JPH07302690A - ストロボ装置 - Google Patents

ストロボ装置

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JPH07302690A
JPH07302690A JP6093438A JP9343894A JPH07302690A JP H07302690 A JPH07302690 A JP H07302690A JP 6093438 A JP6093438 A JP 6093438A JP 9343894 A JP9343894 A JP 9343894A JP H07302690 A JPH07302690 A JP H07302690A
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JP
Japan
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voltage
gate
circuit
constant voltage
strobe
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Withdrawn
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JP6093438A
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English (en)
Inventor
Hisaaki Ishimaru
寿明 石丸
Hiroshi Yamada
浩 山田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/30Circuit arrangements in which the lamp is fed by pulses, e.g. flash lamp
    • H05B41/34Circuit arrangements in which the lamp is fed by pulses, e.g. flash lamp to provide a sequence of flashes

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  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】低電圧電源の消費電力を増加させずに、正確に
ストロボ発光を行う、小型のストロボ装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】メインコンデンサ5及び放電発光管6と直列に
接続される放電ループを形成し、低電圧のゲート電圧で
作動するゲート制御型スイッチング素子7と、上記ゲー
ト電圧より低い電圧を生成する電池2と、この電池から
の電圧を定電圧化し、該電圧にほぼ等しく、かつ上記ゲ
ート電圧より低い定電圧を生成する第1の定電圧回路3
と、該第1の定電圧回路3からの出力電圧を電源に動作
するCPU1と、該CPU1の制御で上記メインコンデ
ンサ5を充電するストロボ充電回路8と、上記CPU1
からの出力電圧を昇圧し、上記ゲート電圧を生成する第
2の定電圧回路4とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストロボ装置、詳しく
は、ゲート制御型スイッチング素子を有するストロボ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラのストロボ装置において、
該ストロボ発光を制御する素子として、たとえばIGB
T等のゲート制御型スイッチング素子を採用した技術手
段が知られている。例えば、特開昭64−17033号
公報には、トリガ信号による発光命令で上述したIGB
Tをオンし、発光停止指令で該IGBTをオフする構成
のIGBTを用いたストロボ装置が開示されている。
【0003】ところが、この特開昭64−17033号
公報に開示された技術手段では、スイッチング素子のゲ
ート制御用の電源を必要としているので、装置のコスト
上昇を招くと共に、スペースの上でも制約を受けるもの
であった。
【0004】このような複雑な回路構成を解決するもの
として、たとえば、実開平4−96721号において、
電源スイッチがオン状態のときのみ、予めメインコンデ
ンサからスイッチング素子の制御端子に電圧を供給する
電子閃光装置が提案されている。
【0005】一方、近年、特願平5−89992号にお
いて記載されているように、ゲートを電圧4V〜8Vで
確実にオンできる、低電圧ゲートドライブ型のスイッチ
ング素子が開発され、制御回路等に使用する比較的低電
圧の電源を使用しての該スイッチング素子の直接制御駆
動が可能となった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭64−17033号公報、実開平4−96721号
において提案された技術手段では、ストロボ充電回路内
の高電圧を直接ゲート制御型スイッチング素子に導き、
該スイッチング素子を制御しており、すなわち、高電圧
電源から電圧を利用しているため上記ストロボ充電回路
自体の構成が複雑となり、これにより、装置も大型化し
ていた。また、スイッチング素子も高耐圧の素子が必要
となり、装置のコストの上昇を招くと共に、耐圧が高く
なることによる装置の大型化も避けられなかった。
【0007】一方、上記特願平5−089992号に記
載された技術手段によると、上述した高耐圧のスイッチ
ング素子を使用することなく、また、比較的低電圧の電
源を使用してスイッチング素子の制御を行うことが可能
となる。ところが、電源として、たとえば6V程度の電
池を(又は3Vの電池を2ヶ)使用するストロボ装置で
は大変有効であるが、近年、より低電圧、たとえば3V
程度で駆動するカメラが増えており、このような極低電
圧駆動のカメラでは該技術手段は使用するには、困難が
伴った。
【0008】すなわち、たとえばゲート制御電圧が4V
ないし8Vであるゲート制御型スイッチング素子を、た
とえば3V程度の極低電圧電源を登載したストロボ装置
で使用する場合、以下に示す不都合が生じる。
【0009】すなわち、該3V程度の極低電圧電源では
上記低電圧駆動のスイッチング素子(ゲート制御電圧が
4Vないし8V)を直接駆動することはできない。ま
た、ストロボ装置内のストロボ充電回路の出力を該スイ
ッチング素子の制御電圧として使用すると、 1)消費電力が多く、該低電圧電源の寿命が短かくな
る。
【0010】2)ストロボの充電の際に、該低電圧電源
の供給電流の余裕がないと、出力電圧が大幅に低下す
る。
【0011】という問題点が新たに生じてくる。
【0012】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、低電圧電源の消費電力を増加させずに、正確
にストロボ発光を行う、小型のストロボ装置を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による第1のストロボ装置は、ストロボの放
電発光管を発光させる電荷を蓄積するメインコンデンサ
と、このメインコンデンサ及び上記放電発光管と直列に
接続される放電ループを形成していて、第1の電圧以下
のゲート電圧で作動するゲート制御型スイッチング素子
と、上記ゲート電圧より低い第2の電圧を生成する低電
圧電源と、この低電圧電源からの第2の電圧を定電圧化
し、該第2の電圧にほぼ等しく、かつ上記ゲート電圧よ
り低い定電圧を生成する第1の定電圧回路と、この第1
の定電圧回路からの出力電圧に基づいて動作するストロ
ボ制御手段と、このストロボ制御手段の制御により上記
メインコンデンサを充電する充電回路と、上記ストロボ
制御手段からの出力電圧を昇圧し、上記ゲート電圧を生
成する第2の定電圧回路とを具備する。
【0014】上記の目的を達成するために本発明による
第2のストロボ装置は、ストロボの放電発光管を発光さ
せる電荷を蓄積するメインコンデンサと、このメインコ
ンデンサ及び上記放電発光管と直列に接続される放電ル
ープを形成していて、第1の電圧以下のゲート電圧で作
動するゲート制御型スイッチング素子と、上記ゲート電
圧より低い第2の電圧を生成する低電圧電源と、この低
電圧電源からの第2の電圧を定電圧化し、該第2の電圧
にほぼ等しく、かつ上記ゲート電圧より低い定電圧を生
成する第1の定電圧回路と、この第1の定電圧回路から
の出力電圧に基づいて動作するストロボ制御手段と、上
記第1の定電圧回路からの出力電圧を上記ゲート電圧に
昇圧する第2の定電圧回路とを具備する。
【0015】
【作用】本発明による第1のストロボ装置は、メインコ
ンデンサでストロボの放電発光管を発光させる電荷を蓄
積し、ゲート制御型スイッチング素子は、第1の電圧以
下のゲート電圧で作動する。また、低電圧電源では、上
記ゲート電圧より低い第2の電圧を生成する。さらに、
第1の定電圧回路で上記低電圧電源からの第2の電圧を
定電圧化し、該第2の電圧にほぼ等しく、かつ上記ゲー
ト電圧より低い定電圧を生成する。また、ストロボ制御
手段は上記第1の定電圧回路からの出力電圧に基づいて
動作し、このストロボ制御手段の制御により充電回路で
上記メインコンデンサを充電する。そして、第2の定電
圧回路で上記ストロボ制御手段からの出力電圧を昇圧
し、上記ゲート電圧を生成する。
【0016】本発明による第2のストロボ装置は、メイ
ンコンデンサでストロボの放電発光管を発光させる電荷
を蓄積し、ゲート制御型スイッチング素子は第1の電圧
以下のゲート電圧で作動する。また、低電圧電源で上記
ゲート電圧より低い第2の電圧を生成し、第1の定電圧
回路で上記低電圧電源からの第2の電圧を定電圧化し、
該第2の電圧にほぼ等しく、かつ上記ゲート電圧より低
い定電圧を生成する。さらに、ストロボ制御手段は、上
記第1の定電圧回路からの出力電圧に基づいて動作し、
第2の定電圧回路は、上記第1の定電圧回路からの出力
電圧を上記ゲート電圧に昇圧する。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0018】図1は、本発明の第1実施例であるストロ
ボ装置の基本的な構成を示すブロック図である。
【0019】図に示すように該ストロボ装置は、該スト
ロボ装置に内蔵あるいは外部に設けられた電池2と、該
電池2の出力電圧より第1の定電圧を生成する第1の定
電圧回路3と、該第1の定電圧が供給され、少なくとも
該ストロボ装置の駆動を制御するCPU1と、該CPU
1の制御の基、上記第1の定電圧回路3により生成され
た第1の定電圧より、該第1の定電圧の略整数倍の第2
の定電圧を生成する第2の定電圧回路4とを具備してい
る。なお、該第2の定電圧回路4は、ダイオード4aお
よびコンデンサ4bを具備して構成されている。
【0020】上記実施例のストロボ装置はさらに、スト
ロボの放電発光管(以下、キセノン管あるいはXe管と
称する)6を発光させるための電荷を保持するメインコ
ンデンサ5と、このメインコンデンサ5の放電ループ内
にて上記キセノン管6と直列に接続されたゲート制御型
スイッチング素子7と、上記第1の定電圧回路3からの
第1の定電圧を供給され、上記CPU1の制御の基、上
記メインコンデンサ5の充電を行うストロボ充電回路8
とを具備している。
【0021】上記ゲート制御型スイッチング素子7は、
上記第2の定電圧回路4で生成された第2の定電圧によ
りそのゲートが制御され、さらに、上記CPU1に制御
されてキセノン管6の発光を制御するようになってい
る。
【0022】図2は、上記第1実施例のストロボ装置が
適用されるカメラの主要な構成を示したブロック図であ
る。
【0023】このストロボ装置が適用されるカメラはオ
ートフォーカス方式のズームカメラであり、カメラ10
0内の各部の制御を司るCPU20には、パワースイッ
チ(パワーSW)31、レリーズスイッチ(レリーズS
W)32、ズームアップスイッチ(ズームアップSW)
33、ズームダウンスイッチ(ズームダウンSW)34
および、図示しない後蓋の開閉動作に連動してオン・オ
フする後蓋スイッチ(後蓋SW)35がそれぞれ接続さ
れ、これらのスイッチに応じて各種制御を行うようにな
っている。
【0024】また、上記CPU20には、フィルム41
の給送制御用の給送モータ駆動回路21、被写体45の
測光を行う測光部22、レンズユニット43の駆動制御
用のレンズ・モータ駆動回路23,ズーム・モータ駆動
回路25、シャッタユニット42の駆動制御用のシャッ
タ制御回路24、内蔵された上記電池2のバッテリ・チ
ェック回路26、ストロボ44におけるキセノン管6発
光用の充電回路27,ストロボ発光制御回路28、上記
被写体45の測距を行う測距部29、上記電池2のバッ
テリ状態や駒数表示用の液晶表示回路(LCD表示回
路)30が接続されている。
【0025】次に、上記カメラ100における各部動作
について説明する。
【0026】上記ズームアップスイッチ33またはズー
ムダウンスイッチ34が操作されると、上記ズーム・モ
ニタ駆動回路25によりレンズユニット43内のズーム
が駆動され、上記充電回路27によりストロボ44の充
電が行われる。また、上記後蓋が閉じられるとフィルム
41の空送りが行われるようになっている。
【0027】また、上記レリーズスイッチ32がオンす
ると上記測光部22、測距部29で被写体45の輝度お
よび距離が検出され、レンズ・モータ駆動回路23で上
記レンズユニット43内の撮影用レンズを駆動する。そ
して、輝度に応じた秒時で、シャッタ制御回路24によ
りシャッタユニット42を制御する。
【0028】さらに、ストロボ光が必要な時は、ストロ
ボ発光制御回路28でストロボ44の発光を行い、ま
た、上記パワースイッチ31、レリーズスイッチ32、
ズームアップスイッチ33、ズームダウンスイッチ3
4、および後蓋スイッチ35が操作されるか、または電
池2(図1参照)が装填されると、バッテリチェック回
路26で該電池2のバッテリチェックを行う。そして、
該電池2の電源電圧が下がっているときにはカメラをロ
ックさせ、該電源電圧が十分にあるときはそれぞれのス
イッチに応じた動作を行う。
【0029】図3は、上記図1に示した本実施例のスト
ロボ装置の構成をさらに詳しく示したブロック回路図で
ある。
【0030】上記第1の定電圧回路3は、電池2の電源
電圧VDDを上記CPU1等のIC回路用の定電圧VIC
(第1の定電圧)に変換し、該CPU1に供給するよう
になっている。なお、該第1の定電圧回路3には、CP
U1から信号DCONが入力され、上記定電圧VICの変
換動作のオン・オフが制御されるようになっている。該
CPU1は端子CHGからの信号CHGによりストロボ
充電回路8を制御してメインコンデンサ5に高電圧VMC
を充電するようになっている。なお、このとき、該スト
ロボ充電回路8からの高電圧は抵抗R1を介してサイリ
スタSCR1とコンデンサC2にも充電されるようにな
っている。
【0031】また、上記コンデンサC2の他方はトリガ
コイルL1に接続され、該トリガコイルL1はGNDと
キセノン管6に接続されている。また、該サイリスタS
CR1のトリガ端子は、上記CPU1の端子STRGに
接続され、これにより、該端子からの信号STRGがオ
ンすることによりキセノン管6が放電発光するようにな
っている。
【0032】上記キセノン管6は、ゲート制御型スイッ
チング素子(IGBT)7に直列に接続されている。そ
して、該IGBT7のゲートは、チャージポンプ型昇圧
回路で構成された第2の定電圧回路4の端子SCONT
に接続されると共に、該ゲートをGNDをショートする
為のトランジスタQ1に接続される。また、該トランジ
スタQ1のベースは、上記CPU1の端子STOFFに
接続されている。
【0033】以下、信号(電圧)の流れに沿って、上記
ストロボ装置の動作を説明する。
【0034】上記キセノン管6の発光に先だって、CP
U1は端子STOFFからの信号STOFFを“L”レ
ベルにし、該CPU1の制御の基、第2の定電圧回路4
(チャージポンプ型昇圧回路)の出力端子SCONTか
らは、4V〜8Vの電圧がIGBT7のゲートに印加さ
れる。これにより該IGBT7はオン状態となる。
【0035】次に、上記CPU1の端子STRGからの
信号で上記サイリスタSCR1がオンし、コンデンサC
2を放電させ、トランスL1の2次側に高電圧を発生さ
せ、キセノン管6がオンし、発光を開始する。この後、
CPU1は任意の期間経過後、上記信号STOFFを
“H”レベルにしてトランジスタQ1をオンし、IGB
T7のゲートをGNDとショートし、任意の時間で発光
を停止する。
【0036】図4は、本実施例における上記第1の定電
圧回路3を詳しく示した電気回路図である。
【0037】本実施例が適用されるカメラは、電源電圧
VDD=3Vの内蔵電池2を備えているが、モータ駆動
時、または、ストロボ充電時には該電池の内部抵抗や電
力の消費により該電源電圧VDDは低下する。本第1の定
電圧回路3は、このように電池の電源電圧が低下した際
においても、該電圧を昇圧してCPU等ICの動作を保
証するようになっている。以下、該動作を説明する。
【0038】CPU等のIC10に供給される電圧VIC
は、分割抵抗R6,R7で分割され、中点電圧VA とし
て、コンパレータOP2において基準電圧Vref と比較
される。上記CPU1(IC10)によりDC/DCの
オン信号DCONが出力されると、上記コンパレータO
P2が動作を開始し、 VA <Vref のときには、コンパレータOP2の出力により発振回路
(OSC)9が動作し、トランジスタQ2,ダイオード
D4,コンデンサC3により、チョッパ方式の昇圧を行
う。さらにトランスL3,コンデンサC4でスパイクノ
イズを吸収する。
【0039】本実施例では、上記基準電圧Vref および
分割抵抗R6,R7を適当に選ぶことでIC10に供給
する電圧VICを3.5Vにしている。
【0040】図5は、本実施例における上記チャージポ
ンプ型昇圧回路(第2の定電圧回路4)およびその周辺
部を示した電気回路図である。また、図6は、上記第2
の定電圧回路4および周辺部における各部の信号波形を
示した線図である。
【0041】上述したようにCPU1には上記第1の定
電圧回路3からの出力電圧VICが入力されている。ま
た、CPU1の出力端子P1にはダイオードD5のアノ
ードが接続され、該ダイオードD5のカソードにはコン
デンサC5とダイオードD6のアノードが接続される。
さらに、上記コンデンサC5の他方にはCPU1の出力
端子P2が接続され、上記ダイオードD6のカソードは
抵抗R9を介して、IGBT7のゲートに接続されると
共に、トランジスタQ3のコレクタに接続される。ま
た、トランジスタQ3のベースは抵抗R8を介してCP
U1のSTOFF端子に接続される。なお、該IGBT
7のゲート電圧をVG 、また、ダイオード6のアノード
側の電圧をVB 、さらに、上記ダイオード5,6の両端
電圧をVD とする。
【0042】いま、CPU1の端子P1,P2,STO
FFからの出力信号がそれぞれP1=L,P2=L,S
TOFF=Hであると、IGBT7のゲートはGNDと
ショートしている。そして、STOFF=L,P1=H
とし、P2を発振させることで(何が?)行われる。す
なわち、P2=LとしたときにダイオードD5を介して
コンデンサC5に(VIC−VD)の電圧が蓄えられ、P
2=Hとすると、 VB =VIC+(VIC−VD ) となり、この電圧VB がダイオードD6、抵抗9を介し
てIGBT7のゲートの寄生容量C6に蓄えられる。発
振毎に充電されるので寄生容量C6に対して、コンデン
サは小さくても良い。
【0043】ここで、VIC=3.5,VD =0.5Vとする
と、 VG =VB −VD =VIC+(VIC−VD )−VD =2×
(VIC−VD )=2×(3.5−0.5)=6V となり、IGBT7のゲート電圧が6Vになる。
【0044】なお、上記IGBT7のゲートをオフする
のは、CPU1のSTOFF端子を“H”レベルにして
トランジスタQ3をオンすることで行う。
【0045】従来、IGBTのゲートを一定に保つ為に
ツェナダイオードを使う場合があるが本実施例によると
定電圧VICの電圧が一定であればツェナダイオードは不
要である。
【0046】図7は、本実施例に採用したIGBTの一
例の断面構造を示した断面図である。
【0047】図7に示されるように、コレクタ電極11
の上側に、P層12,N層13が順に形成されている。
そして、上記N層13の表面には、P層12より不純物
濃度の低いP層14、及びN層13より不純物濃度の高
いN層15が形成される。上記N層13とN層15とに
挟まれたP層14の表面が、チャネル領域となる。
【0048】このチャネルの領域上には、ゲート酸化膜
16を介してゲート電極17が形成される。又、このゲ
ート電極17の上には、絶縁膜18を介してエミッタ電
極19が形成される。
【0049】このように構成されたIGBTに於いて、
ゲート電極17に、エミッタに対して正の電圧を与える
と上述のチャネルが形成され、コレクタ−エミッタ間で
電流が流れる。このゲート電圧は、通常10V〜40V
程度の電圧が必要であるが、ゲート酸化膜16の薄膜化
や微細化設計ルールを採用することで、ゲート電圧が4
Vでも十分なコレクタ−エミッタ間の電流を流すことが
できるIGBTを製作することが可能である。
【0050】図8は、本第1実施例のストロボ装置の動
作を示したフローチャートであり、また、図9は、該ス
トロボ装置の動作を示したタイミングチャートである。
【0051】なお、該フローチャートおよびタイミング
チャートは、1stレリーズSWがオン以降の動作を示
している。
【0052】まず、ステップS1でCPU1(図3参
照)からの信号DCONを“L”レベルとし、上記コン
パレータOP2の動作を開始してCPU1等のIC10
(図4参照)の昇圧を開始する。次に、ステップS2で
信号STOFF←0とし、ステップS3でP1←H,ス
テップS4でP2の発振開始することで、チャージポン
プ型昇圧回路(第2の定電圧回路4)の出力SCONT
を昇圧し、IGBT7のゲートをオンする。
【0053】この後、ステップS5において電池2のバ
ッテリーチェックを行い、ステップS6でメインコンデ
ンサ5の充電電圧をチェックし、ステップS7で測距、
測光を行う。
【0054】次に、ステップS8,ステップS9で2n
dレリーズSWがオンするのを待つ。該2ndレリーズ
SWがオンすると、ステップS10で赤目低減用の赤目
発光が必要か否かを判断し、必要であれば露出の前に1
0回のGNo.1程度の発光(以下プリ発光)を行う。
【0055】ステップS11でSTRG←Hとして発光
開始し、ステップS12で10μs待ち、ステップS1
3でSTOFF←Hとして10μsの発光を行う。本実
施例では10μsでGNo.1程度の発光であるが、キセノ
ン管6やメインコンデンサ5の種類によっては該発光時
間を変える必要があることはいうまでもない。
【0056】この後、上記キセノン管6内部の電離がお
さまるまでの時間、1msを待ってから、ステップS1
5でSTRG←L,STOFF←Lとする。ステップS
16で、21回発光していないと判断すると、ステップ
S17で、41ms待って次の発光を行う。
【0057】次に、ステップS18でレンズの繰り出
し、ステップS19でシャッタ駆動開始する。また、ス
テップS20において発光タイミングになったら、ステ
ップS21でSTRG←Hとして発光を開始し、発光時
間を待ってから、STOFF←Hとして該発光動作を止
める。なお、ストロボの発光が不要なときには、発光タ
イミングは当然なく、発光は行わない。
【0058】ステップS24で秒時終了を判断すると、
ステップS25でシャッタ閉制御を行う。そして、ステ
ップS26で上記端子P2から出力される信号の発振を
止め、ステップS27でP1←Lとし、ステップS28
でレンズ絞り込み、ステップS29で1コマ巻上げを行
い、一連の露出シーケンスを終了する。
【0059】このように、上記第1実施例のストロボ装
置によると、複雑な回路や高耐圧のスイッチング素子を
使用することなく、低電圧ゲートドライブのIGBTを
使用して発光制御を行うことができるという効果を奏す
る。
【0060】また、内蔵する電池の消費電流を少なくす
ることができ、さらに、メインコンデンサの充電時に該
電池の電圧低下を最小限に止めることができるという効
果を奏する。
【0061】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0062】図10は、本発明の第2実施例のストロボ
装置における昇圧回路およびその周辺部を示した電気回
路図であり、図11は、該昇圧回路およびその周辺部の
各部の信号波形を示した線図である。なお、図中、上記
第1実施例と同一構成要素については同一の符号を付記
しており、重複を避けるためここでの詳細な説明は省略
する。
【0063】この第2実施例は、上記第1実施例におけ
る第2の定電圧回路4に対して、CPU1の端子P2が
発振回路と接続されていないことを特徴とする。なお、
その他の構成は上記第1実施例と同等であるのでここで
の説明は省略する。
【0064】図11に示すように、P1=L,P2=L
の状態から、P1=“H”レベルとし、コンデンサC5
を充分充電した後、P2=“H”レベルとすることで、
IGBT7のゲート電圧VG を、 VG =2×(VIC−VD ) とする。
【0065】この第2実施例によると、上記ダイオード
D5とIGBT7のゲートとの間に、上記第1実施例に
おけるダイオードD6に相当するダイオードを配設する
必要がなく、より簡単な構成で上記第1実施例と同様な
効果を得ることができる。
【0066】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0067】図12は、本発明の第3実施例のストロボ
装置における昇圧回路およびその周辺部を示した電気回
路図であり、図13は、該昇圧回路およびその周辺部の
各部の信号波形を示した線図である。なお、図中、上記
第1実施例と同一構成要素については同一の符号を付記
しており、重複を避けるためここでの詳細な説明は省略
する。
【0068】上記第1,第2実施例では、上記IGBT
7のゲート電圧VG は定電圧VICに対して約2倍の電圧
値であったが、この第3実施例では、該ゲート電圧VG
を、 VG =3×VIC−2×VD と、約3倍の電圧を発生させることを特徴としている。
なお、その他の構成は上記第1実施例と同等であるので
ここでの説明は省略する。
【0069】この第3実施例によると、上記第1,第2
実施例のストロボ装置に対して、より低電圧の電源電池
を用いることが可能であり、また、使用するIGBT7
の仕様の選択の幅も広がり、より設計がし易くなると共
にコストの低減を図ることができる。
【0070】なお、この第3実施例では、上記電圧比は
約3倍としたがこれに限ることなく、上記ゲート電圧V
G は、定電圧VICに対して任意の倍数、たとえば、4
倍,5倍等に設定することが可能である。そして、この
場合上述した効果はより一層顕著になることは言うまで
もない。
【0071】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。
【0072】図14は、本発明の第4実施例のストロボ
装置における昇圧回路およびその周辺部を示した電気回
路図であり、図15は、該昇圧回路およびその周辺部の
各部の信号波形を示した線図である。なお、図中、上記
第1実施例と同一構成要素については同一の符号を付記
しており、重複を避けるためここでの詳細な説明は省略
する。
【0073】この第4実施例は、CPU自体が定電圧化
されていないシステムに使用することを特徴としてい
る。なお、その他の構成は上記第1実施例と同等である
のでここでの説明は省略する。
【0074】図に示すように、ツェナダイオードZD1
で定電圧化された定電圧VZ がC−MOSインバータ回
路53,54に供給されるようになっている。そして、
CPU1の端子P1からの出力信号で該インバータ回路
53,54をオンし、端子P2からの出力信号を“L”
レベル→オープン(“H”レベル)にすることで、IG
BT7のゲート電圧VG が、 VG =2×VZ −VD となるように、電圧を蓄えるようになっている。
【0075】この第4実施例のストロボ装置は、CPU
自体が定電圧化されていないシステムに特に有効であ
り、よりコストの低減を図ることができると共に、設計
の自由度が増すという効果を奏する。
【0076】次に、本発明の第5実施例について説明す
る。
【0077】図16は、本発明の第5実施例のストロボ
装置における昇圧回路およびその周辺部を示した電気回
路図であり、図17は、該昇圧回路およびその周辺部の
各部の信号波形を示した線図である。なお、図中、上記
第1実施例と同一構成要素については同一の符号を付記
しており、重複を避けるためここでの詳細な説明は省略
する。
【0078】この第5実施例は、上記第1実施例におけ
る第1の定電圧回路3がCPU1の制御により動作する
ことを特徴とした実施例である。なお、その他の構成は
上記第1実施例と同等であるのでここでの説明は省略す
る。
【0079】図に示すように、CPU1の端子P2から
の出力信号を“H”レベルとしてトランジスタQ3をオ
ンした後、端子P1からの出力信号によりの定電圧回路
3′ようになっている。定電圧回路をオンする。そし
て、コンデンサC5に充電後、端子P2からの出力信号
を“L”レベルして上記トランジスタQ3をオフするこ
とで、ゲート電圧VG(=2×(VZ −VD ))がIG
BTのゲートに蓄えることになる。
【0080】次に、本発明の第6実施例について説明す
る。
【0081】図18は、本発明の第6実施例のストロボ
装置における昇圧回路およびその周辺部を示した電気回
路図である。なお、図中、上記第1実施例と同一構成要
素については同一の符号を付記しており、重複を避ける
ためここでの詳細な説明は省略する。
【0082】この第6実施例では、チャージポンプ用の
ダイオードD10のアノードが、上記第1の定電圧回路
3に接続され、また、該ダイオードD10のカソードが
コンデンサを介して、CPU1の端子P1に接続される
ことを特徴としている。
【0083】そして、上記CPU1の端子P1からの出
力信号を“L”レベルにし、コンデンサに充電後、該端
子P1からの出力信号を“H”レベルにすると、上記ダ
イオードD10のカソード電圧V1は、 V1 =VIC+(VIC−VD ) となる。また、CPU1の端子P2からの出力信号でP
NPトランジスタQ5をオンすると、急速にIGBT7
のゲート電圧VG が、 VG =V1 −VCE−VD =2×(VIC−VD )−VCE となり、これにより該IGBT7はオンする。
【0084】上記IGBT7のゲートは抵抗R10を介
してNPNトランジスタQ3に接続されており、該IG
BT7のオフは上記CPU1のSTOFF端子からの出
力信号により該トランジスタQ3をオンすることで行う
ようになっている。
【0085】以上、上記第1ないし第6実施例において
は、ゲート制御型スイッチング素子としてIGBTを採
用したが、該スイッチング素子はIGBTに限定される
ものではなく、その他のスイッチング素子を用いること
も可能であり、当該例を以下に示す。
【0086】図19ないし図23は、上記各実施例にお
いて使用できるゲート制御型スイッチング素子をそれぞ
れ示した説明図である。
【0087】図19は、上記ゲート制御型スイッチング
素子の一例であるMCT(MOS Controlled Thyristor
)を示した(a)要部拡大断面図、(b)内部等価回
路図である。
【0088】図20は、同様に、上記ゲート制御型スイ
ッチング素子の一例であるDMT(Depletion Mode Thy
ristor)を示した(a)要部拡大斜視断面図、(b)内
部等価回路図である。
【0089】図21は、同様に、ゲート制御型スイッチ
ング素子の一例であるEST(Emitter Switched Thyri
stor)を示した(a)要部拡大断面図、(b)内部等価
回路図である。
【0090】図22は、同様に、ゲート制御型スイッチ
ング素子の一例であるBRT(BaseResistance Control
led Thyristor)を示した(a)要部拡大斜視断面図、
(b)内部等価回路図である。
【0091】図23は、同様に、ゲート制御型スイッチ
ング素子の一例であるDGMOS(Double Gate MOS De
vice)を示した(a)要部拡大斜視断面図、(b)内部
等価回路図である。
【0092】上記各実施例により、複雑な回路や高耐圧
のスイッチング素子を使用することなく、低電圧ゲート
ドライブのIGBTを使用して発光制御を行うことがで
きる。
【0093】[付記]以上詳述した如き本発明の実施態様
によれば、以下の如き構成を得ることができる。即ち、 (1)ストロボの放電発光管を発光させる電荷を蓄積す
るメインコンデンサと、このメインコンデンサ及び上記
放電発光管と直列に接続される放電ループを形成してい
て、略10V以下のゲート電圧で作動するゲート制御型
スイッチング素子と、2〜3.5V程度の低電圧電源を
略3V程度の定電圧に昇圧又は降圧する定電圧回路と、
この定電圧回路からの出力によって動作するストロボ制
御手段と、このストロボ制御手段からの出力によって、
上記メインコンデンサを充電する充電回路と、上記ゲー
ト制御型スイッチング素子を制御するゲート電圧に、上
記ストロボ制御手段からの出力を昇圧し供給するチャー
ジポンプ型昇圧回路と、を具備したストロボ装置。
【0094】(2)ストロボの放電発光管を発光させる
電荷を蓄積するメインコンデンサと、このメインコンデ
ンサ及び上記放電発光管と直列に接続される放電ループ
を形成していて、略10V以下のゲート電圧で作動する
ゲート制御型スイッチング素子と、2〜3.5V程度の
低電圧電源を略3V程度の定電圧に昇圧又は降圧する定
電圧回路と、この定電圧回路からの出力によって動作す
るストロボ制御手段と、上記定電圧回路からの出力を上
記ゲート制御型スイッチング素子を制御する上記ゲート
電圧に昇圧するチャージポンプ型昇圧回路と、を具備し
たストロボ装置。
【0095】(3)上記ゲート制御型スイッチング素子
は、IGBT,MCT又はFETであることを特徴とす
る、上記(1)または(2)に記載のストロボ装置。
【0096】また、上記(1)項記載のストロボ装置
は、メインコンデンサでストロボの放電発光管を発光さ
せる電荷を蓄積する。また、ゲート制御型スイッチング
素子は、上記メインコンデンサ及び上記放電発光管と直
列に接続される放電ループを形成していて、略10V以
下のゲート電圧で作動する。さらに、定電圧回路で、2
〜3.5V程度の低電圧電源を略3V程度の定電圧に昇
圧又は降圧する。また、ストロボ制御手段は、上記定電
圧回路からの出力によって動作する。さらに、充電回路
で、上記ストロボ制御手段からの出力により上記メイン
コンデンサを充電する。また、チャージポンプ型昇圧回
路は、上記ゲート制御型スイッチング素子を制御するゲ
ート電圧に、上記ストロボ制御手段からの出力を昇圧し
供給する。
【0097】さらに、上記(2)項記載のストロボ装置
は、メインコンデンサでストロボの放電発光管を発光さ
せる電荷を蓄積する。また、ゲート制御型スイッチング
素子は、上記メインコンデンサ及び上記放電発光管と直
列に接続される放電ループを形成していて、略10V以
下のゲート電圧で作動する。さらに、定電圧回路は、2
〜3.5V程度の低電圧電源を略3V程度の定電圧に昇
圧又は降圧する。また、ストロボ制御手段は、上記定電
圧回路からの出力により動作する。さらに、チャージポ
ンプ型昇圧回路で、上記定電圧回路からの出力を上記ゲ
ート制御型スイッチング素子を制御する上記ゲート電圧
に昇圧する。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、低
電圧電源の消費電力を増加させずに、正確にストロボ発
光を行う、小型のストロボ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるストロボ装置の基本
的な構成を示すブロック図である。
【図2】上記第1実施例のストロボ装置が適用されるカ
メラの主要な構成を示したブロック図である。
【図3】上記図1に示した上記第1実施例のストロボ装
置の構成をさらに詳しく示したブロック回路図である。
【図4】上記第1実施例のストロボ装置における第1の
定電圧回路およびその周辺部を詳しく示した電気回路図
である。
【図5】上記第1実施例のストロボ装置におけるチャー
ジポンプ型昇圧回路(第2の定電圧回路)およびその周
辺部を示した電気回路図である。
【図6】上記第1実施例のストロボ装置における、第2
の定電圧回路および周辺部における各部の信号波形を示
した線図である。
【図7】上記第1実施例のストロボ装置に採用したIG
BTの一例の断面構造を示した断面図である。
【図8】上記第1実施例のストロボ装置の動作を示した
フローチャートである。
【図9】上記第1実施例のストロボ装置の動作を示した
タイミングチャートである。
【図10】本発明の第2実施例のストロボ装置における
昇圧回路およびその周辺部を示した電気回路図である。
【図11】上記第2実施例のストロボ装置における昇圧
回路およびその周辺部の各部の信号波形を示した線図で
ある。
【図12】本発明の第3実施例のストロボ装置における
昇圧回路およびその周辺部を示した電気回路図である。
【図13】上記第3実施例のストロボ装置における昇圧
回路およびその周辺部の各部の信号波形を示した線図で
ある。
【図14】本発明の第4実施例のストロボ装置における
昇圧回路およびその周辺部を示した電気回路図である。
【図15】上記第4実施例のストロボ装置における昇圧
回路およびその周辺部の各部の信号波形を示した線図で
ある。
【図16】本発明の第5実施例のストロボ装置における
昇圧回路およびその周辺部を示した電気回路図である。
【図17】上記第5実施例のストロボ装置における昇圧
回路およびその周辺部の各部の信号波形を示した線図で
ある。
【図18】本発明の第6実施例のストロボ装置における
昇圧回路およびその周辺部を示した電気回路図である。
【図19】上記各実施例のストロボ装置に適用される、
ゲート制御型スイッチング素子の一例であるMCT(MO
S Controlled Thyristor )を示した(a)要部拡大断
面図、(b)内部等価回路図である。
【図20】上記各実施例のストロボ装置に適用される、
ゲート制御型スイッチング素子の一例であるDMT(De
pletion Mode Thyristor)を示した(a)要部拡大斜視
断面図、(b)内部等価回路図である。
【図21】上記各実施例のストロボ装置に適用される、
ゲート制御型スイッチング素子の一例であるEST(Em
itter Switched Thyristor)を示した(a)要部拡大断
面図、(b)内部等価回路図である。
【図22】上記各実施例のストロボ装置に適用される、
ゲート制御型スイッチング素子の一例であるBRT(Ba
se Resistance Controlled Thyristor)を示した(a)
要部拡大斜視断面図、(b)内部等価回路図である。
【図23】上記各実施例のストロボ装置に適用される、
ゲート制御型スイッチング素子の一例であるDGMOS
(Double Gate MOS Device)を示した(a)要部拡大斜
視断面図、(b)内部等価回路図である。
【符号の説明】 1…CPU 2…電池 3…第1の定電圧回路 4…第2の定電圧回路(チャージポンプ型昇圧回路) 5…メインコンデンサ 6…放電発光管(キセノン管,Xe管) 7…ゲート制御型スイッチング素子 8…ストロボ充電回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストロボの放電発光管を発光させる電荷を
    蓄積するメインコンデンサと、 このメインコンデンサ及び上記放電発光管と直列に接続
    される放電ループを形成していて、第1の電圧以下のゲ
    ート電圧で作動するゲート制御型スイッチング素子と、 上記ゲート電圧より低い第2の電圧を生成する低電圧電
    源と、 この低電圧電源からの第2の電圧を定電圧化し、該第2
    の電圧にほぼ等しく、かつ上記ゲート電圧より低い定電
    圧を生成する第1の定電圧回路と、 この第1の定電圧回路からの出力電圧に基づいて動作す
    るストロボ制御手段と、 このストロボ制御手段の制御により上記メインコンデン
    サを充電する充電回路と、 上記ストロボ制御手段からの出力電圧を昇圧し、上記ゲ
    ート電圧を生成する第2の定電圧回路と、 を具備したことを特徴とするストロボ装置。
  2. 【請求項2】ストロボの放電発光管を発光させる電荷を
    蓄積するメインコンデンサと、 このメインコンデンサ及び上記放電発光管と直列に接続
    される放電ループを形成していて、第1の電圧以下のゲ
    ート電圧で作動するゲート制御型スイッチング素子と、 上記ゲート電圧より低い第2の電圧を生成する低電圧電
    源と、 この低電圧電源からの第2の電圧を定電圧化し、該第2
    の電圧にほぼ等しく、かつ上記ゲート電圧より低い定電
    圧を生成する第1の定電圧回路と、 この第1の定電圧回路からの出力電圧に基づいて動作す
    るストロボ制御手段と、 上記第1の定電圧回路からの出力電圧を上記ゲート電圧
    に昇圧する第2の定電圧回路と、 を具備したことを特徴とするストロボ装置。
  3. 【請求項3】上記ゲート制御型スイッチング素子は、I
    GBT,MCT又はFETであることを特徴とする、請
    求項1または請求項2に記載のストロボ装置。
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