JPH07303537A - 引出しのガイド構造 - Google Patents

引出しのガイド構造

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JPH07303537A
JPH07303537A JP6101266A JP10126694A JPH07303537A JP H07303537 A JPH07303537 A JP H07303537A JP 6101266 A JP6101266 A JP 6101266A JP 10126694 A JP10126694 A JP 10126694A JP H07303537 A JPH07303537 A JP H07303537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drawer
guide
rail
main body
wheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP6101266A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Tanii
俊雄 谷井
Masayoshi Hashimoto
政義 橋本
Hideto Tani
秀都 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NANBU KASEI KK
TAKAHASHI KANAMONO KK
Original Assignee
NANBU KASEI KK
TAKAHASHI KANAMONO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by NANBU KASEI KK, TAKAHASHI KANAMONO KK filed Critical NANBU KASEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】引き出した時の振れを少なくして、収納本体に
対する引出しの収納幅を狭めることなく脱輪を回避し、
使用性の向上を図る。 【構成】引出し12の一方側の引出しレール3が本体レ
ール16の前端部に取り付けられたガイドローラ20で
左右方向の振れを規制され、引出し12の後端部におけ
る他方側の車輪33が本体レール18に形成された案内
部18dで左右方向の振れを規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、厨房家具、机、整理
箱等に用いられる引出しのガイド構造に関し、詳しく
は、レールと車輪ないしローラの組合せによる円滑摺動
タイプのガイド構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の引出し装置では、図10
に示すように、例えば樹脂の一体成形による引出し10
0が出し入れされる収納本体102の両側板104,1
04に本体レール106が取付けられ、引出し100の
両側には引出しレール108が折り返し状態で一体に形
成された概略構造となっている。各本体レール106の
前端部には、引出しレール108を円滑に案内するため
のガイドローラ110が設けられており、各引出しレー
ル108の後端部には、本体レール106を走行する車
輪112が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来のガイド構造では、図11に示すように、車輪1
12とガイドローラ110とが接近する状態に引き出し
た場合、引出し100の後端側の振れは僅かでも前端側
では増幅されるために、例えば二点鎖線で示す方向に振
れた場合には、引出しレール108がガイドローラ11
0から離脱して脱輪を生じることがあった。
【0004】このため、円筒状のガイドローラ110の
横幅寸法dを大きくして脱輪を回避する対策が講じられ
ている。
【0005】しかしながら、ガイドローラ110の横幅
寸法dを大きくすることは、引出し100の収容幅wを
不当に狭くして使用機能を低減させることになり、問題
となっていた。
【0006】そこで、この発明は、引き出した時の振れ
を少なくできるとともに、収納本体に対する引出しの収
容幅を狭めることなく引出しの脱輪を回避できる引出し
のガイド構造の提供をその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成すべく創案されたもので、その特徴は、左右いずれ
か一側の本体レールに引出しの車輪を案内する案内部が
長手方向に亘って形成されているとともに、他側の本体
レールのガイドローラには両端に前記引出しレールの左
右方向のずれを規制するフランジ部が形成されている構
成にある。
【0008】また、前記案内部が前記車輪に略嵌合する
断面コ字状に形成されている構成とすることもできる。
【0009】さらにまた、前記車輪に環状溝が形成さ
れ、前記案内部が当該環状溝に係入する凸条としてなる
構成とすることもできる。
【0010】
【作用】この発明によれば、引出しの一方側の車輪が本
体レールの案内部で振れを規制されるとともに、他方側
の引出しレールが前記車輪と前後方向に離れたガイドロ
ーラで振れを規制されるので、引き出した場合、前記車
輪とガイドローラを結ぶ対角線を有する四辺形域が引出
しの振れを規制する規制域として実質的に寄与し、これ
によって引出しの車輪とガイドローラが接近する状態に
おいても安定した振れ規制がなされる。
【0011】
【実施例】図1乃至図5はこの発明の一実施例を示す。
厨房家具2には、シンク4が設けられているとともに蛇
口6が取付けられており、下方の収納本体8には開き扉
10が設けられているとともに複数の引出し1
2....が設けられている。
【0012】収納本体8の両側板14,14にはそれぞ
れ本体レール16,18が取付けられており、これらの
本体レール16,18を介して樹脂成形等の一体成形に
よる引出し12が出し入れ自在に設けられている。一方
の本体レール16には、側板14に固定される固定プレ
ート16aと、引出し12の一方側の車輪32が走行す
るレールプレート16bと、車輪32の上方移動を規制
する水平プレート16cとが備えられており、レールプ
レート16bと上限プレート16cは例えば固定プレー
ト16aからの折り曲げによって形成される。また、本
体レール16の前端部には両端にフランジ部20aを有
するガイドローラ20が軸ピン22を介して回転自在に
取付けられている。
【0013】他方の本体レール18には、側板14に固
定される固定プレート18aと、引出し12の他方の車
輪33が走行するレールプレート18bと、車輪33の
上方移動を規制する水平プレート18cとが備えられて
おり、水平プレート18cには車輪33の上端部に略嵌
合して案内する断面コ字状の案内部18dが長手方向全
体に亘って形成されている。また、本体レール18の前
端部には内方側のみにフランジ部24aを有するガイド
ローラ24が軸ピン26を介して回転自在に取付けられ
ている。
【0014】引出し12の両側には、図3に示すよう
に、引出し本体28との一体成形によって引出しレール
30,31が折り返し態様で形成されており、後端部両
側には本体レール16,18を走行する車輪32,33
が取付けられている。また、引出し12の前面には雌ね
じ部等の取付凸部34がリブ35とともに形成されてお
り、前板36が取り外し自在に取付けられている。
【0015】各引出しレール30,31には、図4に示
すように、前端部側に収納時の飛び出しを規制する飛出
し規制部38が形成されているとともに、収納本体8に
対する奥行を規制する奥行ストッパー部40が形成さ
れ、後端部側には引き出し時の引き出し量を規制する前
進ストッパー部42が形成されているとともに奥行き方
向への戻りを規制する引込み規制部44が形成されてい
る。
【0016】次に図5に基づいてガイド機能を詳細に説
明する。引出し12の一方側におけるガイドローラ20
は引出しレール30の厚みt1 より若干大きい幅t2
案内面20bを有しており、これによって引出しレール
30は円滑に案内されるとともに左右方向の振れを規制
される。また、引出し12の他方側における本体レール
18の案内部18dの内幅は車輪33の厚みt3 より若
干大きく設定されており、これによって車輪33は円滑
に案内されるとともに左右方向の振れを規制される。
【0017】従って、図6に示すように、左右方向の振
れ規制を受ける位置が引出し12の両側で且つ前後にお
けるガイドローラ20と車輪33の位置、すなわち、斜
線で示した引き出し残部46の対角線L上に常に位置す
ることになるので、矩形平面としての引き出し残部46
全体が引出し12の振れ止めに寄与することになる。
【0018】また、図7に示すように、対角線Lは実際
には平面上の長さではなく、左右の上下位置を結ぶ立体
的な線であるので、平面上の長さよりも寸法s分長く、
これによって振れ止めが安定することになる これによって、部分的な振れ止め構成でありながらも安
定した振れ止め機能が得られるとともに、収納本体8に
対する引出し12の収容幅を狭めることなく引出し12
の脱輪を回避することができる。
【0019】案内部18d側のガイドローラ24の幅t
4 は、収納本体8への引出し12の組み込みを容易にす
るために、引出しレール31の厚みt1 よりかなり大き
く設定されている。仮に引出しレール31が矢印R方向
の振れを生じてガイドローラ24から外れようとして
も、二点鎖線で示すように、フランジ部24aに当接し
てそれ以上のずれを阻止され、脱輪が回避される。
【0020】なお、上記例では引出し本体28に引出し
レール30,31が一体成形されたものを示したが、こ
れに限られるものではなく、単独部品としての引出しレ
ール30,31を引出し本体28に取り付ける構成のも
のでも同様に適用できるものである。また、上記例の構
成に加えて、本体レール16の水平プレート16cに案
内部を形成し、あるいはガイドローラ24をガイドロー
ラ20と同一構成としてもよい。
【0021】また、上記例では車輪33を規制する案内
部18dを本体レール18の水平プレート18cに形成
する例を示したが、図8に示すように、レールプレート
18bに案内部18eを形成することもできる。さらに
また、図9に示すように、車輪33に環状溝33aを形
成するとともに、水平プレート18cに環状溝33aに
係入する凸条18fを形成する規制構成とすることもで
きる。
【0022】なお、上記各例では各構成要素を特定の形
状で示したが、これに限られるものではなく、上述の振
れ止め機能を満足する範囲で適宜に設計変更できるもの
である。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、引出しの両側で且つ
前後に位置する対角線の規制構造によって引き出し時の
残部面積全体に亘る振れ止め機能を発現させることがで
きるので、引き出した時の振れを少なくすることができ
るとともに、収納本体に対する引出しの収容幅を狭める
ことなく脱輪を回避することができ、よって引出しの使
用性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る引出しのガイド構造の一実施例
を示す概要斜視図である。
【図2】引出しのガイド構造の一部省略の分解斜視図で
ある。
【図3】図2のIIIーIII線における端面図であ
る。
【図4】引出しの一部切欠の側面図である。
【図5】引出しの前面側からの一部省略の断面図であ
る。
【図6】引出しの振れ止め機能を示す概要平面図であ
る。
【図7】図6における対角線Lの側面状態を示す概要図
である。
【図8】他の実施例を示す概要断面図である。
【図9】さらに他の実施例を示す概要断面図である。
【図10】従来の引出しのガイド構造を示す一部省略の
断面図である。
【図11】従来品における引き出した状態での振れを示
す概要平面図である。
【符号の説明】 8 収納本体 12 引出し 14 側板 16,18 本体レール 18d,18e,18f 案内部 20 ガイドローラ 20a フランジ部 30,31 引出しレール 32,33 車輪
フロントページの続き (72)発明者 谷 秀都 静岡県榛原郡吉田町大幡350番地の1 南 部化成株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】引出しが収納される収納本体の左右側板に
    本体レールが取付けられているとともに各本体レールの
    前端部にはガイドローラが設けられ、引出しの後端部両
    側には前記本体レールを走行する車輪が設けられている
    とともに引出しの両側には前記ガイドローラに支持され
    る引出しレールが形成されている引出しのガイド構造に
    おいて、 左右のいずれか一側の本体レールに引出しの車輪を案内
    する案内部が長手方向に亘って形成されているととも
    に、他側の本体レールのガイドローラには両端に前記引
    出しレールの左右方向のずれを規制するフランジ部が形
    成されていることを特徴とする引出しのガイド構造。
  2. 【請求項2】前記案内部が前記車輪に略嵌合する断面コ
    字状に形成されている請求項1記載の引出しのガイド構
    造。
  3. 【請求項3】前記車輪に環状溝が形成され、前記案内部
    が当該環状溝に係入する凸条としてなる請求項1記載の
    引出しのガイド構造。
JP6101266A 1994-05-16 1994-05-16 引出しのガイド構造 Pending JPH07303537A (ja)

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