JPH07303183A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07303183A
JPH07303183A JP6096159A JP9615994A JPH07303183A JP H07303183 A JPH07303183 A JP H07303183A JP 6096159 A JP6096159 A JP 6096159A JP 9615994 A JP9615994 A JP 9615994A JP H07303183 A JPH07303183 A JP H07303183A
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JP6096159A
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Inventor
Naoharu Nemoto
直治 根本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不要な受信情報の印字出力による記録紙の浪
費を、低コストで小型な構成で回避し、かつ、任意のペ
ージの組み合わせでの両面印字を可能とする。 【構成】 ページ単位で蓄積した画情報を、プリンタ4
により記録紙に印字して出力するファクシミリ装置にお
いて、画像メモリ3に蓄積した画情報の1ページ分のプ
リンタ4による印字出力中に、操作パネル5を介して入
力された利用者からの指示に基づき、プリンタ4による
印字途中の同一記録紙への印字出力の対象を、画像メモ
リ3に蓄積した次のページの画情報に切り替える印字対
象切替部6を設ける構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信した画情報を記録
紙に印字して出力するファクシミリ装置に係り、特に、
不要な受信画情報の印字出力により消費する記録紙の無
駄を削減するのに好適なファクシミリ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置において、例えば、不
特定多数からファクシミリメールを受信する場合などで
は、利用者が必要としない画情報も、多数受信すること
となる。その画情報が利用者に必要なものか否かは、実
際に記録紙に印字して出力しなければ分からないので、
不要なものでも記録紙に印字しなければならず、時間が
浪費されると共に、記録紙が無駄に消費されてしまう。
このような、ファクシミリにおける記録紙の無駄な使用
を回避するための従来技術としては、例えば、特開平2
−193156号公報に記載のように、送信側から片面
ずつ送られてくる画情報を、順次に、記録紙の表面と裏
面の両面に記録することにより、記録紙の節約を図るも
のがある。
【0003】しかし、この技術では、1枚の記録紙の全
面を使用しない画情報による記録紙の無駄に対処するこ
とができない。例えば、ファクシミリ装置においては、
装置の使用状態を示す情報や、短縮ダイヤルリスト等の
登録内容などの情報を、管理レポートとして作成し、記
録紙に印字出力することができるが、この管理レポート
の印字は、1つの管理レポート毎に1枚の記録紙に対し
て行われる。しかし、各管理レポートのフォーマット
は、必ずしも、1枚の記録紙の全面を使用する訳ではな
く、ほとんどは、3分の1程度のもので、それ以外は、
白紙のまま出力される。しかも、管理レポートは、一度
出力して確認したら、不要になるものが多いが、その種
類は数多くある。それを、1枚1枚出力していては、た
とえ両面を使用したとしても記録紙の無駄になる。
【0004】このような問題に対処するための従来技術
としては、例えば、特開平5−63881号公報に記載
のものがある。この技術によれば、受信してメモリに蓄
積した画情報を、印字出力する前に画面表示することが
できるので、印字出力が必要な画情報か否かを、事前に
確認でき、不要な画情報の印字による記録紙の無駄を回
避することができる。しかし、この技術では、大画面の
ディスプレイと、その表示制御装置が必要であり、装置
がコスト高および大型化してしまう。
【0005】また、上述の特開平2−193156号公
報の技術では、受信した画情報を順次に、記録紙の両面
に印字するものであり、奇数ページ、偶数ページの振り
分け出力を行う機能はない。そのため、利用者が任意に
選択したページの組み合わせで両面印字することができ
ない。例えば、A3サイズの図面を半分に切り分けた2
枚のA4サイズの図面を含めて複数の画情報を受信した
場合、この2枚の図面に関しては見開き状態でファイル
するのが便利であるが、上述の両面印字を行う技術で
は、裏表に印字記録されてしまう場合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、複数の受信画情報や管理レポー
ト情報の各部分を、1枚の記録紙上にまとめて印字する
ことができない点と、受信したページ順での組み合わせ
でしか両面印字することができない点である。本発明の
目的は、これら従来技術の課題を解決し、コスト高およ
び大型化となる大画面ディスプレイと表示制御装置を用
いることなく、かつ、記録紙を無駄に消費することな
く、利用者による、印字出力が必要な受信画情報か否か
の事前確認を可能とすると共に、利用者が希望する任意
のページの組み合わせで両面印字を可能とするファクシ
ミリ装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のファクシミリ装置は、(1)画像メモリ3
に蓄積した画情報の1ページ分の、プリンタ4による印
字出力中に、操作パネル5を介して入力された利用者か
らの指示に基づき、プリンタ4による印字途中の同一記
録紙への印字出力の対象を、画像メモリ3に蓄積した次
のページの画情報に切り替える印字対象切替部6を設け
ることを特徴とする。また、(2)上記(1)に記載の
ファクシミリ装置において、印字対象切替部6は、プリ
ンタ4による印字出力中に、操作パネル5を介して入力
された利用者からの停止指示に基づき、記録紙の搬送を
含むプリンタ4の印字出力動作を停止させる印字停止部
6aと、この印字停止部6aによるプリンタ4の印字停
止中に、操作パネル5を介して入力された利用者からの
再開指示に基づき、プリンタ4による印字途中のページ
の画情報の印字出力動作を再開させる印字再開部6b
と、印字停止部6aによるプリンタ4の印字停止中に、
操作パネル5を介して入力された利用者からの切替指示
に基づき、印字途中のページの残りの画情報の代わり
に、画像メモリ3から次のページの画情報を読み出して
プリンタ4に送出し、このプリンタ4による、印字途中
の同一記録紙への次ページの画情報の印字出力動作を開
始させる画情報切替部6cと、印字停止部6aによるプ
リンタ4の印字停止中に、操作パネル5を介して入力さ
れた利用者からの中止指示に基づき、プリンタ4の印字
途中での印字出力動作を中止させ、印字途中の記録紙を
排出させる印字中止部6dとを具備することを特徴とす
る。また、(3)上記(1)、もしくは、(2)のいず
れかに記載のファクシミリ装置において、少なくとも所
定の期間の各通信結果を示す情報を含むレポート情報を
蓄積し、操作パネル5を介して入力された利用者からの
指示に基づき、このレポート情報をプリンタ4により印
字出力するレポート管理部7を設け、印字対象切替部6
は、レポート管理部7からの1ページ分のレポート情報
の印字出力中に、操作パネル5を介して入力された利用
者からの指示に基づき、印字途中の同一記録紙への印字
出力の対象の切替制御を行うことを特徴とする。また、
(4)通信制御部1を介して受信したページ単位の画情
報を、一旦、画像メモリ3に蓄積した後に、プリンタ4
により、記録紙に印字して出力するファクシミリ装置、
もしくは、上記(1)から(3)のいずれかに記載のフ
ァクシミリ装置において、利用者が、操作パネル5を介
して選択した各ページ番号を選択順に記憶する出力ペー
ジ記憶部8と、この出力ページ記憶部8に記憶した各ペ
ージ番号順に、画像メモリ3に蓄積した各当該ページ番
号の画情報を読み出し、プリンタ4に送出する印字順切
替部9とを設けることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明においては、記録紙の搬送動作を含めた
印字動作を途中で停止して、他の画情報の印字を同一記
録紙上に継続して行うことができ、複数の受信画情報の
各部分を1枚の記録紙上にまとめて印字することができ
る。このことにより、コストの高い大画面のディスプレ
イと表示制御装置を用いることなく、かつ、記録紙を無
駄に消費することなく、利用者は、印字出力が必要な受
信画情報か否かを事前に確認することができる。あるい
は、1つの管理レポートを印字した記録紙の余白に、他
の管理レポートを合わせて印字することができる。この
ようにして、記録紙の浪費の回避を図ることができる。
また、一度蓄積した画情報を印字出力する場合、利用者
が指定したページのみを、利用者が指定したページ順で
印字出力できる。このことにより、事前に印字出力が不
要と分かっている画情報に対しては、その一部分さえも
記録紙に印字することなく消去できる。さらに、例え
ば、奇数ページと偶数ページに分類し、利用者は、先ず
奇数ページの印字出力を行い、この奇数ページの印字出
力後に、これらの記録紙を裏返してセットし、次に偶数
ページを印字出力し、両面印字出力を行うことができ
る。この場合、利用者は、希望するページの組み合わせ
て両面印字することができ、例えば、A3サイズの図面
を分割した2枚のA4サイズ図面の画情報を、裏表に印
字することを回避することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明のファクシミリ装置の本発明
に係る構成の一実施例を示すブロック図である。本図に
おいて、1は他のファクシミリ装置との画情報の送受信
制御を行う通信制御部、2は送信対象の原稿から画情報
を読み取るスキャナ、3は通信制御部1の送受信処理対
象となる画情報およびスキャナ2で読み取った画情報を
蓄積する画像メモリ、4は画像メモリに蓄積した通信制
御部1が受信した画情報もしくは、スキャナ2により読
み取られた画情報を印字出力するプリンタ、5は利用者
が操作して各指示を入力する操作パネル、6はプリンタ
4の印字動作制御を行う本発明に係る印字対象切替部、
7はファクシミリ通信結果情報や短縮ダイヤルリスト情
報等のレポート情報の蓄積と出力を行う蓄積レポート管
理部、8は利用者が入力したページ番号を記憶する本発
明に係る出力ページ記憶部、9は出力ページ記憶部8の
記憶内容に基づき画像メモリ3からプリンタ4に送出す
る画情報を選択する本発明に係る印字順切替部である。
【0010】本実施例においては、印字対象切替部6
は、印字停止部6aと印字再開部6b、および、画情報
切替部6cと印字中止部6dを具備し、画像メモリ3に
蓄積した画情報の1ページ分の、プリンタ4による印字
出力中に、操作パネル5を介して入力された利用者から
の切替指示に基づき、プリンタ4による印字途中の同一
記録紙への印字出力の対象を、画像メモリ3に蓄積した
次のページの画情報に切り替える。すなわち、プリンタ
4による印字出力中に、利用者から操作パネル5を介し
て停止指示が入力されると、印字停止部6aにより、記
録紙の搬送を含むプリンタ4の印字出力動作を停止させ
る。そして、このプリンタ4の印字停止中に、利用者
が、操作パネル5を介して、停止させたページの残りの
画像情報を継続して印字するようにとの指示(再開指
示)を入力した場合には、印字再開部6bにより、プリ
ンタ4による印字途中のページの画情報の印字出力動作
を再開させる。また、利用者が入力した指示が、他の画
情報への切替指示であれば、画情報切替部6cにより、
画像メモリ3から次のページの画情報を読み出してプリ
ンタ4に送出し、この次のページの画情報を、印字途中
の同一記録紙上に印字するように、プリンタ4の印字出
力動作を開始させ、また、利用者が入力した指示が、印
字中止指示であれば、印字中止部6dにより、プリンタ
4の印字途中での印字出力動作を中止させ、印字途中の
記録紙を排出させる。
【0011】レポート管理部7は、少なくとも所定の期
間の各通信結果を示す情報や、短縮ダイヤルリスト等の
登録内容などの情報を含むレポート情報を蓄積し、操作
パネル5を介して入力された利用者からの指示に基づ
き、このレポート情報をプリンタ4により印字出力す
る。そして、印字対象切替部6は、このレポート管理部
7からの1ページ分のレポート情報の印字出力中に、操
作パネル5を介して入力された利用者からの指示に基づ
き、印字途中の同一記録紙への印字出力の対象の切替制
御を行う。また、出力ページ記憶部8は、利用者が、操
作パネル5を介して選択した各ページ番号を選択順に記
憶し、印字順切替部9は、この出力ページ記憶部8に記
憶した各ページ番号順に、画像メモリ3に蓄積した各当
該ページ番号の画情報を読み出し、プリンタ4に送出す
る。
【0012】以下、このような構成からなるファクシミ
リ装置の本発明に係る動作説明を、図2〜図4を用いて
行う。図2は、図1におけるファクシミリ装置の本発明
に係る第1の動作例を示すフローチャートである。利用
者が、操作パネルを介して、画像メモリに蓄積した画情
報、もしくは、レポート管理部に蓄積したレポート情報
の印字出力の開始指示ボタンを押下すると(ステップ2
01)、各部を起動して出力準備を行い(ステップ20
2)、1行ずつ印字して出力する(ステップ203)。
利用者は、この内容を確認し、不要な情報であると判断
した時点、もしくは、以下空白部分が継続すると判断し
た時点で、操作パネルを介して中断命令を入力する(ス
テップ204)。もし、必要な情報であれば、あるい
は、必要な内容のレポート情報が継続していれば、中断
命令は入力されないので、1ページ分の印字が終了する
まで、印字出力を継続する(ステップ205)。1ペー
ジ分の印字が終了すれば、次のページの有無を判別し
(ステップ206)、なければ、印字出力した情報を画
像メモリから消去して(ステップ211)処理を終了
し、あれば、次ページの出力準備を行い(ステップ20
9)、ステップ203からの各処理を繰り返す。
【0013】ステップ204において、中断命令が入力
されれば、次に利用者から入力される命令が、次のペー
ジを途中からの印字対象として選択するのか(ステップ
207)、出力中のページを継続した印字を再開するの
か(ステップ210)を判別する。次のページの選択で
あれば、次のページの有無を判別して(ステップ20
8)、なければ、印字出力を中断した情報を画像メモリ
から消去して(ステップ211)処理を終了し、あれ
ば、次ページの出力準備を行い(ステップ209)、ス
テップ203からの各処理を繰り返す。また、利用者か
ら入力される命令が、出力中のページの継続再開であれ
ば、ステップ203に戻り、同一ページの出力処理を繰
り返し、継続再開でもなければ、印字出力を中断した情
報を画像メモリから消去して(ステップ211)処理を
終了する。また、ステップ201において、画情報やレ
ポート情報の印字出力の開始指示ボタンが押下されず
に、これらの情報の画像メモリからの消去を指示するボ
タンが押下されたならば(ステップ212)、対応する
情報を画像メモリから消去して(ステップ211)処理
を終了する。
【0014】このように、利用者からの指示により、印
字動作を中断したり、再開したりすることができるの
で、利用者は、画情報を全て印字出力する前に、その画
情報の内容を確認することができる。そして、利用者
が、中断後に、次のページの出力を選択すれば、そのま
ま、同じ記録紙上に、他の画情報を印字出力するので、
1枚の記録紙に、複数種類の画情報を印字することがで
きる。すなわち、例えば、次の図3に示すようにして、
1枚の記録紙上に、複数種類のレポート情報を印字して
出力することができる。また、画情報を印字出力する場
合、利用者が指定したページのみを印字出力し、事前に
印字出力が不要と分かっている画情報に対しては、その
一部分さえも記録紙に印字することなく消去することが
できる。この結果、不要な画情報の印字出力を少なくし
て、記録紙の浪費を押さえることができる。
【0015】図3は、図2における処理結果により得ら
れるレポート情報の印字出力フォーマット例を示す説明
図である。本例では、送信・受信の結果や履歴を示す通
信レポートや、送信大気中の画情報ファイルの一覧等を
示すファイルレポート、および、ワンタッチダイヤルや
短縮ダイヤルの登録内容等を示す電話リストなど、それ
ぞれ異なる種別のレポート情報が、1枚の記録紙上に印
字されている。これらの、ファクシミリ装置における各
レポートは、種類によって大きさが異なり、かつ、記録
紙1ページの半分以下のレポートがほとんどである。し
かも、利用者が必要とする内容は、さらに、その中の一
部にすぎないことが多い。そこで、まず、利用者は、通
信レポートを選択して印字出力を要求し、その印字出力
結果が、希望する分に達した時点で、通信レポートの印
字出力を中断し、次のファイルレポートの印字出力を要
求する。以下、同様にして、ファイルレポートの後に、
電話リストを印字出力要求する。このようにして、従来
は、1レポートに1枚の記録紙を要していたが、本例で
は、それぞれ異なる3種類のレポート情報をまとめて1
枚の記録紙上に印字して出力される。このことにより、
レポート情報の把握が容易となると共に、記録紙が節約
できる。
【0016】図4は、図1におけるファクシミリ装置の
本発明に係る第2の動作例を示すフローチャートであ
る。本例は、図1における出力ページ記憶部8および印
字順切替部9による動作に基づき、両面コピーを行うも
のである。まず、利用者が、操作パネルを介して「1、
3、5、・・・」等の奇数のページ番号を入力すると
(ステップ401)、各奇数ページ番号を、図1の出力
ページ記憶部8に記憶する(ステップ402)。そし
て、利用者が、印字出力指示キーを押下すると(ステッ
プ403)、記憶した各奇数ページに対応する画情報
を、画像メモリから読み出し、プリンタに送出して(ス
テップ404)、印字出力する(ステップ405)。プ
リンタにより、各奇数ページの各画情報が全て各記録紙
上に印字出力されたならば(ステップ406)、ステッ
プ401に戻り、利用者によるページ番号入力を待つ。
【0017】ここで、利用者は、印字出力された各記録
紙をまとめて裏返しにして、プリンタ内の記録紙の給紙
場所にセットした後に(ステップ407)、操作パネル
を介して「2、4、6、・・・」等の偶数のページ番号
を入力する(ステップ401)。この利用者が入力した
各偶数ページ番号を、図1の出力ページ記憶部8に記憶
し(ステップ402)、利用者が、印字出力指示キーを
再度押下すると(ステップ403)、記憶した各偶数ペ
ージに対応する画情報を、画像メモリから読み出し、プ
リンタに送出する(ステップ404)。プリンタは、給
紙場所にセットされた各奇数ページの各画情報が印字さ
れた各記録紙上に、送られてきた画情報を印字出力する
(ステップ405、406)。この結果、1ページ目と
2ページ目の画情報が1枚目の記録紙の両面に、3ペー
ジ目と4ページ目の画情報が2枚目の記録紙の両面に、
以下同様にして、複数ページからなる画情報が、記録紙
の両面に、ページが揃った状態で印字される。
【0018】ここで、本実施例のファクシミリ装置で
は、最初の各記録紙の片面への印字時に、利用者が、操
作パネルを介して「1、2、4、・・・」のページ番号
を入力し、これらのページの印字出力後の再セット時
(1ページ目が印字された記録紙は再セットしない)
に、「3、5、・・・」のページ番号の印字を行うよう
にすることもできる。この場合には、1ページ目の画情
報は1枚目の記録紙の片面に、また、2ページ目の画情
報と3ページ目の画情報が2枚目の記録紙の両面に、4
ページ目の画情報と5ページ目の画情報が3枚目の記録
紙の両面に、との組み合わせで印字出力される。
【0019】以上、図1〜図4を用いて説明したよう
に、本実施例のファクシミリ装置では、記録紙の搬送動
作を含めた印字動作を途中で停止して、その後に、次の
ページの画情報の印字を同一記録紙上に続けて行うこと
ができる。このことにより、受信した複数の画情報の各
部分を1枚の記録紙上にまとめて印字することができ、
コストの高い大画面のディスプレイと表示制御装置を用
いることなく、かつ、記録紙を無駄に消費することな
く、利用者は、印字出力が必要な画情報か否かを事前に
確認することができる。また、受信した画情報の印字出
力を、利用者が任意に指定したページ分だけ、その番号
順に行う。このことにより、画像情報を記録紙の両面に
印字出力する場合にも、受信したページ順に限定され
ず、利用者の希望する任意のページの画情報の組み合わ
せで両面印字することができる。
【0020】尚、本発明は、図1〜図4を用いて説明し
た実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能である。例えば、本実施
例では、一部分でも印字出力された画像情報は、画像メ
モリから自動的に消去されるが、消去を指示する専用の
キーの押下まで、消去を保留する構成でも良い。この場
合には、画情報の印字出力の要否を、第三者に確認する
ことが可能となる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、複数の受信画情報の各
部分を1枚の記録紙上にまとめて印字することができる
ので、コスト高および大型化を招く大画面ディスプレイ
と表示制御装置を用いることなく、かつ、記録紙を無駄
に消費することなく、利用者は、印字出力が必要な受信
画情報か否かの事前確認を容易に行うことが可能とな
り、また、印字出力が必要な情報のページ、および、そ
の出力順を利用者が指定できるので、印字が不要と事前
に分かっているページによる記録紙の浪費を完全に回避
することが可能となると共に、利用者の希望する任意の
ページの組み合わせでの両面印字が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の本発明に係る構成
の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるファクシミリ装置の本発明に係る
第1の動作例を示すフローチャートである。
【図3】図2における処理結果により得られるレポート
情報の印字出力フォーマット例を示す説明図である。
【図4】図1におけるファクシミリ装置の本発明に係る
第2の動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 通信制御部 2 スキャナ 3 画像メモリ 4 プリンタ 5 操作パネル 6 印字対象切替部 6a 印字停止部 6b 印字再開部 6c 画情報切替部 6d 印字中止部 7 レポート管理部 8 出力ページ記憶部 9 印字順切替部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ページ単位で蓄積した画情報を、印字手
    段により記録紙に印字して出力するファクシミリ装置に
    おいて、上記蓄積した画情報の1ページ分の印字出力中
    に入力された利用者からの指示に基づき、印字途中の同
    一記録紙への上記印字手段による印字出力の対象を、次
    のページの画情報に切り替える印字対象切替手段を設け
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のファクシミリ装置にお
    いて、上記印字対象切替手段は、上記印字出力中に入力
    された利用者からの停止指示に基づき、上記記録紙の搬
    送を含む上記印字手段の印字出力動作を停止させる印字
    停止手段と、該印字停止手段による上記印字手段の印字
    停止中に入力された利用者からの再開指示に基づき、上
    記印字手段による上記印字途中のページの画情報の印字
    出力動作を再開させる印字再開手段と、上記印字停止中
    に入力された利用者からの切替指示に基づき、上記印字
    途中のページの残りの画情報の代わりに、次のページの
    画情報を読み出して上記印字手段に送出し、該印字手段
    による次ページの画情報の上記印字途中の同一記録紙へ
    の印字出力動作を開始させる画情報切替手段と、上記印
    字停止中に入力された利用者からの中止指示に基づき、
    上記印字手段の印字途中での印字出力動作を中止させ、
    印字途中の記録紙を排出させる印字中止手段とを具備す
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
    かに記載のファクシミリ装置において、少なくとも所定
    の期間の各通信結果を示す情報を含むレポート情報を蓄
    積し、利用者からの指示に基づき印字出力するレポート
    管理手段を設け、上記印字対象切替手段は、上記レポー
    ト管理手段からの1ページ分のレポート情報の印字出力
    中に入力された利用者からの指示に基づき、印字途中の
    同一記録紙への印字出力の対象の切替制御を行うことを
    特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 ページ単位で蓄積した画情報を、印字手
    段により記録紙に印字して出力するファクシミリ装置、
    もしくは、請求項1から請求項3のいずれかに記載のフ
    ァクシミリ装置において、利用者が選択した各ページ番
    号を選択順に記憶する出力ページ記憶手段と、該出力ペ
    ージ記憶手段に記憶した各ページ番号順に、上記蓄積し
    た各当該ページ番号の画情報を読み出し、上記印字手段
    に送出する印字順切替手段とを設けることを特徴とする
    ファクシミリ装置。
JP6096159A 1994-05-10 1994-05-10 ファクシミリ装置 Pending JPH07303183A (ja)

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