ電源端子からこの制御回路に流
    入する電流を遮断する運転停止回路を設けたことを特徴
    とするドライブ回路。
  3. 【請求項3】請求項2記載のものにおいて、出力回路の
    第2のスイッチング素子はMOSFET(以下第1のM
    OSFETと称する)からなり、制御回路にそのドレイ
    ンがこの第1のMOSFETのゲートにそのソースがこ
    のサブストレート端子にそのゲートがこのソースに接続
    された第2のMOSFETと、そのドレインが前記第1
    のMOSFETのソースにそのソースがこのサブストレ
    ート端子にそのゲートがこのドレイン、すなわち出力端
    子に接続された第3のMOSFETと、そのドレインが
    前記第1のMOSFETのドレイン、すなわち出力端子
    にそのソースがこのサブストレート端子にそのゲートが
    このソースに接続された第4のMOSFETとからなる
    通電防止回路を設けたことを特徴とするドライブ回路。
JP5168260A 1993-07-08 1993-07-08 ドライブ回路 Pending JPH0730391A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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AU2004315176B2 (en) * 2004-02-04 2008-06-12 Nippon Steel Corporation Steel product for line pipe excellent in resistance to HIC and line pipe produced by using the steel product

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US7648587B2 (en) 2004-02-04 2010-01-19 Sumitomo Metal Industries, Ltd. Steel product for use as line pipe having high HIC resistance and line pipe produced using such steel product

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