JPH07302775A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPH07302775A
JPH07302775A JP6095974A JP9597494A JPH07302775A JP H07302775 A JPH07302775 A JP H07302775A JP 6095974 A JP6095974 A JP 6095974A JP 9597494 A JP9597494 A JP 9597494A JP H07302775 A JPH07302775 A JP H07302775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxide film
pure water
semiconductor substrate
substrate
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6095974A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3350215B2 (ja
Inventor
Koji Usuda
宏治 臼田
Hiroyuki Kanetani
宏行 金谷
Hirosaku Yamada
啓作 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP09597494A priority Critical patent/JP3350215B2/ja
Publication of JPH07302775A publication Critical patent/JPH07302775A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3350215B2 publication Critical patent/JP3350215B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体基板の結晶表面を清浄化かつ平坦化し
てその状態を保持し、結晶表面上に形成される酸化膜と
の界面が清浄化できる半導体装置の製造方法を提供する
ことを目的とする。 【構成】 半導体基板38を液状表面処理剤39で処理
した後に半導体基板38の表面を酸化する速度よりもエ
ッチングする速度が速い液体で洗浄する工程と、半導体
基板38を液体中に保持したままこの液体に酸素を添加
し半導体基板38上に酸化膜を形成する工程とを備えた
半導体装置の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造プロセスにおける結晶
表面の清浄化は、得られる半導体装置の品質に極めて大
きな影響を及ぼす。シリコン(Si)結晶表面の場合を
例にとるとその表面に存在する自然酸化膜・有機汚染物
・重金属などの残留不純物は、例えば低温での高品質な
Siエピタキシャル成長を妨げたり、薄膜ゲ−ト酸化膜
の高精度の制御を困難にしたり、メタルオ−ミックコン
タクトの作成における直列抵抗の増加や整流特性などの
劣化といった、プロセスの阻害要因や素子性能の低下要
因として働く。従って残留不純物のないクリ−ンな結晶
表面の形成が不可欠である。
【0003】Si結晶表面の清浄化処理としては、有機
物や自然酸化膜の除去を目的として有機洗浄や酸洗浄を
行った後に真空中で800〜1000℃程度の高温で加
熱する方法が広く用いられている。この方法は確実では
あるが、清浄化表面が非常に活性となるため高真空中以
外では安定に保つことが容易ではない。
【0004】他方、酸化膜除去に限れば化学反応を利用
したドライエッチングが適用できるが、重金属を十分に
除去することができないためウエット前処理の併用が不
可欠となっている。
【0005】上述したような技術の代表例としてはフッ
化水素(HF)洗浄による結晶表面の酸化膜除去とその
後の最表面Siの水素終端が挙げられる。この方法で清
浄化されたSi結晶表面はその後、大気中で安定である
ことがRes.Soc.Symp.Proc.259
(1992)409において報告されている。ただし大
気中に放置すれば確実に表面の汚染が進むことは周知の
事実で、都合が悪い。さらに通常の半導体装置の製造工
程においてはHF洗浄をした後に純水を用いてリンス処
理をする必要があり、この純水中の溶存酸素濃度が、S
i結晶表面を酸化・汚染するなどの影響を及ぼすことが
知られている。
【0006】ところで結晶上の酸化膜厚や炭素・酸素な
どの表面組成などはXPS(X−ray Photoe
lectron Spectroscopy)を用いる
ことによって、より詳細に評価することができる。この
XPS評価を利用して、HF洗浄をした後に、一般的に
使用されている溶存酸素濃度が数ppm程度の純水でリ
ンスしたSi基板表面の酸化膜厚や表面組成を調べる
と、nmオ−ダ−の酸化膜がリンス直後から存在してい
るのが分かる。これらは1μmル−ル程度の半導体装置
ではほぼ問題にならないものの、設計ル−ルの微細化や
高集積化が進むにつれて悪影響を及ぼすようになってき
ている。またSi結晶表面の酸化はリンス時間の経過と
共に進行する。これらのことから半導体装置の高性能化
を図る上でSi結晶などの表面をより清浄にすることが
でき、かつその清浄な状態を保持することができる処理
方法が求められている。
【0007】一方、フッ化水素を含む処理液はSi基板
の平坦化処理にも用いられている。例えばSi(11
1)基板表面に関しては、pH調整した緩衝フッ酸(B
HF)溶液による処理やHFで処理した後に純水中でボ
イルする処理などが行われており原子レベルでの平坦化
が実現されている。またSi(100)基板表面に関し
ては、BHF溶液(pH=5.3)を用いた処理によっ
て最も平坦な表面が得られることが報告されている。
【0008】しかし、このような平坦化処理において
は,例えばBHF溶液処理ではその後に純水リンスを行
わないことが条件となっており、またフッ化水素処理に
関しては純水リンスを高温で行わなければならないな
ど、製造プロセスの安全性や安定性の点で問題があっ
た。これらのことから簡易にかつ安全にSi基板表面を
平坦化することができる処理技術が求められている。
【0009】ところで最近の0.1μmル−ルのCMO
Sではゲ−ト酸化膜の厚さが数nmであり、またEEP
ROMのトンネル酸化膜も7〜10nm程度と、酸化膜
の厚さを極めて薄くすることが求められている。このよ
うな薄い酸化膜ではSi表面の凹凸が酸化膜を形成した
後の凹凸に相似的に伝達される。MOSゲ−ト耐圧はS
i表面のラフネスに依存しており、表面の平坦性が高い
ほどゲ−ト耐圧の均一性が向上する。またEEPROM
の信頼性に関してはトンネル酸化膜の平坦化によって電
界集中の緩和と電界耐圧の向上が認められる。このよう
なことからも安全でかつ簡便な、Si基板表面の原子レ
ベルによる平坦化技術が強く求められている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにSi基
板表面に代表される結晶表面の清浄化技術が検討されて
いるものの、従来の清浄化技術では清浄化度が不十分と
なる技術領域が出現していると共に、清浄化の後の酸化
膜の増加や炭素・酸素の吸着に見られるように清浄化し
た表面をその状態で保持することが困難であった。これ
らは結晶表面への良好な結晶成長などを阻害することか
ら、より高性能の半導体装置を製造するために上記のよ
うな問題点の解決が望まれている。
【0011】一方、従来のSi基板の平坦化技術におい
ては安全性や安定性の面で問題があることから安全でか
つ簡便な、Si基板表面の原子レベルによる平坦化技術
が望まれている。
【0012】本発明は上記のような課題を解決するため
に行われたもので、半導体の結晶表面をより一層清浄化
かつ平坦化してその状態を保持し、結晶表面上に形成さ
れる酸化膜との界面が清浄化できる半導体装置の製造方
法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、半導体基板の表面を表面処理した後にこ
の半導体基板の表面を酸化する速度よりもエッチングす
る速度が速い液体で洗浄する工程と、この工程に連続し
て前記半導体基板の表面に酸化膜を形成する工程とを備
えた半導体装置の製造方法を提供する。
【0014】ここで洗浄する工程における表面処理に用
いるものとしては液状表面処理剤などがあり、例えばフ
ッ酸系・純水・硫酸系・塩酸系・過酸化水素系・アンモ
ニア系、あるいはそれらを組み合わせたものなどが挙げ
られる。
【0015】また洗浄する工程に用いる液体は半導体基
板を実質的に酸化しない液体であることが望ましい。具
体的には溶存酸素濃度が300ppb以下の純水などが
用いられる。
【0016】純水中の溶存酸素濃度を低減させるにつれ
て、基板の結晶表面に形成される酸化膜の形成速度が低
下することが知られている。そして例えばSi(10
0)面に対しては溶存酸素濃度を300ppb以下とい
うように極めて低くすると酸化が起きないほどに抑えら
れる。この場合、結晶の表面は水素で終端されているの
で、炭素・酸素などの表面汚染物の付着も抑制できる。
よって表面処理をおこなった清浄な結晶の表面を純水に
よるリンスの後にも保持することができる。この状態は
少なくとも1週間程度の時間内であれば純水中に半導体
基板を漬けておく時間にはほとんど依存しない。
【0017】なおSi(111)面の場合には溶存酸素
濃度が1ppm以下程度でも効果がある。またこのよう
な低濃度の純水を用いることは結晶の表面の平坦化にも
寄与する。フッ酸などを含む液状表面処理剤で処理した
Si結晶の表面は水素で終端されているものの、原子レ
ベルで見た場合、平滑度に関しては十分ではない。
【0018】この状態のSi結晶表面の簡単な模式図を
図1に示す。図に示すようにSi結晶11の表面にはス
テップ12やファセット13などのマイクロラフネスが
存在する。
【0019】また図2にHF処理などによって水素終端
されたSi原子の状態を示す。水素21と結合したSi
原子22と、内部のSi原子23との結合力24は水素
21とSi原子22との結合力25に比べて弱い。一
方、純水中にはOH- 基26が10-7mol/L存在し
ており、このOH- 基26はSi結合24の間に入って
最表面のSi原子22をエッチングする効果がある。た
だし例えば9ppm程度と純水中の溶存酸素濃度が高い
と、最表面のSi原子22のうち特に図1のステップ1
2の部分がエッチングの進行よりも早く酸化されOH-
基26の効果を十分に引き出すことができない。
【0020】これに対して溶存酸素濃度が300ppb
以下というような純水を用いると、結晶表面の酸化が抑
えられるため、OH- 基26によるエッチング効果を十
分に発揮させることができる。そしてこのOH- 基26
によるエッチングは主に図1のステップ12の部分で生
じるため、常温程度の純水リンス処理でもSi結晶の表
面を平坦化することができる。
【0021】すなわち従来の高濃度な溶存酸素を含む純
水によるリンスでは酸化膜が形成することにより妨げら
れていたSi結晶の表面と純水との相互作用を、溶存酸
素濃度が300ppb以下というような純水を用いるこ
とにより確実に生じさせることができるようになる。こ
の結果、純水がSiの結晶をエッチングすることにより
結晶の表面を平坦化することができる。
【0022】例えば平滑度の目安である中心線平均粗さ
a (DIN 4768、JISB 0601)で表し
た場合、本発明による平坦化処理によれば溶存酸素濃度
が300ppb以下というような純水で処理するだけで
a =0.1nm以下という値を100×100nm2
以上の領域で達成できる。
【0023】このようにデバイスサイズでの平坦化がで
きると同時に、酸化膜の形成や酸素・炭素といった表面
汚染物の付着などを抑えて結晶の表面を確実に清浄化す
ることができる。よって良好な結晶の成長や界面の電気
特性の向上を実現することができ、より高性能な半導体
装置を得ることができる。
【0024】なおSi(100)面と比べるとSi(1
11)面のほうが溶存酸素に対する許容度は高く、1p
pm以下程度でも十分効果がある。以上では純水を用い
た例について述べたが、純水の他にもアンモニア系・p
H調整フッ酸系の溶液や純水をボイルしたものを用いて
も同様なエッチング効果が得られる。
【0025】以上の洗浄する工程に連続して酸化膜を形
成する工程を行う。ここで連続してとは洗浄する工程で
用いた液体中に保持したまま、あるいは液体から取り出
すことなく液体の置換を行って、酸化膜を形成すること
を指す。
【0026】この工程において用いることのできる液体
は純水、硫酸+過酸化水素系、フッ酸+過酸化水素系、
塩酸+過酸化水素系などのSiに対する酸化剤である。
いずれの液体を用いるにしても、洗浄工程の後に半導体
基板を液体から取り出すことなく、Si表面に酸化膜を
形成する。
【0027】なお液体から取り出す場合でも、Siの表
面に%以上の面密度では酸素・炭素などの汚染を生じさ
せない不活性ガスの雰囲気中に、一時的に半導体基板を
入れた後、酸化膜を形成する工程を行えば連続して酸化
膜を形成する場合と同様な効果が得られる。
【0028】ここで不活性ガスとしては真空・高純度水
素ガス・窒素ガス・アルゴンガス・ヘリウムガスなどを
用いることができる。例えば洗浄する工程で純水を用い
酸化膜を形成する工程においても純水を用いたとする
と、洗浄する工程と酸化膜を形成する工程とで用いる液
体が同一であるから液体の置換を行わなくてもすむ。一
方、洗浄する工程で純水、酸化膜を形成する工程で硫酸
+過酸化水素系を用いた場合には、半導体基板を液体か
ら取り出さずに液体の置換を行えば、半導体の結晶表面
が清浄な状態のままで酸化膜を形成できる。つまり従来
のように洗浄する工程の後に酸化を行うために半導体基
板を液体から取り出すことによって、洗浄する工程で清
浄となった結晶の表面が汚染されてしまうのを防ぐこと
ができる。
【0029】また添加する酸素の濃度は酸化膜を形成す
る程度に高ければよく、具体的には300ppb〜9p
pm程度が好ましい。このように酸化膜を形成すると1
〜2nm程度の酸化膜が形成される。最近のCMOSの
ゲ−ト酸化膜では数nm、EEPROMのトンネル酸化
膜では7〜10nm程度の酸化膜が必要であるから、本
発明による酸化膜を形成する工程の後に従来と同様な方
法を用いて酸化を行い、半導体装置に必要な酸化膜の厚
さを得ることができる。
【0030】この際、本発明の酸化膜を形成する工程に
よってできる酸化膜と従来と同様な工程によってできる
酸化膜との界面が汚染される。しかしこの汚染は、従来
の酸化膜を形成する工程によってのみ酸化膜を形成した
場合に汚染されてしまう、半導体の結晶表面と酸化膜と
の界面に生じる汚染と比べると、XPS評価で20%以
上少ないことが分かった。
【0031】さらに本発明による酸化膜と酸化膜との界
面の汚染は従来の半導体の結晶表面と酸化膜との界面の
汚染と比べると、半導体装置の性能低下に寄与する度合
いが非常に少ない。つまり半導体装置の性能を決定する
上で重要な、半導体の結晶表面と酸化膜との界面は本発
明の酸化膜を形成する工程を用いると清浄に保たれたま
まなので、半導体装置の電気的特性の向上が実現し、高
性能な半導体装置を得ることができる。
【0032】
【作用】本発明によれば半導体基板を表面処理した後に
液体で洗浄する工程を行い、この工程に連続して酸化膜
を形成する工程を行うので、従来の半導体基板を液体か
ら取り出して酸化を行う半導体装置と比べると、半導体
の結晶表面と酸化膜との界面がより一層清浄化かつ平坦
化される。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。ま
ず図3に本発明の半導体装置の製造方法を適用した一実
施例による処理装置の構成を模式的に示す。図において
31は、ドレイン管33を下部に持つ処理容器であり、
ドレイン管33はその途中にバルブ32を持つ。この処
理容器31は石英、あるいはPVDFやPFAなどのテ
フロン系樹脂のような低溶出の材質から構成されてい
る。処理容器31は同様な材質からなる蓋34によって
密閉されており、この蓋34には純水などの導入管35
が接続されている。この導入管35はバルブ32を途中
に持つ。また導入管35はその上部に、酸素導入用バル
ブ37を途中に持つ酸素導入管36が接続されている。
【0034】処理容器21の内部にはあらかじめ処理内
容に応じて選択した液状表面処理剤38、例えば純水・
フッ酸系・硫酸系・塩酸系・過酸化水素系・アンモニア
系、あるいはそれらを組み合わせて調整したものを入れ
ておく。そしてこの中に半導体基板39、例えばSi結
晶基板を入れ、結晶の表面の残留不純物、例えば酸化膜
や有機汚染物などを除去する。次いでバルブ32を開け
溶存酸素濃度が300ppb以下の純水を処理容器31
に導入し液状表面処理剤38との置換を行った後、半導
体基板39の表面を導入した純水によって洗浄する。
【0035】この純水による洗浄の後、酸素導入用バル
ブ37を開け酸素を処理容器31に導入し純水中の酸素
濃度を高くすることによって、半導体基板39の表面に
酸化膜を形成する。
【0036】上記のような構成の処理装置を用い上述し
た手順に従って、比抵抗25〜50Ω・cmの6インチ
p−Si(100)基板の処理を行った。処理液には2
%HF水溶液と溶存酸素濃度が300ppb以下の純水
を用いた。
【0037】この純水によるリンスでは流量が0.5c
m/sの場合、15分経過後においても酸化膜が形成さ
れていないだけでなく、5000時間経過した後におい
ても酸化が起こらない。この効果は溶存酸素濃度にして
300ppbまでほぼ同等である。
【0038】なおSi(111)面では1ppm以下で
同等な効果が得られる。次に図4にSi(100)基板
をHF水溶液で処理した後に溶存酸素濃度だけを変化さ
せた純水でそれぞれリンスした際の、表面ラフネスの標
準偏差(RMS)と溶存酸素濃度との関係を示す。図で
は横軸が溶存酸素濃度、縦軸がRMSを表す。純水中の
溶存酸素濃度が300ppb以下、より具体的には20
0ppb以下になるとSi表面の酸化が抑制されてSi
エッチングが生じ、その結果として表面の平坦性が向上
してRMSが小さくなることがこの図より分かる。
【0039】またSi(111)面についても同様な効
果が得られる。上述した処理方法を適用した半導体装置
の製造例として、0.1μmル−ルのCMOSを製造し
た例を示す。図5は製造した0.1μmル−ルのNMO
Sの構成を示す断面図である。
【0040】まずSi(100)基板51にロコス酸化
膜52を形成した。次いでSi(100)基板51の成
膜面にあたる表面の酸化膜をHF系溶液で除去した後に
溶存酸化濃度が30ppb以下の純水でリンス処理を行
い、平坦性に優れかつ清浄なSi表面51aを形成し
た。
【0041】次いでこのSi表面51a上に厚さ約1n
mのゲ−ト酸化膜53aを形成するために純水中に酸素
を導入して4ppmまで酸素濃度を高めた。このときS
i基板51は純水に入れたままにして、大気に晒さない
ようにした。
【0042】この後Si基板51を純水中から取り出
し、ウェット酸化によって厚さ約4nmのゲ−ト酸化膜
53bを形成して、ゲ−ト酸化膜53の厚さが約5nm
となるようにした。
【0043】ここでウェット酸化の代わりにドライ酸化
を用いてゲ−ト酸化膜53bを形成しても良い。引き続
いてソ−ス54・ドレイン55・ゲ−ト電極56・ソ−
ス電極57・ソレイン電極58を形成した。
【0044】図6に上記の純水リンスにおける純水中の
溶存酸素濃度を変化させた際の、溶存酸素濃度とゲ−ト
耐圧との関係を示す。図では横軸が溶存酸素濃度、縦軸
がゲ−ト耐圧を表す。実線で示す、純水リンスの後にS
i基板51を大気に晒してゲ−ト酸化膜53を形成した
場合に比べて、破線で示す、純水リンスの後にSi基板
51を大気に晒すことなくゲ−ト酸化膜53aを形成
し、その後にゲ−ト酸化膜53bを形成した本実施例の
場合の方が10%程度の耐圧の向上が見られる。
【0045】さらに溶存酸素濃度が5ppmまでの純水
で処理した領域はゲ−ト電圧が低く、溶存酸素濃度が3
00ppb以下、より具体的には200ppb以下程度
からゲ−ト電圧が増加することが分かる。さらに0.1
μmル−ルのCMOSの半導体装置に対応したゲ−ト電
圧を得るためには、溶存酸素濃度が30ppb以下の純
水で処理するのが最良であることが分かる。
【0046】また既に報告されているように、平坦化に
よりSi表面にテラスなどのマイクロラフネスが少ない
場合はNMOSゲ−トに電圧が印加された時、電界集中
が緩和されてゲ−ト電圧の均一化ができ、素子特性の均
一化、歩留まりの向上などが期待できる。
【0047】なお(111)CMOSの場合には1pp
m以下でこの効果が現れる。また通常MOS構造ではS
i(100)基板が良く用いられる。これは(100)
の単位面積当たりのダングリングボンド数Nitが他の
面方位に比べて少なく、電界ストレスに対する信頼性の
点から有利であるからである。
【0048】MOSの動作状態ではホットエレクトロ
ン、ホットホ−ルのゲ−ト酸化膜への飛び込みが存在す
る。この飛び込みの際にダングリングボンドが切れ、こ
れが信頼性の低下につながる。このときSi(100)
表面に凹凸が存在すると、(100)面の他に(11
1)面方位などが存在していることを意味しており、理
想的な(100)面とはいえない。すなわち(111)
面などは(100)面よりもNitが多いため、理想的
な(100)のNitより凹凸が多い(100)表面で
は、ダングリングボンド数が多いことになり信頼性が低
下する。
【0049】このようなことから、Si基板表面の平坦
性を向上させることによって信頼性を高めることが可能
となる。次いで図7にSi基板51上に形成された酸化
膜の破壊電界強度を示す。図では横軸がSi−酸化膜界
面残留炭素濃度、縦軸が破壊電界強度を表す。純水リン
スの後にSi基板51を大気に晒してゲ−ト酸化膜53
を形成した場合に比べて、本実施例ではSi表面51a
とゲ−ト酸化膜53aとの界面の残留炭素濃度が約1%
以下に低減された結果、破壊電界強度が向上しているこ
とが分かる。
【0050】ここで図8に本発明を適用した処理装置の
他の構成例を示す。図8では図3と同一の部分には同じ
番号を付けてある。図3の処理装置と異なる点は、蓋3
4に純水導入管35と共にバルブ82を途中に持つ窒素
導入管81が接続されている点である。
【0051】このような処理装置においては図3に示し
た処理装置と同様に、まず処理容器31内に半導体基板
39と液状表面処理剤38とをあらかじめ入れておき、
半導体基板39表面の残留不純物を除去する。次にバル
ブ82を開けて窒素導入管81から高純度の窒素を導入
した後、バルブ32を開けて純水を導入する。このよう
に窒素を導入した状態で純水を供給することにより、溶
存酸素濃度が300ppb以下の純水をその場で作るこ
とができる。
【0052】溶存酸素濃度の減少はヘンリ−の法則によ
り説明できる。ヘンリ−の法則とは、液中の溶存酸素濃
度がその液が接する気体中の酸素分圧に比例することを
いう。これを利用して、処理容器31内の窒素中酸素濃
度を399Pa以下にすることにより、溶存酸素濃度を
300ppb以下にすることができる。また処理容器3
1内の窒素中酸素濃度を13.3Pa以下にすることに
より、溶存酸素濃度を10ppbオ−ダ−まで下げるこ
とができる。
【0053】また図9に本発明を適用した処理装置のさ
らに他の構成例を示す。図9では図8と同一の部分には
同じ番号を付けてある。図8と異なる点は窒素導入管8
1が処理容器31の内部にまで入ってきている点であ
る。
【0054】図9に示す処理装置において処理容器31
への純水の流入速度が速い場合には、液中からの酸素の
脱出速度が十分に確保されずに必要な溶存酸素濃度にま
で下がらないこともあり得る。この場合には窒素と純水
との接触面積を増やすことが必要で、例えば図9に示す
ように窒素バブリングを行うことで窒素と純水の接触面
積を意図的に増やすことができる。これにより溶存酸素
濃度を低減することができる。
【0055】なお窒素の代わりにアルゴン・水素・ヘリ
ウムガス等をはじめとする他の気体であっても、その気
体中の酸素濃度が上記した濃度以下であれば同様の効果
が得られる。
【0056】さらに処理装置の他の構成例を図10に示
す。図10では図3と同一の部分には同じ番号を付けて
ある。この装置の特徴は蓋34に真空排気装置101が
接続されていることである。
【0057】真空排気装置101を設ける理由は、液状
表面処理剤38や純水の表面と接する雰囲気を真空排気
装置101によって減圧することで、溶存酸素濃度を低
減するためである。この場合も真空中の酸素濃度を39
9Pa以下にすることで溶存酸素濃度を300ppb以
下にすることができる。
【0058】さらに処理装置の他の実施例を図11に示
す。図において111はドレイン管113を下部に持つ
処理容器であり、ドレイン管113はその途中にバルブ
112を持つ。また処理容器111には純水などの導入
管114が接続されており、さらにこの処理装置は処理
容器111の外側に外部容器115が配置される2重構
造になっている。処理容器111・外部容器115の上
部には窒素導入管116が接続された蓋117が配置さ
れている。窒素導入管116から導入された窒素は蓋1
17の内部に一度ためて均一に流出させるようになって
いる。この蓋117の外周部分117aは導入された窒
素を外周部分117aにも流出させ、蓋117内の窒素
の圧力と一方向の流れにより処理装置の内部に大気が混
入し酸素やCxy などの汚染物に半導体基板が汚染さ
れることを防止している。
【0059】処理容器111の内部にはあらかじめ処理
内容に応じて選択した液状表面処理剤38、例えば純水
・フッ酸系・硫酸系・塩酸系・過酸化水素系・アンモニ
ア系、あるいはそれらを組み合わせて調整したものを入
れておく。そしてこの中に半導体基板39、例えばSi
結晶基板を入れ、結晶の表面の残留不純物、例えば酸化
膜や有機汚染物などを除去する。次いで純水導入管11
4より溶存酸素濃度が300ppb以下の純水を処理容
器111に導入し液状表面処理剤38との置換を行った
後、半導体基板39の表面を、導入した純水によって洗
浄する。
【0060】この洗浄工程においては窒素導入管116
より窒素を導入し処理装置内の雰囲気を窒素にしておく
ことによって、純水中の溶存酸素濃度の増加を抑え、半
導体基板39表面の酸化を完全に抑制することができ
る。例えば5ppbの純水を用いた場合には溶存酸素濃
度を10ppb以下に抑制することができる。
【0061】この純水による洗浄の後、窒素導入管11
6より窒素の代わりに酸素を処理容器111に導入し純
水中の酸素濃度を高くすることによって、半導体基板3
9の表面に酸化膜を形成する。
【0062】さらに処理装置の他の構成例を図12に示
す。図12では図10と同一の部分には同じ番号を付け
てある。図10と異なる点は処理容器121がOリング
122によって2つの部分に分けることができるように
なっている点、純水などの導入管35と真空排気装置1
01が処理容器の手前で1本の導入管123にまとめら
れ、この導入管がバルブ124を途中に持つ点である。
このような構成にすることの利点はOリング122によ
って処理容器121内の真空度がより高くなることであ
る。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、半
導体の結晶表面をより一層の清浄化かつ平坦化してその
状態を保持し、結晶表面上に形成される酸化膜との界面
が正常化できる半導体装置の製造方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 HF系溶液で処理した後のSi基板表面の状
態を模式的に示す図。
【図2】 HF系溶液で水素終端したSi基板表面の状
態を模式的に示す図。
【図3】 本発明の一実施例による処理装置の構成を模
式的に示す図。
【図4】 種々の溶存酸素濃度の純水でリンスした際の
Si基板の表面ラフネスの標準偏差を示す図。
【図5】 本発明の実施例で作成したNMOSの構成を
示す断面図。
【図6】 本発明の実施例で作成したNMOSの純水中
の溶存酸素濃度とゲ−ト耐圧との関係を示す図。
【図7】 本発明の実施例で作成したNMOSの酸化膜
の破壊電界強度を示す図。
【図8】 本発明の他の実施例による処理装置の構成を
模式的に示す図。
【図9】 本発明の他の実施例による処理装置の構成を
模式的に示す図。
【図10】 本発明の他の実施例による処理装置の構成
を模式的に示す図。
【図11】 本発明の他の実施例による処理装置の構成
を模式的に示す図。
【図12】 本発明の他の実施例による処理装置の構成
を模式的に示す図。
【符号の説明】
31,111,121…処理容器 32,37,82,112、124…バルブ 33,113…ドレイン管 34,117…蓋 35,114…純水導入菅 36…酸素導入菅 38…液状表面処理剤 39…半導体基板 81,116…窒素導入菅 101…真空排気装置 122…Oリング 123…導入菅

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面を表面処理した後にこ
    の半導体基板の表面を酸化する速度よりもエッチングす
    る速度が速い液体で洗浄する工程と、 この工程に連続して前記半導体基板の表面に酸化膜を形
    成する工程とを備えた半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板の表面を表面処理した後にこ
    の半導体基板の表面を平坦化する液体で洗浄する工程
    と、 この工程に連続して前記半導体基板の表面に酸化膜を形
    成する工程とを備えた半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板の表面をフッ酸系の第1の溶
    液で表面処理する工程と、 この表面処理を施した半導体基板を純水またはアンモニ
    ア系からなる第2の溶液でエッチングする工程と、 この工程に連続し、かつこの工程で用いた第2の溶液に
    酸素を添加して前記半導体基板の表面に酸化膜を形成す
    る工程とを備えた半導体装置の製造方法。
JP09597494A 1994-05-10 1994-05-10 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP3350215B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09597494A JP3350215B2 (ja) 1994-05-10 1994-05-10 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09597494A JP3350215B2 (ja) 1994-05-10 1994-05-10 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07302775A true JPH07302775A (ja) 1995-11-14
JP3350215B2 JP3350215B2 (ja) 2002-11-25

Family

ID=14152152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09597494A Expired - Fee Related JP3350215B2 (ja) 1994-05-10 1994-05-10 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3350215B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004200672A (ja) * 2002-12-02 2004-07-15 Tadahiro Omi 半導体装置、その製造方法、及び、半導体表面の処理方法
JP2004321875A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Fujitsu Ltd 超音波洗浄方法及び半導体装置の製造方法
JP2005213498A (ja) * 2005-01-17 2005-08-11 Pre-Tech Co Ltd 洗浄液および洗浄方法
JP2006073945A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理方法および基板処理装置
WO2007032057A1 (ja) * 2005-09-13 2007-03-22 Tadahiro Ohmi 半導体装置の製造方法及び半導体製造装置
US8183670B2 (en) 2002-12-02 2012-05-22 Foundation For Advancement Of International Science Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2012195421A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Stanley Electric Co Ltd 酸化亜鉛系基板の処理方法及び成長層付き基板
TWI402885B (zh) * 2005-09-14 2013-07-21 Tadahiro Ohmi 半導體裝置之製造方法及半導體製造設備
JP2014082285A (ja) * 2012-10-15 2014-05-08 Mitsubishi Electric Corp 太陽電池およびその製造方法、太陽電池モジュール

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01150328A (ja) * 1987-12-07 1989-06-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体基板の処理方法
JPH0529307A (ja) * 1991-07-23 1993-02-05 Seiko Epson Corp オゾン酸化法
JPH0529293A (ja) * 1991-07-18 1993-02-05 Fujitsu Ltd 半導体基板の前処理方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01150328A (ja) * 1987-12-07 1989-06-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体基板の処理方法
JPH0529293A (ja) * 1991-07-18 1993-02-05 Fujitsu Ltd 半導体基板の前処理方法
JPH0529307A (ja) * 1991-07-23 1993-02-05 Seiko Epson Corp オゾン酸化法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004200672A (ja) * 2002-12-02 2004-07-15 Tadahiro Omi 半導体装置、その製造方法、及び、半導体表面の処理方法
US8183670B2 (en) 2002-12-02 2012-05-22 Foundation For Advancement Of International Science Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2004321875A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Fujitsu Ltd 超音波洗浄方法及び半導体装置の製造方法
JP4587646B2 (ja) * 2003-04-22 2010-11-24 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置の製造方法
JP2006073945A (ja) * 2004-09-06 2006-03-16 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理方法および基板処理装置
JP4484639B2 (ja) * 2004-09-06 2010-06-16 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理方法および基板処理装置
JP4554377B2 (ja) * 2005-01-17 2010-09-29 株式会社プレテック 洗浄液および洗浄方法
JP2005213498A (ja) * 2005-01-17 2005-08-11 Pre-Tech Co Ltd 洗浄液および洗浄方法
WO2007032057A1 (ja) * 2005-09-13 2007-03-22 Tadahiro Ohmi 半導体装置の製造方法及び半導体製造装置
US8895410B2 (en) 2005-09-13 2014-11-25 Tadahiro Ohmi Method of manufacturing semiconductor device and semiconductor manufacturing apparatus
TWI402885B (zh) * 2005-09-14 2013-07-21 Tadahiro Ohmi 半導體裝置之製造方法及半導體製造設備
JP2012195421A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Stanley Electric Co Ltd 酸化亜鉛系基板の処理方法及び成長層付き基板
JP2014082285A (ja) * 2012-10-15 2014-05-08 Mitsubishi Electric Corp 太陽電池およびその製造方法、太陽電池モジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JP3350215B2 (ja) 2002-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3501642B2 (ja) 基板処理方法
US5516730A (en) Pre-thermal treatment cleaning process of wafers
US5681398A (en) Silicone wafer cleaning method
US6348157B1 (en) Cleaning method
KR19990083075A (ko) 에스씨-2 베이스 예열처리 웨이퍼 세정공정
JPH09331049A (ja) 貼り合わせsoi基板の作製方法及びsoi基板
JP3350215B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP4162211B2 (ja) シリコンウエハの洗浄方法および洗浄されたシリコンウエハ
JPH0648686B2 (ja) ゲッタリング能力の優れたシリコンウェーハおよびその製造方法
WO2002025718A1 (fr) Plaquette de recuit et son procede de fabrication
US6416586B1 (en) Cleaning method
EP0690484A1 (en) Method of manufacturing semiconductor device and methods of processing, analyzing and manufacturing its substrate
US20090203212A1 (en) Surface Grinding Method and Manufacturing Method for Semiconductor Wafer
JPH04144131A (ja) 半導体ウェーハの処理方法
JP2713787B2 (ja) 半導体の湿式洗浄方法
JP3237944B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3484480B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US6451124B1 (en) Process for the chemical treatment of semiconductor wafers
JP3437716B2 (ja) 半導体基板の洗浄方法及びこれに用いられる洗浄装置
JPS60247928A (ja) 半導体基板の洗浄方法
JP2884948B2 (ja) 半導体基板の処理方法
JP3595681B2 (ja) エピタキシャルウェーハの製造方法
JP3535539B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3669728B2 (ja) 酸化膜及びその形成方法、並びに半導体装置
JP3416716B2 (ja) 半導体基板表面の酸化膜の形成処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070913

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090913

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees